JP4404982B2 - 集合型密閉二次電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単電池を複数個直列配置して一体電槽としてなる集合型密閉二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の集合型密閉二次電池としては、特開平7−85847号公報に開示されたものが知られている。その集合型密閉二次電池61は、図11に示すように、有底矩形筒形状に形成された電槽63内に発電要素を収容し、電槽63の開口部を蓋体64により封止してなる単電池62を複数個直列配置し、これら単電池62の電槽63を端板65及び拘束バンド66にて緊締状態で連結し、また各単電池62の正極端子67及び負極端子68を蓋体64を貫通させて上方に突出させ、これら端子67、68を電気接続バー69で順次直列に接続した構造となっている。
【0003】
また、特開平6−215804号公報には、プラスチック製の電槽と蓋体を熱溶着したモノブロック蓄電池において、その電槽の2つの対向する側壁の外面にそれぞれ内側に凹入空間を形成した側板を熱溶着して電槽の側壁と側板との間に冷却ジャケット部を構成し、側板の両端部の上部に冷却液体の入口オリフィスと出口オリフィスを設けたものが開示されている。
【0004】
また、特開昭61−45571号公報には、モノブロック電槽のセル間の隔壁に上下に貫通する冷却通路を設けるとともにその上下に冷却媒体を流入・排出用のヘッダを設け、各セル毎に分離された蓋体を設けたものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−85847号公報の集合型密閉二次電池では、各単電池が密接配置されて緊締されているので、周囲温度が高い場合や大電流で充放電した場合に各単電池からの放熱が十分に行われず、電池温度が上昇して電池寿命が低下するという問題がある。
【0006】
これに対して、特開平6−215804号公報の蓄電池では、電槽の両側面が水冷ジャケット部で冷却されるため、ある程度温度上昇を抑制できるが、図11のように単電池を集合した二次電池では、特に単電池間を冷却できないために、単電池の温度上昇を十分に抑制できないという問題がある。
【0007】
一方、特開昭61−45571号公報の蓄電池では、モノブロック電槽におけるセル間の隔壁における上下の冷却通路を形成した部分は強制冷却されるが、各セルの外側面の全体を強制冷却するものでないために冷却効果が十分でなく、また電槽の構造が複雑であるために製造コストが高くなり、またセル毎に蓋体を設ける必要があって、組立工数が多くなってコスト高になる等の問題がある。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、安価な構成で各単電池を効果的に冷却できる集合型密閉二次電池を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の集合型密閉二次電池は、有底矩形筒形状の電槽内に発電要素を収容してその開口部を封止して成る単電池を複数個直列配置した集合型密閉二次電池において、冷却媒体通路を各単電池の電槽間と単電池の配置方向に対してその両側とにこれらを連通させて形成したものであり、これら冷却媒体通路を通る冷却媒体にて単電池間を含めて単電池のすべての側面を冷却媒体にて強制冷却できるため、すべての単電池を効果的に冷却することができる。
【0010】
また、冷却媒体通路を、集合型密閉二次電池の両端の単電池の外側にも設けると、両端の単電池の外側面も強制冷却できる。
【0011】
また、集合型密閉二次電池の単電池の配置方向に対してその両側及び/または単電池の配置方向の両端に、冷却ジャケット部材を接合すると、上記冷却媒体通路をコンパクトな冷却ジャケット部材にて容易にかつ軽量に構成できる。
【0012】
また、各単電池の電槽の互いに対向する対向壁面の少なくとも一方に突設した突部を設け、対向壁面間に冷却媒体通路を形成すると、各単電池の電槽の対向壁面に突部を形成するだけで、単電池の対向壁面間の略全面にわたる冷却媒体通路を簡単かつ安価に形成することができる。
【0013】
また、冷却媒体が単電池配列方向両側の冷却媒体通路の全面を通って流動するようにその冷却媒体通路に整流突条を設けると、全体を確実かつ均等に冷却することができ、高い冷却性能を確保できる。
【0014】
また、各単電池を相互に一体接合するとともに開口部を一体型の蓋体にて封止すると、少ない部品数と組立工数にて一体電槽とした集合型密閉二次電池を得ることができる。
【0015】
また、単電池の電槽及び蓋体が、又は単電池の電槽、蓋体及び冷却ジャケット部材が、それぞれ合成樹脂製で溶着にて相互に接合されて一体化されていると、単電池を集合した二次電池を容易に一体電槽としたものを得ることができる。
【0016】
また、単電池配列方向両側の冷却媒体通路に対して冷却媒体を供給、排出する冷却媒体の入口オリフィスと出口オリフィスを単電池配置方向の両端に配設するとともに分配ヘッダを介して両側の冷却媒体通路に接続すると、単一の入口オリフィスと出口オリフィスから冷却媒体を供給、排出することができ、二次電池の冷却用配管を簡略にできる。
【0017】
また、2つの単電池の電槽ごとにそれらの間に冷却媒体通路を形成すると、同じ全長で1つの冷却媒体通路の流路断面積を大きくできて、冷却媒体通路における圧力損失を小さくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の集合型密閉二次電池の一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
【0019】
本実施形態の集合型密閉二次電池1は、電気自動車用の駆動電源として好適に用いることができるニッケル・水素二次電池であり、図1〜図3に示すように、単電池2を複数個直列配置して相互に接合して一体電槽とし、単電池列の両端に端板6を接合し、単電池2及び端板6の配列方向に対してその両側に内側に扁平な空間を凹入形成した板状の冷却ジャケット部材3を接合し、その上に単一体の蓋体5を接合して各単電池2及び端板6を密閉し、端板6、6間を拘束バンド7にて緊締して構成されている。8は一端と他端の単電池2から上方に突出された正極端子や負極端子が貫通するように蓋体5に形成された端子装着穴、9は各単電池2に対応して蓋体5に貫通形成された安全弁装着穴である。10、11は冷却媒体の入口オリフィスと出口オリフィスであり、蓋体5の両端部に一体的に装着される。上記単電池2、冷却ジャケット部材3、蓋体5、端板6、入口オリフィス10、出口オリフィス11等は、PP/PPEアロイなどの合成樹脂にて構成され、溶着によって相互に一体接合されている。また、隣接する単電池2、2は、図2、図3に示すように、接続体12にて電気的に接続されている。
【0020】
以下、詳細に説明すると、単電池2は、図2、図3に示すように、有底矩形筒形状の電槽14内に発電要素15を収容して成り、各単電池2を直列に配列した状態で互いに対向する電槽14の対向壁面16に、相互に当接する多数の突部17がマトリックス状に突設され、これら突部17にて両対向壁面16、16間に形成された空間にて冷却媒体通路18が構成されている。なお、単電池列の両端の単電池2の外側の対向壁面16には端板6が当てられて接合され、その端板6と対向壁面16との間にも冷却媒体通路18が形成されている。この端板6は冷却ジャケット部材にて構成してもよい。また、適当箇所の複数(図示例では4箇所)の突部17は大径に形成され、その端面に互いに嵌入係合する係合突起19aと係合凹部19bが形成されて電槽14相互の位置決めがなされている。また、電槽14の上端から適当距離下方位置と下端縁部には互いに当接する接合縁部20が突設されている。そして、単電池2を直列に配列した状態で互いに当接している突部17及び接合縁部20を相互に溶着することによって各単電池2が一体電槽として一体接合されている。
【0021】
この単電池2の配列方向に対してその両側における単電池2と冷却ジャケット部材3の内側面との間に形成された空間にて、両側の冷却媒体通路21が構成されている。また、上記端板6の上縁には両側の冷却媒体通路21に連通して冷却媒体(水)を分配する分配ヘッダ形成樋22が形成されている。
【0022】
一体電槽とされた各単電池2の電槽14における上方の接合縁部20より上部の上部枠26には、図2、図3及び図4に示すように、隣接する単電池2を電気的に接続する接続体12を配置する略三角形状の切欠13が千鳥状に形成されており、接続体12は切欠13に配置された状態で電槽14及び蓋体5に密封状態で一体接合されている。
【0023】
接続体12は、図2、図3及び図5に示すように、金属(ニッケル等)製の接続軸27と合成樹脂製の支持体28にて構成され、接続軸27が支持体28の保持筒部29に圧入状態で貫通されるとともに、接続軸27の鍔部27aと保持筒部29内周との間に介装したOリング31にて完全に密封されている。また、支持体28には保持筒部29から一対の三角形状の翼部30が突設され、この接続体12を切欠13に配置したときそれぞれ個別枠26に接合されるように構成されている。
【0024】
蓋体5は、図2、図3及び図6に示すように、内面に各電槽14の上部枠26に対応するように個別枠32が形成されるとともに、外周部に断面倒立L字状に外周枠33が垂下され、長手方向両端部には分配ヘッダ形成樋22の上端に接合されて分配ヘッダ35を密閉形成する密封突条34が突設されている。
【0025】
また、蓋体5の両端部の一側部には端子装着穴8が形成され、他側部には入口オリフィス10と出口オリフィス11を接合する接合突条36が突設されている。これらオリフィス10、11は、平面形状が略J字状で下面開放のJ字ボックス片37の短辺の先端から接続口38を突出させて構成されている。また、蓋体5のJ字ボックス片37の長辺先端部に対向する部分に分配ヘッダ35に連通する連通開口39が形成されている。
【0026】
また、冷却ジャケット部材3の内側面には、図7(a)に示すように、冷却媒体通路21の全面を冷却媒体が均等に流れるように、上下に蛇行する蛇行流通路40を形成する整流突条41が突設されている。この整流突条41に代えて、図7(b)に示すように、上下方向に適当間隔置きに上部で短く、下部で長い水平方向の複数の整流突条42を設けてもよい。なお、図7(c)に示すように、これら整流突条41、42は必ずしも設けなくてもよいが、その場合冷却媒体通路21の両側下部に冷却媒体の滞留域43が発生して配列方向両端部の単電池2の下部の冷却が十分行われない恐れがあるため、整流突条41、42を設けることが望ましい。なお、これら整流突条41、42は単電池2の電槽14側に設けてもよい。
【0027】
以上の構成の集合型密閉二次電池1においては、入口オリフィス10から冷却媒体を供給すると、分配ヘッダ35を通って両側の冷却媒体通路21に流入し、この冷却媒体通路21内を下流側に向かって流れるとともに、単電池2間の冷却媒体通路18を通って両側の冷却媒体通路21、21間でも流通し、単電池2の電槽14の対向壁面16を含めてすべての側面が冷却媒体にて強制冷却され、冷却媒体はその後出口オリフィス11から排出される。したがって、すべての単電池2の四周側面が冷却媒体にて効果的に冷却される。
【0028】
また、各単電池2を溶着して相互に一体接合して一体電槽とするとともにその開口部に一体型の蓋体5を溶着して封止しているので、少ない部品数と組立工数にて一体電槽とした集合型密閉二次電池1を得ることができ、また各単電池2の電槽14の対向壁面16に突部17を形成して突部17を当接させて相互に溶着しているので簡単かつ安価に対向壁面16、16間の略全面にわたる冷却媒体通路18を形成することができる。
【0029】
また、単電池列の両側にコンパクトな板状の冷却ジャケット部材3を接合して両側の冷却媒体通路21を構成しているので軽量に構成することができる。
【0030】
また、両側の冷却媒体通路21に対して冷却媒体を供給、排出する冷却媒体の入口オリフィス10と出口オリフィス11を単電池配置方向の両端に配設するとともに分配ヘッダ35を介して両側の冷却媒体通路21に接続しているので、単一の冷却媒体経路にて上記構成と相まってすべての単電池2の全周を効果的に冷却することができる。
【0031】
なお、以上の実施形態の説明では、図8(a)に示すように、各単電池2、2間に冷却媒体通路18を配設した例を示したが、図8(b)に示すように、2つの単電池2毎にそれらの間に冷却媒体通路18を形成するようにしても良く、そうすると二次電池1の全長Lは同じにしたままで、冷却媒体通路18の幅をtから2tにでき、流路断面積を大きくすることができるため、この冷却媒体通路18における圧力損失を小さくすることができる。
【0032】
また、以上の実施形態の説明では、入口オリフィス10と出口オリフィス11を単電池2の配設方向と直交する方向の一側に配設した例を示したが、図9に示すように、入口オリフィス10と出口オリフィス11を対角位置に配設して冷却媒体を単電池2、2間の冷却媒体通路18に流すようにしてもよい。図9(a)の例では、両側の冷却媒体通路21と単電池間の冷却媒体通路18にて蛇行状の通路を形成している。また、図9(b)の例では一側の冷却媒体通路21の一端に入口オリフィス10を他側の冷却媒体通路21の他端に出口オリフィス11を設けることによって各冷却媒体通路18に冷却媒体を流すようにしている。
【0033】
また、上記実施形態では蓋体5が端板6上に被さり、入口オリフィス10及び出口オリフィス11が蓋体5に設けられた例を示したが、図10に示すように、蓋体5は単電池2群上のみを覆い、両端の端板6の上端部に分配ヘッダ部52を一体的に設け、その上面に入口オリフィス10や出口オリフィス11を突設し、冷却ジャケット部材3の両端の上端部に内部の冷却媒体通路21を分配ヘッダ部52の両端に対して接続する接続部53を屈曲形成してもよい。なお、図10中で斜線で示した部分は、単電池2の集合体と冷却ジャケット部材3の溶着部54である。
【0034】
本実施形態においても基本的に上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0035】
また、上記実施形態では各構成部材を溶着によって一体接合する例を示したが、接着材にて一体接合してもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明の集合型密閉二次電池によれば、以上の説明から明らかなように、冷却媒体通路を各単電池の電槽間と単電池の配置方向に対してその両側とにこれらを連通させて形成したものであり、これら冷却媒体通路を通る冷却媒体にて単電池間を含めて単電池のすべての側面を冷却媒体にて強制冷却できるため、すべての単電池を効果的に冷却することができる。
【0037】
また、冷却媒体通路を、集合型密閉二次電池の両端の単電池の外側にも設けると、両端の単電池の外側面も強制冷却できる。
【0038】
また、集合型密閉二次電池の単電池の配置方向に対してその両側及び/または単電池の配置方向の両端に、冷却ジャケット部材を接合すると、上記冷却媒体通路を冷却ジャケット部材にて容易かつ軽量に形成できる。
【0039】
また、各単電池の電槽の互いに対向する両壁面の少なくとも一方に突設した突部を設け、両壁面間に冷却媒体通路を形成すると、各単電池の電槽の対向壁面に突部を形成するだけで、単電池の対向壁面間の略全面にわたる冷却媒体通路を簡単かつ安価に形成することができる。
【0040】
また、冷却媒体が両側の冷却媒体通路の全面を通って流動するようにその冷却媒体通路に整流用突条を設けると、全体を確実かつ均等に冷却することができ、高い冷却性能を確保できる。
【0041】
また、各単電池を相互に一体接合するとともに開口部を一体型の蓋体にて封止すると、少ない部品数と組立工数にて一体電槽とした集合型密閉二次電池を得ることができる。
【0042】
また、単電池の電槽及び蓋体が、又は単電池の電槽、蓋体及び冷却ジャケット部材が、それぞれ合成樹脂製で溶着にて交互に接合されて一体化されていると、単電池を集合した二次電池を容易に一体電槽としたものを得ることができる。
【0043】
また、両側の冷却媒体通路に対して冷却媒体を供給、排出する冷却媒体の入口オリフィスと出口オリフィスを単電池配置方向の両端に配設するとともに分配ヘッダを介して両側の冷却媒体通路に接続すると、単一の入口オリフィスと出口オリフィスから冷却媒体を供給、排出することができ、二次電池の冷却用配管を簡略にできる。
【0044】
また、2つの単電池の電槽ごとにそれらの間に冷却媒体通路を形成すると、同じ全長で1つの冷却媒体通路の流路断面積を大きくできて、冷却媒体通路における圧力損失を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合型密閉二次電池の一実施形態の外観斜視図である。
【図2】同実施形態の縦断側面図である。
【図3】同実施形態の部分縦断正面図である。
【図4】同実施形態の中間蓋の部分斜視図である。
【図5】同実施形態の電気接続体の斜視図である。
【図6】同実施形態の蓋体の斜視図である。
【図7】同実施形態の両側の冷却媒体通路内の各種構成例を示す縦断面図である。
【図8】同実施形態における冷却媒体通路の配設状態とその変形例を示す概略横断平面図である。
【図9】同実施形態における他の冷却媒体の流れを形成する流路構成例の概略横断平面図である。
【図10】本発明の集合型密閉二次電池の他の実施形態の分解斜視図である。
【図11】従来例の集合型密閉二次電池の正面図である。
【符号の説明】
1 集合型密閉二次電池
2 単電池
3 冷却ジャケット部材
5 蓋体
10 入口オリフィス
11 出口オリフィス
14 電槽
15 発電要素
16 対向壁面
17 突部
18 冷却媒体通路
21 両側の冷却媒体通路
35 分配ヘッダ
41 整流突条
42 整流突条

Claims (8)

  1. 有底矩形筒形状の電槽内に発電要素を収容してその開口部を封止して成る単電池を複数個直列配置した集合型密閉二次電池において、冷却媒体通路を各単電池の電槽間と単電池の配置方向に対してその両側とにこれらを連通させて形成し、単電池の配置方向に対してその両側及び/または単電池の配置方向の両端に、冷却ジャケット部材を接合し、 各単電池の電槽の互いに対向する対向壁面の少なくとも一方に突設した突部を設け、対向壁面間に冷却媒体通路を形成し、前記突部のうち各単電池間で互いに当接している突部同士を溶着して各単電池が一体電槽として一体接合されたことを特徴とする集合型密閉二次電池。
  2. 冷却媒体通路が、集合型密閉二次電池の両端の単電池の外側にも設けられたことを特徴とする請求項1記載の集合型密閉二次電池。
  3. 冷却媒体が単電池配列方向両側の冷却媒体通路の全面を通って流動するようにその冷却媒体通路に整流突条を設けたことを特徴とする請求項1に記載の集合型密閉二次電池。
  4. 各単電池を相互に一体接合するとともに開口部を一体型の蓋体にて封止したことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の集合型密閉二次電池。
  5. 単電池の電槽及び蓋体が合成樹脂製で溶着にて相互に接合されて一体化されていることを特徴とする請求項記載の集合型密閉二次電池。
  6. 単電池の電槽、蓋体及び冷却ジャケット部材が合成樹脂製で溶着にて相互に接合されて一体化されていることを特徴とする請求項記載の集合型密閉二次電池。
  7. 単電池配列方向両側の冷却媒体通路に対して冷却媒体を供給、排出する冷却媒体の入口オリフィスと出口オリフィスを単電池配置方向の両端に配設するとともに分配ヘッダを介して両側の冷却媒体通路に接続したことを特徴とする請求項1または2に記載の集合型密閉二次電池。
  8. 2つの単電池の電槽ごとにそれらの間に冷却媒体通路を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の集合型密閉二次電池。
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