JP4402091B2 - 回転電機 - Google Patents

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この発明は、例えば車両等に搭載され、エンジン始動用の電動機と、発電機とを兼ねる回転電機に関するものである。
従来、小形化のために、交流モータと、交流モータを駆動する制御装置とを一体化した制御手段一体型交流モータが提案されている。制御装置は、樹脂からなるインバータケースに収容されている。インバータケースは、交流モータのリヤハウジングに固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−117708号公報
しかし、制御装置は、剛性の低い樹脂製のインバータケースを介してリヤハウジングに取り付けられているので、リヤハウジングからの振動は、制御装置に伝わるまでに共振現象により増幅されてしまう。これにより、制御装置内のインバータや制御回路等が破損してしまうおそれがある。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、制御基板の破損の防止を図ることができる回転電機を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機は、ステータと、ステータに対して回転可能なロータと、ステータ及びロータを支持するブラケットとを有する回転電機本体、所定の制御回路を含む制御基板と、制御基板を収容する樹脂製の収容ケースと、収容ケースに設けられ、収容ケースの剛性よりも高い剛性を持つ金属製の固定用部材とを有し、回転電機本体に搭載された制御ユニット、制御基板と固定用部材とを互いに締結する基板用締結手段、及びブラケットと固定用部材とを互いに締結するブラケット用締結手段を備え、制御基板及びブラケットのそれぞれは、基板用締結手段及びブラケット用締結手段により共通の固定用部材に締結されている。

この発明に係る回転電機では、収容ケースの剛性よりも高い剛性を持つ固定用プレートが収容ケースに設けられ、ブラケット及び制御基板のそれぞれが共通の固定用プレートに締結されているので、ブラケットからの振動が制御基板に到達するまでの間における共振現象の発生の防止を図ることができる。これにより、ブラケットの振動が増幅されることを抑制することができ、制御基板が受ける振動の増大を抑制することができる。従って、制御基板の破損の防止を図ることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による回転電機を示す分解斜視図である。また、図2は、図1の回転電機を示す縦断面図である。図において、回転電機本体1は、筒状のステータ(固定子)2と、ステータ2の内側に配置され、ステータ2に対して回転可能なロータ(回転子)3と、ステータ2及びロータ3を支持するフロントブラケット4及びリヤブラケット5(一対のブラケット)とを有している。
ステータ2は、ロータ3の軸線方向について、フロントブラケット4とリヤブラケット5との間に挟まれている。また、ステータ2は、フロントブラケット4及びリヤブラケット5のそれぞれに固定された筒状の固定子鉄心6と、固定子鉄心6に設けられた固定子巻線7とを有している。
固定子巻線7は、リヤブラケット5に設けられたパワーブロック8に電気的に接続されている。パワーブロック8は、電力を蓄える図示しないバッテリ(直流電源)と固定子巻線7との間の電気的接続をON/OFFするための固定子電流スイッチング回路を有している。固定子巻線7及びバッテリ間の電気的接続は、パワーブロック8のスイッチング動作によりON/OFFされる。
ロータ3は、ロータ3の軸線上に配置された回転軸9と、回転軸9の中間部に固定された回転子鉄心10と、回転子鉄心10に設けられた回転子巻線11とを有している。
回転軸9は、フロントブラケット4及びリヤブラケット5を貫通している。また、回転軸9は、フロントブラケット4及びリヤブラケット5のそれぞれに軸受12を介して回転自在に支持されている。
回転子鉄心10及び回転子巻線11は、フロントブラケット4とリヤブラケット5との間に配置されている。回転子鉄心10の外周部は、ステータ2の内周部に対向している。また、回転子鉄心10には、ロータ3と一体に回転される送風用のファン13が設けられている。
回転子巻線11には、ロータ3に磁界を発生させるための界磁電流がバッテリから供給されるようになっている。回転子巻線11に供給される界磁電流は、回転電機本体1に搭載された界磁電流調整ユニット(図示せず)の動作により調整される。ロータ3には、界磁電流調整ユニットにより調整された界磁電流が回転子巻線11に供給されることにより、磁界が発生する。
フロントブラケット4及びリヤブラケット5は、金属製の支持部材である。また、フロントブラケット4及びリヤブラケット5は、複数本の長ボルト39(図1)により、互いに近づく方向へ締め付けられている。リヤブラケット5は、ステータ2及びロータ3のそれぞれが装着されたブラケット本体14と、ブラケット本体14の外周部に設けられたボス部15とを有している。
ブラケット本体14には、パワーブロック8を取り付けるための固定ボルト(図示せず)が設けられている。パワーブロック8は、固定ボルトと、固定ボルトに螺合されるナットとにより、ブラケット本体14に直接取り付けられている。ボス部15には、回転軸9の軸線に平行な取付面15aが設けられている。
回転軸9のフロントブラケット4側の端部には、プーリ16が固定されている。プーリ16には、エンジンの回転軸と連動する伝達ベルト(図示せず)が巻き掛けられている。また、回転軸9のリヤブラケット5側の端部には、回転子巻線11に電気的に接続されたスリップリング17が設けられている。スリップリング17は、回転軸9の外周部に沿った環状の導電性部材である。
スリップリング17には、バッテリからの界磁電流をスリップリング17に供給するための導電性のブラシ18が接触している。リヤブラケット5には、スリップリング17に対して接離する方向へブラシ18を案内するブラシホルダ19が設けられている。ブラシホルダ19には、スリップリング17に接触する方向へブラシ18を付勢する押圧ばね20が設けられている。ブラシ18は、押圧ばね20の付勢力により、スリップリング17に押し付けられている。ロータ3が回転されるときには、スリップリング17がブラシ18に対して摺動される。なお、パワーブロック8、ブラシ18、ブラシホルダ19及び押圧ばね20は、リヤブラケット5に保持された樹脂製の後部カバー21によって覆われている。
ボス部15には、回転電機用の制御ユニット22が設けられている。制御ユニット22は、制御基板23と、制御基板23を収容する樹脂製の収容ケース24と、収容ケース24に設けられた金属製の固定用プレート(固定用部材)25とを有している。
制御基板23は、樹脂製の基板と、基板に設けられ、界磁電流調整ユニット及びパワーブロック8のそれぞれの動作を制御するための制御回路(所定の制御回路)とを有している。制御回路には、複数の電子部品が含まれている。また、制御回路は、外部機器(例えばエンジン制御ユニット等)から受けた情報に基づいて、界磁電流調整ユニット及びパワーブロック8のそれぞれの動作を制御する。
収容ケース24には、リヤブラケット5の径方向外側へ開放された開口部26が設けられている。開口部26は、制御基板23が収容ケース24内に収容された状態で、金属製の保護カバー27により塞がれている。収容ケース24は、ボス部15の取付面15aに接触するケース底部28と、ケース底部28の周縁部に設けられ、開口部26を形成するケース側壁部29とを有している。ケース側壁部29には、制御基板23と外部機器との通信を行うためのコネクタ38(図1)が設けられている。
固定用プレート25は、ケース底部28に設けられている。また、固定用プレート25は、収容ケース24の幅方向に沿って配置されている。さらに、固定用プレート25は、インサート成形により収容ケース24と一体化されている。即ち、固定用プレート25は、ケース底部28内に埋められている。固定用プレート25の剛性は、収容ケース24の剛性よりも高くなっている。また、固定用プレート25の熱伝導性は、収容ケース24の熱伝導性よりも高くなっている。なお、この例では、固定用プレート25の形状はL字状とされている。
図3は、図2の制御ユニット22を示す拡大断面図である。図3にも示すように、制御基板23には、基板側ねじ通し穴30が設けられている。ボス部15には、ボス側ねじ通し穴31が設けられている。ボス側ねじ通し穴31は、取付面15aに達する貫通穴である。
ケース底部28には、収容ケース24内と固定用プレート25との間を貫通するケース内側ねじ通し穴32と、収容ケース24外と固定用プレート25との間を貫通するケース外側ねじ通し穴33とが設けられている。
固定用プレート25には、収容ケース24の幅方向について互いにずらして配置された基板締結用ねじ穴34及びブラケット締結用ねじ穴35が設けられている。基板締結用ねじ穴34及びブラケット締結用ねじ穴35のそれぞれは、共通の固定用プレート25に設けられている。
基板締結用ねじ穴34には、基板側ねじ通し穴30及びケース内側ねじ通し穴32の順に通された金属製の基板締結ねじ36が螺合されている。制御基板23は、基板締結ねじ36が基板締結用ねじ穴34に螺合されることにより、固定用プレート25に締結されている。これにより、制御基板23は、収容ケース24内に保持されている。
ブラケット締結用ねじ穴35には、ボス側ねじ通し穴31及びケース外側ねじ通し穴33の順に通された金属製のブラケット締結ねじ37が螺合されている。ボス部15は、ブラケット締結ねじ37がブラケット締結用ねじ穴35に螺合されることにより、固定用プレート25に締結されている。これにより、収容ケース24は、ボス部15に保持されている。
なお、制御基板23と固定用プレート25とを互いに締結する基板用締結手段は、基板締結用ねじ穴34及び基板締結ねじ36を有している。また、リヤブラケット5と固定用プレート25とを互いに締結するブラケット用締結手段は、ブラケット締結用ねじ穴35及びブラケット締結ねじ37を有している。即ち、制御基板23及びボス部15のそれぞれは、基板用締結手段及びブラケット用締結手段により共通の固定用プレート25に締結されている。
次に、動作について説明する。エンジンの始動時には、バッテリからの直流電力が界磁電流調整ユニット及びパワーブロック8に供給される。
界磁電流調整ユニットでは、制御基板23の制御により、バッテリからの電力を界磁電流に調整する動作が行われる。この後、界磁電流調整ユニットからの界磁電流は、ブラシ18及びスリップリング17を介して回転子巻線11に供給される。これにより、ロータ3には、直流磁界が発生する。
一方、パワーブロック8では、制御基板23の制御により、スイッチング動作が行われる。これにより、バッテリからの直流電力が交流電力に変換される。この後、パワーブロック8からの交流電力は、固定子巻線7に供給される。これにより、ステータ2には回転磁界が発生し、ロータ3が回転される。ロータ3の回転により、プーリ16が回転され、エンジンが始動される。
また、エンジンの始動後には、エンジンからの回転動力がプーリ16に伝達される。これにより、ロータ3が回転され、固定子巻線7に交流電力が誘起される。このとき、パワーブロック8では、制御基板23の制御により、スイッチング動作が行われる。これにより、固定子巻線7に誘起された交流電力が直流電力に変換される。この後、パワーブロック8からの直流電力は、バッテリに充電される。
このような回転電機では、収容ケース24の剛性よりも高い剛性を持つ固定用プレート25が収容ケース24に設けられ、リヤブラケット5及び制御基板23のそれぞれが共通の固定用プレート25に締結されているので、リヤブラケット5からの振動が制御基板23に到達するまでの間における共振現象の発生の防止を図ることができる。これにより、リヤブラケット5の振動が増幅されることを抑制することができ、制御基板23が受ける振動の増大を抑制することができる。従って、制御基板23の破損の防止を図ることができる。
また、固定用プレート25は、インサート成形により収容ケース24と一体化されているので、収容ケース24外から収容ケース24内への水の浸入の防止を図ることができる。これにより、例えば制御基板23の制御回路内での短絡等、水の浸入による収容ケース24内での不具合の発生の防止を図ることができる。
また、固定用プレート25の熱伝導性は、収容ケース24の熱伝導性よりも高くなっているので、制御基板23が発生する熱を収容ケース24外へ効果的に放出することができる。これにより、制御基板23が冷却されやすくなり、制御基板23の温度上昇による劣化を抑制することができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による回転電機を示す分解斜視図である。また、図5は、図4の制御ユニット22を示す断面図である。図において、制御ユニット22は、回転電機本体1の後端部側に配置されている。即ち、制御ユニット22は、回転電機本体1に対してロータ3の軸線方向へずらして配置されている。また、制御ユニット22の少なくとも一部は、ロータ3の軸線方向に沿って見たとき、回転電機本体1と重なっている。
リヤブラケット5は、ステータ2及びロータ3のそれぞれが装着されたブラケット本体41と、ブラケット本体41の外周部に設けられ、ブラケット本体41から制御ユニット22に近づく方向へ延びる一対のボス部42とを有している。この例では、各ボス部42は、ロータ3の軸線方向に沿って延びている。各ボス部42の先端部には、ロータ3の軸線方向に対して垂直な取付面42aが設けられている。
制御ユニット22は、ボス部42の取付面42aに設けられている。また、制御ユニット22は、制御基板43と、制御基板43を収容する樹脂製の収容ケース44と、収容ケース44に設けられた金属製の固定用プレート(固定用部材)45とを有している。
制御基板43は、ロータ3の軸線方向に対して垂直に配置されている。制御基板43の他の構成は、実施の形態1の制御基板23の構成と同様である。
収容ケース44は、後部カバー21と一体化されている。また、収容ケース44には、回転電機本体1側と反対側に向けて開放された開口部46が設けられている。開口部46は、制御基板43が収容ケース44内に収容された状態で、金属製の保護カバー47により塞がれている。収容ケース44は、ボス部42の取付面42aに接触するケース底部48と、ケース底部48の周縁部に設けられ、開口部46を形成するケース側壁部49とを有している。
ケース底部48は、ロータ3の軸線方向に対して垂直に配置されている。また、ケース側壁部49には、制御基板23と外部機器との通信を行うためのコネクタ38(図4)が設けられている。
固定用プレート45は、ケース底部48に設けられている。また、固定用プレート45は、収容ケース44の幅方向に沿って配置されている。さらに、固定用プレート45は、インサート成形により収容ケース44と一体化されている。固定用プレート45の剛性は、収容ケース44の剛性よりも高くなっている。また、固定用プレート45の熱伝導性は、収容ケース44の熱伝導性よりも高くなっている。なお、この例では、固定用プレート45の形状は直線状とされている。
制御基板43には、基板側ねじ通し穴30が設けられている。ボス部42には、ボス側ねじ通し穴31が設けられている。ボス側ねじ通し穴31は、取付面42aに達する貫通穴である。
ケース底部48には、収容ケース44内と固定用プレート45との間を貫通するケース内側ねじ通し穴32と、収容ケース44外と固定用プレート45との間を貫通するケース外側ねじ通し穴33とが設けられている。
固定用プレート45には、収容ケース44の幅方向について互いにずらして配置された基板締結用ねじ穴34及びブラケット締結用ねじ穴35が設けられている。基板締結用ねじ穴34及びブラケット締結用ねじ穴35のそれぞれは、共通の固定用プレート45に設けられている。
基板締結用ねじ穴34には、基板側ねじ通し穴30及びケース内側ねじ通し穴32の順に通された金属製の基板締結ねじ36が螺合されている。ブラケット締結用ねじ穴35には、ボス側ねじ通し穴31及びケース外側ねじ通し穴33の順に通された金属製のブラケット締結ねじ37が螺合されている。
なお、制御基板43と固定用プレート45とを互いに締結する基板用締結手段は、基板締結用ねじ穴34及び基板締結ねじ36を有している。また、ボス部42と固定用プレート45とを互いに締結するブラケット用締結手段は、ブラケット締結用ねじ穴35及びブラケット締結ねじ37を有している。即ち、制御基板43及びボス部42のそれぞれは、基板用締結手段及びブラケット用締結手段により共通の固定用プレート45に締結されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このような回転電機では、制御ユニット22が回転電機本体1に対してロータ3の軸線方向へずらして配置されているので、制御ユニット22を回転電機本体1の後端部側に配置することができる。これにより、回転電機本体1の後方から制御ユニット22を回転電機本体1に取り付けることができ、回転電機の組立てを容易にすることができる。また、ロータ3の軸線方向について見たときに、制御ユニット22を回転電機本体1に対して重なるように配置することができ、回転電機本体1の径方向について、回転電機本体1からはみ出す制御ユニット22の部分を小さくすることができる。これにより、回転電機の小形化を図ることができ、同一の回転電機を複数種のエンジンに適用することができる。これにより、部品の共通化を図ることができる。
また、リヤブラケット5は、ブラケット本体41と、ブラケット本体41から制御ユニット22に近づく方向へ延びるボス部42とを有し、ボス部42の先端部が固定用プレート45に締結されているので、収容ケース44の剛性よりも高い剛性を持つボス部42を固定用プレート45に近づけた状態で、固定用プレート45とボス部42とを互いに締結することができる。これにより、制御基板43が受ける振動の増大を抑制することができ、制御基板43の破損の防止を図ることができる。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3による回転電機を示す分解斜視図である。また、図7は、図6の制御ユニット22を示す断面図である。図において、制御ユニット22は、制御基板43と、制御基板43を収容する樹脂製の収容ケース44と、収容ケース44に設けられ、収容ケース44の剛性よりも高い剛性をそれぞれ持つ複数の共通アンカ(固定用部材)51及び基板専用アンカ52とを有している。
制御基板43及び収容ケース44の構成は、実施の形態2の制御基板43及び収容ケース44の構成と同様である。
ケース底部48には、複数のケース外側ねじ通し穴33が設けられているが、ケース内側ねじ通し穴32は設けられていない。
共通アンカ51及び基板専用アンカ52は、ケース底部48に設けられている。また、共通アンカ51及び基板専用アンカ52は、収容ケース44の幅方向へ互いに間隔を置いて配置されている。さらに、共通アンカ51及び基板専用アンカ52は、インサート成形により収容ケース44と一体化されている。共通アンカ51の一部及び基板専用アンカ52の一部は、収容ケース44内に露出されている。
共通アンカ51及び基板専用アンカ52のそれぞれは、略円柱状の金属部材である。従って、共通アンカ51及び基板専用アンカ52のそれぞれの熱伝導性は、収容ケース44の熱伝導性よりも高くなっている。共通アンカ51及び基板専用アンカ52は、円柱状の高さ方向がケース底部48の厚さ方向と同一となるように配置されている。
共通アンカ51には、ケース底部48の厚さ方向に沿って互いに同軸上に配置された基板締結用ねじ穴53及びブラケット締結用ねじ穴54が設けられている。基板締結用ねじ穴53及びブラケット締結用ねじ穴54のそれぞれの深さの合計は、ケース底部48の厚さ方向についての共通アンカ51の寸法(高さ寸法)よりも小さくされている。これにより、基板締結用ねじ穴53及びブラケット締結用ねじ穴54のそれぞれは、繋がっておらず、共通アンカ51内で互いに開離されている。即ち、基板締結用ねじ穴53及びブラケット締結用ねじ穴54のそれぞれは、共通アンカ51内に底部を有する貫通していないねじ穴(不貫通のねじ穴)とされている。
基板締結用ねじ穴53は、収容ケース44内にのみ開放されている。また、ブラケット締結用ねじ穴54は、収容ケース44外にのみ開放されている。さらに、基板専用アンカ52にも、基板締結用ねじ穴53と同様の基板締結用ねじ穴55が設けられている。
基板締結用ねじ穴53,55には、基板側ねじ通し穴30に通された金属製の基板締結ねじ36がそれぞれ螺合されている。制御基板43は、基板締結ねじ36が基板締結用ねじ穴53,55に螺合されることにより、共通アンカ51及び基板専用アンカ52に締結されている。これにより、制御基板43は、収容ケース44内に保持されている。
ブラケット締結用ねじ穴54には、ボス側ねじ通し穴31及びケース外側ねじ通し穴33の順に通された金属製のブラケット締結ねじ37が螺合されている。ブラケット締結ねじ37は、基板締結ねじ36と同軸に配置されている。ボス部42は、ブラケット締結ねじ37がブラケット締結用ねじ穴54に螺合されることにより、共通アンカ51に締結されている。これにより、収容ケース44は、ボス部42に保持されている。
なお、制御基板43と共通アンカ51とを互いに締結する基板用締結手段は、基板締結用ねじ穴53及び基板締結ねじ36を有している。また、ボス部42と共通アンカ51とを互いに締結するブラケット用締結手段は、ブラケット締結用ねじ穴54及びブラケット締結ねじ37を有している。即ち、制御基板43及びボス部42のそれぞれは、基板用締結手段及びブラケット用締結手段により共通アンカ51に締結されている。他の構成は実施の形態2と同様である。
このような回転電機では、基板用締結手段及びブラケット用締結手段が同軸上に配置されているので、振動による共通アンカ51の変形を小さくすることができ、共通アンカ51の耐振動性の向上を図ることができる。また、共通アンカ51の大きさを小さくすることができ、共通アンカ51の軽量化を図ることもできる。さらに、共通アンカ51の熱変形も小さくなるので、温度上昇時に制御基板43に発生する熱応力を小さくすることができ、制御基板43の破損の防止をさらに図ることができる。
また、基板締結用ねじ穴53は、共通アンカ51内に底部を有する不貫通のねじ穴とされているので、収容ケース44外からの水が収容ケース44内へ基板締結用ねじ穴53を通って浸入することを防止することができる。これにより、収容ケース44内への水の浸入による不具合の防止を図ることができる。
また、ブラケット締結用ねじ穴54は、共通アンカ51内に底部を有する不貫通のねじ穴とされているので、収容ケース44外からの水が収容ケース44内へブラケット締結用ねじ穴54を通って浸入することを防止することができる。これにより、収容ケース44内への水の浸入による不具合の防止を図ることができる。
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4による回転電機を示す分解斜視図である。また、図9は、図8の回転電機を示す縦断面図である。図において、制御ユニット22と回転電機本体1との間には、ロータ3への界磁電流を調整する界磁電流調整ユニット61が配置されている。界磁電流調整ユニット61による界磁電流の調整は、制御基板43の制御回路の制御により行われる。
界磁電流調整ユニット61は、制御基板43からの情報に基づいて界磁電流の調整を行う界磁回路を含む界磁回路基板62(図9)と、界磁回路基板62に設けられ、界磁回路基板62の放熱を行うためのヒートシンク63と、界磁回路基板62が設けられた樹脂製の界磁基板支持体64とを有している。
界磁回路基板62は、ロータ3の軸線方向に対して垂直に配置されている。界磁回路で調整された界磁電流は、ブラシ18へ供給される。
ヒートシンク63は、界磁回路基板62の制御ユニット22側に設けられている。これにより、ヒートシンク63は、界磁基板支持体64から制御ユニット22側へ突出している。
界磁基板支持体64には、界磁基板支持体64を貫通する一対の界磁ユニット側ねじ通し穴65が設けられている。各界磁ユニット側ねじ通し穴65は、ボス側ねじ通し穴31の位置に合わせて配置されている。この例では、界磁回路基板62及びヒートシンク63が各界磁ユニット側ねじ通し穴65間に配置されている。また、界磁基板支持体64には、界磁回路と電気的に接続された信号伝送用端子66が設けられている。なお、界磁基板支持体64には、バッテリからの電圧を平滑化するためのコンデンサ回路67が設けられている。界磁電流調整ユニット61の他の構成及び機能は、実施の形態1の界磁電流調整ユニットと同様である。
図10は、図8の制御ユニット22を示す断面図である。図10にも示すように、収容ケース44には、ヒートシンク63が挿入される凹部68が設けられている。また、収容ケース44には、制御基板43の制御回路と電気的に接続された接続ターミナルが設けられている。接続ターミナルには、信号伝送用端子66が着脱可能に接続されている。接続ターミナルは、インサート成形により収容ケース44と一体化されている。制御回路と界磁回路との通信は、信号伝送用端子66及び接続ターミナルが互いに接続されることにより可能になる。
ブラケット締結用ねじ穴54には、ボス側ねじ通し穴31、界磁ユニット側ねじ通し穴65及びケース外側ねじ通し穴33の順に通された金属製のブラケット締結ねじ37が螺合されている。ボス部42は、ブラケット締結ねじ37がブラケット締結用ねじ穴54に螺合されることにより、共通アンカ51に締結されている。
収容ケース44及び界磁電流調整ユニット61は、ボス部42が共通アンカ51に締結されることにより、ボス部42にまとめて保持されている。即ち、収容ケース44は、ボス部42に近づく方向へ引かれた状態で、界磁電流調整ユニット61を介してボス部42に保持されている。界磁電流調整ユニット61は、収容ケース44とボス部42との間に挟まれて締め付けられた状態で、収容ケース44とともにボス部42に保持されている。他の構成は実施の形態3と同様である。
このような回転電機では、界磁電流調整ユニット61が収容ケース44とボス部42との間に挟まれた状態で、収容ケース44とともにボス部42に保持されているので、共通のブラケット用締結手段によって、収容ケース44及び界磁電流調整ユニット61をボス部42に保持することができる。これにより、ブラケット締結ねじ37の本数を少なくすることができ、コストの低減を図ることができる。また、回転電機の組立ても容易にすることができる。
また、界磁電流調整ユニット61が収容ケース44とボス部42との間で締め付けられているので、界磁電流調整ユニット61が収容ケース44に対してずれにくくなり、例えば信号伝送用端子66での断線等の不具合の発生の防止を図ることができる。なお、互いに嵌め合わせられる嵌合部を界磁電流調整ユニット61及び収容ケース44のそれぞれに設けることにより、界磁電流調整ユニット61の収容ケース44に対するずれをさらに確実に防止することができる。
実施の形態5.
上記実施の形態3では、基板締結用ねじ穴53及びブラケット締結用ねじ穴54が共通アンカ51に設けられているが、ブラケット締結用ねじ穴54に代えて、共通アンカ51から突出するブラケット締結用ねじ棒を設けてもよい。
即ち、図11は、この発明の実施の形態5による回転電機の制御ユニット22を示す要部断面図である。図において、共通アンカ51には、共通アンカ51から収容ケース44外へ突出するブラケット締結用ねじ棒71が設けられている。ブラケット締結用ねじ棒71は、基板締結用ねじ穴53と同軸に配置されている。
ブラケット締結用ねじ棒71は、ボス側ねじ通し穴31に通されている。ボス側ねじ通し穴31に通されたブラケット締結用ねじ棒71には、ブラケット締結ナット72が螺合されている。ボス部42は、ブラケット締結ナット72がブラケット締結用ねじ棒71に螺合されることにより、共通アンカ51に締結されている。
なお、収容ケース44には、ケース内側ねじ通し穴32及びケース外側ねじ通し穴33のいずれも設けられていない。また、ブラケット用締結手段は、ブラケット締結用ねじ棒71及びブラケット締結ナット72を有している。他の構成は実施の形態3と同様である。
このような回転電機では、共通アンカ51から収容ケース44外へ突出するとともにボス側ねじ通し穴31に通されたブラケット締結用ねじ棒71にブラケット締結ナット72が螺合されることにより、共通アンカ51とボス部42とが互いに締結されているので、収容ケース44外からの水が共通アンカ51内を通って収容ケース44内へ浸入することを防止することができる。また、ブラケット締結用ねじ棒71をボス側ねじ通し穴31に通すことにより、収容ケース44のボス部42に対する位置決めを容易に行うことができる。
実施の形態6.
上記実施の形態5では、基板締結用ねじ穴53及びブラケット締結用ねじ棒71が共通アンカ51に設けられているが、基板締結用ねじ穴53に代えて、共通アンカ51から突出する基板締結用ねじ棒を設けてもよい。
即ち、図12は、この発明の実施の形態6による回転電機の制御ユニット22を示す要部断面図である。図において、共通アンカ51には、共通アンカ51から収容ケース44内へ突出する基板締結用ねじ棒75が設けられている。基板締結用ねじ棒75は、ブラケット締結用ねじ棒71と同軸に配置されている。
基板締結用ねじ棒75は、基板側ねじ通し穴30に通されている。基板側ねじ通し穴30に通された基板締結用ねじ棒75には、基板締結ナット76が螺合されている。制御基板43は、基板締結ナット76が基板締結用ねじ棒75に螺合されることにより、共通アンカ51に締結されている。
なお、基板用締結手段は、基板締結用ねじ棒75及び基板締結ナット76を有している。他の構成は実施の形態5と同様である。
このような回転電機では、共通アンカ51から収容ケース44内へ突出する基板締結用ねじ棒75に基板締結ナット76が螺合されることにより、共通アンカ51と制御基板43とが互いに締結されているので、収容ケース44外からの水が共通アンカ51内を通って収容ケース44内へ浸入することを防止することができる。また、基板締結用ねじ棒75を基板側ねじ通し穴30に通すことにより、制御基板43の収容ケース44に対する位置決めを容易に行うことができる。
実施の形態7.
上記実施の形態3では、基板締結用ねじ穴53及びブラケット締結用ねじ穴54が共通アンカ51に設けられているが、基板締結用ねじ穴53に代えて、共通アンカ51から突出する基板締結用ねじ棒を設けてもよい。
図13は、この発明の実施の形態7による回転電機の制御ユニット22を示す要部断面図である。図において、共通アンカ51には、実施の形態6と同様の基板締結用ねじ棒75が設けられている。
基板側ねじ通し穴30に通された基板締結用ねじ棒75には、基板締結ナット76が螺合されている。制御基板43は、基板締結ナット76が基板締結用ねじ棒75に螺合されることにより、共通アンカ51に締結されている。他の構成は実施の形態3と同様である。
このような回転電機でも、共通アンカ51から収容ケース44内へ突出する基板締結用ねじ棒75に基板締結ナット76が螺合されることにより、共通アンカ51と制御基板43とが互いに締結されているので、収容ケース44外からの水が共通アンカ51内を通って収容ケース44内へ浸入することを防止することができる。また、基板締結用ねじ棒75を基板側ねじ通し穴30に通すことにより、制御基板43の収容ケース44に対する位置決めを容易に行うことができる。
実施の形態8.
図14は、この発明の実施の形態8による回転電機の制御ユニット22を示す要部断面図である。図において、制御基板43の基板上には、制御回路と電気的に接続されたアース回路81が設けられている。基板締結ねじ36は、アース回路81と接触している。これにより、制御基板43の制御回路及びボス部42は、基板締結ねじ36、共通アンカ51及びブラケット締結ねじ37を介して互いに電気的に接続されている。また、リヤブラケット5は、接地されている。他の構成は実施の形態3と同様である。
このような回転電機では、制御基板43の制御回路は、基板締結ねじ36を含む基板用締結手段、共通アンカ51及びブラケット締結ねじ37を含む用締結手段を介してリヤブラケット5に電気的に接続され、これにより、制御基板43の制御回路が接地されているので、制御回路を接地するための専用のアース線を用いる必要がなくなり、部品点数を少なくすることができる。これにより、コストの低減を図ることができるとともに、回転電機の組立ても容易にすることができる。
なお、各上記実施の形態では、固定用プレート25や共通アンカ51が金属により構成されているが、例えばセラミック等により構成してもよい。
この発明の実施の形態1による回転電機を示す分解斜視図である。 図1の回転電機を示す縦断面図である。 図2の制御ユニットを示す拡大断面図である。 この発明の実施の形態2による回転電機を示す分解斜視図である。 図4の制御ユニットを示す断面図である。 この発明の実施の形態3による回転電機を示す分解斜視図である。 図6の制御ユニットを示す断面図である。 この発明の実施の形態4による回転電機を示す分解斜視図である。 図8の回転電機を示す縦断面図である。 図8の制御ユニットを示す断面図である。 この発明の実施の形態5による回転電機の制御ユニットを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態6による回転電機の制御ユニットを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態7による回転電機の制御ユニットを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態8による回転電機の制御ユニットを示す要部断面図である。
符号の説明
1 回転電機本体、2 ステータ、3 ロータ、5 リヤブラケット、14,41 ブラケット本体、15,42 ボス部、22 制御ユニット、23,43 制御基板、24,44 収容ケース、25,45 固定用プレート(固定用部材)、34,53 基板締結用ねじ穴、35,54 ブラケット締結用ねじ穴、36 基板締結ねじ、37 ブラケット締結ねじ、51 共通アンカ、61 界磁電流調整ユニット、71 ブラケット締結用ねじ棒、72 ブラケット締結ナット、75 基板締結用ねじ棒、76 基板締結ナット。

Claims (11)

  1. ステータと、上記ステータに対して回転可能なロータと、上記ステータ及び上記ロータを支持するブラケットとを有する回転電機本体、
    所定の制御回路を含む制御基板と、上記制御基板を収容する樹脂製の収容ケースと、上記収容ケースに設けられ、上記収容ケースの剛性よりも高い剛性を持つ金属製の固定用部材とを有し、上記回転電機本体に搭載された制御ユニット、
    上記制御基板と上記固定用部材とを互いに締結する基板用締結手段、及び
    上記ブラケットと上記固定用部材とを互いに締結するブラケット用締結手段
    を備え、
    上記制御基板及び上記ブラケットのそれぞれは、上記基板用締結手段及び上記ブラケット用締結手段により共通の上記固定用部材に締結されていることを特徴とする回転電機。
  2. 上記固定用部材は、インサート成形により上記収容ケースと一体化されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 上記固定用部材の熱伝導性は、上記収容ケースの熱伝導性よりも高くなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
  4. 上記制御ユニットは、上記回転電機本体に対して上記ロータの軸線方向へずらして配置され、
    上記ブラケットは、上記ステータ及び上記ロータのそれぞれが装着されたブラケット本体と、上記ブラケット本体から上記制御ユニットに近づく方向へ延び、上記ブラケット用締結手段により上記固定用部材に締結されるボス部とを有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の回転電機。
  5. 上記制御基板により制御され、上記回転電機本体への界磁電流を調整する界磁電流調整ユニットをさらに備え、
    上記界磁電流調整ユニットは、上記収容ケースと上記ブラケットとの間に挟まれた状態で上記固定用部材と上記ブラケットとが上記ブラケット用締結手段により互いに締結されることにより、上記収容ケースとともに上記ブラケットに保持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の回転電機。
  6. 上記基板用締結手段及び上記ブラケット用締結手段は、同軸上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の回転電機。
  7. 上記ブラケット用締結手段は、上記固定用部材に設けられたブラケット締結用ねじ穴と、上記ブラケット締結用ねじ穴に螺合されるブラケット締結ねじとを有しており、
    上記ブラケット締結用ねじ穴は、上記固定用部材内に底部を有する不貫通のねじ穴とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の回転電機。
  8. 上記ブラケット用締結手段は、上記固定用部材から上記収容ケース外へ突出するブラケット締結用ねじ棒と、上記ブラケット締結用ねじ棒に螺合されるブラケット締結ナットとを有していることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の回転電機。
  9. 上記基板用締結手段は、上記固定用部材に設けられた基板締結用ねじ穴と、上記基板締結用ねじ穴に螺合される基板締結ねじとを有しており、
    上記基板締結用ねじ穴は、上記固定用部材内に底部を有する不貫通のねじ穴とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の回転電機。
  10. 上記基板用締結手段は、上記固定用部材から上記収容ケース内へ突出する基板締結用ねじ棒と、上記基板締結用ねじ棒に螺合される基板締結ナットとを有していることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の回転電機。
  11. 上記制御回路は、上記基板用締結手段、上記固定用部材及び上記ブラケット用締結手段を介して上記ブラケットに電気的に接続されており、
    上記制御回路は、上記ブラケットとの電気的接続により、接地されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載の回転電機。
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