JP4399298B2 - コーナー部の化粧部材及び化粧材の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建築用の躯体のコーナー部分に取り付けられるコーナー部の化粧部材、及び、この化粧部材を用いた化粧材の取付構造に関するものである。
建築物の躯体のコーナー部分を覆うように化粧材を配置する構造としては、例えば特許文献1に記載されているものが広く知られている。
この構造に使用する化粧材は、L字型の断面を有して一方向に伸びた長尺状のものである。
そして、前記躯体に前記化粧材を取り付けるための取付部材が前記躯体のコーナー部分を挟む二面上に固定され、この取付部材に前記化粧材が取り付けられることにより、前記化粧材が前記コーナー部分を挟む二面上に固定されている。すなわち、前記コーナー部分を跨ぐ状態で前記化粧材が前記躯体及び前記取付部材に取り付けられ、この化粧材によって前記コーナー部分が覆われている。
特開平6−257276号公報
前記化粧材は、前記のとおりコーナー部分を跨ぐL字状に全体が一体成形されたものであり、当該コーナー部分以外の部分を覆う他のものとは形状を著しく異にするものであるため、運搬のときの収納効率が低下し、運搬する際の効率を低下させることが不都合がある。
そこで、かかる課題を解決する構造としては、例えば特開2001−207620号公報に示されるような構造、すなわち、四角形の断面を有する化粧材を複数用い、建築物の柱材の各側面個別にこれらの化粧材が固定される構造を前記コーナー部の化粧構造としてそのまま適用することが考えられる。しかし、このように各面ごとに相互独立して化粧材の取付けが行われる構造では、各化粧材のコーナー部側の端部同士の相対位置について何ら手当てがされていないうえ、コーナー部を挟む躯体面の変形や各面における化粧材の取付誤差が相互累積されることにより、当該化粧材のコーナー部側端部同士の間に著しいずれ(例えば大きな隙間)が生じるおそれがある。このようなずれは修復が困難であり、建築物の外観に著しい悪影響を及ぼすおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑み、前記化粧材を運搬する際の運搬効率が低下することを阻止しつつも、前記建築物の美観を保つことを可能にする技術の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、建築物の躯体においてそのコーナー部を挟む面をそれぞれ覆うように取付けられる第 一の化粧材及び第二の化粧材と、前記躯体における前記コーナー部を挟む面上に固定され、前記第一の化粧材及び第二の化粧材の端部のうち前記コーナー部側に配置される端部であるコーナー部側端部と反対側の端部またはその近傍部分を係止する係止部を有する係止部材とを有し、前記第二の化粧材は、そのコーナー部側端部に前記第一の化粧材のコーナー部側端部を接続する接続部を有することを特徴とするコーナー部の化粧部材である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコーナー部の化粧部材において、前記接続部は、前記第一の化粧材のコーナー部側端部と着脱可能に係合する係合部を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のコーナー部の化粧部材において、前記係止部材は、この係止部材に前記第二の化粧材が係止された状態でこの第二の化粧材の前記係合部と接触して当該係合部と前記第一の化粧材のコーナー部側端部との係合を補強する補強部を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコーナー部の化粧部材において、前記接続部は、弾性変形可能であり、前記両化粧材のコーナー部側端部同士の相対変位を許容する状態で前記第一の化粧材のコーナー部側端部を接続することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載のコーナー部の化粧部材において、前記接続部は、この接続部により前記両化粧材同士が接続されたままの状態で少なくとも一方の化粧材が前記係止部材の係止部から離脱する離脱動作が可能な程度まで両化粧材のコーナー部側端部同士の相対変位を許容するものであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5項に記載のコーナー部の化粧部材において、前記第二の化粧材に弾性変形可能な接続部材が固定され、この接続部材に前記接続部が形成されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のコーナー部の化粧部材を用いた化粧材の取付構造において、前記係止部材が前記躯体におけるコーナー部分を挟む二面上に固定され、前記係止部材の係止部に、前記第一の化粧材及び前記第二の化粧材の前記コーナー部側端部と反対側の端部またはその近傍部分が係止され、前記接続部によって前記コーナー部側端部同士が前記コーナ部又はその近傍で接続されたことを特徴とする。
請求項1、7にかかる発明によれば、前記コーナー部を覆うための化粧材は、そのコーナー部を挟む面にそれぞれ配置される第一の化粧材と第二の化粧材とに分割されているため、前記コーナー部以外の面を覆うためのその他の化粧材と形状を著しく異ならせる必要がない。したがって、従来のように前記コーナー部を覆うL字状に全体が一体に成形されたコーナー部用の化粧材と比較して収納効率を向上させることができる。
さらに、前記第一の化粧材及び前記第二の化粧材を前記躯体に配置した場合において、前記接続部によってこれらの化粧材のコーナー部側端部同士を前記コーナー部又はその近傍で直接的に接続された構成にすることができるため、前記コーナー部側端部同士の相対位置がずれるのを抑制することができ、より確実に前記躯体のコーナー部を前記第一の化粧材及び前記第二の化粧材で覆うことが出来る。したがって、前記建築物の美観を保つことが可能となる。
請求項2にかかる発明によれば、前記接続部の係合部は前記第一の化粧材のコーナー部側端部を着脱可能に係止するため、前記化粧材を前記躯体に取り付ける前だけでなく、前記化粧材を前記躯体から取り外したときにも、前記第一の化粧材と前記第二の化粧材とを分離することが出来、収納効率を向上させた状態で保管又は運搬することが可能となる。
請求項3にかかる発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、前記係止部材に前記第二の化粧材が係止された状態においては、前記接続部の係合部が前記係止部材の補強部に接触し、この接触により前記係合部と前記第一の化粧材のコーナー部側端部との係合力を補強することが可能となる。その一方、前記第二の化粧材が前記係止部材から離脱したときは、前記係合部は前記補強部に接触しない状態となるため、前記補強部は前記係合部と前記第一の化粧材のコーナー部側端部との係合を補強しなくなり、この係合状態を解除しやすくなる。
したがって、前記第二の化粧材を前記係止部材に係止させた状態においては、前記第一の化粧材と前記第二の化粧材との接続状態を強化するとともに、前記第二の化粧材を前記係止部材から離脱させた状態においては、前記第一の化粧材と前記第二の化粧材との接続状態を解除しやすくすることが可能となる。
請求項4にかかる発明によれば、前記接続部は前記両化粧材のコーナー部側端部同士の相対変位を許容する状態で前記第一の化粧材のコーナー部側端部を接続するため、前記躯体のコーナー部分の形状が反り等によって変形したときにおいても、かかる変形に対応した状態で前記躯体のコーナー部を前記第一及び第二の化粧材で覆うことが可能となる。したがって、より確実に前記コーナー部を前記第一及び第二の化粧材で覆うことが出来る。
請求項5にかかる発明によれば、一方の化粧材を前記係止部材の係止部から離脱させるとき、前記両化粧材のコーナー部側端部同士を接続した状態で行うことが出来るため、前記化粧材を前記係止部材から取り外すとき、個々の化粧材を別々に取り外す必要がなく一度に取り外すことができ、取り外し作業にかかる負担を軽減することができる。
請求項6にかかる発明によれば、前記化粧材と前記係止部とは別部材で構成されているため、前記化粧材に選定する素材としては、必ずしも前記係止部の機能を有するものでなくてもよい。したがって、前記化粧材により多様な素材を用いることが可能となる。
本発明の実施の形態につき、図1〜図9を用いて説明する。
まず、図1を用いて、本実施形態にかかる化粧材の取付構造について説明する。
建築物の躯体1(例えば、柱等)のコーナー部1aを挟む二側面1b、1cには、ビス10によって係止部材20が固定され、この係止部材20には、化粧材30が係止されている。化粧材30は、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとを備えており、第一側面1bに配置される側には第一化粧材30A、第二側面1cに配置される側には第二化粧材30Bが係止されている。第一化粧材30Aは、被係止部材40によって係止部材20に対し係脱可能に係止され、第二化粧材30Bは、係止部材20に対し直接的に係止され、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとは、接続部材50によって接続させている。さらに、躯体1と化粧材30との間に存在する間隙、及び、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとの間に存在する間隙を埋めるようにシール材60が配置されている。
係止部材20は、ステンレス鋼等の金属材料で全体が板状に形成され、図2に示すように、躯体1に固定される本体部21と、化粧材30が嵌合される固定補助部22と、被係止部材40との係止を補助する係止補助部23と、補強部24とを備えている。
本体部21は、図2において前後方向に延びる略一様の断面を有する形状に形成されている。この断面は略L字の形状に形成されており、躯体1に対してビス止めされる固定部211と、この固定部211の両端部に当該固定部211と略垂直をなす角度に延設された端部212、213とで構成されている。
固定部211は、前記第一側面1b上に配置される第一固定部211aと、前記第二側面1c上に配置される第二固定部211bとを備え、第一固定部211aと第二固定部211bとが略直角をなす状態で形成されている。すなわち、固定部211は略L字断面を有する形状に形成されている。さらに、固定部211には、前記ビス10を挿入するためのビス孔211cが複数箇所(図2においては二箇所)に形成されている。
端部212、213のうち、第一固定部211a側の端部212は、第一固定部211aから略垂直をなす状態で折り起こされており、そこからさらに内向き(図2では上向き)に、前記被係止部材40を係止する係止部214が突出している。
また、第二固定部211b側の端部213も、第二固定部211bから略垂直をなす状態で折り起こされており、そこからさらに外向き(図2では右向き)に第二化粧材30Bを係止する支点部215(係止部)が突出している。
固定補助部22は、図2において前後方向に延びる略一様の断面を有した状態で、第二固定部211bに形成されている。この断面は略コの字形状に形成されており、固定部211に固定される固定部221と、固定部221のうち、図において左右方向の両端部分から、図において略上方に突出し、第二化粧材30Bの突起部35(後述)を挟持する挟持部222、222とで構成されている。
係止補助部23は、第一固定部211aと略垂直をなす状態で突出するように形成され、図1に示すとおり、被係止部材40が係止部214に係止されたとき、被係止部材40の図において上方向の移動を端部212とともに阻止することにより係止部214と被係止部材40との係止状態を維持する。
補強部24は、第一固定部211aのうち第二固定部211bとの境界部分の近傍に該当する箇所に、固定部211と略垂直をなす状態で突設されている。そして、この補強部24に接続部材50の当接部521(図5参照。詳細は後述)が圧接、すなわち接触することにより、接続部材50と第一化粧材30Aとの接続が補強される。
化粧材30は、主にセメント等の素材によって扁平な略四角柱状に形成されている。まず、第一化粧材30Aにおいて図3を用いて説明すると、第一化粧材30Aの表面31は、略平面状に形成されており、化粧材30の裏面32には係止部材20を収納すべく凹む形状に収納部33が形成されている。収納部33は、両側に側壁39a、39bを有するとともに、この収納部33内には、前記被係止部材40に嵌合されるように突出した取付部34と、前記固定補助部22に嵌合されるように突出した突起部35とが、一定間間隔を隔てて形成されている。すなわち、側壁39aと取付部34との間には第一収納部331が形成され、取付部34と突起部35との間には第二収納部332が形成され、突起部35と側壁39bとの間には第三収納部333が形成されている。
一方の側壁39aには、貫通孔36(挿通部)が形成され、この貫通孔36が第一収納部331の内部と化粧材30の外部空間とを連通している。さらに、側壁39aの先端部分にはシール材60が接着剤等で仮止めされている。
他方の側壁39bには、接続部材50に係止される回転中心部37が突設されている。
第二化粧材30Bについて、第一化粧材30Aと異なる箇所のみ図1を用いて説明すると、第一化粧材30Aは側壁39aに貫通孔36が形成されているのに対し、化粧材30Bは側壁39aが形成されていない。すなわち、第一収納部331の一端は開口されている。
そして、この第一収納部331の壁面には、第一化粧材30Aの側壁39bが第一収納部331に入り込んだときにこの第一化粧材30Aの側壁39bと接触するシール材60が仮止めされている。また、第二化粧材30Bの側壁39bの先端にもシール材60が仮止めされている。
さらに、第二化粧材30Bの取付部34は、前記第一化粧材30Aのように被係止部材40が嵌合される代わりに接続部材50の固定部51(後述)が嵌合される。
被係止部材40は、撓み変形(弾性変形)可能な薄肉の金属板により形成され、図4(a)、(b)に示すように、一様断面を有して一方向(図4(b)において左右方向)に延びる形状を有する本体部41と、この本体部41の図における下端から下方に向けて延設されたアーム42とを備えている。
本体部41は、略コノ字の断面形状を有し、前記化粧材30の取付部34の先端が当接する当接部411と、当接部411の図における両端部分から、この当接部411と略垂直をなす角度に延設され、取付部34を挟持して被係止部材40を化粧材30に対し固定する挟持部412、412とを備えている。
アーム42は、本体部41の当接部411の長さ方向における略中央部の下端部から延設されており、外力が加えられることによって上下方向に撓み変形する弾性変形部421と、前記係止部材20の係止部214に対し係止される当接部422と、この係止部214の先端に圧接する圧接部423とを備えている。
弾性変形部421は、挟持部412が延びる方向(図4(a)においては左側)に先端側が向く状態で略1/4の円弧の形状に形成され、外力が加えられることにより、この円弧の部分が弾性的に撓み変形するものになっている。また、当接部422は、弾性変形部421の先端から前記円弧の中心部分に向けて突出するように形成されており、圧接部423は、当接部422の先端から、挟持部412が伸びる方向と略同じ方向(図4(a)においては左側)に向けて延びるように形成されている。
接続部材50は、図1、図5に示すとおり、撓み変形(弾性変形)可能な薄肉の金属板により、略一様の断面を有して一方向(図1、図5においては前後方向)に伸びる形状に形成され、第二化粧材30Bの突起部35に固定される固定部51と、第一化粧材30Aの回転中心部37を係合するための係合部52(接続部)と、この固定部51と係合部52とを接続する接続用アーム53とを備えている。
固定部51は、略コの字型の断面を有するものであり、図において左右方向に伸び、突起部35の先端に当接する当接部511と、この当接部511の両端から略垂直をなす状態(図において上方)で伸び、突起部35を挟持する挟持部512、512とを有している。
そして、この挟持部512のうち、一方の挟持部512の端部から、接続用アーム53が延設されている。この接続用アーム53は、固定部51と略平行をなす状態で伸びる第一アーム部531と、この第一アーム部531の先端から図において略下側に向けて伸びる第二アーム部532とが形成されており、第一アーム部531と第二アーム部532との境界部分にはコーナー部533が形成されている。
係合部52は、係止部材20の補強部24及び第一化粧材30Aの側壁39bと圧接する当接部521と、第一化粧材30Aの回転中心部37を係合する係合片部522とを備えている。
当接部521は、第二アーム部532の先端から図において左右方向に伸びるように形成されている。さらに、この当接部521の先端から、図において右斜め上方に伸びるように係合片部522が形成されており、回転中心部37を係脱可能に係合する。また、第二アーム部532と当接部521との境界部分にもコーナー部533が形成されている。
コーナー部533は、接続部材50自体が弾性変形可能な素材で形成されているため、コーナー部533自体の角度も弾性的に可変となっている。そして、このコーナー部533の角度が変化することにより、係合部52は、固定部51に対し、その相対位置の変位が可能となっている。
以下、図1に戻って、化粧材30の取付構造の続きを説明する。
図1は、化粧材30が係止部材20に既に取り付けられた状態を示している。
この状況において、第二化粧材30Bの回転中心部37は、第二固定部211bに形成された支点部215よりも内側(図1において下側)に回り込み、この回転中心部37が端部213の支点部215に対し当接することにより、回転中心部37が端部213の支点部215に対し係止されている。この係止により、第二化粧材30Bの一端側が係止部材20から外れることが阻止されている。
すなわち、第二化粧材30Bのうち、コーナー部1a側から配置される端部と反対側の端部が支点部215によって係止されている。
また、固定補助部22内に第二化粧材30Bの突起部35が嵌合され、突起部35が固定補助部22の挟持部222に挟持されていることにより、第二化粧材30Bが図において左右方向に移動することが阻止されている。
第一化粧材30Aには、この第一化粧材30Aの取付部34が被係止部材40の本体部41に嵌合され、取付部34が挟持部412で挟持されるとともに本体部41と取付部34とが接着剤で接着されることにより、被係止部材40が固定されている。さらに、この被係止部材40が第一固定部211aに形成された係止部214に係止され、この被係止部材40が係止補助部23によって図において上方向への移動が阻止されることより、この係止状態が維持されている。
すなわち、第一化粧材30Aのうち、コーナー部1a側から配置される端部と反対側の端部の近傍部分が、被係止部材40を介して係止部214に係止されている。
被係止部材40と係止部材20との位置関係についてさらに詳しく説明すると、まず、被係止部材40の当接部422が、係止部材20の係止部214よりも内側(図において右側)かつ係止部214に当接可能なように配置されていることにより、当接部422が係止部214から外側(図において左側)に移動することを阻止するように係止されている。さらに、被係止部材40の圧接部423は、弾性変形部421から得られる弾性復帰力により係止部214の先端に圧接されている。この圧接により、当接部422が係止部214の上端を乗り越えて係止部214よりも外側(図において左側)に移動し、当接部422と係止部214との係止が外れることが阻止されている。
すなわち、第一化粧材30Aのうち、コーナー部1a側から配置される端部と反対側の端部の近傍が、係止部214によって係止されている。
次に、第一化粧材30A及び第二化粧材30Bのうち、コーナー部1a近傍に位置する部分についての配置状態について説明する。
第一化粧材30Aと第二化粧材30Bは、接続部材50によって接続されており、この接続状況において、以下に説明する。
第二化粧材30Bは、接続部材50の固定部51に第二化粧材30Bの突起部35が嵌りこみ、挟持部512、512で突起部35の側面が挟持されるとともに固定部51と突起部35とが接着剤で接着されることによって、接続部材50対し固定されている。
また、接続用アーム53の第一アーム部531と第二化粧材30Bの第一収納部331の内壁とが接触又は略接触する状態で配置され、さらに、接続用アーム53の第二アーム部532と係合部52の当接部521と第二化粧材30Bの第一収納部331の内壁とで囲まれた部分に空間Kが形成されている(図6参照)。
そして、その空間Kに、第一化粧材30Aの側壁39bが嵌りこみ、この側壁39bが、係合部52の当接部521及び第二化粧材30Bの第一収納部331の内壁に取り付けられたシール材60に圧接され、第一化粧材30Aの回転中心部37が、係合部52の係合片部522と係合している。
この係合部52は、前述のとおり、コーナー部533の角度が弾性的に変化することにより、固定部51に対し相対変位可能となっているため、第一化粧材30Aは、第二化粧材30Bに対し相対変位が可能な状態となっている。
すなわち、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとは、接続部材50で第一化粧材30Aの側壁39a(コーナー部側端部)と、第二化粧材30Bの第一収納部331の内壁(コーナー部側端部)とが、コーナー部1a近傍で、その相対変位を許容する状態で接続されている。
また、この弾性変形により、第一化粧材30Aに取り付けられた被係止部材40と係止部材20の係止部214との係止を解除する方向(図1において左方向)に、第一化粧材30Aを移動させることを可能とするとともに、この移動を、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとを接続した状態で行うことを可能としている。
またさらに、当接部521が補強部24に圧接されていることにより、当接部521と第一化粧材30Aの側壁39bとの接触圧が増し、第一化粧材30Aの回転中心部37が係止片部522を乗り越えてこの回転中心部37と係合片部522との係止が外れることが阻止されている。
以下、図6、図7を用いて、化粧材30を躯体1のコーナー部1aをはさむ二側面1b、1c上に取り付ける手順について説明する。
まず、図6に示すとおり、固定部211の第一固定部211aを第一側面1bに位置させ、第二固定部211bを第二側面1cに位置させた状態で、ビス10を用いて係止部材20を躯体1に固定する。
次に、第二化粧材30Bの回転中心部37を係止部材20の支点部215に係止させ、この回転中心部37を中心に第二化粧材30Bを係止部材20に近づける方向に回転させることにより、固定補助部22に突起部35をはめ込む。このとき、係合部52の係合片部522は係止部材20の補強部24に当接する。
さらに、図7に示すように、第一化粧材30Aを第一固定部211aに近づけ、側壁39aを、第一収納部331の側壁と係合部52の当接部521と接続用アーム53の第二アーム部532とで囲まれた空間Kに圧入し、第一化粧材30Aの回転中心部37を係合部52の係合片部522に係合し、側壁39bを当接部521及び第二化粧材30Bの第一収納部331に配置されたシール材60に圧接させる。
またさらに、被係止部材40を係止補助部23に圧接させるとともに、被係止部材40の当接部422を係止部214に係止させる。
以上の動作を行うことにより、図1に示した状態で、化粧材30が躯体1のコーナー部1aをはさむ二側面、1cに取り付けられる。
さらに、図8〜図10を用いて、化粧材30を躯体1から取り外す手順について説明する。
まず、図8に示すとおり、把持部71と軸部72とを有するドライバー70(工具)の軸部72を第一化粧材30Aの外部から貫通孔36に挿入し、このこの軸部72の先端を被係止部材40の圧接部423に当接させ、この圧接部423を軸部72の挿入方向に押し込むことにより、被係止部材40の当接部422と係止部材20の係止部214との係止を解除する。
次に、図9に示すとおり、ドライバー70の押し込み操作により係止解除状態を維持したまま、このドライバー70を取っ手代わりにして第一化粧材30Aを前記被係止部材40が係止部材20の端部212から離れる方向に移動させ、被係止部材40を係止部材20から取り外す。
このとき、接続部材50の接続用アーム53のコーナー部533の角度が第一化粧材30Aの移動に追従して弾性的に変化し、この変化により係合部52及び第一化粧材30Aの側壁39bが、第二化粧材30Bの第一収納部331の内壁に対しその相対位置が変位されることになる。
その後、ドライバー70の軸部72を、貫通孔36から抜き去り、図10に示すように、第一化粧材30A及び第二化粧材30Bを、第二化粧材30Bの回転中心部37と支点部215との係止部分を中心に回転させ、この係止を解除することにより、化粧材30を躯体1から取り外す。
さらに、接続部材50を弾性変形させて係合片部522と回転中心部37との係止を解除することにより、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとの接続状態を解除する。
以上の構成をとれば、コーナー部1aを覆うための化粧材30は、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとに分割されているため、このコーナー部1a以外の面を覆うためのその他の化粧材と形状を著しく異ならせる必要がない。したがって、従来のような前記コーナー部を覆うL字状に全体が一体に成形されたコーナー部用の化粧材と比較して収納効率を向上させることができる。
さらに、第一化粧材30A及び第二化粧材30Bがコーナー部1aを挟む躯体1の側面1b、1cに配置された場合においては、第一化粧材30Aの側壁39aと第二化粧材30Bの第一収納部331の内壁とがコーナー部1a近傍で接続されているため、この第一化粧材30Aと第二化粧材30Bで、前記コーナー部1aをより確実に覆うことが可能となる。したがって、建築物の美観を保つことが可能となる。
また、接続部材50の係合部52は、第一化粧材30Aの側壁39aを着脱可能に係止するため、化粧材30を躯体1に取り付ける前だけでなく、躯体1から取り外した後においても第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとを分離した状態とすることが出来、収納効率を向上させた状態で保管又は運搬することが可能となる。
またさらに、接続部材50の当接部521が補強部24に圧接されていることにより第一化粧材30Aの回転中心部37と係合片部522との係止が外れることを阻止することが出来る。すなわち、補強部24によって、接続部材50と第一化粧材30Aの回転中心部37との係合を強化することが可能となる。
その一方、第二化粧材30Bを躯体1から取り外したとき、すなわち係止部材20から離脱したときは、前記当接部521は前記補強部24に接触しない状態となるため、この補強部24は前記係合の補強を行わなくなり、この係合状態を解除しやすくなる。
したがって、第二化粧材30Bを係止部材20に係止させた状態においては、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとの接続状態を強化するとともに、第二化粧材30Bを係止部材20から離脱させた状態においては、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとの接続状態を解除しやすくすることが可能となる。
また、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとは、接続部材50によって、第一化粧材30Aの側壁39bと、第二化粧材30Bの第一収納部331の内壁とが相対変位可能な状態で接続されているため、躯体1のコーナー部1aが反り等によって変形した場合において、かかる変形に対応した状態でこのコーナー部1aを第一化粧材30A及び第二化粧材30Bで覆うことが可能となる。したがって、より確実にコーナー部1aを第一化粧材30A及び第二化粧材30Bで覆うことが可能となる。
さらに、第一化粧材30Aを係止部材20から離脱させるとき、接続部材50で第二化粧材30Bを接続した状態で行うことが出来るため、化粧材30を係止部材20から取り外すとき、第一化粧材30A及び第二化粧材30Bを別々に取り外す必要がなく一度に取り外すことができ、取り外し作業にかかる負担を軽減することができる。
また、化粧材30と係止部材20とは別部材となっているため、化粧材30に選定する素材としては、必ずしも係止部材20としての機能を有するものでなくてもよい。したがって、化粧材30により多様な素材を用いることが可能となる。
以下において他の実施形態について説明する。なお、前記実施形態と同構成のものについては、同一符号を付すのみとし、その詳細な説明は省略する。
その他実施形態
(一) 接続部材50は、必ずしも金属板で形成する必要はなく、撓み変形が可能なように構成できるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、合成樹脂等を使用することが可能である。
(二) 第一化粧材30Aと係止部材20との係止、及び、第二化粧材30Bと係止部材20との係止は、コーナー部1aに配置される側の端部の反対側の端部、又は、その端部の近傍であれば、任意の箇所で行うことが可能である。
(三) 第一化粧材30Aと係止部材20との係止は、被係止部材40を介して行っているが、必ずしも被係止部材40を介して行う必要はなく、第一化粧材30Aを係止部材20に対し直接的に係止させる構成にしてもよい。
(四) 第一化粧材30Aの係止部材20に対する着脱は、必ずしも被係止部材40を弾性変形させることによって行う必要はない。例えば、係止部材20を弾性変形可能とする構成とし、係止部材20を弾性変形させることにより、係止部材20の係止部と被係止部材40の被係止部との係止を行ったり、この係止を解除する動作を行ったりして、第一化粧材30Aの係止部材20に対する着脱を行ってもよい。また、係止部材20、被係止部材40共に弾性変形可能な構成とし、共に弾性変形させることにより、前記係止の脱着を行う構成にしてもよい。
(五) 本発明は、必ずしも係止部材20を備える必要はなく、例えば、第二化粧材30Bに、第一化粧材30Aを係合するための係合部を一体となるように設ける構成にしてもよい。すなわち、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとの接続は、必ず係止部材20で行う必要はなく、第一化粧材30Aと第二化粧材30Bとを直接的に接続する構成にしてもよい。
本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造の概略を示した断面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造に使用する係止部材を示した正面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造に使用する化粧材を示した断面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造に使用する被係止部材を示したものであって、(a)はこの被係止部材の正面図、(b)はこの被係止部材の右側面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造に使用する接続部材を示した正面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造において、前記化粧材を建築物の躯体に取り付けるための手順を示した断面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造において、前記化粧材を建築物の躯体に取り付けるための手順を示した断面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造において、前記化粧材を建築物の躯体から取り外すための手順を示した断面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造において、前記化粧材を建築物の躯体から取り外すための手順を示した断面図である。 本発明の一実施形態にかかる化粧材の取付構造において、前記化粧材を建築物の躯体から取り外すための手順を示した断面図である。
符号の説明
1 躯体
1a コーナー部
1b 第一側面(コーナー部を挟む面)
1c 第二側面(コーナー部を挟む面)
20 係止部材
24 補強部
30A 第一化粧材(第一の化粧材)
30B 第二化粧材(第二の化粧材)
50 接続部材
51 固定部
52 係合部(接続部)
214 係止部
215 支点部(係止部)

Claims (7)

  1. 建築物の躯体においてそのコーナー部を挟む面をそれぞれ覆うように取付けられる第 一の化粧材及び第二の化粧材と、
    前記躯体における前記コーナー部を挟む面上に固定され、前記第一の化粧材及び第二の化粧材の端部のうち前記コーナー部側に配置される端部であるコーナー部側端部と反対側の端部またはその近傍部分を係止する係止部を有する係止部材とを有し、
    前記第二の化粧材は、そのコーナー部側端部に前記第一の化粧材のコーナー部側端部にを接続する接続部を有する
    ことを特徴とするコーナー部の化粧部材。
  2. 請求項1記載のコーナー部の化粧部材において、
    前記接続部は、前記第一の化粧材のコーナー部側端部と着脱可能に係合する係合部を有する
    ことを特徴とするコーナー部の化粧部材。
  3. 請求項2記載のコーナー部の化粧部材において、
    前記係止部材は、この係止部材に前記第二の化粧材が係止された状態でこの第二の化粧材の前記係合部と接触して当該係合部と前記第一の化粧材のコーナー部側端部との係合を補強する補強部を有する
    ことを特徴とするコーナー部の化粧部材。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のコーナー部の化粧部材において、
    前記接続部は、弾性変形可能であり、前記両化粧材のコーナー部側端部同士の相対変位を許容する状態で前記第一の化粧材のコーナー部側端部を接続する
    ことを特徴とするコーナー部の化粧部材。
  5. 請求項4に記載のコーナー部の化粧部材において、
    前記接続部は、この接続部により前記両化粧材同士が接続されたままの状態で少なくとも一方の化粧材が前記係止部材の係止部から離脱する離脱動作が可能な程度まで両化粧材のコーナー部側端部同士の相対変位を許容するものである
    ことを特徴とするコーナー部の化粧部材。
  6. 請求項4又は5項に記載のコーナー部の化粧部材において、
    前記第二の化粧材に弾性変形可能な接続部材が固定され、この接続部材に前記接続部が形成されていること
    を特徴とするコーナー部の化粧部材。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のコーナー部の化粧部材を用いた化粧材の取付構造において、
    前記係止部材が前記躯体におけるコーナー部分を挟む二面上に固定され、
    前記係止部材の係止部に、前記第一の化粧材及び前記第二の化粧材の前記コーナー部側端部と反対側の端部またはその近傍部分が係止され、
    前記接続部によって前記コーナー部側端部同士が前記コーナ部又はその近傍で接続された
    ことを特徴とする化粧材の取付構造。
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