JP2011105045A - スポイラ - Google Patents

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Koji Nakamura
高治 中村
Masanori Kono
昌典 河野
Yukihide Shibuya
幸秀 澁谷
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Abstract

【課題】外力の影響による変形を抑制して、意匠性や空力特性の劣化を抑制することができるスポイラを提供する。
【解決手段】車両幅方向に延在して意匠面12aを形成する本体部12と、車両幅方向所定位置に配置され車両に取着される補強部14と、前記本体部12及び前記補強部14を接続する薄肉部13とが射出成形によって一体形成されてなり、前記薄肉部13周りに前記本体部12及び前記補強部14が相対回動されて前記意匠面12aの反対側で係止爪27と係止孔43との係止により前記本体部12及び前記補強部14が結合するスポイラにおいて、リブ25と、凸部29と、凹部45とを有することを特徴とするスポイラ。
【選択図】図2

Description

本発明は、スポイラに関するものである。
従来、スポイラとしては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このスポイラは、車両幅方向に延在して意匠面を形成する本体部と、車両幅方向所定位置に配置され車両に取着される補強部と、本体部及び補強部を接続する薄肉部とが射出成形によって一体形成されてなり、該薄肉部周りに本体部及び補強部が相対回動されて意匠面の反対側で本体部及び補強部が結合するものである。
特開2001−347969号公報
ところで、特許文献1のスポイラでは、例えば車両振動等の外力の影響を受けて、ヒンジが破断する等の形状変化が生じると、本体部(スポイラ)が変形して意匠性や空力特性が損なわれる可能性がある。
本発明の目的は、外力の影響による変形を抑制して、意匠性や空力特性の劣化を抑制することができるスポイラを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両幅方向に延在して意匠面を形成する本体部と、車両幅方向所定位置に配置され車両に取着される補強部と、前記本体部及び前記補強部を接続する薄肉部とが射出成形によって一体形成されてなり、前記本体部及び前記補強部が前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い、前記意匠面の反対側および前記補強部のいずれか一方に突設された係止爪が前記意匠面の反対側および前記補強部のいずれか他方に形成された係止孔に遊挿されて該係止孔に係止されることで前記本体部及び前記補強部が結合する前記薄肉部周りに前記本体部及び前記補強部が相対回動されて前記意匠面の反対側で前記本体部及び前記補強部が結合するスポイラにおいて、前記薄肉部に隣接して前記意匠面の反対側に突設され、前記本体部及び前記補強部の結合状態において前記補強部に当接又は近接するリブと、前記リブに形成され、且つ前記意匠面の反対側に設けられた前記係止爪又は前記係止孔よりも前記薄肉部側に形成された本体部側係合部と、前記補強部に形成され、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記本体部側係合部と係合して、前記本体部及び前記補強部の結合状態において前記本体部に加わる荷重を前記補強部に伝達する補強部側係合部とを有することを要旨とする。
同構成によれば、前記薄肉部周りの相対回動に伴い結合状態となる前記本体部及び前記補強部は、前記本体部側係合部及び前記補強部側係合部が係合することで、前記薄肉部を介することなく前記本体部に加わる荷重を前記補強部に伝達することができる。従って、例えば車両振動等の外力の影響による前記本体部(スポイラ)の変形を抑制することができ、ひいては意匠性や空力特性の劣化を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスポイラにおいて、前記本体部側係合部及び前記補強部側係合部のいずれか一方は、凹部であり、前記本体部側係合部及び前記補強部側係合部のいずれか他方は、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記凹部に挿入される凸部であることを要旨とする。
同構成によれば、前記本体部(スポイラ)の変形抑制に係る前記本体部側係合部及び前記補強部側係合部の係合を、前記凹部に前記凸部を挿入するといった極めて簡易な構造で行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のスポイラにおいて、前記本体部側係合部は、前記本体部の縁部に沿って車両幅方向に突出する突設部であり、前記補強部側係合部は、前記補強部の縁部に形成され、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記本体部の縁部及び前記突設部間に挟持される係合壁であることを要旨とする。
同構成によれば、前記本体部(スポイラ)の変形抑制に係る前記本体部側係合部及び前記補強部側係合部の係合を、前記本体部の縁部及び前記突設部間に前記係合壁を挟持するといった極めて簡易な構造で行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスポイラにおいて、前記補強部は、車両幅方向に間隔をあけて複数配設されており、少なくとも一部の隣り合う前記補強部間を連結する連結壁が一体形成されていることを要旨とする。
同構成によれば、少なくとも一部の隣り合う前記補強部間が前記連結壁によって連結・一体化されることで、車両に取着される該当の補強部の剛性を全体として増大することができる。そして、前記補強部に結合等される前記本体部の剛性を増大することができ、該本体部の面剛性を増大して、そのねじれを抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のスポイラにおいて、前記本体部及び前記補強部は、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い、前記意匠面の反対側に突設された係止爪が前記補強部に形成された係止孔に遊挿されて該係止孔に係止されることで結合しており、前記補強部に形成され、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記係止孔に遊挿される前記係止爪に圧接して弾性変形するとともに、前記係止孔に係止される前記係止爪からの解放により弾性復帰して前記係止爪に当接又は近接し、前記本体部及び前記補強部の車両前後方向の相対移動を規制する弾性片とを備えることを要旨とする。
同構成によれば、前記弾性片は、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記係止孔に遊挿される前記係止爪に圧接して弾性変形することで、当該相対回動を許容する。そして、前記弾性片は、前記係止孔に係止される前記係止爪から解放されて弾性復帰することで、前記係止爪に当接又は近接して前記本体部及び前記補強部の車両前後方向の相対移動を規制する。これにより、前記本体部及び前記補強部の結合状態において、前記補強部に対する前記本体部の位置ずれを抑制することができる。
本発明では、外力の影響による変形を抑制して、意匠性や空力特性の劣化を抑制することができるスポイラを提供することができる。
本発明が適用される車両後部の斜視図。 (a)(b)は、第1の実施形態を示す斜視図及びA方向からの矢視図。 (a)(b)は、図2におけるB−B線及びC−C線に沿った断面図。 (a)(b)は、第2の実施形態を示す断面図及び斜視図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係るスポイラ11が適用される車両1の斜視図である。同図に示されるように、車両1は、屋根部を構成するルーフ2の後縁に沿って設けられる図示しないヒンジによって上開きに開口するバックドア3を備える。バックドア3は、リヤウインド4を備えるとともに、該リヤウインド4の上側に取着されてヒンジを覆う態様で車両幅方向に延びるスポイラ11を備える。
図2(a)は、スポイラ11の斜視図であり、図2(b)は、図2(a)のA矢視図である。また、図3(a)は、図2(a)のB−B線に沿った断面図であり、図3(b)は、図2(b)のC−C線に沿った断面図である。同図に示されるように、スポイラ11は、熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレンなど)からなり、車両幅方向に延在して意匠面12aを形成する本体部12と、車両幅方向所定位置に配置された複数(例えば9個)の薄肉部13及び補強部14とが射出成形によって一体形成されている。なお、薄肉化した薄肉部13は、本体部12及び補強部14を接続するためのもので、車両幅方向に略等間隔で配設されている。
図3に示されるように、本体部12は、車両前後方向に延びる上壁部21、該上壁部21の後端に連続して車両下方向に延びる後壁部22及び該後壁部22の下端に連続して車両前方に折り返すように延びる下壁部23を有して断面略弓形に成形されている。そして、後壁部22及び下壁部23には、前記意匠面12aの反対側となる内壁面24から各補強部14(薄肉部13)の車両幅方向両端部に対向して突設された一対のリブ25が形成されている。
各補強部14は、下壁部23の前端に薄肉部13を介して接続されている。補強部14は、薄肉部13に連続する縦壁部41及び該縦壁部41に対し傾斜して延びる延出壁42を有して断面略くの字形に成形されている。そして、補強部14は、縦壁部41及び延出壁42のなす角部の車両幅方向中央部から台状に***する台座部14aを有するとともに、該台座部14aの中央部を貫通する透孔14bを有する。なお、スポイラ11は、複数の補強部14の両端及び中央を除く隣り合う3つの補強部14の延出壁42間を連結する連結壁15を備える。
次に、本体部12及び補強部14の結合構造等について更に説明する。
図3に示されるように、本体部12の前記上壁部21には、前記意匠面12aの反対側となる内壁面26から各補強部14の車両幅方向中央部に対向して車両下方向に突設された係止爪27が形成されている。この係止爪27は、内壁面26に立設された柱部27aを有するとともに、該柱部27aの下端から車両前側に向かって突出する爪部27bを有する。また、本体部12の前記各リブ25には、前端の上下方向中間部から車両前側に向かって突出する本体部側係合部としての凸部29が形成されている。
一方、各補強部14の前記延出壁42には、薄肉部13周りの回動軌跡上で前記係止爪27に対向して車両上下方向(板厚方向)に貫通する係止孔43が形成されている。本体部12及び補強部14は、薄肉部13周りの本体部12及び補強部14の相対回動に伴い、係止爪27(柱部27a)が係止孔43に遊挿され、爪部27bが係止孔43の前縁部に係止されることで結合されている。また、延出壁42には、係止孔43の後端から車両前側に向かって突出する平板状の弾性片44が形成されている。この弾性片44は、本体部12及び補強部14の車両前後方向の相対移動(位置ずれ)を規制するためのもので、薄肉部13周りの本体部12及び補強部14の相対回動に伴い係止孔43に遊挿される係止爪27(柱部27a)の後端面に圧接して弾性変形するとともに、係止孔43に係止される係止爪27からの解放により弾性復帰して係止爪27(柱部27a)の後端面に当接又は近接する。さらに、各補強部14の前記縦壁部41には、薄肉部13周りの回動軌跡上で前記凸部29に対向して車両前後方向(板厚方向)に貫通する補強部側係合部としての凹部45が形成されている。
このような構成にあって、図3に2点鎖線で示した射出成形直後の状態から本体部12及び補強部14を結合等する際には、補強部14の延出壁42が本体部12の内壁面26に当接又は近接するまで、薄肉部13周りにこれら本体部12及び補強部14を相対回動させる。このとき、前述の態様で係止孔43に係止爪27が係止されることで本体部12及び補強部14が結合するとともに、係止爪27に弾性片44が当接又は近接することで本体部12及び補強部14の車両前後方向の相対移動(位置ずれ)が規制される。
同時に、凹部45に凸部29を挿通しつつ、リブ25の前端面及び補強部14(縦壁部41)が当接又は近接する。凹部45を貫通する凸部29の先端部は、その後の加熱工程において拡径されるように熱変形されて、略鍋形の蓋部29aを形成する。これにより、縦壁部41(補強部14)は、リブ25及び蓋部29aにより凹部45の周縁部が挟み込まれて抜け止め・固定される。これにより、特に、リブ25は、補強部14の薄肉部13周りの回動を抑制するように支える。
なお、本体部12及び補強部14の結合等されたスポイラ11は、前記透孔14bに挿通される締結具(例えばボルト、クリップ等)6によってバックドア3(車両1)に取着される。このとき、スポイラ11は、上壁部21がルーフ2に沿って配置され、上壁部21はルーフ2とともに平面状をなして車両1における上面の外観意匠を形成する。また、後壁部22及び下壁部23は、それぞれ車両1の側面及び下面の外観意匠の一部を形成する。
ここで、薄肉部13周りの相対回動に伴い結合状態となる本体部12及び補強部14は、凸部29及び凹部45が係合することで、薄肉部13を介することなく本体部12に加わる荷重(後壁部22を基端に上壁部21及び下壁部23を開閉させる上下方向の荷重)を補強部14に伝達することができる。従って、例えば車両振動等の外力の影響による本体部(スポイラ)12の変形を抑制することができ、ひいては意匠性や空力特性の劣化を抑制することができる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、薄肉部13周りの相対回動に伴い結合状態となる本体部12及び補強部14は、凸部29及び凹部45が係合することで、薄肉部13を介することなく本体部12に加わる荷重を補強部14に伝達することができる。従って、例えば車両振動等の外力の影響による本体部(スポイラ)12の変形を抑制することができ、ひいては意匠性や空力特性の劣化を抑制することができる。
(2)本実施形態では、本体部(スポイラ)12の変形抑制に係る凸部29及び凹部45の係合を、前記凹部45に前記凸部29を挿入するといった極めて簡易な構造で行うことができる。
(3)本実施形態では、少なくとも一部の隣り合う補強部14間が連結壁15によって連結・一体化されることで、車両1に取着される該当の補強部14の剛性を全体として増大することができる。そして、補強部14に結合等される本体部12の剛性を増大することができ、該本体部12の面剛性を増大して、そのねじれを抑制することができる。
(4)本実施形態では、弾性片44は、薄肉部13周りの本体部12及び補強部14の相対回動に伴い係止孔43に遊挿される係止爪27に圧接して弾性変形することで、当該相対回動を許容する。そして、弾性片44は、係止孔43に係止される係止爪27から解放されて弾性復帰することで、係止爪27に当接又は近接して本体部12及び補強部14の車両前後方向の相対移動を規制する。これにより、本体部12及び補強部14の結合状態において、補強部14に対する本体部12の位置ずれを抑制することができる。
(5)本実施形態では、スポイラ11は射出成形によって形成され、割り型などを使用しないためヒケなどの発生を防止することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の補強部14及びリブ25(本体部12)の係合態様を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
図4(a)(b)に、第2の実施形態の断面図及び斜視図を示す。同図に示されるように、スポイラ11は、熱可塑性樹脂(例えば、ABS樹脂など)からなり、本体部12、薄肉部13及び補強部51が射出成形によって一体形成されている。
本体部12の後壁部22及び下壁部23には、前記内壁面24から、各補強部51(薄肉部13)の車両幅方向両端部を挟むように突設された一対のリブ52が形成されている。対をなす両リブ52には、内壁面24の薄肉部13側の縁部55から補強部51の板厚分だけ上側に離れた位置で、車両幅方向に互いの対向側に突出する突設部53が形成されている。また、対をなす両リブ52には、突設部53から補強部51の板厚分だけ後側に離れた位置で、その上縁に沿って車両幅方向に互いの対向側に突出する筋状のフランジ54が形成されている。
一方、補強部51は、薄肉部13に連続する爪状の係合壁51a、該係合壁51aに対して屈曲して延びる縦壁部51b及び該縦壁部51bに対し傾斜して延びる延出壁51cを有して断面略コの字形に成形されている。
このような構成にあって、図4に2点鎖線で示した射出成形直後の状態から本体部12及び補強部51を結合等する際には、補強部14の延出壁51cが本体部12の内壁面26に当接又は近接するまで、薄肉部13周りにこれら本体部12及び補強部14を相対回動させる。このとき、補強部51(係合壁51a)が両突設部53に圧接することで、該突設部53ともども両リブ52間を押し広げる態様でこれらを弾性変形させる。これにより、本体部12及び補強部51の更なる相対回動が許容される。そして、補強部51の係合壁51aが縁部55に当接すると、係合壁51aから解放された両リブ52が突設部53ともども弾性復帰することで、係合壁51aが突設部53と縁部55とにより狭持される。また、突設部53及び縁部55の係合と同時に、補強部51の縦壁部51bが、突設部53及びフランジ54によって前後に挟まれる。これにより、本体部12及び補強部51の結合状態において、補強部51に対する本体部12の位置ずれが抑制される。
なお、この本体部12と補強部51との組み付けに際して、薄肉部13は、本体部12と補強部51との相対回転中心として作用するが、両者の相対回転中に応力限界に達して破断する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、薄肉部13は破断するものの、前記第1の実施形態における(1),(3),(5)に示す効果と同様の効果が得られるようになる。これに加えて、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、本体部(スポイラ)12の変形抑制に係るフランジ54及び突設部53の係合を、本体部12の突設部53及び縁部55間に係合壁51aを挟持するといった極めて簡易な構造で行うことができる。
(2)本実施形態では、薄肉部13が破断の有無に関わらず、補強部51が本体部12を補強することができるので材料の自由度を向上させることができる。
(3)本実施形態では、補強部51(縦壁部51b)が、突設部53及びフランジ54によって前後に挟まれる。これにより、本体部12及び補強部51の結合状態において、補強部51に対する本体部12の位置ずれを抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1の実施形態において、リブ25は1カ所であってもよいし3カ所以上であってもよい。このとき、リブ25に対応する凸部29、凹部45もリブ25の個数に対応させてもよいし、任意のリブ25に設けてもよい。
・前記第1の実施形態において、リブ25が凹部45を有し、補強部14(縦壁部41)が凸部29を有してもよい。
・前記第1の実施形態において、スポイラ11は、ABSを用いて成形してもよい。このとき、薄肉部13が破断してもよい。
・前記第2の実施形態において、スポイラ11は、ポリプロピレンを用いて成形してもよい。このとき、薄肉部13が破断しなくてもよい。
・前記各実施形態において、連結壁15は、全ての縦壁部41を連結させてもよいし、任意の縦壁部41のみを連結してもよい。
・前記各実施形態において、薄肉部13及び補強部14は、等間隔に配置されなくてもよい。また薄肉部13及び補強部14は、8カ所以下であってもよいし、10カ所以上であってもよい。
・前記各実施形態において、スポイラ11は、横開きに開口するバックドアに設けてもよいし、セダンなどのトランクリッドあるいは車両本体に取り付けてもよい。
11…スポイラ、12…本体部、13…薄肉部、14、51…補強部、15…連結壁、25,52…リブ、27…係止爪、29…凸部、(本体部側係合部)、41,51b…縦壁部、42,51c…延出壁、43…係止孔、44…弾性片、45…凹部(補強部側係合部)、51a…係合壁、53…突設部、55…縁部。

Claims (5)

  1. 車両幅方向に延在して意匠面を形成する本体部と、車両幅方向所定位置に配置され車両に取着される補強部と、前記本体部及び前記補強部を接続する薄肉部とが射出成形によって一体形成されてなり、前記本体部及び前記補強部が前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い、前記意匠面の反対側および前記補強部のいずれか一方に突設された係止爪が前記意匠面の反対側および前記補強部のいずれか他方に形成された係止孔に遊挿されて該係止孔に係止されることで前記本体部及び前記補強部が結合する前記薄肉部周りに前記本体部及び前記補強部が相対回動されて前記意匠面の反対側で前記本体部及び前記補強部が結合するスポイラにおいて、
    前記薄肉部に隣接して前記意匠面の反対側に突設され、前記本体部及び前記補強部の結合状態において前記補強部に当接又は近接するリブと、
    前記リブに形成され、且つ前記意匠面の反対側に設けられた前記係止爪又は前記係止孔よりも前記薄肉部側に形成された本体部側係合部と、
    前記補強部に形成され、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記本体部側係合部と係合して、前記本体部及び前記補強部の結合状態において前記本体部に加わる荷重を前記補強部に伝達する補強部側係合部とを有することを特徴とするスポイラ。
  2. 請求項1に記載のスポイラにおいて、
    前記本体部側係合部及び前記補強部側係合部のいずれか一方は、凹部であり、
    前記本体部側係合部及び前記補強部側係合部のいずれか他方は、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記凹部に挿入される凸部であることを特徴とするスポイラ。
  3. 請求項1に記載のスポイラにおいて、
    前記本体部側係合部は、前記本体部の縁部に沿って車両幅方向に突出する突設部であり、
    前記補強部側係合部は、前記補強部の縁部に形成され、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記本体部の縁部及び前記突設部間に挟持される係合壁であることを特徴とするスポイラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスポイラにおいて、
    前記補強部は、車両幅方向に間隔をあけて複数配設されており、
    少なくとも一部の隣り合う前記補強部間を連結する連結壁が一体形成されていることを特徴とするスポイラ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のスポイラにおいて、
    前記本体部及び前記補強部は、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い、前記意匠面の反対側に突設された係止爪が前記補強部に形成された係止孔に遊挿されて該係止孔に係止されることで結合しており、
    前記補強部に形成され、前記薄肉部周りの前記本体部及び前記補強部の相対回動に伴い前記係止孔に遊挿される前記係止爪に圧接して弾性変形するとともに、前記係止孔に係止される前記係止爪からの解放により弾性復帰して前記係止爪に当接又は近接し、前記本体部及び前記補強部の車両前後方向の相対移動を規制する弾性片とを備えることを特徴とするスポイラ。
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