JP4394052B2 - 綴具 - Google Patents

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Description

この発明は綴具に関し、特にたとえば、ファイルに取り付けられて書類などを挟持することにより綴じ込むための綴具に関する。
従来、板状の基台、前記基台上において回転自在に取付けられ、回転することによって、先端部が円弧を描くように移動する支持アーム、前記支持アームの先端部に取り付けられ、前記支持アームが回転することにより前記基台に対して開閉する挟持体、前記基台上において支持軸を中心として回転自在に取り付けられ、回転することによって円弧を描くように移動する一端側が前記挟持体に接続されるバネ部材、および前記基台上において前記バネ部材の他端側に接続され、操作することによって前記操作部材を介して前記挟持体を開閉するための操作レバーを含む綴具であって、前記バネ部材の一端側が前記挟持体の中央部から外れた位置に接続され、前記挟持体が閉じたときに前記バネ部材によって前記挟持体が前記基台側に付勢される、綴具がある(特開2000−272281号公報)。
しかしながら、前記綴具にあっては、操作レバーのロックを解除するときに、当該操作レバーの自由端側を基台の設置面部側に押圧すると同時に、直立体から離れる水平方向にも力を加えなければならず、操作方向が二方向となって操作の簡便性が損なわれるという不都合があり、特に、綴じ込まれた書類の枚数が多いときは、バネ部材のばね力が強く発揮される状態となっているため、前記二方向に操作力を付与することは押圧力が分散してしまう原因となり、ひいてはロック解除に困難を極めることになるという問題があるとして、一方向に向けられた力を操作部材に加えるだけで当該操作レバーのロックと、その解除とを可能とした綴具が、特開2002-248883号において提案されている。
特開2000−272281号公報 特開2002−248883号公報
しかしながら、特開2002−248883号において、例えば第6実施例として示された綴具においては、ロック手段15は、操作部材12の自由端側に第1のロック形成部を構成するスライド部材100が設けられる一方、第2のロック形成部を構成する起立部材101がベース11に設けられている。
この綴具においては、操作部材12の自由端側に指先をあてがって押し下げ力を付与すれば、操作部材12がロック位置に保たれる状態となり、又、ロックを解除する場合には、スライド板部105の上面に指先をあてがい、これを操作部材12の自由端側に引く操作をすればよい。
ところが、この綴具においては、操作部材12にスライド部材100を設けたために、操作部材12の直下に起立部材101をベース11より上方に向けて起立させなければならず、操作部材12がロック解除された状態の時に、起立部材101に人体や物体が衝突しやすく、又衝突した人体や物体を傷めやすいという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、操作レバーが不用意に外れることなく、確実に操作レバーをロックすることができ、ロックする部材に人体や他物体が引っかかることがきわめて少ない、綴具を提供することである。
この発明の請求項1にかかる綴具は、板状の基台と、前記基より立設された支持体と、前記基台上において回動自在に取付けられ、回動することによって、先端部が円弧を描くように移動する連結アームと、前記連結アームの先端部に取り付けられ、前記連結アームが回動することにより前記基台に対して開閉する挟持体と、前記基台上において支持軸を中心として回動自在に取り付けられ、回動することによって円弧を描くように移動する一端側が前記挟持体に接続されるバネ部材と、前記基台上において支持体に前記支持軸により回動自在に固定され、且つ前記バネ部材の他端側に接続され、操作することによって前記バネ部材を介して前記挟持体を開閉するための操作レバーとを備えた綴具であって、前記操作レバーの突起をロックするロック手段が、挟持体とは反対側における支持体の一側部において、操作レバーの長手方向に沿って移動自在に設けられ、前記操作レバー及びロック手段は、操作レバーをロック手段側に回動して、操作レバーの突起をロック手段にロック状態にするように形成され、且つ、ロック状態にあるロック手段を移動することにより、操作レバーの突起のロックを解除するように形成された、綴具である。
この発明の請求項2にかかる綴具は、板状の基台と、前記基より立設された支持体と、前記基台上において回動自在に取付けられ、回動することによって、先端部が円弧を描くように移動する連結アームと、前記連結アームの先端部に取り付けられ、前記連結アームが回動することにより前記基台に対して開閉する挟持体と、前記基台上において支持軸を中心として回動自在に取り付けられ、回動することによって円弧を描くように移動する一端側が前記挟持体に接続されるバネ部材と、前記基台上において支持体に前記支持軸により回動自在に固定され、且つ前記バネ部材の他端側に接続され、操作することによって前記バネ部材を介して前記挟持体を開閉するための操作レバーとを備えた綴具であって、前記操作レバーの突起をロックするロック手段が、挟持体とは反対側における支持体の一側部において、操作レバーの長手方向に沿って移動自在に設けられ、前記ロック手段は、操作レバーの突起をロックする方向に付勢された、綴具である。
この発明の請求項3にかかる綴具は、板状の基台と、前記基より立設された支持体と、前記基台上において回動自在に取付けられ、回動することによって、先端部が円弧を描くように移動する連結アームと、前記連結アームの先端部に取り付けられ、前記連結アームが回動することにより前記基台に対して開閉する挟持体と、前記基台上において支持軸を中心として回動自在に取り付けられ、回動することによって円弧を描くように移動する一端側が前記挟持体に接続されるバネ部材と、前記基台上において支持体に前記支持軸により回動自在に固定され、且つ前記バネ部材の他端側に接続され、操作することによって前記バネ部材を介して前記挟持体を開閉するための操作レバーとを備えた綴具であって、前記操作レバーの突起をロックするロック手段が、挟持体とは反対側における支持体の一側部において、操作レバーの長手方向に沿って移動自在に設けられ、前記ロック手段は、操作レバーの突起のロックを解除する間隙部が形成された、綴具である。
この発明の請求項4にかかる綴具は、ロック手段の間隙部は、操作部材の突起の直下に設けられ、操作レバーをロックするとき及びロックを解除するときに通過して突起がロック位置に移動するように構成された、請求項3に記載の綴具である。
この発明の請求項5にかかる綴具は、ロック手段は、バネにより付勢された、請求項1ないし4のいずれかに記載の綴具である。
この発明の請求項6にかかる綴具は、ロック手段は、支持体とロック手段との間に架け渡されたバネにより付勢された、請求項5に記載の綴具である。
この発明によれば、板状の基台と、前記基より立設された支持体と、前記基台上において回動自在に取付けられ、回動することによって、先端部が円弧を描くように移動する連結アームと、前記連結アームの先端部に取り付けられ、前記連結アームが回動することにより前記基台に対して開閉する挟持体と、前記基台上において支持軸を中心として回動自在に取り付けられ、回動することによって円弧を描くように移動する一端側が前記挟持体に接続されるバネ部材と、前記基台上において支持体に前記支持軸により回動自在に固定され、且つ前記バネ部材の他端側に接続され、操作することによって前記バネ部材を介して前記挟持体を開閉するための操作レバーとを備えた綴具であって、前記操作レバーの突起をロックするロック手段が、挟持体とは反対側における支持体の一側部において、操作レバーの長手方向に沿って移動自在に設けられ、前記操作レバー及びロック手段は、操作レバーをロック手段側に回動して、操作レバーの突起をロック手段にロック状態にするように形成され、且つ、ロック状態にあるロック手段を移動することにより、操作レバーの突起のロックを解除するように形成されているので、確実に操作レバーのロックをすることができ、しかも、ロック時及びロック解除時のいずれにおいてもロック手段に物体が引っかかったり、人体が触れてそれらを痛めることがない。
請求項2の発明によれば、ロック手段は、操作レバーの突起をロックする方向に付勢されているので、操作レバーのロック時において、不用意に操作レバーのロックが解除されることはない。
請求項3の発明によれば、ロック手段は、操作レバーの突起のロックを解除する間隙部が形成されているので、操作レバーの突起がロックを解除する間隙部より抜けててロックが解除される。
請求項4の発明によれば、ロック手段の間隙部は、操作部材の突起の直下に設けられ、操作レバーをロックするとき及びロックを解除するときに通過して突起がロック位置に移動するように構成されているので、操作レバーのロックをするとき、操作レバーを真下に押し下げることにより、操作レバーのロックをすることができる。
請求項5及び6の発明によれば、ロック手段は、操作レバーの突起をロックする方向に付勢されているので、操作レバーのロック時において、不用意に操作レバーのロックが解除されることはない。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1および図2はこの発明の一実施の形態である綴具の一例を示す斜視図であって、図1は閉じた状態を示す斜視図であり、図2は開いた状態を示す斜視図である。
綴具10は、たとえば金属板などで矩形板状に形成される基台12を含む。基台12の幅方向の一端には、支持体14が形成される。支持体14は、基台12の長手方向の一端側(手前側)から他端側(後ろ側)に亘って、基台12に対して直立するように形成される板状体であり、手前側から後ろ側に亘って同一の高さに形成される。
また、基台12には、支持体14に平行して、後ろ側のアーム枢支部16及び手前側のアーム枢支部18と軸受部20とが形成される。アーム枢支部16及び18と軸受部20とは、たとえば基台12の一部に切れ目を形成し、切れ目を形成した部分を基台12上に垂直状に起こすことによって形成される、それらには、その略中央に、貫通孔が形成される。
支持体14からアーム枢支部16及び18の貫通孔を通るようにして、連結アーム22及び24が形成される。連結アーム22及び24は、アーム枢支部16及び18部分で折れ曲がってアーム枢支部16及び18の面に平行するように延び、さらに折れ曲がって先端部がアーム枢支部16及び18の面にほぼ直交する向きとなるように形成される。連結アーム22及び24は、支持体14の支持部分とアーム枢支部16及び18の支持部分とに跨って取り付けられ、その支持部分を枢支点として、回動可能に取り付けられる。したがって、連結アーム22及び24が回動することにより、その先端部は円弧を描くようにして移動する。
連結アーム22及び24の先端部には、挟持体26が取付けられる。挟持体26は、長方形状に形成され、基台12との間に書類などを挟み込むことによって、書類を保持するためのものである。この挟持体26の長手方向の両端側において、挟持体26の側面に連結アーム22及び24の先端部が取り付けられる。さらに、支持体14と対向する軸受部20との間には、操作レバー32の枢軸たる支持軸28が取付けられる。この支持軸28に、バネ部材30を構成するねじりコイルばねのコイル部を巻回するようにして、バネ部材30が回転可能に取付けられる。
バネ部材30の一端側のコイル部の端部から延びる作動腕30aは、軸受部20の面に平行に延び、さらに折れ曲がって軸受部20の面にほぼ直交するように形成される。そして、バネ部材30の一端側の作動腕30aが、挟持体26に接続される。このとき、バネ部材30の一端側の作動腕30aは、挟持体26の長手方向の中央部より一方の連結アーム22寄りの部分に接続される。
さらに、支持軸28に近接して、操作レバー32が形成される。操作レバー32には、バネ部材30の他端側のコイル部の端部から延びる作動腕30bが接続される。
そして、操作レバー32は、それが倒れた状態において、支持軸28部分から支持軸28に対して遠い位置にある基台12の手前側端部まで延びるように形成される。
操作レバー32は、その後ろ側端には支持軸28に枢支される枢支部を有し、且つ、その自由端側の上面に押圧部を有する操作レバー本体34を備えている。操作レバー本体34の下面には、長手方向に延びる突条36が形成され。該突条36の支持体14側表面には、操作レバー32をロックするための突起36aが支持体14側に向けて突設されている。
支持体14は、基台12に連続して、操作レバー32の長手方向に沿って、後ろ側のアーム枢支部16から手前側のアーム枢支部18の近傍に至るまで設けられており、ロック手段100は、この支持体14に移動自在に設けられている。
支持体14は、基台12より起立された直立部14aと、直立部14aの先端(基台12とは反対側)が、水平方向に折り曲げられた滑り保持部14bとを備える。滑り保持部14bは、直立部14aの長手方向に連続して延びている。
挟持体26とは反対側における操作レバー32の側にある支持体14に、操作レバー32の突起36aをロックするロック手段100が、操作レバー32の長手方向に沿って移動自在に設けられる。
ロック手段100は、操作レバー32の長手方向に伸びる、略直方体状ロック本体102を備え、人体又は物体が引っ掛からないような、主として平面からなるブロック体であり、支持体14に嵌合するガイド溝104が長手方向に穿設され、ガイド溝104の内面が、支持体14の外表面に摺接する。
ロック本体102は、水平平面板状の上壁102aと、該上壁102aの操作レバー32側の端部より垂下された垂直平面板状の内壁102bと、該上壁102aの支持体14の外側の端部より垂下された垂直平面板状の外壁102cと、該外壁102cの下部より直立部14a側にむけて突出された水平平面板状の下壁102dと、外壁102cの内面より直立部14a側に向けて突出された水平状の中間壁102eとを備える。
下壁102dの直立部14a側表面は、直立部14aと摺接する平面に形成されている。
ロック手段100のガイド溝104は、支持体14の直立部14aに対応する垂直溝部104aと、支持体14の滑り保持部14bに対応する水平溝部104bとを備える。
垂直溝部104aは、内壁102bの内面と中間壁102cの外面との間に形成され、水平溝部104bは、上壁102aの内面と中間壁102cの上面との間に形成されている。
ロック手段100は、ロック本体102のガイド溝104より外側の、すなわち操作レバー32側の内壁102bの下縁には、前記操作レバー32の突起36aを係止し、操作レバー32をロック状態にするための係止縁106が形成されている。そして、操作レバー32の突起36aの側面は、垂直及び斜めに切り欠かれ、操作レバー32を押し下げたときに内壁102bの操作レバー32側表面を摺動することができるようにされている。
係止縁106の手前側、すなわち操作レバー32の自由端側には、操作レバー32の突起36aのロックを解除するための間隙部108が形成されている。
間隙部108は、ロック手段100の長手方向において、ロック手段100を支持体14に沿って操作レバー32の解除方向(後ろ側)に向けて押して移動させたとき、係止縁106に係止されていた操作レバー32の突起34が間隙部108の位置に至るような位置に形成されており、また、間隙部108の長さ及び幅は、操作レバー32の支持体14側側縁より突き出された突起36aの突き出した長さ及び幅に対応して、突起36aの長さ及び幅と同一かもしくはそれ以上の長さ及び幅を有する。
そして、直立部14aは、ロック手段100がホームポジション(ロック手段100を後ろ側に向けて押さない位置)にあるときに、間隙部108より後方、この実施の形態においては、操作レバー32の突起36aの後ろ側よりわずかに後ろ側の位置まで形成されている。
ロック手段100は、その手前側端にロック手段100を押す押圧部100aを備え、且つ操作レバー32の突起36aをロックする方向に付勢する付勢手段110が設けられている。
押圧部100aは、人が指でロック手段100を押すに必要な面積を備え、閉じられた操作レバー32の後ろ側に不用意な力がかからない高さと幅とを備え、間隔ができるだけで少くなるように構成されている。
付勢手段110は、係止縁106より下方において、支持体14の一端(手前側の端縁の突出片14c)とロック手段100の手前側の一端(ロック手段100の押圧部100aの内側)との間に架け渡されたコイルバネ112により構成されている。
ロック手段100は、コイルバネ112の下部に、ロック手段100を後ろ側に向けて押したときに操作レバー32のロックを解除された後に適宜な位置で停止させるための停止片114が操作レバー32に向けて突出されており、停止片114が、支持体14の手前側端縁に突き当たりロック手段100が停止するように構成されている。
この綴具10では、操作レバー32を開閉することにより、バネ部材30を介して挟持体26を開閉させることができる。挟持体26が閉じた状態において、操作レバー32を倒して突起36aを係止縁106に嵌めることにより、バネ部材30によって挟持体26が基台12側に付勢される。このバネ部材30の力により、書類などが基台12と挟持体26との間に保持される。また、操作レバー32を起こすことにより、バネ部材30を介して挟持体26が開き、書類を取り外すことができる。なお、この綴具10では、書類を挟むときに、書類の端部を揃えるために、基台12からほぼ直交するようにして、2つの整列部材38が形成される。これらの整列部材38は、アーム支持部16及び18と同様に基台12に切れ目を形成し、切れ目を形成した部分を基台12上に起こすことによって形成される。この綴具10は、基台12に形成された貫通孔40を通して、リベットなどによりファイルに取り付けられる。
前記実施の形態とは異なる別の実施の形態である綴具について、以下説明する。
前記実施の形態の綴具と同一又は均等な構成要件については、同一符号によって説明する。
図13および図14はこの発明の別の実施の形態である綴具の一例を示す斜視図であって、図13は閉じた状態を示す斜視図であり、図14は開いた状態を示す斜視図である。
綴具210は、たとえば金属板などで矩形板状に形成される基台12を含む。基台12の幅方向の一端には、支持体14が形成される。支持体14は、基台12の長手方向の一端側(手前側)から他端側(後ろ側)に亘って、基台12に対して直立するように形成される板状体であり、手前側から後ろ側に亘って同一の高さに形成される。
また、基台12には、支持体14に平行して、後ろ側のアーム枢支部16及び手前側のアーム枢支部18と軸受部20とが形成される。
支持体14からアーム枢支部16及び18の貫通孔を通るようにして、連結アーム22及び24が形成される連結アーム22及び24が回動することにより、その先端部は円弧を描くようにして移動する。
連結アーム22及び24の先端部には、挟持体26が取付けられる。挟持体26は、長方形状に形成され、基台12との間に書類などを挟み込むことによって、書類を保持するためのものである。この挟持体26の長手方向の両端側において、挟持体26の側面に連結アーム22及び24の先端部が取り付けられる。さらに、支持体14と対向する軸受部20との間には、操作レバー32の枢軸たる支持軸28が取付けられる。この支持軸28にバネ部材30を構成するねじりコイルばねのコイル部を巻回するようにして、バネ部材30が回転可能に取付けられる。
バネ部材30の一端側のコイル部の端部から延びる作動腕30aは、軸受部20の面に平行に延び、さらに折れ曲がって軸受部20の面にほぼ直交するように形成される。そして、バネ部材30の一端側の作動腕30aが、挟持体26に接続される。
さらに、支持軸28に近接して、操作レバー32が形成される。操作レバー32には、バネ部材30の他端側のコイル部の端部から延びる作動腕30bが接続される。
操作レバー32は、その後ろ側端には、支持軸28に枢支される枢支部を有し、且つ、その自由端側の上面に押圧部を有する操作レバー本体34を備えている。操作レバー本体34の側面の長手方向に延びる突条36の支持体14側の表面には、操作レバー32をロックするための突起36aが支持体14側に向けて突設されている。
挟持体26とは反対側における操作レバー32の側にある支持体14に、操作レバー32の突起36aをロックするロック手段300が、操作レバー32の長手方向に沿って移動自在に設けられる。
支持体14は、基台12に連続して、操作レバー32の長手方向に沿って、後ろ側のアーム枢支部16から手前側のアーム枢支部18の近傍に至るまで設けられており、ロック手段300は、この支持体14に移動自在に設けられている。
支持体14は、基台12より起立された直立部14aと、直立部14aの先端(基台12とは反対側)が、水平方向に折り曲げられた滑り保持部14bとを備える。滑り保持部14bは、直立部14aの長手方向に連続して延びている。
ロック手段300は、操作レバー32の長手方向に伸びる、略直方体状ロック本体302を備え、人体又は物体が引っ掛からないような、主として平面からなるブロック体であり、支持体14に嵌合するガイド溝304が長手方向に穿設され、ガイド溝304の内面が支持体14の外表面に摺接する。
ロック本体302は、水平平面板状の上壁302aと、該上壁302aの操作レバー32側の端部より垂下された垂直平面板状の内壁302bと、該上壁302aの支持体14の外側の端部より垂下された垂直平面板状の外壁302cと、該外壁302cの下部より直立部14a側にむけて突出された水平平面板状の下壁302dと、外壁302cの内面より直立部14a側に向けて突出された水平状の中間壁302eとを備える。
下壁302dの直立部14a側表面は、直立部14aと摺接する平面に形成されている。
ロック手段300のガイド溝304は、支持体14の直立部14aに対応する垂直溝部304aと、支持体14の滑り保持部14bに対応する水平溝部304bとを備える。垂直溝部304aは、内壁302bの内側と中間壁302eの外面との間に形成され、水平溝部304bは、上壁302aの内面と中間壁302eの上面との間に形成されている。
ロック手段300は、ロック本体302のガイド溝304より外側の、すなわち操作レバー32側下縁には、前記操作レバー32の突起36aを係止し、操作レバー32をロック状態にするための係止縁306が形成されている。係止縁306の手前側、すなわち操作レバー32の自由端側には、操作レバー32の突起36aのロックを解除するための間隙部308が形成されている。
ロック手段300は、そのロック本体302の上部上面より下方に形成された係止縁306にいたる間隙部308が穿設されている。
間隙部308は、操作レバー32の支持体14側側面に形成された突起36aが、操作レバー32を回動しロック状態とするために自由端側を下方に向けて移動させた時、操作レバー32の突起36aが位置する突起36aの直下に設けられており、その前端縁は垂直面で、後端縁は上方に向かうに従って後ろ側に傾斜する斜面が形成されている。
間隙部308は、ロック手段300の長手方向において、ロック手段300を支持体14に沿って操作レバー32の解除方向(後ろ側)に向けて押して移動させたとき、係止縁306に係止されていた操作レバー32の突起36aが間隙部308の位置に至るような位置に形成されている。また、間隙部308の長さ及び幅は、操作レバー32の支持体14側側縁より突き出された突起36aの突き出した長さ及び幅に対応して、突起36aの長さ及び幅と同一かもしくはそれ以上の長さ及び幅を有する。
この間隙部308は、操作レバー32をロックするときに、通過するとともに、操作レバー32のロックを解除するときにも通過するよう構成されている。
ロック手段300は、その手前側端にロック手段300を押す押圧部300aを備え、且つ操作レバー32の突起36aをロックする方向に付勢する付勢手段310が設けられている。
押圧部300aは、人が指でロック手段300を押すに必要な面積を備えている。
付勢手段310は、係止縁306より下方において、支持体14の一端(手前側の端縁の突出片14c)とロック手段300の手前側の一端(ロック手段300の押圧部300aの内側)との間に架け渡されたコイルバネ312により構成されている。
そして、操作レバー32は、ロックするために下方に向けて回動させたとき、操作レバー32の突起36aがロック手段300の間隙部308の後端縁に沿って下方に向けて下降し、ロック手段300は、付勢手段310の付勢力に抗して移動し、操作レバー32の突起36aがロック手段300の係止縁306に係止されるように移動する。
また、操作レバー32のロックを解除するときは、ロック手段300を付勢手段310の付勢力に抗して手前側より押して後方に移動させれば、間隙部308に至った操作レバー32の突起36aがロック位置より上方に移動し、間隙部308から出ることにより操作レバー32のロックが解除される。
この綴具210によれば、操作レバー32を真下に向けて回転させるだけで、操作レバー32のロックをすることができ、また、ロック手段300の手前側を後ろ側に向けて押すことにより操作レバー32のロックを解除することができる。
この発明の一実施の形態である綴具を閉じた状態を示す斜視図である。 図1に示す綴具を開いた状態を示す斜視図である。 図1に示す綴具の平面図解図である。 図3のA-A 断面拡大図である。 図1に示す綴具の右側面図解図である。 図1に示す綴具の開いた状態の右側面図解図である。 図1に示す綴具のロック手段の右側面図解図である。 操作レバーのロックを解除するときのロック手段の右側面図解図である。 操作レバーのロックを解除するときのロック手段の右側面図解図である。 操作レバーをロックするときの横断面図解図である。 操作レバーをロックするときの横断面図解図である。 操作レバーをロックするときの横断面図解図である。 この発明の別の実施の形態である綴具を閉じた状態を示す斜視図である。 図13に示す綴具を開いた状態を示す斜視図である。 図1に示す綴具の平面図解図である。 図1に示す綴具の横断面図であり、(A)は、図15のA-A断面拡大図であり、(B)は、要部の断面拡大図である。 図13に示す綴具の右側面図解図である。 図13に示す綴具の開いた状態の右側面図解図である。 図13に示す綴具のロック手段の右側面図解図である。 ロック手段の操作レバーのロックを解除するときのロック手段右側面図解図である。 ロック手段の操作レバーのロックを解除するときのロック手段右側面図解図である。 操作レバーをロックするときの横断面図解図である。 操作レバーをロックするときの横断面図解図である。 操作レバーをロックするときの横断面図解図である。
符号の説明
10、210 綴具
12 基台
14 支持体
14a 直立部
14b 滑り保持部
14c 突出片
16、18 アーム枢支部
20 軸受部
22、24 連結アーム
26 挟持体
28 支持軸
30 バネ部材
32 操作レバー
34 操作レバー本体
36 突条
36 突起
38 整列部材
40 貫通孔
100、300 ロック手段
102、302 ロック本体
102a、302a 上壁
102b、302b 内壁
102c、302c 外壁
102d、302d 下壁
102e、302e 中間壁
104、304 ガイド溝
104a、304a 垂直溝部
104b、304b 水平溝部
106、306 係止縁
108、308 間隙部
110、310 付勢手段
112、312 コイルバネ
114 停止片

Claims (6)

  1. 板状の基台と、
    前記基より立設された支持体と、
    前記基台上において回動自在に取付けられ、回動することによって、先端部が円弧を描くように移動する連結アームと、
    前記連結アームの先端部に取り付けられ、前記連結アームが回動することにより前記基台に対して開閉する挟持体と、
    前記基台上において支持軸を中心として回動自在に取り付けられ、回動することによって円弧を描くように移動する一端側が前記挟持体に接続されるバネ部材と、
    前記基台上において支持体に前記支持軸により回動自在に固定され、且つ前記バネ部材の他端側に接続され、操作することによって前記バネ部材を介して前記挟持体を開閉するための操作レバーとを備えた綴具であって、
    前記操作レバーの突起をロックするロック手段が、挟持体とは反対側における支持体の一側部において、操作レバーの長手方向に沿って移動自在に設けられ、
    前記操作レバー及びロック手段は、操作レバーをロック手段側に回動して、操作レバーの突起をロック手段にロック状態にするように形成され、且つ、ロック状態にあるロック手段を移動することにより、操作レバーの突起のロックを解除するように形成された、綴具。
  2. 板状の基台と、
    前記基より立設された支持体と、
    前記基台上において回動自在に取付けられ、回動することによって、先端部が円弧を描くように移動する連結アームと、
    前記連結アームの先端部に取り付けられ、前記連結アームが回動することにより前記基台に対して開閉する挟持体と、
    前記基台上において支持軸を中心として回動自在に取り付けられ、回動することによって円弧を描くように移動する一端側が前記挟持体に接続されるバネ部材と、
    前記基台上において支持体に前記支持軸により回動自在に固定され、且つ前記バネ部材の他端側に接続され、操作することによって前記バネ部材を介して前記挟持体を開閉するための操作レバーとを備えた綴具であって、
    前記操作レバーの突起をロックするロック手段が、挟持体とは反対側における支持体の一側部において、操作レバーの長手方向に沿って移動自在に設けられ、
    前記ロック手段は、操作レバーの突起をロックする方向に付勢された、綴具。
  3. 板状の基台と、
    前記基より立設された支持体と、
    前記基台上において回動自在に取付けられ、回動することによって、先端部が円弧を描くように移動する連結アームと、
    前記連結アームの先端部に取り付けられ、前記連結アームが回動することにより前記基台に対して開閉する挟持体と、
    前記基台上において支持軸を中心として回動自在に取り付けられ、回動することによって円弧を描くように移動する一端側が前記挟持体に接続されるバネ部材と、
    前記基台上において支持体に前記支持軸により回動自在に固定され、且つ前記バネ部材の他端側に接続され、操作することによって前記バネ部材を介して前記挟持体を開閉するための操作レバーとを備えた綴具であって、
    前記操作レバーの突起をロックするロック手段が、挟持体とは反対側における支持体の一側部において、操作レバーの長手方向に沿って移動自在に設けられ、
    前記ロック手段は、操作レバーの突起のロックを解除する間隙部が形成された、綴具。
  4. ロック手段の間隙部は、操作部材の突起の直下に設けられ、操作レバーをロックするとき及びロックを解除するときに通過して突起がロック位置に移動するように構成された、請求項3に記載の綴具。
  5. ロック手段は、バネにより付勢された、請求項1ないし4のいずれかに記載の綴具。
  6. ロック手段は、支持体とロック手段との間に架け渡されたバネにより付勢された、請求項5に記載の綴具。
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