JP4390001B2 - コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、コンデンサに関する。
従来から各種のコンデンサが提案されている。たとえば、特開2005−160058号公報に記載されたフィルタ素子は、帯状是杖膜と、帯状絶縁体の一方の面側において帯状絶縁体の幅方向で互いに離間して並設された信号用帯状導電体、および帯状絶縁体の他方の面側に配置された接地用帯状導電体を帯状絶縁体を巻回することによって全体として筒状に形成されたコイル部を備えている。
また、特開2006−269652号公報に記載されたコンデンサ装置は、耐熱性の高いフィルムを有する第1コンデンサと、第1コンデンサよりも耐熱性の低い第2コンデンサと、第1および第2コンデンサを収納する外装ケースとを備える。そして、第1コンデンサおよび第2コンデンサが耐熱性を考慮して外装ケース内に配置されている。
さらに、特開2003−282353号公報に記載された積層コンデンサは、2枚の誘電体シート上に、静電容量を形成する内部電極、外部電極引き出し部及び電波吸収部を配置してコンデンサ素片を形成し、この2枚のコンデンサ素片を積層して端から巻き取ることで円筒形状とし、最後に円筒形状の両端に外部電極を取り付けることで構成されている。
特開2005−160058号公報 特開2006−269652号公報 特開2003−282353号公報
しかし、従来のフィルタ素子、コンデンサ装置および積層コンデンサにおいては、コンデンサ内部の温度が上昇して、コンデンサ内の絶縁膜のうち、内部側に位置する部分が外部側に位置する部分よりも早期に劣化するという問題があった。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、コンデンサの内部側に位置する絶縁膜の早期劣化が抑制されたコンデンサを提供することである。
本発明に係るコンデンサは、第1絶縁膜、第1電極、第2絶縁膜および第2電極が順次積層された積層フィルムを巻回して形成されたコンデンサであって、第1絶縁膜と第2絶縁膜との少なくとも一方が、コンデンサの外方側の端部の厚みよりコンデンサ内方側の端部の厚みの方が厚く形成される。好ましくは、第1絶縁膜、第1電極、第2絶縁膜および第2電極が順次積層された積層フィルムを巻回して形成されたコンデンサであって、第1絶縁膜のコンデンサの内方側の端部側の厚みは、第1絶縁膜のコンデンサ外方側の端部の厚みよりも厚く形成され、第2絶縁膜のコンデンサの内方側の端部側の厚みは、第2絶縁膜のコンデンサ外方側の端部の厚みよりも厚く形成され、厚みが厚く形成された内方側端部まで、第1電極および第2電極が形成される。
本発明に係るコンデンサは第1絶縁膜、第1電極、第2絶縁膜および第2電極が順次積層された積層フィルムを巻回して形成されたコンデンサであって、第1絶縁膜と第2絶縁膜との少なくとも一方が、コンデンサの外方側の端部の厚みよりコンデンサ内方側の端部の厚みの方が厚く形成される。上記第1絶縁膜の厚みは、コンデンサの外方側の端部から内方側の端部に向かうにしたがって、厚くなるように形成され、第2絶縁膜の厚みは、コンデンサの外方側の端部から内方側の端部に向かうにしたがって、厚くなるように形成される。好ましくは、上記第1絶縁膜は、コンデンサの外方側に配置された第1分割絶縁膜と、第1分割絶縁膜に対してコンデンサの内方側に配置され、第1分割絶縁膜より厚く形成された第2分割絶縁膜とを含む。そして、上記第2絶縁膜は、コンデンサの外方側に配置された第3分割絶縁膜と、第3分割絶縁膜に対してコンデンサの内方側に配置され、第3分割絶縁膜より厚く形成された第4分割絶縁膜とを含む。
好ましくは、上記第1絶縁膜の厚みは、コンデンサの外方側の端部から内方側の端部に向かうにしたがって、厚くなるように形成され、第2絶縁膜の厚みは、コンデンサの外方側の端部から内方側の端部に向かうにしたがって、厚くなるように形成する。
好ましくは、第1絶縁膜は、コンデンサの外方側に配置された第1分割絶縁膜と、第1分割絶縁膜に対してコンデンサの内方側に配置され、第1分割絶縁膜より厚く形成された第2分割絶縁膜とを含む。そして、上記第2絶縁膜は、コンデンサの外方側に配置された第3分割絶縁膜と、第3分割絶縁膜に対してコンデンサの内方側に配置され、第3分割絶縁膜より厚く形成された第4分割絶縁膜とを含む。好ましくは、上記第1電極は、第1分割絶縁膜上に形成され、コンデンサの内方側の端部が、第1分割絶縁膜のコンデンサの内方側の端部より、コンデンサの外方側に位置する第1分割電極と、第2分割絶縁膜上に形成され、コンデンサの外方側の端部が、第2分割絶縁膜のコンデンサの外方側の端部より、コンデンサの内方側に位置する第2分割電極とを含む。さらに、上記第2電極は、第3分割絶縁膜上に形成され、コンデンサの内方側の端部が、第3分割絶縁膜のコンデンサの内方側の端部より、コンデンサの外方側に位置する第3分割電極と、第4分割絶縁膜上に形成され、コンデンサの外方側の端部が、第4分割絶縁膜のコンデンサの外方側の端部より、コンデンサの内方側に位置する第4分割電極とを含む。好ましくは、上記第1絶縁膜のコンデンサの外方側の端部側と、第2絶縁膜のコンデンサの外方側の端部とに、第1および第2絶縁膜よりも誘電率の高い高誘電体材料が添加される。
本発明に係るコンデンサによれば、コンデンサ内部の温度が上昇しても、コンデンサの内部側に位置する絶縁膜が早期に劣化することを抑制することができる。
本実施の形態に係るコンデンサ、図1から図13を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明に従ったコンデンサ装置を有する負荷駆動装置の主要部の構成を示す電気回路図である。
図1を参照して、負荷駆動装置410は、コンバータ420と、インバータ430と、制御装置440と、コンデンサC1,C2と、電源ラインPL1〜PL3と、出力ライン462,464,466とを備える。コンバータ420は、電源ラインPL1,PL3を介してバッテリBと接続され、インバータ430は、電源ラインPL2,PL3を介してコンバータ420と接続される。また、インバータ430は、出力ライン462,464,466を介して電気負荷としてのモータジェネレータMGと接続される。
バッテリBは、直流電源であって、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池である。バッテリBは、発生した直流電力をコンバータ420に供給し、また、コンバータ420から受取る直流電力によって充電される。
モータジェネレータMGは、たとえば3相交流同期電動発電機であって、負荷駆動装置410から受ける交流電力によって駆動力を発生する。また、モータジェネレータMGは、発電機としても使用され、減速時の発電作用(回生発電)により交流電力を発生し、その発生した交流電力を負荷駆動装置410に供給する。
コンバータ420は、各々が半導体モジュールからなる上アームおよび下アームと、リアクトルLとを含む。上アームおよび下アームは、電源ラインPL2,PL3間に直列に接続され、電源ラインPL2に接続される上アームは、パワートランジスタQ1と、パワートランジスタQ1に逆並列に接続されるダイオードD1とからなり、電源ラインPL3に接続される下アームは、パワートランジスタQ2と、パワートランジスタQ2に逆並列に接続されるダイオードD2とからなる。そして、リアクトルLは、電源ラインPL1とパワートランジスタQ1,Q2の接続点との間に接続される。
このコンバータ420は、バッテリBから受ける直流電圧をリアクトルLを用いて昇圧し、その昇圧した昇圧電圧を電源ラインPL2に供給する。また、コンバータ420は、インバータ430から受ける直流電圧を降圧してバッテリBを充電する。
インバータ430は、U相アーム452と、V相アーム454と、W相アーム456とを含む。U相アーム452、V相アーム454およびW相アーム456の各々は、電源ラインPL2,PL3間に並列に接続され、半導体モジュールからなる上アームおよび下アームからなる。各相アームにおける上アームおよび下アームは、電源ラインPL2,PL3間に直列に接続される。
U相アーム452の上アームは、パワートランジスタQ3と、パワートランジスタQ3に逆並列に接続されるダイオードD3とからなり、U相アーム452の下アームは、パワートランジスタQ4と、パワートランジスタQ4に逆並列に接続されるダイオードD4とからなる。V相アーム454の上アームは、パワートランジスタQ5と、パワートランジスタQ5に逆並列に接続されるダイオードD5とからなり、V相アーム454の下アームは、パワートランジスタQ6と、パワートランジスタQ6に逆並列に接続されるダイオードD6とからなる。W相アーム456の上アームは、パワートランジスタQ7と、パワートランジスタQ7に逆並列に接続されるダイオードD7とからなり、W相アーム456の下アームは、パワートランジスタQ8と、パワートランジスタQ8に逆並列に接続されるダイオードD8とからなる。そして、各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、対応する出力ラインを介してモータジェネレータMGの対応する相のコイルの反中性点側に接続されている。
インバータ430は、制御装置440からの制御信号に基づいて、電源ラインPL2から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMGへ出力する。また、インバータ430は、モータジェネレータMGによって発電された交流電圧を直流電圧に整流して電源ラインPL2に供給する。
コンデンサC1は、電源ラインPL1,PL3間に接続され、電源ラインPL1の電圧レベルを平滑化する。また、コンデンサC2は、電源ラインPL2,PL3間に接続され、電源ラインPL2の電圧レベルを平滑化する。
制御装置440は、モータジェネレータMGのトルク指令値、各相電流値、およびインバータ430の入力電圧に基づいてモータジェネレータMGの各相コイル電圧を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ3〜Q8をオン/オフするPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成してインバータ430へ出力する。ここで、モータジェネレータMGの各相電流値は、インバータ430の各アームを構成する半導体モジュールに組込まれた電流センサによって検出される。この電流センサは、S/N比が向上するように半導体モジュール内に配設されている。また、制御装置440は、上述したトルク指令値およびモータ回転数に基づいてインバータ430の入力電圧を最適にするためのパワートランジスタQ1,Q2のデューティ比を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ1,Q2をオン/オフするPWM信号を生成してコンバータ420へ出力する。
さらに、制御装置440は、モータジェネレータMGによって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリBを充電するため、コンバータ420およびインバータ430におけるパワートランジスタQ1〜Q8のスイッチング動作を制御する。
この負荷駆動装置410においては、コンバータ420は、制御装置440からの制御信号に基づいて、バッテリBから受ける直流電圧を昇圧して電源ラインPL2に供給する。そして、インバータ430は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインPL2から受け、その受けた直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMGへ出力する。
また、インバータ430は、モータジェネレータMGの回生動作によって発電された交流電圧を直流電圧に変換して電源ラインPL2へ出力する。そして、コンバータ420は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインPL2から受け、その受けた直流電圧を降圧してバッテリBを充電する。
コンデンサ装置100はコンデンサC1,C2を含み、コンデンサC1,C2を同一のケースに収納することで構成される。コンデンサC1の正極(P極)は電源ラインPL1に接続され、負極(N極)は電源ラインPL3に接続される。コンデンサC2の正極(P極)は電源ラインPL2に接続され、コンデンサC2の負極(N極)は電源ラインPL3に接続される。
図2は、図1で示すコンデンサ装置の平面図である。図2を参照して、コンデンサ装置100は、複数のコンデンサを収容可能な外装ケース101と、この外装ケース101内に収容された複数のコンデンサ110とを備えている。
コンデンサ110はポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルムを使用したコンデンサである。
図2では、外装ケース101は四角形状であるが、この形状に限られず、円形状または多角形状とされてもよい。
外装ケース101の中央領域を境として、外装ケース101内にコンデンサC1,C2が収納される。コンデンサC1,C2は同一数のコンデンサから構成されているが、これに限られるものではなく、コンデンサC1,C2のいずれか一方では、他方よりコンデンサが多く含まれていてもよい。
また、この実施の形態では、コンデンサC1,C2の境界領域は外装ケース101の短辺方向に延びるが、これに限られず、外装ケース101の長辺方向にコンデンサC1,C2の境界領域が延びてもよい。
コンデンサ110は扁平した円柱形状であり、互いに接触するように配列されている。コンデンサ110は電極の間に絶縁フィルムを挟み込み、この絶縁フィルム間の正極および負極間で電荷を蓄積するキャパシタであり、絶縁フィルムの材質によって誘電率が異なる。これにより容量が異なる。また、絶縁フィルムの材質を変化させることで、耐熱性も変化する。
外装ケース101には、N極バスバー152、第一P極バスバー153および第二P極バスバー154が設けられている。N極バスバー152は電源ラインPL3に接続されて、第一およびコンデンサ110のN極端子と接続される。N極バスバー152は電源ラインPL3に電気的に接続される。N極バスバー152は平板形状であり、導電部材として作用する。N極バスバー152上には第一P極バスバー153および第二P極バスバー154がそれぞれ配置される。第一P極バスバー153はコンデンサC1側に配置され、第二P極バスバー154はコンデンサC2側に配置される。
図3は、図2中のIII−III線に沿った断面図である。図3を参照して、コンデンサ装置100は、窪んだ形状の外装ケース101と、外装ケース101の底面に配置されるN極バスバー152と、N極バスバー152上に載置されるコンデンサ110と、コンデンサ110の上面に接触する第一P極バスバー153および第二P極バスバー154とを有する。N極バスバー152はすべてのコンデンサのN極と接続されており、外装ケース101の内表面に沿った形状とされる。コンデンサ110の上面がP極端子111であり、下面がN極端子112である。すべてのN極端子112はN極バスバー152に接続されている。外装ケース101内にはコンデンサ110が規則正しく配列されている。コンデンサ110の上面のP極端子111は第一P極バスバー153および第二P極バスバー154と接触している。なお、図3で示す断面では、コンデンサ110の高さはすべて一定であるが、コンデンサ110の高さは必ずしもすべてが一定でなくてもよい。また、コンデンサ110の大きさはすべて均等であるが、これに限られず、大きいコンデンサと小さいコンデンサが設けられていてもよい。
図4はコンデンサの斜視図である。図4を参照して、コンデンサは柱状に形成されており、一方の軸方向端面にP極端子111が設けられ、他方の軸方向端面にN極端子112が設けられる。コンデンサ110の形状としては、円柱だけでなく、角柱、楕円柱形状などとしてもよい。さらに、隙間なく充填するために六角柱形状、四角柱形状または三角柱形状などの形状とされてもよい。
図5は、図4に示されたコンデンサ110の断面図である。この図5に示すように、コンデンサ110は、絶縁フィルム114、カソード電極124、絶縁フィルム115、アノード電極125を順次積層して構成された積層フィルム160を巻回して構成されている。
なお、本実施の形態1に係るコンデンサ110においては、絶縁フィルム114の上面上に、カソード電極124が蒸着されており、このカソード電極124の上面側に、絶縁フィルム115が配置され、この絶縁フィルム115の上面上に、アノード電極125が蒸着されている。
絶縁フィルム114のうち、コンデンサ110の内方側の厚みは、コンデンサ110の外方側の厚さよりも、厚くなるように形成されている。また、絶縁フィルム115のコンデンサ110の内方側の厚さは、コンデンサ110の外方側の厚さよりも厚くなるように形成されている。
ここで、コンデンサ110が駆動すると、コンデンサ110のうち内部側の温度は、コンデンサ110の外表面側の温度よりも高くなる。その一方で、上記のように、絶縁フィルム114および絶縁フィルム115の厚さは、コンデンサ110の内方側の方が厚く形成されているので、結果として、コンデンサ110の内方側と外方側における絶縁フィルム114および絶縁フィルム115の耐圧寿命(絶縁寿命)に差が生じることを抑制することができる。
図6は、コンデンサ110の外方側に位置する積層フィルム160の一部を示す斜視図であり、図7は、コンデンサ110の内方側に位置する積層フィルム160の一部を示す斜視図である。
これら、図6および図7に示すように、積層フィルム160は、コンデンサ110の外方側に配置された分割積層フィルム161と、この分割積層フィルム161に対して、コンデンサ110の内方側に配置された分割積層フィルム162とを備えている。
分割積層フィルム161は、分割絶縁膜144と、この分割絶縁膜144の上面上に蒸着された分割カソード電極134と、この分割カソード電極134の上面上に配置された分割絶縁膜146と、この分割絶縁膜146の上面上に形成された分割アノード電極136とを備えている。
分割積層フィルム162は、分割絶縁膜145と、この分割絶縁膜145の上面上に蒸着された分割カソード電極135と、この分割カソード電極135の上面上に配置された分割絶縁膜147と、この分割絶縁膜147の上面上に蒸着された分割アノード電極137とを備えている。
そして、絶縁フィルム114は、分割絶縁膜144と、この分割絶縁膜144に対して、コンデンサ110の内方側に配置され、分割絶縁膜144の厚さよりも厚く形成された分割絶縁膜145とを備えている。絶縁フィルム115は、分割絶縁膜146と、この分割絶縁膜146に対して、コンデンサ110の内方側に配置され、分割絶縁膜146よりも厚く形成された分割絶縁膜147とを備えている。
さらに、カソード電極124は、分割カソード電極134と、分割カソード電極135とを含み、アノード電極125は、分割アノード電極136と分割アノード電極137とを含む。
ここで、分割積層フィルム161の分割絶縁膜144の厚さt1と、分割絶縁膜146の厚さt2とは、略等しく、また、分割絶縁膜145の厚さt3と分割絶縁膜147の厚さt4は、略等しくなっており、厚さt3,t4は、厚さt1,t2よりも厚く形成されている。
すなわち、分割積層フィルム162の分割絶縁膜145,147の厚さは、分割積層フィルム161の分割絶縁膜144,146の厚さよりも厚く形成されている。これにより、分割積層フィルム162は、分割積層フィルム161よりも耐熱寿命が長くなるように形成されている。そして、分割積層フィルム162をコンデンサ110の内方側に配置することで、コンデンサ110の内方側の温度が高くなったとしても、内部側と外部側とで寿命に差が生じることを抑制することができる。
なお、分割絶縁膜144、分割絶縁膜145、分割絶縁膜146および分割絶縁膜147は、いずれも、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)または、ポリプロピレン(PP)等により構成されており、いずれも、同質材料から構成されている。そして、分割絶縁膜144および146の厚みt1,t2は、たとえば、数μm程度とされており、分割絶縁膜145および147の厚みt3,t4は、十数μm程度とされている。
さらに、分割カソード電極134、分割カソード電極135、分割アノード電極136および分割アノード電極137は、たとえば、アルミニウム等の金属によって構成されている。
図8は、分割積層フィルム161と分割積層フィルム162との接合部163を示す斜視図である。この図8に示すように、接合部163においては、分割積層フィルム162のコンデンサ110の外方側の端部と、分割積層フィルム161のコンデンサ110の内方側の端部が接合されて、積層フィルム160が構成されている。ここで、接合部163においては、コンデンサ110の径方向外方側から順次分割絶縁膜144、分割絶縁膜146、分割絶縁膜145、分割絶縁膜147が順次配列されている。そして、この図8に示す例においては、分割絶縁膜146の上面と分割絶縁膜145の下面とが接着材等によって接着されたり、溶着等されている。
ここで、分割カソード電極135の接合部163側(コンデンサ110の外方側)端部は、分割絶縁膜145の接合部163側(コンデンサ110の外方側)端部よりも、コンデンサ110の内方側に位置している。分割アノード電極137の接合部163側(コンデンサ110の外方側)端部は、分割絶縁膜147の接合部163側(コンデンサ110の外方側)端部よりも、コンデンサ110の内方側に位置している。
そして、分割カソード電極134の接合部163側(コンデンサ110の内方側)の端部は、分割絶縁膜144の接合部163側の端部よりも、コンデンサ110の外方側に位置している。さらに、分割アノード電極136の接合部163側(コンデンサ110の内方側)の端部は、分割絶縁膜146の接合部163側(コンデンサ110の内方側)の端部よりも、コンデンサ110の外方側に位置している。
ここで、分割カソード電極135のコンデンサ110の外周側の端部と、分割アノード電極136のコンデンサ110の内方側の端部とが互いに離間しているため、積層フィルム160を巻回した際に、分割カソード電極135と分割アノード電極136とが接触することを抑制することができる。そして、分割カソード電極135と分割アノード電極136との沿面距離を所定長以上とすることができ、分割カソード電極135と分割アノード電極136との短絡を抑制することができる。
(実施の形態2)
図9および図11を用いて、本実施の形態2に係るコンデンサ110について説明する。なお、この図9から図11において、上記図1から図8に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図9は、本実施の形態のコンデンサ110を構成する積層フィルム160の断面図である。この図9に示すように、積層フィルム160の絶縁フィルム114および絶縁フィルム115の厚さは、コンデンサ110の外方側から内方側に向かうにしたがって、厚くなるように形成されている。
これにより、コンデンサ110が駆動して、コンデンサ110の内方側の温度が外方側の温度よりも、高くなったとしても、絶縁フィルム114,115のうち、コンデンサ110内方側とコンデンサ110の外方側とで、耐熱寿命が大きく異なることを抑制することができ、コンデンサ110の一部が早期に劣化することを抑制することができる。さらに、各絶縁フィルム114および絶縁フィルム115をそれぞれ、1つの絶縁フィルムで構成することができ、製造コストの低減を図ることができる。
図10は、コンデンサ110の内部温度を示すグラフである。この図10において、横軸は、コンデンサ110の中心軸を基準として、径方向の距離Rを示す。さらに、縦軸は、温度Tを示す。この図10に示すように、コンデンサ110内の温度は、コンデンサ110の外周(R=R1)からコンデンサ110の中心(R=0)に向かうにしたがって、急激に温度が上昇することが分かる。ここで、絶縁フィルム114,115を構成する絶縁膜は、温度が上昇する急激にその耐圧寿命が低下する。
図11は、本発明の実施の形態2に係るコンデンサ110を構成する積層フィルム160の変形例を示す断面図である。
この図11に示すように、積層フィルム160の厚さは、コンデンサ110の外周側において、内周側に向けて厚くなる厚みの増加率よりも、コンデンサ110の内方側において、内方側に向けて厚くなる厚みの増加率の方が大きくなっている。
これにより、コンデンサ110が駆動することで、コンデンサ110内の温度が上昇したとしても、コンデンサ110の内部側と外部側とで、耐圧寿命に差が生じることを抑制することができる。なお、各絶縁フィルム114および絶縁フィルム115のコンデンサ110の外周側の先端部側においては、薄膜に形成されており、たとえば、数μm程度とすることができ、コンデンサ110のコンパクト化を図ることができる。なお、本実施の形態2においては、絶縁フィルム114および絶縁フィルム115のいずれもが、コンデンサ110の内方側の端部の厚みが、コンデンサ110の外方側の端部の厚みよりも厚くなるように形成されているが、これに限られない。すなわち、絶縁フィルム114と絶縁フィルム115との少なくとも一方が、コンデンサ110の内方側の端部の厚みが、コンデンサ110の外方側の端部の厚みよりも厚くなるように形成してもよい。これにより、少なくとも、内側の厚みが外側の厚みよりも厚い絶縁フィルムにおいては、耐圧寿命の向上および劣化の抑制を図ることができる。
(実施の形態3)
図12および図13を用いて、本発明の実施の形態3について説明する。なお、上記図1から図11に示された構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態3に係るコンデンサ110の積層フィルム160を示す斜視図である。この図12に示すように、分割絶縁膜144および分割絶縁膜146内には、セラミックス等の高誘電体粉末(高誘電体)165が混入されている。
このように、高誘電体粉末165を混入することで、絶縁フィルム114および絶縁フィルム115の誘電率を向上させることができ、コンデンサ110のコンパクト化を図ることができる。
さらに、コンデンサ110内において、コンデンサ110の外周側に位置する分割絶縁膜144および分割絶縁膜146は、分割絶縁膜145および分割絶縁膜147よりも、曲率半径が大きい。このため、上記のように、分割絶縁膜144および分割絶縁膜146内に高誘電体粉末165を混入したとしても、分割絶縁膜144および分割絶縁膜146を良好に巻回することができ、分割絶縁膜144および分割絶縁膜146内にひび割れ等が生じ難くなっている。
ここで、内部に高誘電体粉末165が混入された分割絶縁膜144および分割絶縁膜146は、高誘電体粉末165が混入されていない分割絶縁膜144および分割絶縁膜146と比較して、誘電体損失が小さくなり、分割絶縁膜144および分割絶縁膜146自体が発熱し難くなる。このため、高誘電体粉末165を混入することで、分割絶縁膜144および分割絶縁膜146の温度上昇を抑制することができ、分割絶縁膜144および分割絶縁膜146の耐圧寿命の向上を図ることができる。
なお、図13は、本発明の実施の形態3に係るコンデンサ110を構成する積層フィルム160の変形例を示す断面図である。
この図13に示すように、絶縁フィルム114および絶縁フィルム115の厚みをコンデンサ110の外方側から内方側に向かうにしたがって、厚くなるように形成した場合においても、高誘電体粉末165を混入させてもよい。なお、この図13に示す例においては、絶縁フィルム114および絶縁フィルム115のうち、積層フィルム160の延在方向の中央部からコンデンサ110の外方側に位置する部分に高誘電体粉末165を混入する。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、コンデンサに好適である。
この発明に従ったコンデンサ装置を有する負荷駆動装置の主要部の構成を示す電気回路図である。 図1で示すコンデンサ装置の平面図である。 図2中のIII−III線に沿った断面図である。 コンデンサの斜視図である。 図4に示されたコンデンサの断面図である。 コンデンサの外方側に位置する積層フィルムの一部を示す斜視図である。 コンデンサの内方側に位置する積層フィルムの一部を示す斜視図である。 分割積層フィルムと分割積層フィルムとの接合部を示す斜視図である。 本実施の形態のコンデンサを構成する積層フィルムの断面図である。 コンデンサの内部温度を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係るコンデンサを構成する積層フィルムの変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係るコンデンサの積層フィルムを示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るコンデンサを構成する積層フィルムの変形例を示す断面図である。
符号の説明
100 コンデンサ装置、101 外装ケース、110 コンデンサ、111,112 極端子、114,115 絶縁フィルム、124 カソード電極、125 アノード電極、134,135 分割カソード電極、136,137 分割アノード電極、144,145,146,147 分割絶縁膜、160 積層フィルム、161,162 分割積層フィルム、163 接合部、165 高誘電体粉末、410 負荷駆動装置。

Claims (6)

  1. 第1絶縁膜、第1電極、第2絶縁膜および第2電極が順次積層された積層フィルムを巻回して形成されたコンデンサであって、
    前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜との少なくとも一方が、前記コンデンサの外方側の端部の厚みより前記コンデンサ内方側の端部の厚みの方が厚く形成され、
    前記厚みが厚く形成された内方側端部まで、前記第1電極および前記第2電極が形成された、コンデンサ。
  2. 第1絶縁膜、第1電極、第2絶縁膜および第2電極が順次積層された積層フィルムを巻回して形成されたコンデンサであって、
    前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜との少なくとも一方が、前記コンデンサの外方側の端部の厚みより前記コンデンサ内方側の端部の厚みの方が厚く形成され
    前記第1絶縁膜の前記コンデンサの内方側の端部側の厚みは、前記第1絶縁膜の前記コンデンサ外方側の端部の厚みよりも厚く形成され、
    前記第2絶縁膜の前記コンデンサの内方側の端部側の厚みは、前記第2絶縁膜の前記コンデンサ外方側の端部の厚みよりも厚く形成された、コンデンサ。
  3. 前記第1絶縁膜の厚みは、前記コンデンサの外方側の端部から内方側の端部に向かうにしたがって、厚くなるように形成され、
    前記第2絶縁膜の厚みは、前記コンデンサの外方側の端部から内方側の端部に向かうにしたがって、厚くなるように形成された、請求項2に記載のコンデンサ。
  4. 前記第1絶縁膜は、前記コンデンサの外方側に配置された第1分割絶縁膜と、前記第1分割絶縁膜に対して前記コンデンサの内方側に配置され、前記第1分割絶縁膜より厚く形成された第2分割絶縁膜とを含み、
    前記第2絶縁膜は、前記コンデンサの外方側に配置された第3分割絶縁膜と、前記第3分割絶縁膜に対して前記コンデンサの内方側に配置され、前記第3分割絶縁膜より厚く形成された第4分割絶縁膜とを含む、請求項3に記載のコンデンサ。
  5. 前記第1電極は、前記第1分割絶縁膜上に形成され、前記コンデンサの内方側の端部が、前記第1分割絶縁膜の前記コンデンサの内方側の端部より、前記コンデンサの外方側に位置する第1分割電極と、前記第2分割絶縁膜上に形成され、前記コンデンサの外方側の端部が、前記第2分割絶縁膜の前記コンデンサの外方側の端部より、前記コンデンサの内方側に位置する第2分割電極とを含み、
    前記第2電極は、前記第3分割絶縁膜上に形成され、前記コンデンサの内方側の端部が、前記第3分割絶縁膜の前記コンデンサの内方側の端部より、前記コンデンサの外方側に位置する第3分割電極と、前記第4分割絶縁膜上に形成され、前記コンデンサの外方側の端部が、前記第4分割絶縁膜の前記コンデンサの外方側の端部より、前記コンデンサの内方側に位置する第4分割電極とを含む、請求項4に記載のコンデンサ。
  6. 前記第1絶縁膜の前記コンデンサの外方側の端部側と、前記第2絶縁膜の前記コンデンサの外方側の端部とに、前記第1および第2絶縁膜よりも誘電率の高い高誘電体材料が添加された、請求項1から請求項5のいずれかに記載のコンデンサ。
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