JP4387019B2 - 電子装置、投射型液晶表示装置および液晶パネルの固定方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、文字および画像などを表示するために使用される液晶パネルを有する電子装置および液晶パネルの取り付け枠への固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、安価なガラス基板上に半導体装置を作製する技術開発が活発に進められている。それに伴い、アクティブマトリクス型液晶表示装置(液晶パネル)を有する電子装置の需要も高まってきている。
【0003】
液晶パネルを利用する電子装置の一例として、液晶パネルの画素領域に光源からの強い光を照射し、レンズを通してスクリーンに拡大して照射された映像を見るための投射型液晶表示装置(液晶プロジェクタ)が注目を浴びている。
【0004】
液晶パネルを投射型液晶表示装置に組み込む場合、まず液晶パネル101を取り付け枠102に固定し、光学系の中で最適な投射映像の得られる位置にて取り付け枠102をはんだなどで固定する。また、その逆に取り付け枠102を光学系に固定した後、調整機構によって液晶パネルと取り付け枠との位置合わせを行うなどの方法もある。
【0005】
従来、図1に示すように、まず、取り付け枠102に液晶パネル101を固定する方法として取り付け枠102の中に液晶パネル101を落とし込み、取り付け枠102と液晶パネル101の位置固定用および接着用として光硬化系、熱硬化系樹脂、または2液性エポキシ接着剤103などを2点以上(複数)滴下して挟み込むような方法で固定している(図1)。
【0006】
また、取り付け枠102を光学系に固定したあと、調整機構によって液晶パネルと取り付け枠との位置合わせを行うなどの方法もある。
固定後に液晶パネルの縁に沿って、防湿用および固定用にシリコン系接着剤を用いている場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
投射型液晶表示装置の光学合わせを行う時、液晶パネルを様々な向きに動かすため、従来のような固定をすると、取り付け枠102を歪ませた時に発生する応力が液晶パネル101のセルギャップに影響を及ぼし、干渉縞等肉眼で確認できる表示むら104が発生する。
【0008】
とくに液晶パネルの向かい合う2辺において、各辺1点ずつ2点を同じ接着剤を用いて固定している場合、接着剤103で液晶パネル101を挟む形となるので、光学合わせ時に液晶パネルを歪ませる応力が発生し液晶パネル101に悪影響を及ぼしやすい。
【0009】
また、光学系の熱による液晶パネルと取り付け枠との熱膨張係数の差などの外部応力によっても干渉縞が発生し、表示品質に悪影響を及ぼしていた。
【0010】
そこで、光学合わせ時に枠に追従し、かつ液晶パネルの干渉縞104の発生を抑え、表示品質への悪影響が少ない液晶パネルの取り付け方法および固定方法を提供することを目的とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】
液晶パネル取り付け枠および取り付け枠に固定された液晶パネルによって構成され、外部からの応力が液晶パネルに伝わることなく表示に影響を与えないように、液晶パネルの固定点のうち1ヶ所だけを硬化した後に膨張しない光硬化系樹脂、熱硬化系樹脂またはエポキシ接着剤などにより強固に固定して、応力を逃がすように残りを固定することにより、液晶パネルに発生する干渉縞等の表示むらを抑えることができる。
また、取り付け枠に貫通口を設けることで、樹脂を注入した後に接着剤の不要な広がりを抑えることもできる。なお、図3〜図5に示されるように、この貫通口は片側が座繰り状のものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
[実施例1]
本願発明の実施例について、図3を用いて説明する。
まず、取り付け枠102にあらかじめ貫通口301を設ける。次に、強固な固定をする部分(A部とする)301の対辺側に設けられた貫通口302a、302bに筒状のゴム(開口部の直径1〜3mm)304を組み込む。
液晶パネルと取り付け枠との位置合わせがすんだら、接着剤(光硬化性樹脂)303を貫通口301より注入して液晶パネルと取り付け枠とがずれないように強力に固定する。その後、筒状のゴム304が組み込まれた貫通口(B部とする)302a、302bから接着剤(シリコン樹脂)305を注入して固定する。
【0013】
A部301で強力に固定されるため応力が発生してしまうが、B部302a、302bの貫通口に組み込まれたゴム304が撓みA部301で発生した応力を吸収するため、干渉縞などが発生することは無く、優れた表示品質を得ることができる。
【0014】
図7、8では本願発明に用いる液晶パネルについて説明する。
図7では、画素部の画素TFTと、画素部の周辺に設けられる駆動回路(ソース線側ドライバー回路、ゲート線側ドライバー回路、D/A変換回路、デジタルビデオデータ時間階調処理回路等)のTFTを同一基板上に作製した液晶パネルの断面図を示す。
【0015】
駆動回路のpチャネル型TFT1101には、島状半導体層1004にチャネル形成領域1106、ソース領域1107a、1107b、ドレイン領域1108a,1108bを有している。第1のnチャネル型TFT1102には、島状半導体層1005にチャネル形成領域1109、ゲート電極1029と重なるLDD領域1110(以降、このようなLDD領域をLovと記す)、ソース領域1111、ドレイン領域1112を有している。このLov領域のチャネル長方向の長さは0.5〜3.0μm、好ましくは1.0〜1.5μmとした。第2のnチャネル型TFT1103には、島状半導体層1006にチャネル形成領域1113、LDD領域1114,1115、ソース領域1116、ドレイン領域1117を有している。このLDD領域はLov領域とゲート電極1030と重ならないLDD領域(以降、このようなLDD領域をLoffと記す)とが形成され、このLoff領域のチャネル長方向の長さは0.3〜2.0μm、好ましくは0.5〜1.5μmである。画素TFT1104には、島状半導体層1007にチャネル形成領域1118、1119、Loff領域1120〜1123、ソースまたはドレイン領域1124〜1126を有している。Loff領域のチャネル長方向の長さは0.5〜3.0μm、好ましくは1.5〜2.5μmである。さらに、容量配線1032、1049と、ゲート絶縁膜と同じ材料から成る絶縁膜と、画素TFT1104のドレイン領域1126に接続し、n型を付与する不純物元素が添加された半導体層1127とから保持容量1105が形成されている。図7では画素TFT1104をダブルゲート構造としたが、シングルゲート構造でも良いし、複数のゲート電極を設けたマルチゲート構造としても差し支えない。
【0016】
次に、公知の方法を用いて、対向電極1068および配向膜1069が形成された基板1067とアクティブマトリクス基板とをシール剤(図示せず)で貼り合せる。その後、液晶1070を注入し、封止剤(図示せず)で封止する。本実施例では、ネマチック液晶を用いてツイストネマチックモード(TNモード)により表示を実現する。
【0017】
図7で示したアクティブマトリクス型液晶表示装置の構成を図8の斜視図を用いて説明する。図8においてアクティブマトリクス基板は、基板801上に形成された、画素部888と、ゲート線側ドライバー回路885と、ソース線側ドライバー回路886とその他の信号処理回路887とで構成される。画素部888には画素TFT904と保持容量905が設けられ、画素部の周辺に設けられる駆動回路はCMOS回路を基本として構成されている。ゲート線側ドライバー回路885と、ソース線側ドライバー回路886はそれぞれゲート配線822とソース配線852で画素TFT904に接続している。また、フレキシブルプリント配線板(Flexible Printed Circuit:FPC)891が外部入力端子882に接続していて画像信号などを入力するのに用いる。そして接続配線883でそれぞれの駆動回路に接続している。また、対向基板875には図示していないが、遮光膜や透明電極が設けられている。
【0018】
本実施例において、A部の固定には光硬化性樹脂を、B部の固定にはシリコン樹脂を用いているが、その他に、A部には熱硬化性樹脂、エポキシ樹脂など、B部には、ウレタン樹脂などを用いることができる。また、B部を2ヶ所図示しているが、A部の対辺側にB部の様な固定部分が少なくとも一つ設けられていればよい。
【0019】
[実施例2]
実施例1で示したあらかじめ401、402a、402bのような貫通口を設けてある取り付け枠102の貫通口401に、図4(b)で示すように接着剤(光硬化性樹脂)403を注入して、液晶パネル101と取り付け枠102とを固定する。次に、図4(c)で示すように貫通口402a、402bへポリ塩化ビニルのチューブ404を設けて、この直径1〜3mm程度のチューブに接着剤(シリコン樹脂)406を注入して固定する。
【0020】
直径1〜3mm程度のチューブ404に接着剤406を注入して固定すると、接着剤406とチューブ404が一体となって撓み、A部401で発生する応力を吸収する。また、チューブ404のまわりは空間形状であるため、吸収された応力はチューブ404のまわりの空間405で緩和されるため、干渉縞などが発生せず良好な表示品質が得られる。
【0021】
なお、本実施例ではポリ塩化ビニルからなるチューブを用いたが、他の材料からなるチューブ(例えばポリオレフィン樹脂からなるチューブなど)を用いてもよい。
また、本実施例において、A部の固定には光硬化性樹脂を、B部の固定にはシリコン樹脂を用いているが、その他に、A部には熱硬化性樹脂、エポキシ樹脂など、B部には、ウレタン樹脂などを用いることができる。
B部のような固定部分はA部の対辺側に少なくとも一つ設けられていればよい。
【0022】
[実施例3]
実施例1で示したあらかじめ貫通口を設けた取り付け枠102と液晶パネル101の位置合わせを行い、その後1ヶ所に接着剤(光硬化系樹脂)503をA部貫通口501より注入して液晶パネル101と取り付け枠102とを固定する。次に、残りの貫通口502a、502bにシリコン系樹脂504を注入して固定する。はじめに強力に固定するのはA部501の1ヶ所だけで、残りの貫通口B部502a、502bにおいては応力を吸収できるようなシリコン系樹脂504を用いて固定する。B部のような固定部分はA部の対辺側に少なくとも一つまたは複数個設ければよい。(図5(A))
【0023】
または、図6に示すように、強力に固定した部分507以外をシリコン樹脂508により液晶パネルの縁に沿わせて接着してもよい。
本実施例では、シリコン樹脂を用いているが、シリコン樹脂以外に、ウレタン樹脂等の硬化後に弾性を有するような接着剤を用いればよい。
【0024】
強力に固定した部分で発生する応力は、シリコン系樹脂により固定された部分に吸収され、液晶パネルに干渉縞などによる表示むら発生を抑えることができる。また、本実施例では強力な固定をするために光硬化性樹脂を用いているが、熱硬化性樹脂またはエポキシ接着剤を使用してもよい。
【0025】
[実施例4]
本願発明を実施して形成された電子装置としては、プロジェクター(リア型またはフロント型)が挙げられる。それらの一例を図9に示す。
図9(A)はフロント型プロジェクターであり、投射装置2601、スクリーン2602等を含む。
【0026】
図9(B)はリア型プロジェクターであり、本体2701、投射装置2702、ミラー2703、スクリーン2704等を含む。
【0027】
なお、図9(C)は、図9(A)及び図9(B)中における投射装置2601、2702の構造の一例を示した図である。投射装置2601、2702は、光源光学系2801、ミラー2802、2804〜2806、ダイクロイックミラー2803、プリズム2807、液晶表示装置2808、位相差板2809、投射光学系2810で構成される。投射光学系2810は、投射レンズを含む光学系で構成される。
本願発明は、液晶表示装置(取り付け枠に固定された液晶パネル)部分2808で用いられる。
【0028】
本実施例は三板式の例を示したが、特に限定されず、例えば単板式であってもよい。また、図9(C)中において矢印で示した光路に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィルムや、位相差を調節するためのフィルム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。
【0029】
以上の様に、適用することが可能である。また、本実施例の電子装置は実施例1の固定方法を用いているが実施例1〜3のどの固定方法を用いても、良好な表示品質を実現することができる。
【0030】
【発明の効果】
本願の固定方法によると、取り付け枠に接着剤の注入のために貫通口をもうけるため、接着剤の不要な広がりをなくすことができる。このため接着剤が硬化する時の縮みによる歪みや変形を最小限に抑えることができる。
【0031】
さらに、強力な固定を1ヶ所にして発生した応力を緩和させるため、干渉縞等による表示むらを無くした表示品質の高い液晶パネルを有する電子装置を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の液晶パネル固定方法を示す図。
【図2】 従来の固定方法により液晶パネルに発生する干渉縞の様子を示す図。
【図3】 本願発明による固定方法を示す図。
【図4】 本願発明による固定方法を示す図。
【図5】 本願発明による固定方法を示す図。
【図6】 本願発明による固定方法を示す図。
【図7】 AM−LCDの断面構造を示す図。
【図8】 AM−LCDの上面図を示す図。
【図9】 電子装置の例を示す図。
Claims (18)
- 液晶パネルの画素領域の外側において、複数の固定点で取り付け枠に固定された前記液晶パネルを有する電子装置であって、
前記複数の固定点には、貫通口が設けられ、
前記複数の固定点のうち1ヶ所には、前記貫通口に光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂が注入され、かつ、前記複数の固定点のうち残りの固定点には、前記貫通口に円筒状のゴムが設けられ、前記円筒状のゴムの内側にシリコン樹脂またはウレタン樹脂が注入されることにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とが固定されていることを特徴とする電子装置。 - 液晶パネルの画素領域の外側において、複数の固定点で取り付け枠に固定された前記液晶パネルを有する電子装置であって、
前記複数の固定点には、貫通口が設けられ、
前記複数の固定点のうち1ヶ所には、前記貫通口に光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂が注入され、かつ、前記複数の固定点のうち残りの固定点には、前記貫通口にチューブが設けられ、前記チューブの内側にシリコン樹脂またはウレタン樹脂が注入されることにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とが固定されていることを特徴とする電子装置。 - 請求項2において、
前記チューブは、ポリ塩化ビニルまたはポリオレフィン樹脂を含む材料からなることを特徴とする電子装置。 - 液晶パネルの画素領域の外側において、複数の固定点で取り付け枠に固定された前記液晶パネルを有する電子装置であって、
前記複数の固定点には、貫通口が設けられ、
前記複数の固定点のうち1ヶ所には、前記貫通口に光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂が注入され、かつ、前記複数の固定点のうち残りの固定点には、前記貫通口にシリコン樹脂またはウレタン樹脂が注入されることにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とが固定されていることを特徴とする電子装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一において、
前記貫通口は、片側が座繰り状であることを特徴とする電子装置。 - 液晶パネルの画素領域の外側において、取り付け枠に固定された前記液晶パネルを有する電子装置であって、
前記液晶パネルの画素領域の外側において、1ヶ所が光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂によって固定され、かつ、前記液晶パネルの縁に沿って前記液晶パネル周辺がシリコン樹脂またはウレタン樹脂によって固定されていることを特徴とする電子装置。 - 液晶パネルの画素領域の外側において、複数の固定点で取り付け枠に固定された前記液晶パネルを有する投射型液晶表示装置であって、
前記複数の固定点には、貫通口が設けられ、
前記複数の固定点のうち1ヶ所には、前記貫通口に光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂が注入され、かつ、前記複数の固定点のうち残りの固定点には、前記貫通口に円筒状のゴムが設けられ、前記円筒状のゴムの内側にシリコン樹脂またはウレタン樹脂が注入されることにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とが固定されていることを特徴とする投射型液晶表示装置。 - 液晶パネルの画素領域の外側において、複数の固定点で取り付け枠に固定された前記液晶パネルを有する投射型液晶表示装置であって、
前記複数の固定点には、貫通口が設けられ、
前記複数の固定点のうち1ヶ所には、前記貫通口に光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂が注入され、かつ、前記複数の固定点のうち残りの固定点には、前記貫通口にチューブが設けられ、前記チューブの内側にシリコン樹脂またはウレタン樹脂が注入されるこにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とが固定されていることを特徴とする投射型液晶表示装置。 - 請求項8において、
前記チューブは、ポリ塩化ビニルまたはポリオレフィン樹脂を含む材料からなることを特徴とする投射型液晶表示装置。 - 液晶パネルの画素領域の外側において、複数の固定点で取り付け枠に固定された前記液晶パネルを有する投射型液晶表示装置であって、
前記複数の固定点には、貫通口が設けられ、
前記複数の固定点のうち1ヶ所には、前記貫通口に光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂が注入され、かつ、前記複数の固定点のうち残りの固定点には、前記貫通口にシリコン樹脂またはウレタン樹脂が注入されることにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とが固定されていることを特徴とする投射型液晶表示装置。 - 請求項7乃至10のいずれか一において、
前記貫通口は、片側が座繰り状であることを特徴とする液晶パネルを有する投射型液晶表示装置。 - 液晶パネルの画素領域の外側において、取り付け枠に固定された前記液晶パネルを有する投射型液晶表示装置であって、
前記液晶パネルの画素領域の外側において、1ヶ所が光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂によって固定され、かつ、前記液晶パネルの縁に沿って前記液晶パネル周辺がシリコン樹脂またはウレタン樹脂によって固定されていることを特徴とする投射型液晶表示装置。 - 電子装置に配置される液晶パネルの固定方法であって、
取り付け枠に複数の貫通口を設け、
前記複数の貫通口のうち1ヶ所に、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂を注入し、かつ、前記複数の貫通口のうち残りの貫通口に円筒状のゴムを設け、前記円筒状のゴムの内側にシリコン樹脂またはウレタン樹脂を注入することにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とを固定することを特徴とする液晶パネルの固定方法。 - 電子装置に配置される液晶パネルの固定方法であって、
取り付け枠に複数の貫通口を設け、
前記複数の貫通口のうち1ヶ所に、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂を注入し、かつ、前記複数の貫通口のうち残りの貫通口にチューブを設け、前記チューブの内側にシリコン樹脂またはウレタン樹脂を注入することにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とを固定することを特徴とする液晶パネルの固定方法。 - 請求項14において、
前記チューブとして、ポリ塩化ビニルまたはポリオレフィン樹脂を含む材料を用いることを特徴とする液晶パネルの固定方法。 - 電子装置に配置される液晶パネルの固定方法であって、
取り付け枠に複数の貫通口を設け、
前記複数の貫通口のうち1ヶ所に、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂を注入し、かつ、前記複数の貫通口のうち残りの貫通口にシリコン樹脂またはウレタン樹脂を注入することにより、前記液晶パネルと前記取り付け枠とを固定することを特徴とする液晶パネルの固定方法。 - 請求項13乃至16のいずれか一において、
前記貫通口として、片側が座繰り状の貫通口を設けることを特徴とする液晶パネルの固定方法。 - 電子装置に配置される液晶パネルの固定方法であって、
前記液晶パネルの画素領域の外側において、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂またはエポキシ樹脂によって前記液晶パネルと取り付け枠とを1ヶ所で固定し、かつ、シリコン樹脂またはウレタン樹脂樹脂によって前記液晶パネルの縁の周辺と前記取り付け枠とを固定することを特徴とする液晶パネルの固定方法。
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