JP2013242457A - 光学ユニットおよび投射型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光学ユニット3および投射型表示装置1は、クロスダイクロイックプリズム41や投射レンズ系等を含むユニット本体4と、ユニット本体4に固定された色毎の光変調装置50とを備えている。クロスダイクロイックプリズム41は、光変調装置50Gで形成された画像と、光変調装置50R、50Bで形成された画像をミラー反転した画像とを合成して出射する。ここで、画像形成領域521Gに対する光変調装置50Gとユニット本体4との固定部59Gの相対位置と、画像形成領域521R、521Bに対する光変調装置50R、50Bとユニット本体4との固定部59R、59Bの相対位置とが相違し、かつ、線対称である。
【選択図】図5
Description
図1は、本発明を適用した投射型表示装置の概略構成を模式的に示す説明図である。図1に示すように、投射型表示装置1は、外装を構成するハウジング2、制御部(図示せず)、光学ユニット3、および光源装置31(光源部)を備えている。図示を省略するが、ハウジング2の内部には、さらに、光源装置31や制御部に電力を供給する電源装置や、光学ユニット3を冷却する冷却装置等が設けられている。ハウジング2には、外気を取り込むための吸気口や、ハウジング2内の温まった空気を外に排気する排気口等が設けられている。光源装置31は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源311、およびリフレクター312等を備えており、光源311から出射された光束をリフレクター312によって出射方向を揃えて光学ユニット3に向けて出射する。制御部は、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えており、投射型表示装置1の制御等を行うコンピューターとして機能する。光学ユニット3は、合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム41や投射レンズ系36等を含むユニット本体4と、ユニット本体4に固定された色毎の光変調装置50(R光用の光変調装置50R、G光用の光変調装置50G、およびB光用の光変調装置50B)とを備えている。かかる光学ユニット3は、制御部の制御の下、光源装置31から出射された光束を各光変調装置50によって変調した後、各光変調装置50から出射された表示光をクロスダイクロイックプリズム41で合成し、投射レンズ系36から投射する。
図2は、本発明を適用した投射型表示装置1の光変調装置50G、クロスダイクロイックプリズム41、およびヘッド体等の斜視図である。図3は、本発明を適用した投射型表示装置1における光変調装置50Gおよびクロスダイクロイックプリズム41等を斜め後方からみた分解斜視図である。図4は、本発明を適用した投射型表示装置1の光変調装置50Gおよびクロスダイクロイックプリズム41等を斜め前方からみた分解斜視図である。なお、3つの光変調装置50(R光用の光変調装置50R、G光用の光変調装置50G、およびB光用の光変調装置50B)は基本的な構成が同一であるため、光変調装置50の構成については、G光用の光変調装置50Gを中心に説明する。
再び図1において、ユニット本体4は、インテグレーター照明光学系32、色分離光学系33、リレー光学系34、クロスダイクロイックプリズム41、および投射レンズ系36、図2を参照して後述するヘッド体37、およびこれらの部材を光路上の所定位置に配置するユニットケース38等を備えている。ユニット本体4は、平面視略L字形状に形成されており、一方の端部に光源装置31が着脱可能に配置され、他方の端部に投射レンズ系36が配置されている。また、ユニット本体4では、光変調装置50の両面側に入射側偏光板51および出射側偏光板54が各々配置されている。なお、光変調装置50の光束の出射側には、位相差板等の各種の光学補償素子(図示せず)が配置されることもある。
図2、図3および図4において、ヘッド体37は、図1を参照して説明した光変調装置50、クロスダイクロイックプリズム41、および投射レンズ系36等を支持する。ヘッド体37は、クロスダイクロイックプリズム41の下方に位置するプリズム支持部371と、クロスダイクロイックプリズム41の前方(+Y方向)に位置するレンズ支持部372とを有しており、プリズム支持部371は、レンズ支持部372の後方に固定されている。プリズム支持部371は、クロスダイクロイックプリズム41の下面が接着固定されることにより、クロスダイクロイックプリズム41および光変調装置50R、50G、50B等を支持している。レンズ支持部372は、前方(+Y方向)に投射レンズ系36が固定されており、レンズ支持部372には、クロスダイクロイックプリズム41から出射された光を透過させる開口部375が形成されている。かかるヘッド体37は、ユニットケース38に取り付けられる。
図3および図4に示すように、光変調装置50Gは、以下に説明する固定板62等を介してユニット本体4に固定されている。具体的には、まず、ユニット本体4は、出射側偏光板54や透光性基板85等に加えて、固定板62および支持部材70を備えている。
図5は、本発明を適用した投射型表示装置1における複数の光変調装置50の各々の配置等を示す説明図である。図6は、本発明を適用した投射型表示装置1における複数の光変調装置50の固定位置等を示す説明図である。なお、図6では、光変調装置50をクロスダイクロイックプリズム41の側からみた様子を示してある。
以上説明したように、本形態の光学ユニット3および投射型表示装置1において、光変調装置50G(第1光変調装置)と、光変調装置50R、50B(第2光変調装置)とでは、画像形成領域521に対する固定部59の相対位置が相違しているが、線対称である。このため、光変調装置50に温度変化が発生して、光変調装置50に固定部59を起点とする膨張や収縮等の変形が発生した場合でも、クロスダイクロイックプリズム41から出射される画像では、画像の変形方向が同一である。それ故、温度変化に伴って光変調装置50に膨張や収縮が発生した場合でも、画像を合成した際の品位の低下を抑制することができる。
図7は、本発明の別の実施の形態に係る投射型表示装置1における複数の光変調装置50の固定位置等を示す説明図である。
図3等を参照して説明したように、フレーム55に液晶ライトバルブ52を保持させるにあたって、フレーム55と液晶ライトバルブ52との間に接着剤を介在させて液晶ライトバルブ52をフレーム55やフック部材57と接着固定する場合、フレーム55において固定部59が位置する側のみで接着固定されていることが好ましい。かかる構成によれば、液晶ライトバルブ52とフレーム55との熱膨張係数が異なる場合でも、液晶ライトバルブ52に過度な応力が加わらない。
Claims (10)
- 第1画像が形成される第1画像形成領域を備えた第1光変調装置と、
第2画像が形成される第2画像形成領域を備えた第2光変調装置と、
前記第1画像と前記第2画像をミラー反転した画像とを合成して出射する合成光学系を含むユニット本体と、
を有し、
前記第1画像形成領域に対する前記第1光変調装置と前記ユニット本体との第1固定部の相対位置と、前記第2画像形成領域に対する前記第2光変調装置と前記ユニット本体との第2固定部の相対位置とが相違し、かつ、線対称であることを特徴とする光学ユニット。 - 前記第1固定部は1個所に設けられ、前記第2固定部は1個所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。
- 前記第1画像形成領域および前記第2画像形成領域は、平面視で矩形形状を有し、
前記第1固定部は、前記第1画像形成領域の角と隣り合う位置にあり、
前記第2固定部は、前記第2画像形成領域の角と隣り合う位置にあることを特徴とする請求項1または2に記載の光学ユニット。 - 前記第1固定部は、前記第1画像形成領域を該第1画像形成領域において辺が延在している方向に平行移動させた際の軌跡と重ならない位置に設けられ、
前記第2固定部は、前記第2画像形成領域を該第2画像形成領域において辺が延在している方向に平行移動させた際の軌跡と重ならない位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の光学ユニット。 - 前記第1画像形成領域は、前記第1光変調装置を平面視したときの中央位置から前記第1固定部側に偏った位置にあり、
前記第2画像形成領域は、前記第2光変調装置を平面視したときの中央位置から前記第2固定部側に偏った位置にあることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の光学ユニット。 - 前記第1光変調装置および前記第2光変調装置は各々、電気光学パネルと、該電気光学パネルを保持し、前記ユニット本体に固定された金属製のフレームと、を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光学ユニット。
- 前記第1光変調装置および前記第2光変調装置の各々において、前記電気光学パネルと前記フレームとは、該フレームにおいて前記第1固定部および前記第2固定部が位置する側で接着固定されていることを特徴とする請求項6に記載の光学ユニット。
- 前記第2画像は、前記合成光学系によりミラー反転されて前記第1画像と合成されることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の光学ユニット。
- 前記第2画像は、前記ユニット本体においてミラー反転されて前記合成光学系により前記第1画像と合成されることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の光学ユニット。
- 請求項1乃至9の何れか一項に記載の光学ユニットを備えた投射型表示装置であって、
前記第1光変調装置および前記第2光変調装置に光源光を供給する光源部を有していることを特徴とする投射型表示装置。
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