JP4382915B2 - タレットパンチプレスの油圧式ダイ上下機構 - Google Patents

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淳一 浅見
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、タレットパンチプレスの油圧式ダイ上下機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の例えば数値制御(NC)式等のタレットパンチプレスにおいては、それぞれ上、下(部)タレット(ディスク)上に、それぞれ種々のパンチング用パンチ及びダイ、または各種成形用パンチ及びダイ等の各金型対がセットされている。
【0003】
図2に、下タレットへのパンチングダイ及び成形用ダイの一セッティング状態図例を示す。1,2はそれぞれ上タレット及び下タレットの外周部で、Dp 及びDf は、下タレット2の上面にそれぞれセットされたパンチングダイ及び成形用ダイの各一例を示す。
【0004】
上/下タレット1/2間の、不図示のワークのパスラインP.Lは、下タレット2上にパンチング用ダイPp をセットした場合のダイ上面高さであり、通常、例えばルーバー金型やランス金型等の成形用ダイDf の上部よりも低位置にあるため、ワークの移動時にその裏面が成形用ダイDf 上部に接触摺動して、擦過損傷を生ずる可能性があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような局面に鑑みてなされたもので、例えば成形用ダイDf の使用時にも、実パンチ加工ストローク以外の通常工程には、油圧力によりダイを押下げてワークに裏傷等を生じないようにするためのダイの上下変位手段の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明においては、以下に示す油圧式ダイ上下機構の提供により、前記目的を達成しようとするものである。
【0007】
タレットパンチプレスにおいて、ダイホルダのダイの下部に設けられた下タレットのシリンダ室と、前記シリンダ室の底面の中央に固定されるフランジ部を有し、中心部に中空の抜きかす排出路を有する円筒状のガイドロッドと、前記ガイドロッドの外周面に沿って前記シリンダ室内を上下に摺動しつつ前記ダイを昇降するピストンと、前記ピストンを常時下方に付勢する弾性部材と、前記下タレットの一側面に設けたショットピンとからなり、パンチ加工工程時には、前記ショットピンを介して所定の油圧源より圧力油を前記シリンダ室内に供給することで前記ピストンを上昇させることにより、所定のパスライン高さに前記ダイを上昇可能に構成したことを特徴とするタレットパンチプレスの油圧室ダイ上下機構。
【0008】
【作用】
以上のような本発明構成により、常時はダイを所定の下降位置に待機させ、パンチ加工工程時には、特設のショットピンを介して圧力油を導入してダイを所定のパスライン高さ位置まで上昇させるよう構成したため、ワークの下面に裏傷等を生ずることのない加工が可能となった。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を一実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
【実施例】
図1は、本発明に係る一実施例の構成説明図で、(a)は、全体構成配置概略図、(b)は、要部構成拡大断面図を示す。
【0011】
(構成)
(a)図において、1/2はそれぞれ、パンチプレスのマシンフレーム3内の上/下タレット(ディスク)、P/Dは、それぞれ上/下タレット1/2上にセットされたパンチ/ダイ、4はパンチP押下用ラムを示す。5は、不図示のワークの加工テーブル、6は、ワーククランプを有するワークキャリジである。
【0012】
7は、それぞれ上/下タレット1/2の各一側面に設けられた、従来通りのタレット割出し決定後の各位置保持用ショットピンである。8は、本発明により下タレット2側面に特設されたショットピンを示し、このショットピン8は、後述する油圧源15からの油圧路8aを備え、下タレット2側面のショットピン係合穴2a内にオイルシール8bを介して密封的に取付け固定されている。
【0013】
一方、下タレット2のダイホルダ9内のダイD(図例はパンチングダイの場合を示す)位置にはシリンダ室10が設けられ、その中央底面部には、フランジ固定式の中空円筒状のピストン ガイドロッド11が固設され、その中空部11aは、図例のように下金型として、パンチングダイDを取付けた場合には、抜きかす(スクラップ)排出路となる。
【0014】
ガイドロッド11の外周部のシリンダ室10内を、下部のシール12a付きフランジ部で密封的に、上下方向に摺動可能なピストン12が設けられ、ピストン12は常時は、下タレット2上表面部に固設されたストッパリング13に対して、圧縮コイルスプリング14により、図示所定A寸法(ワークパスラインP.Lと、使用する成形用ダイDf の前記パスライン超過寸法)分、常時押下位置にあるよう、ダイDは、ダイホルダ9内のピストン12上にスプリング14に抗して上昇可能にセットされている。
【0015】
(作用)
(b)図において、特設ショットピン8は、油圧タンクT、油圧ポンプPo より成る油圧源15よりソレノイドバルブ16及びダクト17を介して制御され、パンチ加工工程時には、特設ショットピン8から下タレット2に圧力油をシリンダ室10のピストン12下部に導入して、ピストン12すなわちダイDをストッパリング13とピストン12間の隙間寸法A(ピストンストローク)だけ上昇させ、パスラインP.Lと同一面にダイDが上昇した所でパンチ加工が行われる。
【0016】
また、パンチ加工以外の常時は、ソレノイドバルブ16をタンクTラインに切換え、圧縮スプリング14の偏倚力によりダイDを押下位置とすることにより、通常ダイDはパスラインP.Lより下方にあるため、ワークに裏傷等が付く怖れがなく“傷なし加工”が可能となる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、下タレット上のダイホルダ内のダイを、その下部に設けたシリンダ室内のばねにより下降偏倚されたピストン上に支持すると共に、下タレット側面に設けた特設ショットピンを介して油圧力を導入して、ワーク加工時にピストンを上昇させてダイの頂部をパスラインレベルまで上昇させることにより、常時にダイ頂部でワーク下面に裏傷等を生ずる可能性がなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成説明図、(a)全体構成配置概略図、(b)要部構成拡大断面図
【図2】 従来の下タレットへのパンチングダイ及び成形用ダイの一セッティング状態図例
【符号の説明】
1 上タレット(ディスク)
2 下タレット(ディスク)
2a ショットピン係合穴
3 マシンフレーム
4 加工ラム
5 加工テーブル
6 ワークキャリジ
7 従来の上/下ショットピン
8 特設ショットピン
8a 油圧路
8b オイルシール
9 ダイホルダ
10 シリンダ室
11 ガイドロッド
11a 抜きかす排出路
12 ピストン
13 ストッパリング
14 圧縮スプリング
15 油圧源
16 ソレノイドバルブ
17 ダクト
A ピストンストローク
P パンチ
D ダイ
o 油圧ポンプ
T タンク
P.L ワークパスライン

Claims (1)

  1. タレットパンチプレスにおいて、
    ダイホルダのダイの下部に設けられた下タレットのシリンダ室と、
    前記シリンダ室の底面の中央に固定されるフランジ部を有し、中心部に中空の抜きかす排出路を有する円筒状のガイドロッドと、
    前記ガイドロッドの外周面に沿って前記シリンダ室内を上下に摺動しつつ前記ダイを昇降するピストンと、
    前記ピストンを常時下方に付勢する弾性部材と、
    前記下タレットの一側面に設けたショットピンとからなり、
    パンチ加工工程時には、前記ショットピンを介して所定の油圧源より圧力油を前記シリンダ室内に供給することで前記ピストンを上昇させることにより、所定のパスライン高さに前記ダイを上昇可能に構成したことを特徴とするタレットパンチプレスの油圧室ダイ上下機構。
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