JP4382886B2 - 容器口部構造体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体容器の注入出口部の構造体に関し、例えば飲料用の液体を収納する袋を段ボール等の箱内に収容して運搬し、使用時には注入出口部を段ボールから突出させてコックによって飲料液を注出できるバッグインボックス等の容器口部に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
この種バッグインボックスは、コーヒー、紅茶、ウーロン茶等酸化や細菌に汚染され易い低酸性飲料液やミネラルウオーター等中性飲料液をガスバリヤー性の高い可撓性の袋に、工場に於いて無菌充填されたものを段ボールに収容して出荷する。この袋には液体注入口部と兼用された液体注出口部(場合によっては別構造のものもある)が設けられているが、使用時までは袋の密封状態は確保され、飲料液の酸化や雑菌の混入を避ける必要があって、特にこの部分での液漏れや外気との接触を避けることが求められる。充填後この注入出口部(スパウト)には内栓がはめられて封止されているが、ウオーターサーバーに飲料液の入ったバッグインボックスをセットするとき、サーバー側に備えられた開封用の貫通針(図5参照)が当該内栓を突き破り貫通針を介して飲料液が外部に供給できるようにしたものは従来からあった。その内栓は図6に断面図として示されたようなもので、可撓性の袋と一体構造となっているスパウト1に嵌合された内栓2の中央穴部2ー1を予めインサート成形されたアルミシール材3で封止したものである。そして内栓の外表面にはPETフィルムの接着シール4が貼られダストカバーの役割を果たしている。使用に際しては、まず、ダストカバーであるこの接着シールが剥がされ、サーバーに設けられた貫通針が容器をサーバーにセットする過程で内栓のアルミシール材を突き破って容器内部に挿入されることになる。(図7のB参照)また貫通針には切溝8ー2と穴8ー3が設けられているが、これは使用に際して内容液を残ることなく注出できるようにするためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この従来のものは容器の封止と開封をアルミシール材によってなすものであるが、これにはアルミシール材としてガスバリヤー性の高いポリエチレン・ラミネートが施されたもの、すなわちアルミ箔の上にラミネートされたポリエチレンが積層状に貼り合わされたものが用いられており、貫通針で突き刺そうとしたときこのポリエチレン・ラミネートが剥離してしまいうまく突き破れないこともある。そして、図7のBに示されたように突き破ったアルミシール材3の周りに剥離し引きちぎれたポリエチレン・ラミネート3ー1が延在し、液の流出と共に貫通針にまつわりついて切溝8ー2や針穴を塞いでしまい、中身の飲料液がスムーズに流出しないことがあった。また、このアルミシール材は内栓の成形時、予め丸い形状に打ち抜いたアルミシール材3を1枚づつ金型内にセットしたところに樹脂を流し込みこのアルミシール材を包むように一体的に成形して、結果的にアルミシール材が内栓に熱溶着されるものであるため、製造工程においてシールをセットするという工程が必要となり、手間がかかる分コスト的に高くついてしまうという欠点もあった。また、ダストカバーの役割を果たす内栓の外表面に貼られるPETフィルムの接着シールも、はがして使用する旨のメッセージを印刷し、片面に糊付けを施さねばならないため手間が掛かってこれもコストを引き上げる原因となっていた。本発明はこれらの欠点を解決するものであって、封止及び開封機能に優れかつ工程を少なくすることでコストを減できる容器口部構造体を提供しようというものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の容器口部構造体は、充填後から運搬時には完ぺきな封止が行われ、サーバーへの装着時にはサーバー側の開封用の貫通針が内栓底部を確実容易に突き破れるように、内栓にアルミシール材を用いることなく、容器と一体のスパウトと、このスパウトの内径とほぼ同じ寸法の外径をもつ有底外筒と開封用の貫通針基部よりやや径の大きな内径を有する内筒と該内筒内に閉ループ状の薄肉部をなすスコアが設けられた前記底部とからなる可撓性を有するプラスチック製の内栓で構成するものである。また、ダストキャップは型抜きの一体成形という一つの工程で製造できるように、嵌合自在の形態で前記内栓の外表部を覆うように可撓性のプラスチック材で構成するものである。
具体的に本発明の容器口部構造体は、容器と一体のスパウトと、このスパウトの内径とほぼ同じ寸法の外径をもつ有底外筒と開封用の貫通針基部よりやや径の大きな内径で前記外筒との間に間隙を有する内筒と該内筒内に閉ループ状の薄肉部をなすスコアが設けられた前記底部とが可撓性を有するプラスチックで一体構造に形成された内栓とからなり、該内栓が前記スパウト端部を嵌合し封止可能な構成とした。
また、前記スコアは前記内筒内の前記貫通針の外径面に対応する位置に設けられるようにし、更に、嵌合自在の形態で前記内栓の外表部を覆う可撓性のプラスチック材からなるダストキャップとが組み合わされ、該ダストキャップは円板状の板部と、内栓の内筒の内径にほぼ等しい外径を有する筒状体とからなる構成を採用した。
また、本発明の容器口部構造体は、嵌合自在の形態で前記内栓の外表部を覆う可撓性のプラスチック材からなるダストキャップとが組み合わされ、該ダストキャップは円板状の板部と、内栓のフランジ部を抱え込む円周溝と、前記フランジの外周端部を抱え込む環状溝を備える構成を採用し、嵌合自在の形態で前記内栓の外表部を覆う可撓性のプラスチック材からなるダストキャップとが組み合わされ、該ダストキャップは内栓の内筒端部を包み込む円周溝を有し外筒内径にほぼ等しい径のフランジ部と、内筒内径にほぼ等しい外径の筒状部と、底部からなり、当該底部にはプルトップ用の指掛け部が取り付けられている構成を提示する。
また、本発明の容器口部構造体を開封するに際し、針側壁に切溝と穴が設けられた貫通針であって、針先がスコアを破断する際には当該切溝に当たる部分のスコアが破断されず、内栓の底部に付いたまま折り曲げ部となって、断片を押し上げる形態で開封することを特徴とする貫通針の使用方法と、その貫通針の構成として、針側壁に切溝と穴が設けられると共に、基部に請求項1乃至5のいずれかに記載の容器口部構造体の内筒内面と協働するシール部材と、前記内筒に設けられた環状の溝と係合する環状突起とを備えたものを提示する。
更に、本発明に係る上記の容器口部構造体と、前記容器口部構造体の内筒内面と協働するシール部材を備えると共に、針側壁に切溝と穴が形成された貫通針とからなり、前記貫通針が前記容器口部構造体と嵌合して内容液通路となることを特徴とする容器の内容液の注出構造体を提示する。
【0005】
【作用】
本発明は、飲料液の容器口部構造に液体注入口部を構成するスパウトに嵌合して封止をする内栓として底部中央に環状の薄肉部スコアを有する内栓を用い、可撓性プラスチック材からなる嵌合自在のダストキャップを用いるものである。まず、内栓は構造として環状の薄肉部スコアが底部中央に作られるものを型抜きの一体成形で製造する。またダストキャップの方も内栓の外表部を覆うように、内栓若しくはスパウトと嵌合される構造のものを可撓性のプラスチック材で型抜きの一体成形で製造する。
【0006】
本発明の構成によれば、工場において容器に飲料液体が注入されると、その注入口でもあるスパウト部に構造として環状の薄肉部スコアが設けられた内栓を嵌合して飲料液を封止する。そしてその注入口部が汚染されないように内栓の外表部を覆う形で可撓性のプラスチック材のダストキャップを内栓若しくはスパウトに嵌合係止させる。これを段ボール等の箱詰めをした状態で工場から出荷され消費地まで輸送されるわけであるが、この間容器に収納された飲料液は内栓により確実に封止されるので、液漏れや細菌の侵入の心配はない。また、さらにキャップにより内栓部全体をカバーしているので、内栓部内にほこり等が侵入付着することもない。
【0007】
消費地で飲料に供するためまず箱から取り出して後カバー用のキャップが外され、この液体容器はサーバーにセットされる。このセットする過程で、サーバー側に備えられた貫通針が当該容器口部構造体の内栓と位置合わせされて当接し、針の先端が環状のスコアを破断して容器内部に挿入されることになる。貫通針は更に深く挿入され、容器口部構造体と嵌合される。この際、図7のAおよび図8に示されたように貫通針は内栓の底部の環状の薄肉部スコアをきれいに破断し、容器内に貫通挿入される。貫通針には切溝8ー2が設けられているので針先がスコアを破断する際にもこの切溝に当たる部分のスコアは破断されず、内栓の底部についた状態で断片を押し上げたような形で開封される。この断片は従来のアルミシールと異なり、剛性を有しているため針にまつわりつくようなことはなく、断片と切溝の間は間隙が確保され、液の流出を妨げず残液を残すことなくきれいに流出させることができる。またこの貫通針の基部にはO−リング9が設けられており、これと当該内栓の円筒内面が密接協働してこの部分での液漏れを完全に防止する。容器に収納された飲料液はこの貫通針を通路としてサーバーの供給口まで供給される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施例である容器口部の全体構成を図1に示す。これは可撓性の袋等容器の注入出口であるスパウト1、そのスパウトに嵌合される内栓2、内栓の外表部を覆うダストカバー用のキャップ5からなっている。図1のAは側面図であり左半分は外面図で、右半分は断面図で表している。Bは上方ダストキャップ側から見た平面図。CはAの右半分断面図の拡大詳細図である。スパウト1のフランジ部1ー1が容器となる袋等と一体に接着されており、このスパウトが飲料液の注入時注出時の供給口となっている。充填が終わると内栓2が着けられ封止されるが、その内栓2はスパウト1の内径にほぼ等しい外径を有する円筒状の外筒2ー3と、更に内部に狭い内径の内筒2ー4との二重構造を有している。これは工場で容器に飲料液を注入する際には大流量で充填できるようにスパウト1の口径は大きくされていることと、消費地で使用される時には一杯づつの小流量供給となるため貫通針8の径は比較的小径とされていることによる。すなわちそれぞれの嵌合部材の寸法に整合させるためこの様な構成を採ったものである。
【0009】
スパウト1の出口近傍の内周面には環状の溝1-2が設けられるとともに、内栓2の外筒2ー3には環状の突起2ー5が設けられていて、嵌合される際に両者が弾性的に係合するようになっている。また内栓2には中央底部に環状の薄肉部スコア2ー2が構成されていて、サーバー側の貫通針8が内栓に突き刺される際、針の先端によりこの部分が破断されるようにされている。図5および図8から理解できるように貫通針の基部にはO−リング9が備えられていて、これが内栓2の内筒2ー4の内面と協働してシール機能を果たし、貫通針8がスコアを突き破っても針の周囲からの液漏れを防止できる。また、内筒2ー4には環状の溝2ー6が備えられており、貫通針8と嵌合される際にはその針の基部の環状突起8ー1と弾性的に係合するようになっている。そしてこれらの形状を有する内栓2はプラスチック材で構成され、一回の型抜き成形で形成することができる。
【0010】
貫通針8によって破断されるスコアの全体形状は、貫通孔が形成されればそれでよく、必ずしも環状に限られない適宜のループ形状でよい。また、その断面形状は図4にA乃至Eに例示したように一面又は両面に設けた大小のV溝やU溝で構成できる。すなわちAに示したものは片面から大きなU字溝と対向面に小さなV字溝を設けたものである。Bに示したものは片面から大きなV字溝と対向面に小さなV字溝を設けたもの、Cに示したものは片面の大きなU字溝のみを設けたもの。Dに示したものは片面に大きなV字溝と対向面に小さなU字溝を設けたもの、Eに示したものは片面に大きなV字溝のみを設けたものである。なお、破断される薄肉部の厚みは例えば0.16〜0.24mmが適当である。
次に本発明のダストキャップの実施例を3例示す。
【0011】
【実施例1】
図1に5として示されているのは内填めタイプのダストキャップである。この部材は内栓部にほこりの侵入を防止するためのもので、内栓2の外表部を覆うように円板状の板と内栓の内筒2ー4にはまる筒状体5ー1が一体的に設けられたものである。そしてこの円筒状の突起5ー1の外周面には環状の突起5ー2が備えられ、この突起が先に説明した貫通針8の基部の環状突起8ー1と弾性的に係合するための内筒の環状溝2ー6と係合関係をなすように構成されている。この部材は弾性を有するプラスチック材で構成され、これも内栓2との嵌合を確実にする係合部の構造から使用時には外して使うことの注意書きまで一回の型抜き成形で製造することができる。なお、取り外しの便のためダストキャップの周縁に薄肉の鍔5ー3(注:図示のものは薄肉になっていない。)を一体的に付けておいてもよい。
【0012】
【実施例2】
図2に6として示された実施例は外填めタイプのダストキャップである。この部材は内栓2のフランジ部2ー7全体をはめ込むように円板に円周溝6ー1を設け、更に当該フランジ部2ー7の外周部を包み込むように環状の係合溝6ー2を設けたものである。円内拡大図示からよく分かるように、この実施例に用いられる内栓2のフランジ部2ー7の外周部は裏面側がアンダーカットされ、上記環状の係合溝6ー2と係合関係をなす環状突起2ー8が形成されている。そしてこの環状の係合溝6ー2と環状突起2ー8が弾性係合することで、このキャップ6が内栓2の外表面を被覆する。この部材も内栓2との嵌合固着を確実にする係合部の構造から使用時には外して使うことの注意書きの文字まで型で作り、一回の型抜き成形でこれを製造することができる。
【0013】
【実施例3】
図3に7として示された実施例はプルトップタイプのダストキャップである。この部材は内栓2のフランジ部2ー7を除いた外筒2ー3以内を覆うようにし、キャップは指掛け部7ー1を設けてこれを引っ張ることで外すことができるものである。この部材の外周端部は内栓2の外筒2ー3の内径に等しく構成されてそこにはまり込み、内筒2ー4を抱え込むように円周溝7ー2と内筒内にはまる筒状部7ー3を有している。そしてこの筒状部の外周面には上記した貫通針8の基部の環状突起8ー1と弾性的に係合するための内筒の環状溝2ー6と係合関係をなすように環状突起7ー4が構成されている。この部材は弾性を有するプラスチック材で構成され、これも内栓2との嵌合を確実にする係合部の構造からプルトップの指掛け部の構造まで一回の型抜き成形で製造することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成され機能するものであるから、アルミシール材を用いた従来装置における内栓に比べ、内容液に対するシール効果は確実である上、使用時の内栓底部の開封破断の際も貫通針の切溝に当たる部分のスコアが破断せずに残って立ち上がり、その断片が剛性を有しているので従来のアルミシールのように針にまつわりつくようなことはなく、断片と切溝の間は間隙が確保され、液の流出を妨げず残液を残すことなくきれいに流出させることができる。その上、開封用の貫通針の基部にはO−リング9が設けられており、これが貫通針の挿入の際に当該内栓の円筒内面と密接協働してこの部分での液漏れを完全に防止するという効果がある。また、従来のアルミシール材は内栓の製造時インサート成形によって熱シールがなされるため、製造上の手間がかかってしまいコスト的に高くついてしまうという欠点があったが、本発明のものは型抜きによる一体成形という一度の工程で製造することが出来るため、コストを低く押さえることができるという効果もある。
【0015】
また、本発明によるダストキャップは、構造が強固であり、係合部の構造により確実に嵌合固着が確保でき、剥がれや破れの無い本発明のものは従来の接着シールに比べ、ダストカバーとしての機能に優れている。更に、従来のPETフィルムの接着シールは一見安価に見えるが、フィルムに注意書きを印刷したり片面に糊付けを施したりしなければならず、コストを引き上げる要因になっていた。それに比べ、本発明のダストキャップはいずれも型抜きによる一体成形で一度の工程で製造することが出来るため、そのコストはほぼプラスチックの材料費だけで済み、コスト面で格別の効果を生じるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である内填めタイプのキャップを用いた例を示すものであって、Aは側面図であり左半分は外面図で、右半分は断面図で表した図。Bはダストキャップ側から見た平面図。Cはイの右半分断面図の拡大詳細図である。
【図2】本発明の他の実施例である外填めタイプのキャップを用いた例を示す図。
【図3】本発明の更に他の実施例であるプルトップタイプのキャップを用いた例を示す図。
【図4】スコアの断面形状の例を示す図。
【図5】サーバー側の貫通針を示す図。
【図6】従来のバッグインボックスの注入出口部の全体構成を示す図。
【図7】Aは本発明の内栓を貫通針で突き破った図、Bは従来の内栓を貫通針が突き破った図。
【図8】内栓に貫通針が挿入された状態を示す図。
【符号の説明】
1 スパウト 5 内填めタイプダストキャップ
1ー1 フランジ部 5ー1 筒状体
1ー2 環状溝 5ー2 環状突起
2 内栓 5ー3 鍔
2ー1 中央穴部 6 外填めタイプダストキャップ
2ー2 スコア 6ー1 円周溝
2ー3 外筒 6ー2 環状溝
2ー4 内筒 7 プルトップタイプのダストキャップ
2ー5 環状突起 7ー1 指掛け部
2ー6 環状溝 7ー2 円周溝
2ー7 フランジ部 7ー3 筒状部
2ー8 環状突起 7ー4 環状突起
3 アルミシール材 8 貫通針
4 接着シール 8ー1嵌合突起
9 O−リング

Claims (8)

  1. 容器と一体のスパウトと、このスパウトの内径とほぼ同じ寸法の外径をもつ有底外筒と開封用の貫通針基部よりやや径の大きな内径で前記外筒との間に間隙を有する内筒と該内筒内に閉ループ状の薄肉部をなすスコアが設けられた前記底部とが可撓性を有するプラスチックで一体構造に形成された内栓とからなり、該内栓が前記スパウト端部を嵌合し封止可能な容器口部構造体。
  2. 前記スコアは前記内筒内の前記貫通針の外径面に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器口部構造体。
  3. 嵌合自在の形態で前記内栓の外表部を覆う可撓性のプラスチック材からなるダストキャップとが組み合わされ、該ダストキャップは円板状の板部と、内栓の内筒の内径にほぼ等しい外径を有する筒状体とからなる請求項1又は2に記載の容器口部構造体。
  4. 嵌合自在の形態で前記内栓の外表部を覆う可撓性のプラスチック材からなるダストキャップとが組み合わされ、該ダストキャップは円板状の板部と、内栓のフランジ部を抱え込む円周溝と、前記フランジの外周端部を抱え込む環状溝を備えている請求項1又は2に記載の容器口部構造体。
  5. 嵌合自在の形態で前記内栓の外表部を覆う可撓性のプラスチック材からなるダストキャップとが組み合わされ、該ダストキャップは内栓の内筒端部を包み込む円周溝を有し外筒内径にほぼ等しい径のフランジ部と、内筒内径にほぼ等しい外径の筒状部と、底部からなり、当該底部にはプルトップ用の指掛け部が取り付けられている請求項1又は2に記載の容器口部構造体。
  6. 針側壁に切溝と穴が設けられた貫通針であって、請求項1乃至5のいずれかに記載の容器口部構造体を開封するに際し、針先がスコアを破断する際には当該切溝に当たる部分のスコアが破断されず、内栓の底部に付いたまま折り曲げ部となって、断片を押し上げる形態で開封することを特徴とする貫通針の使用方法。
  7. 針側壁に切溝と穴が設けられると共に、基部に請求項1乃至5のいずれかに記載の容器口部構造体の内筒内面と協働するシール部材と、前記内筒に設けられた環状の溝と係合する環状突起とを備えた貫通針。
  8. 請求項1乃至5のいずれかに記載の容器口部構造体と、前記容器口部構造体の内筒内面と協働するシール部材を備えると共に、針側壁に切溝と穴が形成された貫通針とからなり、前記貫通針が前記容器口部構造体と嵌合して内容液通路となることを特徴とする容器の内容液の注出構造体。
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