JP4380518B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に、イグニッションスイッチのオフ後に所定期間だけ内燃機関を動作させる停止制御を行なう制御装置に関する。
特開2000−104651号公報(特許文献1)は、イグニッションスイッチのオフ後も一定時間エンジンを動作させるための点火装置を開示する。この点火装置は、点火プラグの点火や燃料噴射を制御するエンジンコントロールユニット(Engine Control Unit:以下、「ECU」と称する。)と、イグニッションスイッチと、ECUへの動作電源の供給/遮断を行なうECUリレーと、点火コイルおよび点火プラグと、点火コイルリレーとを備える。イグニッションスイッチおよびECUリレーは、バッテリ電源とECUとの間に並列に配設される。点火コイルリレーは、バッテリ電源と点火コイルとの間に配設され、ECUから動作指令を受ける。
この点火装置においては、ECUによって制御される点火コイルリレーを介して点火コイルに電源が供給される。そして、イグニッションスイッチがオフされてから所定回数だけ点火プラグによる点火を行なった後、ECUによって点火コイルリレーをオフする。
この点火装置によれば、イグニッションスイッチがオフされた後、所定回数だけ点火プラグの点火が行なわれるので、噴射された燃料が燃焼されずにエンジンのシリンダー内に残ることによるエンジン再始動時の運転性および排気性状の悪化を防止することができる(特許文献1参照)。
特開2000−104651号公報 特開平6−137197号公報 特開2000−87770号公報 特開平11−107794号公報 特開平3−78563号公報 特開昭63−34241号公報
エンジンの停止時、エンジン油圧を用いて動作するアクチュエータ(たとえば、VVT(Variable Valve Timing)により制御される吸排気バルブなど)を次回のエンジン始動のために所定位置にセットするため、運転者がイグニッションスイッチをオフにした後も一定の間エンジンを動作させておきたいという要求がある。
上述した特開2000−104651号公報に開示される点火装置は、イグニッションスイッチがオフされてから所定回数だけ点火プラグによる点火を行なった後、ECUによって点火コイルリレーをオフするものであり、上記の要求に応え得るものであるが、この点火装置は、ECUから点火コイルリレーを駆動するため、ECU内に点火コイルリレーを駆動するための回路を追加する必要がある。そのため、この点火装置では、コストが上昇し、また、ECUの信頼性の低下も招く。
そこで、この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、イグニッションスイッチがオフされた後に内燃機関を所定期間だけ動作させる停止制御をECU内に回路を追加することなく実現する内燃機関の制御装置を提供することである。
この発明によれば、内燃機関の制御装置は、イグニッションスイッチがオフされた後、内燃機関を所定期間だけ動作させる停止制御を実行する制御部と、停止制御の実行後にオフされる第1のリレーと、第1のリレーの出力を受け、第1のリレーのオフ動作に連動して内燃機関の点火装置および/または噴射装置への給電を遮断する第2のリレーとを備える。
好ましくは、第1のリレーは、制御部への電力の供給および遮断を行なうメインリレーを含み、メインリレーは、制御部による停止制御の実行後、制御部によってオフされる。
好ましくは、第2のリレーを駆動するための駆動線は、メインリレーから制御部への給電ラインに接続される。
好ましくは、内燃機関の制御装置は、内燃機関に燃料を供給する電動ポンプへの電力の供給および遮断を行なう第3のリレーをさらに備える。
好ましくは、第3のリレーは、イグニッションスイッチのオフ動作に連動して電動ポンプへの給電を遮断する。
好ましくは、所定期間は、点火装置の点火回数に拘わらず、所定の時間によって規定される。
この発明による内燃機関の制御装置においては、制御部は、イグニッションスイッチがオフされた後、内燃機関を所定期間だけ動作させる停止制御を実行する。そして、第2のリレーは、停止制御の実行後にオフされる第1のリレーの出力を受け、第1のリレーのオフ動作に連動して内燃機関の点火装置および/または噴射装置への給電を遮断するので、停止制御の終了後に制御部から第2のリレーへ制御信号を出力して第2のリレーをオフさせる必要はない。
したがって、この発明によれば、第2のリレーをオフさせるための回路を制御部内に別途設ける必要がない。その結果、制御装置による停止制御を低コストで実現できる。また、制御部の信頼性が低下することもない。さらに、第1のリレーのオフ動作に連動して、電源から噴射装置への給電も遮断できるので、制御部による停止制御の実行後、点火装置とともに噴射装置の動作も確実に停止させることができる。
また、この発明による内燃機関の制御装置においては、内燃機関に燃料を供給する電動ポンプへの電力の供給および遮断を行なう第3のリレーがさらに備えられる。すなわち、点火装置および/または噴射装置への給電を遮断する第2のリレーとは別に、電動ポンプへの給電を遮断する第3のリレーが設けられるので、仮に、第2のリレーが溶着したり、制御部が故障しても、噴射装置への燃料供給が停止されることによって内燃機関は停止する。したがって、この発明によれば、フェールセーフの観点から安全性が向上する。
また、この発明による内燃機関の制御装置においては、イグニッションスイッチのオフ後に点火装置および/または噴射装置を動作させる所定期間を点火装置の点火回数ではなく動作時間で規定したので、内燃機関の回転数に拘わらず、イグニッションスイッチのオフ後常に一定時間で内燃機関が停止する。したがって、イグニッションスイッチをオフしてから内燃機関が停止するまでの時間がばらつくことにより利用者が感じる違和感の発生を抑制できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による制御装置によって制御されるエンジンシステムの全体構成図である。図1を参照して、このエンジンシステム10は、エンジン20と、点火装置30と、吸気ダクト35と、噴射装置40と、エアクリーナ45と、燃料タンク50と、デリバリパイプ60と、燃料ポンプ70と、ECU80とを備える。
エンジン20は、このエンジンシステム10が搭載される車両の動力を発生する。点火装置30は、高電圧を発生させるイグナイタ、およびイグナイタからの高電圧を用いて放電火花を発生する点火プラグ(いずれも図示せず)を含み、ECU80からの制御指令に基づいて点火し、エンジン20のシリンダー内の混合気を燃焼させる。
噴射装置40は、燃料を微粒子化して噴射するインジェクタを含み、吸気ダクト35からエンジン20に供給される空気中にデリバリパイプ60から供給される燃料をECU80からの制御指令に基づいて噴射する。これにより、空気と燃料との混合気が生成され、その生成された混合気がエンジン20のシリンダー内に供給される。
吸気ダクト35は、エンジン20に空気を供給するための吸気管である。エアクリーナ45は、吸気ダクト35に接続され、吸気ダクト35を介してエンジン20に供給される空気に含まれている異物を除去する。燃料タンク50は、燃料を貯蔵しておくためのタンクであり、デリバリパイプ60は、燃料タンク50内の燃料を噴射装置40へ供給するための燃料供給管である。燃料ポンプ70は、電動ポンプからなり、デリバリパイプ60に配設される。そして、燃料ポンプ70は、ECU80からの動作指令に基づいて動作し、デリバリパイプ60を介して燃料タンク50内の燃料を噴射装置40へ供給する。
ECU80は、エンジン負荷や回転速度に基づいて、点火装置30、噴射装置40、および燃料ポンプ70の動作を制御し、エンジン20を所望の回転数で動作させる。また、ECU80は、エンジン20を停止させる際、イグニッションスイッチのオフ後に点火装置30および噴射装置40を所定期間だけ動作させる停止制御を行なう。これについては、後ほど詳しく説明する。
このエンジンシステム10においては、燃料装置40によって、吸気ダクト35から供給される空気と燃料タンク50から供給される燃料との混合気が生成され、その混合気がエンジン20に供給される。そして、ECU80からの制御指令に基づいて点火装置30が所定のタイミングで点火し、エンジン20に供給された混合気を燃焼させる。
図2は、図1に示したエンジンシステム10を制御する制御装置の機能ブロック図である。図2を参照して、この制御装置100は、イグニッションスイッチ110と、メインリレー120と、点火・噴射リレー130と、点火装置30と、噴射装置40と、ポンプ駆動リレー140と、燃料ポンプ70と、ECU80と、電源ラインPLと、接地ラインSLとを含む。
電源ラインPLは、バッテリ(図示せず、以下同じ。)の正極端子に接続され、接地ラインSLは、バッテリの負極端子に接続される。
イグニッションスイッチ110は、電源ラインPLとECU80との間に配設され、車両の運転者によって操作される。メインリレー120は、電源ラインPLとECU80との間に配設され、電源ラインPLからECU80への電力の供給/遮断を行なう。メインリレー120は、接点122と、コイル124とを含み、コイル124に電流が流れるときにコイル124に発生する磁力を用いてオン/オフ動作を行なう。すなわち、メインリレー120は、コイル124に電流が流されているときにオンされ、コイル124に電流が流されていないときにオフされる。
点火・噴射リレー130は、電源ラインPLと点火装置30および噴射装置40との間に配設され、電源ラインPLから点火装置30および噴射装置40への電力の供給/遮断を行なう。点火・噴射リレー130は、接点132と、コイル134とを含み、コイル134に電流が流れるときにコイル134に発生する磁力を用いてオン/オフ動作を行なう。そして、コイル134は、メインリレー120の接点122をECU80と接続するラインに一端が接続され、接地ノード150に他端が接続される。
この点火・噴射リレー130は、メインリレー120からの出力によって駆動される。すなわち、メインリレー120がオンされると、メインリレー120から点火・噴射リレー130のコイル134に電流が流され、点火・噴射リレー130がオンされる。また、メインリレー120がオフされると、メインリレー120からコイル134へ電流が流れないので、点火・噴射リレー130はオフされる。
点火装置30は、電源ラインPLから点火・噴射リレー130を介して動作電源の供給を受ける。点火装置30は、イグナイタ32と、点火プラグ34とを含む。イグナイタ32は、ECU80からの制御指令に基づいて動作し、電源ラインPLから点火・噴射リレー130を介して受ける電圧を昇圧する。点火プラグ34は、イグナイタ32によって昇圧された昇圧電圧を用いて、混合気に着火するための放電火花を発生する。
噴射装置40は、電源ラインPLから点火・噴射リレー130を介して動作電源の供給を受ける。噴射装置40は、このエンジンの気筒分のインジェクタ42を含む。そして、各インジェクタ42は、ECU80からの制御指令に基づいて動作し、燃料ポンプ70から供給される燃料を微粒子化して噴射する。
ポンプ駆動リレー140は、イグニッションスイッチ110と燃料ポンプ70との間に配設され、電源ラインPLから燃料ポンプ70への電力の供給/遮断を行なう。ポンプ駆動リレー140は、接点142と、コイル144とを含み、コイル144に電流が流れるときにコイル144に発生する磁力を用いてオン/オフ動作を行なう。そして、コイル144は、イグニッションスイッチ110に一端が接続され、ECU80に他端が接続される。
このポンプ駆動リレー140は、イグニッションスイッチ110がオンされているときに動作可能であり、イグニッションスイッチ110がオンされているとき、ECU80によって駆動される。そして、イグニッションスイッチ110がオフされると、ポンプ駆動リレー140もそれに同期してオフされる。
電動ポンプである燃料ポンプ70は、直列に接続されるイグニッションスイッチ110およびポンプ駆動リレー140を介して電源ラインPLから動作電源の供給を受ける。そして、ECU80からの動作指令に基づいてポンプ駆動リレー140がオンされると、燃料ポンプ70は、ポンプ駆動リレー140から電源の供給を受けて動作し、燃料タンク50内の燃料を噴射装置40へ供給する。
ECU80は、エンジンの負荷や回転速度などの条件から点火装置30の点火タイミングおよび噴射装置40の噴射タイミングを決定し、その決定した点火および噴射タイミングに応じた制御指令をそれぞれ点火装置30および噴射装置40へ出力することによって、点火装置30および噴射装置40を駆動制御する。また、ECU80は、ポンプ駆動リレー140へ動作指令を出力し、燃料ポンプ70を駆動させる。
さらに、ECU80は、車両の運転者によってイグニッションスイッチ110がオフされると、エンジン20の停止制御を行なう。この停止制御は、エンジン油圧によって動作するアクチュエータ(VVTによって制御される吸排気バルブなど)を次回のエンジン始動のために所定位置にセットするために、イグニッションスイッチ110がオフされた後も所定期間だけエンジン20を動作させるものである。
すなわち、ECU80は、イグニッションスイッチ110がオフされると、点火装置30および噴射装置40を予め定められた所定時間だけさらに継続して駆動させる。そして、所定時間の経過後、ECU80は、点火装置30および噴射装置40を停止させ、メインリレー120のコイル124への給電を停止する。これにより、メインリレー120がオフされ、電源ラインPLからECU80への給電が遮断される。すなわち、ECU80は、電源ラインPLからの給電を自己遮断する。
この制御装置100の構成上の特徴は、第1に、点火・噴射リレー130をメインリレー120からの出力によって駆動するようにしたことである。これにより、イグニッションスイッチ110がオフされてECU80によるエンジンの停止制御が終了した後は、メインリレー120のオフ動作に連動して点火・噴射リレー130がオフされるので、点火・噴射リレー130のオフ指令をECU80から出力する必要がなくなる。したがって、エンジンの停止制御を実装するためにECU80内に回路を別途設ける必要がない。なお、エンジンの停止制御終了時における点火装置30および噴射装置40の停止すなわちエンジンの停止は、ECU80によって行なわれる。
この制御装置100の構成上の第2の特徴は、電源ラインPLと噴射装置40との間にもリレーを介在させたことである。すなわち、噴射装置40は、点火・噴射リレー130に接続される。これにより、エンジンの停止制御終了時、ECU80によって噴射装置40の動作は停止させられるが、その後メインリレー120がオフされることにより点火・噴射リレー130がオフされることによって、噴射装置40を確実に停止させることができる。また、この制御装置100では、点火装置30と共通の点火・噴射リレー130に噴射装置40を接続させる構成としたので、噴射装置40用に別途リレーを設ける必要がない。
この制御装置100の構成上の第3の特徴は、燃料ポンプ70への電源供給ルートを噴射装置40への電源供給ルートと別ルートにしたことである。すなわち、燃料ポンプ70は、噴射装置40とともに点火・噴射リレー130に接続されるのではなく、ポンプ駆動リレー140に接続され、ポンプ駆動リレー140は、イグニッションスイッチ110を介して電源ラインPLに接続される。これにより、イグニッションスイッチ110がオフされた後は、噴射装置40に供給される燃料は、デリバリパイプ60(図示せず)内の残圧分のみとなるので、仮に、点火・噴射リレー130が溶着したりECU80が故障しても、デリバリパイプ60(図示せず)内の燃料が燃焼されれば、エンジンは停止する。
この制御装置100においては、イグニッションスイッチ110がオフされると、それに応じてポンプ駆動リレー140がオフされ、燃料ポンプ70が停止する。そして、ECU80は、エンジン20の停止制御を実行し、点火装置30および噴射装置40を所定時間だけさらに駆動する。なお、エンジン20の停止制御中、燃料ポンプ70は既に停止しているが、上述したように、デリバリパイプ60内の残圧分の燃料が噴射装置40に供給される。
所定時間が経過すると、ECU80は、点火装置30および噴射装置40の動作を停止させ、メインリレー120のコイル124への給電を停止する。これによって、メインリレー120がオフされ、ECU80は自己遮断する。そして、メインリレー120のオフに連動して点火・噴射リレー130がオフされ、電源ラインPLから点火装置30および噴射装置40への給電が遮断される。
図3は、図2に示したECU80によって実行されるエンジン20の停止制御のフローチャートである。なお、このフローチャートによる処理は、予め定められた周期で実行される。図3を参照して、ECU80は、イグニッションスイッチ110との接続線の電位に基づいて、イグニッションスイッチ110がオフされたか否かを判定する(ステップS10)。ECU80は、イグニッションスイッチ110がオフされていないと判定すると(ステップS10においてNO)、カウンタAを0にリセットする(ステップS60)。このカウンタAは、エンジン20の停止制御の実行時間を計時するためのカウンタである。そして、ECU80は、カウンタAを0にリセットすると、ステップS70に処理を移行する。
一方、ステップS10において、イグニッションスイッチ110がオフされたと判定されると(ステップS10においてYES)、ECU80は、カウンタAを加算してイグニッションスイッチ110がオフされてからの時間を計時する(ステップS20)。なお、イグニッションスイッチ110がオフされると、燃料ポンプ70は停止する。
カウンタAが加算されると、ECU80は、カウンタAが予め定められた所定時間に対応する値α以上であるか否かを判定する(ステップS30)。ECU80は、カウンタAがα以上であると判定すると(ステップS30においてYES)、点火装置30および噴射装置40への制御指令の出力を停止し、点火装置30による点火制御および噴射装置40による噴射制御を停止させる(ステップS40)。その後、ECU80は、メインリレー120をオフさせて自己遮断し(ステップS50)、一連の処理を終了する。なお、メインリレー120がオフされると、上述したように、点火・噴射リレー130がオフされ、電源ラインPLから点火装置30および噴射装置40への給電が遮断される。
一方、ステップS30においてカウンタAがα未満であると判定されると(ステップS30においてNO)、ECU80は、イグニッションスイッチ110がオフされてからまだ所定時間を経過していないものと判定し、点火装置30による点火制御および噴射装置40による噴射制御を継続して実行する(ステップS70)。
以上のように、この実施の形態による制御装置100によれば、イグニッションスイッチ110がオフされた後、所定期間だけエンジン20を動作させる停止制御が実行される。そして、この制御装置100では、点火装置30および噴射装置40への給電を遮断するための点火・噴射リレー130をメインリレー120からの出力によって駆動するようにしたので、イグニッションスイッチ110がオフされてから所定期間後に点火・噴射リレー130をオフさせるための回路をECU80内に別途設ける必要がない。したがって、エンジン20の停止制御を低コストで実装することができる。また、ECU80内の回路追加がないので、ECU80の信頼性が低下することもない。
また、この制御装置100によれば、噴射装置40についても点火・噴射リレー130を介して給電されるようにしたので、噴射装置40の駆動を確実に停止させることができる。そして、点火装置30が接続されるリレー(点火・噴射リレー130)に噴射装置40を接続するようにしたので、噴射装置40用にリレーを別途設ける必要がない。
さらに、燃料ポンプ70は、点火・噴射リレー130ではなくポンプ駆動リレー140に接続され、さらに、ポンプ駆動リレー140は、イグニッションスイッチ110を介して電源ラインPLに接続される。すなわち、燃料ポンプ70への電源供給ルートを噴射装置40への電源供給ルートと別ルートにしたので、フェールセーフの観点から安全性が向上する。
また、さらに、イグニッションスイッチ110のオフ後にエンジン20を動作させる期間を点火コイルの点火回数ではなく動作時間で規定したので、エンジン20の回転数に拘わらず、イグニッションスイッチ110のオフ後、常に一定時間でエンジン20が停止する。したがって、イグニッションスイッチ110をオフしてからエンジン20が停止するまでの時間のばらつきによる違和感を利用者に与えることはない。
なお、上記においては、点火・噴射リレー130を点火装置30および噴射装置40で共用するものとしたが、この発明は、そのような構成に限定されるものではなく、点火装置30および噴射装置40で個別にリレーを設けても構わない。
また、上記においては、イグニッションスイッチ110のオフ後にエンジン20を動作させる期間を点火コイルの点火回数ではなく動作時間で規定したが、この発明は、これに限定されるものではなく、停止制御時のエンジン20の動作期間を点火回数によって規定しても構わない。
なお、上記において、ECU80は、「制御部」を構成し、メインリレー120は、「第1のリレー」を構成する。また、点火・噴射リレー130は、「第2のリレー」を構成し、ポンプ駆動リレー140は、「第3のリレー」を構成する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態による制御装置によって制御されるエンジンシステムの全体構成図である。 図1に示すエンジンシステムを制御する制御装置の機能ブロック図である。 図2に示すECUによって実行されるエンジン停止制御のフローチャートである。
符号の説明
10 エンジンシステム、20 エンジン、30 点火装置、32 イグナイタ、34 点火プラグ、35 吸気ダクト、40 噴射装置、42 インジェクタ、45 エアクリーナ、50 燃料タンク、60 デリバリパイプ、70 燃料ポンプ、80 ECU、100 制御装置、110 イグニッションスイッチ、120 メインリレー、122,132,142 接点、124,134,144 コイル、130 点火・噴射リレー、140 ポンプ駆動リレー、PL 電源ライン、SL 接地ライン。

Claims (5)

  1. イグニッションスイッチがオフされた後、内燃機関を所定期間だけ動作させる停止制御を実行する制御部と、
    前記停止制御の実行後にオフされる第1のリレーと、
    前記第1のリレーの出力を受け、前記第1のリレーのオフ動作に連動して前記内燃機関の点火装置および噴射装置の少なくとも一方への給電を遮断する第2のリレーとを備え
    前記第1のリレーは、前記制御部への電力の供給および遮断を行なうメインリレーであり、
    前記メインリレーは、前記制御部による前記停止制御の実行後、前記制御部によってオフされる、内燃機関の制御装置。
  2. 前記第2のリレーを駆動するための駆動線は、前記メインリレーから前記制御部への給電ラインに接続される、請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記内燃機関に燃料を供給する電動ポンプへの電力の供給および遮断を行なう第3のリレーをさらに備える、請求項1または請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記第3のリレーは、前記イグニッションスイッチのオフ動作に連動して前記電動ポンプへの給電を遮断する、請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記所定期間は、前記点火装置の点火回数に拘わらず、所定の時間によって規定される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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