JP4376851B2 - 現像剤補給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像器に現像剤を補給するための現像剤補給装置に関するものである。
プリンタや複写機等の画像形成装置に備えられた現像器に現像剤を補給するための現像剤補給装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示された現像剤補給装置では、現像剤収容器に相当するトナーカートリッジ内に収容された現像剤としてのトナーを、該トナーカートリッジ内に配されたスクリューを用いて所定の位置に搬送していた。
ところが、トナーを大量に搬送するには、スクリューに負荷が係らないように、トナーカートリッジ本体を大きくする必要があった。つまり、トナーカートリッジ内に収容できるトナーの割合が少ないという問題があった。
そこで、特許文献2〜4では、トナーカートリッジに収容されているトナーを搬送するのにスクリューを用いないで、該トナーカートリッジ自体を回転させることで所望の位置にトナーを搬送する技術をそれぞれ開示している。
この技術によれば、トナーカートリッジ自体を回転させてトナーを搬送するだけであるので、該トナーカートリッジ内部にトナー搬送用のスクリューを設ける必要がない。これにより、スクリューの負荷を考慮しないでよいので、トナーカートリッジに収容できるトナーの割合を多くできる。
しかしながら、特許文献2〜4に記載の技術では、トナーカートリッジから直接トナーを排出するようにしているため、収容されるトナーの量とトナーカートリッジの回転数等によりトナーを安定して排出することができず、現像器に対してトナーを安定して供給できないという問題が生じる。
そこで、特許文献5では、トナーカートリッジから排出されたトナーを一時的に収容する容器を設け、この容器からトナーを現像器に供給する現像剤収納容器が開示されている。これにより、トナーカートリッジ本体を回転させてトナーを排出する構成であっても、トナーを現像器に対して安定して供給することが可能となる。
特開平10−142936(1998年5月29日公開) 特開平7−20705(1995年1月24日公開) 特開平8−339115(1996年12月24日公開) 特開平6−348127(1994年12月22日公開) 特開2004−317592(2004年11月11日公開)
ところが、特許文献5に開示された技術では、以下の理由から、大量、且つ高速の印刷に対応できないという問題が生じる。
これは、トナーをカートリッジ本体の中心部に集めるように搬送して、現像装置に供給するようになっているため。つまり、大量、且つ高速の印刷では、現像装置へのトナー供給を安定且つ高速に行う必要があるので、特許文献5のように、トナーをカートリッジ本体の中心部に集めるように搬送した場合では、トナーがカートリッジ本体の中心部に集まるまでの時間が長くなり、安定、且つ高速にトナーを現像装置に供給することができないという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、トナーを高速、且つ安定に現像装置に供給できる現像剤補給装置を実現することにある。
本発明に係る現像剤補給装置は、上記課題を解決するために、現像器に現像剤を補給するための現像剤補給装置において、現像剤を収容する略円筒状からなる現像剤収容器と、上記現像剤収容器の一端部側で、該現像剤収容器を周面方向に回転可能に支持する容器支持体とを備え、上記現像剤収容器は、上記容器支持体による支持側端部に収容された現像剤を排出するための第1現像剤排出口が形成されると共に、該現像剤収容器の周面方向の回転により収容されている現像剤を上記第1現像剤排出口に向かって搬送する現像剤搬送手段が設けられ、上記容器支持体は、上記現像剤収容器の現像剤排出口から排出された現像剤を一時的に収容する一時収容室と上記現像器側に排出するための第2現像剤排出口とが形成され、上記一時収容室に収容された現像剤を上記現像剤収容器の回転により上記第2現像剤排出口から排出する現像剤補給装置であって、上記第2現像剤排出口を開閉するためのシャッター機構が設けられ、上記シャッター機構は、上記容器支持体にスライド自在に設けられ、第2現像剤排出口を開閉するシャッター部材と、上記現像剤収容器に設けられ、上記シャッター部材が上記第2現像剤排出口を閉じる位置にあるとき、該シャッター部材の一部と係合し、該現像剤収容器の回転を掛止する掛止部とからなることを特徴としている。
上記の構成によれば、略円筒状の現像剤収容器に収容されている現像剤は、先ず、現像剤収容器の周面方向への回転に伴って、容器支持体側に向かって搬送される。現像剤収容器には、容器支持体による支持側端部に第1現像剤排出口が形成されているので、現像剤収容器の周面方向への回転により搬送される現像剤は上記第1現像剤排出口に向かって搬送され、該第1現像剤排出口に排出される。
次に、上記第1現像剤排出口から排出された現像剤は、容器支持体の一時収容室に収容されたのち、現像剤収容器の回転に伴って、該容器支持体に形成された第2現像剤排出口から現像剤を現像器側に排出される。
このように、現像剤収容部の端部から現像剤を排出するようになっているので、該現像剤収容器に収容されている現像剤を現像剤収容器の中央部に集める場合に比べて、高速に第1現像剤排出口から現像剤を排出することが可能となる。
しかも、第1現像剤排出口から排出された現像剤は、容器支持体の一時収容室にて一時的に収容された後、第2現像剤排出口から現像器に供給されるようになるので、安定した現像剤の供給が可能となる。
以上のことから、現像剤を高速、且つ安定に現像装置に供給できる現像剤補給装置を実現することが可能となる。
しかも、上記容器支持体にスライド自在に設けられ、第2現像剤排出口を開閉するシャッター部材と、上記現像剤収容器に設けられ、上記シャッター部材が上記第2現像剤排出口を閉じる位置にあるとき、該シャッター部材の一部と係合し、該現像剤収容器の回転を掛止する掛止部とからなる、上記第2現像剤排出口を開閉するためのシャッター機構が設けられていることで、現像剤補給装置の第2現像排出口が閉じられているときには、現像剤収容器の回転が止めることができる。
これにより、現像剤補給装置を運搬しているときなどに、現像剤収容器が回転することで現像剤が漏れ出すことを防止することができる。
また、上記掛止部は、上記シャッター部材が上記第2現像剤排出口を開く位置にあるとき、該シャッター部材の一部との係合が解除されるようになっているので、現像剤補給装置の第2現像排出口が開かれているときには、現像剤収容器が回転自在となる。
上記現像剤補給装置は、画像形成装置に着脱可能に設けられ、上記シャッター部材は、現像剤補給装置が画像形成装置に装着されるときに、上記第2現像剤排出口を開放する位置にスライド移動してもよい。
上記シャッター部材には、現像剤補給装置が画像形成装置に装着されるときに、該画像形成装置の装着部に形成された突起部と係合し、該シャッター部材がスライド移動して上記第2現像剤排出口を、開放状態を維持するための規制部材が設けられており、上記規制部材は、シャッター部材が第2現像剤排出口の開放する方向にスライド移動する際に、上記突起部と係合するとともに、所定の移動力以上が加わることで、該突起部を乗り越える爪部が形成されていてもよい。
上記爪部は、上記突起部を乗り越えた状態で、シャッター部材が第2現像剤排出口の閉塞する方向にスライド移動することを規制してもよい。
上記爪部は、シャッター部材が第2現像剤排出口の開放する方向にスライド移動するときに最初に上記突起部と接触するリブ状の第1掛止部と、該第1掛止部の次に上記突起部と接触する弾性を有する板状の第2掛止部とからなっていてもよい。
上記容器支持体は、第1筐体および第2筐体を着脱自在に接合されて構成されていてもよい。
これにより、現像剤補給装置の組立を容易にし、リサイクル使用に際し、シールなどの消耗品の交換が容易になるので、メンテナンスを容易にできる。
本発明に係る現像剤補給装置は、以上のように、現像器に現像剤を補給するための現像剤補給装置において、現像剤を収容する略円筒状からなる現像剤収容器と、上記現像剤収容器の一端部側で、該現像剤収容器を周面方向に回転可能に支持する容器支持体とを備え、上記現像剤収容器は、上記容器支持体による支持側端部に収容された現像剤を排出するための第1現像剤排出口が形成されると共に、該現像剤収容器の周面方向の回転により収容されている現像剤を上記第1現像剤排出口に向かって搬送する現像剤搬送手段が設けられ、上記容器支持体は、上記現像剤収容器の現像剤排出口から排出された現像剤を一時的に収容する一時収容室が設けられると共に、上記一時収容室に収容された現像剤を上記現像剤収容器の周面方向の回転により上記現像器側に排出するための第2現像剤排出口が形成され、上記第2現像剤排出口を開閉するためのシャッター機構が設けられ、上記シャッター機構は、上記容器支持体にスライド自在に設けられ、第2現像剤排出口を開閉するシャッター部材と、上記現像剤収容器に設けられ、上記シャッター部材が上記第2現像剤排出口を閉じる位置にあるとき、該シャッター部材の一部と係合し、該現像剤収容器の回転を掛止する掛止部とからなることで、現像剤補給装置の第2現像排出口が閉じられているときには、現像剤収容器の回転を止めることができるという効果を奏する。
本発明の実施の一形態について説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本願発明の現像剤補給装置を画像形成装置の一種であるプリンタに適用した例について説明する。
図2は、本実施の形態に係るプリンタの概略構成を示す図である。
本プリンタ(A)は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色および単色の画像を形成するものである。そして、プリンタ(A)は、図2に示すように、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4、中間転写ベルトユニット8、定着ユニット12と、用紙搬送路S、給紙トレイ10および排紙トレイ15等より構成されている。
なお、本プリンタ(A)において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2(2a、2b、2c、2d)、感光体ドラム3(3a、3b、3c、3d)、帯電器5(5a、5b、5c、5d)、クリーナユニット4(4a、4b、4c、d)は各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれaがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに設定され4つの画像ステーションが構成されている。
感光体ドラム3は、本プリンタ(A)の上部に配置(装着)され、画像データに応じた静電潜像を形成するようになっている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための、帯電手段である。なお、帯電器5としては、図2に示すように、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器のほかチャージャー型の帯電器を用いてもよい。
露光ユニット1は、図2に示すようにレーザ照射部および反射ミラーを備えた、レーザスキャニングユニット(LSU)からなる。なお、露光ユニット1としては、LSUを用いる手法のほかに、発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いてもよい。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有するものである。
現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を(K、C、M、Y)のトナーにより顕像化するものである。クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収するものである。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット8は、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンション機構73、中間転写ベルト従動ローラ72、中間転写ローラ6(6a、6b、6c、6d)、および中間転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンション機構73、中間転写ローラ6、中間転写ベルト従動ローラ72等は、中間転写ベルト7を張架し、矢印B方向に回転駆動させるものである。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルトユニット8の中間転写ベルトテンション機構73の中間転写ローラ取付部に回転可能に支持されており、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト7上に転写するための転写バイアスを与えるものである。
中間転写ベルト7は、それぞれの感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト7に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト7上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。この中間転写ベルト7は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト7へのトナー像の転写は、中間転写ベルト7の裏側に接触している中間転写ローラ6によって行われる。中間転写ローラ6には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
中間転写ローラ6は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面は、導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルトに対して均一に高電圧を印加することができる。本実施例では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いる事が可能である。
上述の様に各感光体ドラム3上で各色相に応じた顕像化された静電像は中間転写ベルト7で積層され、装置に入力された画像情報となる。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト7の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト7の接触位置に配置される転写ローラ11によって用紙上に転写される。
この時、中間転写ベルト7と転写ローラ11は所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ11にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。
さらに、転写ローラ11は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ11もしくは前記中間転写ベルト駆動ローラ71の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム3との接触により中間転写ベルト7に付着したトナー、若しくは、転写ローラ11によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト7上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収されるように設定されている。
中間転写ベルトクリーニングユニット9には、中間転写ベルト7に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト7は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ72で支持されている。
給紙トレイ10は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、本プリンタ(A)の画像形成部および露光ユニット1の下側に設けられている。
また、本プリンタ(A)の上部に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みのシートをフェイスダウンで載置するためのトレイである。
また、本プリンタ(A)には、給紙トレイ10のシートを転写ローラ11や定着ユニット12を経由させて排紙トレイ15に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。さらに、給紙トレイ10から排紙トレイ15までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ16、レジストローラ14、転写ローラ11、定着部12、シートを搬送する搬送ローラ25等が配されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための、小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。
ピックアップローラ16は、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から、シートを1枚毎に用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
また、レジストローラ14は、用紙搬送路Sを搬送されているシートをいったん保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端とシートの先端を合わせるタイミングでシートを転写部に搬送する機能を有している。
定着ユニット12は、ヒートローラ31,加圧ローラ32,等を備えており、ヒートローラ31および加圧ローラ32は、シートを挟んで回転するようになっている。
また、ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ33とともにシートを熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
なお、多色トナー像の定着後のシートは、搬送ローラ25によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)、排紙トレイ15上に排出されるようになっている。
次に、シート搬送経路を詳細に説明する。本画像形成装置には予めシートを収納する給紙トレイ10が配置されると共に、ユーザが少数枚の印字を行う時に前記給紙トレイ10の開閉動作を行わなくても良い手差し給紙トレイ20が配置されている。
両給紙方法には、各々前記のピックアップローラ16が配置され、1枚ずつを搬送路に導くようになっている。
給紙トレイ10から搬送されるシートは搬送路中の搬送ローラ25−1によってレジストローラ14まで搬送され、シートの先端と中間転写ベルト7上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ11に搬送され、シート上に画像情報が書き込まれる。その後、シートは定着部12を通過する事によってシート上の未定着トナーが熱で溶融・固着され搬送ローラ25−2を経て排紙ローラ25−3から排紙トレイ15上に排出される。
(片面印字要求の時)
他方、手差し給紙トレイ20に積載されるシートはピックアップローラ16−2によって給紙され、複数の搬送ローラ(25−6、25−5、25−4)を経てレジストローラ14に到達し、それ以降は給紙トレイ10から給紙されるシートと同様の経過を経て排紙トレイ15に排出される。(片面印字要求の時)
この時、印字要求内容が両面印字要求の時は、上記のように片面印字が終了し定着部12を通過したシートの後端が前記排紙ローラ25−3でチャックされ、排紙ローラが逆回転する事によって搬送ローラ(25−7、25−8)に導かれた後レジストローラ14を経て裏面印字が行われた後に排紙トレイ15に排出される。
上記プリンタ(A)には、高速、且つ大量印刷に対応可能にするために、現像器2(2a,2b,2c,2d)それぞれに現像剤を補給するための5個の現像剤補給装置100(100a,100a,100b,100c,100d)が設けられている。
ここで、現像剤補給装置100aは、補給用の現像剤として、ブラック(K)の現像剤を収納している。現像剤補給装置100bは、補給用の現像剤として、シアン(C)の現像剤を収納している。現像剤補給装置100cは、補給用の現像剤として、マゼンタ(M)の現像剤を収納している。現像剤補給装置100dは、補給用の現像剤として、イエロー(Y)の現像剤を収納している。
そして、各現像剤補給装置100は、それぞれ対応する現像剤を用いて現像する現像器2のほぼ真上に配置されており、対応する現像器2それぞれに対して、現像剤の補給用パイプ80(80a,80b,80c,80d)を介して接続されている。
なお、ブラック(K)の現像剤を補給するための補給用パイプ80aは、2つの現像剤補給装置100a・100aからの現像剤を一つにまとめて現像器2aに補給するような構造となっている。
以下、現像剤補給装置100の詳細な構造について説明する。なお、5つの現像剤補給装置100は何れも同じ構造とする。
上記の現像剤補給装置100の概要について、図1(a)(b)を参照しながら以下に説明する。
図1(a)は、現像剤補給装置100の側面図であり、図1(b)は、現像剤補給装置100のトナー補給側端面側から見た正面図である。
上記現像剤補給装置100は、図1(a)に示すように、現像剤であるトナーを収容しているトナーボトル(現像剤収容器)200と、該トナーボトル200を一端部側で回動可能に支持するボトル支持部材(容器支持体)300とで構成されている。
上記ボトル支持部材300の底面(プリンタ(A)に現像剤補給装置100を装着したときの下面)には、図1(b)に示すように、トナーボトル200から補給されるトナーを現像剤補給装置100外部に排出するためのトナー排出口(第2現像剤排出口:後述する)を開閉するためのシャッター機構400が設けられている。つまり、上記のシャッター機構400によりボトル支持部材300のトナー排出口が開放状態になると、該トナー排出口と、図2に示す現像器2に接続された補給用パイプ80とが連通状態となり、トナーボトル200からトナーが現像器2に補給される。
上記のトナーボトル200、ボトル支持部材300、シャッター機構400について、以下に詳細に説明する。
上記トナーボトル200は、図1(a)に示すように、略円筒状に形成された本体部201からなる。
上記本体部201のボトル支持部材300に支持される側の端部を先端部201aとしたとき、この先端部201aには、トナーを排出するための開口部(第1現像剤排出口:後述)が形成されている。なお、本体部201の先端部201aとは反対側の端部である後端部201bは、閉塞されている。
また、本体部201の表面には、回転軸Xに向かって窪んだ複数の溝部201cが形成されている。なお、本体部201の内部では、上記の溝部201cに相当する部分が上記回転軸X側に突出した形状の突出部となっている。
上記の突出部間に形成される溝は、本体部201内に収容されたトナーを後端部201bから先端部201aに向かって案内するための案内溝として機能するようになっている。すなわち、これらの溝は、トナー(現像剤)を搬送するための現像剤搬送手段として機能するようになっている。ここでは、上記の溝部201cは、図1(a)に示すように、本体部201が回転軸Xを中心に時計回りのY方向に回転したときに、重力方向である下側が先端部201a方向に、重力方向とは反対側の方向である上側が後端部201b方向に傾くように傾斜して形成されている。これにより、トナーボトル200がY方向に回転することで、該トナーボトル200に収容しているトナーは、本体部201の後端部201bから先端部201aに向かって搬送されるようになる。
なお、上記溝部201cは、本体部201に収容したトナーを後端部201bから先端部201aに向かって搬送することが可能であれば、どのような形状であってもよい。
上記先端部201aは、図3に示すように、本体部201の中央部分よりも直径が小さい円筒形状に形成されている。この先端部201aの先端面201dには、外部に突出したリブ202・202が形成されている。このリブ202・202は、現像剤補給装置100がプリンタ(A)に装着されたときに、図示しない駆動装置の駆動部と嵌合するようになっている。これにより、現像剤補給装置100のトナーボトル200は、駆動部からの駆動力がリブ202・202を介して伝達され回転する。
また、上記先端部201aの周面201eには、図4に示すように、ゴム等の弾性を有する樹脂からなる板状のスクレイパー203・203が設けられている。上記スクレイパー203・203は、伸縮性を有する材料(ゴム等の弾性を有する樹脂一般等)からなるリング状の固定部材204の表面に設けられている。この固定部材204は、内径が上記先端部201aの外径よりも若干小さめに形成されており、図5に示すように、その内周面に突起部204aが形成されている。この突起部204aは、図6に示すように、この先端部201aに予め形成された切欠き部201fに嵌合するようになっている。
このような固定部材204を用いれば、リング部分を少し拡げて先端部201aの周面201eに装着するだけで、簡単にスクレイパー203を本体部201に設けることができる。しかも、固定部材204の先端部201aへの装着時に、固定部材204の突起部204aを先端部201aの周面201eに設けられた切欠き部201fに嵌合することで、固定部材204の先端部201aへの固定を確実に行わせることができる。つまり、固定部材204は、先端部201aの周面201eを空回りすることなく、先端部201aと一体的に駆動することが可能となる。
なお、スクレイパー203は、先端部201aの周面201eに直接設けてもよい。
上記の2つのスクレイパー203・203は、図7に示すように、先端部201aに固定部材204が装着された時に、該先端部201aの中心Oを介して略一直線状になるように形成されている。
また、上記本体部201における、先端部201aと段差を形成する端面201gには、図7に示すように、本体部201に収容されたトナーを排出するためのボトル側トナー排出口201hが形成されている。図7では、このボトル側トナー排出口201hを略長方形状に形成した例を示しているが、これに限定されるものではなく、トナーの排出に支障がなければ、略正方形状、多角形状、円形状等であってもよい。
上記スクレイパー203・203は、ボトル側トナー排出口201hの中心に対して所定の角度αとなる位置に配置されるように固定部材204の装着時に調整される。ここで、スクレイパー203の配設位置は、ボトル側トナー排出口201hからのトナー排出を邪魔しない位置であるのが好ましく、このような位置であれば、上記の角度αはどのような角度でもよいが、ボトル側トナー排出口201hからのトナー排出不良を確実に防止するには上記角度αは90°が好ましい。
上記ボトル側トナー排出口201hから排出されたトナーは、先端部201aを覆うようにして設けられているボトル支持部材300の内部に収容される。ボトル支持部材300には、収容したトナーを排出するための支持体側トナー排出口(後述する)が形成されている。
上記ボトル支持部材300は、図1(a)(b)に示すように、略円筒形状に形成されており、本体部201の先端部201aを覆うようにして接合された第1筐体301と第2筐体302とで構成されている。なお、先端部201aの先端面201dに設けられたリブ202が少なくとも露出するように、第1開口部300aが形成されている。
上記第1筐体301の表面には、図2に示すプリンタ(A)に現像剤補給装置100を装着して固定するための固定用の板状の第1固定部材303と第2固定部材304とが互いに並行となるように形成されている。この第1固定部材303と第2固定部材304との間には、図1(b)に示すように、現像剤補給装置100から補給されたトナーの外部への排出の制御を行うシャッター機構400が設けられている。従って、第1固定部材303と第2固定部材304とは、シャッター機構400が機能するように、ボトル支持部材300と画像形成装置(A)とのクリアランスを確保する高さに調整されている。
上記ボトル支持部材300は、図8に示すように、第1筐体301の底面側、すなわち第1固定部材303と第2固定部材304の間に支持体側トナー排出口300bが形成されている。なお、この支持体側トナー排出口300bは、上記シャッター機構400によって開閉されるようになっている。
上記第1筐体301は、図9(a)に示すように、上述したトナー排出口300bの近傍の内周面301aに、トナーをせき止めるための第1堰部301bが形成されると共に、この第1堰部301bから支持体側トナー排出口300bとは反対側に壁部301cが延設されている。この壁部301cは、第1筐体301の内部の一方端面である当接面301dと所定の距離を隔て設けられている。この距離は、上述したスクレイパー203の幅よりも少し広い程度に設定されている。
上記第2筐体302は、図9(b)に示すように、図9(a)に示した第1筐体301と同様に、内周面302aに、トナーをせき止めるための第2堰部302bが形成されると共に、この第2堰部302bから壁部302cが延設されている。この壁部302cは、第2筐体302の内部の一方端面である当接面302dと所定の距離を隔てて設けられている。この距離は、上述したスクレイパー203の幅よりも少し広い程度に設定されている。
上記第1筐体301と第2筐体302とを接合することで、図8に示すようなボトル支持部材300になる。
また、第1筐体301と第2筐体302とが接合されたとき、図10に示すように、第1筐体301の第1堰部301bおよび第2筐体302の第2堰部302bと、壁部301cおよび壁部302cとによって囲まれた第1空間が形成される。ここで、本実施の形態では、上記第1空間を、トナーの排出を規制するためのトナー排出規制室300cと称する。一方、上記第1空間とは別の、第1堰部301bと第2堰部302bとの間の他方の空間(第2空間)を、トナーボトル200からのトナーを一時的にためてから排出するためのトナー排出室(一時収容室)300dと称する。
上記トナー排出規制室300cは、実際にトナーを排出するための空間ではなく、第1堰部301bを乗り越えたスクレイパー203が通過できるような空間として機能している。なお、トナー排出規制室300cには、スクレイパー203と一緒に第1堰部301bを乗り越えたトナーが若干存在するが、このトナーはスクレイパー203の回転移動により第2堰部302b側から掻きだされることになる。
一方、トナー排出室300dは、トナーボトル200ボトル側トナー排出口201hから排出されたトナーを一時的に蓄積される空間として機能している。
ここで、第1堰部301bのスクレイパー203との当接面301dは、図10に示すように、スクレイパー203がうまく乗り上げることができるように、スクレイパー203の回転方向(図中の矢印方向)に向かって傾斜している。つまり、上記当接面301dは、トナーボトル200の回転中心Oからの法線Lからスクレイパー203の回転方向に向かってずれるように傾斜している。
換言すると、スクレイパー203によるトナー搬送方向の上流側に第1堰部301bが設けられ、この第1堰部301bのスクレイパー203の当接面301dが回転中心Oからの法線Lから所定の角度β傾斜してトナー排出室300dを仕切っている。この角度βは、スクレイパー203の素材、長さ等の要因により適切に設定されるものとする。
また、上記の第1堰部301bは、トナー排出口300bからスクレイパー203の回転方向に若干ずれた位置に設けられている。これは、トナー排出室300d内にトナーをため易くするためである。このように、トナー排出室300dにトナーをため易くすることで、トナー排出口300bから排出されるトナー供給量を一定に保つことが可能となる。トナーの安定的な供給を可能とする。
さらに、スクレイパー203の長手方向の長さは、トナーボトル200の回転中心Oからボトル支持部材300の内周面までの距離、すなわち内径よりも若干長めに設定されている。これは、トナー排出室300d内に蓄積されたトナーを無駄なく掻きだすための措置である。しかしながら、スクレイパー203の長手方向の長さが長すぎると、ボトル支持部材300の内周面との摩擦力が大きくなり、回転の負荷が増大するので、該回転の負荷があまり増大しない程度の長さにするのが好ましい。
具体的には、ボトル支持部材300の内径を82mm、固定部材204の外径を44mmmとしたときに、スクレイパー203の長さを20mmに設定する。これにより、スクレイパー203の長さは、ボトル支持部材300の内壁面301aと固定部材204との距離よりも1mm長くなる。この距離の差により、スクレイパー203の回転負荷が増大しないで、且つ、該スクレイパー203によりトナーを無駄なく掻きだすことができるという効果を奏する。
また、第2堰部302bは、第1堰部301bと同様に、スクレイパー203の当接面302d(トナー排出規制室300c側の面)が、回転中心Oからの法線Lから所定の角度β傾斜してトナー排出室300dを仕切っている。この角度βは、スクレイパー203の素材、長さ等の要因により適切に設定されるものとする。
なお、第1堰部301bと第2堰部302bとのトナー排出室300d側の間隔は、トナー排出口300bを塞がない程度の距離であればよいが、トナーの安定的な供給の為にはトナーをある程度トナー排出室300dに蓄積する必要があるので、所望するトナー蓄積量に合わせて適宜設定するようにすればよい。
また、上述したスクレイパー203の形状は板状としたが、これに限定されるものではなく、例えば断面略V字状であってもよい。このようにスクレイパー203が断面略V字状となることで、ボトル支持部材300の内周面とトナーボトル200との間をシールするシール機能を有することになるので、別途シール部材を設ける必要がなくなる。
上記構成の現像剤補給装置100において、トナーボトル200はボトル支持部材300に回動可能に支持されているので、トナーボトル200とボトル支持部材300との間には若干の隙間が生じる。このため、トナーボトル200とボトル支持部材300との間に適切なシールを施さないと、ボトル支持部材300のトナー排出口300b以外からトナーが漏れだすことになる。
このため、本実施の形態では、図11に示すように、トナーボトル200の本体部201の先端部201aにシールとして機能する2つのVリング501・502が装着されている。
上記Vリング501は、スクレイパー203の装着位置よりも外側の先端部201aの周面201iに装着されており、上記Vリング502は、スクレイパー203の装着位置よりも内側の先端部201aの端面201gに装着されている。
上記Vリング501の装着位置のさらに外側には、トナーボトル200とボトル支持部材300との間のクリアランスを確保すると共に、トナーボトル200の回転を滑らかに行わせるための板状の環状部材からなるスリップリング503が装着されている。
上記Vリング501のシール片501aをスリップリング503に圧接させ、上記Vリング502のシール片502aをボトル支持部材300の内周面(後述)に圧接させるようにして、それぞれのVリング501・502を本体部201に装着している。これにより、2つのVリング501・502をシールとして機能させている。
上記スリップリング503は、本体部201の先端部201aの周面201iに回転可能に嵌合し、且つ、ボトル支持部材300をトナーボトル200に取り付けたときに該ボトル支持部材300の内周面で固定されるようになっている。
これにより、スリップリング503は、ボトル支持部材300側で固定され、該スリップリング503の内周面をトナーボトル200の本体部201が回転するようになる。
以下に、スリップリング503の一例について、図12を参照しながら以下に説明する。
スリップリング503は、図12に示すように、内周側において、本体部201の先端部201aにおける装着面となる周面201iに点で当接する複数の突起部503aと、上記周面201fに線で当接する該周面201iと同じ曲率の略円弧状の支持部503cとが形成され、外周面の頭頂に突起部503bが形成されている。この突起部503bは、図示しないボトル支持部材300の内周面に形成された切欠きに嵌合するようになっている。
通常、スリップリング503とトナーボトル200の本体部201とは摺動するようになっているので、できるだけ摩擦力を小さくする方が負荷がかからず滑らかにトナーボトル200を回転させることができる。
従って、図12に示すように、スリップリング503の内周面に、周面201iに点で当接する複数の突起部503aが設けられることで、トナーボトル200とスリップリング503との接触部分が少なくなり、この結果、スリップリング503とトナーボトル200の本体部201との間の摩擦力を小さくできる。これにより、摩擦力の増加による回転負荷の低減を図ることができるので、スリップリング503内でトナーボトル200を滑らかに回転させることができる。
なお、スリップリング503の形状としては、図12に示すような形状に限定されず、トナーボトル200をピンポイントで支持するような形状、例えば多角形状に形成したものであってもよい。
つまり、板状のスリップリング503の内周側において、トナーボトル200の周面201iとの間に生じる所定のクリアランスを加算した外径の円弧形状である、下側の所定の角度の領域突き出し部503cと、該領域突き出し部503cの他の部分が、さらに大きな曲率で形成されており、かつ、所定の大きな曲率部の一部に突起形状となる突出部503aとが形成されている。
これにより、自重のかかる下方は円弧形状で受けることにより磨耗を防止するとともに、その他の部分は所定間隔の突起、もしくは多角形形状でピンポイントに近い支持を行うことにより摺動負荷の低減を図ることができる。
しかも、このスリップリング503には、Vリング501のシール片501aが当接されているので、ボトル支持部材300における下方(自重方向)のトナー漏れを確実に防止することができる。
上記Vリング502は、図13に示すように、トナーボトル200の本体部201の先端部201aがボトル支持部材300で支持されるとき、シール片502aがボトル支持部材300の内周面300eに圧接するように先端部201aに装着されている。これにより、ボトル支持部材300の後端部300f側からのトナーの漏れを防止することができる。
なお、第1筐体301と第2筐体302との接合部分においても十分にシールを施している。
以上のように、ボトル支持部材300におけるトナー漏れを起こす可能性のある部分については、全てシールを施している。
また、トナーボトル200の本体部201の先端部201a周面には、図13に示すように、弾性を有する樹脂等からなる板状のリブ210が斜め方向に並行に設けられており、ボトル支持部材300によるトナーボトル200の支持を行う際に、上記リブ210がボトル支持部材300の内周面eに圧接するように設けられている。
これにより、トナーボトル200とボトル支持部材300との隙間に入り込んだトナーを上記のリブ210の回転により吐き出すことが可能となる。
上記構成のボトル支持部材300は、第1筐体301、第2筐体302の2つに分割された筐体を接合することで構成されているが、この第1筐体301と第2筐体302とを取り外し可能に接合することで、現像剤補給装置100のメンテナンス時に、第1筐体301と第2筐体302との接合を解除するだけで、消耗品であるシール部材(Vリング501・502、スリップリング503、リブ203の取り替えを容易に行うことが可能となる。つまり、現像剤補給装置100におけるメンテナンス性の向上を図ることができる。
一般に、ボトル支持部材300によるトナーボトル200の支持部分においては、トナー漏れ等を生じさせないように、ボトル支持部材300およびトナーボトル200の寸法精度が必要になる。
ところが、一般には、トナーボトル200はブロー成型により形成されるので、成型時の寸法にバラツキが生じ易い。同様に、ボトル支持部材300においても、ブロー成型により形成されるので、成型時の寸法にバラツキが生じ易い。
ところで、本願発明では、上述のように、Vリング502が、シール片502aをボトル支持部材300の内周面300eに圧接させることで、シールとして機能させているので、トナーボトル200とボトル支持部材300との隙間、すなわちトナーボトル200の本体部201の表面とボトル支持部材300との間に形成される空間において、ボトル支持部材300あるいはトナーボトル200の成型誤差を吸収することが可能となる。
上記シャッター機構400について、以下に説明する。
上記シャッター機構400は、図14(a)(b)に示すように、ボトル支持部材300の底面において、矢印F方向および矢印R方向にスライド可能な板状のシャッター部材401を備えている。ここで、図14(a)(b)において、ボトル支持部材300の先端部の開口部300aかトナーボトル200のリブ202・202が突出している側をフロント(F)側とし、その反対側をリア(R)側とする。
図14(a)は、上記シャッター機構400のシャッター部材401が矢印R方向にスライドし、ボトル支持部材300のトナー排出口300bが開放された状態を示す図である。
図14(b)は、上記シャッター機構400のシャッター部材401が矢印F方向にスライドし、ボトル支持部材300のトナー排出口300bが閉塞された状態を示す図である。
上記ボトル支持部材300には、図15に示すように、シャッター部材401をガイドするための第1ガイド部材306、第2ガイド部材307が設けられている。
上記第1ガイド部材306は、ボトル支持部材300の底面にほぼ並行な略平板状の部材からなり、該ボトル支持部材300のトナー排出口300bに連通する開口部306aが形成されている。さらに、第1ガイド部材306の、矢印F・R方向に直行する方向の側端部306b・306bは、ボトル支持部材300への取付側と反対側において肉薄形状となっている。この側端部306b・306bがシャッター部材401のガイドレールとしての機能することになる。
また、上記第2ガイド部材307は、第1ガイド部材306の取付位置から矢印R方向の下流側で、矢印R方向に向かって延設され、互いに板面が対向配置された2枚の案内板307a・307bからなる。この案内板307a・307bは、シャッター部材401のガイドレールとして機能することになる。
上記シャッター部材401について、図16(a)(b)を参照しながら以下に説明する。
図16(a)は、シャッター部材401の正面から見た斜視図であり、図16(b)は、シャッター部材401の裏面から見た斜視図である。
シャッター部材401は、板状の樹脂からなり、実際に開口部を覆う側のシャッター部401aと、該シャッター部401aに延設されたガイド部401bとで構成されている。
上記シャッター部401aには、図16(a)に示すように、シャッター部材401における移動を規制するための規制部材402が形成されている。この規制部材402は、一方端がシャッター部401aに接続された略L字状の本体部402aと、本体部402aのシャッター部401aとの接続側とは反対側端部に形成された第1掛止部402bおよび第2掛止部402cとで構成されている。第1掛止部402bおよび第2掛止部402cは、請求項で示した爪部を構成している。
上記第1掛止部402bと第2掛止部402cとの間は、所定の間隔の隙間が形成されている。この隙間は、第2掛止部402cが第1掛止部402b側に倒れ込んだ時に、先端部が接触する程度の距離に設定されている。
この規制部材402の動作についての詳細は後述する。
また、上記シャッター部401aの裏面は、図16(b)に示すように、上述したボトル支持部材300のトナー排出口300bが形成された第1ガイド部材306に対してスライド可能に支持する第1スライド部材403がシャッター部材401長手方向に向かって設けられている。すなわち、図17(a)に示すように、第1スライド部材403は、両サイドに設けられた掛止部403a・403aによって第1ガイド部材306をスライド可能に支持している。
また、上記ガイド部401bの裏面には、図16(b)に示すように、第2ガイド部材307の案内板307aおよび307bに対してスライド可能に支持する第2スライド部材404がシャッター部材401長手方向に向かって設けられている。上記の第2スライド部材404は、第2ガイド部材307の案内板307aおよび307bによって案内されるスライド板404aおよび404aが形成されている。
なお、上記のシャッター部401aの裏面には、ボトル支持部材300のトナー排出口300bを密閉するためのスポンジからなるマイラー405が形成されている。このマイラー405の大きさは、シャッター部材401のシャッター部401aがトナー排出口300bを覆う際に、該トナー排出口300bを密閉する大きさであれば特に限定されるものではない。
また、上記の第2スライド部材404のスライド板404a・404aは、シャッター部材401が矢印F方向側に移動しているとき、すなわちボトル支持部材300のトナー排出口300aを閉塞しているときには、図17(b)に示すように、トナーボトル200の表面に形成されている突起状の掛止部(突起部)205が上記スライド板404a・404aの間に入り込み該トナーボトル200の回転を規制している。また、シャッター部材401が矢印R方向に移動すれば、スライド板404a・404aも矢印R方向に移動し、掛止部205との掛止状態を解除する。これにより、トナーボトル200の回転規制が解除される。つまり、ボトル支持部材300のトナー排出口300bが開放され、現像剤補給装置100がトナー補給動作を行うときには、トナーボトル200の回転を妨げないようなっている。
ここで、シャッター機構400の開閉動作を説明する前に、現像剤補給装置100のプリンタへの装着について説明する。
上記構成の現像剤補給装置100は、例えば図18に示すように、プリンタ内部において、色毎に設けられた装着機構600a〜600dに装着される。ここで、装着機構600aは、黒色トナーを収容する現像剤補給装置100が2個まとめて装着できるようになっている。
上記装着機構600は、上部カバー601によって現像剤補給装置100を覆うようになっている。この上部カバー601を取り外すと、図19に示すように、現像剤補給装置100が露出した状態になる。
図19に示すように、現像剤補給装置100は、ボトル支持部材300側で駆動機構701側に固定されると共に、反対側で保持ベルト702により固定されている。
上記駆動機構701には、現像剤補給装置100が装着機構600に装着されたときに、前述したボトル支持部材300の開口部300aから突出したトナーボトル200のリブ202が嵌合して駆動力を伝達する駆動部(図示せず)が設けられている。駆動部は、通常、モータで構成されている。
一方、保持ベルト702は、現像剤補給装置100が装着機構600に装着されたときに、該現像剤補給装置100のトナーボトル200を保持するようになっており、上記装着機構600に着脱可能に設けられている。また、保持ベルト702は、トナーボトル200を保持する際に、該トナーボトル200が回転可能な程度の隙間を開けているか、あるいは回転可能な程度の摩擦力で該トナーボトル200に接触するように装着機構600に装着される。
上記装着機構600における現像剤補給装置100の装着台602は、図20に示すように、現像剤補給装置100のボトル支持部材300に対応する箇所に、開口部611と、該開口部611と該装着機構600の下方に設けられている図示しない現像器に連通したトナー送り用のパイプ612とが設けられている。図20では、説明の便宜上、黒色トナーの現像剤補給装置100に対応する装着台を一部省略して記載している。この黒色トナー用の現像剤補給装置100の装着台602aに設けられたパイプ612aは、2つの現像剤補給装置100に対応するそれぞれの開口部611a・611aからのトナーを一つにまとめて、一つの黒色用の現像器(図示せず)にトナーを送り込むように形成されている。
上記装着台602の開口部611は、現像剤補給装置100を装着したときにボトル支持部材300に設けられたシャッター機構400のシャッター部材401と対応する位置に形成されている。つまり、上記シャッター機構400によりボトル支持部材300のトナー排出口300bが開放されたときに、該トナー排出口300bから排出されるトナーを受け入れることができる位置に開口部611が形成されている。
また、上記開口部611の近傍には、上記シャッター機構400のシャッター部材401に設けられた規制部材402の掛止部(後述する)による掛止により該シャッター部材401の移動を規制する突起部613が形成されている。この突起部613の形成位置については後述する。
一方、上記装着台602の開口部611とは反対側には、現像剤補給装置100を装着したときにトナーボトル200の後端部(ボトル支持部材300の装着部とは反対側の端部)側を支持するための支持部材614が形成されている。この支持部材614は、トナーボトル200と装着台602との間に所定のクリアランスを得るためのものであり、トナーボトル200の回転を滑らかにしている。この支持部材614の形状等は特に限定されるものではなく、トナーボトル200の回転が滑らかに回転できるような形状および素材であればどのようなものであってもよい。
ここで、現像剤補給装置100は、ボトル支持部材300側を装着機構600の装着台602をスライドして該装着機構600に装着するようになっている。この現像剤補給装置100のスライド動作により、ボトル支持部材300に設けられたシャッター機構400のシャッター部材401が該ボトル支持部材300のトナー排出口300bを開閉する。
シャッター部材401の移動は、シャッター部材401に一体的に形成された規制部材402によって規制される。
上記開口部611の近傍に設けられた突起部613の形成位置は、上記規制部材402の規制動作によって決定される。この突起部613の形成位置の決定については、図21(a)〜図21(c)を参照しながら以下に説明する。
図21(a)は、現像剤補給装置100の装着台602への装着完了前の規制部材402と突起部613との位置関係を示す図である。
図21(b)は、現像剤補給装置100の装着台602への装着完了時の規制部材402と突起部613との位置関係を示す図である。この状態で、シャッター部材401がボトル支持部材300のトナー排出口300bを開放状態にしている。
図21(c)は、現像剤補給装置100の装着台602から離脱させるときの規制部材402と突起部613との位置関係を示す図である。
すなわち、上記突起部613は、規制部材402との係合により、現像剤補給装置100が装着台602に装着完了されるときに、シャッター部材401がボトル支持部材300のトナー排出口300bを開放状態にし、現像剤補給装置100が装着台602から離脱するときに、ボトル支持部材300のトナー排出口300bを閉塞状態にするような位置に形成される。
ここで、上記規制部材402は、上述のように、本体部402aの先端部(突起部613との係合側端部)に第1掛止部402、第2掛止部402cが形成されている。
上記第1掛止部402は、第2掛止部402c側よりも先端側に設けられていると共に、突起部613への当接したときに該突起部613を乗り越え易いように接触面402dが傾斜するように形成されている。なお、突起部613の頂部との接触面積ができるだけ小さくなるように接触面402dが傾斜されていればよい。
このように第1掛止部402の接触面402dが傾斜していれば、図21(a)に示す状態から、規制部材402を矢印F方向に移動させれば、第1掛止部402bが第1筐体301上に形成された突起部613を乗り越え、さらに矢印F方向に移動することで、第2掛止部402cも突起部613を乗り越える。これにより、規制部材402が矢印F方向と逆向きに移動しようとした場合、突起部613と第2掛止部402cとにより規制部材402の移動が規制される(図21(b)に示す状態)。
次に、シャッター機構400により、ボトル支持部材300のトナー排出口300bが開放されるとき、シャッター部材401の矢印R方向の移動に伴って、規制部材402は、図21(b)に示す状態から、さらに矢印R方向に移動するとき、図21(c)に示すように、第2掛止部402cが突起部613と当接することで、第1掛止部402b側に倒れ込み、さらに、矢印R方向に移動することで、第2掛止部402cとともに第1掛止部402bが突起部613を乗り越える。これにより、ボトル支持部材300のトナー排出口300bを開放状態にする。
以上の説明では、本願の現像剤補給装置100を図2に示すようなプリンタに適用した例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図22に示すような複写機に適用してもよい。さらに、現像剤を補給する必要のある画像形成装置であれば、プリンタ、複写機に限定されるものではない。
また、本発明の現像剤補給装置は、以下のような構成であってもよい。
現像剤補給装置は、斜めの段差を円周面に有し、端部(側面)にボトル排出口が設けられたトナーボトル、トナーボトルを回転可能に支持し、ボトル回転軸に対面するカートリッジ排出口が設けられたボトル支持部材、ボトル支持部材の内側はカートリッジ排出口を有するトナー排出室、および、トナー排出規制室とが円周方向に所定の角度で仕切られておるとともに、ボトル排出口と対面可能にトナー排出規制室の半径方向の壁が構成され、
ボトル端部に固定された(弾性を有する)ワイパーはトナー排出室、もしくは、トナー排出規制室とに位置し、ボトルの回転により、ボトル内のトナーをボトル排出口から排出させるとともに、トナー排出室、もしくは、トナー排出規制室とのトナーをカートリッジ排出口から排出させる。
また、上記ボトル排出口に対して、所定の角度(≒90度)を有してワイパーが配置されていてもよい。
これにより、ワイパーで掃き寄せられたトナーがボトル排出口を覆いかぶさり、排出不良となることが防止できる。
また、ワイパーは伸縮性を有し環状の固定部と板状のワイパー部からなり、環状の内径が固定されるボトルの外径よりも小さく、環状内側に設けられた突起がボトルに設けられた切欠きに嵌合するようにしてもよい。
これにより、ゴムリング状の固定部を拡げてボトルにはめるだけで確実な固定ができるという効果を奏する。
さらに、上記ワイパー部材が(端部側が遅れた状態で)傾斜(スキュー)を有してもよい。
また、本発明に係る現像剤補給装置は、現像器に現像剤を補給するための現像剤補給装置において、現像剤を収容する略円筒状からなる現像剤収容器と、上記現像剤収容器の一端部側で、該現像剤収容器を周面方向に回転可能に支持する容器支持体とを備え、上記現像剤収容器は、上記容器支持体による支持側端部に収容された現像剤を排出するための第1現像剤排出口が形成されると共に、該現像剤収容器の周面方向の回転により収容されている現像剤を上記第1現像剤排出口に向かって搬送する現像剤搬送手段が設けられ、上記容器支持体は、上記現像剤収容器の現像剤排出口から排出された現像剤を一時的に収容する一時収容室と上記現像器側に排出するための第2現像剤排出口とが形成され、上記一時収容室に収容された現像剤を上記現像剤収容器の回転により上記第2現像剤排出口から排出する現像剤補給装置であって、上記容器支持体は、略円筒形状からなり、上記一時収容室が該容器支持体の内周面に沿って形成されると共に、内周面に、現像剤収容器の容器支持体側の端部と摺動可能なスリップリングが固定され、上記現像剤収容器の容器支持体側の端部に第1Vリングが装着され、上記スリップリングに、上記第1Vリングのシール片が当接されていることを特徴としている。
上記構成によれば、略円筒状の現像剤収容器に収容されている現像剤は、先ず、現像剤収容器の周面方向への回転に伴って、容器支持体側に向かって搬送される。現像剤収容器には、容器支持体による支持側端部に第1現像剤排出口が形成されているので、現像剤収容器の周面方向への回転により搬送される現像剤は上記第1現像剤排出口に向かって搬送され、該第1現像剤排出口に排出される。
次に、上記第1現像剤排出口から排出された現像剤は、容器支持体の一時収容室に収容されたのち、現像剤収容器の回転に伴って、該容器支持体に形成された第2現像剤排出口から現像剤を現像器側に排出される。
このように、現像剤収容部の端部から現像剤を排出するようになっているので、該現像剤収容器に収容されている現像剤を現像剤収容器の中央部に集める場合に比べて、高速に第1現像剤排出口から現像剤を排出することが可能となる。
しかも、第1現像剤排出口から排出された現像剤は、容器支持体の一時収容室にて一時的に収容された後、第2現像剤排出口から現像器に供給されるようになるので、安定した現像剤の供給が可能となる。
さらに、上記容器支持体の内周面には、現像剤収容器の容器支持体側の端部と摺動可能なスリップリングが固定され、上記現像剤収容器の容器支持体側の端部に第1Vリングが装着され、上記スリップリングに、上記第1Vリングのシール片が当接されていることで、現像剤が外部に漏れるのを確実に防ぐことができる。
これにより、現像剤補給装置を簡単な構成で確実なシールを行うことが可能となる。
上記スリップリングは、上記現像剤収容器の容器支持体側の端部に回転可能に嵌合するとともに、上記容器支持体に設けられた環状の第1の切欠き溝に嵌合し、さらに、該容器支持体に設けられた第2の切欠き溝に該スリップリング外周部に形成された突起が勘合されていてもよい。
また、上記スリップリングの内周側の一部が、下側の所定の角度の領域突き出し部より所定のクリアランスを加算した外径の円弧形状であり、その他の部分が、上記円弧形状よりも大きな曲率で形成され、かつ、該円弧状の一部に突起が形成されていてもよい。
これにより、スリップリングにおける現像剤収容器の摺動負荷の低減を図ると共に、下方のトナー漏れを確実に防止することができる。
上記現像剤収容器の上記容器支持体による支持部分に第2Vリングが装着されると共に、該Vリングのシール片が上記容器支持体の内周面に当接しているのが好ましい。
これにより、現像剤収容器の中央部に向かってのシールを行うことが可能となる。
さらに、上記現像剤収容器の容器支持体による支持部分の外周面に、該現像剤収容器の第1現像剤排出口側に向かって傾斜するリブが設けることで、現像剤収容器と容器支持体との支持部分におけるシールを確実に行うことができる。
上記容器支持体は、第1筐体および第2筐体を着脱自在に接合されて構成されていてもよい。
これにより、現像剤補給装置の組立を容易にし、且つ、メンテナンスを容易にする。
さらに、本発明に係る現像剤補給装置は、現像器に現像剤を補給するための現像剤補給装置において、現像剤を収容する略円筒状からなる現像剤収容器と、上記現像剤収容器の一端部側で、該現像剤収容器を周面方向に回転可能に支持する容器支持体とを備え、上記現像剤収容器は、上記容器支持体による支持側端部に収容された現像剤を排出するための第1現像剤排出口が形成されると共に、該現像剤収容器の周面方向の回転により収容されている現像剤を上記第1現像剤排出口に向かって搬送する現像剤搬送手段が設けられ、上記容器支持体は、上記現像剤収容器の現像剤排出口から排出された現像剤を一時的に収容する一時収容室と上記現像器側に排出するための第2現像剤排出口とが形成され、上記一時収容室に収容された現像剤を上記現像剤収容器の回転により上記第2現像剤排出口から排出することを特徴としている。
上記構成によれば、略円筒状の現像剤収容器に収容されている現像剤は、先ず、現像剤収容器の周面方向への回転に伴って、容器支持体側に向かって搬送される。現像剤収容器には、容器支持体による支持側端部に第1現像剤排出口が形成されているので、現像剤収容器の周面方向への回転により搬送される現像剤は上記第1現像剤排出口に向かって搬送され、該第1現像剤排出口に排出される。
次に、上記第1現像剤排出口から排出された現像剤は、容器支持体の一時収容室に収容されたのち、現像剤収容器の回転に伴って、該容器支持体に形成された第2現像剤排出口から現像剤を現像器側に排出される。
このように、現像剤収容部の端部から現像剤を排出するようになっているので、該現像剤収容器に収容されている現像剤を現像剤収容器の中央部に集める場合に比べて、高速に第1現像剤排出口から現像剤を排出することが可能となる。
しかも、第1現像剤排出口から排出された現像剤は、容器支持体の一時収容室にて一時的に収容された後、第2現像剤排出口から現像器に供給されるようになるので、安定した現像剤の供給が可能となる。
以上のことから、現像剤を高速、且つ安定に現像装置に供給できる現像剤補給装置を実現することが可能となる。
また、上記容器支持体は、略円筒形状からなり、上記一時収容室が該容器支持体の内周面に沿って形成されると共に、上記現像剤収容器の容器支持体側の端部に、板状の弾性体からなり、上記一時収容室の周面に摺接する摺接部材が設けられていてもよい。
これにより、一時収容室に収納された現像剤を、摺接部材により確実に第2現像剤排出口から排出させることが可能となり、この結果、より高速、且つ安定した現像剤の供給を行うことができる。
上記一時収容室は、上記第2現像剤排出口を有する現像剤排出室と、上記現像剤排出室に近接して設けられ、上記第2現像剤排出口から排出される現像剤量を規制する現像剤排出規制室とで構成されていてもよい。
また、上記摺接部材は、伸縮性を有する環状の固定部材に形成されており、上記固定部材は、内径が上記現像剤収容器の摺接部材取付位置の外径よりも小さく設定され、且つ、内周面に半径方向に突出する突起部が形成され、上記現像剤収容器の摺接部材取付位置に、上記固定部材に形成された突起部に嵌合する切欠き部が形成されていてもよい。
これにより、摺接部材を確実に現像剤収容器に固定することができる。
上記現像剤排出室と上記現像剤排出規制室とを隔てる壁が設けられ、上記壁は、上記摺接部材の回転による現像剤の搬送方向の上流側に設けられると共に、該壁の摺接部材との当接面が現像剤収容器の回転中心からの法線から所定の角度傾斜して形成されていてもよい。
上記摺接部材は、上記第1現像剤排出口を覆わない位置に取り付けられているのが好ましい。
上記摺接部材は、摺接方向に直行する断面が略V字状になるように形成されていてもよい。
この場合、一時収納室に収納された現像剤をより確実に掻き出すことが可能となるので、第2現像剤排出口からの現像剤の排出をより高速に、且つ安定して行うことができる。
上記現像剤収容器の容器支持体による支持部分の外周面に、該現像剤収容器の第1現像剤排出口側に向かって傾斜するリブを設けてもよい。
この場合、リブにより現像剤収容器と容器支持体との間に入り込んだ現像剤を、現像剤収容器を回転させるだけで、容器支持体の一時収容室側に搬送することができる。
上記容器支持体は、第1筐体および第2筐体を着脱自在に接合されて構成されていてもよい。
これにより、現像剤補給装置の組立を容易にし、且つ、メンテナンスを容易にする。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
現像剤の高速且つ安定な供給が可能であるので、高速印刷、高速複写が可能な画像形成装置に適用できる。
本発明の現像剤補給装置を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 図1に示す現像剤補給装置を備えた画像形成装置の一例を示すプリンタの概略構成図である。 上記現像剤補給装置を構成するトナーボトルの先端部の側面図である。 上記現像剤補給装置を構成するトナーボトルの先端部にスクレイパーを装着した場合の側面図である。 上記スクレイパーの一例を示す図である。 図5に示すスクレイパーをトナーボトルに取り付けた場合の概略を示す図である。 図1に示す現像剤補給装置を構成するトナーボトルの正面図である。 図1に示す現像剤補給装置を構成するボトル支持部材の背面側から見た斜視図である。 図8に示すボトル支持部材を示し、(a)はボトル支持部材を構成する第1筐体の斜視図、(b)haボトル支持部材を構成する第2筐体の斜視図である。 上記ボトル支持体のトナー排出室とトナーボトルのスクレイパーの配設位置との関係を説明するための図である。 トナーボトルの先端部の概略断面図である。 図11に示すトナーボトルの先端部に装着されているスリップリングの正面図である。 図11に示すトナーボトルの先端部にボトル支持部材が取り付けられたときの概略断面図である。 現像剤補給装置のボトル支持部材の背面図を示し、(a)はトナー排出開口が開放されている状態を示す図であり、(b)はトナー排出口がシャッター部材により閉塞されている状態を示す図である。 現像剤補給装置のボトル支持部材における背面の概略構成を示す図である。 本願発明のシャッター機構を示し、(a)はシャッター機構の正面からみた斜視図、(b)はシャッター機構の背面からみた斜視図である。 (a)は、シャッター機構とボトル支持部材の第1ガイド部材との関係を説明する図であり、(b)は、シャッター機構とトナーボトルの回転との関係を説明する図である。 本願発明の現像剤補給装置をプリンタに装着した場合の装着例を示す斜視図である。 図19に示す状態から、上部カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図20に示す状態から、現像剤補給装置を取り外したときの、装着台の斜視図である。 (a)は、現像剤補給装置の装着台への装着完了前の規制部材と突起部との位置関係を示す図であり、(b)は、現像剤補給装置の装着台への装着完了時の規制部材と突起部との位置関係を示す図であり、(c)は、現像剤補給装置の装着台から離脱させるときの規制部材と突起部との位置関係を示す図である。 本発明の現像剤補給装置を備えた画像形成装置の他の例としての複写機の概略構成図である。
符号の説明
100 現像剤補給装置
200 トナーボトル(現像剤収容器)
201 本体部
201a 先端部
201b 後端部
201c 溝部
201d 先端面
201e 周面
201f 切欠き部
201g 端面
201h ボトル側トナー排出口(第1現像剤排出口)
201i 周面
202 リブ
203 スクレイパー
204 固定部材
204a 突起部
205 掛止部
210 リブ
300 ボトル支持部材(容器支持体)
300a 開口部
300b 支持体側トナー排出口(第2現像剤排出口)
300c トナー排出規制室
300d トナー排出室
300e 内周面
300f 後端部
301 第1筐体
301a 内周面
301b 第1堰部
301c 壁部
301d 当接面
302 第2筐体
302a 内周面
302b 第2堰部
302c 壁部
302d 当接面
303 第1固定部材
304 第2固定部材
306 第1ガイド部材
306a 開口部
306b 側端部
307 第2ガイド部材
307a・307b 案内板
400 シャッター機構
401 シャッター部材
401a シャッター部
401b ガイド部
402 規制部材
402a 本体部
402b 第1掛止部
402c 第2掛止部
402d 接触面
403 第1スライド部材
403a 掛止部
404 第2スライド部材
404a・404a スライド板
405 マイラー
501 Vリング
501a シール片
502 Vリング
502a シール片
503 スリップリング
503a 突出部
503b 突起部
503c 支持部
600 装着機構
601 上部カバー
602 装着台
611 開口部
612 パイプ
613 突起部
614 支持部材
701 駆動機構
702 保持ベルト

Claims (5)

  1. 現像器に現像剤を補給するための現像剤補給装置において、
    現像剤を収容する略円筒状からなる現像剤収容器と、
    上記現像剤収容器の一端部側で、該現像剤収容器を周面方向に回転可能に支持する容器支持体とを備え、
    上記現像剤収容器は、
    上記容器支持体による支持側端部に収容された現像剤を排出するための第1現像剤排出口が形成されると共に、該現像剤収容器の周面方向の回転により収容されている現像剤を上記第1現像剤排出口に向かって搬送する現像剤搬送手段が設けられ、
    上記容器支持体は、
    上記現像剤収容器の現像剤排出口から排出された現像剤を一時的に収容する一時収容室と上記現像器側に排出するための第2現像剤排出口とが形成され、
    上記一時収容室に収容された現像剤を上記現像剤収容器の回転により上記第2現像剤排出口から排出する現像剤補給装置であって、
    上記第2現像剤排出口を開閉するためのシャッター機構が設けられ、
    上記シャッター機構は、
    上記容器支持体にスライド自在に設けられ、第2現像剤排出口を開閉するシャッター部材と、
    上記現像剤収容器に設けられ、上記シャッター部材が上記第2現像剤排出口を閉じる位置にあるとき、該シャッター部材の一部と係合し、該現像剤収容器の回転を掛止する回転掛止部とからなり、
    上記シャッター部材には、現像剤補給装置が画像形成装置に装着されるときに、該画像形成装置の装着部に形成された突起部と係合し、該シャッター部材がスライド移動して上記第2現像剤排出口の開放状態を維持するための規制部材が設けられており、
    上記規制部材は、シャッター部材が第2現像剤排出口を開放する開放方向にスライド移動する際に、上記突起部と係合するとともに、上記開放方向に向かって所定の移動力以上が加わえられることで、該突起部を乗り越える爪部が形成され、
    上記爪部は、シャッター部材が第2現像剤排出口を開放する開放方向にスライド移動するときに、最初に上記突起部に接触しながら乗り越える、リブ状の第1掛止部と、該第1掛止部の次に上記突起部に接触しながら乗り越える、弾性を有する板状の第2掛止部とからなり、
    上記第1掛止部と第2掛止部との間隔は、第2掛止部が第1掛止部側に倒れ込んだ時に、該第2掛止部の先端部が該第1掛止部に接触する距離に設定されている
    ことを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 上記回転掛止部は、上記シャッター部材が上記第2現像剤排出口を開く位置にあるとき、該シャッター部材の一部との係合が解除されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給装置。
  3. 上記現像剤補給装置は、画像形成装置に着脱可能に設けられ、
    上記シャッター部材は、現像剤補給装置が画像形成装置に装着されるときに、上記第2現像剤排出口を開放する位置にスライド移動することを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤補給装置。
  4. 上記爪部は、上記突起部を乗り越えた状態で、シャッター部材が第2現像剤排出口の閉塞する方向にスライド移動することを規制することを特徴とする請求項に記載の現像剤補給装置。
  5. 上記容器支持体は、第1筐体および第2筐体を着脱自在に接合されて構成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の現像剤補給装置。
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