JP4376729B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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この発明は、車両衝突時に展開して乗員を保護するエアバッグ装置に関するものである。
エアバッグ装置は、一般に、車両衝突時に展開するバッグと、バッグ展開用のガスを発生させるインフレータとを備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
この種のエアバッグ装置には、バッグの内部にインフレータを収容したものがある。このようなインフレータ内蔵のエアバッグ装置の場合には、バッグにインフレータ挿入用のスリットを設けておき、このスリットから、リテーナーに支持されたインフレータを挿入し、バッグを折り畳み、バッグに付設されている補強布でスリットを覆い、補強布の外側に配置したリテーナープレートと前記リテーナーによってバッグと補強布とを挟んで押さえ込むことで、前記スリットを塞いでいる。
このように構成されたエアバッグ装置では、インフレータが動作してガスが発生するとバッグ内の圧力が高まり、バッグが膨張し展開する。その際に、リテーナープレートとリテーナーとで挟み込んだ部位においてバッグに大きな引っ張り力が作用する。このときに、前記補強布はバッグの前記部位に作用する引っ張り力を緩和し、スリットが広がるのを防止する。
特開2004−090906号公報
ところで、従来は、前記補強布を前記スリットの一方の側にのみ設けていた。この場合、インフレータの出力が低いとき、すなわちバッグ内の圧力が低いときには、前記1枚の補強布だけでスリット近傍に作用する引っ張り力を緩和することができ、スリットが広がるのを防止することができる。
しかしながら、インフレータの出力を高くすると、従来の構成では前記引っ張り力に抗することができず、引っ張り力によってスリットが広げられ、バッグが変形する虞がある。
そこで、この発明は、インフレータの高出力化に対応でき、膨張展開時のバッグの変形を防止することができるインフレータ内蔵型のエアバッグ装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、バッグ(例えば、後述する実施例におけるバッグ2)の内部にインフレータ(例えば、後述する実施例におけるインフレータ3)を備えるエアバッグ装置(例えば、後述する実施例におけるサイドエアバッグ装置1)において、前記インフレータを挿入するために前記バッグに形成されたスリット(例えば、後述する実施例におけるスリット11)と、前記スリットの両側に該スリットから離間して配置され一端側(例えば、後述する実施例における一端部21,31)を前記スリットの長手方向と略平行にして前記バッグに固定され他端側を自由端(例えば、後述する実施例における自由端部22,32)にされた第1,第2の補強片(例えば、後述する実施例における第1の補強布20、第2の補強布30)と、前記バッグの外側で前記第1,第2の補強片の両自由端を連結する連結部材(例えば、後述する実施例におけるボルト7)と、を備え、前記第1の補強片は、一端側が前記バッグの展開方向とは逆の方向の縁部近傍に固定され、自由端側が前記バッグにおける前記スリットおよびその周囲の上に重ねられ、第2の補強片は、一端側が前記スリットを間に挟んで前記第1の補強片の一端側とは反対側に固定され、自由端側が前記バッグにおける前記スリットおよびその周囲の上に重ねられた前記第1の補強片の上に重ねられていることを特徴とする。
このように構成することにより、スリットを2つの補強片の自由端で覆うことができるの、スリットを確実に塞ぐことができる。また、バッグが膨張し展開する時に、スリット近傍においてバッグに作用する引っ張り力を両補強片に分散することができるので、バッグにおけるスリット近傍の引っ張り力を小さくすることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記第2の補強片の自由端側が、前記バッグにおける前記スリットおよびその周囲の上に重ねられた前記第1の補強片の上に、多重に重ねられていることを特徴とする。
このように構成することにより、スリットを確実に塞ぐことができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記連結部材は、前記バッグと前記補強片と前記インフレータとを車体(例えば、後述する実施例におけるシートフレーム102)に取り付けるための締結部材を兼ねていることを特徴とする。
このように構成することにより、エアバッグ装置を構成する部品の点数を減らすことができるとともに、組み立て工数を減らすことができる。
請求項1および請求項2に係る発明によれば、一対の補強片を備えることでバッグにおけるスリット近傍の引っ張り力を小さくすることができるので、バッグが膨張し展開する時にスリットが引っ張られて広がるのを確実に阻止することができ、展開時におけるバッグの変形を防止することができるという優れた効果が奏される。
また、スリットを2つの補強片で確実に塞ぐことができるので、バッグ展開時にスリットからのガス漏れを確実に阻止することができ、バッグ内を設定圧力に保持することができる。
請求項3に係る発明によれば、エアバッグ装置の部品点数を減らすことができるとともに、組み立て工数を減らすことができる。
以下、この発明に係るエアバッグ装置の一実施例を図1から図6の図面を参照して説明する。なお、この実施例は、この発明を車両のサイドエアバッグ装置に適用した態様である。
サイドエアバッグ装置1は、主に側面衝突時に乗員に加わる衝撃を緩和するエアバッグ装置であり、図6に示すように、運転席または助手席のシート100におけるシートバック101の車体内壁側に内蔵されていて、衝突時にバッグが展開してシートバック101から飛び出し、乗員の側部を保護するものである。
図1に示すように、サイドエアバッグ装置1は、展開前は折り畳まれているバッグ2と、バッグ展開用のガスを発生させるインフレータ3と、インフレータ3を保持するリテーナー4と、リテーナー4と協働してバッグ2を挟持するリテーナープレート5と、これらを収納するカバー6と、サイドエアバッグ装置1をシート100に固定するためのボルト(連結部材、締結部材)7とを主要な構成としている。
初めに、バッグ2について説明する。図2および図3は折り畳む前のバッグ2の平面図である。バッグ2は、例えばナイロン製で袋状に形成されており、平面視で略三角おむすび形をなし、直線的に形成された一端側に、インフレータ3を挿入するためのスリット11と、ボルト7を挿通するための3つの挿通孔12が設けられている。スリット11はバッグ2の前記一端側の縁部2aに沿うようにして直線状に形成されており、その両端には破断防止用の円形の孔13,13が形成されている。
3つの挿通孔12は、スリット11に隣接してバッグ2の縁部2aとの間に、スリット11と平行な直線上にほぼ等間隔に配置されている。
また、バッグ2には、スリット11の両側に、バッグ2と同じナイロン製の補強布(補強片)20,30が取り付けられている。図2は補強布20,30をめくり上げた状態を示し、図3は補強布20,30をバッグ2の上で重ね合わせた状態を示している。
第1の補強布20は、バッグ2の挿通孔12よりもバッグ2の縁部2aに近い部位に取り付けられていて、第1の補強布20の一端部21はバッグ2の縁部2aに沿って且つスリット11に対してほぼ平行な直線状にバッグ2に縫い付けられて固定されており、他端側はバッグ2に縫製されず自由端部(自由端)22になっている。なお、第1の補強布20は1枚の基布(生地)を自由端部22の縁部23で折り返して二枚重ねに構成されている。
図3に示すように、第1の補強布20は、自由端部22をバッグ2の上に重ね合わせたときに、バッグ2のスリット11および3つの挿通孔12を総て覆うことができる大きさを有しており、挿通孔12に重なる部位には挿通孔12と同径の挿通孔24が3つ設けられている。なお、以下の説明では、第1の補強布20において、バッグ2との縫合部25に沿う方向を補強布20の幅方向とし、縫合部25と直交する方向を補強布20の長手方向とする。
第2の補強布30は、スリット11を間に挟んで第1の補強布20とは反対側に取り付けられている。第2の補強布30の一端部31はスリット11に対してほぼ平行な直線状にバッグ2に縫い付けられて固定されており、他端側はバッグ2に縫製されず自由端部(自由端)32になっている。バッグ2との縫合部33の設置位置は、第1の補強布20をバッグ2の上に重ねたときに第1の補強布20と干渉しないように設定されている。第2の補強布30において、縫合部33に沿う方向を第2の補強布30の幅方向とし、縫合部33と直交する方向を第2の補強布30の長手方向としたとき、第2の補強布30の幅寸法は第1の補強布20の幅寸法とほぼ同じにされている。
第2の補強布30は1枚の基布(生地)を一端部31の縁部34で折り返して構成されているが、第2の補強布30の長手方向全長に亘って二枚重ねにされているわけではなく、縁部34から所定の長さの領域だけが二枚重ねにされ、それより長手方向の先端側は1枚の基布(生地)で構成されている。以下、二枚重ねの部分を補強部35と称し、1枚の部分をはちまき部36と称す。補強部35において一端部31から離間する側の端部は縫い合わされて縫合部38になっている。
図3に示すように、第2の補強布30の補強部35は、バッグ2の上に重ねたときに、バッグ2のスリット11および3つの挿通孔12を総て覆うことができる大きさを有しており、挿通孔12に重なる部位には挿通孔12と同径の挿通孔37が3つ設けられている。
第2の補強布30のはちまき部36において縫合部38から先端側に所定寸法離間した部位には、第2の補強布30の幅方向に沿って延びる複数のスリット39が一直線上に配設されており、このスリット39よりも縫合部38から先端側に離間した部位であって自由端部32の縁部近傍には、3つの挿通孔40が第2の補強布30の幅方向に沿って一直線上に等間隔に設けられている。この挿通孔40は補強部35の挿通孔37に対応して配置されており、内径は挿通孔37とほぼ同径にされている。
リテーナー4は金属製で、図1、図4および図5に示すように、3本のボルト7の取付部となる平板状のベース部51と、ベース部51の一端側に連なり環状に屈曲形成された保持部52と、ベース部51の他端側に固定された延長部53とから構成されている。保持部52の周方向の3箇所には内側に突出する膨出部54が設けられており、この膨出部54によって保持部52の内側に収容された略円筒状のインフレータ3を保持することができるように構成されている。
インフレータ3は、点火器とガス発生剤(いずれも図示せず)とを備えて構成されており、点火器で点火しガス発生剤を燃焼させることによって、瞬時にバッグ展開用のガスを発生させる。
なお、この実施例では、リテーナー4等をバッグ2に挿入する前に、リテーナー4の保持部52にインフレータ3を固定し、3本のボルト7をベース部51に貫通固定して、予めユニット化しておく。以下、このユニットをインフレータユニット50という。ただし、ボルト7についてはベース部51に予め固定しておかなくても構わない。
リテーナープレート5は、リテーナー4のベース部51と協働してバッグ2と二つの補強布20,30とを挟持するための部材であり、中央部5aとその両側の端部5b、5bとの間に段差を有する断面ハット形をなし、図示を省略するが中央部5aにもボルト7を挿通するための3つの挿通孔が設けられている。
カバー6は樹脂で形成されており、一端側を開口させた断面略コ字形の箱形をなすカバー本体61と、カバー本体61の開口62を塞ぐ蓋体63とから構成されていて、蓋体63はバッグ2の膨張展開時にバッグ2によって開裂せしめられるように構成されている。カバー本体61には、ボルト7を挿通させる孔64が3つ設けられている。
このサイドエアバッグ装置1は次のようにして組み立てられ、シ−トバック101に取り付けられる。
まず、バッグ2のスリット11からインフレータユニット50をバッグ2内に挿入し、3本のボルト7をそれぞれバッグ2の挿通孔12に挿通する(図4参照)。
次に、第1の補強布20をバッグ2の上に重ね合わせ、その際に、バッグ2の挿通孔12から突出するボルト7を第1の補強布20の挿通孔24に挿通させる(図3および図4参照)。
さらに、この第1の補強布20の上に第2の補強布30を重ね、その際に、第1の補強布20の挿通孔24から突出するボルト7を第2の補強布30の挿通孔37に挿通させる(図3および図4参照)。このようにすることにより、バッグ2のスリット11の上で、第1の補強布20と第2の補強布30が重ね合わされ、スリット11は第1の補強布20によって塞がれることとなる。
次に、バッグ2を所定の順番に折り畳み、図5に示すように丸めていって、リテーナー4のベース部51および延長部53の上に重ねる。
さらに、図5に示すように、第2の補強布30のはちまき部36を、バッグ2においてインフレータユニット50が収容されている部分、および折り畳まれ丸められたバッグ2の外側に巻き付けていき、はちまき部36の縁部近傍の挿通孔40にボルト7を挿通する。
この後、リテーナープレート5の挿通孔にボルト7を挿通させながら、リテーナープレート5をはちまき部36の上に重ね、ボルト7に座金付きナット71を螺合し締め込む。これにより、第1の補強布20と、第2の補強布30における補強部35と、はちまき部36の端部とが、リテーナー4のベース部51とリテーナープレート5によってしっかりと挟持される。
このとき、第1の補強布20と第2の補強布30の補強部35はバッグ2のスリット11の上で重なっており、しかもスリット11はボルト7の直ぐ近傍に配置されているので、補強部35は第1の補強布20がスリット11およびその周辺から離間するのを阻止し、第1の補強布20をスリット11およびその周辺に密着させる。これによりスリット11は確実に塞がれる。
このようにしてインフレータユニット50にリテーナープレート5を装着し一体化したユニットを、カバー本体61の開口62からカバー本体61内に挿入し、ボルト7をカバー本体61の孔64から外方に突出させて、サイドエアバッグ装置1が完成する。
そして、図6に示すようにシートバック101のシートフレーム(車体)102の所定位置にサイドエアバッグ装置1を配置し、図1に示すように、シートフレーム102の取付孔103にボルト7を挿通してナット104を螺合し締め付けることにより、サイドエアバッグ装置1をシートフレーム102に固定する。
このように構成されたサイドエアバッグ装置1においては、インフレータ3でガスが発生してバッグ2内の圧力が上昇するとバッグ2が膨張し、第2の補強布30におけるはちまき部36がスリット39の部分において幅方向に破断し、引き続いてバッグ2が膨張し展開して、カバー6の蓋体を開裂し、カバー本体61の開口62から突き出て、さらにシートバック102を突き破り、シート100の側部に展開する。
そして、バッグ2が膨張展開するときに、スリット11の近傍のバッグ2にも引っ張り力が生じるが、スリット11の両側に第1の補強布20と第2の補強布30を設け、両補強布20,30の自由端側をボルト7によって連結しているので、前記引っ張り力を両補強布20,30に分散することができ、スリット11近傍においてバッグ2に作用する引っ張り力を小さくすることができる。その結果、バッグ2の膨張、展開時にスリット11が引っ張られて広がるのを確実に阻止することができ、展開時におけるバッグ2の変形を確実に防止することができる。
また、バッグ2の展開時も、スリット11は第1の補強布20と第2の補強布30の補強部35の重ね合わせによって確実に塞ぐことができるので、バッグ2の展開時にスリット11からガスが漏れるのを確実に阻止することができ、バッグ2内を設定圧力に保持することができる。
したがって、インフレータ3を高出力にしてバッグ2内の圧力を高圧化した場合にも、スリット11の拡張やバッグ2の変形を防止することができるとともに、バッグ2内を設定圧力に保持することができるので、サイドエアバッグ装置1の大型化に伴う高出力化にも十分に対応することができる。
特に、この実施例では、ボルト7に、第1の補強布20と第2の補強布30とを連結する連結部材として機能と、バッグ2と両補強布20,30とインフレータ3を車体(シートフレーム102)に取り付けるための締結部材としての機能を持たせているので、前記連結部材と締結部材を別部材にする場合に比べて、サイドエアバッグ装置1の部品点数を減らすことができるとともに、組み立て工数を減らすことができる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例はサイドエアバッグ装置の態様であるが、この発明はサイドエアバッグ装置に限るものではなく、バッグ内にインフレータが内蔵されている限り、形状や取り付け場所等に制約はなく、正面エアバッグ装置等あらゆるエアバッグ装置に適用可能である。
この発明に係るエアバッグ装置の一実施例における断面図である。 前記実施例におけるエアバッグ装置のバッグの平面図であり、補強布をめくり上げた状態を示す図である。 前記バッグの平面図であり、補強布をバッグの上に重ねた状態を示す図である。 前記実施例において2つの補強布をバッグの上に重ねる手順を示す断面図である。 前記実施例において第2の補強布のはちまき部の処理を説明する断面図である。 前記実施例におけるエアバッグ装置(サイドエアバッグ装置)の車両への取り付け状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 サイドエアバッグ装置(エアバッグ装置)
2 バッグ
3 インフレータ
7 ボルト(連結部材、締結部材)
11 スリット
20 第1の補強布(補強片)
21 一端部(一端側)
22 自由端部(自由端)
30 第2の補強布(補強片)
31 一端部(一端側)
32 自由端部(自由端)
102 シートフレーム(車体)

Claims (3)

  1. バッグの内部にインフレータを備えるエアバッグ装置において、
    前記インフレータを挿入するために前記バッグに形成されたスリットと、
    前記スリットの両側に該スリットから離間して配置され一端側を前記スリットの長手方向と略平行にして前記バッグに固定され他端側を自由端にされた第1,第2の補強片と、
    前記バッグの外側で前記第1,第2の補強片の両自由端を連結する連結部材と、
    を備え
    前記第1の補強片は、一端側が前記バッグの展開方向とは逆の方向の縁部近傍に固定され、自由端側が前記バッグにおける前記スリットおよびその周囲の上に重ねられ、
    第2の補強片は、一端側が前記スリットを間に挟んで前記第1の補強片の一端側とは反対側に固定され、自由端側が前記バッグにおける前記スリットおよびその周囲の上に重ねられた前記第1の補強片の上に重ねられていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記第2の補強片の自由端側が、前記バッグにおける前記スリットおよびその周囲の上に重ねられた前記第1の補強片の上に、多重に重ねられていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記連結部材は、前記バッグと前記補強片と前記インフレータとを車体に取り付けるための締結部材を兼ねていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエアバッグ装置。
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