JP4369111B2 - 電子写真のクラスタ印刷システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等のようなトナー等の着色粒子を用いて画像を顕像化させる電子写真方式の記録装置を複数台用いて印刷を行うクラスタ印刷システム、特に感光体および記録紙の表面にトナー画像を形成する帯電、露光、現像、転写、定着から成る印写・定着工程における画質制御方法およびこれを用いた記録装置ならびにその運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子写真方式を用いた記録装置は、着色粒子を記録体表面に画像として顕像化させる印写工程と、顕像化された着色粒子画像を記録体に固着させる定着工程から成る。本明細書では,印写工程と定着工程をあわせて印写エンジンと呼ぶ。着色粒子には電子写真専用のトナーと呼ばれる粉末が用いられる。
【0003】
帯電工程において、感光体はその表面の全面が一旦帯電され、続いて露光工程において光を照射することにより部分的な電荷放電が行われる。ここで、感光体表面には帯電領域と放電領域による電位コントラストが形成され、これを静電潜像と呼ぶ。
【0004】
次の現像工程では、まず、着色粒子であるトナー粒子を帯電させる。トナーの帯電方法にはキャリアビーズを用いる二成分現像方法や、トナーと部材などとの摩擦により帯電を行う一成分現像方法がある。一方、静電潜像の顕像化の方式として、バイアス現像と呼ばれる方法がよく用いられる。
【0005】
バイアス現像では、現像ローラにバイアス電圧を印加し、感光体表面に形成された潜像電位と、現像ローラとの間に発生する電界の作用により帯電されたトナー粒子を、現像ローラ表面の現像剤から分離して感光体表面に移動させ、作像が行われる。
【0006】
潜像電位、すなわち、感光体の像形成部分の電位として、前述の帯電電位を用いてもよいし、放電電位を用いてもよい。一般に、潜像電位として帯電電位を用いる方法を正規現像法、放電電位を用いる方法を反転現像法と呼ぶ。
【0007】
帯電電位と放電電位のうち潜像電位として用いられない側の電位を背景電位と呼ぶ。現像ローラのバイアス電圧は、帯電電位と放電電位の中間に設定され、潜像電位との差を現像電位差と呼ぶ。同様に、背景電位との差を背景電位差と呼ぶ。
【0008】
通常、背景電位差より現像性能そのものを左右する現像電位差の方を大きく設定する。現像電位差が大きければ形成される電界(現像電界と呼ぶ)が強くなるので現像性能が高くなることは言うまでもない。
【0009】
一方、背景電位差は画像の背景部の画質に影響し、背景電位差が少ないと背景部へのかぶりが増える。また、背景電位差が大きすぎると現像ローラの回転方向に対する画像の後端部に欠けが発生しやすくなる。現像ローラと感光体の相対的な移動方向は、同方向の場合と逆方向の場合がある。
【0010】
また、1つの現像機で複数本の現像ローラを用いることもある。複数の現像ローラが同一方向に回転する現像装置もあるし、回転方向が異なる現像装置もある。この場合、隣り合った現像ローラの回転方向を各々現像ローラの対向位置から感光体に向かうように2つの現像ローラの回転方向を異ならせ、現像ローラの対抗位置から現像剤があたかも噴水のように感光体に向かって分岐して搬送される現像機も知られている。このような現像機を噴水型現像機と呼ぶ。以上、感光体表面への静電潜像とトナー像の形成について説明した。
【0011】
次に、感光体表面の静電潜像の経時的変化について説明する。印刷量が進むにつれて感光体が劣化してくると、帯電領域の電位(帯電電位)が低下し、帯電し難くなる、一方、放電領域の電位(放電電位)は上昇し放電し難くなる。この放電性能の低下は、露光での光量を十分に与えないようにして完全に放電しきっていない中間の電位領域を設けた場合などに著しい。
【0012】
ここで述べた中間の電位領域は細線や網点など電界の周辺効果が強くトナーが現像されすぎる画像領域に、太り防止などの目的でよく用いられる。上記の電位の変化は現像電位差を少なくするため、現像電界を低下させる方向に作用する。
【0013】
一方この特性に加えて、印刷量が進むにつれて磨耗により感光体の感光層の厚みが減少する。この膜厚減少は現像電界を増加させる方向に作用する。この2つの相反する傾向のどちらが優勢かは印刷装置によって異なる。
【0014】
すなわち、経時的に現像性能の変化が発生し、それに伴って画質が変化するが、印刷装置によってその変化の仕方が異なることを意味する。経時的に画質を一定にするためには、上記現像電界の変化を少なくする必要があるが、そのためには感光体表面の電位や電界の変化を考慮する必要がある。
【0015】
電位センサにより感光体表面の電位を検出し、かつ、何らかの方法で感光体の膜厚を検出して、現像電界を一定にするよう感光体表面の電位を制御する方法が知られている。このような電界の影響をも考慮した感光体の表面電位制御の方法に関する従来の技術は、例えば特開平11−15214号公報に記載されている。
【0016】
感光体表面の静電潜像の電位や電界の経時的変化以外にも、現像装置におけるトナーの帯電量の変化なども画質を変化させる要因である。そのため、感光体上のトナーの付着量を検出し、その検出値に基づいて現像バイアス電圧などを調節するフィードバック制御を用いて画質を安定に保つ方法も知られている。このようなトナーの付着量を安定に制御する方法に関する従来の技術は、例えば特開平4−146459号公報に記載されている。
【0017】
【特許文献1】
特開平11−15214号公報
【特許文献2】
特開平4−146459号公報
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来行われている画質制御(以後画質安定化制御と呼ぶ)は、1台の記録装置において経時的に画質を一定にするのが目的で、例えば2台以上の記録装置を用いて、連続的な印刷物を出力する場合における記録装置間の画質の違いについての配慮はされていない。
【0018】
2台以上の印刷装置を用いて1つの連続的な印刷物を印刷すると、記録装置が異なる頁の途中で画質が不連続的に変化するという問題が発生する。ここでいう連続的な印刷物とは、例えば1つの冊子のように記録紙は異なるが内容は前と後の頁で関連しており、印刷物に記載された情報を必要とするユーザが一つとして認識する印刷物を言う。
【0019】
この連続的な印刷物を本明細書ではジョブと呼ぶ。また、2台以上の記録装置を用いて1つのジョブを印刷することを、本明細書ではクラスタ印刷と呼ぶ。なお、本明細書では1台の記録装置は、1つの印写エンジンからなるものとする。例えば2つの印写エンジンを連結させて1つの筐体に収め1台とする場合があるが、本明細書ではあくまで2台の記録装置として扱う。
【0020】
本発明の目的は、クラスタ印刷を行っても1ジョブ内での画質の不連続的な変化の無い電子写真の印刷システムを提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は複数台の電子写真記録装置間の画質差を抑制するため、各電子写真記録装置に画質安定化制御を適用し、ある電子写真記録装置の検出情報に基づいて他の電子写真記録装置の画質を制御するようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
《実施例1》
以下、本発明の一実施例について図1〜図3を用いて説明する。本実施例の印刷システムは同じ構成の2台の電子写真記録装置AおよびBを用いて、1つのジョブを印刷する。図1は本実施例の記録装置の断面を模式的に表した図であり、感光体ドラム1、帯電器2、現像機3、記録紙4、転写機5、定着機6、クリーナ7、露光装置8、露光制御手段9、トナー付着量センサ10、付着量制御ボード11、現像バイアス用電源12を備えている。
【0023】
帯電器2により一様に帯電された感光体ドラム1表面に、レーザドライバ等から成る露光制御手段9により発光を制御された半導体レーザおよびその光学系から成る露光装置8によって静電潜像が形成される。この後、現像機3によりトナーを現像する。
【0024】
感光体ドラム1の表面に現像されたトナーは、転写機5によって記録紙4に転写される。この後、転写されたトナー画像は定着機6で加熱融解され記録紙4に定着する。また、転写されずに感光体ドラム1表面に残存したトナーはクリーナ7により回収され、一連のプロセスを終了する。
【0025】
帯電にはスコロトロン方式の帯電器2が用いられている。帯電器にはコロトロン方式とスコロトロン方式がある。スコロトロン方式はグリッドを用いるため感光体の劣化や膜厚が変化しても、帯電電位が一定になるように自動的に感光体表面に供給する電荷密度が変化する。その結果、帯電器直下における帯電電位は比較的安定となるという利点がある。
【0026】
まず、感光体表面の静電潜像の経時的変化について説明する。印刷量が進むにつれて感光体が劣化してくると、帯電領域の電位(帯電電位)が低下し帯電し難くなる、したがって、背景電位が低下するが、本実施例では帯電器2にスコロトロン方式を用いているので僅かな低下でおさまる。
【0027】
一方、放電領域の電位(放電電位)は上昇し放電し難くなる。電位の変化は現像電位差を少なくするため、現像性能、すなわちトナー付着量(画像濃度)を低下させる。このような感光体上の電位の変動は以上述べた劣化以外にも温度・湿度の変化にも影響を受ける。
【0028】
また、トナー付着量は、感光体の電位以外に環境条件の変化や劣化による現像剤の帯電量などの特性変化にも依存して変化する。そこで、本実施例の記録装置は、感光体の電位変化と現像剤の帯電量などの特性変化の両方の変動要因に対応して画像を安定化できるよう、付着量センサ10を用いて、付着量そのものを安定に制御する方法を採用した。
【0029】
また、本実施例の現像方式には反転現像によるバイアス現像方式が用いられている。現像機3の一つの部品である現像ローラにバイアス電圧を印加し、感光体表面に形成された潜像電位と現像ローラとの間に発生する電界の作用により、帯電されたトナー粒子を現像ローラ表面の現像剤から分離して感光体表面に移動させ作像が行われる。
【0030】
反転現像のため、潜像電位(感光体の像形成部分の電位)として放電電位が用いられる。現像ローラのバイアス電圧は帯電電位と放電電位の中間に設定され、放電電位との差が現像電位差となり、この現像電位差が大きいほどトナー付着量を多くすることができる。
【0031】
本実施例では、検出した付着量に基づいて現像電位差を制御することにより、付着量を経時的に安定に保つ。なお、ここでトナー付着量とは、現像プロセスを経た後、転写されていない状態での感光体1表面の単位面積あたり現像されたトナーの量を指す。したがって、感光体1上での画像濃度と一対一の相関がある。また、転写効率など、転写や定着が現像画像に与える影響が一定であれば、印刷物の画像濃度とも一対一の相関がある。
【0032】
本実施例の付着量センサ10は転写機5より後工程に設置されているが、検出の際には付着量検出用の専用パッチが印刷され、転写機5への投入電流を停止させて、パッチは転写機5を通り過ぎる。付着量の検出が終わるとパッチはクリーナ7により清掃される。
【0033】
本実施例の印刷システムでは、1つのジョブを1台の記録装置で印刷するモードと2台の記録装置で印刷するモードの2種類の運転方法を用いることができる。本明細書では、前者をシングルモード、後者をクラスタモードと呼ぶ。
【0034】
また、前述したが、例えば、1つの冊子のように記録頁は異なるが内容は前と後の頁で関連しており、印刷物に記載された情報を必要とするユーザが一つとして認識する印刷物を言う。この連続的な印刷物を本明細書ではジョブと呼ぶ。
【0035】
図2にシングルモードの制御シーケンスを示す。シングルモードの場合には、A、Bの記録装置とも一つの記録装置として独立して用いられるので、図2のシーケンスは同じである。付着量センサ10の検出信号は、付着量制御ボード11に送られ予め設定してある付着量目標と照合されて、目標値より少ないと判断された場合には、バイアス電圧を現像電位差を増やす方向に変化させる。少ないと判断された場合には、その逆に現像電位差を減少させる方向に変化させる。
【0036】
この制御により、記録装置A、Bともシングルモードにおいて、ある許容変動範囲に画質の変化を抑えることができるので、経時的に安定な画質を得ることができる。すなわち、シングルモードでも経時的には許容変動範囲の最大値と最小値の画質差が存在するが、隣り合わせた頁ではその差はごく僅かとなり、画質における差は判別できない。
【0037】
例えば、1万頁で許容変動範囲を超える場合、1頁目と1万頁目の画像を比較すればその画質差は判るが隣り合わせた頁間では判別できないので、冊子を手にとって見開きで左頁と右頁をみても読者に違和感を与えることは無い。
【0038】
次に、クラスタモードにおいて、シングルモードと同様に1台の記録装置では独立して付着量をフィードバック制御するが、2台の記録装置の間に何らの干渉的制御を行わず印刷を行った場合について考える。例えば、あるジョブについて、頁順に表裏両面に1(表)、2(裏)、5(表)、6(裏)、9(表)、10(裏)頁を記録装置Aで印刷し、3(表)、4(裏)、7(表)、8(裏)、11(表)、12(裏)頁を同様に頁順に表裏両面に他方の記録装置Bで印刷した場合、1つの記録装置で印刷される連続した頁のセット、例えば、1、2頁や7、8頁は1枚の記録紙の表と裏に印刷される。
【0039】
これを1つの冊子に綴じた場合、見開き2、3頁間、4、5頁間、6、7頁間、8、9頁間、10、11頁間は夫々異なる記録装置により印刷されているので、最大で許容変動範囲の最大値と最小値の画質差が発生し、読者に違和感を与えることがある。この問題を解決するため、本実施例の印刷システムでは、記録装置Aをマザー記録装置とし、記録装置Bは記録装置Aの付着量検出情報を受けて目標値が設定される。
【0040】
図3にクラスタモードにおける制御シーケンスを示す。まず、予め決められたタイミングで記録装置Aの付着量検出が行われ予め決められた制御目標値に対してフィードバック制御が行われる。通常2〜3回のフィードバックでその時点における記録装置Aの付着量は確定し、記録装置Aについての制御シーケンスは完了する。
【0041】
記録装置Aの制御シーケンス完了時に検出された付着量の値(一連の検出の最後の付着量の値)は、記録装置Aが通常印刷動作に入ったことが確認された後、直ちに記録装置Bに送られ、記録装置Bの制御シーケンスにおける目標値に設定される。
【0042】
記録装置Bは記録装置Aから付着量目標値を受け取った後、直ちに制御シーケンスを起動させ付着量を目標に対して適正に制御する。その際、記録装置Aは既に通常印刷動作に入っているので印刷の停止は発生しない。
【0043】
以上述べた本実施例によれば、シングルモードにおいては、記録装置A、B独立して付着量制御を行うので、経時的に安定な画質を得ることができる。また、クラスタモードにおいて記録装置Aの検出値を記録装置Bの目標値に用いるので、記録装置A、B間の画質差が無くなり、記録装置A、Bで印刷したページを1つの冊子に綴じた場合でも、画質の不連続的な変化を無くすことができる。
【0044】
さらに、記録装置Aが制御シーケンスを実行する際には、記録装置Bが印刷を継続しており、記録装置Bが制御シーケンスを実行した際には、記録装置Aは印刷を開始しているので、印刷の停止を発生させないという効果もある。
【0045】
《実施例2》
次に本発明のその他の実施例について図4を用いて説明する。本実施は、記録装置が3台以上N台の場合の印刷システムである。記録装置はA、B、C----となり、記録装置Aがマザー記録装置となる。各記録装置のハードウェア構成と動作は実施例1で図1を用いて説明したのと同様である。
【0046】
また、シングルモードでの制御シーケンスも実施例1で図2を用いて説明したとおりである。図4にクラスタモードでの制御シーケンスを示す。まず、予め決められたタイミングで記録装置Aの付着量検出が行われ、予め決められた制御目標値に対してフィードバック制御が行われ、記録装置A制御シーケンスを完了させることは実施例1と同様である。
【0047】
次に、記録装置Aの制御シーケンス完了時に検出された付着量の値(一連の検出の最後の付着量の値)は、記録装置Aが通常印刷動作に入ったことが確認された後、直ちに記録装置Bに送られ記録装置Bの制御シーケンスにおける目標値に設定される。記録装置Bは記録装置Aから付着量目標値を受け取った後、直ちに制御シーケンスを起動させ付着量を目標に対して適正に制御する。これも、実施例1と同様である。
【0048】
次に記録装置Bは目標値に設定した記録装置Aの検出値を、記録装置Bが通常印刷動作に入ったことが確認された後直ちに記録装置Cに送り、記録装置Cではこの値を制御シーケンスにおける目標値に設定する。記録装置Cは記録装置Bから付着量目標値を受け取った後、直ちに制御シーケンスを起動させ付着量を目標に対して適正に制御する。
【0049】
この一連の記録装置Aの検出値の受け渡しと記録装置の制御シーケンスの動作を各記録装置B、C、D---と順次行い、最終の記録装置の制御シーケンスを完了させた後、検出値の受け渡しは行わない。
【0050】
以上述べた本実施例によれば、シングルモードにおいては、各記録装置とも独立して付着量制御を行うので、経時的に安定な画質を得ることができる。また、クラスタモードにおいて記録装置Aの検出値を記録装置B以下全ての目標値に用いるので、各記録装置間の画質差が無くなり、各々の記録装置で印刷したページを1つの冊子に綴じた場合でも、画質の不連続的な変化を無くすことができる。
【0051】
さらに、一つの記録装置が制御シーケンスを実行する際には、他の記録装置が印刷を行っているので、印刷の停止を発生させることは無く、スループットの低下を最低限で抑えることができるという効果もある。
【0052】
《実施例3》
本発明の他の実施例について図5を用いて説明する。本実施例は、記録装置が2台以上N台の場合の印刷システムについて効果がある。各記録装置のハードウェア構成と動作は実施例1で図1を用いて説明したのと同様である。また、シングルモードでの制御シーケンスも実施例1で図2を用いて説明したとおりである。
【0053】
図5は本実施例の印刷システムのクラスタモードでの制御シーケンスを示す。本実施例の制御シーケンスは最終の記録装置にマザー記録装置としての記録装置Aの検出値を受け渡し、その値を制御目標値として、直ちに制御シーケンスを起動させ付着量を目標に対して適正に制御するまでは図4で説明したシーケンスと同様である。
【0054】
最終の記録装置は制御シーケンスを完了させ印刷動作を起動させた後、直ちに最終の記録装置の制御シーケンス完了時に検出された付着量の値(最終の記録装置の一連の検出の最後の付着量の値)をマザー記録装置Aに受け渡す。
【0055】
記録装置Aは、直ちに付着量検出を行い、その際検出された記録装置Aの付着量の値と最終の記録装置より受け渡された検出値とを比較して、予め決められた許容差を満たした場合に印刷システム全体の制御シーケンスを完了したと判断し、全ての制御シーケンスを予め決められた次回のタイミングまで休止させる。もし、許容差を超えた場合には、印刷システム全体が再度制御シーケンスに入り、各記録装置について一連の制御シーケンスが繰り返される。
【0056】
以上述べた本実施例によれば記録装置の台数が多い場合に、各記録装置の付着量を安定化させるシーケンスを動作させている間に、外乱要因が加わって既に目標値に設定された上位の記録装置の画質と下位の記録装置の画質に差が発生することを防止する効果がある。
【0057】
また、一つの記録装置が制御シーケンスを実行する際には、他の記録装置が印刷を行っているので、印刷の停止を発生させることは無く、スループットの低下を最低限で抑えることができるという効果もあることは言うまでも無い。
【0058】
《実施例4》
以下、本発明のその他の実施例について図6を用いて説明する。図6は本実施例のタンデム型記録装置の断面を模式的に表した図である。本実施例の記録装置は同じ構成の2台の印写エンジンをタンデム型に結合させ、1つのジョブを印刷する。2台の印写エンジンは上流側をA、下流側をBとする。
【0059】
印写エンジンAでは記録紙の表面(奇数頁)を、印写エンジンBでは記録紙の裏面(偶数頁)を印刷する。2台の印写エンジンは1つの筐体に収められているが、本明細書の定義では2台の記録装置として扱う。
【0060】
A,Bは印写エンジン、1a,1bは感光体ドラム、2a,2bは帯電器、8a,8bは露光装置、3a,3bは現像機、4は用紙、5a,5bは転写機、6a,6bは定着機、7a,7bはクリーナ、13は用紙冷却装置、14は反転装置である。
【0061】
ここで、記号aは第1面作像用の印写エンジンAのデバイス、bは第2面作像用の印写エンジンBのデバイスである。例えば1aは第1面用の感光体、1bは第2面用の感光体である。
【0062】
第1面の作像のために印写エンジンAの帯電器2aにより一様に帯電された感光体ドラム1a表面にレーザドライバ等から成る露光制御手段により発光を制御された半導体レーザおよびその光学系から成る露光装置8aによって静電潜像が形成される。この後、現像機3aによりトナーを現像する。
【0063】
感光体ドラム1aの表面に現像されたトナーは転写機5aによって用紙4の表面(奇数頁)に転写される。この後、転写されたトナー画像は定着機6aで加熱融解され用紙4の第1面に定着する。また、転写されずに感光体ドラム1a表面に残存したトナーはクリーナ7aにより回収され、第1面の作像プロセスを終了する。
【0064】
その後、用紙4は裏面(偶数頁)の転写時に感光体1bに熱的なダメージを与えないよう用紙冷却装置13により冷却される。冷却後の用紙4は次にスイッチバック式の反転装置14に至り、用紙4の裏面が上方になるように表裏反転される。
【0065】
裏面(偶数頁)作像用の印写エンジンBは表面(奇数頁)作像用の印写エンジンAと同様の動作により裏面(偶数頁)用画像を感光体1b上に形成し、表面(奇数頁)の定着が終了し冷却、反転後の裏面(偶数頁)が上方に面する用紙4に裏面(偶数頁)のトナー画像を転写機5bにより転写する。
【0066】
例えば、あるジョブについて、頁順に表面に1(表)、3(表)、5(表)、7(表)、9(表)、11(表)頁を印写エンジンAで印刷し、2(裏)、4(裏)、6(裏)、8(裏)、10(裏)、12(裏)頁を同様に頁順に裏面に他方の印写エンジンBで印刷し、これを1つの冊子に綴じた場合、見開き2、3頁間、4、5頁間、6、7頁間、8、9頁間、10、11頁間は夫々異なる印写エンジンにより印刷されているので、画質差が発生し、読者に違和感を与えることがある。
【0067】
この問題を解決するため、本実施例の印刷システムでは、印写エンジンAをマザー記録装置とし、印写エンジンBは印写エンジンAの付着量検出情報を受けて目標値が設定される。付着量の制御シーケンスは図3と同様である。即ち、まず、予め決められたタイミングで印写エンジンAの付着量検出が行われ予め決められた制御目標値に対してフィードバック制御が行われる。
【0068】
通常2〜3回のフィードバックでその時点における印写エンジンAの付着量は確定し、印写エンジンAについての制御シーケンスは完了する。印写エンジンAの制御シーケンス完了時に検出された付着量の値(一連の検出の最後の付着量の値)は、直ちに印写エンジンBに送られ、印写エンジンBの制御シーケンスにおける目標値に設定される。
【0069】
印写エンジンBは印写エンジンAから付着量目標値を受け取った後、直ちに制御シーケンスを起動させ付着量を目標に対して適正に制御する。その後、印写エンジンA,印写エンジンBともに通常印刷動作に入る。
【0070】
以上述べた本実施例によれば、2つの印写エンジンをタンデム型につないで両面印刷を行う記録装置において,印写エンジンA、印写エンジンB間の画質差が無くなり、印写エンジンA、Bで印刷したページを1つの冊子に綴じた場合でも、画質の不連続的な変化を無くすことができる。
【0071】
【発明の効果】
以上述べた本発明によれば、複数の記録装置間の画質差を順次抑制するため、各記録装置に画質安定化制御を適用し、ある記録装置の検出情報に基づいて他の記録装置の画質を制御するようにしたので、クラスタ印刷に供される記録装置間の画質差を無くすことができ、クラスタ印刷を行っても1ジョブ内での画質の不連続的な変化の無い電子写真の印刷システムを提供することができる。
また、記録装置の台数が多い場合に、各記録装置の付着量を安定化させるシーケンスを動作させている間に、外乱要因が加わって既に目標値に設定された上位の記録装置の画質と下位の記録装置の画質に差が発生することを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の記録装置の断面を模式的に表した図である。
【図2】シングルモードの制御シーケンスである。
【図3】実施例1のクラスタモードの制御シーケンスである。
【図4】実施例2のクラスタモードの制御シーケンスである。
【図5】実施例3のクラスタモードの制御シーケンスである。
【図6】タンデム型記録装置の断面を模式的に表した図である。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、2…帯電器、3…現像機、4…記録紙、5…転写機、6…定着機、7…クリーナ、8…露光装置、9…露光制御手段、10…トナー付着量センサ、11…付着量制御ボード、12…現像バイアス用電源、13…用紙冷却装置、14…反転装置。

Claims (2)

  1. 感光体と、帯電器と、露光装置と、現像機と、画質に関係する因子を前記感光体上のトナー付着量として、該トナー付着量を検出した検出情報に基づいて出力画像の画質を制御する画像制御装置を有する複数台の電子写真記録装置を備え、前記複数台の電子写真記録装置を用いて1つのジョブを印刷する電子写真のクラスタ印刷システムにおいて、
    1台をマザー電子写真記録装置とし、前記マザー電子写真記録装置の検出情報に基づいて、前記マザー電子写真記録装置以外の複数台の電子写真記録装置の画質を順次制御し、最終の電子写真記録装置の画質を制御した後に検出した前記最終の電子写真記録装置の検出情報と、前記マザー電子写真記録装置の画質を制御した後に検出した前記マザー電子写真記録装置の検出情報とを比較して、前記最終の電子写真記録装置の検出情報が予め決められた許容差を満たした場合には、印刷システム全体の制御シーケンスを終了させ、前記最終の電子写真記録装置の検出情報が予め決められた許容差を超えた場合には、印刷システム全体が再度制御シーケンスに入り、前記各々の電子写真記録装置について一連の制御シーケンスを繰り返すことを特徴とする電子写真のクラスタ印刷システム。
  2. 前記検出情報に基づいて前記現像機のバイアス電圧を制御する請求項1記載の電子写真のクラスタ印刷システム。
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