JP4367634B2 - 車輌空調用コントロール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの車輌の空調用コントロ−ル装置に関する。
広く知られているように、自動車の運転席前側の操作パネルには、ダイヤルノブを操作してヒ−タ−ブロアユニットを制御する空調用コントロ−ル装置が設けられている。
図6はこの種の空調用コントロ−ル装置の一例を示す正面図、図7は同コントロ−ル装置の平面図である。
図示するように、この空調用コントロ−ル装置には、風向調整用のダイヤルノブ11、風量調整用のダイヤルノブ12、温度調整用のダイヤルノブ13が操作パネル14に回転操作可能に設けられ、また、内外気の切換ノブ15とエアコンスイッチ16が設けられている。
また、操作パネル14は、上部2ケ所と下部2ケ部とを係止してベ−ス17に取付けられ、また、ベ−ス17には各ダイヤルノブ11、12、13の連動軸18、19、20(19は図示省略)が回転自在に軸受けされている。
すなわち、ダイヤルノブ11が連動軸18の一端部に軸着されており、また、この連動軸18にはかさ歯車21を設けると共に、その他端部がベ−ス17に設けられた軸受部17aによって軸受けされている。
そして、かさ歯車21をレバ−ギア22のラックギア22aに噛合させ、ダイヤルノブ11の回転をレバ−ギア22に伝達するようになっている。
レバ−ギア22は、ベ−ス17に形成した筒状の支軸部17bに回転自在に軸支してあり、そして、このレバ−ギア22の一部にはヒ−タ−ブロアユニットを制御するためのコントロ−ルワイヤ23が連結されている。
したがって、ダイヤルノブ11を回転操作することにより、かさ歯車21連動したレバ−ギア22が回転しコントロ−ルワイヤ23が押し出され、また、引き戻されてヒ−タ−ブロアユニットの風向きが調整される。
ダイヤルノブ13についても上記同様のワイヤ制御機構が設けられている。
すなわち、一端部にダイヤルノブ13を軸着した連動軸20の他発端部が軸受部17cによって軸受けされ、また、この連動軸20に設けられたかさ歯車24が支軸部17dに回転自在に軸支されたレバ−ギア25のラックギア25aに噛合し、さらに、レバ−ギア25の一部にコントロ−ルワイヤ26が連結されている。
したがって、ダイヤルノブ13を回転操作することにより、かさ歯車24に連動したレバ−ギア25が回転し、コントロ−ルワイヤ26が進退してヒ−タ−ブロアユニットの温度調整が行なわれる。
また、ダイヤルノブ12は、その連動軸がロ−タリ−構成のスイッチ27に連結されており、ダイヤルノブ12の回転操作によるスイッチ27のスイッチ信号がヒ−タ−ブロアユニットに送られ、風量調整が行なわれる。
一方、上記した空調用コントロ−ル装置は、コントロ−ルワイヤ23がヒ−タ−ブロアユニットのモ−ド切換ドアを制御するリンクレバ−に連結され、また、コントロ−ルワイヤ26が、ヒ−タ−ブロアユニットのエアミックスドアを制御するリンクレバ−に連結される。
つまり、コントロ−ルワイヤ23、26の押し出しと引き戻しによって各々のリンクレバ−を回動させて各ドアを制御するようになっている。
このことから、操作パネル14とヒ−タ−ブロアユニットの間の距離を規定値に保ち、コントロ−ルワイヤ23、26の張力管理をする必要があると共に、コントロ−ルワイヤ23、26にはある程度の剛性をもたせなければならない。
このため、コントロ−ルワイヤ23、26の配設に自由度がないことから、ヒ−タ−ブロアユニットを操作パネル14に接近させて配置することができなかった。
このような問題を解決するため、2本のコントロ−ルワイヤを使用し、コントロ−ルワイヤ各々の引っ張り力を利用してリンクレバ−を回動させる空調用コントロ−ル装置が提案されている。
すなわち、この種の空調用コントロ−ル装置は、ダイヤルノブの操作によって回転するピニオンギアに連動される制御プ−リと、ヒ−タ−ブロアユニットのエアミックスドアを連動するベントプ−リとを備えると共に、制御プ−リとベントプ−リの間に2本のコントロ−ルワイヤがかけ渡された構成となっている。
このコントロ−ル装置は、ダイヤルノブの操作によって制御プ−リが回転すると、2本のコントロ−ルワイヤのうち一方のコントロ−ルワイヤの引っ張り力でベントプ−リが回転しエアミックスドアが制御され、温度調整される。
したがって、このようなプ−リ制御構成のコントロ−ル装置は、コントロ−ルワイヤの張力管理に自由度があるから、ヒ−タ−ブロアユニットの配置位置に制限を受けることが少ない。
しかしながら、自動車の乗り降り時などにドアを閉めると、そのドアによる風圧空気がヒ−タ−ブロアユニットの通気孔から入り、エアミックスドアがその風圧空気を受けて回転することがある。
このようにエアミックスドアが風圧空気によって回転すると、その回転力がベントプ−リ、コントロ−ルワイヤ、制御プ−リを介してダイヤルノブに伝わり、ダイヤルノブが不用意に回転することがある。
そのために、ダイヤルノブの回転位置を保持するクリック機構の保持荷重を大きくし、ダイヤルノブの不用意な回転を防止する必要があるが、しかし、このように構成したのでは、ダイヤルノブの操作が重くなり操作性が低下してしまうと言う問題が生じていた。
特開平6−193691号公報
本発明は、上記した実情にかんがみ、ヒ−タ−ブロアユニットの配置位置に制限を受けることなく、また、ダイヤルノブの不用意な回転を防止し、さらには操作性を高めると共に組込み易くした車輌空調用コントロ−ル装置を提案することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明では、第1の発明として、操作パネルに設けられたダイヤルノブを操作してヒ−タ−ブロアユニットを制御する車輌空調用コントロ−ル装置において、前記ダイヤルノブに連結して一体的に回転させるギアロ−タと、前記ギアロ−タに連動させた第1連動ギア、当該第1連動ギアの回転によって軸周り回転する第1ねじ杆、この第1ねじ杆によってねじ送りする第1スライダ−からなる第1駆動部と、前記第1連動ギアに連動させた第2連動ギア、当該第2連動ギアの回転によって軸周り回転する第2ねじ杆、この第2ねじ杆によってねじ送りする第2スライダ−からなる第2駆動部と、前記第1、第2スライダ−各々とヒ−タ−ブロアユニットの制御部とを連結する2つのコントロ−ルワイヤとを設け、ダイヤルノブの操作による第1、第2駆動部の動作により、前記2つのコントロ−ルワイヤを互いに逆方向に移動させヒ−タ−ブロアユニットを制御する構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置を提案する。
第2の発明としては、上記した第1の発明の車輌空調用コントロ−ル装置において、内歯車として形成したギアロ−タと、一端部に第1連動ギアを設けた第1ねじ杆と、一端部に第2連動ギアを設けた第2ねじ杆とを備え、ギアロ−タの内歯車に第1連動ギアを、第1連動ギアに第2連動ギアを各々噛合させ、これら第1、第2連動ギアを異方向に回転させる構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置を提案する。
第3の発明としては、上記した第1又は第2の発明の車輌空調用コントロ−ル装置において、外周にねじを形成した第1、第2ねじ杆と、内孔面に形成したねじを前記第1、第2ねじ杆に螺合させた第1、第2スライダ−とを備え、第1、第2連動ギアの異方向の回転による第1、第2ねじ杆の回転により、第1、第2スライダ−を互いに逆方向にねじ送りする構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置を提案する。
第4の発明としては、操作パネルに設けられたダイヤルノブを操作してヒ−タ−ブロアユニットを制御する車輌空調用コントロ−ル装置において、前記ダイヤルノブに連結して一体的に回転させるギアロ−タと、前記ギアロ−タに連動させた第1連動ギア、当該第1連動ギアの回転によって軸周り回転する第1ねじ杆、この第1ねじ杆によってねじ送りする第1スライダ−からなる第1駆動部と、前記ギアロ−タに連動させた第2連動ギア、当該第2連動ギアの回転によって軸周り回転させると共に、前記第1ねじ杆に対し逆ねじとした第2ねじ杆、この第2ねじ杆によってねじ送りする第2スライダ−からなる第2駆動部と、前記第1、第2スライダ−各々とヒ−タ−ブロアユニットの制御部とを連結する2つのコントロ−ルワイヤとを設け、ダイヤルノブの操作による第1、第2駆動部の動作により、前記2つのコントロ−ルワイヤを互いに逆方向に移動させヒ−タ−ブロアユニットを制御する構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置を提案する。
第1〜第3のコントロ−ル装置は、第1連動ギアがギアロ−タに連動され、第2連動ギアが第1連動ギアに連動されて回転するため、第1連動ギアに対し第2連動ギアが反対方向に回転する。
したがって、第1ねじ杆が時計周りに回転すれば、第2ねじ杆が反時計回りに回転することから、第1スライダ−が一方向にねじ送りされ、第2スライダ−が他方向にねじ送りされる。
このことから、第1、第2スライダ−の移動によって、2つのコントロ−ルワイヤのうち、一方のコントロ−ルワイヤが引っ張られるように引き戻され、他方のコントロ−ルワイヤが緩むように押し出される。
ヒ−タ−ブロアユニットの制御部は、引き戻されるコントロ−ルワイヤによって制御される。
このように構成したコントロ−ル装置は、コントロ−ルワイヤの張力や剛性などによってヒ−タ−ブロアユニットの配置位置が制限されることなく、柔軟なコントロ−ルワイヤを使用し、操作パネルに接近させた部所にヒ−タ−ブロアユニットを配設させることができる。
また、スライダ−、コントロ−ルワイヤ、ヒ−タ−ブロアユニットのリンクレバ−は一体的にユニット化することができるので、コントロ−ルワイヤの長さ調整や張力管理をすることなく動作のバラツキを抑えることができる他、これら各部品はユニット部品として組み込むことができる。
さらに、ヒ−タ−ブロアユニットのエアミックスドアが外部から風圧空気を受けても、コントロ−ルワイヤが連結されている第1、第2スライダ−がねじ杆に螺合しているため、エアミックスドアが回転しない。
このことから、クリック機構の保持荷重を大きくしないでダイヤルノブの不用意な回転を防止することができる。
また、ヒ−タ−ブロアユニットの制御部の動作が重い場合であっても、第1、第2ねじ杆によってねじ送りされた第1、第2スライダ−によりコントロ−ルワイヤが移動するので、ダイヤルノブを軽い操作力で回転させることができる。
次に、本発明の一実施形態について図面に沿って説明する。
図1は、風向調整要のダイヤルノブ31の連動機構部を示す縦断面図である。
ダイヤルノブ31は、従来例として示したダイヤルノブ11と同様のもので、操作パネル32に回転自在に設けてある。
そして、このダイヤルノブ31は連動軸33の一端部に一体的に連結してある。
連動軸33はその中程をベ−ス34に形成した軸受部34aによって回転自在に軸受けし、その他端部をベ−ス34に設けた支軸部34aによって軸支してある。
なお、ばね35によって押動勢力を与えた小球36は軸受部34aの内面に形成した凹部とでダイヤルノブ31のクリック機構を構成している。
また、連動軸33の操作パネル側には、内歯車構成のギアロ−タ37が一体形成してあり、このギアロ−タ37が連動軸33を支軸としてダイヤルノブ31と一体的に回転するようにしてある。
そして、上記ギアロ−タ37の内歯車一部には第1連動ギア38が噛合させてある。
この第1連動ギア38は、第1ねじ杆39の一端部に一体形成してあり、第1ねじ杆39をベ−ス34の箱状部底34cに設けた軸孔40を通して後方に突出させるようにして回転自在に保持してある。
第1ねじ杆39は、細長形の棒状体の周囲にねじ形成したもので、これには第1スライダ−41が螺合させてある。
第1スライダ−41は、細長形の筒状体で、内孔面には第1ねじ杆39のねじに螺合させるねじが形成してある。
また、第1スライダ−41は、ベ−ス34の仕切板部34d、34eに設けたガイド孔に挿入させるようにして移動自在に保持してある。
なお、上記した第1連動ギア38、第1ねじ杆39、第1スライダ−41が第1駆動部となっている。
一方、上記した第1連動ギア38には第2連動ギア42が噛合させてある。
この第2連動ギア42は、第2ねじ杆43の一端部に一体形成してあり、第2ねじ杆43をベ−ス34の箱状部底34cに設けた軸孔44を通して後方に突出させるようにして回転自在に保持してある。
なお、第2連動ギア42は第1連動ギア38と同じ歯数の歯車としてある。
第2ねじ杆43は、細長形の棒状体の周囲にねじ形成したもので、これには第2スライダ−45が螺合させてある。
第2スライダ−45は、上記した第1スライダ−41と同構成とした筒状体で、第2ねじ杆43に螺合させるねじが内孔面に形成してある。
また、上記した第1ねじ杆39と第2ねじ杆43には、同じ螺旋方向とした同じピッチのねじが設けてある。
なお、第2連動ギア42、第2ねじ杆43、第2スライダ−45が第2駆動部となっている。
他方、第1スライダ−41の一端部には連結部41aを設け、この連結部41aにコントロ−ルワイヤ46の一端部が連結してある。
このコントロ−ルワイヤ46の他端部は、ヒ−タ−ブロアユニット47に備えられているリンクレバ−48の一側部に連結する。
第2スライダ−45についても同様に、その一端部に設けた連結部45aにコントロ−ルワイヤ49の一端部が連結してある。
そして、このコントロ−ルワイヤ49の他端部は、上記のリンクレバ−48の他側部に連結する。
なお、コントロ−ルワイヤ46、49は柔軟性のワイヤが使用してある。
ヒ−タ−ブロアユニット47は広く知られているように、リンクレバ−48が軸部50を支点に旋回すると、その軸部50の回転によってモ−ド切換ドア51が開閉動作し風向きを変える。
上記のように構成したコントロ−ル装置は、図1に示す状態でダイヤルノブ31を右回転させると、図2に示すように、ギアロ−タ37は矢印52R方向(正面から見て右回転方向)に回転する。
なお、図2はギアロ−タ37を後方から見た状態を示す簡略断面図である。
したがって、第1連動ギア38がギアロ−タ37に連動されて矢印53R方向(正面から見て右回転方向)に回転し、第2レバ−ギア42が第1連動ギア38に連動されて矢印53L方向(正面から見て左回転方向)に回転する。
これより、第1ねじ杆39が矢印53R方向に回転することから、第1スライダ−41が第1ねじ杆39によってねじ送りされて後進し、図3に示すように、矢印54L方向に移動し、コントロ−ルワイヤ46を引っ張りながら引き戻す。
また、第2ねじ杆43が矢印53L方向に回転することから、第2スライダ−45が第2ねじ杆43によってねじ送りされて前進し、図3に示したように、矢印54R方向に移動し、コントロ−ルワイヤ49を緩めるように押し出す。
したがって、リンクレバ−48がコントロ−ルワイヤ46の引っ張り力を受けて図3に示す矢印55R方向に旋回し、モ−ド切換ドア51が回転して風向調整される。
一方、ダイヤルノブ31を上記とは反対に左回転させると、ギアロ−タ37が図4に示す矢印52L方向に回転することから、第1連動ギア38が矢印53L方向に、第2レバ−ギア42が矢印53R方向に各々回転する。
したがって、第1ねじ杆39によりねじ送りされる第1スライダ−41が、図4に示す矢印54R方向に移動し、コントロ−ルワイヤ46を緩めるようにして押し出し、また、第2ねじ杆43によりねじ送りされる第2スライダ−45が図4に示す矢印54L方向に移動し、コントロ−ルワイヤ49を引っ張りながら引き戻す。
これより、ヒ−タ−ブロアユニット47のリンクレバ−48がコントロ−ルワイヤ49の引っ張り力を受け上記とは反対に矢印55L方向に旋回し、モ−ド切換ドア51を回転させる。
上記した実施形態では、ダイヤルノブ31の回転による風向調整のコントロ−ル装置について説明したが、図5に示したように、ダイヤルノブ53の回転による温度調整のコントロ−ル装置としても実施することができる。
なお、図5に示すダイヤルノブ53は従来例で示したダイヤルノブ13と同様のものであり、また、図示する今一つのダイヤルノブ52は風量を調整するものである。
温度調整のコントロ−ル装置は、既に述べたところの風向調整のコントロ−ル装置と同じ構成であり、ダイヤルノブ53と一体的に回転するギアロ−タ54、このギアロ−タ54に連動させた第1連動ギア55、第1連動ギア55に連動させた第2連動ギア56を備えている。
また、第1連動ギア55、第1ねじ杆57、第1スライダ−58からなる第1駆動部と、第2連動ギア56、第2ねじ杆59、第2スライダ−60からなる第2駆動部とが備えてある。
そして、第1スライダ−58とヒ−タ−ブロアユニット47のリンクレバ−61の一側部とコントロ−ルワイヤ62によって連結し、第2スライダ−60と上記リンクレバ−61の他側部とをコントロ−ルワイヤ63によって連結してある。
このように構成したコントロ−ル装置は、ダイヤルノブ53の回転による第1、第2スライダ−58、60の移動によって、コントロ−ルワイヤ62、63の一方が引っ張られることから、リンクレバ−61が旋回し、エアミックスドア64が回転して温度調整される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、第2連動ギア42は第1連動ギア38に連動させずにギアロ−タ37に連動させる構成とすることもできる。
ただ、このように構成すると、第1連動ギア38と第2連動ギア42とが同方向に回転するから、第1ねじ杆39及び第1スライダ−41のねじ螺旋方向に対し、第2ねじ杆43及び第2スライダ−45のねじ螺旋方向を反対に形成する。
すなわち、第2ねじ杆43及び第2スライダ−45のねじ形成を第1ねじ杆39及び第1スライダ−41のねじ形成に対して逆ねじとして形成する。
このようにすれば、第1連動ギア38と第2連動ギア42とが同方向に回転しても、第1スライダ−41と第2スライダ−45とが相対する方向にねじ送りされるから、上記した実施形態と同様にヒ−タ−ブロアユニット47のリンクレバ−48を動作させることができる。
自動車等の車輌に備える空調用のコントロ−ル装置として利用する。
本発明の一実施形態として示した車輌空調用コントロ−ル装置の縦断面図とヒ−タ−ブロアユニットの簡略図である。 上記コントロ−ル装置に備えたギアロ−タと第1、第2連動ギアとを示す簡略図である。 ダイヤルノブを一方向に回転したときの上記コントロ−ル装置の動作を示す簡略図である。 ダイヤルノブを他方向に回転したときの上記コントロ−ル装置の動作を示す簡略図である。 風向調整用のコントロ−ル装置と温度調整用のコントロ−ル装置を備えた本発明の他の実施形態を示す分解斜視図である。 従来例として示した車輌空調用コントロ−ル装置の正面図である。 上記した従来例の車輌空調用コントロ−ル装置の平面図である。
符号の説明
31 ダイヤルノブ
33 連動軸
37 ギアロ−タ
38 第1連動ギア
39 第1ねじ杆
41 第1スライダ−
42 第2連動ギア
43 第2ねじ杆
45 第2スライダ−
46 コントロ−ルワイヤ
47 ヒ−タ−ブロアユニット
48 リンクレバ−
49 コントロ−ルワイヤ
51 モ−ド切換ドア

Claims (4)

  1. 操作パネルに設けられたダイヤルノブを操作してヒ−タ−ブロアユニットを制御する車輌空調用コントロ−ル装置において、
    前記ダイヤルノブに連結して一体的に回転させるギアロ−タと、
    前記ギアロ−タに連動させた第1連動ギア、当該第1連動ギアの回転によって軸周り回転する第1ねじ杆、この第1ねじ杆によってねじ送りする第1スライダ−からなる第1駆動部と、
    前記第1連動ギアに連動させた第2連動ギア、当該第2連動ギアの回転によって軸周り回転する第2ねじ杆、この第2ねじ杆によってねじ送りする第2スライダ−からなる第2連動部と、
    前記第1、第2スライダ−各々とヒ−タ−ブロアユニットの制御部とを連結する2つのコントロ−ルワイヤとを設け、
    ダイヤルノブの操作による第1、第2駆動部の動作により、前記2つのコントロ−ルワイヤを互いに逆方向に移動させヒ−タ−ブロアユニットを制御する構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置。
  2. 請求項1に記載した車輌空調用コントロ−ル装置において、
    内歯車として形成したギアロ−タと、一端部に第1連動ギアを設けた第1ねじ杆と、一端部に第2連動ギアを設けた第2ねじ杆とを備え、
    ギアロ−タの内歯車に第1連動ギアを、第1連動ギアに第2連動ギアを各々噛合させ、これら第1、第2連動ギアを異方向に回転させる構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置。
  3. 請求項1又は2に記載した車輌空調用コントロ−ル装置において
    外周にねじを形成した第1、第2ねじ杆と、内孔面に形成したねじを前記第1、第2ねじ杆に螺合させた第1、第2スライダ−とを備え、
    第1、第2連動ギアの異方向の回転による第1、第2ねじ杆の回転により、第1、第2スライダ−を互いに逆方向にねじ送りする構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置。
  4. 操作パネルに設けられたダイヤルノブを操作してヒ−タ−ブロアユニットを制御する車輌空調用コントロ−ル装置において、
    前記ダイヤルノブに連結して一体的に回転させるギアロ−タと、
    前記ギアロ−タに連動させた第1連動ギア、当該第1連動ギアの回転によって軸周り回転する第1ねじ杆、この第1ねじ杆によってねじ送りする第1スライダ−からなる第1駆動部と、
    前記ギアロ−タに連動させた第2連動ギア、当該第2連動ギアの回転によって軸周り回転させると共に、前記第1ねじ杆に対し逆ねじとした第2ねじ杆、この第2ねじ杆によってねじ送りする第2スライダ−からなる第2駆動部と、
    前記第1、第2スライダ−各々とヒ−タ−ブロアユニットの制御部とを連結する2つのコントロ−ルワイヤとを設け、
    ダイヤルノブの操作による第1、第2駆動部の動作により、前記2つのコントロ−ルワイヤを互いに逆方向に移動させヒ−タ−ブロアユニットを制御する構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置。















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