JP4367275B2 - データ記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ記憶装置に関する。
従来、データの書き込み中に電源が遮断された場合にも、記憶すべきデータを有効に保持しえる半導体記憶装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示されている半導体記憶装置では、記憶すべきデータが、バックアップデータ及びそのミラーデータの組であり、この1組のバックアップデータ及びそのミラーデータを、不揮発性メモリであるEEPROMの少なくとも2つの記憶領域に順次書き込む。
例えば、1組のバックアップデータ及びそのミラーデータは、EEPROMにおいて30番地毎に3箇所に記憶される。一例として、バックアップデータは、0番地、30番地、60番地に、ミラーデータは1番地、31番地、61番地に記憶される。
そして、EEPROMへのデータ書き込み処理は、それら6個のアドレスに対して、それぞれ個別に書き込み命令がなされることによって実行される。このため、上述した1組のバックアップデータ及びミラーデータの書き込み処理中に、EEPROMへの電源の供給が遮断されても、その遮断時に書き込まれていたアドレスのデータのみが無効となり、他のアドレスには、更新後のデータもしくは更新前のデータが保持される。
特開平9−293028号公報
しかしながら、従来装置では、書き込み処理中の電源の遮断にかかわらず、記憶すべきデータを保持するため、バックアップデータを少なくとも2箇所、好ましくは3箇所の番地に記憶する。さらに、このバックアップデータの信頼性を確保するために、バックアップデータのミラーデータも、同数記憶する。
このため、1つのバックアップデータを記憶するために多数の記憶領域が必要となる。従って、記憶すべきデータ数が増えれば、不揮発性メモリにおいて必要な記憶容量も膨大なものとなってしまう。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、不揮発性メモリへの書き込み中に電源の遮断が生じた場合であっても、記憶データの信頼性を確保しながら、必要な記憶領域を削減することが可能なデータ記憶装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のデータ記憶装置は、
記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリと、
所定の記憶データを、不揮発性メモリに書き込むデータ書き込み手段とを備えて、
電源がオフされたときにも、記憶データを保持可能に構成されたデータ記憶装置であって、
データ書き込み手段は、所定の数値範囲において、記憶データの書き込みごとに所定の規則に従って変化する数値データを生成する数値データ生成手段を有し、数値データと記憶データとを組として、不揮発性メモリに書き込むものであり、
不揮発性メモリは、少なくとも3組の数値データ及び記憶データを記憶する領域を有し、さらに、
不揮発性メモリに記憶された少なくとも3組の数値データ及び記憶データを読み出して、その中の数値データを相互比較して、数値データが所定の規則に従って変化しているか否かを判定する判定手段を備え、
判定手段によって、数値データが所定の規則に従って変化していると判定された場合に、数値データにおける最新数値データを特定し、その最新数値データに対応する記憶データを最新の記憶データとすることを特徴とする。
上述したように、請求項1に記載のデータ記憶装置では、記憶データが正しく書き込まれているか否かを判別するために、記憶データの書き込みごとに所定の規則で変化する数値データを用いる。ここで、不揮発性メモリに記憶されている数値データを相互比較した結果、所定の規則に従って変化していると判定された場合、その数値データは、不揮発性メモリに正しく書き込まれたと考えられる。記憶データは数値データと組をなして、略同時期に不揮発性メモリに書き込まれるので、数値データの書き込みが正常に行なわれた場合には、記憶データも正常に書き込まれた可能性が非常に高い。このような理由から、数値データを用いて、記憶データが正しく書き込まれたか否かを判別できるのである。従って、不揮発性メモリへの書き込み中に電源の遮断が生じた場合であっても、記憶データの信頼性を確保することができる。
そして、数値データを用いることにより、従来のように、1つの記憶データを記憶するために、不揮発性メモリにおいて複数箇所へ書き込みを行なう必要がなくなる。この結果、従来に比較して、保存すべきデータを記憶するための記憶領域を削減することが可能になる。
請求項2に記載したように、車両に搭載された車載機器を制御する制御部を備え、記憶データは、制御部が車載機器の制御に使用する制御データであることが好ましい。通常、車両に搭載された車載機器やその制御部は、イグニッションスイッチがオフされたときに電源の供給が停止される。車両の運転者によっていつイグニッションスイッチがオフされるかは予測できないので、車載機器を制御するために制御部が使用する制御データを記憶するために、上述した構成を採用することが好ましい。
請求項3に記載したように、数値データのデータサイズは、記憶データのデータサイズより小さいことが好ましい。これにより、不揮発性メモリにおける必要な記憶容量をより削減することができる。
請求項4に記載したように、データ書き込み手段は、不揮発性メモリが最新の少なくとも3組の数値データ及び記憶データを記憶できるように、最も古い1組の数値データ及び記憶データを記憶している領域に、最新の1組の数値データ及び記憶データを上書き書き込みすることが好ましい。このように、最も古い1組の数値データ及び記憶データに対して最新の1組の数値データ及び記憶データを上書きすることにより、必要な記憶領域のサイズを小さく保ちながら、常に、最新の少なくとも3組の数値データ及び記憶データを記憶することができる。
請求項5に記載したように、データ書き込み手段は、記憶データ、数値データの順に不揮発性メモリに書き込むことが好ましい。数値データ、記憶データの順に不揮発性メモリに書き込む場合、数値データの書き込み後、記憶データの書き込み中に電源が遮断されると、数値データの書き込みは正常であるが、記憶データは異常な書き込みがなされる場合がありえる。この場合、数値データは所定の規則に従って変化しているにも係らず、記憶データに異常が生じてしまう。このような問題の発生は、記憶データ、数値データの順に不揮発性メモリに書き込むことにより、防止することができる。
請求項6に記載したように、不揮発性メモリは、データ書き込み手段によって最初の1組の数値データ及び記憶データが書き込まれる前に、数値データを記憶する全ての領域に、数値範囲における初期値が書き込まれていることが好ましい。これにより、少なくとも3組の数値データ及び記憶データが不揮発性メモリに書き込まれる以前においても、判定手段は、この初期値を数値データとして読み出し、数値データが所定の規則に従って変化しているか否かを判定することができる。
請求項7に記載したように、データ書き込み手段は、次に書き込むべき数値データが所定の数値範囲における限界値を超える場合、初期値を不揮発性メモリに書き込むことが好ましい。これにより、所定の数値範囲において、数値データは、記憶データの書き込みごとに所定の規則に従う変化を繰り返すことができる。
請求項8に記載したように、判定手段は、数値データが限界値と初期値とを含む場合、数値データは所定の規則に従って変化していると判定することが好ましい。これにより、判定手段は、限界値と初期値とを相互比較したときに、所定の規則に従って変化していないと誤って判定することを防止することができる。
請求項9に記載したように、判定手段は、3つの数値データの中から、2つの数値データを順次選んで比較することにより、計3回の数値データの相互比較を行なうものであり、この計3回の相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされたとき、3組の数値データ及び記憶データの書き込みが正常であるとみなし、3組の数値データ及び記憶データの中から、最新数値データを特定するとともに、その最新数値データに対応する記憶データを最新の記憶データとすることが好ましい。
3つの数値データがすべて正しく書き込まれている場合、3つの数値データの中から2つの数値データを順次選んで計3回の数値データの相互比較を行なうと、最新の数値データと前回の数値データ、及び前回の数値データと前々回の数値データとの比較においては、所定の規則に従う変化を示すことになる。それに対して、最新の数値データと前々回の数値データとの比較においては、所定の規則とは異なる変化を示す。このように、計3回の数値データの相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされた場合には、3つの数値データのすべてが正しく書き込まれているとみなすことができる。
請求項10に記載したように、計3回の相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化しているとの判定が1回なされたとき、1組の数値データ及び記憶データの書き込みが異常であるが、2組の数値データ及び記憶データの書き込みが正常であるとみなし、2組の数値データ及び記憶データの中から、最新数値データを特定するとともに、その最新数値データに対応する記憶データを最新の記憶データとすることが好ましい。
3つの数値データの内、1つの数値データの書き込みが異常であると、その1つの数値データは他の2つの数値データとそれぞれ比較されるので、所定の規則とは異なる変化をしているとの判定が2回なされることになる。換言すれば、3つの数値データの内、1つの数値データの書き込みが異常であると、所定の規則に従って変化しているとの判定は1回のみしかなされない。
ただし、この場合、3つの数値データのうち2つの数値データは正常に書き込まれていると考えられるので、その2つの数値データにおける最新数値データを特定することにより、その最新数値データに対応する記憶データを最新の記憶データとすることが可能である。この場合、実際には最新の記憶データではない可能性もあるが、少なくとも前回の記憶データが最新の記憶データとされる。
このように、少なくとも3つの数値データを用いることにより、1つの数値データに異常が生じても、最新の記憶データもしくはそれに近似した記憶データを保持することが可能になる。
請求項11に記載したように、計3回の相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化していないとの判定が3回なされたとき、3組の数値データ及び記憶データの書き込みが異常であるとみなし、予め定められたデフォルトデータを最新の記憶データとすることが好ましい。
計3回の相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化していないとの判定が3回なされるのは、少なくとも2つの数値データに異常が生じている状況である。この場合、いずれの数値データが正常であるか特定できないので、3組の数値データ及び記憶データの書き込みが異常であったとみなす。そして、記憶されている記憶データから最新の記憶データを特定することができないので、予め定められたデフォルトデータを最新の記憶データとする。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、データ記憶装置が車両用制御装置としてのオートエアコン制御装置100に適用された例を説明する。オートエアコン制御装置100は、乗員が車室内の温度を希望の温度に設定すると、空調システムの吹き出し温度、風量、風の吹き出しパターンなどを自動調節することにより車室外の温度や日射の強さによる影響を自動補正し、車室内温度を常に一定に保つようにコントロールするシステムである。図1は、本実施形態によるオートエアコン制御装置100の概略構成を示すブロック図である。以下、本実施形態によるオートエアコン制御装置100について詳細に説明する。
図1に示すように、オートエアコン制御装置100のエアコンECU40には、スイッチ入力回路10、センサ入力回路20、及びパネル表示回路30が接続されている。さらに、モータ駆動回路50、リレー駆動回路60、及び風量調整用パワートランジスタ駆動回路70が接続されている。
スイッチ入力回路10は、オートエアコンの操作パネル(図示せず)の操作に対応するスイッチ信号をエアコンECU40に入力する回路である。例えば、操作パネルには、温度設定スイッチの他、コンプレッサをオン/オフするエアコンスイッチ、風量調節スイッチ、吹き出し口切換スイッチ、外気導入、内気循環の切換スイッチ等が設けられている。これらのスイッチのいずれかが操作されると、その操作に対応するスイッチ信号がエアコンECU40に入力される。
センサ入力回路20は、A/D変換回路等からなり、車室内外の温度を検出する内外気温センサの検出値、日射量を検出する日射センサの検出値等をデジタル信号に変化して、エアコンECU40に入力する。
パネル表示回路30は、エアコンECU40から入力された表示信号に基づく表示内容を、操作パネルの表示装置(図示せず)に表示する回路である。例えば、エアコンECU40は、乗員によって設定された温度や、外気温センサによって検出された外気温度、さらには、風量、風の吹き出しパターンなどを、操作パネルの表示装置に表示させる。
次に、オートエアコン制御装置100のエアコンECU40の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態によるエアコンECU40の構成を示すブロック図である。同図に示すようにエアコンECU40は、定電圧回路43、CPU44、EEPROM45、及びシリアル通信線46によって構成され、キースイッチ42を介して、車両に搭載されたバッテリ41から電力を供給されることによって動作する。
キースイッチ42は、バッテリ41の電力をオートエアコン制御装置100に供給し又は遮断するために設けられている。キースイッチ42をオンすることにより、オートエアコン制御装置100はバッテリ41からの電力の供給を受けて、動作をすることができる。なお、キースイッチ41としては、エンジン始動に伴って自動的にオンにされるものや、直接ユーザーが操作することによるスイッチ等がある。
定電圧回路43は、キースイッチ42を介して、バッテリ41から12Vの直流電圧を受けて5Vの定電圧を発生する。
CPU44は、所定のプログラムに従って、各種の演算処理を実行して、後述するモータ駆動回路50、リレー駆動回路60、及び風量調整用パワートランジスタ駆動回路70を制御するための制御信号を算出する。具体的には、CPU44は、オートエアコンの操作パネルからのスイッチ信号、各所に設置されたセンサからのセンサ信号に基づいて、各駆動回路50,60,70に対する制御信号を算出する。
EEPROM45は、記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリの1種である。このEEPROM45には、オートエアコンの制御において使用される制御データ(例えば、設定温度データ、エアコンスイッチオン/オフデータ等)と、制御データの更新ごとに、所定の規則に従って変化する数値データとを組として、制御データの種類ごとに、少なくとも3組の数値データ及び制御データが記憶される。このEEPROM45は、CPU44がシリアル通信線46を介して接続されており、CPU44によってデータの書き込み及び読出しがなされる。
上述した制御データはオートエアコン制御の実行時において更新されることがある。そして、キースイッチ42がいったんオフされ、再びオンとされた後にオートエアコン制御を実行する場合、前回までのオートエアコン制御実行時において更新された最新の制御データに従って、制御を開始する必要がある。このため、CPU44は制御データをEEPROM45に記憶させることにより、制御データのバックアップを行なう。そして、キースイッチ42がオンされた直後に、CPU44はEEPROM45に記憶された制御データを読み込んで、その制御データに基づいてオートエアコン制御を開始するのである。
モータ駆動回路50は、オートエアコンにおいて使用される各サーボモータに関して、モータ正転/逆転の切替え、目標位置での停止、モータロック時の過電流保護(モータ印加電圧の遮断)を行なう回路である。具体的には、モータ駆動回路50は、エアコンECU40からの制御信号に基づいて、吹き出し温度を調節するエアミックス開度調節用サーボモータ、吹出し口切替え用サーボモータ、及び吸込み口切替え用サーボモータを制御する。
リレー駆動回路60は、エアコンECU40からの制御信号に基づいて、コンプレッサとエンジンとの連結/遮断を切り換える電磁クラッチへの通電を制御するものである。具体的には、エアコンスイッチがオンされたとき、エアコンECU40からコンプレッサとエンジンとを連結するための制御信号が出力され、これを受けてリレー駆動回路は、電磁クラッチの通電回路におけるリレースイッチをオンする。これにより、電磁クラッチが作動して、コンプレッサはエンジンの回転によって駆動される状態となる。
風量調整用パワートランジスタ駆動回路70は、エアコンECU40からデジタル信号で出力された風量信号をアナログ信号に変換して、送風機の速度調節用パワートランジスタを制御する回路である。これにより、吹き出し口から車室内に送出される風量が制御される。
次に、本実施形態におけるEEPROM45への数値データ及び制御データの書き込みに関して説明する。
本実施形態では、EEPROM45の記憶領域に書き込まれた1つの制御データが異常であった場合であっても、EEPROM45による制御データのバックアップ機能が維持されるように、制御データの種類ごとに、最新の1組の数値データ及び制御データの他に、少なくとも2組の前回及び前々回の数値データ及び制御データを記憶させる。すなわち、EEPROM45では、各制御データに関して、少なくとも最新及び過去の3組の数値データ及び制御データを記憶するための領域が確保されている。
CPU44は、制御データの書き込みごとに所定の規則で変化する数値データを生成し、制御データとともに、EEPROM45に書き込む。この際、CPU44は、EEPROM45に既に書き込まれている数値データを読み出して、この数値データに基づいて、所定の規則に従って変化する、次に書き込むべき数値データを生成する。さらに、読み出した数値データから、最も古い数値データと制御データの組を特定し、それに上書きするように、最新の1組の数値データと制御データとを書き込む。これにより、EEPROM45は、必要な記憶領域のサイズを小さく保ちながら、常に、最新のものから順に古くなる少なくとも3組の数値データ及び記憶データを記憶することができる。
なお、本実施形態における、制御データのデータサイズは4バイトであり、数値データのデータサイズは1バイトである。この数値データは、制御データの正常/異常を判別するためにも利用される。本実施形態では、このように、制御データよりもデータサイズの小さい数値データを用いて、制御データの正常/異常を判別するようにしている。このため、制御データの信頼性を確保しながら、EEPROM45における制御データの記憶に必要な記憶容量をより低減させることができる。
ここで、数値データを利用した、制御データの正常/異常の判別原理について説明する。上述したように、数値データとして、制御データの書き込みごとに所定の規則で変化する数値データが生成され、制御データとともにEEPROM45に記憶される。一方、EEPROM45には、最新のものから順に古くなる少なくとも3組の数値データ及び記憶データが記憶されている。このEEPROM45に記憶されている少なくとも3つの数値データを読み出して相互比較した結果、所定の規則に従って変化していると判定された場合、それらの数値データは、EEPROM45に正しく書き込まれたと考えられる。
制御データは数値データと組をなして、略同時期にEEPROM45に書き込まれるので、数値データの書き込みが正常に行なわれた場合には、制御データもEEPROM45に正常に書き込まれた可能性が非常に高い。このような理由から、数値データの規則性を用いて、制御データが正しく書き込まれたか否かを判別できるのである。
また、本実施形態では、CPU44は、制御データ、数値データの順にEEPROM45に書き込むようにしている。これは、数値データは正常であるが、制御データが異常となる状況を確実に回避するためである。詳しく説明すると、数値データ、制御データの順に不揮発性メモリに書き込む場合において、数値データの書き込み後、制御データの書き込み中に電源が遮断されると、数値データの書き込みは正常であるが、制御データは異常な書き込みがなされる場合がありえる。この場合、数値データは所定の規則に従って変化しているにも係らず、制御データに異常が生じてしまう。このため、本実施形態では、制御データ、数値のデータの順にEEPROM45に書き込むようにしているのである。
さらに、本実施形態では、EEPROM45は、CPU44によって最初の1組の数値データ及び制御データが書き込まれる前に、数値データを記憶する全ての記憶領域に、数値データの数値範囲「00〜FF」における初期値「00」が書き込まれている。これにより、少なくとも3組の数値データ及び制御データがEEPROM45に書き込まれる以前においても、CPU44は、この初期値「00」を数値データとして読み出し、数値データが所定の規則に従って変化しているか否かを判定することができる。
次に、本実施形態における、数値データに関する所定の規則について具体的に説明する。本実施形態における所定の規則は、制御データの更新ごとに、更新前の最新数値データに「01」を加算するというものである。具体的には、制御データの1回目の更新がされた場合、初期値「00」に「01」を加算することによって、更新された数値データは「01」になる。制御データの2回目の更新がされた場合、更新前の最新数値データ「01」に「01」を加算することによって、更新された数値データは「02」になる。
また、本実施形態では、CPU44は、次に書き込むべき数値データが、数値範囲「00〜FF」における限界値「FF」を超える場合、初期値「00」をEEPROM45に書き込む。これにより、「00〜FF」において、数値データは、制御データの更新ごとに所定の規則に従って変化を繰り返すことができる。
なお、本実施形態では、数値データが限界値「FF」を超える場合、初期値「00」をEEPROM45に書き込むので、少なくとも3つの数値データが限界値「FF」と初期値「00」とを含む場合、数値データ「00」と「FF」は所定の規則に従って変化していると判定する。これにより、CPU44は、限界値「FF」と初期値「00」とを相互比較し、初期値「00」が所定の規則に従って変化していないと誤って判定することを防止することができる。
次に、数値データと制御データとを組としたデータの、EEPROM45への書き込みの一例を、図3を用いて具体的に説明する。図3は、EEPROM45のアドレスマップを示す図である。
図3の例に示すように、制御データの種類ごとに、1組の数値データ及び制御データを記憶する記憶領域が3つずつ割り当てられている。例えば、エアコンスイッチオン/オフデータに関しては、0番地、10番地、20番地の3つの記憶領域が割り当てられている。なお、これら3つの記憶領域において、最新の1組の数値データ及び制御データを書き込む順番は予め定められている。例えば、エアコンスイッチオフ/オンデータに関しては、制御データの更新ごとに、0番地、10番地、20番地、0番地の順に、最新の1組の数値データ及び制御データが書き込まれる。図3の例では、0番地には、数値データ「01」及び制御データ「DA1」が書き込まれており、この1組のデータは前々回のデータである。また、10番地には、数値データ「02」及び制御データ「DA2」が書き込まれており、この1組のデータは前回のデータである。さらに、20番地には、数値データ「03」及び制御データ「DA3」が書き込まれており、この1組のデータは最新のデータである。この最新の制御データ「DA3」が更新され、最新の制御データが「DA4」になった場合、CPU44は、記憶されている数値データにおける最新のデータ「03」に基づいて、所定の規則(前回の数値データに「01」を加算する)に従って変化する、次に書き込むべき数値データ「04」を生成する。CPU44は、この最新の1組の数値データ「04」及び制御データ「DA4」を、書き込み順に従って、0番地の記憶領域に上書き書き込みする。
次に、本実施形態における、数値データを用いたデータ整合性チェック処理について、図4及び図5のフローチャートと図6の説明図とを用いて詳細に説明する。なお、図4は、データ整合性チェック処理の前半部分を示すフローチャートであり、図5は、データ整合性チェック処理の後半部分を示すフローチャートである。また、図6は、数値データ及び制御データの相互関係を説明するための説明図である。
図6に示す例では、書き込み順を示す矢印「イ」、「ロ」、「ハ」の順に従って、CPU44は、「数値データN11と制御データD11」、「数値データN12と制御データD12」、「数値データN13と制御データD13」を、制御データの更新ごとにEEPROM45に書き込んでいる。なお、本実施形態では、図6に示すように、3組の数値データ及び制御データがEEPROM45に記憶されている場合の例を用いて説明する。
まず、図4のステップS10では、CPU44は、記憶されているデータの読み出しを行なう。具体的には、例えば、図6に示すように、「数値データN11と制御データD11」、「数値データN12と制御データD12」、及び「数値データN13と制御データD13」がEEPROM45に書き込まれており、CPU44は、この3組の数値データ及び制御データの読み出しを行なう。
ステップS20では、書き込み順「イ」に従って、数値データN12が所定の規則に従って、数値データN11から変化しているか否かを判定する。所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS30に進む。ステップS30では、書き込み順「ロ」に従って、数値データN13が所定の規則に従って、数値データN12から変化しているか否かを判定する。所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS40に進む。
ステップS40では、数値データN11と数値データN12との比較、及び数値データN12と数値データN13との比較において、それぞれ所定の規則に従って変化しているとの判定がなされたので、CPU44は、3組の数値データN11〜N13及び制御データD11〜D13のすべてが正常に書き込まれているとみなす。
ここで、3つの数値データの中から2つの数値データを順次選んで数値データの相互比較を行なうと、計3回の比較が行なわれ得る。そして、3つの数値データがすべて正しく書き込まれている場合、最新の数値データと前回の数値データ、及び前回の数値データと前々回の数値データとの比較においては、所定の規則に従う変化を示すことになる。このように、計3回の数値データの相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされた場合には、3つの数値データのすべてが正しく書き込まれているとみなすことができるのである。
例えば、上述のケースは、図7に示すように、書き込み順「イ」、「ロ」に従って、数値データが「01(N11)」から「02(N12)」、さらに「03(N13)」へと変化している場合が該当する。この場合、3個の数値データは所定の規則に従って変化しているので、その3つの数値データの中から最新の数値データを特定することができる。具体的には、数値データN11と数値データN12との比較、及び数値データN12と数値データN13との比較において、それぞれ所定の規則に従って変化しているとの判定がなされたので、この場合、図7に示すように、数値データ「03(N13)」が、最新数値データとして特定される。
そして、この最新数値データ「03(N13)」に対応する制御データ「D13」が最新の制御データとなり、エアコンECU40は、この最新制御データ「D13」を用いてオートエアコンを制御する。これにより、エアコンECU40は、最も新しく更新された制御データに基づいて制御を行なうことができる。
一方、ステップS30において、数値データは所定の規則に従って変化していないと判定された場合、ステップS50に進む。ステップS50では、書き込み順「ハ」に従って、数値データN11が所定の規則に従って、数値データN13から変化しているか否かを判定する。所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS60に進む。
ステップS60においても、数値データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされたので、3組の数値データN11〜N13及び制御データD11〜D13はすべて正常に書き込まれているとみなされる。
ただし、数値データN11と数値データN12との比較、及び数値データN13と数値データN11との比較において、それぞれ所定の規則に従って変化しているとの判定がなされたので、この場合、図8に示すように、数値データ「05(N12)」を最新数値データとして特定する。この結果、最新の制御データも、この最新数値データ「05(N12)」に対応する制御データ「D12」となる。
ステップS50において、数値データN13とN11とは所定の規則に従って変化していないと判定された場合、ステップS70に進む。ステップS70では、3回の数値データの比較において、所定の規則に従って変化しているとの判定が1回のみなされたので、1組の数値データ及び制御データの書き込みが異常であるが、2組の数値データ及び制御データの書き込みは正常であるとみなす。
3つの数値データの内、1つの数値データの書き込みが異常であると、その1つの数値データは他の2つの数値データとそれぞれ比較されるので、3回の数値データの相互比較において、所定の規則とは異なる変化をしているとの判定が2回なされることになる。換言すれば、3つの数値データの内、1つの数値データの書き込みが異常であると、所定の規則に従って変化しているとの判定は1回のみしかなされない。
ただし、この場合、3つの数値データのうち2つの数値データは正常に書き込まれていると考えられるので、その2つの数値データにおける最新数値データを特定することができる。例えば、図9に示すように、書き込み順「イ」における数値データN11とN12との比較においてのみ、所定の規則に従って変化しているとの判定が行なわれた場合、数値データN11とN12とは正常に書き込まれており、かつ数値データN12の方がより新しいと判断できる。このためステップS70では、数値データN12を最新数値データとして特定するとともに、その最新数値データN12に対応する制御データD12を最新制御データとする。
このように、少なくとも3つの数値データを用いることにより、1つの数値データに異常が生じても、記憶された制御データの中から最新の制御データを選別することが可能になる。なお、この場合、選別される制御データは、異常が生じたデータに応じて、実際の最新の制御データ、もしくは、その最新の1つ前の制御データとなる。
一方、ステップS20において、数値データN11とN12とが所定の規則に従って変化していないと判定された場合、ステップS80に進む。ステップS80では、書き込み順「ロ」に従って、数値データN12と、数値データN13とを比較する。このとき、所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS90に進む。ステップS90では、書き込み順「ハ」に従って、数値データN13と数値データN11とを比較する。この判定においても、所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS100に進む。
ステップS100では、3組の数値データN11〜N13及び制御データD11〜D13の書き込みが正常であると認識し、最新数値データを「N11」と特定し、この最新数値データ「N11」に対応する制御データ「D11」を最新制御データとする。
すなわち、上述の場合、例えば、図10に示すように、書き込み順「ロ」、「ハ」に従って、数値データが「08(N12)」、「09(N13)」、「10(N11)」と、所定の規則に従って変化しているので、最新の数値データは、数値データ「10(N11)」と特定できるのである。
ステップS90における、数値データN13とN11との比較において、所定の規則に従って変化していないと判定された場合には、ステップS110に進む。この場合、例えば、図11に示すように、書き込み順「ロ」に従って、数値データ「08(N12)」と数値データ「09(N13)」のみが所定の規則に従って変化している状況である。このため、ステップS110では、数値データ「09(N13)」を最新数値データとみなし、この最新数値データ「09(N13)」に対応する制御データ「D13」を最新制御データとする。
また、ステップS80における、数値データN12とN13との比較において、所定の規則に従って変化していないと判定された場合には、ステップS120に進む。ステップS120では、数値データN13とN11とが比較される。この判定処理において、数値データN13とN11とが所定の規則に従って変化していると判定された場合、ステップS130に進む。
この場合、例えば、図12に示すように、書き込み順「ハ」に従って、数値データ「09(N13)」と数値データ「10(N11)」のみが所定の規則に従って変化している状況である。このため、ステップS130では、数値データ「10(N11)」を最新数値データとみなし、この最新数値データ「10(N11)」に対応する制御データ「D11」を最新制御データとする。
ステップS120における、数値データN13とN11との比較において、所定の規則に従って変化していないと判定された場合には、ステップS140に進む。この場合、例えば、図13に示すように、計3回の数値データの相互比較において、1回も所定の規則に従って変化しているとの判定がなされない状況である。
このように、計3回の相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化しているとの判定が1回もなされないのは、少なくとも2つの数値データに異常が生じている状況である。この場合、いずれの数値データが正常であるか特定できないので、3組の数値データ及び記憶データの書き込みが異常であったとみなす。このため、ステップS140では、エアコンECU40が、予めROM(図示せず)に記憶されている初期制御データ(デフォルトデータ)を用いてオートエアコンを制御する。
以上、説明したように本実施形態によれば、制御データの更新時に、更新された制御データと、所定の規則に従って変化した数値データとを組として、1組の数値データ及び制御データをEEPROM45の1つの記憶領域に書き込む。EEPROM45には、最新から順に古くなる少なくとも3組の数値データ及び制御データを保持しておく。これにより、制御データの信頼性を確保しながら、必要な記憶容量を削減することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、1組の数値データ及び制御データを1つの記憶領域に書き込む例を説明した。しかしながら、1つの記憶領域の記憶容量に対して、1組の数値データ及び制御データのデータサイズが大きい場合には、それぞれのデータを異なる記憶領域に書き込んでも良い。例えば、CPU44は、0番地の記憶領域に制御データを書き込み、1番地の記憶領域に数値データを書き込むようにしても良い。
また、上述した実施形態においては、所定の規則として、数値データが1づつ増加する例について説明したが、その数字の変化幅は1以外であっても良いし、数値データが増加ではなく減少するものであっても良い。
本実施形態によるオートエアコン制御装置100の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態によるエアコンECU40の構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるEEPROM45のアドレスマップを説明するための説明図である。 本実施形態における、記憶データ整合性チェック処理の前半部分を示すフローチャートである。 本実施形態における、記憶データ整合性チェック処理の後半部分を示すフローチャートである。 本実施形態における、数値データ及び制御データの相互関係を説明するための説明図である。 本実施形態における、数値データ及び制御データの相互関係を第1の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、数値データ及び制御データの相互関係を第2の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、数値データ及び制御データの相互関係を第3の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、数値データ及び制御データの相互関係を第4の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、数値データ及び制御データの相互関係を第5の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、数値データ及び制御データの相互関係を第6の具体例を用いて説明する説明図である。 本実施形態における、数値データ及び制御データの相互関係を第7の具体例を用いて説明する説明図である。
符号の説明
10…スイッチ入力回路
20…センサ入力回路
30…パネル表示回路
40…エアコンECU
41…バッテリ
42…キースイッチ
43…定電圧回路
44…CPU
45…EEPROM
46…シリアル通信線
50…モータ駆動回路
60…リレー駆動回路
70…風量調整用パワートランジスタ駆動回路

Claims (11)

  1. 記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリと、
    所定の記憶データを、前記不揮発性メモリに書き込むデータ書き込み手段とを備えて、
    電源がオフされたときにも、前記記憶データを保持可能に構成されたデータ記憶装置であって、
    前記データ書き込み手段は、所定の数値範囲において、前記記憶データの書き込みごとに所定の規則に従って変化する数値データを生成する数値データ生成手段を有し、当該数値データと前記記憶データとを組として、前記不揮発性メモリに書き込むものであり、
    前記不揮発性メモリは、少なくとも3組の数値データ及び記憶データを記憶する領域を有し、さらに、
    前記不揮発性メモリに記憶された少なくとも3組の数値データ及び記憶データを読み出して、その中の数値データを相互比較して、当該数値データが前記所定の規則に従って変化しているか否かを判定する判定手段を備え、
    前記判定手段によって、前記数値データが所定の規則に従って変化していると判定された場合に、前記数値データにおける最新数値データを特定し、その最新数値データに対応する記憶データを最新の記憶データとすることを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 車両に搭載された車載機器を制御する制御部を備え、
    前記記憶データは、前記制御部が前記車載機器の制御に使用する制御データであることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記数値データのデータサイズは、前記記憶データのデータサイズより小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記データ書き込み手段は、前記不揮発性メモリが最新の少なくとも3組の数値データ及び記憶データを記憶できるように、最も古い1組の数値データ及び記憶データを記憶している領域に、最新の1組の数値データ及び記憶データを上書き書き込みすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ記憶装置。
  5. 前記データ書き込み手段は、前記記憶データ、前記数値データの順に前記不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のデータ記憶装置。
  6. 前記不揮発性メモリは、前記データ書き込み手段によって最初の1組の数値データ及び記憶データが書き込まれる前に、前記数値データを記憶する全ての領域に、前記数値範囲における初期値が書き込まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータ記憶装置。
  7. 前記データ書き込み手段は、次に書き込むべき数値データが前記所定の数値範囲における限界値を超える場合、前記初期値を前記不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする請求項6に記載のデータ記憶装置。
  8. 前記判定手段は、前記数値データが前記限界値と前記初期値とを含む場合、当該数値データは前記所定の規則に従って変化していると判定することを特徴とする請求項7に記載のデータ記憶装置。
  9. 前記判定手段は、3つの数値データの中から、2つの数値データを順次選んで比較することにより、計3回の数値データの相互比較を行なうものであり、
    この計3回の相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化しているとの判定が2回なされたとき、前記3組の数値データ及び記憶データの書き込みが正常であるとみなし、当該3組の数値データ及び記憶データの中から、最新数値データを特定するとともに、その最新数値データに対応する記憶データを最新の記憶データとすることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のデータ記憶装置。
  10. 計3回の相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化しているとの判定が1回なされたとき、1組の数値データ及び記憶データの書き込みが異常であるが、2組の数値データ及び記憶データの書き込みが正常であるとみなし、当該2組の数値データ及び記憶データの中から、最新数値データを特定するとともに、その最新数値データに対応する記憶データを最新の記憶データとすることを特徴とする請求項9に記載のデータ記憶装置。
  11. 計3回の相互比較において、数値データが所定の規則に従って変化していないとの判定が3回なされたとき、前記3組の数値データ及び記憶データの書き込みが異常であるとみなし、予め定められたデフォルトデータを最新の記憶データとすることを特徴とする請求項9に記載のデータ記憶装置。
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