JP2007196708A - 車両用制御装置,故障診断方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用制御装置の動作チェック時に故障情報を不揮発性記憶手段に記憶させないようにする。
【解決手段】故障診断ルーチンの開始後のイニシャライズ処理の中で故障情報のEEPROMへの書込みを禁止状態に設定する(S101)。次に、他の車両用制御装置1からの多重通信メッセージの受信があったかどうかを判定する(S102)。車両用制御装置の動作チェック時(車両非搭載時)には、多重通信メッセージが受信されないため(S102:NO)、ステップS103をスキップする。次に、故障診断制御を行い(S104)、故障が検出されたと判定された場合は(S105:YES)、故障情報のEEPROM4への書込みが許可状態であるかどうかを判定する(S106)。いま、故障情報のEEPROM4への書込みが禁止状態のままとなっているので(S106:NO)、故障情報をEEPROM4に書き込まずに、ステップS107をスキップする。
【選択図】図3
【解決手段】故障診断ルーチンの開始後のイニシャライズ処理の中で故障情報のEEPROMへの書込みを禁止状態に設定する(S101)。次に、他の車両用制御装置1からの多重通信メッセージの受信があったかどうかを判定する(S102)。車両用制御装置の動作チェック時(車両非搭載時)には、多重通信メッセージが受信されないため(S102:NO)、ステップS103をスキップする。次に、故障診断制御を行い(S104)、故障が検出されたと判定された場合は(S105:YES)、故障情報のEEPROM4への書込みが許可状態であるかどうかを判定する(S106)。いま、故障情報のEEPROM4への書込みが禁止状態のままとなっているので(S106:NO)、故障情報をEEPROM4に書き込まずに、ステップS107をスキップする。
【選択図】図3
Description
本発明は車両用制御装置,故障診断方法およびプログラムに関し、特に多重通信メッセージの送受信機能,車両の故障診断機能および故障情報記憶機能を有する車両用制御装置ならびにその故障診断方法およびプログラムに関する。
従来、故障診断機能および故障情報記憶機能を有する車両用制御装置では、修理等のために車両から取り外された状態で、記憶されている診断コード等の故障情報を読み出すため、あるいは動作チェックのために、車両用制御装置に本来接続されるべきセンサやアクチュエータ等を接続せずに、または、車両に搭載されている正規のアイテムではないセンサやアクチュエータを接続した状態で通電した場合、車両用制御装置に本来接続されるべきアクチュエータやセンサ等が存在しないために、あるいは車両に搭載されている正規のアイテムではないために、動作チェックのために試験駆動させると車両用制御装置の故障診断機能はそれを故障と認識し、その故障情報がEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性記憶手段に追加されたり上書きされたりして、本来の車両の故障情報の特定が困難になり、整備に手間取るという問題があった。
この問題を解決するために、故障情報記憶禁止指示用端子を設けた車両用制御装置が公知である(特許文献1参照)。
特開平8-202441
しかし、従来技術の車両用制御装置でも、故障情報記憶禁止指示用端子を故障情報記憶禁止状態に設定せずにうっかり通電してしまえば同様の問題が発生してしまうので、問題の根本的解決にはなっていないという課題があった。
また、故障情報記憶禁止指示用端子を設けるために余計な部品が必要になり、コストアップをもたらすという課題も有していた。
本発明の第1の目的は、最近の車両はCAN(Controller Area Network)などのLAN(Local Area Network)を搭載している場合が多いことに着目し、故障診断ルーチンの仕様として、イグニッションスイッチをONした後、LANなどの多重通信線経由で他の車両制御装置から何らかの多重通信メッセージを受信してから初めて故障診断結果の故障情報を不揮発性記憶手段に書き込めるようにしたことにより、車両用制御装置の動作チェック時に故障情報を不揮発性記憶手段に記憶させないようにする車両用制御装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、同様にして、車両用制御装置の動作チェック時に故障情報を不揮発性記憶手段に記憶させないようにする車両用制御方法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、同様にして、車両用制御装置の動作チェック時に故障情報を不揮発性記憶手段に記憶させないようにする車両用制御方法を実行するプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1記載の車両用制御装置は、多重通信メッセージの送受信機能,車両の故障診断機能および故障情報記憶機能を有する車両用制御装置において、前記車両の構成要素の作動状態をチェックし、これら構成要素の故障時にはそれぞれの故障を検出する故障診断手段と、前記故障診断手段により検出された故障の故障情報を記憶し、電源がオフされた後も前記故障情報を保存する不揮発性記憶手段と、電源投入後、多重通信メッセージの受信があったときに、前記不揮発性記憶手段への前記故障情報の書込みを許可状態にする書込み許可手段と、前記故障診断手段により故障が検出されたときに、前記書込み許可手段により書込みが許可されていることを条件として前記不揮発性記憶手段に前記故障情報の書込みを行う故障情報書込み手段とを備えることを特徴とする。請求項1記載の車両用制御装置によれば、車両の整備等のために車両用制御装置を車両から取り外して、不揮発性記憶手段から車両の故障情報を読み出し、動作チェックを行うために試験駆動させた時に、多重通信メッセージの受信があったときに不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを許可状態にすることにより、不揮発性記憶手段に新たに動作チェック時の故障情報が追加または上書きされることを防止し、車両搭載時の故障情報を保持できる。車両用制御装置が車両から取り外された状態で通電された場合、車両用制御装置は、多重通信メッセージを受信することはないので、診断コード等の故障情報が誤って不揮発性記憶手段に記憶されることを防止できる。一方、車両用制御装置が車両に取り付けられた状態でイグニッションスイッチをONした場合は、間もなく他の車両用制御装置から多重通信メッセージを受信するはずなので、故障診断制御に支障を来すことはない。
請求項2記載の故障診断方法は、故障診断ルーチンの開始後のイニシャライズ処理の中で不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを禁止状態に設定する工程と、多重通信線を通じて多重通信メッセージの受信があったときに前記不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを許可状態に設定する工程と、故障診断制御を行い、故障が検出されたときに、前記不揮発性記憶手段への故障情報の書込みが許可状態であることを条件として前記不揮発性記憶手段に故障情報を書き込む工程とを含むことを特徴とする。請求項2記載の故障診断方法によれば、車両の整備等のために車両用制御装置を車両から取り外して、不揮発性記憶手段から車両の故障情報を読み出し、動作チェックを行うために試験駆動させた時に、多重通信メッセージの受信があったときに不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを許可状態にすることにより、不揮発性記憶手段に新たに動作チェック時の故障情報が追加または上書きされることを防止し、車両搭載時の故障情報を保持できる。
請求項3記載のプログラムは、イニシャライズ処理の中で不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを禁止状態に設定する工程と、多重通信線を通じて多重通信メッセージの受信があったときに前記不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを許可状態に設定する工程と、故障診断制御を行い、故障が検出されたときに、前記不揮発性記憶手段への故障情報の書込みが許可状態であることを条件として前記不揮発性記憶手段に故障情報を書き込む工程とを含む故障診断方法を実行することを特徴とする。請求項3記載のプログラムによれば、車両の整備等のために車両用制御装置を車両から取り外して、不揮発性記憶手段から車両の故障情報を読み出し、動作チェックを行うために試験駆動させた時に、多重通信メッセージの受信があったときに不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを許可状態にすることにより、不揮発性記憶手段に新たに動作チェック時の故障情報が追加または上書きされることを防止し、車両搭載時の故障情報を保持できる。
車両用制御装置に記憶されてある車両の本来の故障情報が消去されたり、その故障情報に対して動作チェック時の故障情報が追加されたり上書きされたりすることのないようにするという目的を、車両用制御装置の動作チェック時に、多重通信メッセージの受信があったことを条件として不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを許可状態にすることにより達成した。
以下、本発明の実施の形態を図面とともに説明する。
図1は、車両用制御装置1が配設される車両の電気系統を示す回路ブロック図である。この車両の電気系統は、車両用制御装置11〜18間のデータのやりとりに使用される多重通信システムを使用して、車両を安全に制御するものであり、多重通信線111〜113にて決定される複数の通信系(制御系121,ボデー系122,情報系123)により構成されている。以下、車両用制御装置11〜18を総称して、適宜、車両用制御装置1と記載する。
多重通信線111〜113は、異なる多重通信線111〜113でデータのやりとりをする際にデータの中継を行うゲートウェイ用制御装置50に接続されており、各多重通信線111〜113には、それぞれ通信機能を備えた車両用制御装置11〜18が接続されている。
ゲートウェイ用制御装置50は、多重通信線111〜113に接続された車両用制御装置11〜18から送信されたデータを別の多重通信線111〜113に接続された車両用制御装置11〜18に中継するように設定されている。
ここで、各車両用制御装置11〜18間のデータのやりとりは、車両用制御装置11〜18が所定のプロトコルにてデータを送受信することにより行われる。
制御系121の多重通信線111には、エンジン用制御装置11,AT(オートマチックトランスミッション)用制御装置12,ブレーキ用制御装置13,およびメータ用制御装置14が接続されている。
エンジン用制御装置11は、車両に搭載されたエンジンを制御対象とし、燃料噴射や点火制御を行うものである。このため、エンジン用制御装置11には、エンジンの回転数を検知する回転数センサ11A,車速を検知する車速センサ11B等のエンジンや車両の運転状態を検知するセンサ類,および車両乗員がエンジンを始動する際に使用するスタータスイッチ11Cが接続されている。
AT用制御装置12は、トランスミッションを制御対象とし、主として変速制御を行う。
ブレーキ用制御装置13は、ブレーキを制御対象とし、ブレーキの油圧等を制御する。
メータ用制御装置14は、車室内のメータパネル14Aを制御対象とし、各種の情報表示などを行う。また、メータパネル14Aには、現在時刻を示す時計14Bが備えられている。
また、ボデー系122の多重通信線12には、ドア用制御装置15,およびエアコン用制御装置16が接続されている。
ドア用制御装置15は、ドアのロック機構や窓を制御対象とし、ドアのロック・アンロック,窓の開閉等の制御を行う。
エアコン用制御装置16は、空調装置を制御対象とし、図示しない外気温センサや内気温センサによる検知,車両乗員が操作するエアコンスイッチの動作状態等に基づいて、車両内の気温が設定温度になるように制御する。
さらに、情報系123の多重通信線113には、ナビ用制御装置17,および外部通信用制御装置18が接続されている。
ナビ用制御装置17は、ディスプレイ17A,人工衛星を使用して現在地を検知するGPS(Global Positioning System)受信装置17B,スピーカ17C等を備えたカーナビゲーション装置を制御対象とし、様々な情報をディスプレイ17Aに表示可能に構成されている。また、ディスプレイ17Aは、ナビ用制御装置17の指令に基づいて画像を表示するとともに、車両乗員が画面に触れることにより車両乗員からの指令を入力可能に構成されている。
外部通信用制御装置18は、図示しない通信装置を制御対象とし、例えば、故障時や車両盗難時等の緊急時に、通信装置を用いて車両の外部と通信するための制御を行う。
各車両用制御装置11〜18は、各車両用制御装置11〜18に接続されたセンサやアクチュエータ等に故障が発生すると、診断コード等の故障情報を多重通信線111〜113を介して他の車両用制御装置11〜18に送信するように設定されている。
図2を参照すると、各車両用制御装置11〜18、すなわち車両用制御装置1は、自車両用制御装置1の制御対象である構成要素を制御するための処理を行うCPU(Central Processing Unit)2と、スイッチ5やアクチュエータ6との間でデータ通信を行う入出力インタフェース3と、電気的に記憶内容の書込みおよび消去が可能な不揮発性記憶手段であるEEPROM4とを含んで構成されている。
CPU2は、CPU2によって実行されるプログラム(後述する故障診断ルーチンを含む)をあらかじめ記憶するマスクROM(Read Only Memory)22と、CPU2による演算結果等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)24と、各種レジスタ(図示せず)等を備えている。
図3を参照すると、故障診断ルーチンの処理手順は、故障情報書込み禁止状態設定ステップS101と、多重通信メッセージ受信判定ステップS102と、故障情報書込み許可状態設定ステップS103と、故障診断制御ステップS104と、故障検出判定ステップS105と、故障情報書込み許可状態判定ステップS106と、故障情報書込みステップS107とを含んでいる。
次に、このように構成された実施例1に係る車両用制御装置1の動作について、図1ないし図3を参照しながら説明する。
(1) 車両用制御装置1の車両搭載時の故障診断ルーチンの処理
まず、CPU2は、故障診断ルーチンの開始後のイニシャライズ処理の中で故障情報のEEPROM4への書込みを禁止状態に設定する(図3のS101)。
次に、CPU2は、他の車両用制御装置1から多重通信線111〜113を通じて多重通信メッセージの受信があったかどうかを判定する(図3のS102)。
いま、車両用制御装置1の車両への搭載時であるので、車両用制御装置1が車両に取り付けられた状態でイグニッションスイッチをONした場合は、間もなく他の車両用制御装置1から多重通信メッセージを受信するはずである。したがって、CPU2は、他の車両用制御装置1から多重通信線111〜113を通じて多重通信メッセージを受信すると(図3のS102:YES)、故障情報のEEPROM4への書込みを許可状態に設定する(図3のS103)。
次に、CPU2は、故障診断制御を行い(図3のS104)、故障が検出されたかどうかを判定する(図3のS105)。
故障が検出された場合は(図3のS105:YES)、CPU2は、故障情報のEEPROM4への書込みが許可状態であるかどうかを判定する(図3のS106)。
いま、故障情報のEEPROM4への書込みが許可状態であるので(図3のS106:YES)、CPU2は、故障情報をEEPROM4に書き込む(図3のS107)。
(2) 車両用制御装置1の動作チェック時(車両非搭載時)の故障診断ルーチンの処理
車両の整備等で車両用制御装置1を車両より取り外して動作チェックを行う際には、車両用制御装置1には、入出力インタフェース3を介してアクチュエータ6やスイッチ5が接続される(図2参照)。
CPU2は、故障診断ルーチンの開始後のイニシャライズ処理の中で故障情報のEEPROM4への書込みを禁止状態に設定する(図3のS101)。
次に、CPU2は、他の車両用制御装置1から多重通信線111〜113を通じて多重通信メッセージの受信があったかどうかを判定する(図3のS102)。
いま、車両用制御装置1の動作チェック時(車両非搭載時)であるので、多重通信線111〜113が未接続であり、他の車両用制御装置1からの多重通信メッセージが受信されないため(図3のS102:NO)、CPU2は、ステップS103をスキップする。すなわち、故障情報のEEPROM4への書込みを禁止状態のままとする。
次に、CPU2は、スイッチ5やアクチュエータ6等の故障診断制御を行い(図3のS104)、故障が検出されたかどうかを判定する(図3のS105)。
故障が検出されたと判定された場合は(図3のS105:YES)、CPU2は、故障情報のEEPROM4への書込みが許可状態であるかどうかを判定する(図3のS106)。
いま、故障情報のEEPROM4への書込みが禁止状態のままとなっているので(図3のS106:NO)、CPU2は、ステップS107をスキップする。すなわち、故障情報をEEPROM4に書き込まない。
また、故障が検出されなかったと判定された場合も(図3のS105:NO)、CPU2は、故障情報をEEPROM4に書き込まない。
このように、車両用制御装置1が車両から取り外された状態で通電された場合、車両用制御装置1は多重通信メッセージを受信することはないので、診断コード等の故障情報が誤ってEEPROM4に書き込まれることはない。
本実施例1によれば、車両の整備等で車両用制御装置1を車両より取り外して動作チェックを行う際に、故障診断ルーチンが故障を検出した場合でも、新たに動作チェック時の故障情報が記憶されることがなく、車両用制御装置1に記憶された本来の故障情報に動作チェック時の故障情報が追加あるいは上書きされず、車両本来の故障情報を保持することができるという効果がある。
また、本実施例1によれば、故障診断ルーチンの改造だけで済むので、新たに付加すべき部品はなく、より簡易で低コストな車両用制御装置1を実現できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1 車両用制御装置
2 CPU(故障診断手段)
3 入出力インタフェース
4 EEPROM(不揮発性記憶手段)
11 エンジン用制御装置
12 AT用制御装置
13 ブレーキ用制御装置
14 メータ用制御装置
15 ドア用制御装置
16 エアコン用制御装置
17 ナビ用制御装置
18 外部通信用制御装置
21 マスクROM
22 RAM
111〜113 多重通信線
2 CPU(故障診断手段)
3 入出力インタフェース
4 EEPROM(不揮発性記憶手段)
11 エンジン用制御装置
12 AT用制御装置
13 ブレーキ用制御装置
14 メータ用制御装置
15 ドア用制御装置
16 エアコン用制御装置
17 ナビ用制御装置
18 外部通信用制御装置
21 マスクROM
22 RAM
111〜113 多重通信線
Claims (3)
- 多重通信メッセージの送受信機能,車両の故障診断機能および故障情報記憶機能を有する車両用制御装置において、
前記車両の構成要素の作動状態をチェックし、これら構成要素の故障時にはそれぞれの故障を検出する故障診断手段と、
前記故障診断手段により検出された故障の故障情報を記憶し、電源がオフされた後も前記故障情報を保存する不揮発性記憶手段と、
電源投入後、多重通信メッセージの受信があったときに、前記不揮発性記憶手段への前記故障情報の書込みを許可状態にする書込み許可手段と、
前記故障診断手段により故障が検出されたときに、前記書込み許可手段により書込みが許可されていることを条件として前記不揮発性記憶手段に前記故障情報の書込みを行う故障情報書込み手段と
を備えることを特徴とする車両用制御装置。 - 故障診断ルーチンの開始後のイニシャライズ処理の中で不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを禁止状態に設定する工程と、
多重通信線を通じて多重通信メッセージの受信があったときに前記不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを許可状態に設定する工程と、
故障診断制御を行い、故障が検出されたときに、前記不揮発性記憶手段への故障情報の書込みが許可状態であることを条件として前記不揮発性記憶手段に故障情報を書き込む工程と
を含むことを特徴とする故障診断方法。 - イニシャライズ処理の中で不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを禁止状態に設定する工程と、多重通信線を通じて多重通信メッセージの受信があったときに前記不揮発性記憶手段への故障情報の書込みを許可状態に設定する工程と、故障診断制御を行い、故障が検出されたときに、前記不揮発性記憶手段への故障情報の書込みが許可状態であることを条件として前記不揮発性記憶手段に故障情報を書き込む工程とを含む故障診断方法を実行することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006014157A JP2007196708A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | 車両用制御装置,故障診断方法およびプログラム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007196708A true JP2007196708A (ja) | 2007-08-09 |
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Family Applications (1)
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JP2006014157A Pending JP2007196708A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | 車両用制御装置,故障診断方法およびプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016215884A (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-22 | 三菱電機株式会社 | 車載用の電子制御装置 |
JP2021020498A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社デンソー | 車両診断装置 |
-
2006
- 2006-01-23 JP JP2006014157A patent/JP2007196708A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016215884A (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-22 | 三菱電機株式会社 | 車載用の電子制御装置 |
JP2021020498A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社デンソー | 車両診断装置 |
JP7251382B2 (ja) | 2019-07-25 | 2023-04-04 | 株式会社デンソー | 車両診断装置 |
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