JP4367085B2 - フォトセンサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、出力画像の形成位置を検出し検出結果に基づいて画像形成位置を調整する技術、および、出力画像濃度や色、階調性などを検出し、検出結果に基づいて画像形成条件を制御する技術に関する。
特開2000−047447号公報 特開2000−250304号公報 特開2002−244371号公報
画像形成装置の画質向上は目覚しく、これに伴って、ユーザのカラー画像の画質変動に対する要求は厳しくなってきており、我々の調査によれば色差3以下というような、人間の色識別能力の限界に近いところまで要求されるようになっている。また、ユーザの色ずれに対する要求は、100〜200μm以下と厳しくなっている。
しかし、特に、感光体上に静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーによって現像することによって感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を直接的、或いは一旦中間転写体を介在させて記録媒体上に転写及び定着する、電子写真プロセスを採用した電子写真方式のカラー画像形成装置などでは、画像濃度、各色トナー像の位置ずれ、色再現及び階調性やカブリといった画質変動が改善すべき課題となっている。これは、電子写真プロセスの画質再現性が温度・湿度などの環境条件や経時劣化などにより、影響を受けることが主な原因になっている。
このような問題に対し、像担持体上に形成される画質制御用の基準パターン像へ照射される光の反射光を光学式のフォトセンサを用いて検知し、画像濃度調整及び位置ずれ調整を行う方式は、従来より広く適用されている。像担持体上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン各色の基準パターン像の濃度変化及び位置ずれ量をフォトセンサで検出し、その検出結果に基づき画像形成濃度及び位置ずれを色成分毎にそれぞれ制御する画像形成装置がある(特開2000−047447号公報)。その他に、フォトセンサとして、黒トナー像から反射される正反射光を検知し、濃度を感度良く検出する正反射方式と、各色の基準パターン像から反射される拡散反射光を検知し、高濃度まで検出する拡散反射方式を併用するタイプのフォトセンサを適用し、画像形成濃度及び位置ずれを制御により調整する画像形成装置のフォトセンサ装置がある(特開2000−250304号公報)。
一方、フォトセンサを用いて濃度を検出する際には、光が拡散している拡散反射光は、正反射光を検出する時と比較し、その検出視野を広く確保しなければならないといった問題が生じる。そのため、従来のセンサ光学系では、拡散反射する、すなわちイエロー、マゼンタ、シアン用の基準パターン像については、正反射するブラック用のものに比べ、そのサイズを小さくすることができない。その結果、前記3色用の基準パターン像を形成するために、ブラック用のものを形成する時よりも多くのトナーを必要とするだけではなく、調整処理のために余分なトナーを消費することになるといった欠点があった。
更に、ひとつのフォトセンサを用いて位置検出(レジストレーション検出)も兼用する方法も提案されている。しかし、センサの取付角度誤差の影響が少ない拡散方式を用いた場合であっても拡散反射光の検出に要する視野が広くなるため、位置検出の精度が悪くなってしまうという問題があった。こうしたことから、拡散反射光の検出に要する視野を正反射光に要する視野と同様に構成出来る技術が求められていた。
この要求に対し、拡散反射及び正反射の各方式に対して、それぞれ視野を限定する方法が提案されている(特開2002−244371号公報)。しかし、この方法を適用した場合、拡散反射用及び正反射用の2種類のセンサが必要となり、センサコストが2倍となってしまう。更に、これら2種類のセンサを単純に組合せた場合、拡散反射光及び正反射光に対応する2種類の受光光学系が必要となり、フォトセンサ装置の複雑化を招き、コスト低減効果は小さいものとなってしまう。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、拡散反射光及び正反射光を単一の受光素子により検知し、濃度センサ及び位置検知センサとして機能することが可能であると共に、各反射光を同サイズの小さい視野サイズに限定することにより、基準パターン像を作成するトナー量を節約することができ、装置の小型化及びコスト削減が可能なフォトセンサ装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、像保持体と、該像保持体を露光する露光手段と、前記像保持体から像が転写される中間転写体と、前記中間転写体上にその搬送方向に形成される複数色の基準パターン像の濃度及び位置を検知するフォトセンサ手段とを有し、前記フォトセンサ手段は、前記中間転写体上に形成される基準パターン像に照射される光の反射光を受光する受光素子と、前記受光素子に正反射光を入射させる位置に設けられている第1照明手段と、前記受光素子に拡散反射光を入射させる位置に設けられている第2照明手段と、前記基準パターン像で生じた正反射光及び拡散反射光を前記受光素子に導く受光光学系と、前記第2照明手段の下方に格納される基準電圧を測定するための基準板を供えた前記主走査方向に移動可能なシャッターとからなり、前記受光光学系はレンズを有し、前記拡散反射光に対しては、前記受光素子の受光面上に前記基準パターン像を結像させる結像光学系として構成すると共に、前記正反射光に対しては、中間転写体上の基準パターン像のうち、前記拡散反射光が前記受光素子に受光されるのと略同一の領域で反射された正反射光のみを前記受光素子の受光面上に入射させるように構成し、前記中間転写体の面に垂直な法線と前記第1照明手段から発せられる照射光の光軸とがなす角度をθ1、前記法線と前記受光素子への入射光の光軸とがなす角度をθ2とすると、θ1とθ2とは略同一に構成され、前記露光手段の主走査方向と前記第2照明手段から発せられる照射光の光軸とがなす角度をθ3、前記露光手段の主走査方向と受光素子への入射光の光軸とがなす角度をθ4とすると、θ3<θ4となるように構成されており、前記複数色の基準パターンは、前記主走査方向と異なる方向へ略45度に傾斜した2辺でV字状に形成されて、かつ、太さが前記フォトセンサの視野領域と同等以下に形成されていることを特徴とするものである。
このような本発明のフォトセンサ手段において、前記受光素子は、前記正反射光及び拡散反射光の双方、つまりその受光面に入射する光を検知できるものであればよい。そして、該受光素子の受光面へ各反射光が受光される対象領域が十分収まる大きさの受光面を有するものが好ましい。
前記フォトセンサ装置は、濃度検知及び位置ずれ検知としての役割を担うため、前記受光素子へ正反射光及び拡散反射光を入射させる第1照明手段及び第2照明手段がそれぞれについて必要となる。この照明手段は、移動体上に形成される基準パターン像へ照射した際、該受光素子により検知可能な反射光を得ることができる光を発するLED素子等の発光体であることが好ましい。
ここで、移動体上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン3色の濃度検知用、又は位置調整用の基準パターン像が前記第2照明手段により照射された場合、前記受光光学系へ拡散反射光が入射される。この時、該受光光学系は、結像光学系を構成していることが好ましい。この構成において、濃度検知用及び位置調整用の各基準パターン像は、前記受光面へ結像させる、つまり、焦点を合わせ映し出す必要があるため、前記移動体と前記受光素子との間にレンズを配置するとよい。そして、前記レンズの配置位置及び仕様については、移動体上の基準パターン像を前記受光面上にて結像させる構成を作り出せるものであれば差し支えない。この構成では、その焦点を合わせた状態にて各基準パターン像を該受光面へ映し出すので、精度の高い検出が可能となる。
拡散反射光が入射する前記結像光学系では、濃度検知又は位置調整に有効な前記基準パターン像からの前記拡散反射光の他に、該基準パターン像の周辺より前記濃度検知又は位置調整に不要な拡散反射光も反射されている。この際、この不要な拡散反射光までフォトセンサにより検知した場合、その検知信号にノイズも入り、検出精度が低下してしまう。そこで、前記不要な拡散反射光を遮り、前記受光面の検出領域を制限するマスクを設けるとよい。このマスクにより、小さい基準パターン像を狭い受光面の視野領域により検出することができ、該基準パターン像を形成するトナー量を節約することが可能となる。尚、前記マスクは、迷光防止のため、黒色の板材により形成することが望ましい。そして、該マスクに開孔する孔は、円形であることが好ましく、その直径は、前記受光面へ導くべき反射光の領域に応じ適宜設定することができる。
一方、黒トナーの濃度検知用の前記基準パターン像が前記第1照明手段により照射された場合、前記受光光学系へ正反射光が入射される。この際、該受光光学系は、受光対象領域から発せられる略平行な正反射光のみを受光するように構成していることが好ましい。この構成において、前記濃度検知用基準パターン像は、前記受光面上にて結像される必要はなく、受光対象領域のサイズ以上の大きさがあればよい。こうしたことから、本光学系のレンズは、光学倍率1倍のものを適用することが望ましい。また、本光学系においては、黒トナーの濃度検知に必要最低限の正反射光を前記受光面へ導くことができれば足りるため、前記マスクにより、濃度検知に有効な光度の正反射光成分だけが該受光面へ導くことができる構成にするとよい。この構成により、前記基準パターン像を小さく設定することができるだけではなく、該基準パターン像を前記結像光学系のそれと同サイズに合わせることも可能となる。更には、黒トナー濃度の検知に使用するトナー量を節約することができる。
ところで、前記受光素子は、その受光面に入射させた反射光による該受光素子の出力電圧値と基準電圧値との差により濃度及び位置ずれを検知している。そのため、検知時には、基準となる光(以下基準光という)を前記受光面へ入射させる必要がある。そこで、この基準光を反射することができる基準板を設けるとよい。その方法としては、検知動作前、或いは検知動作後、第1照明手段或いは第2照明手段をこの基準板へ照射すればよく、検知動作中は基準パターン像へ照射できるように、移動可能な機構とすることが好ましい。
前述の通り、イエロー、マゼンタ、シアン3色の濃度検知用基準パターン像については、結像光学系を構成することにより検知可能であるので、本発明のフォトセンサ装置は、カラー画像形成装置に適用することができる。
以上のように構成される本発明のフォトセンサ装置によれば、濃度センサ及び位置検知センサとしての機能を単一の受光素子にて実現することができるだけではなく、各光学系において受光素子の受光面における視野サイズを同一サイズに限定することができるので、基準パターン像を作成するトナー量を節約することができ、装置の小型化及びコスト削減が可能となる。
以下添付図面に基づいて本発明のフォトセンサ装置を画像形成装置に適用した場合の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の概略構成図である。本構成図は、接触帯電器で感光体表面を帯電した後、レーザ光線の照射により静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーにより現像するゼログラフィエンジンをイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色について備えたタンデム型のカラー電子写真方式の画像形成装置のIOT(イメージアウトプットターミナル:画像出力部)の概要が示されている。尚、図中では画像形成装置の画像読取部や画像処理部などは省略している。
この画像形成装置のIOTは、図中矢印Aの方向にて回転する4つの感光体1Y、1M、1C、1Kと、この各感光体の表面を帯電する接触帯電器2Y、2M、2C、2Kと、帯電された各感光体表面を各色の画像情報に基づいて変調された露光光により露光し、各感光体上に静電潜像を形成するROS(レーザ出力部)3Y、3M、3C、3Kと、各感光体上の静電潜像を各色現像剤で現像して感光体上にトナー像を形成する現像器4Y、4M、4C、4Kと、感光体上の各色トナー像を中間転写体ベルト6に転写する一次転写器5Y、5M、5C、5Kと、中間転写体ベルト6上のトナー像を用紙Pに転写する二次転写器7と、用紙Pに転写されたトナー像を定着する定着器9と、用紙Pを収納する用紙トレイTと、各感光体の表面をクリーニングするクリーナ(図示せず)と、各感光体表面の残留電荷を除去する除電器(図示せず)と、中間転写体ベルト6表面に転写された画像濃度制御及び画像形成位置調整用基準パターン像を検出するフォトセンサ10と、中間転写体ベルト表面をクリーニングするベルトクリーナ8とから構成されている。
本構成図に示されている画像形成装置における画像形成動作としては、先ず、画像読取部(図示せず)で原稿から読み取られた原画像信号、或いは外部のコンピュータ(図示せず)などで作成された原画像信号は画像処理部(図示せず)に入力される。この入力画像信号は、各色の画像情報に分解された後、ROS(レーザ出力部)3Y、3M、3C、3Kに入力され、レーザ光線Lが変調される。そして、この変調されたレーザ光線Lは、接触帯電器2Y、2M、2C、2Kにより一様帯電された感光体1Y、1M、1C、1Kの表面に照射される。この各感光体表面にレーザ光線Lがラスタ照射されると、各感光体上にはそれぞれ入力画像信号に対応した静電潜像が形成される。続いて、各色現像器4Y、4M、4C、4Kにより各感光体上の静電潜像がトナーにより現像され、各感光体上にトナー像が形成される。各感光体上に形成されたトナー像は、各一次転写器5Y、5M、5C、5Kにより中間転写体ベルト6に転写される。この中間転写体ベルト6へトナー像の転写が終了した各感光体は、クリーナにより表面に付着した残留トナーなどの付着物がクリーニングされ、除電器により残留電荷が除去される。
次に、中間転写体ベルト6上のトナー像は、二次転写器7により、用紙トレイから送られてくる用紙P上に転写された後、定着器9により用紙P上に転写されたトナー像が定着され所望の画像が得られる。用紙P上へのトナー像の転写が終了した中間転写体ベルトは6、ベルトクリーナ8により表面に付着した残留トナーなどの付着物がクリーニングされ、一回の画像形成動作が終了する。
電子写真方式のカラー画像形成装置においては、温度・湿度などの環境条件や経時劣化などの影響により、画像濃度、各色トナー像の位置ずれ、色再現及び階調性やカブリといった画像変動が起こる。そのため、用紙Pへの画像出力前、或いは出力待機中に画像濃度調整や画像位置調整を行う必要がある。その方法としては、まず、中間転写体ベルト6上に、画像濃度調整用及び画像位置調整用の基準パターン像を形成する。そして、この基準パターン像をフォトセンサ10により検出し、制御部へ出力信号を送る。更に、この出力信号から得られた濃度変動や位置ずれ量の結果より、必要に応じ、前記画像濃度調整及び画像位置調整を行っている。
図2は、図1に示されているカラー画像形成装置における、画像濃度調整及び画像位置調整の流れを示しているブロック図である。感光体1を接触帯電器2で帯電し、基準パターン像信号発生器11から出力される基準パターン像信号に応じてROS3で感光体1を露光することで静電潜像を形成し、現像器4により現像した後、中間転写体ベルト6に基準パターン像を転写する。そして、中間転写体ベルト6上に転写された基準パターン像をフォトセンサ10で検出する。
制御部100は、フォトセンサ10から出力される出力信号に応じてROS3のレーザパワーを制御して画像濃度を調整する。また、制御部100は、フォトセンサ10から出力される出力信号に応じて、ROS3の書き込みタイミングを制御し、画像形成位置を調整する。
図3は、中間転写体ベルト6上に形成される基準パターン像の配置図である。本実施例では、画像形成位置調整用基準パターン像M(図3(a))と、画像濃度制御基準パターン像D(図3(b))との2種類の基準パターン像を用いる。画像形成位置調整用基準パターン像Mは、各単色で、網点カバレッジ:Cin=100%の3.5mm×7mmの大きさのV字状のパターン像を、シアン、イエロー、シアン、マゼンタ、シアン、ブラック、シアンの順に配置したパターン像を採用している。画像濃度制御基準パターン像Dは、各単色で、網点カバレッジ:Cin=60%の1.8mm×1.3mmの大きさの矩形状のパターン像を、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの順に、それぞれのパターン像の間隔を15mm、1.3mm、1.3mmで配置したパターン像を採用している。各基準パターン像は、位置調整、および濃度制御それぞれの動作時に作成される。
図4は、本実施例におけるフォトセンサ10の概略構成図である。このフォトセンサ10は、照明手段と、受光光学系と、受光素子とから構成されている。この照明手段は、正反射用LED10aと、拡散反射用LED10bとの2つの照明手段とから成る。そして、受光光学系は、レンズ10cと、マスク10eとから構成されている。本図において、左右方向が主走査方向である。また、図5は、フォトダイオード10dからの出力信号の流れを示すブロック図であり、AMPと、ピーク検出回路と、アンダーピーク検出回路と、2つのサンプル&ホールド回路とから構成され、図2における制御部100に含まれている。
フォトセンサ10で位置ずれ及び濃度変動を検知するためには、図3(a)で示されている画像形成位置調整用基準パターン像Mと、図3(b)で示されている画像濃度制御基準パターン像Dを照明手段により照射する必要がある。例えば、濃度変動を検知する場合であれば、前述のように、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの順に並ぶ画像濃度制御基準パターン像Dを照明手段により照射する。しかし、ブラックの基準パターン像からの反射光は、正反射光の光量は多く、拡散反射光の光量は少ない、そして、シアン、イエロー、マゼンタの基準パターン像からの反射光は、正反射光の光量は少なく、拡散反射光の光量は多い。そのため、これら2種類の反射光をひとつの受光素子(フォトダイオード10d)で検知するには、この受光素子へ正反射光及び拡散反射光のそれぞれが入射し得る位置から前記基準パターン像を照射しなければならないため、2つの照明手段が必要となる。
正反射光をフォトダイオード10dへ入射させるためには、基準パターン像へ照射される光による正反射光を受光し得る位置関係に、正反射用LED10aとフォトダイオード10dとを配置すればよい。ここで、中間転写体ベルト6面に垂直な法線と、正反射用LED10aから発せられる照射光の光軸とが成す角度をθ1とする。また、前記法線と、フォトダイオード10dへの入射光の光軸とが成す角度をθ2とする。この時、θ1=θ2となる位置関係に正反射用LED10aとフォトダイオード10dとを配置することが好ましい。フォトセンサ10においては、θ1=θ2=10°という位置関係にて正反射用LED10aとフォトダイオード10dが配置されているので、正反射用LED10aにより基準パターン像が照射される際の正反射光をフォトダイオード10dへ入射させることができる。
次に、拡散反射光をフォトダイオード10dへ入射させるには、正反射光での場合と同様に、拡散反射用LED10bとフォトダイオード10dとを拡散反射光を受光し得る位置関係に配置することが好ましい。ここで、拡散反射用LED10bと中間転写体ベルト6面とが成す角度をθ3、フォトダイオード10dへの入射光の光軸と中間転写体ベルト6面とが成す角度をθ4とする。この時、θ3<θ4という位置関係を満たすように拡散反射用LED10bとフォトダイオード10dとを配置するとよい。フォトセンサ10においては、θ3=60°、θ4=80°という設定となっており、θ3<θ4という位置関係を満たしている。従って、拡散反射用LED10bによる基準パターン像の拡散反射光をフォトダイオード10dへ入射させることが可能となる。
受光光学系のレンズ10cはφ3mm、焦点距離6mmのものを用いている。中間転写体ベルト6表面からレンズ10cまでの距離と、レンズ10cからフォトダイオード10dまでの距離はそれぞれ12mmで等しく、光学倍率は1倍となっている。この配置により、拡散LED10bを照射した際の拡散反射光に対しては、光学倍率1倍の結像光学系が構成されるものとなっている。
前記結像光学系においては、拡散反射光により投影される基準パターン像をフォトダイオード10d受光面に結像させているものの、濃度検知や位置調整に不要な拡散反射光も受光してしまうので、それら不要な拡散反射光を遮る必要がある。また、黒トナーの濃度検知には、有効な正反射光の成分だけをフォトダイオード10d受光面に導けばよい。そこで、この2つの条件を満たすため、フォトダイオード10dの直前には、フォトダイオード10d受光面の視野領域を規制するマスク10eが設けられている。このマスク10eの孔は、φ1mmの円形としており、マスク10eの孔以外の部分は迷光防止のため黒色としている。これにより、正反射光および拡散反射光いずれの場合についてもフォトダイオード10d受光面の視野領域をマスク10eの孔とほぼ同等のφ1mmとすることができる。
基準パターン像からの反射光がフォトダイオード10dの受光面上に投影されると、フォトダイオード10dはこの反射光量、すなわち基準パターン像の濃淡に応じた電流を出力する。図5に示すように、フォトダイオード10dから出力された電流は、AMP20で電流電圧変換/増幅された後、センサ出力信号として制御部(図示せず)、ピーク検出回路21、アンダーピーク検出回路23、及び、2つのサンプル&ホールド回路22、24に供給される。
ピーク検出回路21では、センサ出力信号の最大位置を検出し、ピーク検出信号としてサンプル&ホールド回路22に供給するとともに、制御部に出力される。このピーク検出回路22を用い、センサ出力信号の最大位置を検出することで、画像形成位置調整用基準パターン像の太さ方向における中心位置の検出が可能となる。そして、制御部では、このピーク検出信号をもとに画像形成位置を計算し、画像形成位置を調整している。
サンプル&ホールド回路22では、ピーク検出回路21から出力されるピーク検出信号をトリガとして、AMP20から出力されるセンサ出力信号をホールドする。これにより、センサ出力信号の最大値がホールドされ、ホールド信号として、制御部に出力される。制御部では、この最大値のホールド信号をもとに画像濃度を計算し、画像濃度が制御されている。
アンダーピーク検出回路23では、センサ出力信号の最小位置を検出し、アンダーピーク検出信号としてサンプル&ホールド回路24に供給する。サンプル&ホールド回路24では、アンダーピーク検出回路23から出力されるアンダーピーク検出信号をトリガとして、AMP20から出力されるセンサ出力信号をホールドする。これにより、センサ出力信号の最小値がホールドされ、アンダーピークホールド信号として、制御部に出力される。制御部では、この最小値のホールド信号をもとに画像濃度を計算し、画像濃度が制御されている。尚、AMP20、ピーク検出回路21、アンダーピーク検出回路23、サンプル&ホールド回路22、24は、一般的な電気回路を適用すればよく、それらの説明は省略する。
フォトダイオード10dからの出力信号により基準パターン像の濃度を検出するには、基準となる出力信号と基準パターン像より検出される出力信号とを比較しなければならない。そのため、基準光をフォトダイオード10dへ入射させる場合と基準パターン像からの反射光を入射させる場合とで切換えが可能な手段が必要となる。そこで、フォトセンサ10には、シャッター10fが摺動可能に取り付けられている(図6)。本図は、シャッター10fをLED側から見た平面図である。このシャッター10fには、測定用窓10gと、センサの出力電圧の基準を得るための基準板10hが設けられている。そして、フォトダイオード10dへ入射させる反射光に応じ、図中の矢印方向に駆動装置(図示せず)により移動する機構を備えている。シャッター10fは、通常閉じた状態において基準板10hが受光系光軸上に配置されるような位置にあり、基準パターン像測定時のみシャッター10fが開き測定用窓10gが受光系光軸上に配置されるように移動する。
図7は、中間転写体ベルト6上に形成された画像形成位置調整用基準パターン像Mとフォトセンサ10の中間転写体ベルト6上における視野領域Rとの位置関係を時経過に沿って示したものであり、下方のグラフ(a)はフォトセンサ10の視野領域Rの位置に応じたセンサ出力信号の波形を示すものである。また、最下段のグラフ(b)は前記ピーク検知回路から出力される画像形成位置調整用基準パターン像Mのピーク検知信号を時経過と対応させて示したものである。ここで、制御用マークはその各辺M1、M2の太さtが視野領域Rの直径d(1mm)と同一より僅かに小さく形成されている。
中間転写体ベルト6上に一次転写された画像形成位置調整用基準パターン像Mは、かかる中間転写体ベルト6の回転に伴ってフォトセンサ10の前面を通過し、フォトセンサ10の視野領域Rを横切ることになる。画像形成位置調整用基準パターン像Mが中間転写体ベルト6と共に移動し、フォトセンサ10の視野領域Rが図7に示される中間転写ベルト上のA点に差し掛かると、かかる視野領域R内に画像形成位置調整用基準パターン像Mの一辺M1が進入してくることになるので、センサ出力信号が変化を開始する。更に画像形成位置調整用基準パターン像Mが移動すると、視野領域Rに含まれる画像形成位置調整用基準パターンMの面積、すなわち視野領域Rと画像形成位置調整用基準パターンMの一辺M1との重複面積が拡大するので、センサ出力信号は徐々に上昇し、視野領域Rが画像形成位置調整用基準パターンMによって略覆われるB点においてセンサ出力信号は最大となる。
前述の如く、画像形成位置調整用基準パターン像Mの各辺M1、M2の太さtはフォトセンサ10の視野領域Rの直径dよりも僅かに小さく形成されていることから、画像形成位置調整用基準パターン像MがB点を過ぎると、今度は視野領域Rに含まれる画像形成位置調整用基準パターン像Mの面積、すなわち視野領域Rと画像形成位置調整用基準パターン像Mとの重複面積が減少していくので、センサ出力信号は徐々に下降し、画像形成位置調整用基準パターン像Mがフォトセンサ10の視野領域Rから完全に脱した時点でセンサ出力信号は最小となる(C点)。
このように図7に示した例では、画像形成位置調整用基準パターン像Mの一辺M1がフォトセンサ10の視野領域Rを通過する際に(A点からB点の間)、かかる視野領域Rと制御用マークMとの重複面積が中間転写体ベルト6の進行に伴って連続的に変化しており、同じ強度のセンサ出力信号が継続してフォトセンサ10から出力されることがないように構成されている。すなわち、センサ出力信号には瞬間的に最大値が発生することになる。このようなセンサ出力信号の波形は、フォトセンサ10の視野領域Rを円形状に形成すると共に、画像形成位置調整用基準パターン像Mの太さを視野領域Rの直径と同一にするか、それよりも小さくすることで容易に得ることができる。
多色刷印刷機、カラー複写機、カラープリンタ等では、画像形成位置調整用基準パターン像Mを中間転写ベルト等の移動体上に形成する際に、その時の温度湿度等の環境条件によって画像形成位置調整用基準パターン像Mの太さが変化してしまうこともあり、フォトセンサ10の視野領域Rの直径と完全に同一の太さの画像形成位置調整用基準パターン像Mを形成することは困難である。従って、前述の如く、画像形成位置調整用基準パターン像Mの太さが視野領域Rの直径よりも小さい場合であっても、センサ出力信号の波形に瞬間的な最大値が発生することは、実際にカラープリンタ等を構成する際に有利である。
図7に示すようにセンサ出力信号の波形に瞬間的な最大値が発生する場合、その最大値は画像形成位置調整用基準パターン像Mの一辺M1の太さ方向の中心位置(重心位置)がフォトセンサ10の視野領域Rの中心位置に合致した場合に発生する。従って、前記ピーク検知回路でセンサ出力信号の最大値(ピーク)を検知し、図7(b)に示すように、この最大値に合わせてパルス状のピーク検知信号を出力するように構成すれば、かかるピーク検知信号の立ち上がりエッジ部分が画像形成位置調整用基準パターン像Mの一辺M1の中心位置(重心位置)を示していることになり、かかるM1の位置を正確に検出することができる。
また、図3(a)及び図7に示した画像形成位置調整用基準パターン像Mは、中間転写体ベルト6の移動方向に対して異なる方向へ略45度に傾斜した2辺M1、M2を有してV字状に形成されていることから、この画像形成位置調整用基準パターン像Mの一つを本実施例のフォトセンサ10で検出することにより、主走査方向と副走査方向の位置ずれ量を一度に把握することができるようになっている。すなわち、センサ出力信号は視野領域RがC点に達することで一旦は最小となるが、かかる視野領域RがD点を過ぎると、再び画像形成位置調整用基準パターン像Mの辺M2と視野領域Rが重なり始めることから、再度立ち上がり始め、かかる辺M2の太さ方向の中心位置が視野領域Rの中心位置と重なったE点で最大値を示す。そして、M2と視野領域Rの重複面積が減少するにつれて、センサ出力信号も小さくなり、画像形成位置調整用基準パターン像Mが視野領域Rから脱したF点で最小出力に戻るのである。
このため、図3(a)に示したV字状の画像形成位置調整用基準パターン像Mを本発明の制御情報検出手段で読み込むと、図7(b)に示すように、画像形成位置調整用基準パターン像Mの各辺M1、M2太さ方向の中心位置(重心位置)が視野領域Rの中心位置と重なったB点及びE点に対応して、一対のパルス状ピーク検知信号がピーク検知回路から出力される結果となる。
本実施例における制御動作の出力画像位置調整、及び出力画像濃度制御動作は、図8に示されているようなフローチャートのように表すことができる。先ず、ステップS1において、出力画像位置調整動作を行い、次に、ステップS2において、出力画像濃度制御動作を実施するものとなっている。尚、位置調整と、濃度制御動作は、図示のように、常に両方を順番に行っても良いし、位置調整と、濃度制御を別のタイミングで行っても良い。
続いて、本実施例における出力画像位置調整動作は、図9に示されているようなフローチャートのように表すことができる。先ず、ステップS11において、図3(a)に示した画像位置調整用基準パターン像Mを中間転写体ベルト上に形成し、次に、ステップS12において、フォトセンサ10により基準パターンを測定する。その後、ステップS13において、制御部100で、フォトセンサ10から出力されるピーク検出信号から、基準色シアンの主走査方向の目標値に対する絶対値位置ずれ量、基準色シアンに対する、イエロー、マゼンタの相対位置ずれ量の測定および計算を行うものとなっている。
本実施例において、基準パターン像の位置ずれ量は、図10に示されている基準パターン像測定時のタイミングチャートから計算して求められている。図10において、上からフォトセンサ10のシャッター10fの動作信号、フォトセンサ10の拡散LED10bの点灯信号、センサ出力信号、ピーク検出信号の波形が示されている。
図10中に示されているように、位置ずれ量の測定は、まず、シャッター10fを閉じ、LEDを消灯した状態から開始される。基準パターンがセンサの測定位置を通過する前にシャッターを開いた後、拡散LED10bを点灯させる。この時、センサ出力信号は、0Vとなっている。これは、本実施例で使用されている中間転写体ベルト6は、表面が黒色で鏡面または光沢を持ったものであり、中間転写体ベルト6表面の非画像部では、LED照明光をほとんど拡散しないため、センサ出力信号は0Vとなるのである。
シャッターが開いた状態のまま、シアンの基準パターン像の1辺が通過することにより、センサの出力信号は、シアンのトナー量に対応したパルス状の波形となる。この際、図5に示されているように、ピーク検出回路21で、センサ出力信号の最大値を検出し、ピーク検出信号が出力される。ここで、位置ずれ測定開始からピーク検出信号が出力されるまでの時刻をtA1とする。そして、基準パターン像の残り1辺の通過に伴い、ピーク検出回路21で検出されるピーク検出信号が出力されるまでの時刻をtA2とする。
以後、同様にして、イエロー、シアン、マゼンタ、シアン、ブラック、シアンの基準パターン像の通過に伴い、ピーク検出信号が出力されるまでの時刻tT1、tT2、tB1、tB2を順次測定する。尚、図10においては、シアン、イエロー、シアンの基準パターン像までの通過の状態を示している。その後、すべての基準パターン像がセンサの測定位置を通過した後、シャッター10fは閉じられ、LEDは消灯される。これにより、1回の基準パターン像測定動作が終了されるのである。
次に、画像形成位置の計算は、基準色シアンの主走査方向の目標値に対する絶対値位置ずれ量、基準色シアンに対する、イエロー、マゼンタの相対位置ずれ量を求めることにより行っている。先ず、基準色シアンの主走査方向絶対値位置ずれ量は、
主走査方向絶対値位置ずれ量 ={(tA2-tA1)-目標値}/2
で求められ、基準色シアンに対する、イエローの相対位置ずれは、
副走査方向位置ずれ = [(tT2+tT1)/2-((tA2+tA1)/2+(tB2+tB1)/2)/2]×PS
= [(tT2+tT1)/2-(tA2+tA1)/4-(tB2+tB1)/4]×PS
主走査方向位置ずれ = [((tB1+tA1)/2-tT1+副走査方向誤差
+tT2-(tB2+tA2)/2-副走査方向誤差)/2]×PS
= [((tB1+tA1)/2-tT1+tT2-(tB2+tA2)/2)/2]×PS
で求めることができる。ここで、tA1、tA2、tT1、tT2、tB1、tB2は、位置ずれ測定開始からピーク検出信号が出力されるまでの時刻(μs)、PSは、プロセス速度(mm/s)である。基準色シアンに対する、マゼンタ、ブラックの相対位置ずれも同様に計算する。
この計算は、図9のステップS13に該当し、制御部100で、位置ずれ量の測定および計算終了後、ステップS14で出力画像形成時の画像形成位置、すなわちROSによる主走査方向、および副走査方向の露光タイミングを設定する。これら一連の動作により、1回の出力画像位置調整動作が終了する。
本実施例における画像濃度制御動作のフローチャートは、図11に示されているようになる。先ず、ステップS21において、図3(b)に示した画像濃度制御用基準パターン像Dを中間転写体ベルト上に形成し、次に、ステップS22において、フォトセンサ10により基準パターンを測定する。その後、ステップS23において、制御部100で、検出手段から出力されるホールド信号から、基準パターン像の画像濃度を計算する。
基準パターンの濃度測定は、図12に示されている濃度制御用基準パターン測定時のタイミングチャートから計算して求められている。図12において、上からフォトセンサ10のシャッター10fの動作信号、フォトセンサ10の正反射LED10aの点灯信号、拡散LED10bの点灯信号、センサ出力信号、ピーク検出信号、ピークホールド信号、アンダーピーク検出信号、アンダーピークホールド信号の各波形が示されている。
図12に示されているように、濃度測定は、まず、シャッター10fを閉じ、正反射及び拡散反射LEDが消灯した状態から開始される。基準パターン像がセンサの測定位置を通過する前にシャッターを開いた後、正反射LED10aを点灯させる。この時、センサ出力信号は中間転写ベルト6からの正反射光に応じた電圧値にて出力される。その後、ブラックの基準パターン像の通過により、センサの出力電圧は、ブラックのトナー量に対応して減少するパルス状の波形となる。この際、図5に示されているように、アンダーピーク検出回路23により、センサ出力信号の最小値が検出され、アンダーピーク検出信号が出力される。サンプル&ホールド回路24では、アンダーピーク検出回路23から出力されるアンダーピーク検出信号の立上がりパルスをトリガとして、ブラックのトナー量に対応したセンサ出力信号の最小値をホールドすることにより、ブラックの濃度電圧(Vk)が測定される。次に、ブラックの基準パターン像通過後、センサ出力信号は、再び、中間転写ベルトからの正反射光に応じた電圧値を示すこととなり、この値をベルト面電圧(Vbelt)として測定する。そして、このベルト面電圧測定後、正反射LED10aを消灯すると共に、拡散LED10bを点灯することにより、センサ出力信号は0Vとなる。
その後、シアンの基準パターン像の通過により、センサの出力信号は、シアンのトナー量に対応したパルス状の波形となる。この際、ピーク検出回路により、センサ出力信号の最大値が検出され、ピーク検出信号が出力される。サンプル&ホールド回路22では、ピーク検出回路から出力されるピーク検出信号の立上がりパルスをトリガとして、シアンのトナー量に対応したセンサ出力信号の最大値をホールドすることにより、シアンの濃度電圧(Vc)が測定される。以後、同様にして、イエロー、マゼンタパターンの通過により、イエローの濃度電圧(Vy)、マゼンタの濃度電圧(Vm)を測定する。
すべての基準パターン像がセンサの測定位置を通過した後、シャッター10fは閉じられる。これにより、センサ出力信号は、シャッター10fの基準板10hからの反射光に対応した電圧値が出力され、これをセンサの基準板出力電圧(Vref)として測定する。 その後、拡散LED10bは消灯され、1回の基準パターン像測定動作を終了する。
画像濃度の計算は、ブラックと、カラー(CYM)でその計算方法が異なる。ブラックの画像濃度は、中間転写体ベルト6の非画像面に対する相対値を
画像濃度:Dk= Vk / Vbelt
と定義し、計算する。それに対し、カラー(CYM)の画像濃度は、基準板10hの出力に対する相対値を
画像濃度:Dn=(( Vn平均値 ) / Vref )
ただし、n=トナー色(c、y、m)
定義し、計算する。
このように、画像濃度として中間転写体ベルト6面、或いは基準板10hの出力に対する相対値を用いる理由は、センサの汚れや、経時変化、温度変化によりLED光量やPD感度などの変動が生じても、基準パターンの濃度を高精度に測定するためである。このようにして、図11のステップS23で、基準パターン像の画像濃度が計算され、ステップS24で予め決められている濃度目標値と、計算された画像濃度との誤差が計算される。
図11のステップS25における、ROSレーザーパワーの補正量:ΔLPは、
レーザーパワーの補正量:ΔLP=ΔDn / An
ただし、n=トナー色(k、c、y、m)
で求められる。ここで、ΔDnはステップS24で求めた、基準パターンの濃度誤差、Anはレーザーパワーと基準パターンの画像濃度との対応関係を示す係数である。この係数は、予め実験などにより求めておく。
次に、ステップS26で、基準パターン像形成時のレーザーパワーから、ステップS25で求めたレーザーパワーの補正量:ΔLPを減じることにより、レーザーパワーの設定値を補正する。この際得られたレーザーパワー設定値は、出力画像形時のレーザーパワーとしてROS3に供給される。以上の動作により、1回の出力画像濃度制御動作が終了する。以上のように、出力画像位置調整動作及び出力画像濃度制御動作を定期的に繰り返すことにより、画像形成位置、および出力画像濃度が一定に保たれる。
以上説明してきたように、本実施例のフォトセンサ10によれば、フォトダイオード10dにて正反射光及び拡散反射光の受光対象領域を等しくすることができる。その結果、拡散反射光を反射するイエロー、マゼンタ、シアン用の基準パターン像を従来のように大きく設定する必要がなく、小さい基準パターン像であってもその反射光をフォトダイオード10dにて受光できるので、前記基準パターン像を作成するトナー量を節約することができる。また、フォトダイオード10dへ正反射光及び拡散反射光を入射させられる位置に、それぞれ正反射用LED10a及び拡散反射用LED10bを配置したことにより、単一の受光素子で濃度センサ及び位置検知センサとしての機能を持つフォトセンサ装置を構成することができ、装置の小型化及びコスト削減が可能となる。
上記実施例では、IOTが、感光体と、接触帯電器と、ROSと、現像器とからなるゼログラフィエンジンをイエロー、マゼンタ、シアン、黒各色毎に備え、感光体上トナー像を中間転写体ベルト上に一次転写した後、用紙に転写、定着する方式のカラー電子写真方式の例について説明した。しかし、本発明の適用範囲は、この実施例に限定されるものではない。例えば、中間転写体ベルトの代わりに用紙搬送ベルトを用い、感光体上のトナー像を用紙搬送ベルトで搬送される用紙上に直接転写する方式のものや、ベルト状、又はドラム状感光体に設けられた各色専用の帯電器、露光器現像器により、感光体上で各色トナー像を重ねあわせる方式の画像形成装置であっても、同様の効果を発揮することができる。或いは、露光装置もROSに限らずLEDアレイを用いたものでも良い。
また、上記の実施例において、基準パターン像測定位置は中間転写体ベルト上としたが、画像形成装置の構成に応じて、感光体上でも、用紙搬送ベルト上でも、用紙上としてもよい。そして、測定場所に応じ、検出手段の構成を変更することもでき、例えば、CCDやCMOSイメージセンサなどを用いてもよい。
更に、フォトセンサに関しては、1個に限らず、主走査方向に複数個配置し、主走査方向の倍率ずれや、中間転写体ベルト上に形成された画像がある傾きをもってしまうスキューずれなどを補正する構成にしてもよい。
更にまた、出力画像濃度制御用の調整量としては、レーザーパワー設定値を用いることに限らず、出力画質の調整が行えるものであればどのような調整量であっても構わない。例えば、帯電器の帯電電圧設定値や現像バイアス設定値、トナー供給量、入力画像信号の変換テーブルの係数などを用いてもよく、これらの操作量を複数用いて制御しても良い。
濃度制御用基準パターン像については、網点カバレッジ:60%の1種類に限らず、そのCin値は、画像形成装置に合せ任意に選択可能であり、異なるCin値の2種類以上のパターンを用いても構わない。また、基準パターン像のサイズも、この実施例にて示したものに限定されるものではなく、画像形成装置において想定されるレジずれ量に合わせ、そのサイズを変更しても構わない。
そして、基準パターン像の形状については、V字状のパターンに限定されるものではなく、例えば、主走査方向に伸びた帯状のパターンを用い、画像濃度と、副走査方向位置を検出する物としても良い。このようなパターンを用いることにより、基準パターン像の副走査方向の長さをより短くすることが可能となる。或いは、これ以外の既知のパターンを用いることも可能である。更に、粗調整と、微調整など、2種類以上の調整モードを設け、調整モードに応じて基準パターンのサイズを切替えることとしてもよい。
本発明のフォトセンサ装置を適用した画像形成装置の概略構成図である。 図1の画像形成装置の機能ブロック図である。 画像濃度制御および画像形成位置調整用基準パターンの平面図である。 フォトセンサの概略構成図である。 AMPと、ピーク検出回路と、アンダーピーク検出回路と、2つのサンプル&ホールド回路とから構成されるフォトセンサにおけるフォトダイオードからの出力信号の流れを示すブロック図である。 シャッターの構成図である。 中間転写ベルト上におけるフォトセンサの視野と画像形成位置調整用基準パターンの位置関係、及びそのときのセンサ出力信号及びピーク検知信号の変化を示す図である 制御動作全体のフローチャートである。 画像位置調整動作のフローチャートである。 画像位置調整用基準パターン測定時のタイミングチャートである。 画像濃度制御動作のフローチャートである。 画像濃度制御用基準パターン測定時のタイミングチャートである。
符号の説明
1Y、1M、1C、1K・・・感光体、2Y、2M、2C、2K・・・接触帯電器、3Y、3M、3C、3K・・・ROS(レーザ出力部)、4Y、4M、4C、4K・・・現像器、5Y、5M、5C、5K・・・一次転写器、6・・・中間転写体ベルト、7・・・二次転写器、8・・・ベルトクリーナ、9・・・定着器、10・・・フォトセンサ、10a・・・正反射用LED、10b・・・拡散用LED、10c・・・レンズ、10d・・・フォトダイオード、10e・・・スリット、10f・・・シャッター、10g・・・測定用窓、 10h・・・基準板、11・・・基準パターン信号発生器、100・・・制御部

Claims (2)

  1. 像保持体と、
    該像保持体を露光する露光手段と、
    前記像保持体から像が転写される中間転写体と、
    前記中間転写体上にその搬送方向に形成される複数色の基準パターン像の濃度及び位置を検知するフォトセンサ手段と
    を有し、
    前記フォトセンサ手段は、
    前記中間転写体上に形成される基準パターン像に照射される光の反射光を受光する受光素子と、
    前記受光素子に正反射光を入射させる位置に設けられている第1照明手段と、
    前記受光素子に拡散反射光を入射させる位置に設けられている第2照明手段と、
    前記基準パターン像で生じた正反射光及び拡散反射光を前記受光素子に導く受光光学系と、
    前記第2照明手段の下方に格納される基準電圧を測定するための基準板を供えた前記主走査方向に移動可能なシャッターとからなり、
    前記受光光学系はレンズを有し、
    前記拡散反射光に対しては、前記受光素子の受光面上に前記基準パターン像を結像させる結像光学系として構成すると共に、前記正反射光に対しては、中間転写体上の基準パターン像のうち、前記拡散反射光が前記受光素子に受光されるのと略同一の領域で反射された正反射光のみを前記受光素子の受光面上に入射させるように構成し、
    前記中間転写体の面に垂直な法線と前記第1照明手段から発せられる照射光の光軸とがなす角度をθ1、前記法線と前記受光素子への入射光の光軸とがなす角度をθ2とすると、θ1とθ2とは略同一に構成され、
    前記露光手段の主走査方向と前記第2照明手段から発せられる照射光の光軸とがなす角度をθ3、前記露光手段の主走査方向と受光素子への入射光の光軸とがなす角度をθ4とすると、θ3<θ4となるように構成されており、
    前記複数色の基準パターンは、前記中間転写体の移動方向に対して異なる方向へ略45度に傾斜した2辺でV字状に形成されて、かつ、太さが前記フォトセンサの視野領域と同等以下に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記結像光学系の結像倍率は、等倍(1:1)であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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