JPH05127480A - 画像形成装置とそれに使用する反射濃度測定装置 - Google Patents

画像形成装置とそれに使用する反射濃度測定装置

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JPH05127480A
JPH05127480A JP3315519A JP31551991A JPH05127480A JP H05127480 A JPH05127480 A JP H05127480A JP 3315519 A JP3315519 A JP 3315519A JP 31551991 A JP31551991 A JP 31551991A JP H05127480 A JPH05127480 A JP H05127480A
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light
unit
reflection density
image
measuring device
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JP3315519A
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Yoshimichi Nagao
好倫 長尾
Masami Izumizaki
昌巳 泉崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コントローラによる現像特性の制御開始時期は
制御開始手段により決定されるので、濃度補正のための
操作が煩わしくなく、かつ適正な濃度のコピーが得られ
る。 【構成】制御開始手段73に予め設定した制御開始時期
にテストパターンジェネレータ72が信号を出力し、該
信号に基づいて露光手段13aは感光ドラム11表面に
露光を行う。該感光ドラム11a表面は1次帯電器12
aによって一様に帯電されており、該表面には静電潜像
が形成される。該静電潜像は現像器15aによって現像
され転写帯電器16aによって転写ベルト22上に転写
される。該転写されたテストパターン33の反射濃度を
反射濃度測定装置1が測定し、コントローラ5は該測定
結果に応じて1次帯電器の電圧を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色電子写真複写装置
等の画像形成装置とそれに使用する反射濃度測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は種々提案されてい
る。図16に、その一例として多色電子写真複写装置を
示す。
【0003】複写装置本体Cには、感光ドラム11a,
11b,11c,11dが色に対応して4個設けられて
おり、それぞれの感光ドラム11a,…,11dは駆動
装置(不図示)により矢印の方向に回転駆動されるよう
になっている。
【0004】また、各感光ドラム11a,…,11dの
周囲には、感光ドラム11a,…,11dの表面を一様
に帯電する1次帯電器12a,12b,12c,12
d、該帯電された部分にレーザ光を照射することにより
静電潜像を形成する露光手段(潜像形成手段)13a,
13b,13c,13d、各色トナーが収納され該静電
潜像を現像する現像器(現像手段)15a,15b,1
5c,15d、感光ドラム11a,…,11d上のトナ
ーを転写材上に移行させる転写帯電器16a,16b,
16c,16d、前記感光ドラム11a,…,11dの
表面に残留しているトナーを除去するクリーナ17a,
17b,17c,17d等、がそれぞれ配置されてい
る。
【0005】一方、これらの感光ドラム11a,…,1
1dの下方には、ローラ20,21間に巻き掛けられた
転写ベルト22が配置されており、該転写ベルト22の
上部は前記感光ドラム11a,…,11dと転写帯電器
16a,…,16dとの間を通って回転駆動されるよう
に構成されている。
【0006】次に、上述した構造をもつ複写装置の作用
について簡単に説明する。
【0007】各感光ドラム11a,…,11dは1次帯
電器12a,…,12dにより一定電位に帯電され、そ
の帯電された部分には、露光手段13a,…,13dか
ら各色に色分解された光が照射されて静電潜像が形成さ
れる。一方、現像器15a,…,15d内に収納された
各色のトナーは帯電されているので、感光ドラム11
a,…,11dの回転に伴なって、静電潜像形成部分に
トナーは付着し、可視画像を形成する。このようにして
形成された各色可視画像は、転写帯電器16a,…,1
6dによって転写材(不図示)に重ねて転写されること
により、該転写材上にはフルカラー画像が形成される。
なお、この転写に際しては、転写材が転写ベルト22上
に載置され、各感光ドラム11a,…,11dとの接触
を繰り返しながら搬送される形成のものでもよく、また
転写ベルト22自体に各可視画像が一旦転写されたフル
カラー画像が形成された後に転写材に再転写される形式
のものでもよい。
【0008】このような複写装置では、連続して複写を
行うとき、あるいは現像器15a,…,15d内に収納
されているトナー少なくなってしまった等のときには、
種々の画像形成条件が変化してしまって所望の濃度のコ
ピーが得られなくなる場合があった。このため、複写装
置内等の適当な場所に反射濃度測定装置を設けており、
複写装置の電源のon/off時などに基準濃度データ
に基づくテストパターンを転写材上に出力させ、該テス
トパターンの反射濃度を反射濃度測定装置で測定し、該
測定結果に応じて画像形成条件を変更する方法が取られ
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した複
写装置では、テストパターンが出力された転写材を反射
濃度測定装置に対向する位置に置くなどの操作が煩雑で
あるという問題があった。
【0010】また、コピー画像の濃度を常に適正に維持
するには前記操作を定期的に行う必要があり、該操作を
行う時期を管理しなければならないという煩わしさがあ
った。
【0011】そこで、本発明は、反射濃度測定装置を可
視画像に対向する位置に配設し、制御手段が所定のタイ
ミングで該反射濃度測定装置の測定結果に基づいて画像
形成条件を制御する画像形成装置を提供することを目的
とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
てなされたものであって、その第1の発明の画像形成装
置は、回転駆動される像担持体と、該像担持体に対向し
て配設され該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成
手段と、該像担持体に対向して配設され前記静電潜像を
可視化する現像手段と、を備える画像形成装置におい
て、濃度測定用の可視画像を形成するための信号を前記
潜像形成手段に出力するテストパターン作成手段と、前
記出力された信号に基づいて形成された可視画像に対向
する位置に設けられて前記可視画像の反射濃度を測定す
る反射濃度測定装置と、該反射濃度測定装置からの信号
に基づいて画像形成条件を制御する制御手段と、前記テ
ストパターン作成手段及び前記制御手段を作動させる制
御開始手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】この場合、前記制御開始手段が、前記画像
形成装置により連続して画像形成が行われる場合に限
り、前記制御手段を作動させるようにしてもよい。
【0014】また、前記制御開始手段が、前記画像形成
装置の特定の部品を交換したときに限り、前記制御手段
を作動させるようにしてもよい。
【0015】さらには、前記制御開始手段が、現像剤の
消費量を測定する現像剤消費量測定手段を備え、該現像
剤消費量測定手段からの信号に基づいて前記制御手段を
作動させるようにしてもよい。
【0016】また、第2の発明の反射濃度測定装置は、
被測定物に対して光を出射する発光部と、該被測定物か
らの反射光を受光して電気信号に変換する受光部と、該
受光部からの信号を受けて該被測定物の反射濃度を演算
するコントローラと、を備えた反射濃度測定装置におい
て、前記発光部からの出射光を受光して電気信号に変換
して前記コントローラに出力する発光量測定部と、前記
被測定物からの反射光が該発光量測定部に受光されるこ
とを防止する迷光防止手段と、を備え、前記コントロー
ラが、前記発光量測定部からの信号により前記発光部の
発光量の変動を演算し、該演算結果に基づいて前記発光
部の発光量の変動に伴なって被測定物からの反射光量の
補正をし、該被測定物の反射濃度を演算することを特徴
とする。
【0017】この場合、前記迷光防止手段が、前記発光
量測定部と前記発光部との間に配設された第1の偏光手
段と、前記被測定物と前記発光部との間に配設された第
2の偏光手段と、を有するようにしてもよい。
【0018】また、前記迷光防止手段が、前記発光部か
ら出射された光の一部を前記発光量測定部の方向へ反射
させると共に、前記被測定物から前記発光量測定部への
反射光を遮断する反射部材を備えたものでもよい。
【0019】
【作用】以上構成に基づき、第1の発明において、制御
開始手段がテストパターン作成手段を作動させると、該
テストパターン作成手段は潜像形成手段に対して信号を
出力する。該潜像形成手段は前記信号を受けて像担持体
上に静電潜像を形成し、現像手段は該静電潜像を現像し
て可視画像のテストパターンを形成する。反射濃度測定
装置は、形成された可視画像に対向する位置に配設され
ており、前記テストパターンの反射濃度を測定する。該
測定結果に基づいて、制御手段は画像形成条件を適正に
制御する。
【0020】一方、第2の発明において、発光部が露光
量測定部に対して光を出射すると、該発光量測定部は、
受光した光をその光量に応じた電気信号に変換し、コン
トローラに該電気信号を送る。かかる場合、迷光防止手
段は、被測定物からの反射光が前記発光量測定部に受光
されることを防止する。また、前記発光部は被測定物に
対しても光を出射するが、被測定物によって反射された
光の一部は受光部により受光され、その受光量に応じた
電気信号に変換される。該電気信号も、前記コントロー
ラに送信される。前記コントローラは、前記受光部から
の電気信号に基づいて受光量を演算することにより被測
定物の反射濃度を求めるが、かかる演算に際しては前記
発光量測定部からの電気信号による補正を行う。この補
正においては、前記発光量測定部からの電気信号に基づ
いて、前記発光部における発光量の変動を演算する。
【0021】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。なお、図16に示すものと同一部分は同一
符号を付して説明を省略する。
【0022】図1は、図16で示した感光ドラム11a
周囲の構造を詳示したものである。
【0023】制御ユニット71はコントローラ(制御手
段)5を有しており、該コントローラ5は反射濃度測定
装置1からの信号(後述)に基づいて1次帯電器12a
の帯電量等を制御し画像形成条件を変更するように構成
されている。また、テストパターンジェネレータ(テス
トパターン作成手段)72には所定の信号がメモリされ
ており、該信号を露光手段(潜像形成手段)13aに出
力することによって、感光ドラム11a上にはテストパ
ターン(可視画像)が形成される。該テストパターンは
最低濃度から最高濃度までの8段階或は16段階の段階
濃度をもったステップパターンであり、転写ベルト22
上には転写されたテストパターン33が形成される。一
方、制御開始手段73は、前記コントローラ5及びテス
トパターンジェネレータ72の起動時期を制御するもの
で、例えば1度に10枚以上のコピーをとるときに起動
されるようになっている。なお、その起動開始枚数は予
め指定できるように構成されており、またテストパター
ン33は通常のコピー画像の間に形成されるようになっ
ている。
【0024】非接触式のセンサである表面電位センサ3
0は、感光ドラム11aの表面電位を検出するよう該感
光ドラム11aに対向して設けられており、電位計31
を介して前記制御ユニット71に接続されている。ま
た、光反射方式の現像剤濃度センサ32は、現像剤の濃
度を検出するように現像器15a内に配設されており、
同じく前記制御ユニット71に接続されている。
【0025】反射濃度測定装置1は、被測定物たる転写
ベルト22に対向する位置に配置されており、図2に詳
示するように発光ユニット2を有している。該発光ユニ
ット2は転写ベルト22に対向するように配設されたL
ED6を有しており、該LED6は、電源(不図示)に
接続されて光を上下双方向に出射する形式のものであ
る。該LED6の上方(LED6を挟んで転写ベルト2
2と反対側)には第2のフォトセンサ7が配置されてお
り、該第2のフォトセンサ7は前記LED6から出射さ
れた直接光L を受光するように構成されている。該
第2のフォトセンサ7はLED6をその光量に応じた電
気信号に変換するものであり、コントローラ5に接続さ
れている。一方、第1のフォトセンサ(受光部)3は、
転写ベルト22に対向するように配設されており、前記
LED6から下方に出射され転写ベルト22上の画像E
にて乱反射された光L を受光し、その光量に応じた
電圧の電気信号に変換して前記コントローラ5に出力す
るように構成されている。該コントローラ5は、2つの
フォトセンサ3,7からの信号を受けて比較演算し、画
像Eの濃度を算出する演算回路である。
【0026】該反射濃度測定装置1によると、環境温度
の変化等に伴ないLED6の発光量が変化しても、その
変化量は第2のフォトセンサ7で検知されるため、第1
のフォトセンサ3の測定値を補正でき、従って画像Eの
濃度測定が適正に行われる。
【0027】ついで、上述実施例の作用について説明す
る。まず、オペレータが操作ボタンを押す等の操作によ
り、前記コントローラ5等の起動開始条件を設定し、例
えば1度に10枚以上のコピーをとるときに濃度補正の
制御が行われるようにしておく。そして、通常のコピー
作業において連続して10枚以上のコピーを行う場合に
は、前記制御開始手段73がこれを検知し信号を出力し
て、前記テストパターンジェネレータ72を作動させ
る。該テストパターンジェネレータ72は基準濃度信号
を出力し、該信号を受けた前記露光手段13aは感光ド
ラム11a上に静電潜像を形成する。現像器15aは該
静電潜像を現像し、感光ドラム11a上にテストパター
ンの可視画像が形成される。さらに該可視画像は、転写
帯電器16aにより転写ベルト22上に転写され、該ベ
ルト22上にテストパターン33が形成される。該転写
ベルト22は図中左の方向に駆動されるため、前記テス
トパターン33は前記反射濃度測定装置1に対向する位
置を通過する。
【0028】反射濃度測定装置1において、LED6
(図2)から下方に出射された光は、転写ベルト22上
に描かれたテストパターン33の画像Eにて乱反射さ
れ、その一部L は第1のフォトセンサ3により受光
される。該第1のフォトセンサ3は、受光した光をその
光量に応じた電気信号(アナログ信号)に変換し、コン
トローラ5に出力する。該アナログ信号は、コントロー
ラ5内に内蔵されたA/D変換器(不図示)によりデジ
タル信号に変換されて、濃度信号となる。一方、LED
6から上方に出射された光L は、第2のフォトセン
サ7に受光される。該第2のフォトセンサ7も、前記第
1のフォトセンサ3と同様に受光した光をその光量に応
じた電気信号に変換し、コントローラ5に出力する。コ
ントローラ5は、これらフォトセンサ3、7から受けた
信号を基にして、LED6の発光量の変動に応じて反射
光L の変動を補正し、正確な反射濃度を演算する。
したがって、環境温度の変化等に伴ないLED6の発光
量が変化しても、その変化量は第2のフォトセンサ7で
検知されるため、第1のフォトセンサ3の測定値を補正
できる。
【0029】ところで、複写装置の現像特性は、図3に
示す如くリニアな関係(C)が望ましいことは一般的に
知られている。しかし、実際の複写作業においてはトナ
ー濃度が変動してトナー濃度制御精度内で最大のトナー
濃度変動を起こしていたり、一時的に多量のトナーが消
費されるような画像が連続して形成されるためにトナー
補給が間に合わない場合がある。かかる場合は、前述し
たリニアな関係(C)とはならず、Bの如くなり、所望
のコピー濃度よりも薄いコピーとなってしまう。
【0030】そこで、前記コントローラ5は、反射濃度
測定装置41により検出した結果に基づいて、現像特性
が正常か否かを判断し、例えば図3のBの如くなってい
る場合は、1次帯電器12aのグリッド電圧を上げるこ
とにより、潜像形成時前の帯電電位を上げてトナーの付
着量を増加させ、現像特性を回復させる。
【0031】これによると、複写枚数等の影響によりト
ナーの消費量が一時的に増加して現像特性が悪化して
も、帯電電位を上げることによりコピー濃度を安定にす
ることができる。
【0032】また、テストパターンが形成された転写材
をあらためて反射濃度測定装置にセットする必要はな
く、テストパターンジェネレータ72からの信号によっ
て自動的に形成されたテストパターン33が反射濃度測
定装置1に対向する位置を通過する際に自動的に計測さ
れ、したがって操作が煩雑であるという問題も解消され
る。
【0033】さらに、コントローラ5及びテストパター
ンジェネレータ72の起動開始条件は、制御開始手段7
3に予め設定しておけばよく、したがって定期的な作業
はなんら必要がなく、該操作を行う時期を管理しなけれ
ばならないという煩わしさもない。
【0034】次に、コントローラ5及びテストパターン
ジェネレータ72の起動開始条件の設定方法につき、そ
の他の実施例を図4に沿って説明する。
【0035】照明ランプ(不図示)より出射され原稿8
1にて反射する光の光路には、レンズ82及びCCD等
の撮像素子83が配設されている。この撮像素子83
は、原稿像を多数の画素部に分解し、原稿81を反射し
た光をその光量に応じた電位の電気信号に変換するもの
である。該撮像素子83には画像信号処理回路84が接
続されており、この画像信号処理回路84は、各画素毎
にその画素の濃度に対応した出力レベルを有する画素画
像信号を形成する。また、画像信号処理回路84にはパ
ルス幅変調回路85が接続されており、該変調回路85
は上記画素画像信号毎に、そのレベルに対応した幅(時
間長)のレーザ駆動パルスを形成する。即ち、図5の
(a) に示すように高濃度画素に対してはより幅広の
駆動パルスnを、低濃度画素に対してはより幅狭の駆動
パルスwを、中濃度画素に対しては中間幅の駆動パルス
mを形成する。
【0036】また、パルス幅変調回路85には半導体レ
ーザ87が接続されており、該半導体レーザ87は、前
記駆動パルスによって点滅駆動される。従って、レーザ
光Lbは、高濃度画素に対しては長時間点灯され、低濃
度画素に対してはより短時間点灯される。このため、感
光ドラム(不図示)に対しては、高濃度画素の場合は主
走査方向に沿って長い領域が露光され、低濃度画素の場
合は短かい領域が露光される(図5(d) )。つま
り、画素の濃度に対応して潜像のドットサイズが異な
る。従って、当然のことながら、高濃度画素に対するト
ナーの消費量は、低濃度画素に対するそれよりも大であ
る。
【0037】一方、図4に示すクロックパルス発振器9
2は一定周期のクロックパルス(図5(b) )を発生
するものであり、アンドゲート93にはこのクロックパ
ルスと前記駆動パルスが入力される。従って、アンドゲ
ート93からは図5(c)に示すようにレーザ駆動パル
スの各々の幅に対応した数のクロックパルス、即ち、各
画素の濃度に対応した数のクロックパルスが出力され
る。このクロックパルス数はカウンタ95によって積算
される。而して、この積算信号(積算クロックパルス数
)は、前記原稿81のトナー像を1つ形成するた
めに現像器(不図示)から消費されるトナー量に対応し
ている。この積算クロックパルス数CはCPU(現像
剤消費量測定手段)96に印加されると共に、RAMに
記憶される。該積算クロックパルス数C が予め設定
された数値に到達すると、前記CPU96は信号を出力
し、該信号を受けた制御開始手段73が前述のとおりテ
ストパターンジェネレータ72及びコントローラ5を作
動する。
【0038】これによると、正確に測定したトナーの消
費量の測定結果に応じてコントローラ5を作動されるの
で、トナー残量が少なくてトナーの補給が間に合わず現
像特性が不安定となる場合においても、画像形成条件を
適正に制御することにより所望の濃度をもつコピー画像
を得ることができる。
【0039】また、テストパターンが形成された転写材
をあらためて反射濃度測定装置にセットする必要はな
く、テストパターンジェネレータ72からの信号によっ
て自動的に形成されたテストパターン33が反射濃度測
定装置1に対向する位置を通過する際に自動的に計測さ
れ、したがって操作が煩雑であるという問題も解消され
る。
【0040】さらに、コントローラ5及びテストパター
ンジェネレータ72の起動開始自動的に行われるため、
定期的な作業はなんら必要がなく、該操作を行う時期を
管理しなければならないという煩わしさもない。
【0041】なお、前述した反射濃度測定装置1は、図
6に示すように各色のレジストレーションパターンの検
出用にも用いてもよい。
【0042】各色のレジストレーションパターンRは、
転写ベルト22の端部上面にそれぞれ形成されており、
発光ユニット42及び第1のフォトセンサ3は、このパ
ターンRに対向する位置に配置されている。該反射濃度
測定装置1からの信号に基づいて、不図示の同期手段が
可視画像の形成位置を制御する。また、前述したテスト
パターン33も該反射濃度測定装置1に対向する位置に
形成する。
【0043】これによると、フォトセンサ3は、前述の
如くテストパターンの反射濃度を検出してコピー濃度を
適正に保つと共に、レジストレーションパターンRを読
み取ることにより、転写材上に転写される各色の可視画
像の色ズレ(主走査方向K、副走査方向Lの両方向の色
ズレ)を検知し、レジストレーションの精度を適正に保
つことができる。
【0044】また、反射濃度測定装置1が、テストパタ
ーンの反射濃度検出及びレジストレーションパターンR
の位置検出に兼用されるため、装置が安価となりまた構
造も簡単となる。
【0045】なお、図6においては、発光ユニット2と
フォトセンサ3とが転写ベルト22の端部にそれぞれ1
組ずつしか設けられていないが、複数組ずつ設けてもよ
い。これにより、テストパターンの反射濃度測定におい
てコントローラ5が測定値の平均を算出し、その平均値
に基づいて1次帯電器12a等を制御することにより、
さらに適正な濃度をもつコピー画像が得られる。
【0046】また、テストパターン33の形成手段であ
るテストパターンジェネレータ72の信号を転写ベルト
22の回転に同期させることにより、該テストパターン
33が常に転写ベルト22上の同じ位置に形成されるよ
うにしてもよい。同様に、レジストレーションパターン
Rの形成手段(不図示)を転写ベルト22の回転に同期
させることにより、該レジストレーションパターンRを
転写ベルト22上の同じ位置に必ず形成されるようにし
てもよい。これにより、反射濃度等の測定に際して転写
ベルト22の表面状態(例えば、傷の有無)は一定であ
り、その測定結果が該転写ベルト22の表面状態の影響
を受けることがなく、該測定結果が正確になり、従って
適切な制御を行うことができる。
【0047】一方、発光ユニット2により発せられる光
が吸収されてフォトセンサ3による測定が困難なトナー
(例えば、カーボンブラックを含有するブラックトナ
ー)と、他の測定可能なトナーとを組み合わせて使用す
る場合には、測定可能なトナーを転写ベルト22上に転
写し、その上に測定不可能なトナーを転写する。これに
より、フォトセンサ3は、本来測定不可能なトナーの吸
収特性を読み取ることができ、結果として全てのトナー
の濃度を読み取ることができる。なお、この場合はコン
トローラ5の濃度変換用のテーブルを別に設ける必要が
ある。
【0048】また、前述した如く、各感光ドラム11
a,…,11dから転写ベルト22上に転写されたテス
トパターン33は、転写ベルト22自身の回転駆動に伴
なって移動する。従って、例えば上流側にある感光ドラ
ム(例えば、感光ドラム11a)にて形成され転写ベル
ト22上に転写されたテストパターン33は、該転写ベ
ルト22の回転に伴い下流の感光ドラム11b,…,1
1dを通過する。かかる通過の際に、該テストパターン
33が該感光ドラム11b,…,11d上のトナーと接
触すると、該トナー像が乱されるので、かかる場合は転
写ベルト22と感光ドラム11b,…,11dとの接触
をなくしてもよい。例えば、転写ベルト22と感光ドラ
ム11a,…,11dとの接触圧を維持している不図示
の押当て部材の付勢を解除したり、転写ベルト22を駆
動系(不図示)と共に下げるようにすればよい。
【0049】更に、上述した反射濃度測定器1は、転写
ベルト22上方に配設しなくてもよく、例えば感光ドラ
ム11a,…,11dに対向させて設けてもよい。かか
る場合は、現像器15a,…,15dよりも、感光ドラ
ム回転方向下流側に設ければよく、これにより、転写の
影響(例えば、転写ベルトの傷等の影響)を受けずにテ
ストパターンの反射濃度測定が可能である。
【0050】また、前記の濃度補正は、複写装置内部の
特定部品を交換した場合に行ってもよい(図7)。
【0051】現像器、感光ドラム、画像形成用光源、転
写ベルト等の主要な部品を保守又は交換のために取り外
したあと(S1)、オペレータがサビースモードを作動
させる(S2)。次に、何の部品を交換したかを指示特
定し、テストモードを作動させる(S3)。すると、制
御開始手段73が信号を出力して、前述したようにテス
トパターンジェネレータ72及びコントローラ5を作動
させ、その結果図8及び図9に示すようなテストパター
ン100、101が複写されたシート材が出力される
(S4)。この出力されたテストパターンの反射濃度を
前述した反射濃度測定装置1にて測定する(S5)。読
み取られた濃度は複写機本体内のコントローラ5におい
て演算され、画像形成部の現像特性を補正し、コピー濃
度が適正となるように制御する。
【0052】なお、上述の実施例において、部品が交換
されたか否かの判断(S1)、及び交換された部品の特
定(S3)は、各部品毎に予め取り付けられているセン
サ(マイクロスイッチ、フォトインタラプタ等)からの
信号による自動判別でもよい。
【0053】また、サービスモードの作動操作は、専用
のスイッチを設けなくとも、通常は行われないようなキ
ー操作(例えば、複数のボタンを同時に押す等)などに
よって行うようにしてもよい。
【0054】上記操作をすることにより、図8及び図9
に示すようなテストパターン100、101が出力され
る。このテストパターン100、101を、前述した反
射濃度測定装置1に読み取らせると(S5)、読み取ら
れた反射濃度はコントローラ5において演算され、その
演算結果に基づいて複写機の画像形成条件が変更され
(前述)、一連の作業が終了する。
【0055】なお、上述実施例においては画像形成条件
の補正を行ったが、転写効率補正を行ってもよい。
【0056】即ち、図8のテストパターン100を作成
する際に、転写帯電器に流す総電流を例えば100〜6
00μAまで100μA毎に変化させて、6種のテスト
パターン100を作成する。これらのテストパターン1
00を前記同様反射濃度測定装置41で測定し、濃度変
換されCPUのグラフにプロットされた転写効率のピー
ク値より、最適な転写電流が決定される。
【0057】これにより、適正なコピー画像が得られる
と共に、転写電流過大によるオゾンの発生量が増大する
ことを防止できる。
【0058】図10は、反射濃度測定装置の測定結果を
演算処理するコントローラ5内のメモリに格納されたグ
ラフの例を示したものである。
【0059】ここで、それぞれAの曲線は、気温30
℃、相対湿度80%、Bの曲線は気温23℃、相対湿度
60%、Cの曲線は気温20℃、相対湿度10%の環境
下における、転写帯電器への総電流と転写効率との関係
の一例を示している。かかる転写効率は環境によって変
化することは知られているが、図に示すように、本出願
人の実験によると、だいたい100μA〜600μAの
範囲で転写電流を選択すれば、転写効率を高く維持する
ことができることがわかった。
【0060】図11は、前記実験に用いた複写機の転写
帯電器16の構造について詳示したものである。
【0061】本実験では、トナー粒径8mm、帯電量−
30μc/gであり、また感光ドラム11にはOPCを
用い、その径は80φ、CT層20μm、誘電率ε=2
7であった。更に、転写ベルト22の体積抵抗率10
−14 〜10−15 Ω・cm、膜厚150μmであ
った。一方、転写帯電器16のシールド幅SW、シール
ド高さSHは共に20mmであり、また転写帯電器16
の放電ワイヤ16aと転写ベルト22との間隙は10m
m、シールドケース16bの背面から放電ワイヤ16a
までの距離は15mm、放電ワイヤ16aは60μmの
タングステンワイヤであった。
【0062】なお、転写効率と転写電流との関係は、こ
れらの諸条件により変化するものであり、実際には、複
写機それぞれの仕様により前記関係を求めればよい。
【0063】このように、転写効率と転写電流との関係
を求めた上で、気温等の環境変化に応じて最適な転写電
流を決定し使用することで、常に安定したコピー画像を
得ることができる。
【0064】次に、最高濃度の補正方法について述べ
る。
【0065】最高濃度の補正には、図9のテストパター
ン101を用いるが、該テストパターン101の最高濃
度はマゼンタ色、シアン色、イエロー色、ブラック色の
各色について1.8±0.1であることが望ましい。そ
して、前記反射濃度測定装置により読み取られたテスト
パターンの最高濃度が1.8±0.1よりも小さい場合
は、前記CPUに予め設定されている最高濃度補正テー
ブルを使用することにより、1次帯電器の適正電位を演
算し、感光ドラムの帯電電位を変化させることにより、
最高濃度を1.8±0.1に保つ。
【0066】更に、調子再現性(階調性)向上のための
いわゆるLUT補正について説明する。
【0067】かかる補正には図9のテストパターン10
0を用いるが、出力されたテストパターン100は、反
射濃度測定装置41にて読み取られ、CPUに送信され
る。前記テストパターン100は図9に示すとおり16
段階の濃度をもっているため16種のデータを得られる
が、データ間の補完を行うことにより図12に示すよう
な濃度曲線が得られる(A)。そして、CPUにおい
て、階調特性がリニアな関係(C)となるように各画像
形成条件の制御を行うことにより、適正なコピー画像を
得ることができる。
【0068】以下、図面に沿って、反射濃度測定装置の
他の実施例について説明する。なお、図2に示すものと
同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0069】反射濃度測定装置41は、図13に詳示す
るように、発光ユニット42を有しており、発光ユニッ
ト42は、LED(発光部)6、第2のフォトセンサ
(発光量測定部)7、これらLED6と第2のフォトセ
ンサ7との間に配設された第1の偏光フィルタ(第1の
偏光手段)43、LED6と転写ベルト22との間に配
設された第2の偏光フィルタ(第2の偏光手段)45を
備えている。これら偏光フィルタ43,45は互いに位
相が90°ずらして配設されている。
【0070】上記構成によると、LED6から光が上下
双方向に出射されると、下方に出射された光は第1の偏
光フィルタ43を通過して転写ベルト22の上面に照射
され、そのうちの反射した光の一部L は第1のフォ
トセンサ3に受光される。かかる第1のフォトセンサ3
は、受光した光をその光量に応じた電位を有する電気信
号に変換し、コントローラ5に対して出力する。一方、
LED6から上方に出射された光は第2の偏光フィルタ
44を通過して第2のフォトセンサ7に受光され、かか
る第2のフォトセンサ7は、受光した光をその光量に応
じた電位を有する電気信号に変換し、コントローラ5に
対して該信号を出力する。前記偏光フィルタ43,45
は前述したように位相が90°ずれて配置されているの
で、LED6から下方へ出射された光の一部L が転
写ベルト22の上面(テストパターン33)で第2のフ
ォトセンサ7のある方向に反射されても、該光の一部L
は第2の偏光フィルタ45を通過する際に偏光されて
いるため、第1の偏光フィルタ43を通過することはで
きない。
【0071】従って、第2のフォトセンサ7はLED6
から上方へ直接出射された光のみ受光し、その他の反射
光は受光しないため、LED6の発光量の変動が正確に
測定できる。これにより、テストパターン33からの反
射光量測定に際して、LED6の発光量の変動の補正を
正確に行うことができ、該テストパターン33の反射濃
度測定を正確に行うことができる。
【0072】ついで、図14に沿って、反射濃度測定装
置の他の構造について説明する。
【0073】フォトセンサ51は、LED6の中心を通
る鉛直線上を外れた位置で、LED6の斜め上方に図示
のように配置されており、LED6に対向している。従
って、フォトセンサ51は、LED6から上方向に放射
状に出射された光のみを受光し、テストパターン33か
らの反射光は受光しない。
【0074】これによると、偏光フィルタなどの反射光
を遮蔽部材を設ける必要がなく、構造が簡単にできる。
なお、LED6の中心を通る鉛直線上を外れた位置で計
測するために減少する受光量による弊害は、高感度のフ
ォトセンサを用いることで解消できる。
【0075】また、フォトセンサの位置を図14に点線
(52)で示す如く、LED6の斜め下方に配設して
も、フォトセンサ52はテストパターン33からの反射
光を受光することなく、LED6の発光量の変動を正確
に計測できる。なお、かかる場合は、LEDは一方向に
のみ光を出射する形式のものでよい。
【0076】更に、図15に沿って、反射濃度測定装置
の他の構造について説明する。
【0077】フォトセンサ61は、LED6よりも転写
ベルト22側に配設され、その受光方向は転写ベルト2
2の上面に対して略平行になるように、即ちLED6の
光軸とフォトセンサ61の光軸とが直交するように配設
されている。また、これらの光軸の交点には半透過ミラ
ー(反射部材)62が配設されており、LED6から出
射された光は転写ベルト22の方向の光L とフォト
センサ61の方向の光L とに分けられる。このうち
光L はテストパターン33にて反射されるが、この
光はさらに半透過ミラー62にて反射され、フォトセン
サ61の方には透過されない。
【0078】これにより、テストパターン33にて反射
された光L は、フォトセンサ61には受光されずフ
ォトセンサ3にのみ受光されることにより、前述した実
施例同様、LED6の発光量の変化を正確に測定するこ
とができ、転写ベルト22上のテストパターン33の反
射濃度を測定する際の補正が正確に行え、従って反射濃
度測定も正確に行うことができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明の画像
形成装置によると複写枚数等の影響によりトナーの消費
量が一時的に増加して現像特性が悪化しても、制御手段
によって画像形成条件が適正に保たれるため、常に適正
な画像形成が行われる。
【0080】また、テストパターンが形成された転写材
をあらためて反射濃度測定装置にセットする必要はな
く、テストパターン作成手段からの信号によって自動的
に形成された可視画像の反射濃度が反射濃度測定装置に
より測定されるため、測定操作も不要となる。
【0081】さらに、制御手段及びテストパターン作成
手段は、制御開始手段73によって作動されるため、し
たがって該制御手段等の作動開始時期を管理しなければ
ならないという煩わしさもない。現像手段により形成さ
れたテストパターンの可視画像の形成することができ
る。
【0082】また、第2の発明の反射濃度測定装置によ
ると、発光量測定部には発光部から直接出射された光の
みが入射され、被測定部を反射した光は迷光防止手段に
よって前記発光量測定部への入射を防止されるため、前
記発光量測定部は前記発光部からの発光量の変動を正確
に測定できる。
【0083】したがって、コントローラは受光部から出
力された電気信号に基づいて反射濃度を正確に演算で
き、また発光部における発光量が気温等の影響を受けて
変動したとしても、該変動の影響を受けることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光ドラム11a周囲の構造を示す縦断面図。
【図2】反射濃度測定装置1の構造を示す詳細説明図。
【図3】複写装置の現像特性を示す図。
【図4】トナーの消費量を測定する回路の説明図。
【図5】図4に示す回路各部における出力電圧波形等を
示す図。
【図6】反射濃度測定装置をレジストレーションパター
ンの検知に用いたときの斜視図。
【図7】複写装置の特定部品交換時におけるコントロー
ラ5の作動を示すフローチャート図。
【図8】複写装置により出力されるテストパターンの一
例を示す図。
【図9】複写装置により出力されるテストパターンの他
の例を示す図。
【図10】転写効率と転写電流との関係を示す図。
【図11】転写帯電器近傍を拡大した縦断面図。
【図12】反射濃度測定装置の測定結果に基づいて得ら
れた濃度曲線の一例を示す図。
【図13】本発明に係る反射濃度測定装置の構造説明
図。
【図14】反射濃度測定装置の他の実施例を示す図。
【図15】反射濃度測定装置のさらに他の実施例を示す
図。
【図16】多色電子複写装置の構造を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 反射濃度測定装置 3 受光部(第1のフォトセンサ) 5 制御手段(コントローラ) 6 発光部(LED) 7 発光量測定部(第2のフォトセンサ) 11a,11b,11c,11d 像担持体(感光ド
ラム) 13a,13b,13c,13d 潜像形成手段(露
光手段) 15a,15b,15c,15d 現像手段(現像
器) 22 転写ベルト 33 テストパターン 41 反射濃度測定装置 42 発光ユニット 43 第1の偏光手段(第1の偏光フィルタ) 45 第2の偏光手段(第2の偏光フィルタ) 51 発光量測定部(第2のフォトセンサ) 71 制御ユニット 72 テストパターン作成手段(テストパターンジュ
ネレータ) 42 クロックパルス発振器 71 制御ユニット 72 テストパターン作成手段(テストパターンジェ
ネレータ) 73 制御開始手段 93 アンドゲート 95 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 21/47 F 7370−2J G03G 15/01 113 A 7818−2H 15/08 115 9222−2H H04N 1/29 Z 9186−5C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される像担持体と、該像担持体
    に対向して配設され該像担持体上に静電潜像を形成する
    潜像形成手段と、該像担持体に対向して配設され前記静
    電潜像を可視化する現像手段と、を備える画像形成装置
    において、 濃度測定用の可視画像を形成するための信号を前記潜像
    形成手段に出力するテストパターン作成手段と、 前記出力された信号に基づいて形成された可視画像に対
    向する位置に設けられて前記可視画像の反射濃度を測定
    する反射濃度測定装置と、 該反射濃度測定装置からの信号に基づいて画像形成条件
    を制御する制御手段と、 前記テストパターン作成手段及び前記制御手段を作動さ
    せる制御開始手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御開始手段が、前記画像形成装置
    により連続して画像形成が行われる場合に限り、前記制
    御手段を作動させる、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御開始手段が、前記画像形成装置
    の特定の部品を交換したときに限り、前記制御手段を作
    動させる、 請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御開始手段が、現像剤の消費量を
    測定する現像剤消費量測定手段を備え、該現像剤消費量
    測定手段からの信号に基づいて前記制御手段を作動させ
    る、請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 被測定物に対して光を出射する発光部
    と、該被測定物からの反射光を受光して電気信号に変換
    する受光部と、該受光部からの信号を受けて該被測定物
    の反射濃度を演算するコントローラと、を備えた反射濃
    度測定装置において、 前記発光部からの出射光を受光して電気信号に変換して
    前記コントローラに出力する発光量測定部と、 前記被測定物からの反射光が該発光量測定部に受光され
    ることを防止する迷光防止手段と、を備え、 前記コントローラが、前記発光量測定部からの信号によ
    り前記発光部の発光量の変動を演算し、該演算結果に基
    づいて前記発光部の発光量の変動に伴なって被測定物か
    らの反射光量の補正をし、該被測定物の反射濃度を演算
    する、 ことを特徴とする反射濃度測定装置。
  6. 【請求項6】 前記迷光防止手段が、前記発光量測定部
    と前記発光部との間に配設された第1の偏光手段と、前
    記被測定物と前記発光部との間に配設された第2の偏光
    手段と、を有する、 請求項1記載の反射濃度測定装置。
  7. 【請求項7】 前記迷光防止手段が、前記発光部から出
    射された光の一部を前記発光量測定部の方向へ反射させ
    ると共に、前記被測定物から前記発光量測定部への反射
    光を遮断する反射部材を備えた、 請求項1記載の反射濃度測定装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319233A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Nec Off Syst Ltd 電子写真プリンタにおけるトナーマーク検出装置
JPH0869213A (ja) * 1994-08-30 1996-03-12 Canon Inc 画像形成装置および画像形成方法
JP2005127792A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Fuji Xerox Co Ltd フォトセンサ装置
JP2014219624A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2016008984A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、および画像濃度補正方法
CN112041756A (zh) * 2018-06-08 2020-12-04 惠普发展公司, 有限责任合伙企业 诊断图像形成装置的状态

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