JP4365066B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在に保持する電気部品用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の「電気部品用ソケット」としては、「電気部品」であるICパッケージを着脱自在に保持するICソケットがある。
【0003】
このICソケットは、ICパッケージが収容される収容面部を有するソケット本体と、このソケット本体に配設され、ICパッケージの端子に電気的に接続されるコンタクトピンとを備えている。
【0004】
そのソケット本体は、上下動自在に配設されて収容面部が形成されたフローティングプレートを有し、フローティングプレートに形成された貫通孔にコンタクトピンの上端部側の接触部が挿入されている。
【0005】
そして、このフローティングプレート上にICパッケージが載置されて下方に押圧されることにより、このフローティングプレートが下方に移動されることから、ICパッケージの下面に設けられた端子に、コンタクトピンの接触部が所定の圧力で当接して電気的に接続されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、コンタクトピンの接触部は、フローティングプレートの上死点位置では、このフローティングプレートの貫通孔内に位置しているため、この貫通孔内に上方からゴミが浸入して、コンタクトピン接触部とICパッケージ端子との間にゴミが介在して接触不良を招いたり、又、コンタクトピン接触部とフローティングプレートとの相対移動の障害となったりする、という問題があった。
【0007】
そこで、この発明は、コンタクトピンが挿通される貫通孔へのゴミの浸入を防止する電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、平面視四角形状の電気部品が収容される収容面部を有するソケット本体と、該ソケット本体に配設され、前記電気部品の端子に電気的に接続されるコンタクトピンと、前記ソケット本体に上下動自在に配設された操作部材とを備え、前記ソケット本体は、前記コンタクトピンが固定されるベース部と、該ベース部の上側にスプリングによって上方に付勢された状態で上下動自在に配設されて前記収容面部が形成された平面視四角形状のフローティングプレートと、該フローティングプレートの四隅にそれぞれ突設されて前記電気部品が前記収容面部上に収容される際に前記電気部品の四隅をそれぞれ案内するガイド部とを有し、前記コンタクトピンは、平面視において前記フローティングプレートの内側に配設され、前記フローティングプレートの貫通孔に下方へ押込み可能な状態で直線状に挿通されて上方に突出すると共に、上端部に前記電気部品の端子との接触部を有し、該接触部が、前記電気部品の前記収容面部への収容状態及び非収容状態の何れの時においても、前記貫通孔から上方に突出するように構成され、前記フローティングプレートには、前記収容面部上であって、前記電気部品の平面視における四隅に対応した位置で前記ガイド部の内側に接した位置と、前記電気部品の周縁部の四隅の間に対応した位置とに、前記電気部品の周縁部の四隅と該四隅の間の位置とを支持する載置突部が複数互いに離間した状態で上方に突出して形成され、該載置突部の突出量は、前記フローティングプレートの上死点位置で前記接触部と前記電気部品の端子とが接触せず、前記フローティングプレートが前記収容面部に前記電気部品を収容した状態で前記上死点位置から前記スプリングの付勢力に抗して下降すると、前記フローティングプレートの下降により該コンタクトピンの接触部の前記フローティングプレートからの突出量が大きくなって前記接触部と前記電気部品の端子とが接触し、該接触した状態から前記フローティングプレートが更に下降すると、前記コンタクトピンの接触部と前記電気部品の端子との接圧が上昇するように構成され、前記収容面部に前記電気部品が前記複数の載置突部に支持されて収容された状態において、前記電気部品の底面と前記収容面部との間には、前記操作部材に形成された通風路と連通する間隙が形成されるように構成されたことを特徴とする。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の構成に加え、前記コンタクトピンは、前記ベース部に固定されて下方にリード部が形成されると共に、該ベース部と前記フローティングプレートとの間に弾性変形可能な弾性部が形成され、前記接触部側と前記リード部側とがずれて配置されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0012】
図1乃至図19には、この発明の実施の形態を示す。
【0013】
まず構成を説明すると、図中符号11は、「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は、「電気部品」であるICパッケージ12の性能試験を行うために、このICパッケージ12の板状の端子12bと、測定器(テスター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続を図るものである。
【0014】
このICパッケージ12は、図19に示すように、いわゆるLGA(Land Grid Array)と称されるもので、方形のパッケージ本体12aの下面に板状の端子12bが行列状に配列されている。また、このパッケージ本体12aの上面には中央部に上方に突出するダイ12cが形成されている。
【0015】
一方、ICソケット11は、図3に示すように、プリント配線板(図示省略)上に配置されるソケット本体13を有し、このソケット本体13は、ICパッケージ12の端子12bに接触されるコンタクトピン14が多数配設されるベース部15と、このベース部15の上側に配置されたフローティングプレート16とを有している。
【0016】
また、そのソケット本体13には、ICパッケージ12を押圧する一対の開閉部材19が回動自在に設けられると共に、この開閉部材19を開閉させる四角形の枠形状の操作部材20が上下動自在に配設されている。
【0017】
より詳しくは、コンタクトピン14は、図8及び図9に示すように、バネ性を有し、導電性に優れた板材から形成され、ベース部15の圧入孔15aに圧入固定され、このベース部15から下方にリード部14aが突出され、このリード部14aが、プリント配線板に電気的に接続されるようになっている。また、このコンタクトピン14には、リード部14aの上側に、略S字状で弾性変形可能な弾性部14bが形成されると共に、この弾性部14bの上端部に、ICパッケージ端子12bに下方から当接して電気的に接続される接触部14cが形成されている。
【0018】
そして、そのコンタクトピン14はフローティングプレート16の貫通孔16aに挿通されている。
【0019】
このフローティングプレート16は、図1に示すように、四角形状を呈し、収容面部16dの上側にICパッケージ12が収容されるようになっていると共に、ICパッケージ12を収容するときに案内するガイド部16bが、パッケージ本体12aの各角部に対応して形成されると共に、マトリックス状に形成された多数の貫通孔16aの形成範囲の周囲に、パッケージ本体12aの周縁部に当接してICパッケージ12を支持する載置突部16cが計6カ所形成されている(図1,図8及び図9参照)。
【0020】
また、ベース部15に対して上下動自在に配設され、図7に示すように、スプリング17により上方に付勢され、図3に示すように、ベース部15から上方に延長されて形成されたストッパ部15bにより、上死点位置で停止させられるように構成されている。このストッパ部15bは、フローティングプレート16の後述するガイド部16aの上面に当接するようになっている。
【0021】
そして、図8にはICパッケージ12の非収容状態、図9にはICパッケージ12の収容状態を示しており、フローティングプレート16の貫通孔16aに挿通されたコンタクトピン16は、収容面部16dへのICパッケージ12の収容状態及び非収容状態の何れの時においても、その貫通孔16aから上方に接触部14cが突出するように構成されている。
【0022】
このICパッケージ12の非収容状態、すなわち、フローティングプレート16の上死点位置においては、図8に示すように、コンタクトピン接触部14cのフローティングプレート貫通孔16aからの突出量H1より、フローティングプレート収容面部16dに設けられた載置突部16cの突出量H2の方が大きく設定されている。これで、上死点位置においては、フローティングプレート16の載置突部16cにICパッケージ12が載置された状態で、コンタクトピン接触部14cとICパッケージ端子12bとが接触しないようになっている。この上死点位置からフローティングプレート16が下方に押し下げられた時には、図9に示すように、コンタクトピン接触部14cとICパッケージ端子12bとが所定の接圧で接触されるようになっている。
【0023】
一方、一対の開閉部材19は、図5に示すように、いわゆる観音開き可能に回動自在に設けられ、各開閉部材19は、それぞれベースプレート22に「押圧部」としてのヒートシンク23が取り付けられ、これらがソケット本体13にリンク機構27を介して開閉自在に支持され、ヒートシンク23がICパッケージ12を押圧する押圧位置から待避位置まで変位するように構成されている。
【0024】
ヒートシンク23は、例えばアルミダイキャスト製で、熱伝導率が良好なもので形成され、図1,図10及び図11に示すように、一方の面側(下面側)に、ICパッケージ12に当接する当接突部23aが形成され、他方の面側(上面側)に、効率的に放熱を行うための多数の放熱フィン23bが形成されている。
【0025】
このヒートシンク23が、ベースプレート22に螺合された計4つの取付ネジ29にガイドされて、このベースプレート22の平面部22aに対して垂直方向に平行移動可能に設けられ、取付ネジ29の周囲に設けられたコイルスプリング30により、ヒートシンク23がベースプレート平面部22aに当接される方向に付勢されている。
【0026】
リンク機構27は、ベースプレート22の両側に一対ずつ設けられた「第1リンク部材」としての第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25と、第2リンク部材26とを有している。
【0027】
第1リンク外側部材24は図12に、又、第1リンク内側部材25は図13に示すように板状に形成されており、図3に示すように、これらの一端部24a,25aがソケット本体13のベース部15から突設された支持ポスト15cに支持軸32を介して上下方向に回動自在に支持されている。なお、第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25は、ベースプレート22等の両側に設けられて対称形状を呈しており、図12及び図13に記載のものは、その一方のものを示している。
【0028】
そして、図2及び図3に示すように、これら第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25の他端部24b,25b側近傍が、取付軸33を介してベースプレート22の鉛直片22bに回動自在に取り付けられている。しかし、第1リンク内側部材25には、係止片25cが屈曲されて形成され、この係止片25cが、図1に示すように、ベースプレート22の鉛直片22bに係止されることにより、このベースプレート22は、第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25に対して取付軸33を中心として、一方の方向への回動が阻止されるようになっている。
【0029】
さらに、第2リンク部材26は、図14に示すように、ヒートシンク23等の両側に一対設けられた側板部26aと、これらを連結する長板状の連結橋部26bとを有している。これら側板部26aが、両第1リンク外側部材24と第1リンク内側部材25との間に挟持されることにより、第1リンク外側部材24と第1リンク内側部材25とが所定の間隔で平行に配設されている。
【0030】
そして、その側板部26aの一端部26cが操作部材20に力点軸36を介して回動自在に取り付けられると共に、この側板部26aの他端部26dと、第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25の他端部24b,25bとの三者が連結軸34を介して回動自在に連結されている。
【0031】
これにより、操作部材20を図3に示す上死点位置から図5に示すように、下降させると、力点軸36の位置が下降し、第2リンク部材26の側板部26aの下縁凹部26eが支持軸32に当接し、この支持軸32がてこの支点となり、作用点である連結軸34が上方に回動されることにより、取付軸33を介して第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25が支持軸32を中心に上方に向けて回動することにより、ベースプレート22及びヒートシンク23が上方に開かれることとなる。
【0032】
一方、操作部材20は、図15に示すように、ICパッケージ12が挿入可能な大きさの開口20aを有する四角形の枠状を呈し、ソケット本体13に対して上下動自在に配設されている。
【0033】
すなわち、図3に示すように、計4本のガイドピン38のネジ部38aが、ソケット本体13に設けられたナット39に螺合されて取り付けられ、このガイドピン38が操作部材20の案内孔20bに挿通されることにより、操作部材20がガイドピン38に案内されて上下動自在に配設されている。そして、この操作部材20が各ガイドピン38の周囲に配設されたコイルスプリング41により上方に付勢され、上死点位置で、ガイドピン38の上端フランジ部38bに、操作部材20の案内孔20bの周縁部20cが当接することにより、操作部材20の上昇が規制されるようになっている。
【0034】
その操作部材20の案内孔20bは、上方が開口したガイドピン用凹所20dの底面部に形成され、操作部材20の上死点位置では、操作部材20の上面部より、ガイドピン38の上端フランジ部38が距離L1だけ低い位置に設定されている。
【0035】
また、そのガイドピン用凹所20dの周囲には、下方が開口した略円環形状のスプリング用凹所20cが形成され、このスプリング用凹所20cにコイルスプリング41の上側が挿入されている。操作部材20の上死点位置では、ガイドピン38の上端フランジ部38bより、コイルスプリング41の上端の方が高い位置となっている(図3参照)。
【0036】
さらに、この操作部材20には、図2及び図16に示すように、相対向する辺部20jに2つずつ通風路20fが形成されている。これら各辺部20jの一対の通風路20fは、一対のガイドピン用凹所20dの間に略水平方向に沿って形成され、各辺部20jの外縁部側に外側開口20gが形成され、内縁部側に内側開口20hが形成されている。これら外側開口20gは、幅W1が内側開口20hの幅W2より広く形成されている。
【0037】
これで、開閉部材19を閉じた状態では、通風路20fの外側開口20gから浸入した外気が内部を通り、内側開口20hから枠形状内部のヒートシンク23に向けて送風されると共に、内側から外側に排出されるように構成されている。
【0038】
かかる構成のICソケット11において、ICパッケージ12の収容は以下のように行う。
【0039】
まず、操作部材20を例えば自動機によりスプリング41等の付勢力に抗して下方に押し下げる。これにより、図3に示す状態から、操作部材20の力点軸36が下降し、第2リンク部材26が下方に回動することにより、この第2リンク部材26の下縁凹部26eが支持軸32に当接する(図4参照)。
【0040】
この状態から更に押し下げると、てこの原理により、その支持軸32を中心に第2リンク部材26が回動し、連結軸34側が上方に移動し、第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25が支持軸32を中心に上方に回動し、取付軸33を介してベースプレート22及びヒートシンク23が持ち上げられて開かれる(図5参照)。
【0041】
この際、操作部材20の押下げ力は、コイルスプリング41を押し下げる力に、ヒートシンク23等の重量を加えたもので良いため、従来のようにヒートシンクの押圧力を確保するための捻りコイルバネの付勢力に抗した力が必要ないことから、従来より小さな力で、開閉部材19を開くことができる。
【0042】
また、ベースプレート22及びヒートシンク23は、その取付軸33及び、第1リンク内側部材25等の係止片25cにて支持されているため、取付軸33を中心に大きく回動してフラ付くするようなことがない。
【0043】
この開閉部材19が最大限開かれた状態では、図5及び図6に示すように、開閉部材19が略鉛直方向に沿っており、ICパッケージ12挿入範囲から退避している。
【0044】
この状態で、図8に示すように、ICパッケージ12をフローティングプレート16上に各ガイド部16bにて案内して、載置突部16c上に載置する。この載置時には、載置突部16cの突出量H2の方が、コンタクトピン14の接触部14cの突出量H1より大きいため、ICパッケージ12の端子12bがコンタクトピン14の接触部14cに衝突することなく、損傷を防止することができる。
【0045】
また、コンタクトピン接触部14cが常にフローティングプレート16の貫通孔16aから上方に突出しているため、この貫通孔16a内にゴミが溜まるようなことがない。従って、コンタクトピン接触部14cとICパッケージ端子12bとの接触不良を防止できると共に、フローティングプレート貫通孔16aに対するコンタクトピン14の相対移動を円滑に行うことができる。
【0046】
次いで、操作部材20への押圧力を解除すると、この操作部材20がコイルスプリング41の付勢力にて上昇して行くことにより、上記とは反対の動作で、開閉部材19が閉じて行き、図9に示すように、ヒートシンク23の当接突部23aがICパッケージ12のダイ12cに当接する。
【0047】
この際には、ベースプレート22が取付軸33を中心に僅かに回動すると共に、このベースプレート22に対してヒートシンク23が取付ネジ29及びコイルスプリング30等を介して上下動自在に配設されているため、ヒートシンク23の当接突部23aで、ICパッケージ12のパッケージ本体12aを押圧する際に、微妙な角度調節を行うことができ、力を分配してバランス良く作用させることができる。
【0048】
そして、フローティングプレート16がスプリング17の付勢力に抗して下降させられることにより、コンタクトピン14の接触部14cのフローティングプレート16からの突出量が大きくなり、その接触部14cがICパッケージ12の端子12bに当接する(図9参照)。この当接状態では、コンタクトピン14の弾性部14bが弾性変形され、この弾性力により、所定の当接圧力が確保されることとなる。
【0049】
また、この際には、図8に示すように、コンタクトピン14の先端側の接触部14c側と、根元側のリード部14a側とが半ピッチPだけズラして配置されているため、その接触部14cの先端が下方に押し込まれた場合でも、その先端が倒れ込むことなく真下に変位することとなるため、変位動作を円滑に行うことができる。
【0050】
しかも、各リンク部材24,25,26を設けることにより、大きな付勢力を有する捻りコイルバネを用いることなく、ICパッケージ端子12bとコンタクトピン接触部14cとの接圧を確保することが出来る。
【0051】
すなわち、図3に示すように、ヒートシンク23にコンタクトピン14及びフローティングプレート16からの上方に向かう力F1が作用すると、この力F1は取付軸33を介して連結軸34に作用することとなる。そして、この力F1の分力F2が、第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25を支持軸32を中心に回動させる力として作用する。しかし、図3に示す状態から、第1リンク外側部材24及び第1リンク内側部材25を分力F2方向に回動させようとすると、第2リンク部材26がいわゆる突っ張りとなり、力点軸36に外方に向かう力F3が作用する。
【0052】
この略水平方向に沿う力F3は、操作部材20を外側に変形させる力として作用するが、操作部材20を下降させる力として作用しない。従って、第2リンク部材26が回動することなく、突っ張りとして作用することから、ICパッケージ端子12bと、コンタクトピン14の接触部14cとの接圧を確保できる。
【0053】
してみれば、各リンク部材24,25,26を設けることにより、開閉部材19を開くときの操作部材20の押圧力を小さくできると共に、開閉部材19を閉じた状態でのICパッケージ12の端子12bと、コンタクトピン14の接触部14cとの接圧を確保することが出来る。
【0054】
また、その第2リンク部材26は、図1に示すように、両側に設けられた側板部26aが連結橋部26bで連結されていることから、操作部材20の片押しが発生しても、左右一対設けられた第1リンク外側部材24と第1リンク内側部材25との動作を一体化させることができ、片押しによるベースプレート22の傾きを大幅に減少させることができる。
【0055】
さらに、図5に示すように、ガイドピン38を短くすることにより、操作部材20を下降させて開閉部材19を略90°回動させて、略鉛直方向に沿う状態とした場合でも、そのガイドピン38の上端フランジ部38bがヒートシンク23等に干渉するようなことがないと共に、ICソケット11の小型化を図ることができる。
【0056】
さらにまた、この短く形成されたガイドピン38の周囲に配置されたコイルスプリング41は図3に示すように、長く設定されているため、操作部材20の上下ストロークを長くできると共に、そのコイルスプリング41により、その長い上下ストロークの範囲において上方への付勢力を確保することができる。
【0057】
しかも、かかるICソケット11にICパッケージ12をセットして、バーンイン試験を行う場合には、所定の温度条件で、ICパッケージ12を試験する必要がある。しかし、そのICパッケージ12を収容した状態では、このICパッケージ12の周囲は、枠形状の操作部材20で覆われていることから、ヒートシンク23で放熱するようにしているものの、従来では、操作部材20の内側の熱が逃げ難く、ICソケット11の外側より温度が上昇してしまう虞があった。
【0058】
ところが、ここでは、操作部材20に2ヶ所ずつ通風路20fが形成されているため、この通風路20fを介して、操作部材20の内側と外側との間の空気の循環が行われる。従って、ICパッケージ12を所定の条件温度で検査することが可能となる。
【0059】
しかも、各通風路20fは、図16に示すように、操作部材20の相対向する辺部20jに形成されて直線上に配置されているため、例えば左側の通風路20fから操作部材20の内側に導入された空気は、ICパッケージ12が収容された部分で熱交換を行って、そのまま右側の通風路20fからICソケット11の外部に排出される。従って、風の通りが良いため、ICパッケージ12の放熱をより効果的に行うことができる。
【0060】
なお、上記実施の形態では、「電気部品用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1及び2に記載の発明によれば、コンタクトピンの接触部は、電気部品の収容面部への収容状態及び非収容状態の何れの時においても、収容面部に形成された貫通孔から上方に突出するように構成されているため、その貫通孔内にゴミが溜まるようなことがなく、コンタクトピンの接触部と電気部品の端子との接触不良を防止できると共に、コンタクトピンの接触部の貫通孔内における相対移動を円滑に行うことができる。
【0062】
請求項1又は2に記載の発明によれば、フローティングプレートの収容面部上には、電気部品が載置される複数の載置突部が上方に突出して形成され、この載置突部の突出量が、フローティングプレートの上死点位置でコンタクトピンの接触部と電気部品の端子とが接触せず、フローティングプレートが収容面部に電気部品を収容した状態で上死点位置からスプリングの付勢力に抗して下降すると、フローティングプレートの下降によりコンタクトピンの接触部のフローティングプレートからの突出量が大きくなって接触部と電気部品の端子とが接触し、接触した状態からフローティングプレートが更に下降すると、コンタクトピンの接触部と電気部品の端子との接圧が上昇するように構成されたため、電気部品を収容して載置突部に載置した際には、電気部品の端子がコンタクトピンの接触部に接触することがなく、電気部品の端子やコンタクトピンの接触部の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICソケットの平面図で、一対の開閉部材の上側半分を開いた状態を示す図である。
【図2】同実施の形態に係るICソケットを示す図1の右側面図である。
【図3】同実施の形態に係る図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】同実施の形態に係るICソケットの操作部材の下降途中の状態を示す図3に相当する断面図である。
【図5】同実施の形態に係るICソケットの操作部材の最下降状態を示す図4に相当する断面図である。
【図6】同実施の形態に係る図1のB−B線に沿う断面図である。
【図7】同実施の形態に係る図1のC−C線に沿う断面図である。
【図8】同実施の形態に係るICパッケージを収容する際の作用を示す断面図で、開閉部材を開いた状態の図である。
【図9】同実施の形態に係るICパッケージを収容する際の作用を示す断面図で、開閉部材を閉じてICパッケージを収容した状態を図である。
【図10】同実施の形態に係るベースプレートとヒートシンクとを示す断面図である。
【図11】同実施の形態に係るベースプレートとヒートシンクとの取付状態を示す断面図である。
【図12】同実施の形態に係る第1リンク外側部材を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)の右側面図である。
【図13】同実施の形態に係る第1リンク内側部材を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)の右側面図である。
【図14】同実施の形態に係る第2リンク部材を示す図で、(a)は第2リンク部材の平面図、(b)は正面図、(c)は(a)の右側面図である。
【図15】同実施の形態に係る操作部材の平面図である。
【図16】同実施の形態に係る操作部材の底面図である。
【図17】同実施の形態に係る図15のD−D線に沿う断面図である。
【図18】同実施の形態に係る図15のE−E線に沿う断面図である。
【図19】ICパッケージを示す図で、(a)はICパッケージの平面図、(b)はICパッケージの正面図、(c)はICパッケージの底面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
12b 端子
13 ソケット本体
14 コンタクトピン
14c 接触部
15 ベース部(ソケット本体)
16 フローティングプレート(ソケット本体)
16a 貫通孔
16c 載置突部
16d 収容面部

Claims (2)

  1. 平面視四角形状の電気部品が収容される収容面部を有するソケット本体と、該ソケット本体に配設され、前記電気部品の端子に電気的に接続されるコンタクトピンと、前記ソケット本体に上下動自在に配設された操作部材とを備え、
    前記ソケット本体は、前記コンタクトピンが固定されるベース部と、該ベース部の上側にスプリングによって上方に付勢された状態で上下動自在に配設されて前記収容面部が形成された平面視四角形状のフローティングプレートと、該フローティングプレートの四隅にそれぞれ突設されて前記電気部品が前記収容面部上に収容される際に前記電気部品の四隅をそれぞれ案内するガイド部とを有し、
    前記コンタクトピンは、平面視において前記フローティングプレートの内側に配設され、前記フローティングプレートの貫通孔に下方へ押込み可能な状態で直線状に挿通されて上方に突出すると共に、上端部に前記電気部品の端子との接触部を有し、該接触部が、前記電気部品の前記収容面部への収容状態及び非収容状態の何れの時においても、前記貫通孔から上方に突出するように構成され、
    前記フローティングプレートには、前記収容面部上であって、前記電気部品の平面視における四隅に対応した位置で前記ガイド部の内側に接した位置と、前記電気部品の周縁部の四隅の間に対応した位置とに、前記電気部品の周縁部の四隅と該四隅の間の位置とを支持する載置突部が複数互いに離間した状態で上方に突出して形成され、該載置突部の突出量は、前記フローティングプレートの上死点位置で前記接触部と前記電気部品の端子とが接触せず、前記フローティングプレートが前記収容面部に前記電気部品を収容した状態で前記上死点位置から前記スプリングの付勢力に抗して下降すると、前記フローティングプレートの下降により該コンタクトピンの接触部の前記フローティングプレートからの突出量が大きくなって前記接触部と前記電気部品の端子とが接触し、該接触した状態から前記フローティングプレートが更に下降すると、前記コンタクトピンの接触部と前記電気部品の端子との接圧が上昇するように構成され、
    前記収容面部に前記電気部品が前記複数の載置突部に支持されて収容された状態において、前記電気部品の底面と前記収容面部との間には、前記操作部材に形成された通風路と連通する間隙が形成されるように構成されたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記コンタクトピンは、前記ベース部に固定されて下方にリード部が形成されると共に、該ベース部と前記フローティングプレートとの間に弾性変形可能な弾性部が形成され、前記接触部側と前記リード部側とがずれて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
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