JP4363992B2 - 操作つまみ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作つまみ装置に関し、特に、テーブルコンロなどの加熱器具の前面操作パネルに配置した操作つまみ装置に関する。
従来、操作パネルに設けた開口内を貫装した操作つまみ装置の背面側に光源を設け、操作つまみによる入切操作あるいは回動操作に応じてこの光源を点灯し、つまみ又はその外周の透光間隙を介して操作パネル前面の照明を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このようにバックライトを光源として、つまみ又はその外周に照明機能を備えさせた操作パネルを用いると、この操作つまみに対応する加熱器具の作動有無を視認できる。この照明機能は、特に、複数の加熱器具を搭載した調理器具において、複数の加熱器具の内のどの加熱器具を使用しているかの確認を行い易いなどの理由から利便性が高く、同時に調理器具の意匠性向上にも有用である。
実開昭58-186301号公報(第2図-第4図)
ところで、操作つまみの外周を照明部分とする場合、その全周に亘ってむらなく輝度を保つことが要望される。このため、特許文献1において、第2図に示す第1態様や第3図に示す第2態様では、上下位置に複数の光源を配置する。しかし、操作パネルの背面で確保できるスペースには限界があり、特に、このものの第3態様を示す第4図のように、例えば光量調節のための可変抵抗器を光源に接続した場合、スペース上の制約から複数光源の一部を犠牲にせざるを得ないこともある。そして、この結果、つまみ外周の全周に亘って所望の一定輝度が得られず、輝度にむらが生じるおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑み、つまみ外周の全周に亘りむらなく充分な輝度を得ることが可能な操作つまみ装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明の操作つまみ装置は、操作パネルに設けた開口を貫装し、内周側又は内周側及び外周側に、ローレット又は微細な凹凸を設けることにより光乱反射部を有する透光性材料により形成された筒体と、該筒体を囲繞して上側の奥側部分に切り欠き部を設けると共に該筒体外周に対向する内周面を反射体とした周壁部から成るつまみケースと、前記筒体の外周部及び前記つまみケースの内周面間で光が反射を繰り返すことができるように前記操作パネルの奥方に、前記切り欠き部を介して前記操作パネルの奥方から前記操作パネル側の前記筒体に向かって照らす光源とを設けて構成される。
これによれば、光源の発光により筒体の透光性外周部が照射され、透光性外周部で反射された照射光は、さらにつまみケースの周壁部内周面の反射体で反射され、再び筒体の透光性外周部を照射する。これにより、筒体の透光性外周部に再照射された照射光は、筒体の光乱反射部で乱反射して輝きを増す。
このように、周壁部は筒体を囲繞して形成されているので、上記した、筒体の透光性外周部での反射→周壁部内周面の反射体での反射→筒体の透光性外周部での反射での再反射→周壁部内周面の反射体での再反射、というサイクルは、筒体の全周に亘って繰り返され、照射光の伝播が筒体外周部の全周に亘って一様に行われる。また、この照射光は、透光性外周部に設けた光乱反射部で乱反射されて輝きを得る。このため、バックライト光源数が最小限であっても、つまみ外周に相当する筒体外周部の全周に亘り充分な輝度が均一に得られ、また、光乱反射部で輝きの増大が得られて、作動有無の確認を効果的に行うことができる。なお、照射面に光乱反射部が形成されていると、単純な反射光でなく輻輳された乱反射光に変質し、さらに全周への伝播が効果的に行われる。
なお、光乱反射部を設けるのは、筒体外周部の外側でも内側でも良い。したがって、汚れ防止の理由で内側だけに設けたり、乱反射効果の増大のため内外両側に光乱反射部を設けたりなどの適宜変更が可能である。また、光乱反射部として、ローレットや梨地状のように微細な凹凸から成る“しぼ”を採用することもできる。
また、上記した筒体を、透光性筒体から成る筒体外周部と、その中に貫装される中実部との別体構成とする場合、これら筒体外周部と中実部とを互いに独立して可動にした操作ボタンとすることにより、例えば、中実部の押し込み操作による加熱器具の点消火や、筒体外周部の回動操作による加熱器具の火力調整のような多機能を備えることができ便利である。
そして、この筒体の透光性外周部の内側に、さらに反射体を設けたことにより、透光性部分を通過した照射光が反射体により反射され、ケースの反射体で再び反射されるという繰り返しによる重畳的な照射光反射が行われる。このため、筒体外周部のさらに内側に位置する中実部、即ち、例えば点消火用ボタンにより照射光が吸収されたり減衰されたりすることなく、照射光の伝播が維持される。したがって、これによる照明機能は、筒体の透光性外周部の全周に亘ってさらに均一かつ高輝度のものとなる。
この場合、上記した反射体を筒体とするとし、また、筒体外周部の前端部分を、この反射性筒体の先端部分の内外両側が挟持されるように折り畳まれた内外二重構造に形成することにより、反射性筒体に対する密封性が向上する。即ち、筒体外周部の内側に反射性筒体を設ける際に、異なる構成部材同士の接触部分に隙間が生じ、調理の際に吹きこぼれた煮汁などがこの隙間から内部に侵入することがある。そして、内部に残留した煮汁が透光体に汚れとして付着すると反射効果低下の問題が生じる。これに対して密封性の高い上記の内外二重構造で反射性筒体を収納することにより、こぼれ汁の侵入が有効に抑制されるので、反射効果の減衰を防ぐことができる。
また、筒体外周部及び反射性筒体に対して、それぞれの下面位置に開口を形成することにより、両筒体は下方に開放された開口、例えば、両筒体の軸芯回りに振り分けて形成された四半円周円弧帯状の開口を備えることになる。したがって、たとえこぼれ汁などが内部に侵入した場合でも、こぼれ汁は内部を伝ってこの下面開口から自然に排出される。このようにして、こぼれ汁などの内部残留を確実に防止することができ、反射効果上だけでなくメンテナンス上も有利である。
さらに、透光体から成る筒体外周部の全周に亘って高輝度を最大に得るためには、光源からの照射光が、この光源により照らされる筒体の照射面に対して、略45°〜60°の角度で入射することが望ましい。即ち、照射面法線に対しての角度たる入射角表示で略30°から45°の角度が得られるように、光源と照射面との相対位置を設定することにより、筒体外周部での均一かつ高輝度の照明機能を効率良く得ることができる。
本発明の操作つまみ装置は、光源からの照射光に対して、光乱反射部での反射と、周壁部内周面の反射体での反射とが繰り返して行われ、また、反復継続した反射が、透光体から成る筒体外周部の全周に亘って行われるため、つまみ外周に相当する筒体全周で高輝度かつ一様な照明を得ることができ、また、光乱反射部で乱反射されて増大した輝度を得ることができるため、操作者の注意を惹き、意匠性にも優れた操作つまみ装置を提供できる。
図1は、グリル付ガスビルトインコンロ1の外観斜視図である。トッププレート2上に設置した三個のコンロ部3、4、5のそれぞれの点消火及び火力調整を、操作パネル11に設けた操作つまみ6、7、8の押し込み操作(点消火)及び回動操作(火力調整)により行う。なお、操作つまみ9は、グリル10用のものである。本発明は、これらの操作つまみ6、7、8、9に関し、各コンロバーナ及びグリルバーナ(図示せず)の点火時に、これら操作つまみの外周部6a、7a、8a、9aを光らせるための操作つまみ装置である。
図2は、本発明の第1態様に相当する操作つまみ装置の側面概略図であり、コンロ前面に位置する操作パネル11に形成された開口12の奥方に、周壁部14a、14bで構成されるつまみケース15を設け、このケース15により、円筒形状のボタン付操作つまみ体13の奥方部分を囲繞した。この設置例では、つまみケース15を樹脂製とし、開口12の奥方に操作パネル11と一体的に形成した。
そして、周壁部14a、14bのうち上側周壁部14bの奥側部分を周方向に欠いた切り欠き部14cを形成した。切り欠き部14cの形状は、例えば操作パネル11側正面から見て、操作つまみ体13の直上位置を挟み、つまみ回転軸回りに左右約15°ずつ振り分けた円弧範囲とする。なお、上側周壁部14bの残存部分は、奥側が手前側より高くなるような高低差のある傾斜面を備えている。そして、上側周壁部14bの切り欠き部14cから、つまみ体13の照射面21aに対して略45°の角度で照らす、発光ダイオード素子(LED)から成る光源16を、操作パネル11の奥方に取付けた。
ここで、光源ケース16a内に装填された光源16は、ケース16a上部に設けたブッシュ17が、操作パネル11側のブラケット18に取り付けられることにより、操作パネル11の背面側に固定される。
また、光源ケース16aの前面端部からは遮光板19が延伸して設けられる。一方、つまみケース15を構成する周壁部14a、14bでは、操作つまみ体13に対向する内周面14dを銅クロムメッキなどの反射体により被覆して形成する。
さらに、ボタン付操作つまみ体13は、その円筒形状の中実部に相当する位置に、押し戻し可能な鼓形状の点消火用ボタン20が装填され、その周囲を、例えばポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂などの透光性材質を用いて、筒状に形成された外周部21が囲繞する基本構造を備えるものである。そして、この外周部21の前端部分に火力調節つまみ部22を覆設して一体化し、反対の後端部分には、連動部材23が装着され、外周部21の爪21b(図4参照)により係止されている。また、点消火ボタン20の後端にはコック連結体24が取付けられている。さらに、透光性外周部21において、光源16の照射面21aには、その内側に全周に亘って、光乱反射部として、所定ピッチのローレット25(図4参照)が刻設されている。
このボタン付操作つまみ体13の詳細構造を図3及び図4に示す。即ち、図3の分解斜視図にて示すように、本つまみ体13は、前から順に、火力調節つまみ部22、透光性外周部21、点消火用ボタン20、連動部材23、及びコック連結体24が配設される。また、図4に示すように、このつまみ体13の後方にプッシュ-プッシュ機構を備えたガス開閉機構Gが取付けられる。なお、外周部21から奥方に2本のアーム21cが突き出して設けられている。そして、外周部21を回動することにより、アーム21cを介して歯車Hが回転し、ガス開閉機構G内部の絞り部Sを制御してガス量を可変としている。
ところで、図2におけるボタン付操作つまみ体13はガス消火時の状態を示しており、ボタン20を押し込むと、ボタン20と、その周囲の外周部21とが、連動部材23を介して押し込まれる。そして、ボタン20の押し込み位置(図2のつまみ体13の破線位置参照)でプッシュ-プッシュ機構により係止され、この状態で、ガス弁が開放状態に保たれ、スパークが飛ばされて点火作動となる。なお、点火状態でボタン20を再び押すとプッシュ-プッシュ機構による係止が解かれて、ボタン20がOFF位置に戻ると共にガス弁が閉じる。
この際、ボタン20が押し込み位置にあるときに、点火状態を示すための光源16の点灯を行うので、ボタン20の押し込みのストロークに対応して照射面21aも押し込み方向に移動する。
これは、光源16の配置スペースが操作つまみ装置の背面部分に制約される環境下においても、照射面21aが光源16に接近する点で都合が良い。即ち、本発明の操作つまみ装置を採用するに際しては、上記のようにボタン20を押し込んだ位置で点火作動する方式のプッシュ-プッシュ式ガス点消火機構が有利である。
なお、ボタン20の押し込みストロークに伴い照射面21aも押し込み方向に移動する(図2のつまみ体13の破線位置参照)が、使用時の押し込み位置でもローレット25(図4参照)の刻設部分が、パネル操作面11の外側位置に留まるように設定する。これは、後述するようにローレット25で高い輝度が得られるため、この刻設部分をパネル操作面11の外側位置で常に覗かせておく必要のためである。ローレット25の刻設部分がパネル操作面11の背面側に隠れると透光性外周部21の輝映効果が顕著に低下してしまう。
図4は、これら各構成部品が装着されたときのボタン付操作つまみ体13の断面図である。本図で明示するように、照射面21aの内側に所定ピッチのローレット25が透光性外周部21の全周に亘って刻設される。
照射面21aに対して光源16からの発光を照射するに際しては、図2及び図4を参照して、まず、照射光が透光性外周部21に照射される。この透光性外周部21で反射された照射光は、周壁部14a、14bの反射性内周面14dに到達し、ここで反射されて、再び透光性外周部21を照射する。このとき、周壁部14a、14bはボタン付操作つまみ体13を囲繞して形成されているので、透光性外周部21での反射→反射性内周面14dでの反射→透光性外周部21での再反射→反射性内周面14dでの再反射、というサイクルは、透光性外周部21の全周に亘ってランダムに繰り返される。
この結果、透光性外周部21の全周に亘って、光源16からの照射光の伝播が一様に行われる。さらに、この際に伝播される照射光は、照射面21aに刻設されたローレット25で乱反射されて輝きを得る。
したがって、バックライト光源16の光源数が最小限であっても、ボタン20の外周に相当する透光性外周部21の全周に亘り、充分な輝度で均一な集光を得ることができる。そして、照射面21aのうち、開口12より操作パネル11の前側に突出した領域と、外周部21の前端面とが全周に亘って照り輝く。特に、ローレット25で局部的に輝きが生じて視認効果が高くなる。また、本形態のように照射面21aにローレット25が刻設されていると、その反射及び再反射のサイクルが効果的に行われる。
なお、光源16からの照射光が、照射面21aに対して略45°〜60°の角度で入射する場合、即ち、照射面21aの法線に対する角度たる入射角が略30°から45°である場合に、この照明機構において最も高輝度を得ることを知得した。このため、図2における光源16は、略45°の入射角位置に配置するものとした。
図5は、本発明の第2態様の操作つまみ装置に用いられるボタン付操作つまみ体52である。本つまみ体52も、図2に示すつまみ体13と同様に、コンロ前面に位置する操作パネル11に設けた開口12に貫装され、このボタン付操作つまみ体52と、このつまみ体52の奥方部分を、反射体内周面14dを備えた周壁部14a、14bで囲繞して形成されるつまみケース15と、周壁部14bの切り欠き部14cから略45°の入射角で操作つまみ体52を照らす、発光ダイオード素子(LED)から成る光源16とにより操作つまみ装置を構成する。
図5を参照して、ボタン付操作つまみ体52においても、中実部に相当する位置に、押し戻し可能な鼓形状の点消火用ボタン50が装填され、その周囲を、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂などの透光性材質で形成した外周部51が囲繞するのが基本構造である。そして、この外周部51の後端部分には、連動部材53が装着され、外周部51の爪51c(図7参照)で係止されている。さらに、透光性外周部51の内周面に当接させて、銅クロムメッキ材質で形成した反射性筒体56を嵌装させた。また、透光性外周部51の前端部分に位置する輝映部分51aには、全周に亘ってその内外両側にそれぞれ所定ピッチのローレット55a、55bが刻設されている。なお、図5中、55aは内側ローレット、55bは外側ローレットを示し、特に、外側ローレット55bは火力調節つまみのすべり止め機能を兼ねている。
次に、このボタン付操作つまみ体52の詳細構造を図6及び図7に示す。図6の分解斜視図にて示すように、本つまみ体52は、前から順に、火力調節つまみを兼ねた透光性外周部51、反射性筒体56、点消火用ボタン50、連動部材53、及びコック連結体54が連結される。なお、図外の付勢ばね機構などによりプッシュ-プッシュ機構を備えたガス開閉機構が取付けられる点は図4に示すものと同様である。
そして、図7は、これら各構成部品が装着されたときのボタン付操作つまみ体52の断面図である。本図で明示するように、透光性外周部51において、その内側にローレット55a、その外側にローレット55bが、それぞれ所定のピッチ間隔で外周部51の全周に亘って刻設される。また、外周部51の内周面には、これに当接した状態で反射性筒体56が嵌装される。
そして、光源16からの発光に対して、外周部51での反射(図7参照)→反射性内周面14dでの反射(図2参照)→外周部51での再反射(図7参照)→反射性内周面14dでの再反射(図2参照)、というサイクルが繰り返される。
このとき、図7に示すボタン付操作つまみ体52は、さらに反射性筒体56が外周部51の内周面に嵌装されるため、第1態様のボタン付つまみ体13では外周部21を通過してしまった照射光をもこの反射性筒体56で反射する。このため、この反射光が再び外周部51を通過した後に反射性内周面14dで再反射されることと相俟って、反射のサイクルはより効果的に行われる。即ち、第2態様のボタン付つまみ体52では、第1態様と異なり、ボタン50により照射光が吸収されたり減衰されたりすることなく、その反射及び再反射が維持される。したがって、この照明機能により、透光性外周部51の全周に亘って、高い輝度が均一に得られるのである。また、外周部51には、ローレット55a、55bが内外二重に刻設されるので、ローレット55a、55bで乱反射され、この結果、外周部51の全周に亘って相乗的な集光が行われ、局部的な輝きが得られて視認効果が向上する。なお、本第1態様においても照射面にローレット55a及び/または55bのような光乱反射部を設けることができる。また、第1態様において、反射性筒体56と同様の反射体を設けることもできる。
なお、図7に示すように、透光性外周部51の前端部分51bを、嵌装したときの反射性筒体56の先端部分56aが挟持されるように折り畳んだ内外二重構造に形成し、この反射性筒体56を内部に封止するようにした。これは、反射性筒体56の嵌装を当接状態のみで行うと、透光性外周部51と反射性筒体56との接触部分に隙間が生じ、調理の際に吹きこぼれた煮汁などがこの隙間から内部に侵入することがあるためである。即ち、密封性の高い内外二重構造で反射性筒体56を内部に収納することにより、こぼれ汁などの侵入が有効に抑制され、反射効果上の利点が得られる。
また、図7に示すボタン付つまみ体52には、その後方下面部分に円弧帯状開口52aが設けられている。この開口52aは、透光性外周部51と、この外周部51に嵌装したときの反射性筒体56とにおいて、それぞれの下面位置に、透光性外周部51及び反射性筒体56の軸芯57回り正負略45°ずつの円周角で形成される円弧帯状開口51d、56cが連通して形成されるものである。即ち、透光性外周部51及び反射性筒体56を連通して、ボタン付つまみ体52の下面に四半円周開放口52aを備えることになる。そして、この開口52aにより、たとえこぼれ汁などがつまみ体52の内部に侵入した場合でも、内部を伝ったこぼれ汁が下面の円弧帯状開口52aから自然に排出される。こぼれ汁の内部残留を確実に防止し、反射効果だけでなくメンテナンス上の利点を得ることが円弧帯状開口52aの設置目的である。
なお、本態様において、透光性外周部51の内外両側にローレット55a、55bを刻設したが、片側だけにローレットの刻設を行うようにしても良い。これは、外周部51が透光性材質で形成される限り、光乱反射部たるローレットで照射光の乱反射が得られるからである。したがって、汚れ防止の理由で外周部51の内側だけにローレット55aを刻設し、あるいは、乱反射効果の増大のため内外両側にローレット55a、55bを刻設するなどの適宜変更が可能である。
なお、第1及び第2のいずれの態様においても、点消火用ボタン20、50を押すことにより、連動部材23、53を介して外周部21、51が押されて点火位置となる。そして、その点火位置において外周部21、51が回動されてガス量の絞り操作が行われることを例示して説明した。しかし、連動部材23、53を除外した構成により、点消火用ボタン20、50のみが押し込み操作時に移動し、外周部21、51は不動の固定状態を保ちつつ、これの回動時のガス量絞り操作のみの機能としても良い。
また、本形態においては、光乱反射部としてローレット25、55a、55bを刻設したが、ローレットに替り、微細な凹凸から成る“しぼ”を形成しても良い。
本発明は、調理器具にとどまらず、限られたバックライト光源スペースでも高輝度かつ均一な照明機能が要望される操作パネルに活用可能である。
ボタン付操作つまみを備えたグリル付ビルトインコンロの外観斜視図 本発明の操作つまみ装置の第1態様を示す側面概略図 同第1態様に用いるボタン付操作つまみ体の分解斜視図 同第1態様に用いるボタン付操作つまみ体の概略断面図 本発明の操作つまみ装置の第2態様に用いられるボタン付操作つまみ体の斜視図 同第2態様に用いるボタン付操作つまみ体の分解斜視図 同第2態様に用いるボタン付操作つまみ体の概略断面図
符号の説明
11 操作パネル
6a 7a 8a 9a 外周部
12 開口
13 52 操作つまみ体(操作ボタン)
14a 14b 周壁部
14d 反射体内周面
15 つまみケース
16 光源
20 50 点消火用ボタン(中実部)
21 51 透光性外周部(透光性筒体、筒体外周部)
21a 照射面
51b 前端部分
25 55a 55b ローレット(光乱反射部)
56 反射性筒体(反射体)
56a 先端部分
51d 56c 52a 円弧帯状開口

Claims (5)

  1. 操作パネルに設けた開口を貫装し、内周側又は内周側及び外周側に、ローレット又は微細な凹凸を設けることにより光乱反射部を有する透光性材料により形成された筒体と、該筒体を囲繞して上側の奥側部分に切り欠き部を設けると共に該筒体外周に対向する内周面を反射体とした周壁部から成るつまみケースと、前記筒体の外周部及び前記つまみケースの内周面間で光が反射を繰り返すことができるように前記操作パネルの奥方に、前記切り欠き部を介して前記操作パネルの奥方から前記操作パネル側の前記筒体に向かって照らす光源とを設けたことを特徴とする操作つまみ装置。
  2. 前記筒体を、透光性筒体から成る筒体外周部と、その中に貫装される中実部との別体構成とし、前記筒体外周部と前記中実部とが互いに独立して可動な操作ボタンを構成することを特徴とする請求項1に記載の操作つまみ装置。
  3. 前記反射体を筒体とすると共に、前記筒体外周部の前端部分は、該反射性筒体の先端部分の内外両側を挟持するように折り畳まれた内外二重構造に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作つまみ装置。
  4. 前記筒体外周部と、前記反射性筒体とに、それぞれの下面位置に開口を形成することを特徴とする請求項3に記載の操作つまみ装置。
  5. 前記光源からの照射光は、該光源が照らす筒体の照射面に対して、略45°〜60°の角度で入射することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の操作つまみ装置。
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