JP6995559B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、コンロバーナの点消火を行う押し回し式の点消火装置を備えたガスコンロに関する。
例えば、ガスコンロの中には、押し回し式の点消火装置によってコンロバーナの点消火を行うように構成されたガスコンロがある。
そのようなガスコンロの1つとして、特許文献1には、コンロバーナの点消火を行う押し回し式の点消火装置を備え、その操作つまみが、天板上のコンロバーナの側方に配設されたガスコンロが記載されている。
特開2008-89145号公報
ところで、特許文献1のガスコンロのように、コンロバーナの点消火を行う押し回し式の点消火装置の操作つまみが天板上のコンロバーナの側方に配設されている場合、五徳上に載置された調理容器の下面を這うように拡がったコンロバーナの火炎が、操作つまみの存在方向に向かって伸びることが考えられ、その場合、操作つまみが加熱される。
そして、特許文献1には、コンロバーナの火炎によって操作つまみが加熱されたときの状態については特に記載されていないが、加熱された操作つまみに使用者の手指が触れたときのことを考慮すれば、加熱された操作つまみに使用者の手指が触れたときにも使用者が熱く感じたり、火傷をしたりすることを抑制、防止することができるような配慮がなされている必要がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、操作つまみが天板上のコンロバーナの側方に配設されたガスコンロにおいて、調理中や調理終了の直後などに使用者が操作つまみに触れたときにも、使用者が不快に感じるほどに熱く感じたり、火傷をしたりすることのない、安全で使い勝手の良好なガスコンロを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のガスコンロは、
コンロバーナを備え、上面が天板により覆われたコンロ本体と
前記天板上に配設された操作つまみを備え、前記操作つまみを下方に押し込みながら所定方向に回す押し回し操作をすることによりコンロバーナの点消火を行う押し回し式の点消火操作部と、を有する上面操作式のガスコンロであって、
(a)前記操作つまみが、
操作つまみ本体と、
前記操作つまみ本体の表面に止着され、使用者が前記操作つまみを操作する際に手指にて挟持する挟持部であって、使用者が前記操作つまみを操作する際に、使用者の手指が触れる挟持面を有する挟持部を備え、かつ、
(b)前記操作つまみを構成する前記挟持部が、
前記挟持部の熱容量を減少させて、前記挟持面から使用者の手指に伝わる熱量を低減するための熱容量減少部と、
前記操作つまみから前記挟持面への熱伝導を抑制して、使用者が前記挟持面に手指を触れたときに熱さを感じにくくするための熱伝導抑制部と、を備え、かつ、
前記挟持部が、前記操作つまみ本体に対して、着脱可能に構成されていること
を特徴としている。
本発明のガスコンロにおいては、前記挟持面の主要部が、交互に配設された複数の凹溝と凸条とを備えた凹凸面として構成されていることが好ましい。
また、前記挟持面の主要部が、表面が曲面に形成された複数の突起を備えた突起配設面として構成されていることが好ましい。
また、前記挟持部が、ゴム部材により構成されていることが好ましい。
前記挟持部が、木材により構成されていることが好ましい。
本発明のガスコンロは、上述のように構成されており、操作つまみが、操作つまみ本体と、操作つまみ本体の表面に止着され、使用者が操作つまみを操作する際に手指にて挟持する挟持部であって、操作つまみを操作する際に、使用者の手指が触れる挟持面を有する挟持部を備え、かつ、操作つまみを構成する挟持部が、挟持部の熱容量を減少させる熱容量減少部と、操作つまみから挟持面への熱伝導を抑制する熱伝導抑制部とを備えているので、挟持面から使用者の手指に伝わる熱量を低減することが可能になるとともに、使用者が挟持面に手指を触れたときに熱さを感じにくくすることが可能になり、調理中や、調理終了の直後などに、使用者が、天板上に配設された操作つまみに触れたときにも、使用者が不快に感じるほどに熱く感じたり、火傷をしたりすることのない、安全で使い勝手のよいガスコンロを提供することができる。
また、挟持部が、操作つまみ本体に対して、着脱可能に構成されているので、挟持部が汚損したときに、操作つまみ本体から取り外して清掃することが可能になり、使い勝手のよいガスコンロを提供することができる。
また、挟持面の主要部が、交互に配設された複数の凹溝と凸条とを備えた凹凸面として構成されている場合、凸条が空気で満たされた凹溝と隣接することになるので、挟持部の熱容量が減少する。また、凸条は、操作つまみの挟持部から、挟持面(凸条の先端)への熱伝導を抑制する(熱流を減少させる)ので使用者が熱く感じることを抑制することができる。したがって、より確実に、使用者が不快に感じるほどに熱く感じたり、火傷をしたりすることのない、安全で使い勝手のよいガスコンロを提供することが可能になる。
また、挟持面の主要部が、表面が曲面に形成された複数の突起を備えた突起配設面として構成されている場合、複数の突起の周囲には空気が存在するので、挟持部の熱容量が減少する。また、挟持部を構成する表面が曲面に形成された複数の突起において操作つまみの挟持部から挟持面(突起の先端)への熱伝導が抑制される(熱流が減少する)。その結果、挟持部に手指を触れた使用者が熱く感じることを抑制することができる。
また、挟持面を構成する複数の突起の表面が曲面に形成されることにより、使用者が操作つまみを使用者の手指にて挟持したとき、使用者が受ける刺激(ちくちくする感じがすること)を抑制し、使用感を向上させることができる。
また、前記挟持部が、ゴム部材により構成されている場合、ゴム部材が熱を伝えにくい材料であることから、熱容量を減少させるための構成を与えるだけで、挟持部に手指を触れた使用者が熱く感じることを容易かつ確実に抑制することができる。
また、挟持部が、木材により構成されている場合も、木材が熱の伝わりにくい材料であることから、熱容量を減少させるための構成を与えるだけで、挟持部に手指を触れた使用者が熱く感じることを容易かつ確実に抑制することができる。
なお、熱容量の小さい木材として、例えば空洞を多く含む木材を用いることが可能である。
本発明の一実施形態(実施形態1)にかかるガスコンロの外観構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1にかかるガスコンロの点消火つまみ周辺の要部断面図である。 (a)は本発明の実施形態1にかかるガスコンロの点消火つまみの平面図であり、(b)は側面図である。 (a)は本発明の他の実施形態(実施形態2)にかかるガスコンロの点消火つまみの平面図であり、(b)は側面図である。 (a)は本発明のさらに他の実施形態(実施形態3)にかかるガスコンロの点消火つまみの平面図であり、(b)は正断面図である。 本発明のさらに他の実施形態(実施形態4)にかかるガスコンロの点消火つまみの平面図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の一実施形態(実施形態1)にかかるガスコンロAの外観構成を示す斜視図である。
このガスコンロAは、図1に示すように、3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)を備えた、キッチンカウンターに埋め込まれて設置されるドロップインタイプ(埋め込み型)のガスコンロである。
また、このガスコンロAは、コンロ本体20と、コンロ本体20の上面の開口を覆う天板12とを備えている。
ガスコンロAが備える3つのコンロバーナ10はいずれもブンゼン式のガスバーナであり、2つのコンロバーナ10a、10cは、天板12の前方側の左右に、天板12から上方にバーナヘッドが露出するような態様で配設され、残りの1つのコンロバーナ10bは、天板12の後方に配設されている。なお、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)は、それぞれ天板12から上方にバーナヘッドが露出するような態様で配設されている。
また、3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)の周囲には、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)により加熱される調理容器(図示せず)が載置される五徳13がそれぞれ配設されている。
また、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)の中央には、五徳13上に載置された調理容器の底部の温度を検出するための温度センサ14が配設されている。この温度センサ14は、五徳13上に載置された調理容器の底面に接することで調理容器の温度を検出する。
また、天板12上の手前側の領域には、3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)に対する操作、すなわち、点火、消火、炎調節などの操作を行う点消火操作部15(15a、15b、15c)が左右方向に並んで配置されている。
点消火操作部15(15a、15b、15c)はいずれも、下方に押し込みながら所定方向に回す、押し回し操作をすることにより、コンロバーナ10の点消火や炎調節などを行う押し回し式の点消火操作部である。
なお、点消火操作部15aはコンロバーナ10a用の操作部、点消火操作部15bはコンロバーナ10b用の操作部、点消火操作部15cはコンロバーナ10c用の操作部である。
このガスコンロAにおいては、天板12の奥側に、上述の3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)に一次空気を供給するための吸気口17が形成されており、この吸気口17の上方は、吸気口カバー体16によって覆われている。
なお、このガスコンロAは、魚などを調理するためのグリルを備えていないが、本発明は、グリルを備えているガスコンロにも適用することが可能である。
上述のように、この実施形態1にかかるガスコンロAは、コンロバーナ10(10a、10b、10c)の点消火を行う点消火操作部15(15a、15b、15c)を備えており、各点消火操作部15(15a、15b、15c)は、操作つまみ25(25a、25b、25c)を備えている。
また、天板12には、図2に示すように、点消火つまみ25を支持する操作軸21が挿通されるとともに、コンロバーナ10(図1)の燃焼用空気の通路となる貫通孔12aが形成されている。
なお、操作軸21は、ガスバルブケース30(図2)と連結されており、操作つまみ25(25a、25b、25c)を押し回し操作することで、ガスバルブケース30の内部に配設されたガスバルブ(図示せず)が開弁して、操作つまみ25(25a、25b、25c)に対応するコンロバーナ10(10a、10b、10c)に燃料ガスが供給されるように構成されている。
このような、押し回し操作式のガスバルブの構成は、周知であることから、本明細書では詳細な説明を省略する。
<ガスコンロの特徴的構成>
次に、この本実施形態1にかかるガスコンロAの特徴的な構成について説明する。
この実施形態1にかかるガスコンロAにおいて、操作つまみ25は、樹脂(この実施形態ではABS/PBT)から形成された操作つまみ本体35と、操作つまみ本体35に止着され、使用者が操作つまみ25を操作する際に、使用者が、その手指にて挟持する挟持部36を備えている(図3(a),(b))。なお、この実施形態1においては、挟持部36も樹脂(この実施形態ではABS/PBT)から構成されている。
また、挟持部36は、使用者が操作つまみ25を操作する際に、使用者の手指が触れる挟持面36aを備えている(図3(a),(b))。
そして、この実施形態1において、挟持部36は、操作つまみ25(より具体的には挟持部36)の熱容量を減少させるための熱容量減少部を備えているとともに、操作つまみ25から挟持面36aへの熱伝導を抑制するための熱伝導抑制部を備えている。
熱容量減少部は、挟持部36の熱容量を減少させて、操作つまみ25の挟持部36の表面である挟持面36aから使用者の手指に伝わる熱量を低減する機能を果たす。
また、熱伝導抑制部は、操作つまみ25から挟持面36aへの熱伝導を抑制して、使用者が挟持面36aに手指を触れたときに熱さを感じにくくする機能を果たす。
そして、この実施形態1においては、図3(a),(b)に示すように、挟持面36aの主要部に、凹溝51と、凸条52を交互に配設することにより、熱容量減少部が形成されている。
また、この実施形態1においては、挟持面36aの主要部に、凹溝51と、凸条52を交互に配設することにより形成された凹凸面50aが、操作つまみ25から挟持面36aへの熱伝導を抑制するための熱伝導抑制部として機能するように構成されている。
すなわち、この実施形態1では、図3(a),(b)に示すように、挟持部36の表面に、凹溝51が隣接するように(つまり、凹溝51によって両側を挟まれるように)、複数の凸条52を形成することにより、熱容量減少部が形成されるとともに、凹溝51と凸条52が交互に配設された凹凸面50aにより、熱伝導抑制部が形成されている。
さらに説明すると、上述のように構成した場合、挟持部36の表面に形成された凸条52の両側には、空気で満たされた凹溝51が隣接しており、挟持部36の熱容量が減少する。
また、挟持部36の表面に形成された凸条52は、操作つまみ本体35から挟持面36a(すなわち凸条52の先端面)への熱伝導を抑制する(熱流を減少させる)ので、使用者の手指が挟持面36aに触れた場合に、使用者が熱く感じることが抑制される。
つまり、この実施形態1では、挟持部36の表面に、凹溝51が隣接するように(つまり、凹溝51によって両側を挟まれるように)、凹溝51と凸条52とを交互に繰り返して配設することにより、操作つまみ25を構成する挟持部36が、
(a)挟持部36の熱容量を減少させて、挟持面36aから使用者の手指に伝わる熱量を低減するための熱容量減少部と、
(b)操作つまみ35から挟持面36aへの熱伝導を抑制して、使用者が挟持面に手指を触れたときに熱さを感じにくくするための熱伝導抑制部と
を備えたガスコンロを実現するようにしている。
そして、このように構成された実施形態1のガスコンロAによれば、操作つまみ25の挟持部36が、熱容量減少部と、熱伝導抑制部とを備えているので、操作つまみ25の挟持部36に使用者の手指が触れたときにも、使用者が熱く感じることを抑制することが可能で、使用感の良好なガスコンロを提供することが可能になる。
[実施形態2]
次に、他の実施形態(実施形態2)にかかるガスコンロについて説明する。
実施形態2にかかるガスコンロにおいては、図4(a),(b)に示すように、操作つまみ25を構成する挟持部36の表面である挟持面36aの主要部が、表面が曲面に形成された複数個(多数個)の突起53を所定の間隔をおいて縦横に並べて配設した突起配設面50bとして構成されている。
その他の構成は、上述の実施形態1の場合と同様である。
この実施形態2の場合、挟持面36aの主要部が、上述のような突起配設面50bとされており、表面が曲面に形成された複数の突起53の周囲には空気が存在するので、挟持部36の熱容量が減少する。
また、使用者が操作つまみ25の挟持部36を挟持した場合、使用者の手指は、主要部が突起配設面50bとされた挟持面36aに触れることになり、手指は、挟持面36aの主要部を占める突起配設面50bに存在する複数の突起53とその周囲に存在する空隙部からなる領域を挟持することになる。
その結果、操作つまみ本体35や挟持部36から、挟持面36a(突起53の先端)への熱伝導が抑制され(熱流が減少し)、挟持面36aに手指を触れた使用者が熱く感じることが抑制される。
つまり、実施形態2のガスコンロの場合、表面が曲面に形成された複数の突起53(図4(a),(b))を配設することにより構成される突起配設面50bを備える挟持部36が、熱容量減少部、および、熱伝導抑制部を備えることになり、天板12上の操作つまみ25の挟持部36に使用者が触れたときにも、使用者が熱く感じることを抑制することが可能で、使用感の良好なガスコンロを提供することが可能になる。
また、実施形態2(図4(a),(b))では、挟持面36aの主要部を占める突起配設面50bを構成する複数の突起53の表面が曲面に形成されていることから、使用者が手指にて操作つまみ25の挟持部36を挟持したときに、例えば、突起の形状が、円錐形状や角錐形状、あるいは角柱形状などである場合においては、それらの尖った部分から使用者が受けることになるような「ちくちく」する刺激を受けることを抑制することが可能になり、この点でも使用感を向上させることができる。
なお、上述の実施形態1では、操作つまみ25の挟持部36を樹脂で構成し、挟持面36aを凹凸面50aとした場合について説明し、実施形態2では、挟持面36aを突起配設面50bとした場合について説明したが、挟持部36を構成する樹脂として、熱容量が小さく、熱伝導しにくい樹脂、例えば、多くの気泡を含む樹脂(発泡ポリウレタン樹脂ような発泡樹脂)などを用いることにより、挟持面36aに凹凸部や突起を形成することが不要になるような構成とすることも可能である。
[実施形態3]
次に、本発明のさらに他の実施形態(実施形態3)にかかるガスコンロについて説明する。
実施形態3にかかるガスコンロにおいては、図5(a),(b)に示すように、操作つまみ25を構成する操作つまみ本体35は樹脂(この実施形態ではABS/PBT)から形成されており、挟持部36はゴム部材により構成されている。また、挟持部36の表面には、実施形態1の場合と同様に、凹溝51と、凸条52が形成されている。
コア部材としては、天然ゴム、合成ゴムなどを適宜選択して用いることができる
また、実施形態3にかかるガスコンロにおいては、ゴム部材からなる挟持部36は、操作つまみ本体35に対して着脱可能に取り付けられている。
この実施形態3の場合、挟持部36はゴム部材により構成されており、ゴム部材は熱が伝わりにくい熱伝導の悪い材料であり、かつ、挟持部36の表面である挟持面36aには凹溝51と、凸条52が形成されていることから、操作つまみ25を操作する際に、使用者の手指が挟持部36の表面の挟持面36aに触れた場合にも、使用者が熱く感じることを抑制することができる。
また、この実施形態3では、挟持部36が、樹脂製の操作つまみ本体35に対して着脱可能に構成されているので、挟持部36が汚損したときに、操作つまみ本体35から取り外して清掃することが可能になり、使い勝手のよいガスコンロを提供することができる。
なお、挟持部36を構成するゴムとして、多くの気泡を含み、熱容量の小さいゴム系材料(発泡ゴム)を用いることにより、挟持面36aに凹溝や凸条、あるいは突起などを形成することを不要にすることも可能である。
[実施形態4]
次に、本発明のさらに他の実施形態(実施形態4)にかかるガスコンロについて説明する。
実施形態4にかかるガスコンロにおいては、図6に示すように、操作つまみ25を構成する操作つまみ本体35は樹脂(この実施形態ではABS/PBT)から形成されており、挟持部36は木材により構成されている。
そして、この実施形態4にかかるガスコンロにおいては、挟持部36を構成する木材として、その内部に細かい空洞を多く含む木材(この実施形態ではコルク、または、ラワン)が用いられている。
また、挟持部36を構成する内部に細かい空洞を多く含む木材は熱容量が小さく、また、熱が伝わりにくいことから、挟持部36を構成する木材の表面、すなわち、挟持面36aには、特に、凹溝や凸条、あるいは突起などは形成していない。
この実施形態4の場合にも、挟持部36に、熱容量が小さく、かつ、操作つまみ25から挟持面36aに熱が伝わりにくい、空洞を多く含む木材が用いられていることから、操作つまみ25を操作するために、使用者の手指が挟持部36の表面である挟持面36aに触れた場合にも、使用者が熱く感じることを防止することができる。
ただし、この実施形態4の構成の場合にも、挟持部36の表面、すなわち、挟持面36aに凹溝や凸条あるいは突起などを設けて、さらに熱容量が小さく、かつ、熱が伝わりにくくなるように構成してもよい。
また、上記実施形態3では、挟持部36を、操作つまみ本体35に対して着脱可能としているが、他の実施形態、すなわち、実施形態1、2、および4の各実施形態においても、挟持部36を、操作つまみ本体35に対して、着脱可能に構成して、挟持部36が汚損したときに、操作つまみ本体35から取り外して清掃できるようにすることも可能である。
本発明は、その他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
A ガスコンロ
10(10a、10b、10c) コンロバーナ
12 天板
12a 天板に形成された貫通孔
13 五徳
14 温度センサ
15(15a、15b、15c) 点消火操作部
16 吸気口カバー体
17 吸気口
20 コンロ本体
21 操作軸
25(25a、25b、25c) 操作つまみ
30 ガスバルブケース
35 操作つまみ本体
36 挟持部
36a 挟持面
50a 凹凸面
50b 突起配設面
51 凹溝
52 凸条
53 突起

Claims (5)

  1. コンロバーナを備え、上面が天板により覆われたコンロ本体と
    前記天板上に配設された操作つまみを備え、前記操作つまみを下方に押し込みながら所定方向に回す押し回し操作をすることによりコンロバーナの点消火を行う押し回し式の点消火操作部と、を有する上面操作式のガスコンロであって、
    (a)前記操作つまみが、
    操作つまみ本体と、
    前記操作つまみ本体の表面に止着され、使用者が前記操作つまみを操作する際に手指にて挟持する挟持部であって、使用者が前記操作つまみを操作する際に、使用者の手指が触れる挟持面を有する挟持部を備え、かつ、
    (b)前記操作つまみを構成する前記挟持部が、
    前記挟持部の熱容量を減少させて、前記挟持面から使用者の手指に伝わる熱量を低減するための熱容量減少部と、
    前記操作つまみから前記挟持面への熱伝導を抑制して、使用者が前記挟持面に手指を触れたときに熱さを感じにくくするための熱伝導抑制部と、を備え、かつ、
    前記挟持部が、前記操作つまみ本体に対して、着脱可能に構成されていること
    を特徴とするガスコンロ。
  2. 前記挟持面の主要部が、交互に配設された複数の凹溝と凸条とを備えた凹凸面として構成されていることを特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記挟持面の主要部が、表面が曲面に形成された複数の突起を備えた突起配設面として構成されていることを特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
  4. 前記挟持部が、ゴム部材により構成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のガスコンロ。
  5. 前記挟持部が、木材により構成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のガスコンロ。
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