JP4363176B2 - エンジンの排気還流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの排気還流装置に関し、還流排気冷却技術、及び吸気通路内に設けられた吸気流動制御弁のアイシング対策技術の分野に属する。
自動車等のエンジンにおいては、排気ガス中に含まれる窒素酸化物濃度の低減等を目的として、排気ガスの一部を吸気に混入する排気還流(EGR)が行われることがあり、例えば、多気筒エンジンにおいては、排気還流のために、エンジンの吸気側にエンジン長手方向に延びる集合通路、及び該集合通路から各独立吸気通路に還流排気を分配する分岐通路を含む排気還流通路が設けられることがあるが、排気ガスは高温であり、そのまま吸気通路内に供給すると吸気温の上昇を招き、充填効率の低下を招くこととなる。
これに対処するため、例えば特許文献1には、独立吸気通路の近傍に排気還流通路が設けられたものにおいて、該排気還流通路の近傍に冷却水通路を設けて、還流排気を吸気通路内に供給するまでに冷却しておくものが開示されている。
独国特許出願公開第19920195号明細書
ところで、独立吸気通路内には、気筒内にスワール流やタンブル流を生じさせて燃焼状態を制御するための吸気流動制御弁が備えられることがあり、例えば、上記特許文献1に独立吸気通路内に吸気流動制御弁を設けた構造が開示されている。
その場合に、この吸気流動制御弁は、閉じた状態のときに吸気通路の上部から吸気を下流側に通過させることによりタンブル流を生じさせるものであり、この閉じた状態においては下部が吸気通路の内壁に接触している。そのため、エンジンの冷機時には、制御弁が吸気通路中の水分等のアイシングにより吸気通路内壁に固着することがあり、その場合、該弁の制御が不能となる。
その対策としては、吸気流動制御弁の近傍にアイシング防止用の冷却水通路を設け、該制御弁を冷却水で暖めることが考えられるが、特許文献1に記載のエンジンの場合、既に還流排気冷却用の冷却水通路が設けられているため、更に冷却水通路を設けると、もともと複雑な吸気通路周囲の構造がより複雑となる。
そこで、本発明は、吸気通路周囲の構造を複雑化させずに、還流排気の冷却、及び吸気通路内に設けられた吸気流動制御弁のアイシング対策を行うことができるエンジンの排気還流装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明(以下、第1発明という)は、多気筒エンジンの各気筒に連通する独立吸気通路に上部が切り欠かれた吸気流動制御弁が各々備えられ、かつ、エンジンの吸気側でエンジン長手方向に延びる集合通路と該集合通路から上記各独立吸気通路に還流排気を分配する分岐通路とを含む排気還流通路が備えられたエンジンの排気還流装置であって、上記各独立吸気通路における吸気流動制御弁の下方で各独立吸気通路と通路壁を共有して冷却水通路がエンジン長手方向に延設されていると共に、該冷却水通路と上記排気還流通路の集合通路とは通路壁を共有してエンジン長手方向に延びており、シリンダヘッドと吸気マニホールドとの間に、各独立吸気通路の下流部分が形成されたスペーサが介設されると共に、該スペーサには、上記排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに上記冷却水通路が一体形成され、上記スペーサの下部にエンジン長手方向に延びる膨出部が備えられ、上記排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに上記冷却水通路は該膨出部に設けられており、上記排気還流通路の集合通路及び上記冷却水通路の各入口は上記スペーサの膨出部におけるエンジン長手方向同一端側に形成され、上記エンジンの長手方向に沿って吸気サージタンクが配置されていると共に、該サージタンクの一端側に、スロットル弁を備えたスロットルハウジングが配置されており、かつ、該スロットルハウジングにアイシング防止冷却水通路が備えられて、エンジンから排出される冷却水が該アイシング防止冷却水通路を経由してスペーサの冷却水通路に導入されるように構成されている、ことを特徴とする。
また、本願の請求項2に記載の発明(以下、第2発明という)は、第1発明において、冷却水通路は、排気還流通路の集合通路の入口側を構成する部分と独立吸気通路との間に配置されていることを特徴とする。
また、本願の請求項に記載の発明(以下、第発明という)は、多気筒エンジンの各気筒に連通する独立吸気通路が各々備えられていると共に、エンジンの吸気側でエンジン長手方向に延びる集合通路と該集合通路から上記各独立吸気通路に還流排気を分配する分岐通路とを含む排気還流通路が備えられ、かつ、該排気還流通路上の還流排気を冷却する冷却水通路が備えられたエンジンの排気還流装置であって、シリンダヘッドと吸気マニホールドとの間に、各独立吸気通路の下流部分が形成されたスペーサが介設されていると共に、該スペーサの下部にエンジン長手方向に延びる膨出部が備えられ、上記排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに上記冷却水通路は上記膨出部に備えられており、上記排気還流通路の集合通路及び上記冷却水通路の各入口は上記スペーサの膨出部におけるエンジン長手方向同一端側に形成され、上記エンジンの長手方向に沿って吸気サージタンクが配置されていると共に、該サージタンクの一端側に、スロットル弁を備えたスロットルハウジングが配置されており、かつ、該スロットルハウジングにアイシング防止冷却水通路が備えられて、エンジンから排出される冷却水が該アイシング防止冷却水通路を経由してスペーサの冷却水通路に導入されるように構成されている、ことを特徴とする。
また、本願の請求項に記載の発明(以下、第発明という)は、第1発明から第発明のいずれかにおいて、集合通路に至るまでの排気還流通路上に還流排気冷却器が設けられていることを特徴とする。
そして、本願の請求項に記載の発明(以下、第発明という)は、第発明から第発明のいずれかにおいて、排気還流通路の分岐通路は、スペーサとシリンダヘッドとの間に介設されたガスケットに形成されたオリフィスを介してシリンダヘッドの吸気ポートに連通されていることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、第1発明によれば、冷却水通路を、上記各吸気流動制御弁の下方で各独立吸気通路と通路壁を共有してエンジン長手方向に延設したから、冷間時等に、吸気流動制御弁が冷却水によって下方から温められることとなって、吸気流動制御弁、特に吸気流動制御弁の下部が独立吸気通路内壁にアイシングするのが防止される。
また、冷却水通路と排気還流通路の集合通路とは通路壁を共有してエンジン長手方向に延びているから、還流排気を冷却水によって効果的に冷却することができる。また、この結果、還流排気による吸気の過熱が防止される、つまり、1つの冷却水通路で、還流排気の冷却、及び独立吸気通路上に設けられた吸気流動制御弁のアイシング対策を行うことができる。また、この結果、シ吸気通路周囲の構造を簡素化することができる。
そして、シリンダヘッドと吸気マニホールドとの間に、各独立吸気通路の下流部分が形成されたスペーサが介設されており、該スペーサに排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路が一体形成されているから、吸気マニホールドやシリンダヘッド等の構造を簡素にすることができる。また、吸気マニホールドやシリンダヘッド等にこれらを設けた場合よりも、加工が容易となる。
ところで、スペーサに排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路等を設けるためにはこれらの通路分スペーサを大きくする必要があるが、スペーサの周囲は吸気マニホールドやシリンダヘッド等に取り囲まれて非常にスペースが狭く、如何に上記複数の通路を設けるかが問題となる。そこで、本発明では、スペーサの下部にエンジン長手方向に延びる膨出部を設け、該膨出部に排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路は該膨出部に設けるものである。これによれば、シリンダヘッドや吸気マニホールド等で取り囲まれた狭いスペースを有効利用して、エンジンの外方への大型化等を招くことなく、還流排気通路の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路を設けることができる。
そして、排気還流通路の集合通路及び冷却水通路の各入口はスペーサの膨出部におけるエンジン長手方向同一端側に形成されているから、排気還流通路の集合通路上で最も高温の還流排気が流れる入口側において、冷却水通路上で最も低温の冷却水が流れることとなって、最も高温の還流排気を最も低温の冷却水で効果的に冷却することができる。また、この結果、排気還流通路上及び冷却水通路上の温度勾配がそれぞれ小さくなり、還流排気の冷却効果が一様なものとなる。
さらに、スロットルハウジングにアイシング防止冷却水通路を設けて、エンジンから排出される冷却水が該アイシング防止冷却水通路を経由してスペーサの冷却水通路に導入されるように構成したから、流量制御弁のアイシング対策に加えてスロットル弁のアイシング対策を行うことができると共に、吸気マニホールドやスロットルハウジング等を迂回してエンジン本体からスペーサの冷却水通路入口までの冷却水通路を設ける場合よりも、スペーサの冷却水通路入口までの通路を短くすることができる。
また、第2発明によれば、冷却水通路は、排気還流通路の集合通路の入口側を構成する部分と独立吸気通路との間に配置されているから、集合通路上で最も高温の還流排気が流れる入口側を構成する部分の還流排気の熱が独立吸気通路に直接及ぶことがなく、還流排気熱による吸気の過熱をより効果的に防止することができる。また、これにより充填効率の低下を防止することができる。
リンダヘッドまたは吸気マニホールド等に排気還流通路及び冷却水通路を設けた場合、それだけでも構造が複雑となり、また加工が困難となるが、第発明のように構成することで、吸気流動制御弁が備えられていない場合についても、吸気マニホールドやシリンダヘッド等の構造を簡素にすることができ、また、加工が容易となり、しかも利用しにくい狭いスペースを有効利用し、エンジンの外方への大型化等を招くことなく、還流排気通路の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路を設けることができる。
そして、排気還流通路の集合通路及び冷却水通路の各入口はスペーサの膨出部におけるエンジン長手方向同一端側に形成されているから、排気還流通路の集合通路上で最も高温の還流排気が流れる入口側において、冷却水通路上で最も低温の冷却水が流れることとなって、最も高温の還流排気を最も低温の冷却水で効果的に冷却することができる。また、この結果、排気還流通路上及び冷却水通路上の温度勾配がそれぞれ小さくなり、還流排気の冷却効果が一様なものとなる。
さらに、スロットルハウジングにアイシング防止冷却水通路を設けて、エンジンから排出される冷却水が該アイシング防止冷却水通路を経由してスペーサの冷却水通路に導入されるように構成したから、流量制御弁のアイシング対策に加えてスロットル弁のアイシング対策を行うことができると共に、吸気マニホールドやスロットルハウジング等を迂回してエンジン本体からスペーサの冷却水通路入口までの冷却水通路を設ける場合よりも、スペーサの冷却水通路入口までの通路を短くすることができる。
また、第発明によれば、還流排気をより冷却することができ、還流排気の冷却による前述の効果がより確実なものとなる。
そして、第発明によれば、吸気流動制御弁の下流側の各吸気ポートにオリフィスを介して適切な流量の還流排気を供給することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るエンジンの排気還流装置について説明する。
この実施の形態に係るエンジン1は、横置きタイプの直列4気筒エンジンで、車両前部のエンジンルーム内に長手方向(気筒列方向)が車幅方向と略同方向に配置されている。該エンジン1はクロスフロータイプのエンジンで、吸気側が車両前方側、排気側が車両後方側となる配置とされている。図1において、2,3,4はシリンダブロック、シリンダヘッド、及びヘッドカバーである。エンジン1の一端側には変速機5が配置されている。
図1に示すように、このエンジン1の吸気通路10は、図示しない吸気口から導入したエアを、変速機5の上方に設けられたエアクリーナ11と、スロットルバルブユニット12と、サージタンク13と、吸気マニホールド14とを介して各気筒に供給するように構成されている。
吸気マニホールド14は、サージタンク13に接続される集合通路部分と、該集合通路部分から各気筒毎に分岐して各気筒に連通する独立吸気通路の一部を構成する独立通路部分とからなる。
図2は、図1において吸気マニホールド14及びサージタンク13を取り外した状態を示し、図3は、図2のA−A断面を示す。これら図2、図3に示すように、吸気マニホールド14のフランジ部14aとシリンダヘット3の吸気ポ−トフランジ部3aとの間には、独立吸気通路16の一部ずつが形成されたスペーサ20が介設されている。
スペーサ20は、図3〜図8(図4はスペーサ20における吸気マニホールド14側の端面20cを示す図(図3のB方向矢視図)、図5はスペーサ20におけるシリンダヘッド3側の端面20dを示す図(図3のC方向矢視図)、図6はスペーサ20の底面図(図3のD方向矢視図)、図7は図4のE−E線による断面図、図8は図4のF−F線による断面図である)に示すように、本体部20aと該本体部20aの下方に膨出する膨出部20bとからなる。
スペーサ20の膨出部20bは、図3に示すように、吸気マニホールド14のシリンダヘッド接続フランジ部14aおよびシリンダヘッド3の吸気ポートフランジ部3aよりも下方に位置するように、かつ、吸気マニホールド14のエンジン本体側の側面とシリンダヘッド3の側壁との間の空間に収まるように形成されている。
また、スペーサ20の本体部分20aには、吸気マニホールド14の各吸気分岐通路とシリンダヘッド3の吸気ポート3bとを連通させる吸気通路21…21が形成されている(吸気マニホールド14の独立通路部分とスペーサ20の吸気通路21…21とが独立吸気通路を構成する)。本体部分20aの上部には、インジュクター取付けホール23と、燃料分配管固定用ボス24とが形成されている。
各スペーサ20の吸気通路21…21には、スワール流やタンブル流生成のための吸気流動制御弁22…22がそれぞれ配設されている。該吸気流動制御弁22は、上部が切欠かれた形状とされており、エンジン停止時やタンブル流生成時等に閉じて下端が吸気通路21壁に接した状態となる。
一方、スペーサ20の膨出部20bには、各気筒の吸気ポート3bにEGRガス(還流排気)を供給する排気還流通路30(EGR通路)が形成されている。この排気還流通路30は、変速機5が取り付けられたエンジン端面側に入口30aが設けられ、該入口30aから反対の端面側へエンジン長手方向に延びて(入口通路31)、第2、第3気筒の側方においてエンジン長手方向に延びる細長いチャンバー32(ボリュ一ム室)に至る。入口通路31の先端部分とチャンバー32とは一部重なり、その車なった部分で連通している。これにより、先端部分とチャンバー32とで断面略矩形の拡大チャンバーが画成される。ここで、上記入口通路31及びチャンバー32は、特許請求の範囲に記載の集合通路を構成する。
さらに、排気還流通路30は、該チャンバー32から、第1、第2気筒側(図5において右側)、及び第3、第4気筒側(図5において左側)へ分岐し、エンジン長手方向に延びている(第1分岐通路33、第2上流分岐通路34)。第1分岐通路33は、エンジン長手方向において第1気筒と第2気筒との略中間位置側方でシリンダヘッド3側の端面20d方向に屈曲して第1端面開口部35に至り,第2分岐通路34は、第3気筒と第4気筒との略中間位置側方でシリンダヘッド3側の端面20d方向に屈曲して第2端面開口部36に至る。
また、図3に示すように、スペーサ20とシリンダヘッド2との間にはガスケット50が介設されており、該ガスケット50には、図9に示すように、シリンダブロック3の各吸気ポート3bに対応する吸気開口部51…51及びオリフィス52…52と、シール用のビード53とが形成されている。
図10、図11に示すように、シリンダヘッド3の吸気ポートフランジ部3aには吸気ポート3b毎に溝37が形成されている。この溝37は、上記ガスケット50のオリフィス51、及びスペーサ20の上記端面開口部35,36の位置に対応して形成されている。これによれば、端面開口部35,36に至ったEGRガスは、オリフィス51で最終的に流量調整された上で、上記溝37を経由して各気筒の吸気ポート3bに流入することとなる。各溝37は、吸気ポート3bの下流側に滑らかに還流排気が流入するように傾斜溝とされている。ここで、上記第1、第2分岐通路33,34、第1、第2端面開口部35,36、オリフィス51…51は、特許請求の範囲に記載の分岐通路を構成する。
ここで、スペーサ20の上記膨出部20bには、排気還流通路30に加えて、該排気還流通路30を流れる還流排気を冷却すること等を目的とする冷却水通路60が形成されている。
この冷却水通路60は、図4、図5、図7、図8に示すように、上記各吸気流動制御弁22の下方で該弁22に近接して上記吸気通路21と通路壁を共有してエンジン長手方向に延びている。また、該冷却水通路60と排気還流通路30の集合通路とは通路壁を共有してエンジン長手方向に延びている。
詳しくは、この冷却水通路60は、図4に示すように、エンジン長手方向において、上記排気還流通路30の入口30aと同じ側(第4気筒側)に入口60aを、他端側(第1気筒側)に出口60bを有し、入口60aから上方に延びて第1気筒側に屈曲し、上記排気還流通路30に沿ってエンジン長手方向に延び、第4気筒近傍で下方に屈曲して出口60bに至る。
また、この冷却水通路60は、図7に示すように、入口通路31と独立吸気通路21との間に配置されており、入口通路31に流入した、排気還流通路30上で最も高温の還流排気の熱が、冷却通路60を流れる冷却水で冷却されることにより、独立吸気通路21に直接及ばないようにされている。
ここで、図1、図2に示すように、上記スロットルバルブユニット12のハウジングには、該ユニット12の内部に設けられたスロットルバルブのアイシングを防止するための冷却水通路が形成されており、一端が配管61を介してシリンダヘッド3に、他端が配管62を介して上記スペーサ20の冷却水通路60の入口60aに接続されている。
一方、図12に示すように、エンジン1のシリンダブロック3の排気面側には、各気筒の排気ポートに連通する排気マニホールド71が取り付けられている。排気マニホールド71の下流には、触媒コンバータ72が接続されている。インシュレータ73が、排気マニホールド71を覆うように配設され、排気マニホールド71に複数箇所でボルト固定されている。
触媒コンバータ72の下流側には、還流排気取出口74が設けられている。該還流排気取出口74と上記スペーサ20の入口通路30の入口30aとの間は、金属管やフレキシブル管等で構成される排気還流通路80により接続されている。該排気還流通路80上には、上流側(還流排気取出口74側)から順に、水冷還流排気クーラ81、水冷排気還流制御弁ユニット82が設けられている。
水冷還流排気クーラ81は、還流排気取出口74から取り出された還流排気をエンジン冷却水で冷却するもので、円筒状二重管構造とされ、内外二重の通路部分を有し、内側通路部分が排気還流通路、外側通路部分が冷却水通路とされている。水冷還流排気クーラ81は、インシュレータ73の側方に配置されて、ブラケット76を介してインシュレータ73と共締めで排気マニホールド71にボルト固定されている。
水冷排気還流制御弁ユニット82は、入口通路30側への排気還流量を制御するもので、シリンダヘッド2の排気側側面にブラケット82aを介して固定されている。また、排気還流制御弁ユニット82は内部に弁冷却用の冷却水通路を有する。
水冷還流排気クーラ81及び水冷排気還流制御弁ユニット82用の冷却水は、図示しないウオータポンプからシリンダブロック2を経てシリンダヘッド3に流れ、シリンダヘッド3の図示しない冷却水取出口から取り出されて水冷排気還流制御弁ユニット82を経て水冷還流排気クーラ81に流れ、水冷還流排気クーラ81からリターン側の冷却水パイプに流れ,車室用ヒータからの冷却水と合流してラジエータを介しウオータポンプのサクション側冷却水通路へ戻るように構成されている。
この排気還流通路80によれば、排気マニホールド71下流の触媒コンバータ72の下流から取り出された還流排気は、水冷還流排気クーラ81で冷却された後、水冷排気還流制御弁ユニット82の排気還流制御弁で流量が制御された後、スペーサ20の還流排気通路30に供給される。
以上説明したように、本実施の形態に係るエンジン1の排気還流装置によれば、冷却水通路60を、各吸気流動制御弁22…22の下方で各独立吸気通路21と通路壁を共有してエンジン長手方向に延設したから、冷間時等に、吸気流動制御弁22…22が冷却水によって下方から温められることとなって、吸気流動制御弁22…22、特に吸気流動制御弁22…22の下部が吸気通路21…21の内壁にアイシングするのが防止される。
また、冷却水通路60と排気還流通路30の集合通路(入口通路31,チャンバー32)とは通路壁を共有してエンジン長手方向に延設されているから、還流排気を冷却水によって効果的に冷却することができる。また、この結果、還流排気による吸気の過熱が防止される。
つまり、1つの冷却水通路60で、還流排気の冷却と、独立吸気通路21…21上に設けられた吸気流動制御弁22…22のアイシング対策とを行うことができる。また、この結果、エンジン1の吸気ポート3b周囲の構造を簡素化することができる。
また、冷却水通路60は、上記独立吸気通路21…21と入口通路31との間に配置されているから、還流排気通路30の集合通路上で最も高温の還流排気が流れる入口通路31の還流排気の熱が独立吸気通路21…21に直接及ぶことがなく、還流排気熱による吸気の過熱を防止することができる。また、これにより充填効率の低下を防止することができる。
そして、シリンダヘッド3と吸気マニホールド14との間に、各独立吸気通路の下流部分21…21が形成されたスペーサ20が介設されており、該スペーサ20に、排気還流通路30における集合通路(入口通路31、チャンバー32)及び分岐通路(第1、第2分岐通路33,34、端面開口部35,36)並びに冷却水通路60が一体形成されているから、吸気マニホールド14やシリンダヘッド3等の構造を簡素にすることができる。また、吸気マニホールド14やシリンダヘッド3等にこれらを設けた場合よりも、加工が容易となる。
また、スペーサ20の下部にエンジン長手方向に延びる膨出部20bが設けられて、該膨出部20bに排気還流通路30の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路60が設けられているから、シリンダヘッド3や吸気マニホールド14等で取り囲まれた狭いスペースを有効利用して、エンジン1の外方への大型化等を招くことなく、排気還流通路30の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路60を設けることができる。
そして、排気還流通路30の集合通路の入口30a及び冷却水通路60の入口60aはスペーサ20の膨出部20bのエンジン長手方向同一端側に形成されているから、排気還流通路30の集合通路上で最も高温の還流排気が流れる入口30a側において、冷却水通路60上で最も低温の冷却水が流れることとなり、最も高温の還流排気を最も低温の冷却水で効果的に冷却することができる。また、集合通路上及び冷却水通路60上の温度勾配がそれぞれ小さくなり、還流排気の冷却効果が一様なものとなる。
さらに、スロットルバルブユニット12のハウジングにアイシング防止冷却水通路を設けて、エンジン本体から排出される冷却水が該アイシング防止冷却水通路を経由してスペーサ20の冷却水通路60に導入されるように構成したから、流量制御弁22…22のアイシング対策に加えてスロットル弁のアイシング対策を行うことができると共に、吸気マニホールド14やスロットルバルブユニット12のハウジング等を迂回してエンジン本体からスペーサ20の冷却水通路60の入口60aまでの冷却水通路を設ける場合よりも、スペーサ20の冷却水通路60の入口60aまでの通路を短くすることができる。
また、排気還流通路30の集合通路に至るまでの排気還流通路80上に水冷式還流排気冷却器81が設けられているから、還流排気をより冷却することができ、還流排気の冷却による前述の効果がより確実なものとなる。
そして、還流排気の分岐通路33,34は、スペーサ20とシリンダヘッド3との間に介設されたガスケット50に形成されたオリフィス51,51を介して吸気流動制御弁22…22の下流側の各吸気ポート3b…3bに連通されているから、吸気流動制御弁22…22の下流側の各吸気ポート3b…3bにオリフィス51を介して適切な流量の還流排気を供給することができる。
なお、上記実施の形態は、独立吸気通路21上に吸気流動制御弁22が設けられている場合について説明したが、吸気流動制御弁22が備えられていない場合においても、前述の効果が得られる。すなわち、シリンダヘッドまたは吸気マニホールド等に排気還流通路及び冷却水通路を設けた場合、それだけでも構造が複雑となり、また加工が困難となるが、スペーサに膨出部を設けて該膨出部に還流排気通路の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路を設けることにより、吸気マニホールドやシリンダヘッド等の構造を簡素にすることができ、また、加工が容易となり、しかも利用しにくい狭いスペースを有効利用し、エンジンの外方への大型化等を招くことなく、還流排気通路の集合通路及び分岐通路並びに冷却水通路を設けることができる。
本発明は、エンジンの排気還流装置に広く適用することができる。
本発明の実施の形態に係るエンジンの吸気側側面の概要図である。 図1の側面図において吸気マニホールド及びサージタンクを取り外した状態を示す図である。 図2のA−A線による要部断面図である。 スペーサの吸気マニホールド側端面図(図3のB方向矢視図)である。 スペーサのシリンダヘッド側端面図(図3のC方向矢視図)である。 スペーサの底面図である(図3のD方向矢視図)。 図4のE−E線による断面図である。 図4のF−F線による断面図である。 ガスケットの正面図(図3のB方向矢視図)である。 シリンダヘッドの吸気側端面図(図3のB方向矢視図)である。 図10のG−G線による断面図である。 エンジンの排気側側面の概要図である。
符号の説明
1 エンジン
3 シリンダヘッド
3b 吸気ポート(独立吸気通路)
12 スロットルバルブユニット
13 吸気サージタンク
14 吸気マニホ―ルド
20 スペーサ
20a スペーサの本体部
20b スペーサの膨出部
20c スペーサのシリンダヘッド側端面
20d スペーサの吸気マニホールド側端面
21 吸気通路(独立吸気通路)
22 吸気流動制御弁
30 排気還流通路
31 入口通路
32 チャンバー
33,34 第1、第2分岐通路(分岐通路)
35,36 第1、第2端面開口部(分岐通路)
50 ガスケット
51 オリフィス
60 冷却水通路
60a 冷却水通路入口
60b 冷却水通路出口
80 集合通路に至るまでの排気還流通路
81 水冷還流排気クーラ(水冷式還流排気冷却器)

Claims (5)

  1. 多気筒エンジンの各気筒に連通する独立吸気通路に上部が切り欠かれた吸気流動制御弁が各々備えられ、かつ、エンジンの吸気側でエンジン長手方向に延びる集合通路と該集合通路から上記各独立吸気通路に還流排気を分配する分岐通路とを含む排気還流通路が備えられたエンジンの排気還流装置であって、
    上記各独立吸気通路における吸気流動制御弁の下方で各独立吸気通路と通路壁を共有して冷却水通路がエンジン長手方向に延設されていると共に、該冷却水通路と上記排気還流通路の集合通路とは通路壁を共有してエンジン長手方向に延びており、
    シリンダヘッドと吸気マニホールドとの間に、各独立吸気通路の下流部分が形成されたスペーサが介設されると共に、該スペーサには、上記排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに上記冷却水通路が一体形成され、
    上記スペーサの下部にエンジン長手方向に延びる膨出部が備えられ、上記排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに上記冷却水通路は該膨出部に設けられており、
    上記排気還流通路の集合通路及び上記冷却水通路の各入口は上記スペーサの膨出部におけるエンジン長手方向同一端側に形成され、
    上記エンジンの長手方向に沿って吸気サージタンクが配置されていると共に、該サージタンクの一端側に、スロットル弁を備えたスロットルハウジングが配置されており、かつ、該スロットルハウジングにアイシング防止冷却水通路が備えられて、エンジンから排出される冷却水が該アイシング防止冷却水通路を経由してスペーサの冷却水通路に導入されるように構成されている、
    ことを特徴とするエンジンの排気還流装置。
  2. 上記冷却水通路は、上記排気還流通路の集合通路の入口側を構成する部分と上記独立吸気通路との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気還流装置。
  3. 多気筒エンジンの各気筒に連通する独立吸気通路が各々備えられていると共に、エンジンの吸気側でエンジン長手方向に延びる集合通路と該集合通路から上記各独立吸気通路に還流排気を分配する分岐通路とを含む排気還流通路が備えられ、かつ、該排気還流通路上の還流排気を冷却する冷却水通路が備えられたエンジンの排気還流装置であって、
    シリンダヘッドと吸気マニホールドとの間に、各独立吸気通路の下流部分が形成されたスペーサが介設されていると共に、該スペーサの下部にエンジン長手方向に延びる膨出部が備えられ、上記排気還流通路の集合通路及び分岐通路並びに上記冷却水通路は上記膨出部に備えられており、
    上記排気還流通路の集合通路及び上記冷却水通路の各入口は上記スペーサの膨出部におけるエンジン長手方向同一端側に形成され、
    上記エンジンの長手方向に沿って吸気サージタンクが配置されていると共に、該サージタンクの一端側に、スロットル弁を備えたスロットルハウジングが配置されており、かつ、該スロットルハウジングにアイシング防止冷却水通路が備えられて、エンジンから排出される冷却水が該アイシング防止冷却水通路を経由してスペーサの冷却水通路に導入されるように構成されている、
    ことを特徴とするエンジンの排気還流装置。
  4. 上記集合通路に至るまでの排気還流通路上に還流排気冷却器が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のエンジンの排気還流装置。
  5. 上記排気還流通路の分岐通路は、上記スペーサと上記シリンダヘッドとの間に介設されたガスケットに形成されたオリフィスを介してシリンダヘッドの吸気ポートに連通されていることを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載のエンジンの排気還流装置。
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