JP6015378B2 - エンジンの排気還流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気筒から排出された排気ガスの一部をEGRガスとして再び気筒に戻すことが可能なエンジンの排気還流装置に関する。
エンジンの排気還流装置として、例えば下記特許文献1のものが知られている。この特許文献1に開示された排気還流装置は、EGRガスが流通するEGR通路の途中部に、EGRガスを冷却するEGRクーラとして、メインガスクーラおよびサブガスクーラからなる2つのEGRクーラが設けられている。メインガスクーラおよびサブガスクーラには、2系統の冷却水通路を通じてそれぞれ個別に冷却水が供給されるようになっている。また、メインガスクーラおよびサブガスクーラの双方よりも下流側に位置するEGR通路上には、EGRガスの流量を制御するためのEGRバルブが設けられている。
このような特許文献1の排気還流装置によれば、高負荷運転時のように排気ガスがかなり高温になる条件でも、メインガスクーラおよびサブガスクーラを用いてEGRガスを確実に冷却できるという利点がある。
特開2011−190742号公報
ところで、EGRガスは、エンジンから排出される排気ガスであるので、水分と煤とを含んでいる。このEGRガス中の水分は、EGRガスがある程度低い温度まで低下したときに凝縮して、液体の水(凝縮水)へと変化する。この凝縮水が煤と混じり合うと、グリース状の炭素物質が形成されて排気還流装置の各部に付着することがある。特に、EGRバルブの可動部にこのようなグリース状の炭素物質が付着すると、それがエンジンの冷間時に固まってEGRバルブの動作不良等を引き起こすおそれがある。
上記特許文献1の排気還流装置は、メインガスクーラおよびサブガスクーラという2つのEGRクーラと、両EGRクーラの下流側に設けられたEGRバルブとを備えているので、凝縮水が発生する温度以下に冷却されたEGRガスがEGRバルブに流入する可能性が高く、上記のような事態が発生し易いという問題があった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、EGRガスを充分に冷却する能力を確保しつつEGRバルブの動作不良の発生を確実に防止することが可能なエンジンの排気還流装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、気筒から排出された排気ガスの一部をEGRガスとして再び気筒に戻すことが可能なエンジンの排気還流装置であって、エンジンの排気通路と吸気通路とを連結するEGR通路と、EGR通路の途中部に設けられ、EGR通路を流通するEGRガスを冷却する第1冷却部と、第1冷却部よりもEGRガスの流れ方向下流側に設けられた第2冷却部と、第1冷却部と第2冷却部との間に設けられ、EGR通路を流通するEGRガスの流量を調整可能なEGRバルブと、第1冷却部および第2冷却部の冷却能力を調整可能な制御手段とを備え、EGRガスに含まれる水分が凝縮する温度を特定温度としたとき、上記制御手段は、上記第1冷却部を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも高くなり、かつ上記第2冷却部を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも低くなるように、上記第1冷却部および第2冷却部の冷却能力を調整し、上記第1冷却部には、EGRガスが流通可能な複数のチューブが内蔵されており、上記第2冷却部内を流通するEGRガスの流通面積は、上記チューブ内の流通面積よりも大きく設定されている、ことを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、EGR通路を流通するEGRガスを冷却する手段として、第1冷却部と第2冷却部という2つの冷却手段を設けたので、EGRガスを充分に冷却した後で気筒に導入することができる。このため、例えばエンジンの高負荷域でEGRを実行したとしても、気筒内の温度上昇を効果的に抑制することができ、異常燃焼を伴わない適正な燃焼を実現することができる。
しかも、EGRガスの流量を調整するためのEGRバルブが第1冷却部と第2冷却部との間に設けられるとともに、第1冷却部を通過した後のEGRガスの温度が凝縮水の発生温度である特定温度よりも高く設定されるので、凝縮水を随伴したEGRガスがEGRバルブに流入することがなく、凝縮水と煤とが混合した炭素物質がEGRバブルの可動部等に付着することに起因したEGRバルブの動作不良を確実に防止することができる。一方、EGRバルブを通過した後のEGRガスは、さらに第2冷却部を通過することで上記特定温度より低い温度まで冷却されるので、充分に温度の低いEGRガスが気筒に導入されることになり、上述した異常燃焼の発生を確実に回避することができる。
また、第1冷却部に内蔵された複数のチューブをEGRガスが通過している時点では、EGRガスの温度が上記特定温度(凝縮水の発生温度)よりも高く、凝縮水は発生していないので、チューブの内面に凝縮水と煤とが混合した炭素物質が付着してチューブが目詰まりを起こすような事態を確実に防止することができる。
本発明において、好ましくは、排気還流装置は、上記第1冷却部および第2冷却部に冷却水を供給する冷却回路をさらに備え、上記冷却回路は、冷却水が循環する循環水路と、循環水路を通じて上記第1冷却部および第2冷却部に冷却水を送り出す電気式のウォーターポンプとを有し、上記制御手段は、上記ウォーターポンプを制御して冷却水の流量を調整することにより、上記第1冷却部および第2冷却部の冷却能力を調整する(請求項2)。
この構成によれば、第1、第2冷却部に冷却水を送り出すウォーターポンプを制御するだけの簡単かつ確実な方法で、各冷却部の冷却能力を調整することができる。
上記構成において、より好ましくは、上記エンジンは、複数の気筒を有する多気筒エンジンであり、上記吸気通路は、共通吸気管と、共通吸気管の下流端部から各気筒に向けて分岐しつつ延びる複数の独立吸気管とを有し、上記EGR通路は、エンジンの排気通路から延びる共通EGR管と、共通EGR管の下流端部から分岐して上記各独立吸気管に接続される複数の独立EGR管とを有し、上記EGRバルブは、上記共通EGR管の下流端部に設けられている(請求項3)。
この構成によれば、EGR通路における充分に下流側に位置する部位(エンジンの各気筒に近い位置)にEGRバルブが設けられるので、各気筒に導入されるEGRガスの量を、EGRバルブの開度制御に伴い優れた応答性で調整することができる。
上記構成において、より好ましくは、上記第1冷却部は、上記複数のチューブ内を流通するEGRガスを冷却水との熱交換により冷却する熱交換器であり、上記第2冷却部は、上記各独立EGR管の外周面に冷却水が流通するジャケット部を備えた水ジャケット式のものである(請求項4)。
この構成によれば、共通EGR管を流通するEGRガスを熱交換器からなる第1冷却部によって効率よく冷却できるとともに、各気筒に対応して分岐した複数の独立EGR管を流通するEGRガスを水ジャケット式の第2冷却部によってそれぞれ適正に冷却することができる。
本発明において、好ましくは、上記循環水路のうち、上記第1冷却部に向かう流路と上記第2冷却部に向かう流路とに分岐する部分に、分配調整弁が設けられ、上記制御手段は、必要に応じて上記分配調整弁を駆動することにより、上記第1冷却部および第2冷却部に流入する冷却水の割合を変更する(請求項5)。
このように、第1冷却部および第2冷却部への冷却水の分配割合を分配調整弁によって変更可能に構成した場合には、第1冷却部および第2冷却部それぞれの冷却能力を個別に調整できるので、EGRガスの温度をより精緻にコントロールすることが可能になる。
以上説明したように、本発明のエンジンの排気還流装置によれば、EGRガスを充分に冷却する能力を確保しつつ、EGRバルブの動作不良の発生を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態にかかる排気還流装置付きエンジンの全体構成を示す図である HCCI燃焼とSI燃焼とがエンジンの運転領域に応じて使い分けられることを説明するための図である。 エンジンの制御系を示すブロック図である。 EGRガスを冷却する冷却水の流量がSI燃焼の実行領域においてどのように制御されるのかを説明するための図である。 本発明の変形例を説明するための図である。
(1)エンジンの全体構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる排気還流装置付きエンジンの全体構成を示す図である。本図に示されるエンジンは、走行用の動力源として車両に搭載される4サイクルの火花点火式ガソリンエンジンである。具体的に、当実施形態のエンジンは、列状に並ぶ4つの気筒2を有する直列4気筒型のエンジン本体1と、エンジン本体1に燃焼用の空気を導入するための吸気通路10と、エンジン本体1で生成された排気ガスを排出するための排気通路20と、エンジン本体1を冷却するための冷却水を供給するエンジン用冷却回路25と、エンジン本体1から排出された排気ガスの一部をEGRガスとして再びエンジン本体1に戻す操作であるEGR(Exhaust Gas Recirculation)を行うための排気還流装置30とを備えている。
詳しい図示を省略するが、エンジン本体1の各気筒2には、それぞれピストンが往復摺動可能に挿入されており、各ピストンはコネクティングロッド等を介して出力軸であるクランク軸と連結されている。
エンジン本体1には、各気筒2の燃焼室(ピストンの上方に形成された燃焼用の空間)に向けて燃料を噴射するインジェクタ5と、インジェクタ5から噴射された燃料と空気との混合気に火花放電による着火エネルギーを供給する点火プラグ6とが、各気筒2につき1組ずつ設けられている。なお、当実施形態のエンジンはガソリンエンジンであるから、インジェクタ5から噴射される燃料としては、ガソリンを主成分とする燃料が用いられる。
また、エンジン本体1には、そのクランク軸(出力軸)の回転速度をエンジン回転速度として検出するエンジン速度センサSN1が設けられている。
ここで、当実施形態のエンジンは、HCCI燃焼とSI燃焼という2種類の燃焼形式を運転状態に応じて切換え可能である。具体的には、図2に示すように、部分負荷域に設定された第1領域R1において、圧縮上死点よりも前に予め噴射された燃料と空気との混合気をピストンの圧縮作用により高温・高圧化させて自着火させる燃焼、つまりHCCI燃焼(Homogeneous-Charge Compression Ignition Combustion)が実行される。一方、第1領域R1よりも高負荷側の第2領域R2では、点火プラグ6の火花放電による強制着火をきっかけに混合気を火炎伝播により燃焼させる燃焼、つまりSI燃焼(Spark Ignition Combustion)が実行される。
なお、第1領域R1でのHCCI燃焼を可能にするため、エンジン本体1の幾何学的圧縮比、つまりピストンが上死点にあるときの燃焼室容積とピストンが下死点にあるときの燃焼室容積との比は、ガソリンエンジンとしてはかなり高めの値である15以上に設定されている。
吸気通路10は、1本の共通吸気管11と、共通吸気管11の下流端部(吸入空気の流れ方向下流側の端部)に設けられた比較的大容積のサージタンク12と、サージタンク12からエンジン本体1の各気筒2に向けて分岐しつつ延びる4本の独立吸気管13とを有している。共通吸気管11には、その内部を流通する吸入空気の流量を調整するための開閉可能なスロットル弁15と、吸入空気の流量を検出するためのエアフローセンサSN2とが設けられている。
排気通路20は、エンジン本体1の各気筒2から排出される排気ガスが個別に流通する4本の独立排気管21と、各独立排気管21が下流側(排気ガスの流れ方向下流側)で集合した部分から延びる1本の共通排気管22とを有している。なお、図示を省略するが、共通排気管22には、排気ガスに含まれる有害成分を浄化するための三元触媒等の触媒が設けられている。
エンジン用冷却回路25は、冷却水の熱を外気に放出させるためのメインラジエータ26と、エンジン本体1とメインラジエータ26との間で冷却水が循環する循環水路27とを有している。循環水路27を通じて供給される冷却水は、エンジン本体1の内部に形成されたウォータージャケット等を流通した後、循環水路27を通じてメインラジエータ26に流入して冷却され、再びエンジン本体1へと戻される。このような冷却水の循環を行わせるため、エンジン本体1には、機械式または電気式のウォーターポンプ(図示省略)が設けられている。
排気還流装置30は、排気通路20と吸気通路10とを連結するEGR通路31と、EGR通路31を流通するEGRガスの流量を調整するための開閉可能なEGRバルブ35と、EGR通路31を流通するEGRガスを冷却する第1冷却部37および第2冷却部38と、第1、第2冷却部37,38に冷却水を供給するEGR用冷却回路40(本発明にかかる冷却回路に相当)とを有している。
EGR通路31は、排気通路20の共通排気管22から延びる1本の共通EGR管32と、共通EGR管32の下流端部(EGRガスの流れ方向下流側の端部)から分岐して各独立吸気管13に接続される4本の独立EGR管33とを有している。なお、当実施形態では、共通EGR管32が、その途中でエンジン本体1の内部を通過するようにレイアウトされている。すなわち、共通EGR管32は、共通排気管22からエンジン本体1側に延びる排気側部分32aと、エンジン本体1から吸気側へと延びる吸気側部分32cと、エンジン本体1の内部において排気側部分32aと吸気側部分32cとをつなぐ中間部32bとを有している。
第1冷却部37は、共通EGR管32の吸気側部分32cに設けられている。この第1冷却部37は、EGR用冷却回路40から供給される冷却水との間で熱交換を行う熱交換器から構成されている。すなわち、第1冷却部37は、EGRガスが流通可能な多数のチューブ37aと、この多数のチューブ37aを収容するハウジング37bとを有している。そして、EGR用冷却回路40から供給される冷却水がハウジング37b内に供給されることで、その内部に収容された多数のチューブ37aと冷却水との間で熱交換が行われ、その熱交換によって上記チューブ37a内のEGRガスが冷却されるようになっている。
第2冷却部38は、各気筒2に対応して設けられた4本の独立EGR管33を水冷により冷却する水ジャケット式のものである。すなわち、第2冷却部38は、各独立EGR管33の外周面に冷却水が流通するジャケット部38a(例えば二重管などの隙間構造)を有している。そして、EGR用冷却回路40から供給される冷却水がこのジャケット部38aに供給されることで、各独立EGR管33の外周面が冷却されて、その内部を流通するEGRガスが冷却されるようになっている。
EGRバルブ35は、第1冷却部37と第2冷却部38との間、より具体的には、共通EGR管32の吸気側部分32cの下流端部(4本の独立EGR管33へと分岐する部分より僅かに手前の部分)に設けられている。
EGR用冷却回路40は、冷却水が循環する循環水路41と、循環水路41内で冷却水を循環させるために冷却水を加圧する電気式のウォーターポンプ42と、冷却水の熱を外気に放出させるためのサブラジエータ43とを有しており、上述したエンジン用冷却回路25とは独立した冷却水の閉回路を構成している。
循環水路41は、サブラジエータ43から延びる第1水路41aと、第1水路41aから分岐して第1冷却部37に接続される第2水路41bと、第1水路41aから分岐して第2冷却部38に接続される第3水路41cと、第1冷却部37から延びる第4水路41dと、第2冷却部38から延びて第4水路41dと合流する第5水路41eと、第4、第5水路41d,41eの合流部から延びてサブラジエータ43に接続される第6水路41fと、第6水路41fと第1水路41aとを連結してサブラジエータ43をバイパスする第7水路41gとを有している。
第1水路41aと第7水路41g(バイパス水路)との合流部には、サーモスタットからなる温調弁45が設けられており、この温調弁45は、例えばエンジンの冷間始動時のように冷却水の温度が所定温度よりも低いときに、第7水路41gと第1水路41aとを連通させるように動作する。これにより、冷却水がサブラジエータ43をバイパスしつつ循環水路41内を循環するので、サブラジエータ43での冷却水の冷却が停止され、冷却水の温度は徐々に上昇する。一方、冷却水の温度が所定温度以上になった場合には、第7水路41gと第1水路41aとの連通が遮断され、冷却水がサブラジエータ43を通過するようになる。これにより、サブラジエータ43で冷却水が冷却されるので、冷却水の温度上昇が抑制される。このように、温調弁45は、低温時には冷却水の温度を上昇させ、高温時には冷却水の昇温を抑制する機能を有している。
第1水路41aにおける温調弁45よりも下流側には、冷却水の温度を検出するための水温センサSN3が設けられている。
ウォーターポンプ42は、第1水路41aの途中部(当実施形態では温調弁45と水温センサSN3との間)に設けられている。このウォーターポンプ42は、インペラの回転数を可変的に設定可能であり、その回転数の変化に応じて、循環水路41を循環する冷却水の流量を調整する機能を果たす。
(2)制御系
次に、図3を用いて、エンジンの制御系について説明する。当実施形態のエンジンは、その各部がECU(エンジン制御ユニット)50によって統括的に制御される。ECU50は、周知のとおり、CPU、ROM、RAM等から構成されるマイクロプロセッサであり、本発明にかかる制御手段に相当するものである。
ECU50には、各種センサからの情報が入力される。すなわち、ECU50は、上述したエンジン速度センサSN1、エアフローセンサSN2、および水温センサSN3と電気的に接続されており、これらのセンサからの入力信号に基づいて、エンジンの回転速度、吸入空気量、EGR用冷却回路40内の冷却水の温度といった種々の情報を取得する。また、車両には、運転者により操作される図外のアクセルペダルの開度(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサSN4が設けられており、このアクセル開度センサSN4による検出信号(アクセル開度の情報)も上記ECU50に入力される。
ECU50は、上記各センサ(SN1〜SN4)からの入力信号に基づいて種々の演算等を実行しつつ、エンジンの各部を制御する。すなわち、ECU50は、インジェクタ5、点火プラグ6、スロットル弁15、EGRバルブ35、ウォーターポンプ42と電気的に接続されており、上記演算の結果等に基づいて、これらの機器にそれぞれ駆動用の制御信号を出力する。
(3)排気還流装置の具体的制御
次に、排気還流装置30の動作に関してECU50がエンジンの運転中に行う制御について具体的に説明する。
ECU50は、エンジンの運転状態に応じて適切な量のEGRガスがエンジン本体1の各気筒2に導入されるようにEGRバルブ35を制御するとともに、EGRガスが適切な温度まで冷却されるようにEGR用冷却回路40のウォーターポンプ42を制御する。
ここで、既に説明したように、当実施形態のエンジンでは、部分負荷の領域である図2の第1領域R1でHCCI燃焼(混合気の自着火による燃焼)が実行されるので、これを可能にするべく幾何学的圧縮比が15以上という高い値に設定されている。一方で、第1領域R1よりも負荷の高い第2領域R2では、SI燃焼(火花点火をきっかけにした火炎伝播燃焼)を実行する必要があるが、当実施形態のような圧縮比15以上の高圧縮比エンジンでは、気筒2内が高温になり易く、ノッキング等の異常燃焼が懸念される。このような異常燃焼を回避するため、第2領域R2においてEGRガスを気筒2内に導入する場合には、できるだけ低い温度のEGRガスを導入して、気筒2内の温度の過上昇を抑制する必要がある。
これに対し、当実施形態の排気還流装置30は、EGRガスを冷却する手段として、第1冷却部37および第2冷却部38という2つの冷却手段を備えているので、EGRガスを充分に冷却することが可能である。このため、異常燃焼の発生し易い第2領域R2においても、気筒2内の温度の過上昇を抑制して異常燃焼を回避することができる。
しかしながら、むやみにEGRガスを冷却してしまうと、EGRバルブ35よりも上流側のEGR通路31通路でEGRガス中の水分が凝縮して凝縮水が発生してしまうおそれがある。このような場所で凝縮水が発生すると、この凝縮水と煤とが混じったグリース状の炭素物質がEGRバルブ35の可動部に付着して冷間時に固化し、EGRバルブ35の動作不良を引き起こすおそれがある。
そこで、当実施形態では、第2領域R2でSI燃焼による運転を行うときには、EGRガス中の水分がEGRバルブ35よりも下流側で凝縮するように、第1、第2冷却部37,38の冷却能力が調整される。すなわち、EGRガス中の水分が凝縮する温度(約60℃)を特定温度とすると、ECU50は、第1冷却部37を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも高くなり、かつ第2冷却部38を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも低くなるように、各冷却部37,38に導入される冷却水の流量(以下、単に冷却水量ともいう)を制御する。なお、冷却水の流量は、電気式のウォーターポンプ42の回転数を増減させることによって制御される。
図4は、EGRガスを冷却するための冷却水の流量(第1、第2冷却部37,38に導入されるトータルの冷却水量)が第2領域R2でどのように設定されるのかを示した図である。本図に示すように、冷却水量は、第2領域R2内における低速かつ高負荷域において最も少なく設定され、第2領域内における高速かつ低負荷域で最も多く設定される。なお、図4中の曲線群は、冷却水量の等量線であり、左上側の曲線ほど流量が少なく、右下側の曲線ほど流量が多いことを示している。
上記のような冷却水量の制御は、エンジン本体1の各気筒2に導入されるEGRガスの量(以下、単にEGR量ともいう)の多少に連動している。すなわち、第2領域R2では、低速かつ高負荷側ほどEGR量が少なく、高速かつ低負荷側ほどEGR量が多くなるようにEGRバルブ35が制御されるようになっており、これに連動して、図4に示したような冷却水量の制御が実行される。これは、EGR量が多いほど、EGRガスを目標の温度まで低下させるために必要な熱交換量も多くなり、これに応じて冷却水量を増やす必要があるためである。
ECU50は、第2領域R2での運転中、エンジン速度センサSN1、エアフローセンサSN2、アクセル開度センサSN4等から取得した情報に基づいて、図4中のどのポイントでエンジンが運転されているのか逐次特定するとともに、その運転ポイントに応じた適切なEGR量および冷却水量の目標値を、予め設定された演算式により算出するかまたはマップから読み出すなどして設定する。そして、目標どおりのEGR量および冷却水量が得られるように、EGRバルブ35の開度を制御するとともに、EGR用冷却回路40のウォーターポンプ42の回転数を制御する。
そして、上記のような制御の結果、第1冷却部37を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも高くなり、かつ第2冷却部38を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも低くなるように、第1冷却部37および第2冷却部38の冷却能力が調整される。
なお、第2領域R2よりも負荷の低い第1領域R1(HCCI燃焼の実行領域)においても、EGRガスの気筒2への導入は必要に応じて行われる。しかしながら、第1領域R1では、比較的高温のEGRガスを気筒2に導入しても異常燃焼が起きないので、第2領域R2のときほど充分にはEGRガスを冷却する必要がない。このように、第1領域R1では、EGRガス中の水分が凝縮するような事態を考慮しなくてよく、第2領域R2とは冷却水量の制御の内容が異なるので、ここでは第1領域R1での具体的制御についてはその説明を省略する。
(4)作用等
以上説明したように、当実施形態のエンジンの排気還流装置30は、エンジンの排気通路20と吸気通路10とを連結するEGR通路31と、EGR通路31の途中部に設けられ、EGR通路31を流通するEGRガスを冷却する第1冷却部37と、第1冷却部37よりもEGRガスの流れ方向下流側に設けられた第2冷却部38と、第1冷却部37と第2冷却部38との間に設けられ、EGR通路31を流通するEGRガスの流量を調整可能なEGRバルブ35と、第1冷却部37を通過した後のEGRガスの温度が特定温度(EGRガス中の水分が凝縮する温度)よりも高くなり、かつ第2冷却部38を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも低くなるように、第1冷却部37および第2冷却部38の冷却能力を調整するECU50(制御手段)とを備える。このような構成によれば、EGRガスを充分に冷却する能力を確保しつつ、EGRバルブ35の動作不良の発生を確実に防止できるという利点がある。
すなわち、上記実施形態では、EGR通路31を流通するEGRガスを冷却する手段として、第1冷却部37と第2冷却部38という2つの冷却手段を設けたので、EGRガスを充分に冷却した後で気筒2に導入することができる。このため、例えば図4の第2領域R2のようなエンジンの高負荷域でEGRを実行したとしても、気筒2内の温度上昇を効果的に抑制することができ、異常燃焼を伴わない適正な燃焼を実現することができる。また、異常燃焼を回避するために点火タイミングを極端に遅くするなどの措置をとる必要がなくなるので、燃費を良好に維持することができる。
しかも、EGRガスの流量を調整するためのEGRバルブ35が第1冷却部37と第2冷却部38との間に設けられるとともに、第1冷却部37を通過した後のEGRガスの温度が凝縮水の発生温度である特定温度よりも高く設定されるので、凝縮水を随伴したEGRガスがEGRバルブ35に流入することがなく、凝縮水と煤とが混合した炭素物質がEGRバルブ35の可動部等に付着することに起因したEGRバルブ35の動作不良を確実に防止することができる。一方、EGRバルブ35を通過した後のEGRガスは、さらに第2冷却部38を通過することで上記特定温度より低い温度まで冷却されるので、充分に温度の低いEGRガスが気筒2に導入されることになり、上述した異常燃焼の発生を確実に回避することができる。なお、第2冷却部38では上記特定温度より低い温度までEGRガスが冷却されるので、第2冷却部38の下流側では凝縮水が発生することになるが、ここで発生した凝縮水は、吸気通路10を通じてエンジン本体1の各気筒2に導入され、再び加熱されて蒸発した後に排出されるので、特に問題はない。
また、上記実施形態において、排気還流装置30は、冷却水が循環する循環水路41と、循環水路41を通じて第1冷却部37および第2冷却部38に冷却水を送り出す電気式のウォーターポンプ42とを含むEGR用冷却回路40を備えており、ECU50は、このEGR用冷却回路40のウォーターポンプ42を制御して冷却水の流量を調整することにより、第1冷却部37および第2冷却部38の冷却能力を調整する。このような構成によれば、第1、第2冷却部37,38に冷却水を送り出すウォーターポンプ42を制御するだけの簡単かつ確実な方法で、各冷却部37,38の冷却能力を調整することができる。
また、上記実施形態において、EGR通路31は、エンジンの排気通路20から延びる共通EGR管32と、共通EGR管32の下流端部から分岐して吸気通路10の独立吸気管13に接続される複数の独立EGR管33とを有しており、このうちの共通EGR管32の下流端部にEGRバルブ35が設けられている。このような構成によれば、EGR通路31における充分に下流側に位置する部位(エンジンの各気筒2に近い位置)にEGRバルブ35が設けられるので、各気筒2に導入されるEGRガスの量を、EGRバルブ35の開度制御に伴い優れた応答性で調整することができる。
また、上記実施形態では、第1冷却部37として、冷却水との間で熱交換を行うための多数のチューブ37aにEGRガスを通過させるタイプの熱交換器が用いられ、第2冷却部38として、各独立EGR管33の外周面に冷却水が流通するジャケット部38aを備えた水ジャケット式のものが用いられている。このような構成によれば、共通EGR管32を流通するEGRガスを熱交換器からなる第1冷却部37によって効率よく冷却できるとともに、各気筒2に対応して分岐した複数の独立EGR管33を流通するEGRガスを水ジャケット式の第2冷却部38によってそれぞれ適正に冷却することができる。
しかも、第1冷却部37に内蔵された多数のチューブ37aをEGRガスが通過している時点では、EGRガスの温度が上記特定温度(凝縮水の発生温度)よりも高く、凝縮水は発生していないので、チューブ37aの内面に凝縮水と煤とが混合した炭素物質が付着してチューブ37aが目詰まりを起こすような事態を確実に防止することができる。
一方、第2冷却部38では、EGRガスが上記特定温度よりも低い温度まで冷却されて凝縮水が発生するが、その凝縮水は、熱交換用のチューブ37aに比べて充分に径が大きい独立EGR管33に付着するだけなので、そもそも上記のような目詰まりが起きる心配はない。むしろ、独立EGR管33まで到達した時点で初めて水分の凝縮が起きる(それによってまとまった量の凝縮水が発生する)ことにより、独立EGR管33の内面に付着した煤が凝縮水によって下流側に洗い流されことがあり、第2冷却部38による冷却能力が煤の堆積によって悪化するのを効果的に防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、上記の実施形態は例示に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、図5に示すように、EGR用冷却回路40の循環水路41のうち、第1水路41aから第2水路41bおよび第3水路41cへと分岐する分岐部に、分配調整弁60を設けてもよい。この分配調整弁60は、第1水路41aからの冷却水が第2水路41bを通じて第1冷却部37に流入する流量と、第1水路41aからの冷却水が第3水路41cを通じて第2冷却部38に流入する流量との割合を変更することが可能である。エンジンの運転中、ECU50は、必要に応じて分配調整弁60を駆動し、第1冷却部37および第2冷却部38への冷却水の分配割合を変更する。このような構成によれば、第1冷却部37および第2冷却部38それぞれの冷却能力を個別に調整できるので、EGRガスの温度をより精緻にコントロールすることが可能になる。
また、上記実施形態では、ガソリンを燃料として用いるガソリンエンジンに本発明の排気還流装置を適用した場合について説明したが、本発明の排気還流装置は、ガソリンエンジンだけでなく、軽油を燃料として用いるディーゼルエンジンにも適用可能である。
2 気筒
10 吸気通路
11 共通吸気管
12 独立吸気管
20 排気通路
30 排気還流装置
31 EGR通路
32 共通EGR管
33 独立EGR管
35 EGRバルブ
37 第1冷却部
37a チューブ
38 第2冷却部
38a ジャケット部
40 EGR用冷却回路(冷却回路)
41 循環水路
42 ウォーターポンプ
50 ECU(制御手段)
60 分配調整弁

Claims (5)

  1. 気筒から排出された排気ガスの一部をEGRガスとして再び気筒に戻すことが可能なエンジンの排気還流装置であって、
    エンジンの排気通路と吸気通路とを連結するEGR通路と、
    EGR通路の途中部に設けられ、EGR通路を流通するEGRガスを冷却する第1冷却部と、
    第1冷却部よりもEGRガスの流れ方向下流側に設けられた第2冷却部と、
    第1冷却部と第2冷却部との間に設けられ、EGR通路を流通するEGRガスの流量を調整可能なEGRバルブと、
    第1冷却部および第2冷却部の冷却能力を調整可能な制御手段とを備え、
    EGRガスに含まれる水分が凝縮する温度を特定温度としたとき、上記制御手段は、上記第1冷却部を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも高くなり、かつ上記第2冷却部を通過した後のEGRガスの温度が上記特定温度よりも低くなるように、上記第1冷却部および第2冷却部の冷却能力を調整し、
    上記第1冷却部には、EGRガスが流通可能な複数のチューブが内蔵されており、
    上記第2冷却部内を流通するEGRガスの流通面積は、上記チューブ内の流通面積よりも大きく設定されている、ことを特徴とするエンジンの排気還流装置。
  2. 請求項1記載のエンジンの排気還流装置において、
    上記第1冷却部および第2冷却部に冷却水を供給する冷却回路をさらに備え、
    上記冷却回路は、冷却水が循環する循環水路と、循環水路を通じて上記第1冷却部および第2冷却部に冷却水を送り出す電気式のウォーターポンプとを有し、
    上記制御手段は、上記ウォーターポンプを制御して冷却水の流量を調整することにより、上記第1冷却部および第2冷却部の冷却能力を調整する、ことを特徴とするエンジンの排気還流装置。
  3. 請求項2記載のエンジンの排気還流装置において、
    上記エンジンは、複数の気筒を有する多気筒エンジンであり、
    上記吸気通路は、共通吸気管と、共通吸気管の下流端部から各気筒に向けて分岐しつつ延びる複数の独立吸気管とを有し、
    上記EGR通路は、エンジンの排気通路から延びる共通EGR管と、共通EGR管の下流端部から分岐して上記各独立吸気管に接続される複数の独立EGR管とを有し、
    上記EGRバルブは、上記共通EGR管の下流端部に設けられている、ことを特徴とするエンジンの排気還流装置。
  4. 請求項3記載のエンジンの排気還流装置において、
    上記第1冷却部は、上記複数のチューブ内を流通するEGRガスを冷却水との熱交換により冷却する熱交換器であり、
    上記第2冷却部は、上記各独立EGR管の外周面に冷却水が流通するジャケット部を備えた水ジャケット式のものである、ことを特徴とするエンジンの排気還流装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のエンジンの排気還流装置において、
    上記循環水路のうち、上記第1冷却部に向かう流路と上記第2冷却部に向かう流路とに分岐する部分に、分配調整弁が設けられ、
    上記制御手段は、必要に応じて上記分配調整弁を駆動することにより、上記第1冷却部および第2冷却部に流入する冷却水の割合を変更する、ことを特徴とするエンジンの排気還流装置。
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