JP4360262B2 - 組電池 - Google Patents

組電池 Download PDF

Info

Publication number
JP4360262B2
JP4360262B2 JP2004133250A JP2004133250A JP4360262B2 JP 4360262 B2 JP4360262 B2 JP 4360262B2 JP 2004133250 A JP2004133250 A JP 2004133250A JP 2004133250 A JP2004133250 A JP 2004133250A JP 4360262 B2 JP4360262 B2 JP 4360262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
conductive member
connector
electrode terminal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004133250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005317323A (ja
Inventor
茂 高城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004133250A priority Critical patent/JP4360262B2/ja
Publication of JP2005317323A publication Critical patent/JP2005317323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4360262B2 publication Critical patent/JP4360262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

本発明は、2個の電池の電池端子同士を通電可能に接続するコネクタに関する。
電池本体の所定面から正極端子と負極端子が突出している電池が存在しており、この種の複数の電池が直列に接続された組電池が普及している。この種の組電池は、例えば自動車のバッテリとして利用されている。組電池を構成するためには、隣合う2つの電池を通電可能に接続するコネクタが用いられる。特許文献1に、従来のコネクタの一例が開示されている。このコネクタは、個々に2つの凹部が設けられている一対の導体板を備えている。このコネクタは、一方の導体板の一方の凹部と他方の導体板の一方の凹部によって形成される孔に一方の電池の正極端子を嵌め込んで、一方の導体板の他方の凹部と他方の導体板の他方の凹部によって形成される孔に他方の電池の負極端子を嵌め込んだ状態で、一対の導体板をネジで結合することによって構成される。
ところで、普及している組電池の中には、個々の電池の電池本体外面をできるだけ開放して各電池から効率的に放熱できるように構成されているものが存在する。例えば、特許文献1に開示されている組電池は、隣合う2つの電池間に隙間が設けられるように各電池を配置して、その隙間から各電池が放熱できるように構成されている。また例えば、組電池を収容するケースを各電池との間に隙間ができる大きさに設定して、その隙間から各電池が放熱できるように工夫されているものも存在する。
また組電池は、電池群に外力が作用する環境で使用されることがある。例えば、自動車に搭載される組電池の場合、走行中の振動等が電池群に作用することがある。上述したように、電池本体外面ができるだけ開放されるようにして各電池が配置されている組電池の場合、個々の電池に作用した外力の大部分はその電池の電池端子(正極端子と負極端子)からコネクタに伝達される。もし、電池端子からコネクタに伝達された力によって、コネクタの電池端子との結合部分が変形してしまうと、コネクタと電池端子の電気的結合性が低下してしまう。これを避けるために、コネクタの電池端子との結合部分は、変形しないようにある程度大きい幅と厚みを持っていなければならない。上記した特許文献1のコネクタは、個々の導体板が全域に亘って幅と厚みが大きく構成されており、力が作用しても電池端子との結合部分が変形しないようにされている。
しかしながら、特許文献1のコネクタのように全域に亘って大きい幅と厚みを有していると、コネクタに作用する力をコネクタ自身で全く吸収することができない。このために、電池に外力が作用するとその電池の電池端子に大きな荷重が作用し、例えば電池本体と電池端子の間の絶縁シールが剥がれてしまうことがある。
上記した問題を解決できるコネクタが特許文献2に開示されている。特許文献2のコネクタは、一方の電池の正極端子を受入れる孔が形成されている第1導電性部材と、他方の電池の負極端子を受入れる孔が形成されている第2導電性部材と、第1導電性部材と第2導電性部材の間で両導電性部材に接続されている導体板を有している。第1導電性部材と第2導電性部材は、ある程度大きい幅と厚みを持っており、電池端子と強固に結合することができる。一方、導体板は、非常に薄いものであり、応力が作用すると容易に変形することができる。このコネクタを用いると、電池に作用する外力を導体板が変形することによって吸収することができ、両電池が相対移動することが許容される。このコネクタを用いれば、電池端子と強く結合することができ、しかも電池端子に大きな荷重が作用することを防止することもできる。
特開平11−317216号公報 特開平10−125301号公報
上記した特許文献2のコネクタは、電池端子に対する結合性が優れており、しかも電池に作用する外力を吸収することができる。しかしながら、特許文献2のコネクタは、第1導電性部材と第2導電性部材と導体板が別部材であり、導体板の両端に各導電性部材を接続する工程を経て製造する必要がある。正極端子と結合する部分と、負極端子と結合する部分と、それらの間に配置されていて変形可能な部分が別部材で構成されていると、コネクタを製造するのに手間がかかる。さりとて、簡易な構成であって容易に製造できる特許文献1のコネクタでは、電池に作用する外力を吸収することができない。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成であって、電池端子と強固に結合することができるとともに電池に作用する外力を吸収することができるコネクタを実現することができる技術を提供する。
本発明では、複数の電池をコネクタで接続することによって構成される組電池を提供する。各電池は、電池本体と、電池本体から突出する正極端子及び負極端子を備える。電池本体は、略直方体形状であると共に、正極端子と負極端子とが配置されていて略長方形状を有する所定面と、前記所定面に対して略垂直であって前記所定面の長手方向に沿って伸びる表面と、前記表面の反対側の面である裏面と、を有する。前記表面を正面視した場合に、前記所定面の長手方向の一方側に正極端子が配置され、前記所定面の長手方向の他方側に負極端子が配置される。正極端子は、前記所定面の長手方向の前記一方側の端部から第1距離だけ離れた位置に配置される。負極端子は、前記所定面の長手方向の前記他方側の端部から第2距離だけ離れた位置に配置される。第1距離と第2距離とは相違する。電池と当該電池に接続される隣接する電池とは、(1)それぞれの電池の電池本体の前記所定面が同一平面上に存在し、(2)それぞれの電池の電池本体の前記所定面の長手方向の幅が揃い、かつ、(3)前記電池の電池本体の前記表面と前記隣接する電池の電池本体の前記表面とが対向するか、あるいは、前記電池の電池本体の前記裏面と前記隣接する電池の電池本体の前記裏面とが対向する、ように配置される。前記コネクタは、一方の導電性部材と、他方の導電性部材と、を備える。前記一方の導電性部材と前記他方の導電性部材とのそれぞれは、一方の凹部を有する第1領域と、他方の凹部を有する第2領域と、第1領域と第2領域とを接続する中間領域と、を有する。第1領域と第2領域と中間領域とは一の素材によって連続して構成される。前記一方の導電性部材と前記他方の導電性部材とは、(1)前記一方の導電性部材の前記一方の凹部と前記他方の導電性部材の前記一方の凹部とによって一方の孔が形成され、かつ、(2)前記一方の導電性部材の前記他方の凹部と前記他方の導電性部材の前記他方の凹部とによって他方の孔が形成される、ように接続される。前記コネクタは、前記電池の正極端子又は負極端子を前記一方の孔に収容し、前記隣接する電池の負極端子又は正極端子を前記他方の孔に収容することによって、前記電池と前記隣接する電池とを直列に接続する。前記コネクタには、前記一方の孔と前記他方の孔との間の中間位置を中心として対称である2つの位置にスリットが形成されている。
上記したコネクタは、スリットが設けられているために、コネクタに作用する応力はスリットが形成されている部分に集中する。このコネクタは、応力が作用するとスリットが形成されている部分で容易に曲がるように構成することができる。このように構成すると、電池に作用した外力を吸収することができる。一方、スリットが形成されていない部分は、ある程度大きい幅と厚みに構成することができる。即ち、コネクタの電池端子との結合部分は、大きい幅と厚みを持つように構成することができる。このように構成すると、電池端子と強く結合することができる。
また本発明のコネクタは、一方の電池から他方の電池まで一体に延びるものであるために、非常に簡易に構成することができる。
本発明によると、簡易な構成であって、電池端子と強固に結合することができるとともに電池に作用する外力を吸収することができるコネクタを含む組電池を実現することができる。
上記したスリットの内側端部が丸みを帯びるように形成されていてもよい。
このようにすると、スリットの内側端部を形成しているコネクタ部分に応力が拡散して作用する。極めて大きい応力が一部分に集中することを防止することができる。これにより、コネクタの耐久性を向上させることができる。
上記したコネクタは、導電性部材の対がボルト等の結合部材によって結合されて構成されてもよい。また上記したコネクタは、導電性部材の対がかしめ結合されて構成されてもよい。後者の場合は、コネクタの構成部品数を減らすことができる。
(形態1)次に記載の電池も本発明の創作物である。即ち、この電池は、表面と裏面を持つ電池本体と、その電池本体から突出する正極端子と負極端子を備えている。そして、幅方向の一方側の端部から正極端子までの距離と幅方向の他方側の端部から負極端子までの距離が相違している。
上記の電池を別の表現で記載すると、次のようになる。即ち、この電池は、電池本体所定面から正極端子と負極端子が突出している。そして、正極端子と負極端子の中間位置と、正極端子と負極端子が並んでいる方向での電池本体所定面の中間位置がオフセットされている。
上記の電池を用いると、電池を扱う者が正極端子と負極端子を逆に認識してしまうことを防止することができる。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の主要な特徴を記載しておく。
(形態2)一対の導電性部材は同一の構成である。このようにすると、コネクタの構成部品種類数を減らすことができる。
(形態3)個々の導電性部材には、一方の凹部側であって幅方向の両側から2つのスリットが形成されているとともに、他方の凹部側であって幅方向の両側から2つのスリットが形成されている。一対の導電性部材が結合された状態では、一方の導電性部材の各スリットと他方の導電性部材の各スリットが隣接する。結果として、コネクタには4つのスリットが形成される。
(形態4)電池本体は、略直方体形状を有している。上記した表面と裏面は、電池本体の側面に形成されている。電池本体の表面を正面視すると、正極端子が左手に位置して負極端子が右手に位置する。電池本体の裏面を正面視すると、正極端子が右手に位置して負極端子が左手に位置する。
図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。図1は、実施例に係る組電池2の平面図である。組電池2は自動車に搭載されるバッテリである。組電池2は、電池10,20,30と、それらを直列に接続するコネクタ50,52等を備えている。
まず、電池10の構成について詳しく説明する。電池10は、電池本体12と、電池本体12の上面12aから突出している正極端子14及び負極端子16を有している。電池本体12は略直方体形状を有している。正極端子14と負極端子16は距離を隔てて配置されている。電池12は、正極端子14と負極端子16の中間位置P1と、電池本体12の上面12の左右方向(幅方向)での中間位置P2とがオフセットされている。本実施例では、電池本体12の左端12bと正極端子14の間の距離が、電池本体12の右端12cと負極端子16の間の距離よりも大きくなるように構成されている。このように構成することによって、電池10を扱う者が、正極端子14と負極端子16を逆に認識するといったミスを防止することができる。本実施例では、電池10は、電池本体12の表面12dを正面視した場合に、左側に正極端子14が位置して右側に負極端子16が位置するように配置されている。逆にいうと、電池本体12の裏面12eを正面視した場合に、右側に正極端子14が位置して左側に負極端子16が位置するように配置されている。
図2には、電池10と電池20を図1のII方向から見た図を示している。図2によく示されるように、正極端子14の下部は、略円筒状の絶縁部15a,15bによって被覆されている。絶縁部15aの上方に絶縁部15bが形成されている。絶縁部15bは絶縁部15aより大きい。図1に示されるように、電池10の負極端子16も絶縁部17b(図1では大きい方の絶縁部17bしか見えない)で覆われている。
図1に示される電池20,30は電池10と同じ構成を有している。即ち、電池20は、電池本体22と、電池本体22から突出している正極端子24及び負極端子26を有している。また電池30は、電池本体32と、電池本体32から突出している正極端子34及び負極端子36を有している。そして、電池20と電池30は、正負極端子の中間位置と電池本体の左右方向での中間位置がオフセットされている。また電池20,30は、電池本体22,32の表面22d,32dを正面視した場合に、左側に正極端子24,34が位置して右側に負極端子26,36が位置するように配置されている。
電池10と電池20は、電池本体12の裏面12eと電池本体22の裏面22eが対向するように配置されている。電池20と電池30は、電池本体22の表面22dと電池本体32の表面32dが対向するように配置されている。即ち、3つの電池10,20,30は、隣合う電池同士が逆向きになるように配置されている。各電池10,20,30は、電池本体12,22,32の左右方向の幅が揃うように並んで配置されている。
電池10の正極端子14と電池20の負極端子26がコネクタ50によって通電可能に接続されている。本実施例では、電池10の正極端子14と電池20の負極端子26が左右方向にずれて配置されているために、それらの端子14,26を接続するコネクタ50は斜めに伸びるように配置されている。また、電池20の正極端子24と電池30の負極端子36がコネクタ52によって通電可能に接続されている。電池20の正極端子24と電池30の負極端子36が左右方向にずれて配置されているために、それらの端子24,36を接続するコネクタ52は斜めに伸びるように配置されている。組電池2は、3つの同じ電池10,20,30がコネクタ50,52によって直列に接続されることによって構成されている。
電池10の負極端子16は図示省略のマイナス側ケーブルと接続されており、電池30の正極端子34は図示省略のプラス側ケーブルと接続されている。マイナス側ケーブルとプラス側ケーブルが自動車の電気機器に接続されることによって、その電気機器に電力が供給される。
各電池10,20,30は、隣合う2つの電池の間に隙間dが設けられるようにして配置されている。このように配置されることで、各電池本体12,22,32の大きい側面(図1における上下側の電池側面)から放熱することができる。
なお、組電池2は、図示省略の電池ケースに収容されて用いられる。この電池ケースの内部空間の大きさは、各電池10,20,30を収容しても図1上下左右のいずれの方向にも若干余るように設定されている。これにより、電池本体12の図1下側の側面と電池本体32の図1上側の側面からも放熱することができる。また電池本体12,22,32の図1左右の側面からも放熱することができる。
次にコネクタ50の構成について詳しく説明する。なおコネクタ52はコネクタ50と同様の構成を有しているために、コネクタ52の詳しい説明は省略する。図3に、分解された状態のコネクタ50の平面図を示している。
コネクタ50は、一対の導電性部材60,70と、ボルト90と、ナット92を有している(ボルト90とナット92は図3では図示省略しているが図1に示されている)。導電性部材60と導電性部材70は同じ構成であり、その材質はアルミニウムである。
導電性部材60は、凹部62aが形成されている第1領域62と,凹部64aが形成されている第2領域64と、それらの中間領域66から構成されている。第1領域62と第2領域64の幅(図3の紙面垂直方向の大きさ)は等しい。中間領域66は、後述するスリット66a〜68dが形成されている領域とボルト挿入孔66aが形成されている領域以外は、第1領域62や第2領域64と同じ幅を有している。図4には、導電性部材60の正面図を示している。図4を見ると、各領域62,64,66の幅(図4の上下方向の大きさ)が等しいのがよくわかる。また図3をみるとよくわかるように、各領域62,64,66の厚みはほぼ等しい。
第1領域62と第2領域64は左右対称に構成されている。中間領域66には、図1に示されるボルト90が挿入される挿入孔66aが形成されている。図4を見ると、挿入孔66aが形成されている様子がよくわかる。また中間領域66には、導電性部材60の幅方向(図3の紙面垂直方向、図4の上下方向)の両側に2つずつスリット68a,68b,68c,68dが設けられている。図4をみると、4つのスリット68a〜68dをよく視認することができる。スリット68a〜68dは上下左右対称の位置に設けられている。スリット68aとスリット68cは、凹部62aに近接して配置されており、導電性部材60の左右方向での同一位置に設けられている。スリット68bとスリット68dは、凹部64aに近接して配置されており、導電性部材60の左右方向での同一位置に設けられている。
導電性部材70(図3参照)は、導電性部材60と同じ構成である。導電性部材70は、凹部72aが形成されている第1領域72と、凹部74aが形成されている第2領域74と、それらの中間領域76から構成されている。中間領域76にはボルト挿入孔76aが形成されている。また中間領域76には、導電性部材70の幅方向の両側に2つずつスリット78a,78b等が設けられている(図3では紙面垂直奥側のスリットを視認することができない)。
コネクタ50は、導電性部材60と導電性部材70を重ね合わせて結合することによって構成される。即ち、凹部62aと凹部72aが対向して凹部64aと凹部74aが対向した状態で結合される。導電性部材60と導電性部材70が結合された状態では、それぞれの中間領域66,76は密着する。また、凹部62aと凹部72aによって孔80が形成されるとともに、凹部64aと凹部74aによって孔82が形成される。図1に示されるように、孔80には電池20の負極端子26が嵌り込み、孔82には電池10の正極端子14が嵌り込む。また、導電性部材60と導電性部材70が結合された状態では、スリット68aとスリット78aが隣接して一つのスリットを形成し、スリット68bとスリット78bが隣接して一つのスリットを形成する。同様に、導電性部材60のスリット68cと、導電性部材70の図3紙面垂直奥左側のスリットが隣接して一つのスリットを形成する。また導電性部材60のスリット68dと、導電性部材70の図3紙面垂直奥右側のスリットが隣接して一つのスリットを形成する。結果として、コネクタ50には4つのスリットが形成される。図1には、スリット68aとスリット78aによって一つのスリットが形成されていて、スリット68bとスリット78bによって一つのスリットが形成されている様子がよく示されている。
コネクタ50は、電池10の正極端子14と電池20の負極端子26に対して以下のようにして結合される。まず、導電性部材60と導電性部材70とボルト90とナット92を用意する。次に、導電性部材60の凹部62aと導電性部材70の凹部72aで電池20の負極端子26を挟み込むとともに、導電性部材60の凹部64aと導電性部材70の凹部74aで電池10の正極端子14を挟み込むようにして、両導電性部材60,70を密着させる。そして、導電性部材60の挿入孔66aと導電性部材70の挿入孔76aにボルト90を挿入し、そのボルト90にナット92を嵌め込む。これにより、孔80に負極端子26が嵌って孔82に正極端子14が嵌った状態で、一対の導電性部材60,70が結合される。なお、本実施例のボルト90とナット92もアルミニウム製である。
上述したように、各導電性部材60,70のスリット68a〜68d,78a,78b等によって、コネクタ50には4つのスリットが設けられている。これらのスリットが設けられているために、コネクタ50の中間領域66,76(図3参照)には局所的に断面積が小さい領域100,102(これらの符号は図5や図6に示されている)が形成されている。即ち、図4のS1−S1線での断面積は、その左右のスリット非形成領域よりも断面積が小さくなっている。またS2−S2線での断面積も、その左右のスリット非形成領域よりも断面積が小さくなっている。
断面積が小さいスリット形成領域100,102を局所的に設けていると、コネクタ50に作用する応力はスリット形成領域100,102に集中することになる。同様に、コネクタ52にもスリット形成領域が設けられており、コネクタ52に作用する応力はスリット形成領域に集中する。コネクタ50,52は、応力が集中するスリット形成領域で容易に曲がることができる。
本実施例では、コネクタ50,52が容易に曲がるように構成されているために、電池10,20,30に作用した外力をコネクタ50,52で吸入することができる。ここでは、電池10と電池20のみを取り上げて(電池30が存在しないと考えて)、コネクタ50が変形する様子を説明する。図5を参照して、電池20にD1〜D4の方向に外力が作用した場合を個別に説明していく。ここでは、電池10に作用している外力と電池20に作用している外力の合力が電池20に作用した場合を想定している。即ち、電池20に作用する外力は、電池10と電池20に作用する相対的な外力である。なお図5では、ボルト90とナット92を図示省略している。
(1)矢印D1方向の外力が電池20に作用した場合、コネクタ50は、図5(b)に示されるようにスリット形成領域100,102で曲がる。これにより、電池10に近接する方向に電池20が移動することが許容される。このとき電池20は、コネクタ50からの反力が作用すると左方向にも移動する。
(2)矢印D2方向の外力が電池20に作用した場合、コネクタ50は、図5(c)に示されるように曲がる。これにより、電池10から離反する方向に電池20が移動することが許容される。電池20は、コネクタ50が変形するのに伴なって右方向に少しだけ移動する。
(3)矢印D3方向の外力が電池20に作用した場合、コネクタは、図5(b)に示されるように曲がる。これにより、電池20は左方向に移動することが許容される。このとき電池20には、コネクタ50からの反力が作用して下方向にも移動する。電池20は、矢印D1方向の外力が作用した場合と同様の態様で移動することになる。
(4)矢印D4方向の外力が電池20に作用した場合、コネクタは、図5(c)に示されるように曲がる。これにより、電池20は右方向に移動することが許容される。このとき電池20は、コネクタ50からの反力が作用すると上方向にも移動する。この場合、電池20は、矢印D2方向の外力が作用した場合と同様の態様で移動することになる。
なお実際は、組電池2には電池30が存在し、その電池30はコネクタ52によって電池20と接続されている(図1参照)。従って、電池20に作用する外力はコネクタ52でも吸収されるために、図5で例示したように典型的な変形態様にはならない。各電池10,20,30に作用する外力は、コネクタ50,52の双方に吸収される。各電池10,20,30は、図5に例示した場合よりも複雑な態様で相対移動することになる。
また図6を参照して、高さ方向の外力が電池20に作用した場合にコネクタ50がどのように変形するのかについて説明する。ここでは、図6(a)の矢印D5方向の外力が電池20に作用した場合を例にして説明する。この場合、図6(b)で示されるようにスリット形成領域100,102が変形する。スリットの形状が大きく変形している様子がよくわかる。これにより、電池20に作用した上方向の外力が吸収されることになる。
なお、本実施例のコネクタ50は、図5や図6で示したようにしか変形できないのではなく、他の方向に曲がる(捩れる)こともできる。
本実施例のコネクタ50は、スリット形成領域100,102以外の領域は、ある程度大きい幅と厚みを有している。このために、コネクタ50は、正極端子14及び負極端子26と強く結合することができる。しかも、断面積が局所的に小さくなるスリット形成領域100,102が設けられているために、コネクタ50は容易に曲げ変形することができる。コネクタ50は、曲げ変形することによって電池10,20に作用する外力を吸収することができる。コネクタ50は、非常に簡易な構成でありがら、電池10,20に作用する外力を効果的に吸収することができる。コネクタ52もコネクタ50と同様に作用して同様の効果を得ることができる。
本実施例の組電池2は、電池群10,20,30に作用した外力をコネクタ50,52で吸収することができるために、各電池10等の各端子14等に大きい荷重がかかることを防止することができる。
(第2実施例) 図7に、第2実施例の導電性部材160の正面図を示している。この導電性部材160は、スリット168a〜168dの終端(内側の端部)が丸みを帯びている。本実施例の導電性部材160を用いると、導電性部材160のスリット168a〜168d付近に応力が作用する場合に、過度に応力が集中する部分を無くすことができる。第1実施例よりも導電性部材160(コネクタ)の耐久性を向上させることができる。
(第3実施例) 第1実施例では、ボルト90とナット92を用いて一対の導電性部材60,70を結合している(図1参照)。本実施例では、ボルトとナットを用いずに一対の導電性部材をかしめることによって結合する。図8には、本実施例の導電性部材260,270がかしめられる様子を示している。図8(a)に示すように、中央に湾曲する部分が設けられた一対の導電性部材260,270が用いられる。一対の導電性部材260,270の各凹部で正極端子と負極端子を挟み込んだ状態で、一対の導電性部材260,270を矢印D6方向にかしめる。これにより、図8(b)のように、導電性部材260,270が変形して結合される。一対の導電性部材260,270がかしめ結合されることによってコネクタ250が構成される。
本実施例のようにすると、ボルトとナットが必要ないために、第1実施例よりもコネクタ250の構成部品数を減らすことができる。
参考) ここでは、参考例のコネクタ(導電性部材)をいくつか紹介する。
(1)図9(a)には、大きいスリットが上下2箇所に設けられたコネクタが示されている。
(2)図9(b)には、小さいスリットが上下2箇所に設けられたコネクタが示されている。
(3)図9(c)には、左上に一つのスリットが設けられ、右下に一つのスリットが設けられたコネクタが示されている。
参考例で示したように、コネクタ(導電性部材)は、スリットの形状や位置を適宜変更することができる。スリットの形状や位置を変えても、コネクタによって電池群に作用する外力を吸収することができる。
参考) 図10には、本参考例のコネクタ350の平面図を示している。本参考例では、一体成形された導電性の素材を符号300で示される位置で折り曲げることによって一対の導電性部材360,370を構成している。このようにすると、コネクタ350を構成する部品数を減らすことができる。特に、本参考例のように、一対の導電性部材360,370をかしめ結合するようにすると、一つの部品のみでコネクタを構成することができる。
参考) 図11には、本参考例のコネクタ450の平面図を示している。本参考例のコネクタ450は、一体成形された導電性の部材である。コネクタ450は、その左右の端部に孔490,492が形成されている。一方の電池の正極端子と他方の電池の負極端子を孔490,492に嵌合させることによって、両電池を接続することができる。このコネクタ450には、4つのスリット400a,400b等が形成されている。図11では、紙面垂直奥方向のスリットを視認することができないが、第1実施例の場合と同様の位置にスリットが設けられている。
参考例のようにすると、導電性部材を結合させる工程が不要である。より簡易な構成のコネクタ450が実現されている。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(1)上記した実施例では、組電池を構成する電池数が3つであるが、電池数は適宜変更することができる。
(2)導電性部材を構成する素材(即ちコネクタを構成する素材)としては、アルミニウムの他に銅やステンレス等を用いることもできる。また種々の材料でメッキして導電性部材を構成してもよい。メッキ材料としては、ニッケルやすず等を採用することができる。
(3)導電性部材は、鋳造、鍛造、プレス加工等の種々の手法を用いて成形することができる
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
実施例に係る組電池の平面図である。 図1のII方向に見た図である。 コネクタの分解平面図である。 導電性部材(コネクタ)の側面図である。 電池が並んでいる方向にコネクタが変形する様子を説明するための図である。 電池の高さ方向にコネクタが変形する様子を説明するための図である。 第2実施例の導電性部材(コネクタ)の側面図である。 一対の導電性部材をかしめて結合する様子を説明するための図である(第3実施例)。 スリットの形状の変形例をいくつか示した図である(参考)。 参考のコネクタの平面図である。 参考のコネクタの平面図である。
符号の説明
2:組電池
10,20,30:電池
12:電池10の電池本体(12a:上面 12b:左端 12c:右端 12d:表面 12e:裏面)
14:電池10の正極端子
16:電池10の負極端子
22:電池20の電池本体
24:電池20の正極端子
26:電池20の負極端子
32:電池20の電池本体
34:電池20の正極端子
36:電池20の負極端子
50,52:コネクタ
60,70:導電性部材
62a,64a,72a,74a:凹部
68a〜68d,78a,78b:スリット

Claims (3)

  1. 複数の電池をコネクタで接続することによって構成される組電池であって、
    各電池は、電池本体と、電池本体から突出する正極端子及び負極端子を備え、
    電池本体は、略直方体形状であると共に、正極端子と負極端子とが配置されていて略長方形状を有する所定面と、前記所定面に対して略垂直であって前記所定面の長手方向に沿って伸びる表面と、前記表面の反対側の面である裏面と、を有し、
    前記表面を正面視した場合に、前記所定面の長手方向の一方側に正極端子が配置され、前記所定面の長手方向の他方側に負極端子が配置され、
    正極端子は、前記所定面の長手方向の前記一方側の端部から第1距離だけ離れた位置に配置され、
    負極端子は、前記所定面の長手方向の前記他方側の端部から第2距離だけ離れた位置に配置され、
    第1距離と第2距離とは相違し、
    電池と当該電池に接続される隣接する電池とは、
    (1)それぞれの電池の電池本体の前記所定面が同一平面上に存在し、
    (2)それぞれの電池の電池本体の前記所定面の長手方向の幅が揃い、かつ、
    (3)前記電池の電池本体の前記表面と前記隣接する電池の電池本体の前記表面とが対向するか、あるいは、前記電池の電池本体の前記裏面と前記隣接する電池の電池本体の前記裏面とが対向する、
    ように配置され、
    前記コネクタは、一方の導電性部材と、他方の導電性部材と、を備え、
    前記一方の導電性部材と前記他方の導電性部材とのそれぞれは、一方の凹部を有する第1領域と、他方の凹部を有する第2領域と、第1領域と第2領域とを接続する中間領域と、を有し、
    第1領域と第2領域と中間領域とは一の素材によって連続して構成され、
    前記一方の導電性部材と前記他方の導電性部材とは、
    (1)前記一方の導電性部材の前記一方の凹部と前記他方の導電性部材の前記一方の凹部とによって一方の孔が形成され、かつ、
    (2)前記一方の導電性部材の前記他方の凹部と前記他方の導電性部材の前記他方の凹部とによって他方の孔が形成される、
    ように接続され、
    前記コネクタは、前記電池の正極端子又は負極端子を前記一方の孔に収容し、前記隣接する電池の負極端子又は正極端子を前記他方の孔に収容することによって、前記電池と前記隣接する電池とを直列に接続し、
    前記コネクタには、前記一方の孔と前記他方の孔との間の中間位置を中心として対称である2つの位置にスリットが形成されている
    ことを特徴とする組電池。
  2. 前記スリットの内側端部が丸みを帯びていることを特徴とする請求項1の組電池
  3. 前記一方の導電性部材と前記他方の導電性部材がかしめ結合されて構成されていることを特徴とする請求項1又は2の組電池
JP2004133250A 2004-04-28 2004-04-28 組電池 Expired - Fee Related JP4360262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004133250A JP4360262B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 組電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004133250A JP4360262B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 組電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005317323A JP2005317323A (ja) 2005-11-10
JP4360262B2 true JP4360262B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=35444520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004133250A Expired - Fee Related JP4360262B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 組電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4360262B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157382A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Matsushita Battery Industrial Co Ltd 組電池
KR100778511B1 (ko) * 2006-09-11 2007-11-22 삼성에스디아이 주식회사 이차 전지 모듈
JP2008091183A (ja) * 2006-09-30 2008-04-17 Sanyo Electric Co Ltd 角型電池と組電池
WO2010052788A1 (ja) * 2008-11-07 2010-05-14 三菱重工業株式会社 二次電池用ブスバー及び二次電池モジュール
JP2012009319A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Hitachi Vehicle Energy Ltd 二次電池および組電池
DE102011076624A1 (de) * 2011-05-27 2012-11-29 Elringklinger Ag Zellverbinder
JP2013073929A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Gs Yuasa Corp 電池パック
DE102013202062A1 (de) * 2013-02-08 2014-08-14 Robert Bosch Gmbh Akkumulatorzelle und Akkumulatormodul
JP6026961B2 (ja) * 2013-06-18 2016-11-16 豊田合成株式会社 電池セル、電池ユニットおよび電池スタック
WO2015012187A1 (ja) * 2013-07-22 2015-01-29 株式会社Gsユアサ 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法
US9831482B2 (en) 2013-09-06 2017-11-28 Johnson Controls Technology Company Battery module lid system and method
JP6442975B2 (ja) * 2014-10-22 2018-12-26 株式会社Gsユアサ 端子間接続体及び蓄電装置
JP6246764B2 (ja) 2015-06-30 2017-12-13 株式会社東芝 バスバー及びバッテリーモジュール
DE102016112759B4 (de) * 2016-07-12 2023-10-05 Lisa Dräxlmaier GmbH Kontaktierungsvorrichtung zum verbinden von zumindest zwei komponenten und verbindungsanordnung
JP7230502B2 (ja) * 2018-12-27 2023-03-01 株式会社デンソー 熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005317323A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4360262B2 (ja) 組電池
KR100778511B1 (ko) 이차 전지 모듈
JP5054905B2 (ja) バッテリ出力端子と端子金具の接続方法
JP5491712B2 (ja) 自動車の高電圧バッテリ
TWI593197B (zh) 具有一校準本體之電源連接器組件
JP3010181B2 (ja) 放熱装置の受熱部構造
TWI754726B (zh) 連接器、頭座、及連接裝置
CN107408653B (zh) 电池壳体,有该电池壳体的电池,制造该电池壳体的片状元件和制造该电池壳体的方法
JP4962290B2 (ja) 電力変換装置
KR102032506B1 (ko) 센싱 와이어 하네스의 접속 구조가 개선된 배터리 모듈 및 그 조립방법
CN112636032A (zh) 包括具有导体布置的母线的电气连接布置以及夹子元件
JP2002078143A (ja) 接続箱の電線保持構造
JP5465579B2 (ja) 圧着端子
EP1215755A1 (en) Connecting structure of electrical component to electrial junction box
JP4600305B2 (ja) 雄端子構造
KR102552548B1 (ko) 적어도 3개의 중첩된 시트 금속의 층들로 결합되는 시트 금속의 스택을 갖는 조립체
JP7463011B2 (ja) 物理的結合によって電極リードと連結される連結部材、及びこれを含む電池セルスタック
JP2929423B2 (ja) 圧接端子
EP2683037B1 (en) Connector terminal and method of fabricating the same
JP4727464B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP4112936B2 (ja) ヒュージブルリンクユニット
WO2023047980A1 (ja) バスバー及び蓄電モジュール
US20240032187A1 (en) High-current element for high-current printed circuit boards
WO2024018861A1 (ja) 接続部材
US20230246371A1 (en) Power terminal with a multilayered structure and set of power terminals having various numbers of layers

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees