JP4359393B2 - 自動車用液圧結合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、例えば国際公開第WO93/13339号公報に記載されているタイプの、特に自動車用の液圧結合装置に関する。
【0002】
上記引用した明細書は、
駆動シャフトに共に回転するように接続できる、全体が横方向を向く壁が設けられたケーシングと、
被動シャフトに共に回転するように接続できるハブに共に回転するように固定されたタービンホイールと、
タービンホイールと横方向壁との間で作用し、タービンホイールと横方向壁との間で、前方から後方に軸方向に配置されたロックアップクラッチと、
外周部にほぼ軸方向を向く環状部分を有し、円周方向に作用する弾性部材を円周方向にガイドして保持し、弾性部材の円周方向の端部に対する当接部のほぼ横方向を向く領域を有し、ほぼ横方向を向く環状体の形状をした、タービンホイールに共に回転するように固定されたダンパープレートと、
環状形状をしており、全体として横方向を向き、軸方向に移動自在であり、かつケーシングに対して共に回転するように接続されたピストンと、
前記ピストンにより、ピストン自身とケーシングの横方向壁の対向する内側面の間に、軸方向にクランプできるようになっている2つの環状摩擦ライニングを、対向する前方および後方面に支持する、ほぼ横方向を向く少なくとも1つの平らな環状摩擦ディスクとを有し、前方摩擦ディスクが、その外周部に駆動ラグを有し、これら駆動ラグが、ダンパープレートの周辺環状部分内で、後方に向かって軸方向に延び、よって各々が、円周方向に作用する2つの連続する弾性部材の円周方向の端部の間に嵌合され、各駆動ラグが、ダンパープレートに対して軸方向に移動できるようになっているタイプの、特に自動車用の液圧結合装置について説明している。
【0003】
フランス国特許公開第2.634.849号公報に記載のものでは、ロックアップクラッチは、ほぼ横方向を向く、一組の平らな環状平行摩擦ディスクを有し、このディスクの組は、ピストンによってピストンととケーシングの横方向壁の対向する内側面との間に軸方向にクランプでき、この摩擦ディスクの組は、一方で、タービンホイールに共に回転できるように直接接続された2つの径方向外側の前方ディスクと後方ディスクとを有し、他方で、前方ディスクと後方ディスクとの間に軸方向に配置された径方向内側の中間ディスクとを含み、中間ディスクが、ピストンに対し共に回転するように接続されており、摩擦ディスクの対向する環状面とピストンと横方向壁の内側面との間に挟持されている。そのため、この解決案では、ノイズが大きくなる。
【0004】
本発明の課題は、上記の欠点を緩和することにある。
【0005】
本発明は、前記ピストンと前記ケーシングの壁とが、アセンブリの円周部に対して接線方向にほぼ長くなっているタングにより、共に回転するように接続されており、タングの両端部が、これら2つの要素に結合されており、中間摩擦ディスクが、前記タングの端部を2つの要素のうちの1つに結合する手段により共に回転するように駆動されることを特徴とする、フランス国特許公開第2.634.849号の要旨である上記タイプの液圧結合装置を提案するものである。
【0006】
タングによりピストンが形成され、容易に軸方向に移動できるようになっている。この解決案によると、ノイズは大きくない。摩擦ディスクは、例えば所定の自動車のエンジン速度で振動を濾波するように、容易にスリップするように製造できる。
【0007】
中間ディスクを駆動するのは、横方向壁にタングの端部を結合する手段であることが好ましい。
【0008】
このようにすると、ピストンは、従来技術よりも小さい応力しか受けず、静粛に高速で移動できる。
【0009】
例えば、フランス国特許公開第2726620号公報に記載されている駆動ワッシャーが使用される。
【0010】
このワッシャーは、結合手段の一部を形成する。
【0011】
本発明の他の特徴は、次のとおりである。
【0012】
タングは、それらの第1端部によって、前記2つの要素のうちの第1の要素に結合されており、前記タングは、これらタングの全てに共通する駆動ワッシャーによって共に回転するように、前記第1要素に接続されており、前記駆動ワッシャーは、前記第1要素に結合されており、前記中間摩擦ディスクは、共通駆動ワッシャーによって共に回転するように駆動されるようになっている。
【0013】
駆動ワッシャーは、タングと別個でもよいし、タングと一体的な部品でもよい。
【0014】
前記共通する駆動ワッシャーのラジアル外周部は、少なくとも1つのノッチを有する、ほぼ軸方向を向くフェルールを有し、前記中間摩擦ディスクに属す駆動ラグは、前記ノッチを径方向内側に貫通している。
【0015】
前記共通する駆動ワッシャーの前記フェルールは、一定間隔で回転角方向に分散された一連のノッチを有し、前記中間摩擦ディスクに属する一連のラグ内の対応する駆動ラグは、径方向内側に前記各ノッチを貫通している。
【0016】
各ノッチは、前記共通する駆動ワッシャーの前記フェルールの軸方向端部エッジ内で、軸方向に開口している。
【0017】
前記共通する駆動ワッシャーの前記フェルール内の対応するノッチ内に、各駆動ラグが円周方向の間隙をもって嵌合されている。
【0018】
前記中間摩擦ディスクの各駆動ラグは、前記ディスクの平面内にある。
【0019】
前記共通駆動ワッシャーのフェルールは、軸方向を向く円筒形フェルールである。
【0020】
前記共通駆動ワッシャーのフェルールは、切頭円錐形フェルールである。
【0021】
前記共通駆動ワッシャーは、接着、溶接またはリベット締めにより、前記第1要素に結合されている。
【0022】
前記共通駆動ワッシャーは、前記ケーシングの横方向壁に結合されている。
【0023】
前記前方摩擦ディスクおよび後方摩擦ディスクの各々は、少なくとも1つの駆動ラグを有し、この駆動ラグは、タービンホイールに共に回転するよう接続された、軸方向を向く円筒形の環状スカート内のノッチに嵌合されるよう、径方向外側に延びている。
【0024】
前方摩擦ディスクと後方摩擦ディスクの各々は、一連の駆動ラグを有し、これらラグは、タービンホイールに共に回転するように固定された、軸方向を向く円筒形環状スカート内の対応するノッチに嵌合されるよう、一定の間隔で、回転角方向に分散されている。
【0025】
各ノッチは、軸方向に開口している。
【0026】
各駆動ラグは、その摩擦ディスクの平面で延びている。
【0027】
前方摩擦ディスクまたは後方摩擦ディスクの一方は、少なくとも1つの駆動ラグを有し、このラグは、タービンホイールに共に回転するように接続された軸方向を向く円筒形環状スカート内のノッチに嵌合されるよう、径方向外側に向かって延びており、後方摩擦ディスクまたは前方摩擦ディスクの他方の摩擦ディスクは、前記少なくとも一方のディスクの駆動ラグと協働する少なくとも1つの駆動ラグを有する。
【0028】
前記他方のディスクの駆動ラグは、径方向外側、次に他方のディスクの方向に軸方向に延びている。
【0029】
前記他方のディスクの駆動ラグは、90度に傾斜しており、前記ディスクの駆動ラグは、このディスク平面において延びている。
【0030】
前記前方摩擦ディスクの駆動ラグと、後方摩擦ディスクの駆動ラグとは2回傾斜しており、よって、横方向を向く径方向外側のこれらラグの自由端部分は、ほぼ共通平面にある。
【0031】
前方摩擦ディスクまたは後方摩擦ディスクの一方は、90度傾斜した少なくとも1つの駆動ラグを有し、このラグは、径方向外側に延び、次に、後方摩擦ディスクまたは前方摩擦ディスクのうちの他方の周辺から、径方向外側に延びる駆動ラグと反対の他方のディスクの方向に軸方向に延び、ラグの自由端部は、タービンホイールに共に回転するよう接続された、ほぼ軸方向を向く、環状円筒形スカート内に形成されたノッチにおいて、径方向に延びている。
【0032】
変形例として、補助的な軸方向の弾性タングは、共に回転するように、中間ディスクと駆動ワッシャーとを接続する。
【0033】
変形例として、中間ディスクを駆動するために延長するのはタングである。この延長部は、タングの端部に影響を与える。
【0034】
ロックアップクラッチは、タービンホイールとピストンとの間に挟持されたトーションダンパーを有し、前記スカートは、トーションダンパーの入力部品に属する。
【0035】
前方摩擦ディスクと後方摩擦ディスクとは、タービンホイールに剛性的または弾性的に結合された、従ってタービンホイールに固定された入力部品に取り付けられた部品に、軸方向に移動でき、かつ共に回転するように接続できる。
【0036】
例えば、タービンホイールに固定され、第1ガイドワッシャーに弾性的に結合されたダンパープレートを有するトーションダンパーのための第1ガイドワッシャーに、リングを取り付けることができる。
【0037】
このリングは、摩擦ディスクのうちの少なくとも1つ、好ましくはその双方の歯と噛合するための歯を備えた、軸方向を向く環状スカートを有する。
【0038】
変形例では、このリングは、タービンホイールに固定されたダンパープレートに直接取り付けられる。
【0039】
トルクを対称的に伝達するには、ダンパープレートの各側に、2つのガイドワッシャーを設けることが好ましい。リング、すなわち一般的には、取り付け部品はトルクを伝達するための必要な厚みを有することができる。このリングは、2つの摩擦ディスクを駆動するための必要な軸方向または径方向のサイズを有することができる。このような構造により、取り付け部品が固定されているガイドワッシャーの、またはダンパープレートの厚さを薄くすることができる。
【0040】
前方摩擦ディスクと後方摩擦ディスクとは互いに係合し、駆動ラグの径方向外側、すなわち、一般的にはタービンホイールに、剛性的または弾性的に結合された部品に設けられた駆動接続手段の径方向外側に、共に回転するように互いに接続できる。
【0041】
従って、片持ち支持構造を低減し、よって、駆動ラグの軸方向の長さを短縮することができ、これによって、前記ラグが当接していた部品を過度に弱体化しないようにすることが可能となる。
【0042】
下記の詳細な説明を読めば、本発明の上記以外の特徴、および利点が明らかとなろう。詳細な説明を理解するには、添付図面を参照されたい。
【0043】
以下の説明において、同一、同様、または類似の部品には、同じ符号をつけることとする。
【0044】
説明および特許請求の範囲を読み易くするために、図面を参照しながら、前方、後方、上方、下方、垂直、水平などの用語を、非限定的に使用することとする。
【0045】
例えば国際公開第WO94/07058号公報(更に情報を望む場合にはこの明細書を参照できる)から公知となっている構造によれば、液圧結合装置10は、図1および図2に示されているように、軸方向の対称軸線X−Xを中心として回転でき、ケーシング10を形成する、オイルで満たされ、シールされた同一にハウジング内に配置されたトルクコンバータ14と、ロックアップクラッチと通常称されるロッキングクラッチ16とを有する。
【0046】
本明細書では、金属製のケーシング12は、駆動要素を構成し、シャフト(図示せず)、例えば所定の図面に示されているように、自動車に利用されている場合には、内燃エンジンのクランクシャフトに共に回転するように接続できる。
【0047】
全体の形状が環状となっているケーシング12は、2つのハーフシェル、すなわち前方ハーフシェル20と後方ハーフシェル22とから成り、これらハーフシェルは、互いに向き合っており、通常、溶接部21によって、外周部がシールされた状態に固定されている。
【0048】
後方シェル22は、駆動シャフトに共に回転できるよう接続でき、基本的には環状壁24から成っている。この環状壁24は、全体として横方向を向いており、すなわち、装置の軸線X−Xに垂直なラジアル平面にて延びており、ほぼ軸方向を向く環状円筒壁26として外周部が延びている。
【0049】
前方ハーフシェル20は、このハーフシェル20の内側面において、翼28を備えたインペラーホイールを構成するような形状となっている。
【0050】
これらの翼28は、ハブのプレート32にリベット締め、または変形例では、溶接により固定されたタービンホイール30の翼29の方を向いており、被動シャフト(図示せず)、例えば自動車に使用されている場合には、ギアボックスの入力シャフトにハブを回転自在に接続できるよう、35にて内側にフルート溝が設けられたハブ34と、一体的部品となるように製造されている。
【0051】
ハブ34と横方向壁24との間において軸方向に設けられたガイド兼スラストリング38内の後方中心盲ボア54に、制御流体、ここではオイルがアクセスできるようにするチャンネルを形成するよう、被動シャフトは中空とされており、ここではセンタリング装置を形成している。
【0052】
被動シャフトは、チャンネル68を介し、下記のように、チャンバ58と連通している。
【0053】
ガイドリング38は、基本的には、前方の径方向外側部分40と後方の径方向内側部分42とから成る機械加工された中実部品となっている。
【0054】
後により詳細に説明するような後方部分42の機能は、基本的には、横方向壁24に対してガイドリング38を位置決めし、センタリングするか、または固定することであるが、他方、直径がより大きくなっている前方部分40は、ピストン50を軸方向にスライドしてガイドするための機械加工された円筒領域44によって、径方向外側の境界が定められており、ピストン50は、この目的のために、中心に軸方向を向くフェルール48を有する。
【0055】
円筒形ガイド領域44は、内側のラジアル溝52を有し、この溝52には、ガイドリング38上でピストン50をシールさせた状態でスライドさせるための環状シーリングジョイントが嵌合されている。
【0056】
ガイドリング38の前方部分40は、上記後方中心ボア54を含み、このボアには、ハブ34を貫通する被動シャフトの自由端部分が回転自在に嵌合できるようになっている。
【0057】
例えばフランス国特許公開第2.634.849号により公知となっている構造によれば、ピストン50は、ガイドリング38と横方向壁24と1組の摩擦ディスク56と共に容積可変チャンバ58を構成し、このチャンバ58には、ガイドリング38を介して、被動シャフトにより流体が供給されるようになっている。
【0058】
ガイドリング38の大径の前方部分は、横方向を向く後方面60から、一連の軸方向を向くスタッド62を有し、これらスタッドは、回転角方向に一定の間隔で分散されている。これらスタッドは、横方向壁24の中心部分66の内側面64と共に、内側チャンバ58を1つ以上のチャンネル68に連通させる多数の径方向を向く通路を構成している。これらチャネルは、リング38の小径の後方円筒形部分42を貫通し、チャンバ58をリング38に連通させている。リング38は、ハブ34、35の内部で後方に向かって軸方向に閉じ、前方に向かって軸方向に開口している。
【0059】
ハブ34は、装置の他の要素、特にリング38と同軸状であり、ソケット状をした本体の後端部から見た場合、横方向を向くプレート32を通って、径方向外側に向かって延びている。
【0060】
プレート32には、部品70が取り付けられており、一方で、リング38の前方部分の放射状前方面に対し、他方で、ピストン50のスライド可能にガイドするためのフェルール48の前端面に対し軸方向の当接部品を構成している。
【0061】
この目的のために、この部品70は、リング38内のカウンタシンク71内にセンタリングされる平らなリング状をしたプレートから基本的に成っている。
【0062】
プレートの後方の平らな環状面は、フェルール48およびリング38の前方横方向面のための支持面を構成し、リング38は、それをセンタリングするための相補的なカウンターシンクを有する。プレート32の後方横方向面は、取り付けられたプレート70上の軸方向ピン174が嵌合される孔を有し、従って、取り付けられたプレート70は、ハブ34に対してリング38をセンタリングする。
【0063】
プレート70は、プレート32とピストン50の間にストラットも形成している。すなわち、ピストン50の係合が外れた状態となっていると、ピストン50の内側ラジアル部分の前方環状反対面とプレートの環状反対面との間には、軸方向の間隙が生じる。
【0064】
ピストン32の主な中心部分は、外側のラジアルエッジ74として径方向外側に延び、外側ラジアルエッジはより、厚い軸方向の厚さと共に、プレート32の前方横方向面に形成された環状カウンターシンク76を有する。
【0065】
カウンターシンク76の横方向底部はロックアップクラッチ16の出力要素を形成するダンパープレート80に属する、横方向を向く平らな環状内側ラジアルエッジ78に対する軸方向後方支持表面を構成している。
【0066】
この内側ラジアルエッジ78は一連のリベット82により、プレート32の厚いエッジ74に固定されており、各リベットは、プレート32のエッジ74に形成された孔、およびダンパープレート80の内側ラジアルエッジ78に形成された対応する孔を貫通している。各リベットは、タービンホイール30に属するラグ84内に形成された孔も貫通している。
【0067】
ラグ84は、タービンホイール30上の一連のラグに属し、これら各ラグは、横方向の平面において径方向内側に延び、ダンパープレート80のエッジ78の前方環状面に隣接し、カウンターシンク76の内側にも嵌合されるようになっている。
変形例として、ラグ84は、リングを形成するように共に接続されている。
【0068】
ダンパープレート80は、その内側ラジアルエッジ78から径方向内側に向かってエルボー86と、平らな環状体88となっている中心部分とを有し、タービンホイール30の対向する輪郭に実質的に従い、次に、ほぼ切頭円錐形部分80に従い、次に、外側の周辺環状部分94に従うようになっている。
【0069】
環状部分94は、ほぼ軸方向を向くリセスとなるような形状となっており、このリセスは、横方向壁24の方向に軸方向後方に向かって開口している。
周辺環状部分94は、その断面において中空プロフィルを有し、1つの同じ円周部に作用する円周方向に作用する一連のコイルスプリング95を受けるようになっている。
【0070】
国際公開第WO94/07058号(更に情報を得たい場合には、この明細書を参考とするべきである)により公知の原理によれば、スプリング95は、こうして円周方向にガイドされ、クラッチ16のトーションダンパー96の入力部品98によって円周方向にガイドされ、かつ軸方向後方に向かって係止されている。
ダンパー96の出力部品は、部分94から成っている。
【0071】
こうして、スプリング95は、出力ダンパープレート80とアセンブリ56に属する摩擦ディスクの間で作用する。この目的のために、入力部品98およびスプリング95のガイド部分94は、それぞれ支持領域102および100を有し、これら支持領域は、皿状円周端部から成る円周方向の支持表面となっている。
上記国際公開第WO94/07058号に記載されているように、領域102は皿状部品から成り、領域100は裂け目から成っている。
【0072】
フランス国特許公開第2.726.620号、フランス国特許願第97 07758号および同第97 08386号により公知の装置によれば、ピストン50は、一連の弾性タング104によって、横方向壁24に共に回転するように接続されており、タング104は、ほぼ円周方向に沿って配置されており、ピストン50上の突起106の間で接線方向に作用する。ピストン50には、タング104の長手方向端部(図7、図9および図10で見ることができる)が、リベット締めにより接続されており、タング104の他端は、リベット110によって駆動ワッシャー114上のブラケット、すなわちラグ112に接続されており、この駆動ワッシャーは、全てのタングに共通であり、例えば接着、リベット締めまたは溶接により、ケーシング12の横方向壁24の内側面64の対向する部分116に接続されている。
【0073】
ラグ112は、部分116に隣接するワッシャーの主要部分に対して、ピストン59に向かって軸方向にずれている。
弾性的に軸方向に変形可能な各タング104は、本明細書では、切り取られた板金製の2つの同じタングの軸方向スタックから成っている。タング104の数は4つであり、液圧結合装置の軸線X−Xを中心として、一定の間隔で回転角方向に駆動される。
【0074】
図から判るように、各タング104は、対応する突起106の対向する横方向面に隣接し、突起106は、ピストン50のクランプされた位置、すなわち係合した位置において、ラグまたはブラケット112の横方向面が延びる平面とほぼ同一平面にある。ブラケット112に対し、リベット締めにより、タング104の端部108が軸方向にクランプされている。これらラグ112は、タング104をピストン50に固定するようリベットに対向して中空とされている。
【0075】
従って、クラッチ16がクランプされた状態にあると、タング104は、いずれもチャンバ58の外側の境界を定める摩擦ディスクの組56の中間横方向面とほぼ同一平面にて延びる。
【0076】
次に、特に図2を参照する第1実施例の摩擦ディスクの組56、およびこの摩擦ディスクを共に回転するように駆動するための手段について詳細に説明する。 摩擦ディスクの組56は、3つの隣接する摩擦ディスクを含み、これらの摩擦ディスクのうち、前方ディスク120と後方ディスク112を見ることができ、これらのディスクの間に中間摩擦ディスク124が軸方向に配置されている。
ディスクの組56に属するこれら3つの各摩擦ディスクは、ほぼ横方向を向く平らな環状ディスクの形状をしている。この環状ディスクは、折りたたみ状態で使用できる場合には切り取られた板金製の部品となっている。
【0077】
摩擦ディスクの組56を構成するために、ディスクの側面には、摩擦ライニングが設けられている。
非限定的例として、図1および図2に示されている例では、前方摩擦ディスク120および後方摩擦ディスク122の両側方面には、摩擦ライニング126が設けられている。この摩擦ライニング126は、例えば対応する金属面に接着されており、各摩擦ライニングの自由面は、制御しながら漸次スライドできるように、国際特許出願PCT/EP92/02480号から公知の構造に従って、スムーズまたは溝付きとすることができる。
【0078】
従って、本実施例では、中間摩擦ディスク124の両側方面は、ピストン50の外周部の対向する環状面128およびケーシング12の横方向壁24の内側面64の対向する環状部分130のように、摩擦ライニングを有していない。
変形例として、中間摩擦ディスク124および面128、132は、摩擦ライニング126が設けられるが、他方、ディスク120、122は、摩擦ライニングを有しない。これらの全ての組み合わせが可能である。
【0079】
本発明の1つの特徴によれば、中間ディスク124は、2つの要素、すなわちピストン50と横方向壁24とから成るサブアセンブリに共に回転するように接続されている。これら2つの要素は、接線方向タング104により共に回転するように接続されている。
この目的のために、本発明によれば、中間摩擦ディスク124は、タング104の端部を2つの要素50および24のうちの一方に結合するための手段に共に回転するように接続されている。この結合手段は、本例ではタング104を駆動するワッシャー114を含んでいる。
【0080】
より詳細には、平らな環状体となっている中間ディスク124は、径方向内側周辺部132に一連の駆動ラグ124を有し、これら駆動ラグ124は、一定の間隔で回転角方向に分散されており、各々は、中間摩擦ディスク124の本体の横方向平面において径方向内側に延びている。
中間摩擦ディスク124を共に回転するように駆動するために、ラジアル駆動ラグ134の各々は、軸方向を向く環状円筒形フェルール138に形成されたノッチ136内に、円周方向の間隙をもって嵌合されている。円筒形フェルール138は、上記のようにタング104を共に回転するよう駆動するための共通ワッシャー114に属す。
【0081】
この目的のために、フェルール138は一連の切り欠き部を有し、これら切り欠き部は、フェルール138の軸方向前方端部エッジ140から軸方向に延び、ノッチ136を構成している。これらノッチ136は、フェルール138の自由端部エッジ140内で軸方向に開口している。ノッチは、2つの連続する軸方向を向くラグ139によって円周方向の境界が定められている。
ノッチ136の軸方向長さは、中間摩擦ディスク124のための駆動ラグ134がノッチ136内にて軸方向に、従って、ピストン50および横方向壁24に対してスライドできるような寸法となっている。
【0082】
主要環状部分が摩擦ライニング126を支持している、前方摩擦ディスク120および後方摩擦ディスク122は、中間摩擦ディスク124の環状中心部分と同じ大きさで径方向に位置しており、中心摩擦ディスク124はディスク120と122とによって支持された摩擦ライニング126の間にクランプされた状態で支持されている。前方摩擦ディスク120と後方摩擦ディスク122とは、ロックアップクラッチ16のダンパー96、より詳細には、入力部分98によって共に回転するように駆動される。
【0083】
この目的のために、入力部分98は、その内部に軸方向を向くスカート142を有する。このスカートは、プレス加工によって一体的部品として製造されている。このスカートは、スプリング95に対して径方向内側に配置された環状円筒形となっており、その内部144に向かって径方向に皿状となっている部分156は、これら部分の間にノッチ146の境界を定めている。これらノッチ146は、軸方向の両方向および径方向内側に開口している。従って、フルート溝が連続的に形成されている。
【0084】
ノッチ146は、一定の間隔で回転角方向に分散されており、これら各ノッチには、前方摩擦ディスク120を共に回転するよう駆動するためのラジアルラグ148が嵌合されるようになっている。駆動ラグ148は、この前方摩擦ディスク120をセンタリングするようにも働く。その理由は、これらラグの外側のラジアル端部エッジ152が、スカート152の皿状部品156の凹状円筒形部分154と協働するからである。
図1および図2に示された第1実施例では、入力部品98により、前方摩擦ディスク120と同時に、後方摩擦ディスク122が回転することが間接的に前方摩擦ディスク120によって、スカート142の径方向内側で保証されている。このスカート142は、壁24と反対方向にダンパープレート80に向かって軸方向を向いている。
【0085】
この目的のために、後方摩擦ディスク122の外側ラジアル周辺部158は、一連の駆動ラグ160を有し、これらラグは、一定の間隔で回転角方向に分散されており、各ラグには、90度の角度が付けられており、まず径方向外側に向き、次に前方摩擦ディスク120の方向に後方から前方へ軸方向に延びている。
従って、角度の付いた駆動ラグ160の各々は、前方摩擦ディスク120を共に回転するように駆動するための2つの連続するラグ148の間に円周部が嵌合された、軸方向を向く自由端部分162として終わっている。
【0086】
次に、図3に示された第2実施例について説明する。この第2実施例は、上記第1実施例の変形例にすぎない。
実際にはスプリング95を備えるトーションダンパー96の入力部品により、直接ラグ160によって共に駆動されるのは、後方摩擦ディスク122である。この後方摩擦ディスクは、前方摩擦ディスク120と共に回転するように、この前方摩擦ディスクを間接的に駆動する。タング104と共通なワッシャー114により、中間ディスク124を共に回転するように駆動する手段も、上記駆動手段と同一である。
後方摩擦ディスク122を共に回転するように駆動するための角度の付いたラグ160は、軸方向の端部部分162を介し、入力要素98内のノッチ146と直接協働する。
【0087】
ここで、各ノッチ116は、一定の間隔で回転角方向に分散されたラグ164によって境界が定められており、各ラグは、スカート142から径方向内側に延びている。これら駆動ラグ164は、スカート142を構成する材料を切り取り、曲げ加工することによって製造されている。
前方摩擦ディスク120を共に回転するように駆動するためのラグ148は、先の実施例と比較した場合、より短い径方向外側長さを有し、周辺部がノッチに嵌合されており、各ノッチは、2つの連続する角度の付いたラグ160によって、すなわちより詳細には2つの連続する軸方向端部部分162の間に境界が定められている。
【0088】
次に、図4に示された第3実施例について説明する。
この実施例では、タング104に共通するワッシャー114に属するフェルール138は、ほぼ切頭円錐形となっているが、図2および図3に示された円筒形環状フェルール138のケースのように、駆動ラグ134を備える中間摩擦ディスク124を共に回転するように駆動するためのノッチ136を有する。ノッチ136とラグ134との間の接触面は、こうして広くなり、摩耗を小さくしている。
【0089】
前方摩擦ディスク120と後方摩擦ディスク122とは同一であり、特定の簡単な構造となっており、弾性ダンパーの入力要素98のスカート142により、同時かつ直接に、共に回転するように駆動される。
この目的のために、第1の2つの実施例の場合と同じように、前方摩擦ディスク120の駆動ラグ148は、ディスク120の横方向面において、径方向外側に向かって延び、同様に、後方摩擦ディスク122の駆動ラグ160も、後方摩擦ディスク122の横方向平面において径方向外側に延びている。
【0090】
スカート142は、一定の間隔で回転角方向に分散された一連のノッチ146を有し、各ノッチは、スカート142上の2つの連続するラグ164によって周方向の境界が定められている。2つのラグ164は、軸方向を向いており、これらラグの間に、軸方向後方に向かって開口するノッチ146の境界を定めている。
図5に示す第4実施例では、先の第3実施例と比較すると、後方摩擦ディスク122は、スカート142により共に回転するよう直接駆動されるが、前方摩擦ディスク120は、後方摩擦ディスク122によって間接的に共に回転するように駆動される。
【0091】
この目的のために、後方摩擦ディスク122のための駆動ラグ160は、90度で2回角度が付けられている。すなわち、S字状に角度が付けられているので、それらの外側の自由端部分は、中間摩擦ディスク124がある平面とほぼ同一平面にある中間横方向平面において延びている。
前方摩擦ディスク120の駆動ラグ148は、同じように、かつこの中間平面に対して対称的に2回角度が付けられており、S字形プロフィルとなっている。駆動ラグ148の径方向外側の自由端部分も、駆動ラグ160と同一平面にあり、後方摩擦ディスク122の駆動ラグ160の間に挟持され、入れ子式となっている。
【0092】
図示していない変形例では、径方向外側に向かって最も長くすることができるのは、前方摩擦ディスク120のための駆動ラグ126であり、フェルール142により共に回転するように、ディスク120の駆動を直接的に保証しており、後方摩擦ディスク122の駆動ラグ160の方が短くなっている。
図4および図5では、スカート142は壁24に向かっており、ダンパープレート80と反対方向に向いている。
【0093】
当然ながら、変形例では、タング104はラグによって径方向外側に向かって延び、中間ディスク124は駆動ワッシャー114のフェルール138と同じタイプのノッチを備えたフェルールを有する。
次に、タング140の延長部は、中間ディスク124のフェルール内のノッチに進入し、ナットを共に回転するように駆動する。この延長部は、タング104をワッシャー114に固定する端部に設けられる。
【0094】
変形例では、タング104の径方向外側に位置する第2タングは、中間摩擦ディスク124と駆動ワッシャー114とを共に回転するように接続する。これら第2タングは、ワッシャー114、より詳細には、ワッシャー114の外周部によって支持されている。
第2タングは、中間ディスクの軸方向の運動を可能にするよう、軸方向に弾性的となっている。
【0095】
この第2タングは、例えば接線方向に延びている。
このようにするため、ディスク124の駆動ラグ134、およびラグ112に類似し、これらラグに対して径方向にずれたワッシャー114のラグが使用されている。
当然ながら、フランス国特許公開第2726620号の図7から判るように、タング104は、駆動ワッシャーと一体的な部品となっており、よって、図1〜図5に示されるように、タング104を支持している。
【0096】
この一体的駆動部品の外周部には、第2接線方向タングを設けることができ、この第2接線方向タングは、平らな形状をした中間ディスク124、またはより詳細には、このディスク124のための駆動ラグに直接固定されている。従って、一体的部品は、軸方向に弾性的な第2タングを支持している。
この一体的部品は、例えば上記フランス国特許公開第2726620号に記載されているように、壁24から突出する押し出し成形されたリベットを使ったリベット締めによって固定されている。
【0097】
変形例では、各タング104は、この部品によって壁24に取り付けられており、ディスク124の内周部に設けられたノッチまたはラグと噛合するためのラグまたはノッチを有する。
当然ながら、この構造を逆にすることができる。例えば、一体的駆動部品をピストンに固定できる。横方向壁24の固定はリベットによって行われる。このため、ピストンは横方向壁にタングを固定するリベットに対向し、リベット作業を可能にする通路孔を有する。これら孔は、終了時に閉鎖物、例えば通路孔に取り付けられたプラグによって閉じられる。
先にタングを壁24に固定した後、同じようにタングをピストンに固定するように作業することも可能である。
【0098】
最終的に、閉鎖物によって閉じられる通路孔が壁に製造される。
閉鎖物は、接着、ネジ留め、溶接、クリンプ加工、スナップ操作などによって、壁またはピストンに固定される。
いずれのケースにおいても、噛合または補助的なタング、または延長部のいずれかにより中間摩擦ディスクを共に回転自在に駆動するために、結合手段、例えば駆動ワッシャーと個々の部品と一体的な駆動部品、またはタング自身を使用できる。
【0099】
ダンパー96を設けることは必須条件ではない。このダンパープレート80は、例えば溶接により、タービンホイール30に直接固定できる。変形例では、このダンパープレートはハブに固定される。
一実施例においては、このダンパープレートは、図1〜図5に示されるように、ディスク120、122の少なくとも一方を共に回転するよう駆動するために、入力要素98のスカート124に類似したスカートを有する。入力要素は省略されている。
【0100】
当然ながら、トーションダンパー96は別の形状でもよい。摩擦ライニング内に、ディスク120、122、124を埋め込むことができる。従って、例えば図4において、摩擦ライニング126内にディスク120および124を埋め込むことができる。ディスク120に関連した摩擦ライニングは、ピストン50の面、すなわち表面128を擦ることができる第1の面と、中間ディスク124を擦ることができる第2の面とを有する。
【0101】
同様に、ディスク122に関連した摩擦ライニングは、壁24の一部、すなわち表面130を擦ることができる第1の面と、中間ディスク124を擦ることができる第2の面とを有する。
上記全ての組み合わせが可能である。表面128、130は、ピストンまたは壁24に取り付けられた部品に属していてもよい。これら部品には、摩擦ライニングを冷却するための溝を設けることもできる。
【0102】
図4と同様な図6は、形状が平らな、前方摩擦ディスク120および後方摩擦ディスク122の各々が、リング222に属する軸方向を向く環状スカート242に属する歯と噛合する歯を有するこれら変形例のうちの1つを示す。ディスク120と122とは同一である。
第1ガイドワッシャー170に属するフランジ150には、リング222が固定されており、ガイドワッシャー170は、弾性部材95によってダンパープレート80に結合されている。ダンパープレート80は、リベット82によって、ハブ34のプレート32に固定されている。リベット82は、タービンホイール30の内側環状体84への固定も可能にしている。
【0103】
ハブ34は、リング38の後方中心ボア54内に進入している。ボア54は、盲孔およびリング38を形成している。すなわち、駆動シャフト上で装置をセンタリングするためのセンタリング装置を形成している。
ハブ34は、被動シャフトの端部と協働するためのリップジョイント320を内部に支持している。ベアリングを形成するリング330とシールリング340とは、ハブ34の外周部とリング38の内周部との間で作用し、センタリング装置を形成している。
【0104】
ハブのプレート32の背面とリング38の前面との間で径方向を向くニードルベアリング350が作動する。リング222は、フランジ450を備える一体部品とすることができる。このリングは、フランジ450の厚さを倍にするよう、フランジ450を逆方向にローリング加工し、折り曲げることによって得ることができる。同様に、トルクコンバータ14の高さに、ニードルベアリング550が設けられている。152にピストン50の48と協働するジョイントを見ることができる。
ここで、環状であり、軸方向を向くフランジ450の外周部の少なくとも一部と密に接触した状態で、フランジ450にリング222が固定された状態に取り付けられている。フランジ450は、ダンパープレート80を囲み、ワッシャー170の外周部で延びている。
【0105】
タービンホイール30に隣接する第2ガイドワッシャー180には、第1ガイドワッシャー170が固定されている。より詳細には、ダンパープレート80の各側には、ガイドワッシャー170、180が配置されており、内周部において、小さいコラム190によってプレート状に共に固定されている。コラム190の各々は、円周方向の間隙をもって、ダンパープレート内に形成された開口部(番号なし)を貫通している。従って、トーションダンパー96は、タービンホイール30とピストン60との間の主要部分に対して位置している。
リング222は、ピストン50の上方にて放射状に延びている。ダンパープレート80の外周部に設けられたスカロップ内には、弾性部材95、本例では同心状の螺旋スプリングが収容されている。
【0106】
これらスカロップは、スプリング95の円周方向の端部が当接するラジアルラグによって境界が定められている。ガイドワッシャー170、180は、スプリング95の形状に一致するよう外周部の形状が定められている。更に情報を望む場合、このタイプのダンパーを示すフランス国特許第2749634号明細書、特に図5を参照されたい。
この明細書では、第2のガイドワッシャーに形成された長方形の開口部を各々が貫通するクリンプ加工されたラグを使って、第2ガイドワッシャー180にフランジ450が接続されている。従って、各ガイドワッシャー170、180は、スプリング95の形状と一致する丸くされた部品500、510をそれぞれ有する。ダンパープレート80と壁24とが、相対的に移動した場合に、皿状部品とダンパープレート80上のラグとの間に、スプリング95が圧縮されるよう、これら部品は皿状部品によって局部的に中断されている。
【0107】
リング222は、第1ガイドワッシャーの丸くされた形状500に、一部が一致する接続領域540を有する。壁24に向かって軸方向に解放するノッチ246と一定の間隔で分散された駆動ラグ246とが交互に設けられているので、領域540は、リング222のスカート242に環状の櫛歯状に接続している。図7では、点線で2つのラグ264が示されている。
ラグ246とノッチとは、リング上に歯を構成している。これら歯264、246は溶接により、フランジ450に取り付けられたリング222に対し、径方向内側にずれている。図6では、この溶接から生じたビードは黒色で示されている。丸くされた部品とスカート246との間には、別のビードが存在している。変形例では、この固定をリベット締結または接着などで行うことができる。
【0108】
ガイドワッシャー170、180よりも、リング222のほうが厚くなっており、第1ガイドワッシャー172には、スカート242が形成されていないので、ガイドワッシャーは大きな強度を有する。このようにスカートの厚さが厚くなっているので、熱処理およびその他の硬化処理を省略できるように、摩耗を低減し、ラグ264の数を必要な数とすることが可能となっている。更に、より強固なスカート242の軸方向の長さを良好に制御できる。
従って、ディスク120と122とは同一であり、各ディスクは、交互に配置されたラグ148、160と径方向に開口するノッチとから製造された、径方向に向いた歯の組を有する。ラグ148、160は、スカート242内の軸方向を向く歯の組内のノッチ246に進入し、この逆に、ラグ264がディスク120、122内のノッチに進入している。
【0109】
従って、駆動ディスクを形成するディスク120、122は、トーションダンパー96のうちのスカート242を備えるリング222によって形成された入力部品と共に、他の図面と同じように、軸方向に移動自在、かつこの入力部品と共に回転できるように接続されている。領域130は、部品24をプレス加工することによって形成されている。この領域130は、壁24の他の部分に対してピストン50の方向に軸方向に突出するように延びている。
トーションダンパー96は、フランス国特許公開第2749634号公報に記載されているように、いくつかのステージを有することができる。
本例において、形状が平らになっている中間ディスク124は、図1の実施例と同じように、タングを駆動する共通ワッシャー114と噛合する。従って、このディスク124は、ラグ134とノッチ134’とが交互に配置された歯の径方向に向いた組を内周部に有する(図7)。
ワッシャー114は、ラグ136とノッチ136’とを交互に配置することによって形成された、軸方向を向く歯を備えるフェルール138を外周部に有する(図7)。
【0110】
ディスク124のラグ134は、軸方向を向く環状フェルール138内のノッチ136’に取り付け間隙をもって進入し、この逆に、フェルール138内のラグがディスク124のノッチに進入している。
フランス国特許公開第2749634号に記載されているように、第1ガイドワッシャー170内にスカートを形成してもよい。この場合、スカート(図8)は、丸くされた部品50内にカットされたラグ364によって製造される。例えば、フランス国特許公開第2749634号公報に記載されているように、スプリングを支持する2つの皿状部品の間の3つのラグ364に対し、スカートを製造できる。
【0111】
図6のリング222の場合、ラグは、特にリングの厚さが厚くなっているので、必要な軸方向の長さを有する。第1ガイドワッシャー170にラグ364がカットされている場合、ガイドワッシャー170の強度から、このようなカットは常に可能であるとは言えない。
従って、1つの特徴によれば、前方ディスク120と後方ディスク122とは、第1ガイドワッシャー170に一定の間隔で環状に局部的にカットアウトされたラグ364よりも、径方向外側で互いに係合する。このラグは、前方ディスク170と係合するので、ラグ364は、長さを短かくしたものとすることができ、ラグとノッチタイプの形状との協働による接続は、それぞれ、ディスク120と122との間、およびラグ364とディスク122との間で行われる。
【0112】
従って、図8では、前方ディスク120は平らであり、一定の間隔で交互に配置されたラグと、径方向外側に向かって開口するノッチとから成る径方向を向く歯442を外周部に有する。歯442は、第1ガイドワッシャー170の丸い部分500を切り取り、折り曲げることによって得られたラグ364よりも、径方向外側に延びている。後方ディスク122は、前方ディスクに向いた軸方向に向く歯542を外周部に有する。
歯542は、一定の回転角で交互に配置されたラグと、タービンホイールに向かって軸方向に開口するノッチから成っている。歯の組442内のラグは、歯542内の組内のノッチを貫通し、この逆に、歯542内の組内のラグは、歯の組442内のノッチを貫通している。
【0113】
図8には、歯の異なる組542、442だけではなく、他の図面にも示されているような、フェルール138と中間ディスク124との間で作動する歯も示されている。ラグとノッチの数は、実際の使用例に応じて決まる。
図9には、ディスク120、122は、外周部に歯の組642、742を有し、これらの歯は、他方の歯の方向に傾斜しており、交互に配置された駆動ラグおよびノッチが、他方の歯の組のノッチおよびラグに進入しており、図7および図8に示すように、ラグ365の径方向外側でディスク120に係合している。ラグ364の長さも短くなっている。
【0114】
当然ながら、図10においてラグ364を長くし、このラグが、図6のリング222と同じような2つのディスクを駆動するようにすることができる。
当然ながら、図1〜図5の実施例を参照して説明したディスク120と122との形状の協働による全ての接続は、図6〜図10における実施例にも適用できる。従って、図9において、図5の2倍の角度のついた駆動ラグを歯に設けることができ、ラグ364は、ディスク120と121との接続部よりも径方向内側にてディスク120と噛合する。
図1〜図5では、ディスク120、122との接続を行うために、トーションダンパー96の入力部品98に、補助部品(好ましくはより厚い)を取り付けることが可能である。
【0115】
当然ながら、入力部品98を、タービンホイールに固定してもよい。
一般的には、リングのような取り付け部品は、タービンホイールに共に回転するように接続されたワッシャー170のような要素に固定される。
この接続は、フルート溝によって行うことができる。形状の協働による接続も可能である。当然ながら、リング222は第1ディスクと噛合し、第2ディスクが第1ディスクと係合することもできる。
【0116】
摩擦ディスク120、122の第1のディスクは、スカート142の直径よりも小さい直径の円周部に沿って(図2および図5)、またはスカートから突出した歯の組と同じ直径の円周部に沿って(図3)摩擦ディスクのうちの第2のディスクと噛合する。
【0117】
図8および図9において、第1のディスク122はラグ364によって形成されたスカートよりも大きい直径の円周部に沿って、第2のディスク120と噛合する。
【0118】
図4、図6および図10では、スカート142は2つのディスク120、122を直接駆動する。変形例として、2つの前方ディスク120および後方ディスク122は、軸方向に弾性的なタングによって、後方ディスク122および前方ディスク120のうちの他方に共に回転するように接続されている。
【0119】
図8および図9では、後方ディスク122は、スプリング95の頂部部分において、前方ディスク120に共に回転するように固定されている。
変形例(図11)では、ピストン50は、歯とノッチとが円周方向に交互に配置された歯の組842を有する。この歯の組842内における歯は、ディスク124内のノッチ134’内に取り付け間隙をもって進入している。このような構造によって、駆動部品のフェルール138を省略し、駆動部品を簡略化することが可能となっている。
駆動部品の上では、ディスク124とピストン50との間の形状の協働による、共に回転するような接続が行われている。
【0120】
同じことが、図12および図13にも当てはまる。これらの図では、駆動ワッシャー114の径方向外側において、ピストン50に、溶接により軸方向を向くスタッド942が、固定されている。
【0121】
変形例では、スタッド942は、溶接により、ピストン50に取り付けられたU字形部品1042と置換されている(図14および図15)。ディスク124上のラグ134は、このディスク124とピストン50とを噛合させるための部品1042に進入している。
【0122】
変形例(図16)では、スタッド942は、リベット締結により、ピストン50に固定されている。
【0123】
従って、図11〜図16では、ピストン50は駆動部品114の径方向外側で、特に中間ディスク124とピストンとを接続するための手段を支持している。 当然ながら、スタッドは、ピストンに溶接されたリングから突出していてもよい。
【0124】
当然ながら、ディスク124を回転自在に接続するための手段は、横方向壁によって支持できる。従って、領域130と駆動ワッシャー124との間において、ピストンまたは壁24のいずれかに共に回転するようにディスク124が接続されている。このような壁24との接続部は、摩耗を小とすることが理解できると思う。従って、図17において、壁24は、領域130の下方において、壁24に溶接により取り付けられているリング1242を支持している。一方、リング1242は、ディスク124内のノッチ134’を貫通するスタッド1342を支持している。
【0125】
ディスク124は、タング104を固定するためのリベット110と噛合するように、内周部において延長できる。従って、図18および図19では、ディスク124は、内周部にスカロップの設けられたラグ1442を有し、各リベット110は、ラグ1442内のスキャロップ1542に進入し、ディスク124をリベット110に、従って、駆動ワッシャー114に回転自在に接続している。スカロップ1542は、内側に向かって開口している。
変形例として、部品114は補助リベット111(図20)を支持できる。従って、リベット110と111のペアが形成されている。ディスク124は、丸くされた側方エッジを備える突起1642を、その内周部に有する。各突起1642は、ペアとなって、2つのリベット110と111との間に進入し、ディスク124を、リベット110、111および駆動ワッシャー114に回転自在に接続している。変形例(図21)では、突起1642は台形となっている。
【0126】
当然ながら、中間ディスク124は、一定の間隔で、円周方向に分散された複数のタング1742を、その内周部に有することができる(図22および図23)。このタング1742は、軸方向に弾性変形可能であり、ディスク124の内周部が延びながら傾斜している。リベット112は、上記第2のタングを構成するタング1742の自由端を駆動ワッシャーに固定している。
【0127】
先の図では、ディスク124は、形状の協働により要素、すなわち、ピストン50−横方向壁24−駆動ワッシャー114のうちの1つに回転自在に接続されていた。
【0128】
図22および図23では、このような接続は、ディスク124と上記要素50、24、114のうちの1つとの間で作用する軸方向に弾性的な第2のタングによって行われる。このような接続によって、摩擦は低減され、よって摩耗は低減されている。更に、移動不能状態が生じる危険性は低減し、ディスク124の高速移動が可能となっている。
図18〜図23では、横方向壁24から所定の距離にて、ディスク124の回転自在な接続が行われる。
【0129】
図24および図25では、ディスク124と壁24との間で、このような接続がなされるようになっている。このような接続は、好ましくは一定の間隔で分散された弾性変形可能な第2のタングによって行われる。
これらの図では、第2のタングの数は、第1のタングと称されるタング104の数と同じである。
第2のタング1842は、ディスク124が内周部に有するブラケット125に、両端の一方がリベット113により固定されている。タング1842は、他端において、リベット115により壁24に固定されている。
【0130】
リベット113と115との間において、リベット114により、第2のタング1842に第1のタング104が固定されている。第2のタング1842は、リベット113と114との間で傾斜しており、リベット114と115との間で湾曲した形状を有する。
【0131】
図26および図27では、第1タング104は、第2タング1942と一体的な部品となっており、タングの内側ブランチを形成している。この第2タング1942は、ディスク124の内周部に対して短い距離だけ延びた、湾曲した形状の頂部脚部を備えた、ほぼ倒立状のC字形状となっている。内側脚部104は長方形である。これら2つの脚部は、リベット115により壁24に固定されるように、軸方向にずれた領域114から突出している。
【0132】
図28および図29では、第2タングは、タング1842と同じ形状となっている。第1タングは、第2タング1842に対し平面Pの片側で延びながら、ブラケット125に固定されている。図24〜図27では、平面Pと同じ側で、第2タングおよび第1タングが延びている。
図24〜図29では、ワッシャー114が省略されている。
【0133】
図30および図31では、駆動ワッシャー114が存在しており、第2タング2042は、タング1942と同じ形状を有し、わずかな違いは、埋め込み領域216が、同じ平面にあることだけである。
【0134】
この領域216は、ワッシャー114のブラケット112とピストン50との間にグリップされる。これら2つのタングを固定しているのは、2つの部品126内の固定部材である。かかる部材は、図6〜図29でも見ることができ、フランス国特許公開第2726620号に記載されているように2つの部品から成っている。更に情報を望む場合には、このフランス国特許願を参考とするべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる結合装置の第1実施例の軸方向半断面図である。
【図2】 摩擦ディスクの組を示す図1の拡大詳細図である。
【図3】 本発明の第2実施例を示す、図2に類似した図である。
【図4】 本発明の第3実施例を示す、図2に類似した図である。
【図5】 本発明の第4実施例を示す、図2に類似した図である。
【図6】 本発明の第5実施例を示す、図1に類似した図である。
【図7】 軸方向の運動を可能にする異なる回転接続装置を備えた駆動プレートおよびディスクを示す、図6の矢印の方向に見た正面図である。
【図8】 本発明の第6実施例を示す、図1に類似した図である。
【図9】 本発明の第7実施例を示す、図1に類似した図である。
【図10】 本発明の第8実施例を示す、図1に類似した図である。
【図11】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図12】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図13】 図12におけるディスクおよびスタッドを示す部分図である。
【図14】 U字形の部品を示す部分図である。
【図15】 別の実施例を示す、図13に類似した図である。
【図16】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図17】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図18】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図19】 図18の中間ディスクおよびタングを示す部分図である。
【図20】 他の実施例を示す、図19に類似した図である。
【図21】 変形例の投影図を示す部分図である。
【図22】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図23】 図22の中間ディスクおよび第2実施例を示す部分図である。
【図24】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図25】 図24の中間ディスクおよび第2タングを示す部分図である。
【図26】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図27】 図26の中間ディスクおよび第2タングを示す部分図である。
【図28】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図29】 図28の中間ディスクおよび第2タングを示す部分図である。
【図30】 他の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図31】 図30の中間ディスクおよび第2タングを示す部分図である。
【符号の説明】
10 液圧結合装置
12 ケーシング
16 ロックアップクラッチ
24 横方向壁
30 タービンホイール
34 ハブ
50 ピストン
56 摩擦ディスクの組
104 タング
108 第2端部
114 駆動ワッシャー
120 前方ディスク
122 後方ディスク
124 中間ディスク
128 表面
130 内側面
134 駆動ラグ
136 ノッチ
138 フェルール
140 軸方向端部エッジ
142、242 環状スカート
146、246 ノッチ
148、160 駆動ラグ
222 リング

Claims (25)

  1. 自動車用液圧結合装置であって;駆動シャフトに共に回転するように接続でき、装置の軸線X−Xに垂直なラジアル平面に延びていて、軸方向を向いた環状壁(24)が設けられたケーシング(12)と、
    被動シャフトに共に回転するように接続できるハブ(34)に共に回転するように固定されたタービンホイール(30)と、
    タービンホイール(30)と環状壁(24)との間で作用し、タービンホイール(30)と環状壁(24)との間で、前方から後方に軸方向に配置されたロックアップクラッチ(16)と、
    環状形状をしており、径方向外側に延び、軸方向に移動自在であり、かつケーシング(12)に対して、それと共に回転するように接続されたピストン(50)と、
    該ピストン(50)により、ピストン自身の面(128)とケーシング(12)の環状壁(24)の対向する内側面(130)との間に軸方向にクランプできる、装置の軸線X−Xに垂直なラジアル平面に延びていて、軸方向を向いた平らな環状の平行摩擦ディスク(120、124、122)の組(56)とを備え、このディスクの組が、一方でタービンホイール(30)に共に回転するように接続された2つの径方向外側の前方ディスク(120)および後方ディスク(122)とを有し、他方で、前方ディスク(120)と後方ディスク(122)との間に軸方向に配置されると共に、ピストン(50)およびケーシング(12)の環状壁(24)から成る2つの要素に共に回転するように接続された、径方向内側の中間ディスク(124)とを有し、摩擦ディスク(120、122、124)とピストン(50)と環状壁(24)との間に、環状摩擦ライニング(126)が挟持されている、液圧結合装置(10)において、
    ピストン(50)と前記ケーシング(12)の前記環状壁(24)とが、円周方向に沿って配置されており、ピストン(50)上の突起(106)の間で接線方向に作用するタング(104)により、共に回転するように接続されており、タングの両端部が、前記ピストン(50)と前記ケーシング(12)の前記環状壁(24)に結合されており、中間摩擦ディスク(124)が、前記タング(104)の端部を前記ピストン(50)と前記ケーシング(12)の前記環状壁(24)のうちの1つに結合する手段(114、118)により共に回転するように駆動されるようになっていることを特徴とする、自動車用液圧結合装置。
  2. 前記タング(104)が、それらの第1端部(108)によって、前記ピストン(50)と前記ケーシング(12)の前記環状壁(24)のうちの前記ケーシング(12)の前記環状壁(24)に結合されており、前記タングが、これらタング(104)の全てに共通する駆動ワッシャー(114)によって共に回転するように、前記ケーシング(12)の前記環状壁(24)に接続されており、前記駆動ワッシャー(114)が、前記ケーシング(12)の前記環状壁(24)に結合されており、前記中間摩擦ディスク(124)が、共通駆動ワッシャー(114)によって、共に回転するように駆動されるようになっていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 前記共通する駆動ワッシャー(114)のラジアル外周部が、少なくとも1つのノッチ(134)を有する、方向を向くフェルール(138)を有し、前記中間摩擦ディスク(124)に属する駆動ラグ(134)が、前記ノッチを径方向内側に貫通していることを特徴とする、請求項2記載の装置(10)。
  4. 前記共通する駆動ワッシャー(64)の前記フェルール(138)が、一定間隔で回転角方向に分散された一連のノッチ(136)を有し、前記中間摩擦ディスク(124)に属する一連のラグ内の対応する駆動ラグ(134)が、径方向内側に前記ノッチの各々を貫通していることを特徴とする、請求項3記載の装置(10)。
  5. 各ノッチ(136)が、前記共通する駆動ワッシャー(114)の前記フェルール(138)の軸方向端部エッジ(140)内で軸方向に開口していることを特徴とする、請求項3記載の装置(10)。
  6. 前記共通する駆動ワッシャー(64)の前記フェルール(138)内の対応するノッチ(136)内に、各駆動ラグ(134)が円周方向の間隙をもって嵌合されていることを特徴とする、請求項2記載の装置(10)。
  7. 前記中間摩擦ディスク(124)の各駆動ラグ(134)が、前記ディスクの平面内にあることを特徴とする、請求項3記載の装置(10)。
  8. 前記共通駆動ワッシャー(114)のフェルール(138)が、軸方向に向いた円筒形フェルールであることを特徴とする、請求項3記載の装置(10)。
  9. 前記共通駆動ワッシャー(114)のフェルール(138)が、切頭円錐形フェルールであることを特徴とする、請求項3記載の装置(10)。
  10. 前記共通駆動ワッシャー(114)が、前記ケーシング(12)の環状壁(24)に結合されていることを特徴とする、請求項2記載の装置。
  11. 前記共通駆動ワッシャー(114)が、接着、溶接またはリベット締めにより、前記ケーシング(12)の前記環状壁(24)に結合されていることを特徴とする、請求項10記載の装置(10)。
  12. 前記共通駆動ワッシャー(114)が、その外周部に第2弾性駆動タングを支持しており、これら駆動タングの他端が、中間摩擦ディスク(124)を共に回転するように駆動するために、この中間摩擦ディスクに固定されていることを特徴とする、請求項2記載の装置(10)。
  13. ノッチとラグによる接続により、前記中間摩擦ディスクを共に回転するように駆動するために、前記タングの端部の一方が、径方向に延びていることを特徴とする、請求項2記載の装置。
  14. 前記前方摩擦ディスク(120)および後方摩擦ディスク(122)の各々が、少なくとも1つの駆動ラグ(148、160)を有し、この駆動ラグが、タービンホイール(30)に共に回転するよう接続された、軸方向に向いた円筒形の環状スカート(142、242)内のノッチ(146)に嵌合されるよう、径方向外側に延びていることを特徴とする、請求項1記載の装置(10)。
  15. 前記スカート(242)が、前記タービンホイール(30)に対し固定された要素に取り付けられたリング(222)のような部品に属することを特徴とする、請求項14記載の装置(10)。
  16. 前方摩擦ディスク(120)、後方摩擦ディスク(122)の各々が、一連の駆動ラグ(148、160)を有し、これらラグは、タービンホイール(30)に共に回転するように固定された、軸方向を向く円筒形環状スカート(142、242)内の対応するノッチ(146、246)に嵌合されるよう、一定の間隔で回転角方向に分散されていることを特徴とする、請求項15記載の装置(10)。
  17. 各ノッチ(146、246)が軸方向に開口していることを特徴とする、請求項14記載の装置(10)。
  18. 各駆動ラグ(148、160)が、その摩擦ディスク(120、122)の平面にあることを特徴とする、請求項12記載の装置(10)。
  19. 前方摩擦ディスク(120)または後方摩擦ディスク(122)の一方が、少なくとも1つの駆動ラグ(148)を有し、このラグが、タービンホイール(30)に共に回転するように固定された軸方向を向く円筒形環状スカート(142)内のノッチ(146)に嵌合されるよう、径方向外側に向かって延びており、後方摩擦ディスクまたは前方摩擦ディスクの他方の摩擦ディスク(122)が、前記一方のディスク(120)と噛合するように、このディスク(120)を駆動するためのラグ(148)と協働する、少なくとも1つの駆動ラグ(160)を有することを特徴とする、請求項1記載の装置(10)。
  20. 前記後方摩擦ディスク(122)のための駆動ラグ(160)が径方向外側に延びていて、さらに、前記前方摩擦ディスク(120)の方向に軸方向に延びていることを特徴とする、請求項19に記載の装置(10)。
  21. 前記後方摩擦ディスク(122)のための駆動ラグ(160)は、90度に傾斜していて径方向外側に延びていること、および、前記前方摩擦ディスク(120)のための駆動ラグ(148)は、前方摩擦ディスク(120)の横方向面において、径方向外側に向かって延びていることを特徴とする、請求項20記載の装置(10)。
  22. 前記前方摩擦ディスク(120)の駆動ラグ(148)と、後方摩擦ディスク(122)の駆動ラグ(160)とが、2回傾斜されており、これによって、横方向を向く径方向外側のこれらラグの自由端部分が、ほぼ共通平面にあることを特徴とする、請求項20記載の装置(10)。
  23. 前方摩擦ディスクまたは後方摩擦ディスクの一方(122)が、90度傾斜した少なくとも1つの駆動ラグ(160)を有し、このラグが、径方向外側に延び、次に後方摩擦ディスクまたは前方摩擦ディスクのうちの他方(120)の周辺から、径方向外側に延びる駆動ラグ(146)と反対の他方のディスク(120)の方向に軸方向に延び、ラグの自由端部(162)が、タービンホイール(30)に共に回転するよう接続された、ほぼ軸方向を向く、環状円筒形スカート(142)内に形成されたノッチ(146)において、径方向に延びていることを特徴とする、請求項2記載の装置(10)。
  24. タービンホイールに最も近い前方摩擦ディスク(122)が、ガイドワッシャー(170)と噛合しており、ガイドワッシャー(170)が、前方ディスクと形状の協働によって噛合する後方摩擦ディスクの円周部よりも小さい直径を有する円周部に沿って、タービンホイール(30)に共に回転するように固定されていることを特徴とする、請求項19記載の装置(10)。
  25. ロックアップクラッチ(16)が、タービンホイール(30)とピストン(50)との間に挟持されたトーションダンパーを有し、前方スカート(142、242)が、トーションダンパー(96)の入力部品(98)に属することを特徴とする、請求項14記載の装置(10)。
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