JP4352948B2 - ***画像撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、***画像を撮影する***画像撮影装置に関する。
放射線を用いて取得された画像は、診断のための医用画像として広く用いられており、近年では医用画像のデジタル化が実現されている。例えば、CR(Computed Radiography)装置は、被検体を透過した放射線を輝尽性蛍光体層が形成された蛍光体プレートに吸収させた後、この蛍光体プレートをレーザ光で走査して蛍光体層が蓄積している放射線エネルギーを蛍光として放射させ、この蛍光を光電変換して画像信号を得るものである。
従来、患者の放射線画像を撮影した場合には、撮影技師が撮影時の放射線曝射量や撮影部位方向等の撮影実施情報を管理用紙に記録しておき、後に管理者が管理用紙を回収して病院内の情報を管理する病院情報管理システム(以下、HIS;Hospital Information Systemという。)又は放射線科内の情報を管理する放射線科情報管理システム(以下、RIS;Radiology Information Systemという。)に撮影実施情報を入力してデータベース化し、患者毎の撮影管理を行っていた。しかしながら、この管理方法では、撮影の度に撮影実施情報を管理用紙に記録し、さらに記録された撮影実施情報をHISに入力するので、作業手順が煩雑であった。
近年では、撮影装置と、撮影装置の撮影動作を制御する制御装置とを通信ネットワークを介して接続し、制御装置において撮影装置からオンラインで撮影実施情報を取得して、HISへアップロードすることにより撮影管理作業を容易にする撮影システムが利用されている(例えば、特許文献1参照)。
図16を参照して、上記撮影システムについて説明する。
この輝尽性蛍光体を利用した撮影システムは、大きく分けて蛍光体プレートを内蔵して撮影と画像の読み取りの両方を行う専用タイプと、蛍光体プレートを収容した持ち運び可能なカセッテを用いるカセッテタイプとに分類される。このカセッテタイプの撮影方法について図16を参照して説明する。
図16に示すように、カセッテタイプの***画像撮影システムは、カセッテを用いて患者の医用画像を撮影する撮影装置と、カセッテから医用画像を読み取る読取装置と、この読取装置を制御して読み取られた医用画像を取得する制御装置と、から構成され、制御装置はHIS又はRISと通信可能に構成されている。
以上のように構成された撮影システムでは、撮影前に予めHIS/RISにおいて、医師からの依頼により、撮影対象の患者氏名、性別等の患者情報や、撮影部位、撮影方法等の撮影指示情報、その他検査情報等を含む撮影オーダ情報が発行され、制御装置に配信されている。制御装置では、撮影時に撮影オーダ情報がリスト表示される。
以下、この撮影システムにおける撮影のワークフローを説明する。
1)撮影技師は、制御装置においてリスト表示された撮影オーダ情報のうち、撮影を行う撮影オーダ情報を選択する。なお、撮影オーダ情報の選択は、撮影の前であってもよいし、撮影の後であってもよい。
2)撮影に使用するカセッテと撮影オーダ情報とを対応関係を明確にするために、撮影技師はカセッテ登録と呼ばれる作業を行う。カセッテには、カセッテを他のカセッテと識別するための識別情報(以下、カセッテIDという。)が設けられており、カセッテ登録作業では、選択された撮影オーダ情報に対応付けるカセッテのカセッテIDを制御装置に入力する。制御装置では、選択された撮影オーダ情報が表示されるとともに、選択された撮影オーダ情報と入力されたカセッテIDとが対応付けられる。なお、カセッテ登録は撮影後に行ってもよい。前者のようにカセッテ登録を撮影前に行う方式を前登録といい、後者のようにカセッテ登録を撮影後に行う方式を後登録という。
3)撮影技師は、表示された撮影オーダ情報により、撮影対象の患者や撮影部位等を確認して撮影装置により撮影を行う。撮影装置では、放射線が照射され放射線画像がカセッテに記録されるとともに、撮影実施情報が制御装置に送信される。
4)撮影技師は、カセッテを読取装置に装着し、読取を開始させる。読取装置では、カセッテから医用画像及びカセッテIDの読み取りが行われ、読み取られた医用画像及びカセッテIDが対応付けて制御装置に送信される。
5)制御装置において、選択された撮影オーダ情報に、撮影装置から送信された撮影実施情報とが対応付けられる。また、カセッテIDに基づいて、読取装置から送信された医用画像に撮影オーダ情報が対応付けられる。最終的には、医用画像に撮影オーダ情報と撮影実施情報とが対応付けられて、医用画像の付帯情報としてHIS又はRISに送信される。
特開2003−88515号公報
しかしながら、上記の方法では、撮影実施情報を対応付ける撮影オーダ情報を必ず撮影技師が選択しなければならず、その選択操作は煩雑であった。特に、***画像を撮影する場合には、1人の患者に対して、左***の上下方向、内外方向、右***の上下方向、内外方向と、異なる撮影部位及び撮影方向で複数回撮影を行うことが一般的である。この場合、撮影を行う毎に読取装置の方へ移動してカセッテを読取装置に投入後、また制御装置の方へ戻って撮影オーダ情報を選択して撮影装置の方へ移動しなければならず、撮影作業の効率が悪い。
本発明の課題は、***画像、撮影オーダ情報、撮影実施情報の各情報の対応付けを自動化し、***画像の撮影作業の効率化を図ることである。
請求項1に記載の発明は、***画像撮影装置において、
放射線源及び当該放射線源と被写体を挟んで対向する位置にあるFPDが被写体を中心に回転し、被写体の***を内外方向及び斜位方向から撮影可能に構成された撮影手段と、
前記撮影手段による撮影毎に、前記FPDに記録された***画像のデータを生成する生成手段と、
撮影対象が左右何れの***かを示す撮影部位の情報をユーザが入力するための入力手段と、
前記撮影手段の回転角度を検出し、その情報を前記制御手段に出力する角度検出手段と、
撮影時にユーザにより指定された撮影方向に応じて、前記撮影手段の回転角度を制御するとともに、一の撮影が行われる毎に、前記角度検出手段により出力された回転角度の情報に基づいて撮影部位を判断して撮影部位の情報を生成し撮影実施情報に含め当該撮影実施情報を前記生成手段により生成された***画像に対応付ける制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の***画像撮影装置において、
前記制御手段は、前記撮影手段の回転角度から撮影部位及び撮影方向の情報を生成して撮影実施情報に含め、当該撮影実施情報を前記生成手段により生成された***画像に対応付けることを特徴とする
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の***画像撮影装置において、
前記対応付けられた***画像及び撮影実施情報を、***画像、撮影実情報及び撮影オーダ情報の対応付けを行う制御装置に送信する通信手段を備えることを特徴とする。
発明によれば、***画像、撮影実施情報、撮影オーダ情報の各情報を対応付けるために必要な情報を***画像に対応付けることが可能となる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
〈第1の実施の形態〉
第1の実施の形態では、撮影実施情報に含まれる撮影部位及び撮影方向(以下、撮影部位方向という。)の情報をキー情報として、撮影オーダ情報と撮影実施情報とを対応付け、撮影オーダ情報に対応付けられたカセッテIDと、撮影された***画像に対応付けられたカセッテIDとに基づいて、***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報を自動的に対応付ける例を説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における***画像撮影システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、***画像撮影システム100は、***画像撮影装置10、制御装置30、読取装置50を備えて構成され、制御装置30に、***画像撮影装置10及び読取装置50が相互に情報の送受信が可能なように接続されている。
***画像撮影装置10は、患者の***を被写体として放射線を照射し、***の放射線画像を撮影するものである。本実施の形態では、カセッテを用いて撮影を行うタイプの撮影装置を適用した例を説明する。
図2に、***画像撮影装置10を示す。
図2に示すように、***画像撮影装置10は、放射線を照射して撮影を行う撮影部1と、支柱2と、本体部3とから構成される。撮影部1は患者の***の高さに合わせられるように支柱に沿って移動可能に(矢印Aで示す方向に移動可能に)構成され、さらに撮影方向を変更するために支持軸4を軸として回転可能に(矢印Bで示す方向に回転可能に)構成されている。回転は、撮影技師が手動で回転することも可能であるし、本体部3を操作して回転を指示することも可能である。
撮影部1には、放射線を発生する放射線源5と、***を載置するための撮影台6とが対向配置され、撮影台6に載置された***を挟み込むことにより***を圧迫するための圧迫板7が備えられる。撮影台6にはカセッテcを固定するためのカセッテホルダ(図示せず)が備えられ、撮影台6の上部にカセッテcを装着することができる。カセッテcは、蛍光体プレートを内蔵して被写体を透過した放射線を吸収し、その放射線画像を記録するものである。
また、撮影部1の内部には、支持軸4を回転軸として撮影部1が回転された角度を検出するための角度検出部8が備えられている。角度検出部8は、撮影時に検出された回転角度の情報を本体部3に出力する。すなわち、角度検出部8により撮影台6の回転角度を検出することにより、角度検出手段を実現することができる。
次に、図3を参照して、本体部3の内部構成を説明する。
図3に示すように、本体部3は、制御部3a、入力部3b、表示部3c、メモリ3d、通信部3eから構成される。
制御部3aは、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、メモリ3dから撮影プログラムや本発明に係る第1の撮影処理プログラムを読み出して当該プログラムとの協働により、例えば放射線源5における放射線照射タイミングや曝射量の調整、撮影部1の回転制御等、***画像撮影装置10の各部の撮影動作を統括的に制御する。また、制御部3aは、角度検出部8から撮影部1の回転角度の情報を入力されると、当該回転角度の情報に基づいて撮影部位方向を判別する。
図4を参照して撮影部位方向の判別例を説明する。図4(a)、(b)は、圧迫板7と撮影台6を被写体側から見た図である。図4(a)に示すように、撮影部1が回転していない定位置の角度を0度とすると、その状態から左***の斜位方向を撮影するために、例えば左回りに30度回転された場合、回転角度は“−30度”として検出される。また、図4(b)に示すように、右***の斜位方向を撮影するために、例えば右回りに30度回転された場合、回転角度は“+30度”として検出される。つまり、検出された回転角度の符号が“+”である場合は、撮影部位は左***であり、回転角度の符号が“−”である場合は、撮影部位は右***であると判別する。また、回転角度が定位置から0〜15度の場合は上下方向、15〜75度の場合は斜位方向、75〜90度の場合は内外方向と判別する。すなわち、制御部3aにおいて撮影部位及び/又は撮影方向を判別することにより判別手段を実現することができる。
制御部3aは、第1の撮影処理において、撮影後に撮影部1における撮影の実施結果、例えば放射線源5における管電圧(単位;kV)、管電流(単位;mA)の値、放射線曝射量(管電流値と曝射時間(秒)との積で示す。単位;mAs)、圧迫板7による圧迫圧(圧迫板7の移動距離で示す。単位;mm)、撮影部位方向(文字コードで示す。最初のコードで撮影部位を示し、R;右***、L;左***を示す。次のコードで撮影方向を示し、CC;上下方向、M;内外方向、MLO;斜位方向を示す。)等の各種情報を撮影実施情報として通信部3eを介して制御装置30に送信する。
入力部3bは、各種撮影条件を入力するためのキーを備えて構成され、操作されたキーに対応する操作信号を制御部3aに出力する。例えば、管電圧、管電流の値、撮影部1の回転角度の値を入力するための数字キー等の各種キーを備える。
なお、撮影したのは左***か右***かの撮影部位の情報を入力するための撮影部位キーや、撮影部1の回転角度を指示入力するための撮影方向キー等を備えることとしてもよい。この撮影方向キーは、上下方向、内外方向、斜め方向と各撮影方向に応じたキーが準備され、例えば内外方向キーが押下されると、自動的に内外方向を撮影する回転角度で撮影部1が回転される。この撮影方向キーを備えた場合は、押下された撮影方向キーにより指定された撮影方向を撮影実施情報に含めることとする。すなわち、入力部3bを操作して撮影部位方向の情報を入力することにより左右情報入力手段を実現することができる。
表示部3cは、図2に示すようにLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示ディスプレイ31cを備えて構成され、入力部3bからの入力情報、制御部3aによる処理結果などの各種表示情報を表示ディスプレイ31cに表示する。
メモリ3dは、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)から構成され、***画像の撮影プログラムや本発明に係る第1の撮影処理等の各種プログラムを格納する。また、制御部3aによる処理結果を一時記憶したり、撮影実施情報等の各種情報を記憶する。
通信部3cは、ネットワークインターフェイスカード(以下、NIC;Network Interface Cardという。)やモデム等の通信インターフェイスを備えて構成される。すなわち、通信部3cにより制御装置30に接続して撮影後にキー情報を含む撮影実施情報を送信することにより、通信手段を実現することができる。
次に、制御装置30について説明する。
図5に、制御装置30の機能的構成を示す。
図5に示すように、制御装置30は、制御部31、入力部32、表示部33、通信部34、RAM35、記憶部36を備えて構成される。
制御部31は、CPU等から構成され、記憶部36に格納されるシステムプログラムの他、本発明に係る第1の撮影処理プログラム(図7参照)等をRAM35に展開して、当該プログラムとの協働により処理動作を統括的に制御する。
制御部31は、第1の撮影処理において、***画像撮影装置10から送信された撮影実施情報に含まれる撮影部位方向の情報と、選択された患者の撮影オーダ情報に含まれる撮影部位方向の情報とに基づいて、撮影オーダ情報に撮影実施情報を対応付けてオーダファイル361に格納する。また、入力部32を介してカセッテIDが入力されると、撮影オーダ情報に当該カセッテIDを対応付けてオーダファイル361に格納し、読取装置50から***画像及び***画像に対応付けられたカセッテIDが送信されると、当該カセッテIDに基づいて、***画像に撮影オーダ情報及び撮影実施情報を対応付ける。すなわち、この制御部31において***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報を対応付けることにより、制御手段を実現することができる。
入力部32は、数字キー、文字キー、各種機能キーを含むキーボードや、表示部33と一体型に構成されるタッチパネルにより構成され、操作されたキーに対応する操作信号を制御部31に出力する。すなわち、入力部32を操作してカセッテIDを入力することにより入力手段を実現することができる。なお、カセッテIDをバーコード化してカセッテcに設けておき、制御装置30にバーコードリーダを備えてカセッテIDを入力することとしてもよい。
表示部34は、LCDやCRT(Cathode Ray Tube)等を備えて構成され、各種操作画面や、制御部31による処理結果等の各種表示情報を表示する。すなわち、この表示部34に、***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報の対応関係を確認するための確認画面(図9参照)を表示することにより、表示手段を実現することができる。
通信部34は、NIC、モデム等により構成され、外部機器との情報の送受信を行う。例えば、撮影前にはHISやRIS(図示せず)から撮影オーダ情報を受信し、撮影後には***画像撮影装置10から撮影実施情報を受信するとともに、読取装置50から***画像及び***画像に対応付けられたカセッテIDを受信する。
RAM35は、制御部31によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部36は、磁気的又は光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成され、システムプログラムの他、第1の撮影処理プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
記憶部36は、キー情報を含む撮影オーダ情報を記憶する記憶手段であり、撮影オーダ情報を更新可能に格納するオーダファイル361を備えている。オーダファイル361には、図6に示すように、撮影オーダ情報を個別に識別するための識別情報(以下、オーダIDという。)毎に、撮影オーダ情報を格納する。撮影オーダ情報には、撮影対象の患者の患者ID、氏名等の患者に関する情報(以下、患者情報という。)、撮影部位方向、撮影日等の撮影に関する情報(以下、撮影情報という。)等が含まれている。また、各撮影オーダ情報には、撮影オーダ情報の撮影に用いられたカセッテcのカセッテID、撮影実施情報が対応付けられている。
次に、読取装置50について説明する。
読取装置50は、カセッテcに記録されている***画像の読み取りを行うものである。読取装置50は、NICやモデム等の通信手段(図示せず)を備えて構成され、カセッテcから医用画像とカセッテIDとを読み取って、当該読み取られた医用画像にカセッテIDを対応付けて制御装置40に送信する。
次に、第1の実施の形態による動作を説明する。
第1の実施の形態では、撮影部位方向をキー情報として撮影オーダ情報と撮影実施情報とを対応付け、カセッテIDに基づいて撮影オーダ情報と***画像とを対応付ける例を説明する。
図7を参照して、***画像撮影システム100により行われる第1の撮影処理を説明する。なお、通常、***画像を撮影する際には、同一部位方向で重複撮影することは無いため、本実施の形態では、一の患者に対して複数の撮影オーダ情報が有る場合は、各撮影オーダ情報の撮影部位方向は全て異なる部位方向であることとする。
図7に示す第1の撮影処理では、制御装置30において、オーダファイル361に格納された撮影オーダ情報に基づいて、表示部33に撮影予定の患者がリスト表示される。リスト表示された患者のうち、撮影技師が入力部32を介して撮影対象の患者を選択入力すると、制御装置30では、選択された患者に対応する撮影オーダ情報がリスト表示される(ステップS1)。
次いで、ステップS2では、撮影に用いるカセッテcのカセッテ登録が行われる。まず撮影技師が撮影に用いるカセッテcのカセッテIDを入力部42を介して制御装置30に入力すると、制御装置30では、リスト表示された撮影オーダ情報のうち、先頭に表示された撮影オーダ情報に、入力されたカセッテIDが対応付けられてオーダファイル361に格納される。ここで、選択された患者には、左***、右***のそれぞれに対して上下方向、内外方向と、撮影部位方向が全て異なる撮影オーダ情報が4つあり、4撮影分のカセッテ登録をまとめて行ったとして以下の説明を行う。
次いで、撮影技師は、カセッテ登録されたカセッテcを持って***画像撮影装置10が設置されている撮影室へ移動し、***画像撮影装置10にカセッテcをセットして撮影指示を入力する。***画像撮影装置10では、撮影指示に応じて放射線が照射され撮影が行われる(ステップS3)。上述した例で説明すると、4つの異なる撮影部位方向に応じて4撮影分のカセッテ登録がまとめて行われているので、撮影部位方向を変える毎にカセッテcを交換しながら4回分の撮影を連続して行う。
***画像撮影装置10では、撮影が行われる毎に撮影部位方向の情報をキー情報として撮影実施情報が生成され、撮影部位方向の情報を含む撮影実施情報が制御装置30に送信される(ステップS4)。制御装置30では、撮影実施情報が受信されると、撮影実施情報に含まれている撮影部位方向の情報と、選択された患者の撮影オーダ情報に含まれる撮影部位方向の情報とに基づいて、撮影オーダ情報に撮影実施情報が対応付けられてオーダファイル361に記憶される(ステップS5)。
例えば、図8に示すように、選択された一の患者に対し、撮影部位方向が異なる、A(撮影部位方向;RCC)、B(撮影部位方向;RM)、C(撮影部位方向;LCC)、D(撮影部位方向;LM)の撮影オーダ情報があり、***画像撮影装置10における撮影がRM、RCC、LCC、LMの順番で行われた場合、撮影順にそれぞれの撮影部位方向の情報を含んだ撮影実施情報W〜Zが制御装置30に送信される。制御装置30では、撮影部位方向が一致するように、撮影オーダ情報Bと撮影実施情報W、撮影オーダ情報Aと撮影実施情報X、撮影オーダ情報Cと撮影実施情報Y、撮影オーダ情報Dと撮影実施情報Zが順次対応付けられる。
撮影が終了すると、撮影技師は撮影済みのカセッテcを持って読取装置50の方へ移動する。そして、撮影済みのカセッテcを順次読取装置50に投入し、読み取り指示を入力すると、読取装置50では、カセッテcから***画像及びカセッテIDが読み取られる(ステップS6)。読み取られたカセッテIDは***画像のヘッダ領域に書き込まれ、***画像にカセッテIDが対応付けられる。そして、カセッテIDが対応付けられた***画像は、***画像が読み取られた順に読取装置50から制御装置30に送信される(ステップS7)。
制御装置30において読取装置50から***画像が受信され、画像DB362に格納されると、制御装置30において、受信された***画像のヘッダ領域からカセッテIDが読み出され、当該読み出されたカセッテIDと、撮影オーダ情報に対応付けられたカセッテIDとに基づいて、***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報が対応付けられる(ステップS8)。
例えば、図8に示すように、制御装置30において、撮影オーダ情報AにカセッテID10101、撮影オーダ情報BにカセッテID10102、撮影オーダ情報CにカセッテID10103、撮影オーダ情報DにカセッテID10104が対応付けられており、読取装置50において、***画像のデータファイルmam1.jpgにカセッテID10102、***画像mam2.jpgにカセッテID10103、***画像mam3.jpgにカセッテID10101、***画像mam4.jpgにカセッテID10104が対応付けられた場合、カセッテIDに基づいて、***画像mam1.jpgには撮影オーダ情報B及び撮影実施情報Wが対応付けられ、***画像mam2.jpgには撮影オーダ情報C及び撮影実施情報Y、***画像mam3.jpgには撮影オーダ情報A及び撮影実施情報X、***画像mam4.jpgには撮影オーダ情報D及び撮影実施情報Zが対応付けられる。
つまり、一の患者に対して複数の撮影を行うときに、その複数の撮影の撮影部位方向が全て異なる場合は、複数撮影分のカセッテ登録をまとめて行って複数撮影を連続して行うことができる。
読取装置50においてカセッテcの読取が終了すると、撮影技師は、制御装置30の操作に戻る。制御装置30では、***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報の対応付けが終了すると、当該対応付けられた***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報を確認するための確認画面331(図9参照)が表示部33に表示され、対応関係の確認が行われる(ステップS9)。
図9に示すように、確認画面331では、画面上部に撮影された患者の患者情報d1が表示され、画面右側には撮影された***のサムネイル画像d2と、患者の撮影オーダ情報d3と、撮影実施情報d4とが対応付けて表示される。表示された撮影オーダ情報のうち、サムネイルの***画像を拡大表示したい撮影オーダ情報を選択すると、画面左側の表示領域に選択された撮影オーダ情報に対応する***画像d5が拡大表示される。
撮影技師は、上記確認画面331において、撮影された***画像を観察してその撮影部位方向から***画像、撮影オーダ情報、撮影実施情報の対応関係を確認し、対応がとれていれば画面下部に表示されているOKボタンd6を押下する。
このとき、撮影技師が表示された***画像における撮影部位方向を容易に判別できるように、図10に示すような部位方向指定器70を撮影時に使用することとしてもよい。この部位方向指定器70は、図10(a)に示すように、例えばプラスチック等の放射線透過物質からなる角柱状の容器71の内部に、鉛等の放射線吸収物質からなる金属球72が装入されており、金属球72は容器71の一端から他端へ滑らかに移動することができるように構成されている。また、容器71の上面にはその外縁を縁取る枠73が形成されており、この枠73は鉛等の放射線吸収物質から構成されている。
さらに、容器71の下部には部位方向指定器70をカセッテc、撮影台6又は圧迫板7に装着させるための接着テープ74が貼着されている。なお、部位方向指定器70を脱着できるのであれば接着テープに限らず、粘着テープ等の他の部材を適用してもよく、その細部構成は特に限定しない。
撮影時には、撮影部位方向に応じて上記部位方向指定器70を、撮影に用いるカセッテc、***画像撮影装置10の撮影台6又は圧迫板7に装着することにより、撮影画像における撮影部位方向の判別が容易となる。この部位方向指定器70を用いた撮影部位方向の判別例について図11、図12を参照して説明する。
まず、図11を参照して上下方向(CC)で撮影を行う場合から説明する。ここでは、カセッテcの上面に部位方向指定器70を装着した場合について説明する。
図11(a)に、撮影前にカセッテcを撮影台6にセットした状態を示す。このとき、カセッテcにおいて被写体M側と対向する位置に部位方向指定器70を装着するが、左***を撮影する場合は被写体から見て左側に、右***を撮影する場合は被写体から見て右側に部位方向指定器70を装着する。
この状態で上下方向で撮影を行うと、左***を撮影した場合は図11(b)に示すような左***画像が得られ、右***を撮影した場合は図11(c)に示すような右***画像が得られる。各画像において、放射線吸収物質から構成される金属球72、枠73が撮影された領域は低濃度となり、放射線透過物質から構成される容器71が撮影された領域は高濃度となる。
図11(b)、(c)に示す2つの画像は、被写体画像が同様の形状をしているため、一見しただけでは撮影された***の左右の判別がつかない。しかしながら、部位方向指定器70を用いることにより、図11(b)に示すように、撮影画像中の被写体画像の領域側を被写体側とみなすと、左***画像において被写体側から見てカセッテcの左側に部位方向指定器70が装着されていることから、撮影部位が左***であることが容易に判別できる。また、部位方向指定器70の金属球72は枠内のほぼ中心に位置していることから、カセッテcがほぼ水平な状態で撮影が行われたことが推定され、撮影方向は上下方向であると判別できる。
同様に、図11(c)に示す右***画像においても、被写体側から見てカセッテcの右側に部位方向指定器70が装着されているので、撮影部位が右***であることが容易に判別できる。また、部位方向指定器70における金属球72の位置から撮影方向が上下方向であることも判別できる。
次に、図12を参照して、内外方向(M)で撮影を行う場合を説明する。
図12(a)に、撮影前にカセッテcを撮影台6にセットした状態を示す。内外方向の場合も上下方向のときと同様に、カセッテcにおいて被写体M側と対向する位置に部位方向指定器70を装着し、かつ左***を撮影する場合は被写体から見て左側に、右***を撮影する場合は被写体から見て右側に部位方向指定器70を装着する。
部位方向指定器70を撮影部位方向に合わせてカセッテcに装着後、撮影部位方向に応じて撮影部1を回転させて撮影を行うと、左***を撮影した場合は図12(b)に示す左***画像が得られ、右***を撮影した場合は図12(c)に示す右***画像が得られる。この図12(b)、(c)に示す2つの画像は、撮影された被写体の位置が異なるだけであるため、一見しただけでは撮影された***の左右の判別がつかない。しかしながら、上下方向の場合と同様に、部位方向指定器70を用いることにより、図12(b)に示す左***画像では、被写体側から見て左側に部位方向指定器70が装着されているので、撮影部位が左***であることが容易に判別できる。また、部位方向指定器70における金属球72が端部に位置していることから、カセッテcが垂直な状態で撮影が行われたことが推測され、撮影方向が内外方向であったことが判別できる。
同様に、図12(c)に示す右***画像においても、被写体側から見てカセッテcの右側に部位方向指定器70が装着されているので、撮影部位が右***であることを容易に判別することができる。また、部位方向指定器70における金属球72の位置から撮影方向が内外方向であったことも判別できる。
なお、図10(a)に示した部位方向指定器70はその一例であり、放射線吸収物質からなる物体が、撮影方向に応じて移動するように構成されているのであれば、これに限らない。例えば、図10(b)に示すように、略長方形の容器の内部に水銀を封入し、水を媒体として水銀が一端から他端に移動可能に構成することとしてもよい。
また、カセッテcに部位方向指定器70を装着する例で説明したが、撮影台6の裏面や圧迫板7の上面に部位方向指定器70を装着して、***画像における撮影部位方向を判別することとしてもよい。
このようにして、部位方向指定器70を用いた場合、制御装置30で表示される確認画面331では、図11(b)、(c)、図12(b)、(c)で示したような部位方向指定器70も共に撮影された***画像が表示され、この確認画面331において表示された***画像から、撮影技師は容易にその撮影部位方向を判別することができ、***画像、撮影オーダ情報、撮影実施情報の対応関係の確認が非常に容易となる。***画像の撮影では、左右の***に対して複数方向から撮影を行うことが多いため、特に部位方向指定器70を使用して撮影部位方向を判別することは有用であり、***画像の取り違えを防止することができる。
次いで、制御装置40では、確認画面331においてOKボタンd6が押下されると、次の撮影対象の患者の選択画面が表示部33に再表示される。撮影技師は、次の患者の撮影に移る場合は、患者の選択画面において撮影対象の患者を選択し、撮影を終了する場合は撮影終了を指示入力する。
ステップS10では、制御装置30において、次に撮影する患者が選択されたか否かが判別される。患者が選択された場合(ステップS10;Y)、ステップS2に戻って選択された患者の撮影が繰り返され、患者が選択されない場合は(ステップS10;N)、本処理を終了する。処理終了後、***画像は画像保存用のデータベースに保存されるが、このとき***画像とともに、***画像に対応付けられた撮影オーダ情報、撮影実施情報が***画像の付帯情報として所定のデータベースに保存される。
以上のように、撮影部位方向の情報をキー情報として、撮影オーダ情報と撮影実施情報とを対応付け、カセッテIDに基づいて撮影オーダ情報と撮影された***画像とを対応付けることにより、***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報を対応付けるので、撮影技師が撮影時に撮影実施情報を対応付ける撮影オーダ情報を選択しておく選択操作を省略することができ、撮影作業の効率化を図ることができる。
一般に、集団検診などでは、左右***斜位方向の2枚を撮影することが多い。この場合、撮影部1の回転角度情報から左右どちらの***が撮影されたかだけでも判別できれば、撮影オーダ情報と撮影実施情報との自動対応付けが可能であるので、特に有効である。
また、カセッテIDに基づいて撮影オーダ情報と***画像を対応付けるので、同一患者における複数の撮影が全て異なる撮影部位方向である場合は、その複数の撮影を連続して行うことができ、撮影作業中、制御装置、***画像撮影装置、読取装置の各装置への撮影技師の移動がそれぞれ1回づつで済むので、技師の撮影作業の負担が軽減される。
また、部位方向指定器70を撮影時に使用した場合、撮影された***画像から撮影部位方向を容易に判別することができるので、撮影技師は、制御装置30により対応付けられた***画像、撮影オーダ情報、撮影実施情報の対応関係を容易に確認することができる。さらに、部位方向指定器70を脱着可能な構成としたので、カセッテcや***画像撮影装置30の構成を変えることなく、容易に撮影部位方向を判別することができ、コストを抑えながら撮影作業の効率化を図ることが可能となる。
なお、本実施の形態における記述内容は、本発明を適用した***画像撮影システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上述した説明では、同一患者における複数の撮影が全て異なる撮影部位方向であることを前提として、***画像、撮影オーダ情報、撮影実施情報の対応付けを行う例を説明したが、同一患者における複数の撮影に、同一の撮影部位方向の撮影が含まれている場合は、制御装置30において一撮影分のカセッテ登録を行って***画像撮影装置10で撮影を一回行い、すぐ読取装置50により画像読み取りを行うというワークフローで撮影作業を行う。これにより、同一の撮影部位方向の撮影が含まれている場合でも、制御装置30において各情報の対応付けが自動的に行われ、撮影実施情報を対応付ける撮影オーダ情報を選択する操作を省略することができる。
また、上述した説明では、カセッテ登録を前登録で行う例を説明したが、後登録であってもよい。後登録の場合、撮影対象の患者を選択した後、カセッテ登録を行わずに***画像撮影装置10において撮影を行い、読取装置50における画像読取が終了した後に、制御装置30においてカセッテ登録を行う。制御装置30では、前登録の場合と同様に、選択された患者の撮影オーダ情報のうち、先頭の撮影オーダ情報にカセッテIDが対応付けられる。
また、***画像撮影装置10の撮影台6にバーコードリーダを備え、撮影時に撮影台6にカセッテcを装着した際にこのバーコードリーダによりカセッテcに設けられているカセッテIDを読み取って***画像撮影装置10に入力することとしてもよい。***画像撮影装置10では、入力されたカセッテIDと、撮影実施情報とを対応付けて制御装置30に送信する。これにより、制御装置10では、カセッテ登録された撮影オーダ情報と、***画像撮影装置10から送信された撮影実施情報、読取装置50から送信された***画像とを、カセッテIDに基づいて直接対応付けることができる。
また、***画像撮影装置10に角度検出部8が設置されていない場合は、撮影毎に撮影技師が入力部32を介して撮影部位方向の情報を入力することとしてもよい。
その他、第1の実施の形態における***画像撮影システム100の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態では、撮影部位方向の情報をキー情報として、撮影オーダ情報に撮影実施情報を対応付け、カセッテIDを用いずに***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報を対応付ける例を説明する。
第2の実施の形態における***画像撮影システムのシステム構成は、第1の実施の形態で説明した***画像撮影システム100と同一であるので、各構成部には同一の符号を付し、その図示を省略して異なる機能部分についてのみ説明する。
制御装置30の制御部31は、記憶部36から第2の撮影処理プログラム(図13参照)を読み出してRAM35に展開し、当該プログラムとの協働により処理動作を統括的に制御する。第2の撮影処理では、***画像撮影装置10から送信された撮影実施情報に含まれる撮影部位方向の情報と、撮影オーダ情報に含まれる撮影部位方向の情報とに基づいて、撮影オーダ情報に撮影実施情報を対応付けてオーダファイル361に格納する。そして、撮影実施情報が対応付けられた順序、つまり撮影順と、読取装置50から***画像が受信される順序、つまり読取順とが一致するように、当該***画像に撮影オーダ情報及び撮影実施情報を対応付ける。
記憶部36は、システムプログラムの他、第2の撮影処理プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
次に、第2の実施の形態による動作を説明する。
図13を参照して、***画像撮影システム100により実行される第2の撮影処理を説明する。なお、第1の実施の形態と同様に、一の患者に対して複数の撮影オーダ情報が有る場合は、各撮影オーダ情報の撮影部位方向は全て異なる部位方向であることを前提として説明する。
図13に示す第2の撮影処理では、制御装置30において、オーダファイル361に格納された撮影オーダ情報に基づいて、表示部33に撮影予定の患者がリスト表示される。このリスト表示された患者のうち、撮影技師が入力部32を介して撮影対象の患者を選択入力すると、制御装置30では、選択された患者に対応する撮影オーダ情報がリスト表示される(ステップT1)。ここでは、選択された患者には、左右の***のそれぞれに対し、上下方向、内外方向の撮影が指示された4つの撮影オーダ情報がリスト表示されたこととする。
次いで、撮影技師は***画像撮影装置10の方へ移動し、カセッテcを撮影台6にセットして入力部3bを操作して撮影指示を入力する。撮影時には、第1の実施の形態で説明した部位方向指定器70を使用することとしてもよい。その使用方法、効果などは第1の実施の形態で説明したことと同様であるので説明は省略する。***画像撮影装置10では、1回分の撮影、つまり一の撮影部位方向の撮影が行われ(ステップT2)、その撮影実施情報が制御装置30に送信される(ステップT3)。
制御装置30では、撮影実施情報に含まれる撮影部位方向の情報に基づいて、撮影オーダ情報と撮影実施情報とが対応付けられる(ステップT4)。例えば、図14に示すように、選択された一の患者に対し、それぞれ撮影部位方向が異なるA(撮影部位方向;RCC)、B(撮影部位方向;RM)、C(撮影部位方向;LCC)、D(撮影部位方向;LM)の撮影オーダ情報があり、***画像撮影装置10における撮影がRM、RCC、LCC、LMの順番で行われた場合、撮影部位方向に基づいて、制御装置30では、撮影オーダ情報Bと撮影実施情報W、撮影オーダ情報Aと撮影実施情報X、撮影オーダ情報Cと撮影実施情報Y、撮影オーダ情報Dと撮影実施情報Zが、順次対応付けられることとなる。
一方、撮影技師は撮影済みのカセッテcを持って読取装置50の方へ移動し、カセッテcを読取装置50に投入して読取指示を入力する。すなわち、一撮影毎に読取を行う。読取装置50では、カセッテcから***画像が読み出され(ステップT5)、読み出された***画像は制御装置30に送信される(ステップT6)。制御装置30では、読取装置40から***画像が受信されると、当該受信された***画像に、***画像が受信される直前に撮影実施情報が対応付けられた撮影オーダ情報が対応付けられる(ステップT7)。すなわち、撮影順と読取順が一致するように、***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報が対応付けられる。
例えば、上述した例で説明すると、図14に示すように、1番目の撮影における撮影実施情報Wが対応付けられている撮影オーダ情報Bには1番目に読み取られた***画像のデータファイルmam1.jpgが対応付けられる。
読取装置50において***画像の読み取りが終了すると、撮影技師は、未撮影のカセッテcを持って再度***画像撮影装置10の方へ移動し、当該カセッテcを用いて次の撮影部位方向の撮影を行う。***画像撮影装置10では、次の撮影が指示されたか否かが判別され(ステップT8)、次の撮影が指示された場合は(ステップT8;Y)、ステップT2へ移行して1回分の撮影が行われる。このようにして、一の患者の全ての撮影部位方向の撮影が終了するまで、ステップT2〜T8の処理が繰り返される。
そして、全ての撮影部位方向の撮影が終了すると、***画像と撮影オーダ情報及び撮影実施情報との対応関係を確認するために、撮影技師は制御装置30の方へ戻る。制御装置30では、一の患者に対する全ての撮影オーダ情報に***画像及び撮影オーダ情報が対応付けられると、図9に示した確認画面331が表示部33に表示され、対応付けられた***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報の対応関係の確認が行われる(ステップT9)。確認画面331は、第1の実施の形態で説明した画面構成と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
撮影技師は、上記確認画面331において、撮影された***画像を観察してその撮影部位方向から***画像、撮影オーダ情報、撮影実施情報の対応関係を確認し、対応がとれていれば画面下部に表示されているOKボタンd6を押下する。
制御装置40では、確認画面331においてOKボタンd6が押下されると、次の撮影対象の患者の選択画面が表示部33に再表示される。撮影技師は、次の患者の撮影に移る場合は、患者の選択画面において撮影対象の患者を選択し、撮影を終了する場合は撮影終了を指示入力する。
制御装置30では、次に撮影する患者が選択されたか否かが判別される(ステップT10)。患者が選択された場合(ステップT10;Y)、ステップT2に戻って選択された患者の撮影を繰り返し、患者が選択されない場合は(ステップT10;N)、本処理を終了する。処理終了後、***画像は、画像保存用の所定のデータベースに保存されるが、このとき***画像とともに、***画像に対応付けられた撮影オーダ情報、撮影実施情報が***画像の付帯情報として所定のデータベースに保存される。
以上のように、選択された一の患者に撮影部位方向が異なる複数の撮影オーダ情報が有る場合、カセッテcを用いて一の部位方向の撮影を行った後、すぐに読取装置50においてそのカセッテcから***画像の読み取りを行うことにより、制御装置30では、撮影部位方向の情報をキー情報として、撮影オーダ情報と撮影実施情報が対応付けられるとともに、撮影順と読取順が一致するように***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報が自動的に対応付けられるので、カセッテIDを使用することなく、***画像、撮影オーダ情報、撮影実施情報の対応付けを行うことができる。従って、カセッテ登録の作業を省略することができる。
また、従来の撮影では、制御装置30において撮影する撮影オーダ情報を選択後、***画像撮影装置10の方へ移動して撮影を行い、次いで読取装置50の方へ移動して***画像の読み取りを行うと、再度制御装置30の方へ移動して撮影オーダ情報の選択を行わなければならず、撮影技師の移動が多くなるため作業が煩雑であったが、第2の実施の形態では、***画像撮影装置10において1回撮影を行うと、制御装置30において撮影オーダ情報と撮影実施情報とが自動的に対応付けられ、読取装置50において***画像の読み取りを行うと、制御装置30において読み取られた***画像と撮影オーダ情報及び撮影実施情報が自動的に対応付けられるので、撮影技師は、一の患者に対する全ての撮影が終了するまで、制御装置30の方へ戻らず、***画像撮影装置10と読取装置50との間を往復すればよいので、撮影作業の効率が良い。
また、***画像の読み取りは一の撮影毎に行われるので、カセッテcにどの撮影部位方向の***画像が記録されているのかを撮影技師が記憶したり、用紙に記録したりする必要がなく、撮影技師の作業に対する負担を軽減させることができる。
なお、第1及び第2の実施の形態における記述内容は、本発明を適用した***画像撮影システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、***画像撮影装置10において、撮影毎に撮影順を示す撮影番号を発行し、当該撮影番号をキー情報として撮影実施情報に含めて制御装置30に送信し、制御装置30において、撮影技師により入力された撮影オーダ情報の撮影順をキー情報として撮影オーダ情報と対応付けてオーダファイル361に記憶しておき、当該撮影順をキー情報として撮影オーダ情報と撮影実施情報とを対応付けることとしてもよい。
また、***画像撮影装置10において、撮影部1の回転角度に基づいてその撮影部位方向を判別することとしたが、これに限らず、***画像撮影装置10で検出された回転角度の情報を制御装置30に送信し、制御装置30において、回転角度の情報に基づいてその撮影部位方向を判別することとしてもよい。
また、撮影オーダ情報と***画像と対応付けるために、撮影部位方向を特定するための鉛板を用いて***画像撮影装置10により撮影を行い、制御装置30においてこの鉛板もともに撮影された***画像を画像解析して撮影部位方向を特定することにより、撮影オーダ情報と***画像とを対応付けることとしてもよい。
例えば、図15(a)に示すように、撮影に用いるカセッテcの上面で被写体と対向する位置に鉛板p1、p2を装着する。鉛板p1は、撮影部位を指定するためのものであり、鉛板p2は、撮影方向を指定するためのものである。鉛板p1は略長方形に形成され、鉛板p2は鉛板p1の長辺の約1/3の長さを辺とする略立方体に形成される。
まず、撮影部位を指定する場合の鉛板p1の装着例を説明する。左***を撮影する場合、この鉛板p1を被写体から見て左側に装着し、右***を撮影する場合にはこの鉛板p1を被写体からみて右側に装着する。
次に、撮影方向を指定する場合の鉛板p2の装着例を説明する。上下方向(CC)を撮影する場合には、鉛板p2を鉛板p1の下部左側に装着する。そして、斜位方向(MLO)を撮影する場合には、鉛板p2を鉛板p1の下部中央に装着し、内外方向(M)を撮影する場合には、鉛板p2を鉛板p1の下部右側に装着する。
図15(b)〜(d)に、鉛板p1、p2を撮影部位方向に応じてカセッテcに装着して撮影を行った結果、得られた***画像を示す。図15(b)〜(d)は左***の撮影画像であり、図15(b)は上下方向で、図15(c)は斜位方向で、図15(d)は内外方向で撮影された画像である。図15(b)〜(d)に示すように、撮影画像上では、鉛板p1、p2が撮影された領域は放射線が透過しないため低濃度となり、高濃度の素抜け部分と区別可能となるため、その鉛板p1、p2が撮影された画像パターンは、撮影部位方向に特徴的な画像パターンとなる。
このように、鉛板p1、p2で撮影部位方向が指定された***画像を制御装置30がパターン認識し撮影部位方向を判別する。撮影部位方向が判別されると、この撮影部位方向をキー情報として、撮影オーダ情報と***画像とを対応付けることができる。なお、読取装置50に画像のパターン認識機能を備えて、撮影部位方向の判別を読取装置50側で行うこととしてもよいが、***画像撮影システムのシステム構成が、複数の制御装置30、読取装置50が通信ネットワークで接続される場合には、主に***画像を読み取ることが多い読取装置にパターン認識機能を備えることが好ましい。
また、第1の実施の形態で説明した部位方向指定器70が撮影された***画像において、上下方向、斜位方向、内外方向の各方向で撮影された金属球72の撮影位置をパターン認識することにより、撮影部位方向を判別することとしてもよいが、上記鉛板p1、p2は、一般に放射線画像撮影におけるマーカーとして広く用いられているものであるので、汎用性が高い。
また、上述した***画像撮影システム100では、カセッテcを用いて撮影を行う***画像撮影装置10の例を示したが、カセッテcを用いずに他の放射線検出器を***画像撮影装置10に備え、***画像撮影装置10において撮影と***画像の読み取りの両方を行うこととしてもよい。
他の放射線検出器としては、フラットパネルディテクタ(以下、FPD;Flat Panel Detector)、蛍光体プレート等が挙げられる。FPDは、照射された放射線の強度に応じた電荷を生成する放射線検出素子と、この放射線検出素子により生成された電荷を蓄積するコンデンサとが2次元的に配列されたものである。このFPDを撮影台6に設置し、FPDにより得られた画像信号を本体部3に出力して本体部3において画像データを生成する。また、蛍光体プレートを用いる場合は、蛍光体プレートにレーザ光を照射して蓄積された放射線エネルギーを蛍光として検出し、光電変換して画像信号を得る読取部を設ける。
***画像撮影装置10において撮影及び読み取りを行う構成とした場合、撮影されて読み取られた***画像に撮影実施情報が対応付けられて制御装置30に送信される。制御装置30では、撮影実施情報に含まれる撮影部位方向の情報に基づいて、撮影オーダ情報と撮影実施情報を対応付けられる。すなわち、一の撮影が行われる毎に、撮影部位方向をキー情報として、***画像、撮影オーダ情報、撮影実施情報が対応付けられるので、撮影技師が制御装置30において撮影の度に撮影実施情報を対応付ける撮影オーダ情報を選択する操作作業を省略することができ、撮影作業の効率化を図ることができる。
その他、第1及び第2の実施の形態における***画像撮影システム100の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明を適用した実施の形態の***画像撮影システム100のシステム構成を示す図である。 ***画像撮影装置10の外観図である。 本体部3の機能的構成を示す図である。 検出された撮影部1の角度情報から撮影部位方向を判別する例を示す図である。 制御装置30の機能的構成を示す図である。 オーダファイル361のデータ構成例を示す図である。 第1の実施の形態における***画像撮影システム100で実行される第1の撮影処理を説明するフローチャートである。 第1の撮影処理における***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報の対応付けを説明するフローチャートである。 ***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報の対応関係を確認するための確認画面331である。 (a)は、***画像において撮影部位方向を判別しやすくするための部位方向指定器70の一例を示す図であり、(b)は部位方向指定器70の他の構成例を示す図である。 (a)は、カセッテcへの部位方向指定器70の設置例を示す図であり、(b)は部位方向指定器70が設置されて上下方向で撮影された左***画像を示す図であり、(c)は部位方向指定器70が設置されて上下方向で撮影された右***画像を示す図である。 (a)は、カセッテcへの部位方向指定器70の設置例を示す図であり、(b)は部位方向指定器70が設置されて内外方向で撮影された左***画像を示す図であり、(c)は部位方向指定器70が設置されて内外方向で撮影された右***画像を示す図である。 第2の実施の形態における***画像撮影システム100で実行される第2の撮影処理を説明するフローチャートである。 第2の撮影処理における***画像、撮影オーダ情報及び撮影実施情報の対応付けを説明する図である。 鉛板p1、p2を用いて撮影された***画像から撮影部位方向を判別する例を示す図である。 従来の撮影システムのシステム構成を示す図である。
符号の説明
100 ***画像撮影システム
10 ***画像撮影装置
1 撮影部
3 本体部
3a 制御部
6 撮影台
8 角度検出部
30 制御装置
31 制御部
32 入力部
33 表示部
34 通信部
35 RAM
36 記憶部
361 オーダファイル
362 画像DB
50 読取装置
70 部位方向指定器

Claims (3)

  1. 放射線源及び当該放射線源と被写体を挟んで対向する位置にあるFPDが被写体を中心に回転し、被写体の***を内外方向及び斜位方向から撮影可能に構成された撮影手段と、
    前記撮影手段による撮影毎に、前記FPDに記録された***画像のデータを生成する生成手段と、
    撮影対象が左右何れの***かを示す撮影部位の情報をユーザが入力するための入力手段と、
    前記撮影手段の回転角度を検出し、その情報を前記制御手段に出力する角度検出手段と、
    撮影時にユーザにより指定された撮影方向に応じて、前記撮影手段の回転角度を制御するとともに、一の撮影が行われる毎に、前記角度検出手段により出力された回転角度の情報に基づいて撮影部位を判断して撮影部位の情報を生成し撮影実施情報に含め当該撮影実施情報を前記生成手段により生成された***画像に対応付ける制御手段と、
    を備えることを特徴とする***画像撮影装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮影手段の回転角度から撮影部位及び撮影方向の情報を生成して撮影実施情報に含め、当該撮影実施情報を前記生成手段により生成された***画像に対応付けることを特徴とする請求項1に記載の***画像撮影装置。
  3. 前記対応付けられた***画像及び撮影実施情報を、***画像、撮影実情報及び撮影オーダ情報の対応付けを行う制御装置に送信する通信手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の***画像撮影装置。
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