JP4351885B2 - 防振マウント装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車にパワープラントを搭載するための防振マウント装置に関し、特に、該パワープラントのロール方向の揺動を規制するためのトルクロッドを一体的に備える場合のレイアウトの技術分野に属する。
従来より、例えば特許文献1に開示されるように、エンジン及び変速機が直列に配置されたパワープラントの長手方向(クランク軸の延びる方向)両端部を、それぞれ、エンジンルームの左右両端側に位置する車体サイドフレームに対して2つのマウント部材(防振マウント装置)により弾性的に支持するようにしたものがある。このようなマウント部材はパワープラントの重量の殆どを受け持つことになるので、少なくとも上下方向について或る程度高い動バネを要求され、エンジン振動の吸収・遮断という点で不利な面もある。
すなわち、エンジンのアイドル運転時等にトルク変動によって主にロール慣性主軸(以下、単にロール軸という)の周りに発生する振動は、その振幅こそあまり大きくはないが、人間が不快に感じる低周波域のものなので、マウント部材において吸収し車体への伝達を防止することが望ましい。
そこで、一般に、前記左右両側のマウント部材をパワープラントのロール軸にできるだけ近接させて配置する慣性主軸マウントが採用される。こうすれば、マウント部材が上下方向に或る程度硬い(高い動バネを有する)ものであっても、ロール軸周りの動バネは柔らかなものとなり、これによりアイドル振動の車体への伝達が抑えられる。
しかしながら、そのようにロール軸周りの動バネを柔らかくすると、例えば急加速時等のようにエンジンの駆動出力(トルク)が大きく変動するときに、その反力(トルク)によってパワープラント全体が大きくロール軸周りに回動(ローリング)してしまい、これにより周囲の部品との干渉の問題が生じたり、或いは、マウント部材のゴム部に過大な変形を生じて耐久性が損なわれる虞れがある。そこで、一般的な慣性主軸マウントでは、パワープラントの左右に配置した主マウント部材の他に、例えば特許文献2に開示されるように、その前後に1つずつ別のマウント部材(同文献にはフロントマウント、リヤマウントと記載)を設けて、当該パワープラントのローリングを規制するようにしている。
また、例えば特許文献3に開示されるように、左右のマウント部材によるパワープラントの支持点をやや高めに設定して、該パワープラント全体を振り子(ペンデュラム)のように揺動可能に支持するとともに、その揺れを規制するためのトルクロッドをパワープラントの下端部と車体側とを連結するように独立に設ける構造も知られている(以下、3点ペンデュラムマウントと呼ぶ)。この3点ペンデュラムマウントでは、上述した一般的な慣性主軸マウントに比べてパワープラントの荷重の支持点がロール軸から離れているため、アイドル振動の低減についてやや不利になるきらいはあるが、駆動反力(トルク)が作用したときには、パワープラントのロール軸周りの回動が左右のマウント部材自体によっても規制されることになるので、単一のトルクロッドでもパワープラントの揺れを抑えやすいと考えられる。
しかし、例えば大排気量エンジンを搭載した自動車やハイブリッド自動車等の場合は、パワープラントの出力が非常に大きくなるので、その反力(トルク)によるパワープラントのローリングを前記のように単一のトルクロッドのみで抑えることは難しい。
また、そのように大きな駆動反力によるローリングが左右のマウント部材自体によっても規制されるということは、換言すれば、それらのマウント部材に対して大きな水平方向荷重が入力するということであり、このことから、該マウント部材におけるゴム部等の耐久性の低下が懸念される。
この点について、前記3番目の従来例に記載の3点ペンデュラムマウントでは、パワープラントの下端部に設けた独立のトルクロッドの他に、左右のマウント部材に、それぞれ、マウント本体部の前後いずれか一方に延びるよう一体的にトルクロッドを設けており、これにより、駆動反力によるパワープラントのローリングをより確実に規制できるとともに、それらのマウント部材におけるゴム部等の変形を抑えて耐久性を確保することができる。
仏国特許出願公開第2737008号明細書 実開昭62−196944号公報 独国特許出願公開第4209613号明細書
ところで、前記3番目の従来例(特許文献3)のようにマウント部材に一体的にトルクロッドを設ける場合には、そのレイアウトが問題になる。すなわち、トルクロッドは通常、マウント部材に入力する水平方向の荷重を受け止めるよう略水平に車体前後方向に延びるように配置し、その前後両端部にゴムブッシュを介在させてパワープラント側及び車体側にそれぞれ連結するものであるが、こうしたときに、路面不整等によるパワープラントの上下振動がトルクロッドを介して車体に伝わることを避けようとすれば、ロッドの長さはできるだけ長い方がよい。
しかし、前記従来例のようにマウント本体部の前後いずれかに延びるようにトルクロッドを設けると、このロッドが周囲との干渉の問題を引き起こす虞れがある。すなわち、例えばマウント部材をサイドフレーム上に配置する場合、その後方に延びる長いトルクロッドはサスペンションタワーと干渉する可能性が高い。また、マウント部材の前後にはブレーキブースターやABSの油圧ユニット、バッテリ、各種フルード・タンク等が配置され、さらには、ヒューズボックス、ECU等が配置されることもあるから、これらとの干渉も問題になる。
特に、近年、自動車の燃費規制や排ガス規制の一層の強化に伴い、エンジンの補機を含めてエンジンルーム内に配置される機器の数は増加する一方であるから、前記のように、長いトルクロッドがマウント部材から大きく延びることは甚だ好ましくないといえる。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、いわゆるFF車等に横置きに搭載されるエンジン(パワープラント)の防振マウント装置において、これに一体的に設けるトルクロッドのレイアウトに工夫を凝らし、パワープラントの上下振動を吸収可能な十分なロッド長さを確保しながら、それがマウント装置の外方に大きく飛び出さないようにすることにある。
前記の目的を達成するために、本願発明では、まず、トルクロッドをマウント本体部の左右いずれか一側で前後方向に延びるように設けて、その前後両端部がいずれもマウント本体部から前後に大きく飛び出さないようにした。
具体的に、請求項1の発明は、長手方向が車体の左右方向となるように車両に搭載されるパワープラントの左右少なくとも一方の端部を車体に対して弾性支持するとともに、該パワープラントのロール方向の揺動を規制するトルクロッドを備えた防振マウント装置を前提とする。
そして、前記パワープラントの長手方向にエンジン及び変速機が直列に配置され、そのパワープラントの荷重を支持するマウント本体部の下側が車体サイドフレームに対し取り付けられる一方、該マウント本体部の上部にはパワープラント側の連結部材が取り付けられるとともに、当該マウント本体部の上方を跨ぐように逆U字状のストッパ部材が配設され、その前後それぞれの脚部がマウント本体部から前方及び後方に離れていて、それらの脚部の下端が各々マウント本体部の前後両側でサイドフレーム上に固定されている場合に、前記トルクロッドをマウント本体部とその側方に隣接するエンジンとの間で車体前後方向に延びるように設けて、その前後いずれか一方の端部をブラケットを介して前記ストッパ部材の前後いずれか一方の脚部に連結するとともに、該トルクロッドの他方の端部を前記パワープラント側連結部材に連結する構成とした。
前記の構成により、駆動反力の作用によってパワープラントがローリングするときには、防振マウント装置に入力する水平方向の荷重がトルクロッドによってしっかりと受け止められる。また、そのトルクロッドの長さを十分に長くすれば、パワープラントの上下振動をロッドの揺動により吸収して、車体への伝達を抑えることが可能になる。そして、そのようにロッドの長さを十分に長くしたとしても、該トルクロッドがマウント本体部の側方で前後方向に延びるように設けられているので、防振マウント装置の前後に大きく飛び出すことはなく、従って、干渉の問題の発生を防止することができる。
しかも、トルクロッドをマウント本体部とその側方に隣接するエンジンとの間のデッドスペースに配置することで、スペースの有効利用が図られている。
また、マウント本体部の上方を跨ぐように配置したストッパ部材によって上方及び前後方向への大きな変位を確実に規制することができる。一方、トルクロッドはマウント本体部の側方に配置しているから、両者の干渉の問題が起こり得ず、従って、ストッパ部材及びトルクロッドをそれぞれ最適にレイアウトすることが可能になる。
加えて、該トルクロッドの端部は、車体サイドフレームに固定されているストッパ部材の脚部の直ぐ近くに位置することになるので、これを利用してトルクロッドの一方の端部を車体側に極めて容易に連結することができる。また、トルクロッドの他方の端部は、その直ぐ近くに位置するエンジン側連結部材を利用して、パワープラント側に極めて容易に連結することができる。
前記サイドフレーム及びパワープラント側連結部材の少なくとも一方とトルクロッドの端部との連結部には、弾性ブッシュを介在させることが好ましい(請求項2の発明)。こうすれば、エンジンのアイドル振動や路面不整によるパワープラントの振動が弾性ブッシュの撓みによって吸収される
以上、説明したように、本願発明に係る防振マウント装置によると、自動車のエンジンルームに横置き搭載するパワープラントの左右両側にそれぞれ配置したマウント装置のうち、少なくとも一方(特にスペースに余裕のないエンジン側)に一体的にトルクロッドを設ける場合に、該トルクロッドをマウント本体部とその側方に隣接するエンジンとの間で前後方向に延びるように設けることで、すなわち、当該マウント装置の前後方向の寸法を最大限に利用したレイアウトによって、トルクロッドの長さを十分に確保しながら、それがマウント装置の前後に大きく飛び出ないようにして、干渉の問題の発生を防止することができる。しかも、マウント本体部を跨ぐ逆U字状ストッパ部材とトルクロッドとの干渉を阻止して、両者をそれぞれ最適にレイアウトすることが可能になり、さらに、トルクロッドの車体側、パワープラント側への連結も容易になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
−全体構成−
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る防振マウント装置を用いたエンジンマウントシステムの概略構成を示し、両図において符号Pは、エンジン1及び変速機2が直列に結合されてなるパワープラントである。このパワープラントPは、その長手方向(エンジン1のクランク軸の延びる方向)が車幅方向(車体の左右方向)となるように、図示しない自動車のエンジンルームに横置きに搭載されていて、その長手方向両端部、即ちエンジン1側及び変速機2側の各端部にそれぞれ配設されたマウント部材3,5を介して、車体サイドフレーム6,7に対し2点で弾性的に支持されている。また、パワープラントPの下端部は、前記マウント部材3,5とは独立のトルクロッド8によって後方の車体側部材9(サブフレーム等)に連結されている。
図1は、前記エンジン1の吸排気系や補機等を全て省略して、本体部のみを車体後方の斜め右側上方から見たものであり、エンジン1本体部は、概略シリンダブロック10とその上部に配設されたシリンダヘッド11とからなり、変速機2とは反対の長手方向の端部(同図1おいて手前側に示す車体右端部)にベルトカバー12が配設され、シリンダヘッド11の上部にはヘッドカバー13が配設されるとともに、シリンダブロック10の下部にはオイルパン(図示せず)が配設されている。そして、前記シリンダヘッド11の右側壁にはベルトカバー12を貫通してエンジン側マウントブラケット15の下端側が締結され、そこから上方に向かって延びるマウントブラケット15の上端部に、マウント部材3側から延びるフランジ板31bが上方から重ね合わされた状態で締結されている。このエンジン側マウント部材3が本願発明の防振マウント装置であり、その詳しい構成については後述する。
前記変速機2は、この実施形態ではトルクコンバータや変速ギヤ列の他にディファレンシャルも一体となった自動変速機であり(手動変速機やCVTでもよい)、変速機ケース20のベルハウジング20aがエンジン1のクランク軸側端部にてシリンダブロック10に連結されるとともに、そのベルハウジング20aの後方に形成された膨出部20bから左右両側に向かって、それぞれ、自動車の前車輪を駆動するためのドライブシャフト22,22が延びている。そして、先すぼまりの変速機ケース20の先端部近傍をマウントブラケット23により車体左側のサイドフレーム7から吊り下げるようにして、変速機側マウント部材5が配設されている。この変速機側マウント部材5の詳しい構成についても後述する。
前記のようにエンジン1及び変速機2を直列に結合してなるパワープラントPでは、エンジン1の方が変速機2よりも背が高いことから、長手方向に延びるロール軸R(ロール慣性主軸)は、図に一点鎖線で示すように、エンジン1側の端部から変速機2側に向かって下向きに傾斜している。また、この実施形態では、パワープラントPの重量を受け持つ2つのマウント部材3,5がそれぞれロール軸Rから上方に離間しており、このことで、パワープラントPは、前記2つのマウント部材3,5の荷重の支持点を結ぶ線分L(揺動支軸:図2参照)の周りに振り子(ペンデュラム)のように揺動可能になっている。
そして、例えば自動車の急加速時や急減速時のように大きな駆動反力(トルク)が作用すると、パワープラントPは、図2に白抜きの矢印で模式的に示すように概ねロール軸Rの周りに回動(ローリング)しながら、全体としては上方の揺動軸Lを中心として振り子のように前後に揺れようとするが、そのようなローリングや全体的な揺れはパワープラントPの下端部に配設されたトルクロッド8によって規制される。すなわち、この実施形態のエンジンマウントシステムの基本的な構成は従来より公知の3点ペンデュラムマウント(特許文献3のもの)と同様である。
ところで、前記3点ペンデュラムマウントでは、一般的に、慣性主軸マウントに比べてパワープラントの荷重の支持点がロール軸から離れているため、前記図2のように駆動反力が作用したときにパワープラントPのローリングが左右のマウント部材3,5自体によっても規制されることになり、この点でパワープラントPの変位の規制に有利であることは上述した。しかしながら、例えば大排気量エンジン等のように出力が非常に大きいものの場合には、大きな駆動反力を単一のトルクロッド8のみで抑えることは難しく、また、そのように大きな駆動反力が左右のマウント部材3,5に作用することによる耐久性の問題も考慮しなくてはならない。
そこで、この実施形態では、前記独立のトルクロッド8の他に、左右のマウント部材3,5にもそれぞれ一体的にトルクロッド43,56を設けて、これにより、駆動反力によるパワープラントPのローリングをより確実に規制できるようにするとともに、その際に大きな水平方向荷重がマウント部材3,5に入力しても、この荷重をトルクロッド43,56により受け止め、マウント本体部30におけるゴム部等の変形を抑えて、その耐久性を確保できるようにしている。
−マウント部材の構造−
次に、本願発明の特徴として、前記エンジン側マウント部材3の詳細な構造を図3及び図4に基づいて説明する。ここで、図3(a)はエンジン側マウント部材3の上面図であり、同図(b)は左側面図である。また、図4は、後述のトルクロッド43等を省略し、且つ一部分を切り欠いてマウント本体部30の内部構造を示す部分断面図である。
前記図4に示すように、この実施形態ではエンジン側のマウント部材3はいわゆる液体封入式のものであり、パワープラントPの静荷重を受けるマウント本体部30は、該パワープラント側に連結される金属製ケーシング31と車体側の連結金具32とをゴム弾性体33により連結したものである。前記ケーシング31は、例えばアルミニウム合金製であり、上下方向に延びるように配置された厚肉円筒状のケーシング本体31aと、その上側外周から軸線Zに略直交する方向に延びるフランジ板31b(連結部材)とを鋳造等により一体に形成してなる。
また、前記連結金具32は、上すぼまりの略円錐形状とされ、その上端部が前記ケーシング本体31aの下端開口部の略中心に位置するように略同軸に配置されていて、上すぼまりの側面部とその外周に対向するケーシング本体31aの内周面との間にゴム弾性体33が介設されている一方、該連結金具32の下端面には、車体サイドフレーム6の上面に固定される車体側マウントブラケット34の上方***部34aの上面が接合されて、両者がボルト35により締結されている。
前記ゴム弾性体33の下部内周側にはすり鉢状の凹部が形成されていて、この凹部の周面が前記連結金具32のテーパ状側面部に被着されており、ゴム弾性体33は該連結金具32の全周から外方に向かって放射状に拡がり、且つ斜め上方向に延びるように略円錐台状に形成されていて、その上側の部分の外周面がケーシング本体31aの内周面に接着されている。このようにケーシング本体31aの内周に接着固定されているゴム弾性体33の上側の部分は、上方に向かって開口する比較的厚肉の円筒状とされ、その上端部がケーシング本体31aの上端部よりも所定長さ、下方に位置付けられている。
そして、前記ゴム弾性体33の円筒状部分の上端部に円板状の仕切り板36の外周部が上方から重ね合わされ、さらに、その上方から該仕切り板36全体を覆うように概略ハット形状のゴム製ダイヤフラム37が配設されており、これにより、ゴム弾性体33の上端開口部が液密に閉塞されて、その内部に空洞部が形成されている。前記ダイヤフラム37は、ハット状本体部の外周側に、ケーシング本体31aの内径と略同径の外径を有する外筒部と、その下端に鍔部を介して連続する内筒部とが一体に形成されたもので、その外筒部から内筒部に亘って概略円筒状の補強板38が埋設されており、これにより補強された外筒部がケーシング本体31aの上端側内周に上方から圧入されて、内嵌合状態で固定されている。
前記のようにしてゴム弾性体33の内部に形成された空洞部にはエチレングリコール等の緩衝液が封入されていて、これがゴム弾性体33に入力するパワープラントPの振動を吸収、緩和するための液室Fとなっている。この液室Fの内部は前記の仕切り板36によって上下に仕切られていて、その下側が、ゴム弾性体33の変形に伴い容積が拡大又は縮小する受圧室になり、また、液室Fの上側は、ダイヤフラム37の変形によって容積が拡大又は縮小されて、前記受圧室における容積の変動を吸収する平衡室になる。すなわち、前記仕切り板36の外周部上方には、ケーシング本体31aとダイヤフラム37の鍔部及び内筒部とによって囲まれた円環状オリフィス通路39が周方向に延びるように形成され、このオリフィス通路39の一方の端が液室38下側の受圧室に臨んで開口する一方、オリフィス通路39の他方の端が液室38上側の平衡室に臨んで開口している。そして、それら受圧室及び平衡室の緩衝液がオリフィス通路39を介して相互に流通することによって、ゴム弾性体33から受圧室に作用する低周波の振動が減衰される。
前記の如き構造のマウント本体部30に加えて、その上方を跨ぐようにして逆U字状のストッパ部材40が配設されている。このストッパ部材40は、例えば鋼板等をプレス成形してなり、マウント本体部30の上端から所定距離上方に離間して略水平に前後方向に延びる梁部40aと、その前後両端部からそれぞれ下方に折れ曲がって略真下に延びる前後一対の脚部40b、40cとを有する。そして、その前後一対の脚部40b、40cの各下端部がそれぞれ折り曲げられてフランジ部40d,40dとなり、この前後のフランジ部40d,40dがそれぞれマウント本体部30の前後両側において車体側マウントブラケット34のフランジ部34b,34bに重ね合わされた状態で、図示しないボルトによりサイドフレーム6上に締結されている。
また、前記ストッパ部材40に対応して、前記マウント本体部30にはケーシング本体31aの上部外周に上側ゴム層41が設けられ、このゴム層41におけるケーシング本体31aの前後両端部がそれぞれ上方に盛り上がって、上方膨出部41a,41aが形成されており、この各上方膨出部41aがそれぞれ前記ストッパ部材40の梁部40aに下方から当接することによって、ケーシング本体31aの上方への移動が規制されるようになっている。また、前記ゴム層41は上下方向の中間部分が所定以上の厚みを有していて、これが前記ストッパ部材40の前後の脚部40b,40cにそれぞれ当接することによって、ケーシング本体31aの車体前後方向への移動を規制するようになっている。
尚、前記ケーシング本体31aの下端部外周には、前記ゴム弾性体33と連繋するようにして下側ゴム層42が形成され、このゴム層42におけるケーシング本体31aの前後両端部にもそれぞれ下方に膨出する下方膨出部42a,42aが形成されており、これが車体側マウントブラケット34の上方***部34aの前後両端部にそれぞれ当接することによって、ケーシング本体31aの下方への移動が規制されるようになっている。
そうして、本願発明の特徴として、前記マウント部材3には、図3に示すように、パワープラントPのローリングを規制するためのトルクロッド43が一体的に配設されている。すなわち、同図(a)に示すように上方から見ると、トルクロッド43は、マウント本体部30の左側、即ち該マウント本体部30とエンジン1のベルトカバー12との中間位置において、ケーシング31のフランジ板31bの上方に離間して(図(b)参照)、ストッパ部材40の梁部40aと略平行に前後方向に延びるように配設されている。このようにマウント本体部30の側方で前後方向に延びるように設けられているので、トルクロッド43は、その揺動によってパワープラントPの上下振動を吸収できるように十分に長くしていても、マウント部材3の前後に大きく飛び出すことはなく、前後方向に干渉の問題を生じることがない。しかも、エンジン側マウント部材3のマウント本体部30と隣接するエンジン1のベルトカバー12(側壁部)との間には前後に長く且つ左右には狭いデッドスペースがあるが、トルクロッド43はそのデッドスペースを有効利用して配置されていることになる。
前記トルクロッド43は、棒部材44の前後両端部にそれぞれ厚肉円盤状の連結部45,46を設けたもので、その前端連結部45は、棒部材44の前端に一体に設けられた外筒部45a及びこれと同軸に位置する内筒部45bが環状のゴムブッシュ45cによって弾性連結されたものであり、同様に、後端連結部46も外筒部46a、内筒部46b及びゴムブッシュ46cを備えてなる。そして、前記前端連結部45は、マウント本体部30の前端部よりも車体前方位置(マウント本体部30から車体前方に離れた位置)において、内筒部45bの下端面がフランジ板31bの上面に当接した状態とされ、該フランジ板31bから上方に延びるように配設されたスタッドボルト47が内筒部45bを貫通し、このスタッドボルト47に上方からナット48が螺合することで、フランジ板31bに対し締結されている。
一方、前記トルクロッド43の後端連結部46は、マウント本体部30の後端部よりも車体後方位置(マウント本体部30から車体後方に離れた位置)において、ストッパ部材40の後側脚部40cに溶接されたブラケット49に固定されている。すなわち、ブラケット49は例えば鋼板等をプレスして概略逆L字状に成形したもので、上下に延びる脚部49aがストッパ部材40の後側脚部40cの側面に溶接される一方、該脚部49aの上端から横向きに延びる取付部49bの先端側には、その上面から上方に延びるようにスタッドボルト47が溶接により固定されている。そして、前記トルクロッド43の後端連結部46の内筒部46bが前記スタッドボルト47に上側から外挿され、該内筒部46bからさらに上方に突出するスタッドボルト47に上方からナット48が螺合することで、トルクロッド43の後端連結部46がブラケット49に対し締結されている。
つまり、この実施形態のエンジン側マウント部材3においては、マウント本体部30の側方でエンジン1との間のデッドスペースに配置したトルクロッド43が、該マウント本体部30とパワープラントPとの連結部材であるフランジ板31bの直ぐ近くを通ることを利用して、このフランジ板31bにトルクロッド43の前端連結部45を締結しており、このため、トルクロッド43とパワープラントP側との連結構造が極めて簡単なものとなる。また、同様にトルクロッド43の後端連結部46がストッパ部材40の後側脚部40cの直ぐ近くに位置することを利用して、この両者を連結することで、トルクロッド43と車体側との連結構造も極めて簡単なものとなっている。
次に、変速機側マウント部材5の構造は例えば図5に拡大して示すようになっており、これは、変速機2の先端側から上方に延びるマウントブラケット23の上端部を、車体サイドフレーム7側に取り付けた金属製フレーム部材50によりゴムブロック51を介して吊り下げたものである。すなわち、前記フレーム部材50は、例えば鋼板等をプレス成形して、矩形枠状の本体部52とそこから車体後方側(図の左側)に向かって延びるステー部53とを一体に形成したもので、その本体部52の側方には別の鋼板片を溶接して側方及び下方それぞれに延びるフランジ部54,54が設けられ、このフランジ部54、54において図示しないボルトにより車体サイドフレーム7に締結されるようになっている。
また、前記フレーム部材50の本体部52には、開口部52aの周囲から上下軸線Zの四方を囲んで上方に延びるように、絞り加工等によって立壁部52bが一体形成されており、この立壁部52bに左右両端部を接着されたゴムブロック51によって、金属製連結パイプ55がその軸心を上下方向に向けて上下動可能に支持されている。すなわち、連結パイプ55は、例えば絞り加工によって下側の部分を相対的に小径とし、この小径部55aを除いた部分で前記ゴムブロック51の略中央部に埋設されるように一体に加硫成形してなる。そして、前記連結パイプ55の小径部55aに対して下側からマウントブラケット23のスタッドボルト24が挿入され、このスタッドボルト24に上方からナット25が螺合されて、マウントブラケット23と連結パイプ55とが締結されている。
さらに、この変速機側マウント部材5にもトルクロッド56が一体的に設けられている。すなわち、前記フレーム部材50の本体部52から車体後方に延びるステー部53の先端(後端)は下方に向かい略直角に折り曲げられていて、その折曲げ部53aは、前記のようにしてフレーム部材本体部52に対し連結された連結パイプ55の小径部55aの真後ろ、即ち車体後方に略水平に離れた位置にある。そして、このステー折曲げ部53aと連結パイプ55の小径部55aとの間に車体前後方向に延びるようにトルクロッド56が配設されている。
このトルクロッド56は、エンジン側のものと同様に棒部材57の両端部にそれぞれゴムブッシュ58a,59cを介在させた連結部58,59が設けられたものであって、特に端の連結部59は前記エンジン側のものと同じく外筒部59a、内筒部59b及びゴムブッシュ59cからなり、その内筒部59bが連結パイプ55の小径部55aに外挿されて、外嵌合状態で結合されている。一方、トルクロッド56の端側の連結部58は、他の連結部43,44,59とは異なり、棒部材57の先端部で串刺しにした2つのリング状ゴムブッシュ58a,58aの間にステー折曲げ部53aを挟み込んで固定するようにしたものである。
すなわち、前記トルクロッド56の棒部材57の端側には円形の鍔部58bが一体形成され、この鍔部58bよりも先端の部分がステー53の折曲げ部53aに形成された丸穴を貫通していて、その折曲げ部53a及び鍔部58bの間にゴムブッシュ58aが挟持されている。また、前記折曲げ部53aよりも車体方に延びる棒部材57の先端側には別のゴムブッシュ58aとワッシャ58cとが配置され、さらに、その棒部材57の先端部には小径のネジ部57aが設けられていて、このネジ部57aに螺合されるナット58dによりワッシャ58cが棒部材57の先端に締結されることで、該ワッシャ58c及び折曲げ部53aの間にゴムブッシュ58aが挟持されている。
上述の如き構成の左右2つのマウント部材3,5によってパワープラントPの重量を支持するこの実施形態のエンジンマウントシステムにおいては、例えば自動車が停止していてエンジン1がアイドル運転状態にあるときに、トルク変動に起因する低周波の振動がロール軸Rの周りに発生すると、エンジン側マウント部材3のマウント本体部30においてパワープラントP側のケーシング31が車体側の連結金具32に対し前後に微小に振動し、同様に、変速機側マウント部材5においてもパワープラントP側の連結パイプ55が車体側のフレーム部材50に対し前後に微小に振動することになる。しかし、その振動は低周波のもので且つ振幅が非常に小さいので、ゴム弾性体33やゴムブロック51により吸収され、車体への伝達は非常に少ない。また、アイドル振動は前記両マウント部材3,5のトルクロッド43,56においてもゴムブッシュ45c,46c,58a,59cの撓みによって吸収されるので、この振動がトルクロッド43,56を介して車体側に伝達されることはない。
また、例えば自動車の発進時や急加速時等のように大きな駆動反力(トルク)が作用すると、パワープラントPは、図2に白抜きの矢印で模式的に示すように概ねロール軸Rの周りに回動(ローリング)しながら、全体としては上方の揺動支軸Lを中心として振り子のように前後に揺れようとする。このときに、そのロール軸R周りの回動変位は、パワープラントP下端部の独立のトルクロッド8と、左右のマウント部材3,5のトルクロッド43,56とからそれぞれ付与される反力によって効果的に抑えられ、これにより、駆動反力によるパワープラントPの変位が過度に大きくなることがない。
例えばエンジン側のマウント部材3においては、略水平方向の荷重入力を受けてトルクロッド43の前後両端部45,46にそれぞれ配設されたゴムブッシュ45c,46cが最大限に撓んだ後、このトルクロッド43が入力荷重を受け止める。同様にして、変速機側のマウント部材5においてもトルクロッド56が駆動反力による水平方向の大きな荷重入力を受け止める。こうして、マウント部材3,5のゴム弾性体33やゴムブロック51に過大な変形が生じたり、それが剥がれたりすることが防止されて、十分な耐久性を確保することができる。
さらに、例えば自動車が不整路面を走行していて、これにより車体及びパワープラントPが相対的に上下に振動する場合、エンジン側のマウント部材3においてはゴム弾性体33が、また、変速機側のマウント部材5においてはゴムブロック51が、それぞれ上下に弾性変形して振動を吸収するとともに、該両マウント部材3,5においてそれぞれトルクロッド43,56が揺動することで、上下振動を吸収する。すなわち、いずれのトルクロッド43,56もその長さが十分に長く設定されているので、車体及びパワープラントPの相対的な上下変位に対するトルクロッド43,56の揺動角が小さくなり、上下方向の振動はゴムブッシュの撓みによって吸収されることになる。
したがって、この実施形態に係る防振マウント装置(エンジン側マウント部材3)によると、パワープラントPの下端部に独立のトルクロッド8を設けるだけでなく、左右のマウント部材3,5にもそれぞれトルクロッド43,56を設けたことで、パワープラントPに作用する駆動反力をしっかりと受け止めて、該パワープラントPの揺れを抑えることができるとともに、それらマウント部材3,5のゴム部の過大な変形を抑えて、耐久性を確保することができる。
そして、相対的に周囲のスペースに余裕のないエンジン側のマウント部材3においてはトルクロッド43をマウント本体部30の側方で前後方向に延びるように設けたことで、該トルクロッド43の長さを十分に長くしていても、これがマウント部材3の前後に大きく飛び出すことはなく、これにより、干渉の問題の発生を防止することができる。
特に、この実施形態のようにエンジン1及び変速機2を直列配置したパワープラントPの場合は、エンジン1側の端部が車体サイドフレーム6に近接し、その付近にではスペースの余裕が極めて少なくなるが、この実施形態では、エンジン側マウント部材3のマウント本体部30とその側方に隣接するエンジン1との間のデッドスペースを有効利用して、そこにトルクロッド43を配設することができる。
さらに、この実施形態では、前記マウント本体部30の上方を跨ぐようにストッパ部材40を配設し、これにより上方及び前後方向への変位を確実に規制できるようにしているが、こうしたときでも、前記マウント本体部30の側方に配置されたトルクロッド43がストッパ部材40と干渉することはないから、両者を何れも最適にレイアウトすることができる。
(他の実施形態)
本発明の構成は、前記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、前記実施形態では、本願発明に係るエンジン側マウント部材3(防振マウント装置)を液体封入式のものとしているが、これに限るものではない。すなわち、例えば図6に一例を示すように、前記実施形態のマウント本体部30から仕切り板36やダイヤフラム37を取り去って、パワープラントPの静荷重をゴム弾性体33のみによって支持するようにしてもよい。こうすれば、コストの低減が図られる。
また、前記実施形態では、マウント本体部30のケーシング31をアルミ合金等の鋳物として、フランジ板31bをケーシング本体31aに一体形成しているが、これに限らず、例えば図7に示すように、2重構造の鋼板製ケーシング本体31a′に鋼板プレス成型品のフランジ板31b′を溶接等により取り付ける構造としてもよい
エンジンマウントシステムの概略構成を示す斜視図である。 パワープラントを車体左側から見て、駆動反力(トルク)の作用する様子を模式的に示す説明図である。 エンジン側マウント部材の構造を示す拡大図であり、(a)は上面図で、(b)は左側面図である。 マウント本体部の内部構造を示す部分断面図である。 変速機側マウント部材についての図3相当図である。 液体封入式でない他の防振マウント装置の構成を示す図である。 ケーシングを鋼板で形成した他の防振マウント装置の構成を示す図である。
P パワープラント
1 エンジン
2 変速機
3 エンジン側マウント部材(防振マウント装置)
6 サイドフレーム
15 エンジン側マウントブラケット(連結部材)
30 マウント本体部
31b フランジ板(連結部材)
40 ストッパ部材
40b,40c 脚部
43 トルクロッド
45 前端連結部(前端部)
46 後端連結部(後端部)
45c,46c ゴムブッシュ(弾性ブッシュ)
49 逆L字状ブラケット(ブラケット)

Claims (2)

  1. 長手方向が車体の左右方向となるように車両に搭載されるパワープラントの左右少なくとも一方の端部を車体に対して弾性支持するとともに、該パワープラントのロール方向の揺動を規制するトルクロッドを備えた防振マウント装置であって、
    前記パワープラントの長手方向にエンジン及び変速機が直列に配置され、
    前記パワープラントの荷重を支持するマウント本体部の下側が車体サイドフレームに対し取り付けられる一方、該マウント本体部の上部にはパワープラント側の連結部材が取り付けられ、
    前記マウント本体部の上方を跨ぐように逆U字状のストッパ部材が配設され、その前後それぞれの脚部がマウント本体部から前方及び後方に離れていて、該各脚部の下端が各々マウント本体部の前後両側でサイドフレーム上に固定され、
    前記トルクロッドは、前記マウント本体部とその側方に隣接するエンジンとの間で車体前後方向に延びるように設けられていて、その前後いずれか一方の端部がブラケットを介して前記ストッパ部材の前後いずれか一方の脚部に連結されているとともに、トルクロッドの他方の端部が前記パワープラント側連結部材に連結されていることを特徴とする防振マウント装置。
  2. サイドフレーム又はパワープラント側連結部材の少なくとも一方とトルクロッドの端部との連結部には弾性ブッシュが介在されていることを特徴とする請求項1の防振マウント装置
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