JP4350430B2 - 複数個のロール製品を収納する包装袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレットペーパー、ペーパータオルなどの衛生薄葉紙のロール製品を複数個収納する包装袋特にその持手部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2003−26193公報
【0003】
トイレットペーパー等の包装には、ポリエチレン等のフィルムを本体と持手部からなる包装袋に形成したものが用いられている。持手部には購入後、店頭から持ち帰るときの為に指掛け穴が備えられているが、特に多数のロールを収納したものでは、かなり重くなり、従来の指掛け穴(2穴)では指先が痛くなることがあった。また1つ穴の場合では、持ち運ぶ途中、持手部が千切れたりするなどの問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
持手部に指を掛けて実装包装袋を吊下げたときに指が痛くなりにくく持ち運び易い複数個のトイレットペーパー等のロール製品を収納する包装袋を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数個のトイレットペーパー等のロール製品を収容する本体部とこの本体部の上端側に持手部を備えた筒状フィルム包装体において、該持手部がチューブ状フィルムの左右両側にガセットを対称的に折り込んで平面状に折り畳み固定した扁平形状であり、この持手部に複数本の指が挿通できる指同時掛け用スリットを、上記左右ガセットの折り込み端縁を横切って設け、更にこのスリットを囲むシールラインを該持手部に施したことを特徴とする複数個のロール製品を収納する包装袋に係わる。
【0006】
更に本発明は、上記においてスリットを囲むシールラインを覆うに十分な大きさで持手部の面より小さい1枚ないしは複数枚の補強用フィルムを持手部に適用しているおよびスリットを囲むシールラインの左右外側および上部外側に第2のシールラインを施した包装袋に係わる。
【0007】
更に又本発明は、上記において持手部の上縁部を折り返してチューブ状の補強部を形成し、スリットが直線状、弧状、指形状、または指形状に準じた波状であり、スリットは持手部の巾方向中央でかつ持手部の高さの30%より下方に設けられており、およびスリットの巾長は指が3〜4本入れられる大きさである包装袋に係わる。
【0008】
又本発明は、持手部は包装袋実装時に包装体重量によって変形が生じスリットが指になじむものである包装袋に係わる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明では、本体部と持手部を備えたトイレットペーパーやペーパータオルなどの衛生薄葉紙のフィルム包装体において、持手部の幅方向中央、持手部の高さの30%より下方に、指が3〜4本入れられるように40〜60mmの巾の指掛け用のスリットを両側のガセット(gusset)端に跨るように設け、スリットの周囲を縦横にシールする。このシール部よりやや大きいフィルム1枚あるいは複数枚で片面若しくは両面を補強する。さらに、縦シールの20〜40mm外側と横シールの5〜15mm外側に第2のシールを設ける。持手部上部を折り返してチューブ状としてもよい。
スリットは、直線でもよいが、弧状あるいは指形状に準じた波状にすることでより持ちやすくなる。
持ち手は、引張り試験の最大荷重が包装体全体重量の5倍以上で、この時の伸びが100mm以上とする。伸長量が大きく持ち手部の変形が生じて手になじみ、長い時間持ち運んでも指が痛くなりにくい。
【0010】
【発明の効果】
(1)左右のガセット部とまたはこれらガセット部補強フィルムを含む持ち手部にスリットを設け、周囲を一重または二重にシールしたことにより、包装袋を吊り下げたときにに指が痛くなりにくく、持ち運びやすい。
(2)スリットにより指掛け穴を形成することで、生産時にごみの発生がない。
【0011】
【実施例】
以下に本発明の実施例を示すが、これは例示の目的で掲げたもので、これによって本発明を何ら限定するものではない。
【0012】
[実施例1](包装袋)
図1は包装袋の平面図でチューブ状フィルムの左右両側を内側にガセット(gusset)として折り込みガセット折り込み端縁(1)(1)が中央で近接した位置で平面状に折り畳みその上端側には縦横適宜のシールライン(2)を施して表裏一体の扁平形状に固定して持手部(3)を構成する。
(4)はチューブ形状に展開可能な本体部である。持手部(3)には横方向のスリット(5)をガセット折り込み端縁(1)(1)を横切って左右対称位置に設けられている。
更にこのスリット(5)を取り囲んで縦横のシールライン(2’)が施されている。
チューブ状フィルムの下端側は図2に示すように開放されている。図3は実装状態の包装袋(包装体)の斜視図でトイレットペーパーロール製品(6)が前後左右各2列で上下3段に計12個収容されているが、これらはチューブ状フィルムの本体部下端の開放部から挿入された後、下端にシール止め(6)が施される。
【0013】
[実施例2](スリット形状)
スリットは複数本、好ましくは3〜4本の指が同時掛けできる一連式であって、図4はスリット(5)が直線状である参考例を示し、スリット(5)の長さは指が3〜4本入れられるように40〜60mmの巾内の例えば50mmに設定される。
またスリット(5)は持手部(3)の高さ(例えば50mm)の30%(15mm)より下方の位置、図示例では上方から40mmの位置に設けられている。
このスリット(5)を囲む縦横の第1のシールライン(2’)は横間隔90mm、縦間隔25mmに設定されている。
図5はスリット(5)が円弧状(上向きに凸)となっている例であり、図6はスリット(5)が波形をした例であり、この波形スリットは3本の指が夫々独立して適合しうる左右方向3段の波形をなしている。
【0014】
[実施例3](持手部上部の折り返し)
図7および1部拡大の図8に示すように、持手部(3)の上縁部はループ状に折り返してチューブ状の補強部(7)に形成されており、(8)は補強部(7)の下端シール部、(9)は折り返し遊離片を示す。(10)は持手部(3)と本体部(4)との境界を示す。尚図8ではスリット(5)は図示されていない。
【0015】
[実施例4](補強フィルム)
図9〜図11はスリット(5)を覆うように持手部(3)に適用される補強フィルム(11)の貼り付け位置および貼り付け枚数の選択を示したもので、図7では折り畳みチューブ状フィルムの一方の面とガセットとの間に補強フィルム(11)を介製した例であり、図10は上記の補強フィルム(11)に加えてチューブ状フィルムの一方の面の外側にも別の補強フィルム(11’)を適用した例を示す。
図11はチューブ状フィルムの両方の面とガセットとの間に補強フィルム(11)(11”)を介製した例である。
この補強フィルム(11)(11’)(11”)は図1に示すようにスリット(5)およびこれを囲むシールライン(2’)を覆うに十分な大きさに設定されている。
シールライン(2’)の外側(左右外側および上部外側)に第2のシールライン(2”)が施される。
【0016】
[実施例5](持手部の引張り試験)
図12は従来の持手部(2穴式指掛け穴)の引張り試験方法を示し、図13はそれによって得られた引張試験結果を示す。
図14は本発明の持手部(複数本の指の同時掛け式一連スリット)の引張り試験方法を示し、図15はそれによって得られた引張試験結果を示す。
これより本発明の場合には引張り荷重に対する持手部の上下方向の伸び(伸長量)が大きく、持手部の変形が生じて手になじみ、内容物を実装した包装体を長い時間持ち運んでも指が痛くないことが認められた。
この伸びは引張り試験の最大荷重が包装体全体重量の5倍以上の時にその伸びが100mm以上とするのが好ましい。
【0017】
[実施例6](実装包装体)
図16〜図19は図3と同じく、実装包装体の上束部の説明図で、トイレットペーパーのロール製品(6)が前後左右に4個相並んで展張されたチューブ状フィルム内に密に装填されている状態を示している。
(12)はロール製品(6)を装填した本体部(4)から持手部(3)へ移行するデッドスペース部を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の包装袋の扁平化した平面図である。
【図2】 図1の包装袋の本体部下端をみた説明図である。
【図3】 本発明の実装包装体の斜視図である。
【図4】 持手部に設けたスリットの説明図である。
【図5】 同上の他の例を示す説明図である。
【図6】 同上の更に他の例を示す説明図である。
【図7】 持手部上端に形成するチューブ状補強部の平面説明図である。
【図8】 同上の一部拡大図である。
【図9】 持手部の補強フィルムの貼付け位置を示す説明図である。
【図10】 同上の他の例を示す説明図である。
【図11】 同上の更に他の例を示す説明図である。
【図12】 従来の包装袋持手部の引張り試験方法の説明図である。
【図13】 同上で得られた引張試験結果を示す図表である。
【図14】 本発明の包装袋持手部の引張り試験方法の説明図である。
【図15】 同上で得られた引張試験結果を示す図表である。
【図16】 包装実装体の正面図である。
【図17】 同上の天面図である。
【図18】 包装実装体の側面図である。
【図19】 同上の天面図である。
【符号の説明】
1…ガセット折り込み端縁
2…シールライン
2’…第1のシールライン
2”…第2のシールライン
3…持手部
4…本体部
5…スリット
6…ロール製品
7…チューブ状補強部
8…同上の下端シール部
9…折り返し遊離片
10…持手部と本体部との境界
11…補強フィルム
11’…他の補強フィルム
11”…更に他の補強フィルム
12…デッドスペース部

Claims (4)

  1. 複数個のトイレットペーパー等のロール製品を収容する本体部とこの本体部の上端側に持手部を備えた筒状フィルム包装体において、該持手部がチューブ状フィルムの左右両側にガセットを対称的に折り込んで平面状に折り畳み固定した扁平形状であり、この持手部に複数本の指が挿通できる指同時掛け用スリットを、上記左右ガセットの折り込み端縁を横切って設け、更にこのスリットを囲むシールラインを該持手部に施し、かつ上記スリットが下向きの弧状、指形状、または指形状に準じた波状であり、また持手部は引張り試験の最大荷重が包装体全体重量の5倍以上で、この時の伸びが100mm以上とすることを特徴とする複数個のロール製品を収納する包装袋。
  2. スリットを囲むシールラインを覆うに十分な大きさで持手部の面より小さい1枚ないしは複数枚の補強用フィルムを持手部に適用した請求項1記載の包装袋。
  3. スリットを囲むシールラインの左右外側および上部外側に第2のシールラインを施した請求項1または2記載の包装袋。
  4. スリットの巾長は指が3〜4本入れられる大きさである請求項1から3までのいずれか1項記載の包装袋。
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