JP2016141405A - 包装袋及びロール製品パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】指掛け穴をもつ持手部であっても指の痛みが生じず、また、ある指掛け穴が破損しても対応可能な包装袋及びロール製品パッケージを提供する
【解決手段】ロール製品Rを収納する包装袋1であって、本体部2と、本体部2の上端側に設けられた持手部6と、持手部6に設けられ、それぞれが持手部6と連続する折返し部81と、持手部6と切り離されたスリット部82とを有する第1指掛け穴8a、第2指掛け穴8b及び第3指掛け穴8cと、を備え、中間に位置する第2指掛け穴8bが左右側に位置する第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cよりも下方に設けられている
【選択図】図1

Description

本発明は、包装袋、特に、トイレットペーパー、ペーパータオルなどの薄葉紙のロール製品を複数個収納する包装袋、及び包装袋にロール製品を収納したロール製品パッケージに関する。
トイレットペーパー、ペーパータオル等の包装袋としては、従来、ポリエチレン等の筒状フィルムにガセットを対称的に折り込んで本体とするとともに、その上部を平面状に折り畳んで持手部とし、持手部に購入者が運搬するための2個の小振りの指掛け穴を備えているものが知られている(特許文献1)。また、持手部に1個の大振りの指掛け穴を備えているものも知られている(特許文献2)。このほかにも、持手部を包装袋の本体とは別体の帯状のものとし、持手部の両端部を包装袋の上面を跨ぐように本体の対向する側面に接合したものも知られている(特許文献3)。
このように、包装袋の持手部に購入者が運搬するための指掛け穴が備えられているものについては、特に多数のロールを収納したロール製品パッケージでは重量が重くなり、2個の小振りの指掛け穴では指の掛け方によっては指が痛くなったり、1個の大振りの指掛け穴では持ち運ぶ途中に持手部が破損したりするという課題がある。一方、指掛け穴を備えない帯状の持手部のものについては、持手部の下に初めて指を入れようとするときにスムーズにいかなかったり、持ち運び中のロール製品パッケージの揺れが指や手に直接的に伝わって歩行のバランスを取りづらかったりという課題がある。
特開2004−269010号公報 特開2011−189965号公報 特開2005−153959号公報
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、指掛け穴をもつ持手部であっても指の痛みが生じず、また、ある指掛け穴が破損しても対応可能な包装袋及びロール製品パッケージを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の包装袋は、本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の包装袋は、ロール製品を収納する包装袋であって、本体部と、本体部の上端側に設けられた持手部と、持手部に設けられ、それぞれが持手部と連続する折返し部と、持手部と切り離されたスリット部とを有する第1指掛け穴、第2指掛け穴及び第3指掛け穴と、を備え、中間に位置する第2指掛け穴が左右側に位置する第1指掛け穴及び第3指掛け穴よりも下方に設けられていることを特徴とする。
(2)上記(1)の構成において、第1指掛け穴、第2指掛け穴及び第3指掛け穴が、上側で持手部と連続する折返し部と、下側で持手部から切り離されているスリット部とを有してもよい。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、第2指掛け穴が第1指掛け穴及び第3指掛け穴よりも大きな横方向の長さを有してもよい。
(4)上記(1)の構成において、第1指掛け穴及び第3指掛け穴が、上側で持手部と連続する折返し部と、下側で持手部から切り離されているスリット部とを有し、第2指掛け穴が、下側で持手部と連続する折返し部と、上側で持手部から切り離されているスリット部とを有してもよい。
(5)上記(4)の構成において、さらに、第2指掛け穴において、折返し部の左右端の下側近傍から下方に向かって延在する2本の補助ミシン目を有してもよい。
(6)本発明のロール製品パッケージは、上記(1)から(5)のいずれか1個に記載の包装袋と、包装袋の収納された複数個のロール製品と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、指掛け穴をもつ持手部であっても指の痛みが生じず、また、ある指掛け穴が破損しても対応可能な包装袋及びロール製品パッケージを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装袋及びロール製品パッケージの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装袋の持手部の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る包装袋の持手部の拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る包装袋の持手部の拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る包装袋の正面図である。 従来の包装袋の持手部の拡大図である。
本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。以下の説明において、同一の構成要素には同一の符号を使用している。また、包装袋又はロール製品パッケージを使用する通常の状態において、上面となる側を「上側」、底面となる側を「下側」として説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る包装袋1及びロール製品パッケージ100を示す斜視図である。包装袋1は、複数個のトイレットペーパーやペーパータオルなどのロール製品Rを収納する本体部2を有する。ここでは、ロール製品Rを上下2段、1段あたり4個、計8個の場合を例として図示しているが、もちろんこれに限定されるものではなく、上下3段、1段あたり4個、計12個を収納してもよい。本体部2の上側には持手部6が形成されており、持手部6には指掛け穴8が3個設けられている。図中、左側から、第1指掛け穴8a、第2指掛け穴8b、第3指掛け穴8cとする。第1実施形態は、もともと2個の小振りな指掛け穴を持手部6の左右側に設けているような包装袋1に対し、本願発明を適用するような場合に好適な態様である。
包装袋1を構成するフィルムの厚さは、25μm以上45μm以下が好ましい。25μmを下回ると強度が低下し、ロール製品パッケージ100としたとき、持ち運び時に破断し易くなる。逆に、45μmを上回ると収納されたロール製品Rを締め付ける力が増し、ロール製品Rが収納された際に潰れ易くなったり、フィルム自体の風合いが低下したりする。
包装袋1を構成するフィルムの材質は特に限定されないが、破れ難いすなわち伸び易いポリエチレンを含む組成が好ましい。このフィルムには、両面の少なくとも一方に印刷が施されていてもよく、包装袋1の外面(消費者に触れる側の面)及び内面(ロール製品Rが触れる面)のいずれでも印刷層を付与することができる。
本体部2と持手部6との間、及び持手部6の上辺近傍などには、詳しくは後述するように、ヒートシールなどによりシールライン12が形成されている。本体部2の底辺10はロール製品Rを収納する前には開放されており、底辺10からロール製品Rを収納後、底辺10をヒートシールなどによりシールして閉鎖する。
図2を参照して、持手部6について、詳しく説明する。持手部6は、包装袋1の前面と後面のプラスチックフィルムが重なり合うことにより形成されており、持手部6には、後述するシールライン12によって囲われた中央部6aに指掛け穴8が所定の位置に設けられている。なお、ここでは、3個の指掛け穴8を示しているが、その数は3個に限定されるものではなく、例えば4個としてもよい。
第1実施形態においては、第1指掛け穴8a、第2指掛け穴8b、第3指掛け穴8cは同じ大きさに形成されており、各指掛け穴8は、持手部6と連続する折返し部81と、切り込まれたスリット部82と、スリット部82を持手部6に仮固定する接続部83と、接続部83を破断したときに折返し部81とスリット部82で囲まれる折返し片84とから構成されている。接続部83は、折返し部81に対し、極めて短い範囲で持手部6と連続している。このような構成の指掛け穴8に指が入れられると、折返し部81は破断されないまま接続部83のみが容易に破断され、折返し片84が折返し部81を起点として上方側にめくれ、指を挿通することができる。
なお、ここでは、接続部83を設けた例を示しているが、接続部83は設けない例としてもよい。その場合には、スリット部82の全区間が予め切り取られていることとなり、消費者はほとんど力を要さずに折返し片84を押すだけで指を挿通することとなる。
各指掛け穴8の形状としては、指を挿通したり引っ掛けたりするときに指が角張った箇所に当たらないように、滑らかな曲線をもって構成することが好ましい。ここでは、スリット部82を弧状に形成しており、全体として楕円形又は長円形に近い形状を有しているが、このほかにも例えば円形としても差し支えない。各指掛け穴8の大きさは、包装袋1を持ち運びできるように成人の人差し指などを容易に入れることができる程度の大きさが少なくともあればよい。
各指掛け穴8の縦方向の配置としては、持手部6の左右側に位置する第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cは横方向において同じ高さの位置に設けられている。そして、それらの中間に位置する第2指掛け穴8bは、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cよりも、3〜10mm程度下方の位置にずらして設けられている。第2指掛け穴8bからみた場合には、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cは第2指掛け穴8bよりも、3〜10mm程度上方の位置にずらして設けられていることとなる。このように中間に位置する第2指掛け穴8bを他の2個の指掛け穴8a,8bよりも下方とすることで、人差し指を第1指掛け穴8aに、中指を第2指掛け穴8bに、薬指を第3指掛け穴8cに引っ掛ける場合、各指を挿通し易くすることができる。
各指掛け穴8の横方向の配置としては、第1指掛け穴8a、第2指掛け穴8b、第3指掛け穴8cは、持手部6の横方向に離れすぎると各指を引っ掛けにくくなるので、各指を引っ掛け易い程度に離れた位置に形成することが好ましい。第2指掛け穴8bをほぼ中央として、3個の指掛け穴8が横方向にほぼ等間隔を空けて設けられている。
次に、シールライン12について、説明する。包装袋1は、チューブ状としたフィルムの左右両側をガセットとして内側に対称的に折り込み、各ガセットの折り込み端縁が包装袋1の横方向中央付近で近接するように平面状に折り畳み、上端で折り畳み部分の適所をヒートシールして形成されている。この結果、所定箇所にシールライン12が形成されるが、シールライン12で一体化され固定された矩形の扁平部分が持手部6をなしている。以下、説明する。
包装袋1の上縁近傍には、包装袋1の横方向に互いに平行に延びる上側の第1シールライン12a及び下側の第2シールライン12bが設けられている。そして、第1シールライン12a及び第2シールライン12bを上下につなぐ、包装袋1の縦方向に互いに平行に延びる左側の第3シールライン12c及び右側の第4シールライン12dが設けられている。これら4個の第1〜第4シールライン12a,12b,12c,12dの間で囲まれた矩形領域が持手部6を形成しており、その中に前述した3個の指掛け穴8a,8b,8cが設けられている。第1シールライン12a及び第2シールライン12bの左右端は、空気抜き(包装袋はチューブの連続体を巻き取った形で供給されることもあり、空気抜きが必要となる。)のための一部中段区間12aa,12bbを経て、包装袋1の左右端まで延在している。
ここで、持手部6には、包装袋1を構成するフィルムの厚さや、収納するロール製品Rの重量などを考慮して、補強フィルム13を接合してもよい。補強フィルムの厚さは20〜120μmであることが好ましく、さらには40〜110μmであることがさらに好ましい。20μmを下回ると強度が不足して持手部6を持ったときに破断することがある。逆に、120μmを上回ると包装袋1を構成するフィルムと補強フィルムとの厚さが異なりすぎ、接合の際の操業性が低下するとともにコストアップの要因ともなる。補強フィルムは、例えば、ヒートシール、粘着テープ、ホットメルトなどにより包装袋1のフィルムに接合するこができる。
第1実施形態に係る包装袋1又はロール製品パッケージ100によれば、2個の指掛け穴の持手部のものでは指の掛け方によっては指が痛くなり易いものであったのに対し、3個の指掛け穴を有することによって人差し指、中指、薬指等を使うことができ、荷重の分散や指の入れ替えが容易であることから指が痛くなり難いものとすることができる。また、1個の大振りな指掛け穴の持手部のものでは持ち運び中に破損すると持ち運びが困難であったのに対し、3個の指掛け穴を有することによって万一いずれかの指掛け穴が破損しても他の指掛け穴を補助的に使用することにより対応が可能となる。
<第2実施形態>
次に、図3を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と同様に3個の指掛け穴8を設ける点で共通するが、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cを同じ大きさとし、第2指掛け穴8bを第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cよりも横方向に大きく形成した点で異なる。第2実施形態は、もともと1個の大振りな指掛け穴を持手部6の中央に設けているような包装袋1に対し、本願発明を適用するような場合に好適な態様である。
第2実施形態に係る包装袋1又はロール製品パッケージ100によれば、例えば、もともと1個の大振りな指掛け穴であった場合、その大振りな指掛け穴が持ち運び中に破損すると持ち運びが困難であったのに対し、3個の指掛け穴を有することによって万一いずれかの指掛け穴が破損しても他の指掛け穴を補助的に使用することにより対応が可能となる。さらには、人差し指を第1指掛け穴8aに、中指と薬指を第2指掛け穴8bに、小指を第3指掛け穴8cに引っ掛けるなど、荷重の分散や指の入れ替えが容易であることから指が痛くなり難いものとすることができる。
<第3実施形態>
次に、図4を参照して、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1実施形態と同様に同じ大きさの3個の指掛け穴8を設ける点で共通するが、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cをスリット部82が下側(すなわち、折返し部81が上側)に向くように配置し、第2指掛け穴8bを上下転倒させてスリット部82が上側(すなわち、折返し部81が下側)に向くように配置した点で異なる。
第3実施形態は、もともと2個の小振りな指掛け穴を持手部6の左右側に設けているような包装袋1に対し、本願発明を適用するような場合に好適な態様である点で第1実施形態と共通する。そして、さらに、第2指掛け穴8bがそのスリット部82を上側としているため、折返し片84は上側から下側に向けて折り返されることとなり、折返し片84をそのまま包装袋1を開封する際のつまみとしても利用できる。その際、包装袋1を開封する途中でつまみとしての折返し片84が千切れてしまわないように、折返し部81を長めに設定しておくことが望ましい。図5は、第3実施形態において、矢印Aと用語Bをもって消費者に開封を促すための印刷を施した例を示している。
この点、第2指掛け穴8bの折返し片84を下方に引き下げたときにより一層スムーズに包装袋1を開封できるように、折返し部81の左右端部の下側近傍から下方に末広がりとなるような補助ミシン目85を施してもよい。
なお、本実施例において、包装袋に収納される物品をロール製品としているがこれに限定されるものではなく、様々な物品を複数または単品で包装する袋に使用することができる。さらに、本実施例において開示した寸法、材料、形状などを含む全てのことは、これらに限定されるものではなく、当業者であれば適宜変更可能であるような例を全て含むものである。
以下、実施例を挙げて、本発明を具体的に説明するが、本発明はもちろんこれらの例に限定されるものではない。
厚さ30μmの低密度ポリエチレンフィルムを用い、図1に示す包装袋1を作成した。持手部には、厚さ70μmの補強フィルムを接合した。ロール製品としてはシングル(すなわち1ply)のトイレットペーパーを用い、12ロールを包装してロール製品パッケージを得た。得られたロール製品パッケージの重量は1.90kgであった。このロール製品パッケージを用いて、上述した第1〜第3実施形態に対応する実施例1〜3を次のように設定した。
<実施例1>
持手部6の寸法については縦36mm、横96mmと設定し、第1指掛け穴8a、第2指掛け穴8b及び第3指掛け穴8cの寸法については縦18mm、横26mmと設定した。そして、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cを、折返し部81と持手部6の上端との距離が5mm、スリット部82と持手部6の下端との距離が13mm、スリット部82と持手部6の左右端との距離がそれぞれ5mmとなる位置に設けた。第2指掛け穴8bは、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cから5mmだけ下方にずらした位置、すなわち、折返し部81と持手部6の上端との距離が10mm、スリット部82と持手部6の下端との距離が8mmとなる位置に設けた。第2指掛け穴8bと第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cとの距離は、それぞれ4mmとした。
<実施例2>
持手部6の寸法については縦36mm、横122mmと設定し、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cの寸法については縦13mm、横22mmと、第2指掛け穴8bの寸法については縦15mm、横60mmと設定した。そして、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cを、折返し部81と持手部6の上端との距離が8mm、スリット部82と持手部6の下端との距離が15mmとなる位置に設けた。第2指掛け穴8bは、第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cから5mmだけ下方にずらした位置、すなわち、折返し部81と持手部6の上端との距離が13mm、スリット部82と持手部6の下端との距離が8mmとなる位置に設けた。第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cのスリット部82と持手部6の左右端との距離、第2指掛け穴8bと第1指掛け穴8a及び第3指掛け穴8cとの距離は、実施例1と同様である。
<実施例3>
第2指掛け穴8bを上下転倒、すなわち、第2指掛け穴8bの折返し部81が下側に、スリット部82が上側になるようにした以外は、実施例1と同様とした。
<比較例>
図6に示すように、指掛け穴88が2個のものであって、持手部66の寸法及び第1指掛け穴88a及び第3指掛け穴88cの寸法については実施例1と同様とした。そして、第1指掛け穴88a及び第3指掛け穴88cを、折返し部881と持手部66の上端との距離が9mm、スリット部882と持手部66の下端との距離が9mm、スリット部882と持手部66の左右端との距離がそれぞれ10mmとなる位置に設けた。第1指掛け穴88aと第3指掛け穴88cとの距離は、24mmとした。なお、第1指掛け穴88aと第3指掛け穴88cとの中間位置には包装袋11を開封するための補助ミシン目44を設けた。
<包装袋の持ち易さ>
得られた実施例1〜3及び比較例に係る包装袋について、次のような評価を行った。女性のモニター20名に実施例1〜3及び比較例ともにすべての指掛け穴を用いるという条件下で、5分間実際に歩行しながら持ち運んでもらい、従来品である比較例を基準として、「1:良い」、「2:やや良い」、「3:同じ」、「4:やや悪い」、「5:悪い」の5段階評価を付与してもらった。結果は、実施例ごとにモニター20名の評価を平均して総合評価とした。得られた結果を表1のとおりであり、数字の小さいほうが良好であることを示している。
Figure 2016141405
表1から明らかなように、実施例1〜3とも、比較例に対して良好な結果が得られた。比較例が2個の指掛け穴であり、指の掛け方によっては指が痛くなり易いものであるのに対し、実施例1〜3のいずれもが3個の指掛け穴を有することによって人差し指、中指、薬指等を使うことができ、荷重の分散や指の入れ替えが容易であることから指が痛くなり難いことが確かめられた。
1 包装袋
2 本体
6 持手部
8 指掛け穴
8a 第1指掛け穴
8b 第2指掛け穴
8c 第3指掛け穴
81 折返し部
82 スリット部
83 接続部(スリット部の仮固定のための)
84 折返し片
10 底辺
12 シールライン
12a 第1シールライン
12b 第2シールライン
12c 第3シールライン
12d 第4シールライン
12aa 中段区間(第1シールラインの)
12bb 中段区間(第2シールラインの)
100 ロール製品パッケージ

Claims (6)

  1. ロール製品を収納する包装袋であって、
    本体部と、
    前記本体部の上端側に設けられた持手部と、
    前記持手部に設けられ、それぞれが前記持手部と連続する折返し部と、前記持手部と切り離されたスリット部とを有する第1指掛け穴、第2指掛け穴及び第3指掛け穴と、を備え、
    中間に位置する前記第2指掛け穴が左右側に位置する前記第1指掛け穴及び前記第3指掛け穴よりも下方に設けられていることを特徴とする包装袋。
  2. 前記第1指掛け穴、前記第2指掛け穴及び前記第3指掛け穴が、上側で前記持手部と連続する前記折返し部と、下側で前記持手部から切り離されている前記スリット部とを有することを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記第2指掛け穴が前記第1指掛け穴及び前記第3指掛け穴よりも大きな横方向の長さを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋。
  4. 前記第1指掛け穴及び前記第3指掛け穴が、上側で前記持手部と連続する前記折返し部と、下側で前記持手部から切り離されている前記スリット部とを有し、
    前記第2指掛け穴が、下側で前記持手部と連続する前記折返し部と、上側で前記持手部から切り離されている前記スリット部とを有することを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  5. さらに、前記第2指掛け穴において、前記折返し部の左右端の下側近傍から下方に向かって延在する2本の補助ミシン目を有することを特徴とする請求項4に記載の包装袋。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の包装袋と、
    前記包装袋の収納された複数個のロール製品と、を備えるロール製品パッケージ。
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