JP4349228B2 - 評価用ディスク - Google Patents

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Description

この発明は、CDおよびDVDの2種類の光ディスクに対して記録/再生が行える光ディスク装置の調整、および評価に用いる評価用ディスクに関する。
従来、CDおよびDVDの2種類の光ディスクに対して記録/再生が行える光ディスク装置(マルチ対応の光ディスク装置)が一般に普及している。周知のように、CDとDVDとは、その外形形状については同じであるが(直径12cm、厚さ1.2mm)、記録層までの厚み、記録層での反射率、記録ビットの物理量等、記録する情報(記録情報)の規格が異なっている。このため、マルチ対応の光ディスク装置の製造時には、CDおよびDVDの両方について、記録/再生にかかる性能を確認する検査を行い、その検査結果に基づいて評価しなければならない。従来、この評価を行うときに、その外形形状がCDやDVDと同じであり、面振れや反りが無いガラスディスク等を評価用ディスクとして用いている。具体的には、評価用ディスクを評価対象の光ディスク装置にセットし、この光ディスク装置が記憶する評価プログラムを実行することにより、検査項目毎に検査を行い、検査項目毎にその検査結果に基づいて記録/再生にかかる性能を評価している。検査項目は、主にピックアップヘッドの性能にかかる項目である。
評価対象の装置がマルチ対応の光ディスクである場合、CDに対する評価項目と、DVDに対する評価項目とについて検査を行い、評価しなければならない。一方、CDについての評価を行う評価用ディスクと、DVDについて評価を行う評価用ディスクとが、異なるディスクであると、この光ディスク装置を評価するときに、本体にセットする光ディスクを交換する作業がともない、装置の評価に手間と時間がかかる。
そこで、CDおよびDVDについての検査が行え、装置の評価が行える評価用ディスクが特許文献1で提案されている。この評価用ディスクは、CD規格によるデータを内周側に形成し、DVD規格によるデータを外周側に形成した構成である。
特開2002−15477号公報
しかしながら、特許文献1で提案されている評価用ディスクは、上述したように、単にCD規格によるデータを内周側に形成し、DVD規格によるデータを外周側に形成した構成であった。このため、サイドビームの位相差の検査等が適正に行えないという問題があった。具体的には、光ディスクに形成されているトラックは、外周ほど半径が大きくなることから、光ディスクの半径位置により接線の傾きが異なるので、光ディスクの半径位置でサイドビーム間の位相差が変化する。特許文献1で提案されている評価用ディスクは、CDについての評価ではCD規格によるデータが内周側に形成されているだけなので、外周側におけるサイドビームの位相差を測定する検査が行えない。反対に、DVDについての評価ではDVD規格によるデータが外周側に形成されているだけなので、内周側におけるサイドビームの位相差を測定する検査が行えない。その結果、CD、およびDVDについて、内周側と外周側とにおけるサイドビームの位相差の測定が行えず、内周側と外周側とにおけるサイドビームの位相差の検査が適正に行えないという問題があった。
また、従来の評価用ディスクには、DVD規格によるデータを形成した領域にランドプリピット(LPP)が形成されておらず、再生信号におけるLPPの漏れ込みにかかる検査も行えなかった。
この発明の目的は、CDおよびDVDの2種類の光ディスクに対して記録/再生が行える光ディスク装置について、CDおよびDVDにかかる性能が適正に評価できる評価用ディスクを提供することにある。
この発明の評価用ディスクは、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
ックアップヘッドの評価に用いる、外形形状が円盤形状である評価用ディスクにおいて、
半径方向に分割した内周領域、中周領域、および外周領域の3つの領域のそれぞれを、CD規格による記録情報を形成したCD用評価領域と、DVD規格による記録情報を形成したDVD用評価領域と、に分割し、
且つ前記中周領域のDVD用評価領域については、ランドプリピットを形成していない第1の領域と、ランドプリピットを形成した第2の領域と、に分割している。
この構成では、半径方向に分割した内周領域、中周領域、および外周領域の3つの領域に、それぞれCD規格による記録情報を形成したCD用評価領域と、DVD規格による記録情報を形成したDVD用評価領域とを形成しているので、CD、およびDVDについて、内周側、中周側、および外周側におけるサイドビームの位相差等の測定が行える。したがって、CD、およびDVDについて、内周側と外周側とにおけるサイドビームの位相差等を測定し、その結果に基づいて装置の特性を適正に評価することができる。
しかも、中周領域のDVD用評価領域については、ランドプリピットを形成していない第1の領域と、ランドプリピットを形成した第2の領域と、に分割しているので、再生信号におけるランドプリピット(LPP)の漏れ込みにかかる評価も行える。
また、前記DVD規格による記録情報を形成した前記DVD用評価領域には、形成している記録情報のピット深さを第1の深さにした領域と、この第1の深さと異なる第2の深さにした領域と、が含まれている構成としてもよい。
このように構成すれば、DVDの検査において、DPP(Differential Push−Pull)法によるトラッキングエラー信号のレベルを十分に得ることができ、トラッキングエラーにかかる評価も適正に行える。
なお、DVDに対する記録機能を有する一般的な装置では、トラッキングエラー信号の生成方法がDPP法である。
この発明によれば、半径方向に分割した内周領域、中周領域、および外周領域の3つの領域に、それぞれCD規格による記録情報を形成したCD用評価領域と、DVD規格による記録情報を形成したDVD用評価領域とを形成しているので、CD、およびDVDについて、内周側、中周側、および外周側におけるサイドビームの位相差等の測定が行える。したがって、CD、およびDVDについて、内周側と外周側とにおけるサイドビームの位相差等を測定し、その結果に基づいて装置の特性を適正に評価することができる。
また、再生信号におけるランドプリピット(LPP)の漏れ込みにかかる評価も行える。
以下、この発明の実施形態である評価用ディスクについて説明する。
まず、本願発明にかかる評価用ディスクを用いて特性を評価する評価対象の光ディスク装置について簡単に説明する。図1は、評価対象の光ディスク装置の主要部の概略の構成を示す図である。この光ディスク装置1は、CDおよびDVDの2種類の光ディスクに対して記録/再生が行えるマルチ対応の光ディスク装置である。このマルチ対応の光ディスク装置1は、本体の動作を制御する制御部2と、データの記録、および再生時に本体にセットされている光ディスク10(CD、DVD)にレーザ光を照射するピックアップヘッド3と、データの記録時に光ディスク10に記録するデータに基づいて照射するレーザ光を制御する記録部4と、再生時にピックアップヘッド3からのRF信号を処理して再生信号を生成する再生部5と、ピックアップヘッド3から得られるトラッキングエラー信号(TE信号)に基づいてトラッキングサーボ制御を行うトラッキング制御部6と、ピックアップヘッド3から得られるフォーカスエラー信号(FE信号)に基づいてフォーカスサーボ制御を行うフォーカス制御部7と、光ディスク10に記録するデータの入力を受け付けたり、光ディスク10に記録されているデータを再生した再生信号を出力する入出力部8と、を備えている。
ピックアップヘッド3には、CDに対して照射するレーザ光(波長、780nm)を出力する第1の光源および、CDからの反射光を検出する第1の受光素子、DVDに対して照射するレーザ光(波長、650nm)を出力する第2の光源、DVDからの反射光を検出する第2の受光素子、光ディスクに照射するレーザ光を集光する対物レンズ、この対物レンズを光ディスク10の半径方向、および光ディスク10に接離する方向に移動する2軸のアクチュエータ等が設けられている。また、ピックアップヘッド3は、図示していないスレッドモータにより、光ディスク10の半径方向に移動自在に取り付けられている。
なお、第1の受光素子および第2の受光素子については、別々に設けない構成とすることもできる。
記録部4は、入出力部8で受け付けた光ディスク10に記録するデータのエンコードや、エンコードしたデータに基づいてピックアップヘッド3から光ディスク10に照射するレーザ光のパワー制御等を行う。再生部5は、ピックアップヘッド3から得たRF信号から光ディスク10に記録されているデータを得るとともに、このデータをデコードした再生信号の生成等を行う。再生部5が生成した再生信号は、入出力部8から外部に出力される。トラッキング制御部6は、ピックアップヘッド3から出力されるTE信号に基づいて、ピックアップヘッド3、およびこのピックアップヘッド3に設けられている対物レンズを光ディスク10の半径方向に移動し、レーザ光を照射する位置を光ディスク10のトラックに合わせるサーボ制御(トラッキング制御)を行う。光ディスク装置1は、DPP(Differential Push−Pull)法によりトラッキング制御を行う。フォーカス制御部7は、ピックアップヘッド3から出力されるTE信号に基づいて、このピックアップヘッド3に設けられている対物レンズを光ディスク10に対して接離する方向に移動し、レーザ光が集光される位置を光ディスク10のデータの記録面に合わせるサーボ制御(フォーカス制御)を行う。
また、制御部2は、この発明の実施形態にかかる評価用ディスクを用いて、検査項目毎に検査を行い、その検査結果に基づいて検査項目毎に評価する処理を実行する評価プログラムを記憶している。この評価プログラムは、主にピックアップヘッド3の性能にかかる検査項目の測定を行って、性能を評価するプログラムである。
なお、ここでは、光ディスク装置1における、光ディスク10へのデータの記録にかかる記録処理や、光ディスク10に記録されているデータを読み取って再生する再生処理については、公知の装置と同じであるので、その説明を省略する。
図2は、この発明の実施形態である評価用ディスク20を示す図である。この評価用ディスク20は、外形形状がCD、DVDと同じ円盤形状で、直径が12cm、厚さが1.2mmである。評価用ディスク20の基板材料は、ガラスやポリカーボネートである。図2に示すように、半径方向に内周領域21、中周領域22、および外周領域23の3つの領域に分割されている。内周領域21は評価用ディスク20の中心からの距離が25〜36mmの範囲であり、中周領域22は評価用ディスク20の中心からの距離が36〜50mmの範囲であり、外周領域23は評価用ディスク20の中心からの距離が50〜60mmの範囲である。内周領域21は、CD規格による記録情報を形成した内周側CD用評価領域21aとDVD規格による記録情報を形成した内周側DVD用評価領域21bとに分割されている。内周側CD用評価領域21aは評価用ディスク20の中心からの距離が25〜29.3mmの範囲であり、内周側DVD用評価領域21bは評価用ディスク20の中心からの距離が29.3〜36mmの範囲である。内周側CD用評価領域21aには、CD規格による記録情報が形成されており、そのピット深さがλ/4である。内周側DVD用評価領域21bには、DVD規格による記録情報が形成されており、そのピット深さがλ/8である。
また、中周領域22は、CD規格による記録情報を形成した中周側CD用評価領域22aとDVD規格による記録情報を形成した第1の中周側DVD用評価領域22bおよび第2の中周側DVD用評価領域22cと、3つに分割されている。中周側CD用評価領域22aには、CD規格による記録情報が形成されており、そのピット深さがλ/4である。第1の中周側DVD用評価領域22bには、DVD規格による記録情報が形成されており、そのピット深さがλ/4である。さらに、第2の中周側DVD用評価領域22cには、DVD規格による記録情報、およびランドプリピットが形成されており、記録情報、およびランドプリピットのピット深さがλ/4である。
さらに、外周領域23はDVD規格による記録情報を形成した外周側DVD用評価領域23bとCD規格による記録情報を形成した外周側CD用評価領域23aとに分割されている。外周側DVD用評価領域23bは評価用ディスク20の中心からの距離が50〜53.7mmの範囲であり、外周側CD用評価領域23aは評価用ディスク20の中心からの距離が53.7〜60mmの範囲である。外周側CD用評価領域23aには、CD規格による記録情報が形成されており、そのピット深さがλ/4である。外周側DVD用評価領域23bには、DVD規格による記録情報が形成されており、そのピット深さがλ/8である。
この検査用ディスク20は、例えば、
A、内周半径が7.5mm、外周半径29.3mmで、前記内周側CD用評価領域21aを形成した部材、
B、内周半径が29.3mm、外周半径が36mmで前記内周側DVD用評価領域21bを形成した部材、
C、内周半径が36mm、外周半径が43mmで前記中周側CD用評価領域22aを形成した部材、
D、内周半径が43mm、外周半径が47mmで前記第1の中周側DVD用評価領域22bを形成した部材、
E、内周半径が47mm、外周半径が50mmで前記第2の中周側DVD用評価領域22cを形成した部材、
F、内周半径が50mm、外周半径が53mmで前記外周側DVD用評価領域23bを形成した部材、
G、内周半径が53mm、外周半径が60mmで前記外周側CD用評価領域23aを形成した部材、
を作成し、これらA〜Gの部材を中心で合わせて接合することにより生成する。
なお、上記D、Eにかかる部材については、一体形成してもよい。
この実施形態の評価用ディスク20を用いて、評価対象の光ディスク装置1の性能を評価するときの動作を説明する。図3は、光ディスク装置における評価処理を示すフローチャートである。評価対象の光ディスク装置1において、制御部2が記憶している評価プログラムを実行する。光ディスク装置1は、この評価プログラムの実行により、図3に示す評価処理を開始する。
光ディスク装置1は、本体に評価用ディスク20が装着されるのを待ち(s1)、評価用ディスク20が装着されると、評価用ディスク20の中心からの距離が36.5mmである位置(CD位相調整位置)において、ピックアップヘッド3に設けられているCD用の第1の光源からレーザ光を照射し、サイドビームの位相差を測定する(s2)。このとき、作業者は、サイドビームの位相差が最小になるように、ピックアップヘッド3に設けられている光学部品の取り付け位置を調整する。光ディスク装置1は、CDについてのサイドビームの位相差にかかる調整が完了すると(s3)、例えば作業者がCDについてのサイドビームの位相差にかかる調整の完了を入力すると、評価用ディスク20の中心からの距離が35.5mmである位置(DVD位相調整位置)において、ピックアップヘッド3に設けられているDVD用の第1の光源からレーザ光を照射し、サイドビームの位相差を測定する(s4)。このとき、作業者は、サイドビームの位相差が最小になるように、ピックアップヘッド3に設けられている光学部品の取り付け位置を調整する。光ディスク装置1は、DVDについてのサイドビームの位相差にかかる調整が完了すると(s5)、例えば作業者がDVDについてのサイドビームの位相差にかかる調整の完了を入力すると、後述する1〜7の検査項目毎に測定を行う(s6)。
CD位相調整位置、およびDVD位相調整位置は、光ディスク10の最内周におけるサイドビームの位相差と、最外周におけるサイドビームの位相差とのずれ量(絶対値)が最小になることを実験により確認した位置である。CD位相調整位置は中周側CD用評価領域22aに位置し、DVD位相調整位置は内周側DVD用評価領域21bに位置している。また、内周側DVD用評価領域21bについては、形成しているDVD規格による記録情報のピット深さをλ/8にしているので、DPP法で十分なレベルのTE信号を得ることができる。したがって、DVDについてのサイドビームの位相差にかかる調整が適正に行える。
光ディスク装置1は、s6において、
1−評価用ディスク20の中心からの距離が25mmである位置(内周側CD用評価領域21a)において、ピックアップヘッド3に設けられているCD用の第1の光源からレーザ光を照射し、CDについて内周側におけるサイドビームの位相差を測定する。
2−評価用ディスク20の中心からの距離が29mmである位置(内周側CD用評価領域21a)において、ピックアップヘッド3に設けられているCD用の第1の光源からレーザ光を照射し、CDについての再生信号(RF信号)のレベルを測定する。
3−評価用ディスク20の中心からの距離が29.3mmである位置(内周側DVD用評価領域21b)において、ピックアップヘッド3に設けられているDVD用の第1の光源からレーザ光を照射し、DVDについて内周側におけるサイドビームの位相差を測定する。
4−評価用ディスク20の中心からの距離が45mmである位置(第1の中周側DVD用評価領域22b)において、ピックアップヘッド3に設けられているDVD用の第1の光源からレーザ光を照射し、DVDについての再生信号(RF信号)のレベルを測定する。
5−評価用ディスク20の中心からの距離が48mmである位置(第2の中周側DVD用評価領域22c)において、ピックアップヘッド3に設けられているDVD用の第1の光源からレーザ光を照射し、DVDについての再生信号(RF信号)のレベルを測定する。
6−評価用ディスク20の中心からの距離が53.5mmである位置(外周側DVD用評価領域23b)において、ピックアップヘッド3に設けられているDVD用の第1の光源からレーザ光を照射し、DVDについて外周側におけるサイドビームの位相差を測定する。
7−評価用ディスク20の中心からの距離が54mmである位置(外周側CD用評価領域23a)において、ピックアップヘッド3に設けられているCD用の第1の光源からレーザ光を照射し、CDについて外周側におけるサイドビームの位相差を測定する。
光ディスク装置1は、s6において全ての検査項目について測定を完了すると、評価対象である光ディスク装置1について、その性能の良否を判定し(s7)、その判定結果を出力して(s8)、本処理を終了する。
a、s7では、上記s6でCDについて測定した内周側におけるサイドビームの位相差と、外周側におけるサイドビームの位相差とのズレ量が予め定められた範囲内であるかどうか、
b、上記s6でDVDについて測定した内周側におけるサイドビームの位相差と、外周側におけるサイドビームの位相差とのズレ量が予め定められた範囲内であるかどうか、
c、CDについての再生信号(RF信号)のレベルが予め定められた範囲内であるかどうか、
d、DVDについての再生信号(RF信号)のレベルが予め定められた範囲内であるかどうかや、LPPの漏れ込みが予め定められた範囲内であるかどうか等、から総合的に性能の良否を判定する。
なお、LPPの漏れ込みについては、評価用ディスク20の中心からの距離が45mmである位置(第1の中周側DVD用評価領域22b)、および評価用ディスク20の中心からの距離が48mmである位置(第2の中周側DVD用評価領域22c)において、測定したDVDについての再生信号(RF信号)のレベルの差から得られる。
また、内周側DVD用評価領域21bおよび外周側DVD用評価領域23bについては、形成しているDVD規格による記録情報のピット深さをλ/8にしているので、DPP法で十分なレベルのTE信号を得ることができるので、サイドビームの位相差を正確に測定することができる。
このように、この実施形態の評価用ディスク20は、半径方向に分割した内周領域21、中周領域22、および外周領域23の3つの領域に、それぞれCD規格による記録情報を形成したCD用評価領域21a、22a、23aと、DVD規格による記録情報を形成したDVD用評価領域21b、22b、22c、23bとを形成しているので、CD、およびDVDについて、内周側、中周側、および外周側におけるサイドビームの位相差を測定することができる。したがって、CDおよびDVDの2種類の光ディスクに対して記録/再生が行える光ディスク装置1に対して、CDおよびDVDについての検査項目について適正な測定が行え、その結果に基づく性能の評価が行える。また、再生信号におけるランドプリピット(LPP)の漏れ込みにかかる評価も行える。
なお、この評価用ディスク20を用いて測定する検査項目については、上記以外の検査項目を追加的に設けてもよい。
評価対象の光ディスク装置の主要部の概略の構成を示す図である。 この発明の実施形態である評価用ディスクを示す図である。 光ディスク装置における評価処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1−光ディスク装置
2−制御部
3−ピックアップヘッド
20−評価用ディスク
21−内周領域
21a−内周側CD用評価領域
21b−内周側DVD用評価領域
22a−中周側CD用評価領域
22b−第1の中周側DVD用評価領域
22c−第2の中周側DVD用評価領域
23a−外周側CD用評価領域
23b−外周側DVD用評価領域

Claims (2)

  1. ピックアップヘッドの評価に用いる、外形形状が円盤形状である評価用ディスクにおいて、
    半径方向に分割した内周領域、中周領域、および外周領域の3つの領域のそれぞれを、CD規格による記録情報を形成したCD用評価領域と、DVD規格による記録情報を形成したDVD用評価領域と、に分割し、
    且つ前記中周領域のDVD用評価領域については、ランドプリピットを形成していない第1の領域と、ランドプリピットを形成した第2の領域と、に分割し、
    さらに、前記DVD規格による記録情報を形成した前記DVD用評価領域には、形成している記録情報のピット深さを第1の深さにした領域と、この第1の深さと異なる第2の深さにした領域と、が含まれている評価用ディスク。
  2. ピックアップヘッドの評価に用いる、外形形状が円盤形状である評価用ディスクにおいて、
    半径方向に分割した内周領域、中周領域、および外周領域の3つの領域のそれぞれを、CD規格による記録情報を形成したCD用評価領域と、DVD規格による記録情報を形成したDVD用評価領域と、に分割し、
    且つ前記中周領域のDVD用評価領域については、ランドプリピットを形成していない第1の領域と、ランドプリピットを形成した第2の領域と、に分割している、評価用ディスク。
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