JP4347816B2 - カウルルーバー - Google Patents

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Description

本発明は、車両のカウルルーバーに関し、特にエンジンルーム内のメンテナンス作業を行うために、蓋体で開閉される開放部を備えたカウルルーバーに関する。
この種のカウルルーバーについては、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、カウルルーバー本体にメンテナンス用の開放部が開けられ、この開放部を塞ぐ蓋体がカウルルーバー本体に脱着可能に取り付けられている。
特開2003−276642号公報
カウルルーバー本体と蓋体との接合部に雨水などが浸入すると、その水が接合部の隙間を通ってエンジンルーム内に滴下する場合がある。これを防ぐ手段としては、カウルルーバー本体と蓋体との接合部にシール材を設け、防水性を確保することが考えられるが、シール材の劣化などによって限界がある。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、カウルルーバー本体と蓋体との接合部に水が浸入したとしても、その水がエンジンルーム内に滴下するのを効果的に防止することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、カウルルーバー本体がエンジンルーム内のメンテナンスを行う開放部を有し、この開放部を塞ぐ蓋体がカウルルーバー本体に脱着可能に取り付けられているカウルルーバーであって、カウルルーバー本体は、その上壁部の前面側に位置するほぼ垂直な壁部と、この壁部の下端部から前方へ張り出た張出し部とを有する。この張出し部には開放部に沿って車幅方向へ延びる凸部が成形されている。
この凸部と壁部との間に構成された溝を蓋体で被うことにより第1の排水路が構成されている。第1の排水路を構成する張出し部の凸部と、その延長線上に所定の距離を隔てて設けられた別の凸部との間に構成された溝を蓋体で被うことにより、第1の排水路と連通する第2の排水路が構成されている。両排水路の少なくとも一方が、蓋体の内側においてカウルルーバー本体に設けられた排水口に通じている。
また蓋体の表面には、カウルルーバー本体の張出し部において第1の排水路を構成する凸部に被さる蓋体の凸部に沿って第1の樋が設けられている。張出し部の表面には、第2の排水路を構成する凸部と張出し部の前端部に車幅方向へ連続して形成されたフランジとの間において第2の樋が設けられている。そして、第1の樋と第2の樋とが連通しているとともに、第2の樋がカウルルーバー本体に設けられた排水口に通じている。
これにより、カウルルーバー本体と蓋体との接合部に浸入する水を、そのままカウルルーバー本体の排水口からエンジンルーム外に排水することができる。したがって、エンジンルーム内のメンテナンスの作業性を確保するために蓋体が設けられていても、エンジンルーム内に雨水などが滴下する、といった不具合が解消される。また、雨水などの大部分はカウルルーバー本体と蓋体との接合部に浸入することなく、第1,2の樋を通じて排水口から素早くエンジンルーム外に排水される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載されたカウルルーバーであって、第1の排水路を構成する張出し部の凸部と蓋体との間にシールが連続して設けられている。
これにより、第1の排水路で受けた水を確実に排水口に導いてエンジンルーム外に排水することができる
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、車両のフロント部分を表した外観斜視図である。この図面で示すようにカウルルーバー本体10は、車両のフロントガラス30の下端部とボンネット32の後端部との間に設けられたカバー状の部材である。カウルルーバー本体10における車幅方向の複数箇所(例えば二箇所)には、蓋体20が脱着可能に取り付けられている。
図2は、カウルルーバー本体10の一部を蓋体20と共に表した斜視図である。図3は、図2において蓋体20を取り外した状態の斜視図である。図4は、図2のA-A矢視方向の断面図である。図5は、図2のB-B矢視方向の断面図である。これらの図面で示すカウルルーバー本体10および蓋体20は、それぞれ合成樹脂材による一体成形品である。
カウルルーバー本体10は、その上壁部11の前面側にほぼ垂直な壁部12と、この壁部12の下端部から前方へほぼ水平に張り出た張出し部13とを有する。この張出し部13の一部には、エンジンルーム34内のメンテナンス作業(バッテリー点検など)を行うための開放部16が開けられている。また、張出し部13には、車幅方向へ延びる開放部16の縁16aに沿って連続する凸部13aが成形されている。この凸部13aの上面には、シール17が車幅方向へ連続して設けられている。
同じくカウルルーバー本体10の張出し部13には、凸部13aの延長線上で、かつ、この凸部13aの端部から所定の距離を隔てた箇所において別の凸部13bが成形されている。なお、開放部16以外の箇所における張出し部13の前端部は、車幅方向へ連続するフランジ13cとなっている。このフランジ13cの端部には、蓋体20を結合するための結合孔13dが形成されている。
蓋体20は、カウルルーバー本体10の開放部16を塞ぐのに充分な大きさに設定されている。この蓋体20は、カウルルーバー本体10における張出し部13の凸部13aに被さる凸部20aと、この凸部20aに沿って連続する第1の樋24とを有する。この樋24の前端部は、車幅方向へ連続するフランジ20bとなっている。このフランジ20bと張出し部13のフランジ13cとは、開放部16を蓋体20によって塞いだ状態において、互いにほぼ面一状態で連続する。なお、フランジ20bの端部には、フランジ13cの結合孔13dに差し込むことで結合される結合爪20cが設けられている。
カウルルーバー本体10の開放部16を蓋体20で塞いだ状態(図2)において、カウルルーバー本体10の張出し部13と蓋体20との間には、第1の排水路14および第2の排水路15が構成される。また、蓋体20における第1の樋24は、張出し部13の凸部13bとフランジ13cとの間で構成された第2の樋18に対し、ほぼ同じ深さ、同じ幅で連通する。なお、第2の樋18は、カウルルーバー本体10の壁部12と張出し部13との境界部に開けられた排水口18aに通じている。この排水口18aは、エンジンルーム34の外に通じており、これは両排水路14,15の排水口14b,15bも同様である。
第1の排水路14は、張出し部13の凸部13aと壁部12との間で構成された溝14aを、蓋体20の凸部20aで被った通路である。この第1の排水路14は、カウルルーバー本体10の壁部12と溝14aの底面との境界部に開けられた複数の排水口14bを有する。また、第1の排水路14は、張出し部13の凸部13a上面と蓋体20の凸部20a内面との間に位置するシール17により、開放部16側への水の浸入を防いでいる。
第2の排水路15は、張出し部13に対する蓋体20端部との突き合わせ箇所22において、張出し部13の凸部13a,13b間に構成された溝15aを蓋体20の端部で被った通路である。この第2の排水路15は、カウルルーバー本体10の壁部12と溝15aの底面との境界部に開けられた排水口15bに通じている。
以上のように構成されたカウルルーバーにあっては、雨水などの大部分は蓋体20における第1の樋24およびカウルルーバー本体10における第2の樋18を通じて排水口18aに導かれ、この排水口18aからエンジンルーム34外に排水される。また、カウルルーバー本体10と蓋体20との接合部に浸入した水は、第1の排水路14あるいは第2の排水路15で受けられ、それぞれの排水口14b,15bからエンジンルーム34外に排出される。したがって、メンテナンス用の開放部16からエンジンルーム34内に雨水などが滴下するのを防止できる。
車両のフロント部分を表した外観斜視図 カウルルーバー本体の一部をと共に表した斜視図 図2において蓋体を取り外した状態の斜視図 図2のA-A矢視方向の断面図 図2のB-B矢視方向の断面図
符号の説明
10 カウルルーバー本体
14 第1の排水路
14b 排水口
15 第2の排水路
15b 排水口
16 開放部
16a 縁
20 蓋体
22 突き合わせ箇所

Claims (2)

  1. カウルルーバー本体がエンジンルーム内のメンテナンスを行う開放部を有し、この開放部を塞ぐ蓋体がカウルルーバー本体に脱着可能に取り付けられているカウルルーバーであって、カウルルーバー本体は、その上壁部の前面側に位置するほぼ垂直な壁部と、この壁部の下端部から前方へ張り出た張出し部とを有し、張出し部には開放部に沿って車幅方向へ延びる凸部が成形され、この凸部と壁部との間に構成された溝を蓋体で被うことにより第1の排水路が構成され、第1の排水路を構成する張出し部の凸部と、その延長線上に所定の距離を隔てて設けられた別の凸部との間に構成された溝を蓋体で被うことにより、第1の排水路と連通する第2の排水路が構成され、両排水路の少なくとも一方が、蓋体の内側においてカウルルーバー本体に設けられた排水口に通じており、また蓋体の表面には、カウルルーバー本体の張出し部において第1の排水路を構成する凸部に被さる蓋体の凸部に沿って第1の樋が設けられ、張出し部の表面には、第2の排水路を構成する凸部と張出し部の前端部に車幅方向へ連続して形成されたフランジとの間において第2の樋が設けられ、第1の樋と第2の樋とが連通しているとともに、第2の樋がカウルルーバー本体に設けられた排水口に通じているカウルルーバー。
  2. 請求項1に記載されたカウルルーバーであって、第1の排水路を構成する張出し部の凸部と蓋体との間にシールが連続して設けられているカウルルーバー。
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