JP4337218B2

JP4337218B2 - Cooker

Info

Publication number: JP4337218B2
Application number: JP2000070043A
Authority: JP
Inventors: 美智子黒田; 真千子宮井; 周史佐藤
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2000-03-14
Filing date: 2000-03-14
Publication date: 2009-09-30
Anticipated expiration: 2020-03-14
Also published as: JP2001254958A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファンによって油煙を庫外に排出する加熱調理器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般にロースター等で、脂肪分を多く含む食品、例えば肉や、魚を加熱して調理する場合に油煙が発生するため、特開平９−３２２８５９号公報に開示されているように、モータに駆動されるファンを備え、このファンにより強制的に加熱室内に発生した油煙を引き、そして触媒を通すことにより油煙を浄化し、調理器外に排出する構成にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、加熱初期においては庫内温度が低く、また調理物の温度も低いので、調理物の脂肪分が溶け出ることなく油煙は発生しない。つまり、加熱初期においては油煙を排出するためのファンを動作する必要がないにもかかわらず、従来では加熱初期においてもファンが動作しており、外気がファンにより調理器庫内に引き込まれ、加熱室内の温度をさげ、調理時間が長くなる現象があった。
【０００４】
また、調理物は、温度が低下した加熱室内にファンの風に長時間あたる状態で加熱されるため、乾燥がすすんでジューシーさに欠ける出来映えになることが多かった。さらに、ファンの回転数は周波数により異なり、５０Ｈｚに比べ６０Ｈｚの方がファンの回転数が多いため風量が多く、庫内温度が上がりにくくなる。
【０００５】
最近では加熱初期に温度検出手段によって調理物の負荷量を検出し、調理時間や加熱パターンを決定するものがあるが、周波数の違いによる温度検出手段の上昇の差より、負荷量を誤って検知してしまう場合がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、本発明の一つの手段は、加熱室内に収容した調理物を加熱する加熱手段と、調理時に前記加熱室内に発生した油煙を排気するためのファンと、このファンを駆動するモータと、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検知温度の温度勾配を演算する演算手段を有し前記加熱手段への通電を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記温度勾配が所定の温度勾配以下になるまでは前記ファンの動作を停止し、前記所定の温度勾配以下になった後に前記ファンを動作させる加熱調理器とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項１記載の発明は、加熱室内に収容した調理物を加熱する加熱手段と、調理時に前記加熱室内に発生した油煙を排気するためのファンと、このファンを駆動するモータと、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検知温度の温度勾配を演算する演算手段を有し前記加熱手段への通電を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記温度勾配が所定の温度勾配以下になるまでは前記ファンの動作を停止し、前記所定の温度勾配以下になった後に前記ファンを動作させる加熱調理器とする。
【００１２】
上記実施形態において、制御装置は温度検出手段が所定の温度勾配に達した場合にファンの動作を変更することにより、連続調理時においても調理器庫外に煙を排出することなく、庫内温度の低下を防ぐことにより調理時間の短縮を図り、調理物の乾燥を抑え出来映えを向上させることが出来る。
【００１３】
また、請求項２記載の発明は、加熱室内に収容した調理物を加熱する加熱手段と、調理時に前記加熱室内に発生した油煙を排気するためのファンと、このファンを駆動するモータと、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出する温度が第１の温度から第２の温度まで上昇する間の時間が長くなればなるほど調理物の負荷量が大きいと判定する演算手段を有し前記加熱手段への通電を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記負荷量が大きいほど調理時間を長く設定するとともに、前記負荷量判定が終了するまでは前記ファンの動作を停止し、前記負荷量判定後に前記ファンを動作させる加熱調理器とする。
【００１４】
請求項３記載の発明は、加熱室内に収容した調理物を加熱する加熱手段と、調理時に前記加熱室内に発生した油煙を排気するためのファンと、このファンを駆動するモータと、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の温度情報から調理物の負荷量を判定する演算手段と、前記負荷量判定が終了するまでは前記ファンの動作を停止し、前記負荷量判定後に前記ファンを動作させるようにした制御装置を備え、前記制御装置は、前記負荷量判定後所定時間が経過する迄は前記ファンの動作を停止し、前記負荷量判定後前記所定時間が経過した後は前記ファンを動作させる加熱調理器とする。
【００１５】
請求項４記載の発明は、制御装置は所定時間を負荷量判定後負荷量が大きくなるほど長く設定する請求項３記載の加熱調理器とする。
【００１６】
上記実施形態において、制御装置は所定時間を負荷量判定が大きくなるほど長く設定するので、さらに調理時間の短縮を図るとともに、調理物の乾燥を防ぎ出来映えを向上させることができる。
【００１７】
【実施例】
以下、本発明の加熱調理器の実施例及び参考例について図１〜図５を参照して説明する。
【００１８】
（参考例１）
図１は一参考例の加熱調理器の制御回路を示すブロック図、図２は同加熱調理器の全体構成を示す半裁の正面図、図３は同加熱調理器を示す側断面図である。
【００１９】
加熱調理器の本体１は下部に支脚２を有している。３は前面を開口した加熱室で、内部に加熱手段としての上発熱体４と下発熱体５を取り付けている。そして、上下の発熱体４，５の種類としてはシーズヒータやミラクロンヒータ、ハロゲンヒータ等があげられる。
【００２０】
６は下発熱体５の下方に位置して加熱室３内に設けた凹状の受け皿で、加熱室３の開口を覆う７の開閉と連動して出し入れできる。８は受け皿６に設置され、調理物９の載置面を下発熱体５の上方に位置させた調理台で、受け皿６とともに加熱室３に出し入れできる。１０は本体１の全面側部に設けた操作部で、複数の調理方法および複数の調理物を選択するためのスイッチである。
【００２１】
１１は加熱室３の排気通路に設けた触媒で、１２は触媒１１を加熱する補助ヒータである。１３は加熱室３内の空気を排気通路に排出する開口部で、前記排気通路を通して本体１の背面の排気口１４より排出する。１５は加熱室３内の空気を本体１外に排出するため、排気通路に設けたファンで、１６は前記ファン１５を駆動するモータである。
【００２２】
１７は加熱室３内に設けた温度センサを用いた庫内温度検出手段、１８は庫内温度検出手段１７が加熱室３内の温度を検出し、所定温度になったときの信号を受けて上発熱体４と下発熱体５への通電を制御する制御装置である。そして、制御装置１８は、上下の発熱体４，５に供給するパワーを内蔵している制御プログラムによって制御しているもので、本参考例ではマイクロコンピュータ（以下マイコンと称する）を使用している。また、制御装置１８は操作部１０により操作される複数の調理法および複数の調理物を選択する情報を有する選択手段１９と、この選択手段１０の上方を受け調理法および調理物の種類に対応する指定をする動作パターン決定手段２０と、この動作パターン決定手段２０の指定に応じて上下の発熱体４，５を制御する制御手段２１と、選択手段１９の選択により動作パターン決定手段２０の指定した調理コース、すなわち調理法および調理物の種類に対応する加熱手段の出力パターンと加熱時間を記憶し、その動作パターンを制御手段２１が読み込んで制御する動作パターン記憶手段２２と、計時機能である時間積算手段２３を備えている。２５は、マイコンが有している演算機能である演算手段で、庫内温度検出手段１７の検知温度と時間積算手段２３の計時情報とから温度勾配を算出する。
【００２３】
以上のように構成された加熱調理器について、以下にその動作を説明する。まず調理物を調理台８上に載置して、操作部１０を操作して選択手段１９により調理物の種類、調理法を選択する。この選択した信号に応じて動作パターン決定手段２０の信号と動作パターン記憶手段２２の信号とにより演算して、加熱時間、加熱温度が決定され、制御手段２１が上発熱体４および下発熱体５を加熱する。
【００２４】
例えば、さんま２尾では調理開始から１０分経過すると、魚から油煙が発生し始める。この油煙を含んだ空気はモータ１６によって回転しているファン１５によって開口部１３から吸引され、触媒１１は補助ヒータ１２によって加熱され高温なので、煙の浄化性能は向上しており、煙が触媒１２の内部を通過する際に浄化されて煙は無くなり、熱を含んだ空気のみが外に放出される。図４は本参考例での温度グラフである。煙の発生し始めるＴ２には庫内温度検出手段はθ２まで上昇している。
【００２５】
煙の発生しはじめる前である庫内温度検出手段がθ１に達した時点よりファンを動作し始めている。この様にすることにより、油煙の発生しない初期にファンの動作を停止し、ファンの風による庫内温度の低下を防ぎ、調理時間の短縮をはかるとともに、調理物の乾燥を防ぎ出来映えを向上させることが出来る。
【００２６】
（表１）は、加熱初期からファンを動作させた場合と、本参考例の加熱初期にファンの動作を停止させた場合のさんま４尾調理時の出来映えの比較表である。
【００２７】
【表１】

【００２８】
このように、加熱初期からファンを動作させたものよりも、加熱初期にファンを停止させたものの方が、調理物の減水率が少なく、食した時にもジューシーで出来映えのよいものとなった。
【００２９】
なお、この参考例では温度検出手段が所定の温度に達する迄ファンの動作を停止しているが、温度検出手段が所定の温度に達する迄ファンの回転数を低下するもしくは、ファンを間欠運転することでファンの風量を低下させることによっても同様の効果が得られる。
【００３０】
（実施例１）
参考例１の図１〜図３は、実施例１における請求項１に記載の発明に対応する一実施例における加熱調理器を示すものである。
【００３１】
図５は初回調理で調理開始時の庫内温度検出手段が２０℃の場合、図６は調理後庫内温度が高いうちに再び調理を開始したもので、調理開始時の庫内温度検出手段が１８０℃の場合の温度グラフである。
【００３２】
参考例１にあるように所定温度、例えば１９０℃でファンを動作させるようにした場合、図５の初回調理の場合は加熱開始から８分後にファンを動作させることになるが、図６の連続調理の場合は調理開始時に既に温度検出手段が１８０℃に達しているため、調理開始から１分でファンが動作し始める。しかし、調理開始後１分では調理物の温度はまだ低く、調理物からの油が溶け出さないため、煙の発生量は少なくファンを動作させる必要はない。
【００３３】
本実施例では所定の温度勾配に達した時にファンを動作させる、つまり所定の時間の温度勾配θ２−θ１がある一定勾配以下になった場合にファンを動作させることにより、連続調理時においても、煙が出ない間はファンを停止させ、ファンの風による庫内温度の低下を防ぎ、調理時間の短縮をはかるとともに、調理物の乾燥を防ぎ出来映えを向上させることが出来る。
【００３４】
（実施例２）
参考例１の図１〜図３は、実施例２における請求項１、２に記載の発明に対応する一実施例における加熱調理器を示すものである。
【００３５】
本実施例において、ファンの動作開始は参考例１とは異なり、図７にある調理時間Ｔ３を決定する負荷量判定後に行われる。負荷量判定とは、調理物の負荷量を判定することであり、調理物の負荷量が大きいほど調理に要する時間は長くなることから、負荷量判定によって調理時間Ｔ３を決定しているのである。庫内温度検出手段が所定温度θ１からθ２に上昇する間の時間Ｔ２−Ｔ１が負荷量が大きくなるほど長くなることから、このＴ２−Ｔ１によって調理時間Ｔ３を決定している。この工程はセンサ温度が上昇していく加熱初期に設定されるので、この間は庫内温度が比較的低く、調理物の温度も低いため、油煙は発生しない。よって負荷量判定が終了するまでは、ファンを回転させる必要がなく、負荷量判定を終了させてからファンを動作し始めることにより、参考例１と同様調理時間の短縮を図り、調理物の乾燥を防ぎ出来映えを向上させることが出来る。また、ファンを駆動させるモータの回転数は周波数により異なる。（表２）は、本実施例でのモータの回転数を周波数別に記載したものである。
【００３６】
【表２】

【００３７】
５０Ｈｚに比べ６０Ｈｚの方がモータの回転数が多いため風量が多く、庫内温度や庫内温度検出手段の検知温度が上がりにくくなる。この場合、負荷量判定時にもファンを動作させた場合、５０Ｈｚに合わせて負荷量検知による調理時間を設定すると、６０Ｈｚの場合はθ１からθ２に上昇する間の時間が長くなるため、５０Ｈｚで設定したものよりも負荷量が大きいと判定し、調理時間が長くなり、調理物が加熱されすぎてしまう。このことより、負荷量判定時にファンを動作させないことにより、負荷量判定に周波数の違いの影響が出ずに、５０Ｈｚの場合も、６０Ｈｚの場合も同様の精度の負荷量判定を行うことが出来、調理物の出来映えが安定する。
【００３８】
本実施例では、負荷量判定後ファンを動作し始めているが、負荷量判定工程の設定温度帯によっては、負荷量判定終了後、調理物から油煙が発生し始めるまで時間がかかる場合があるため、負荷量判定後一定時間を経過してからファンを動作させることにより、さらに調理時間の短縮を図るとともに、調理物の乾燥を防ぎ出来映えを向上させることが出来る。
【００３９】
さらに、負荷量が大きいほど庫内の温度上昇は緩慢になり、調理物の温度上昇も緩やかになるため、負荷量判定後負荷量が大きいほど調理物から油煙が発生し始めるまで時間がかかることになる。よって、負荷量判定によって判定した負荷量の大きさに比例して、ファンの動作を開始する間での時間を設定することにより、さらに調理時間の短縮を図るとともに、調理物の乾燥を防ぎ出来映えを向上させることが出来る。
【００４０】
なお、本発明の上記各実施例及び参考例において具体的な数値は一実施例であり、これらの数値に限定されるものではなく必要に応じ、適宜変更することができるものである。また、加熱調理器において、具体的な調理物としてさんまは一例であり、これに限定されるものではない。
【００４２】
【発明の効果】
請求項１に記載の発明は、連続調理時においても魚や肉などの油が溶け出す温度に達するまではファンの動作を停止させるので、調理器庫外に煙を排出することなく、庫内温度の低下を防ぐことにより調理時間の短縮を図るとともに、調理物の乾燥を防ぎ出来映えを向上させることが出来る。
【００４３】
また、請求項２に記載の発明は、周波数の差から発生するファンの風量の違いによる負荷量の誤判定を防ぎ、調理物の量に最適な加熱を行うことができる。
【００４４】
また、請求項３に記載の発明は、周波数の差から発生するファンの風量の違いによる負荷量の誤判定を防ぎ、調理物の量に最適な加熱を行うとともに、負荷量判定後も所定時間ファンを停止させることにより、さらに調理時間の短縮を図り、調理物の出来映えを向上させることができる。
【００４５】
また、請求項４に記載の発明は、周波数の差から発生するファンの風量の違いによる負荷量の誤判定を防ぎ、調理物の量に最適な加熱を行うとともに、負荷量に対応したファンの停止時間を設けることにより、負荷量に応じた最短調理時間の実現を行うとともに、より調理物の出来映えを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の参考例である加熱調理器の構成を示すブロック図
【図２】同、加熱調理器の構成を示す一部切り欠き正面図
【図３】同、加熱調理器の構成を示す側断面図
【図４】第１の参考例における加熱調理器の庫内温度検出手段の温度情報とファンの動作パターンを示す特性図
【図５】第１の実施例における初回調理で調理開始時の庫内温度検出手段が２０℃の場合の加熱調理器の庫内温度検出手段の温度情報とファンの動作パターンを示す特性図
【図６】第１の実施例における調理後庫内温度が高いうちに再び調理を開始したもので、調理開始時の庫内温度検出手段が１８０℃の場合の加熱調理器の庫内温度検出手段の温度情報とファンの動作パターンを示す特性図
【図７】第２の実施例における加熱調理器の庫内温度検出手段の温度情報とファンの動作パターンを示す特性図
【符号の説明】
４上発熱体
５下発熱体
１５ファン
１６モータ
１７温度検出手段
１８制御装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heating cooker that discharges oil smoke to the outside by a fan.
[0002]
[Prior art]
In general, oily smoke is generated when cooking a food containing a lot of fat, such as a roaster, such as meat or fish, and is driven by a motor as disclosed in JP-A-9-322859. The fan is forcibly drawn into the heating chamber by this fan, and the smoke is purified by passing through the catalyst and discharged outside the cooker.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the inside temperature is low and the temperature of the cooked food is low at the beginning of heating, the fat content of the cooked food does not melt and no smoke is generated. In other words, although it is not necessary to operate the fan for discharging the oily smoke at the initial stage of heating, the fan is operated even at the initial stage of heating, and the outside air is drawn into the cooking chamber by the fan and heated. There was a phenomenon that the room temperature was lowered and cooking time was prolonged.
[0004]
In addition, the cooked food is heated in a state where it is exposed to the wind of the fan for a long time in the heating chamber where the temperature has been lowered, so that drying often progresses and the result is lacking in juiciness. Furthermore, the number of rotations of the fan varies depending on the frequency. Since the number of rotations of the fan is higher at 60 Hz than at 50 Hz, the air volume is large and the internal temperature is difficult to increase.
[0005]
Recently, there is one that detects the amount of food load by the temperature detection means at the beginning of heating and determines the cooking time and heating pattern, but the load amount is detected incorrectly due to the difference in the rise of the temperature detection means due to the difference in frequency. May end up.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, one of the means of the present invention is a heating means for heating the food contained in the heating chamber, a fan for exhausting oily smoke generated in the heating chamber during cooking, a motor for driving the fan, a temperature detecting means for detecting a temperature of said heating chamber, a control device for controlling the energization of the heating means has a calculating means for calculating a temperature gradient of the detected temperature of said temperature detecting means The control device is a heating cooker that stops the operation of the fan until the temperature gradient becomes equal to or lower than a predetermined temperature gradient, and operates the fan after the temperature gradient becomes lower than the predetermined temperature gradient. .
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention of claim 1, wherein the present invention has a heating means for heating food accommodated in the heating chamber, and a fan for exhausting soot generated in the heating chamber during cooking, a motor for driving the fan, A temperature detection means for detecting the temperature in the heating chamber; and a control device for calculating a temperature gradient of the temperature detected by the temperature detection means and for controlling energization to the heating means. the temperature gradient until ing below a predetermined temperature gradient stops operation of the fan, and the pressurized heat cooker Ru turns on the fan after falls below the predetermined temperature gradient.
[0012]
In the above embodiment, the control device changes the operation of the fan when the temperature detecting means reaches a predetermined temperature gradient, so that the temperature inside the cabinet is not exhausted outside the cooker cabinet even during continuous cooking. It is possible to shorten the cooking time by preventing the deterioration of the food, and to suppress the drying of the cooked product and improve the quality.
[0013]
The invention of claim 2, wherein the heating means for heating the food accommodated in the heating chamber, and a fan for exhausting soot generated in the heating chamber during cooking, a motor for driving the fan, the temperature detecting means for detecting the temperature of the heating chamber, the temperature detected by said temperature detecting means and large load time has the more food the longer during rising from a first temperature to a second temperature determination and a control unit for controlling the energization to said heating means includes an arithmetic means for said control unit sets a cooking time longer as the load is large, until the load determination is completed the It stops the operation of the fan, the pressurized heat cooker Ru to operate the fan after the load determination.
[0014]
The invention according to claim 3 is a heating means for heating the food accommodated in the heating chamber, a fan for exhausting oily smoke generated in the heating chamber during cooking, a motor for driving the fan, and the heating chamber Temperature detecting means for detecting the temperature of the food, calculating means for determining the load amount of the food from the temperature information of the temperature detecting means, and stopping the operation of the fan until the load amount determination is completed, and the load amount a control apparatus that operates the fan after determination, the control device, until the load weight determination after a predetermined time elapses and stops the operation of the fan, the load determination after the predetermined time has elapsed after to the pressurized heat cooker Ru to operate the fan.
[0015]
The invention according to claim 4 is the heating cooker according to

claim

3 , wherein the control device sets the predetermined time longer as the load amount after the load amount determination becomes larger .
[0016]
In the above embodiment, the control device so set longer as increases the load amount determining for a predetermined time, further with shortened cooking time can Rukoto improve workmanship prevent drying of the food.
[0017]
【Example】
Hereinafter, the Example and reference example of the heating cooker of this invention are described with reference to FIGS.
[0018]
( Reference Example 1)
FIG. 1 is a block diagram showing a control circuit of a heating cooker according to one reference example, FIG. 2 is a front view of a half-cut showing the overall configuration of the heating cooker, and FIG. 3 is a side sectional view showing the heating cooker.
[0019]
The main body 1 of the cooking device has a support leg 2 at the bottom. Reference numeral 3 denotes a heating chamber having an open front surface, in which an upper heating element 4 and a lower heating element 5 are attached as heating means. The types of the upper and

lower heating elements

4 and 5 include a sheathed heater, a miraclon heater, and a halogen heater.
[0020]
6 is a concave receiving tray provided in the heating chamber 3 below the lower heating element 5 and can be taken in and out in conjunction with opening and closing of the cover 7 covering the opening of the heating chamber 3. A cooking table 8 is installed on the tray 6 and has a surface on which the food 9 is placed above the lower heating element 5, and can be put into and out of the heating chamber 3 together with the tray 6. Reference numeral 10 denotes an operation unit provided on the entire side of the main body 1 and is a switch for selecting a plurality of cooking methods and a plurality of cooked items.
[0021]
11 is a catalyst provided in the exhaust passage of the

heating chamber

3, and 12 is an auxiliary heater for heating the catalyst 11. 13 is an opening through which the air in the heating chamber 3 is discharged to the exhaust passage, and is discharged from the exhaust port 14 on the back surface of the main body 1 through the exhaust passage. Reference numeral 15 denotes a fan provided in the exhaust passage for discharging the air in the heating chamber 3 to the outside of the main body 1, and reference numeral 16 denotes a motor for driving the fan 15.
[0022]
17 is an internal temperature detection means using a temperature sensor provided in the

heating chamber

3, and 18 is a signal when the internal temperature detection means 17 detects the temperature in the heating chamber 3 and reaches a predetermined temperature. It is a control device that controls energization to the upper heating element 4 and the lower heating element 5. The control device 18 is controlled by a control program containing power to be supplied to the upper and

lower heating elements

4 and 5. In this reference example, a microcomputer (hereinafter referred to as a microcomputer) is used. . Further, the control device 18 corresponds to the selection method 19 having information for selecting a plurality of cooking methods and a plurality of cooking items operated by the operation unit 10, and the selection method 10 above and corresponding to the cooking method and the kind of the cooking items. The operation pattern determining means 20 for specifying the operation pattern, the control means 21 for controlling the upper and

lower heating elements

4 and 5 according to the specification of the operation pattern determining means 20, and the operation pattern determining means 20 specified by the selection of the selecting means 19 The cooking course, that is, the output pattern and the heating time of the heating means corresponding to the cooking method and the type of the cooked food, the operation pattern storage means 22 that the control means 21 reads and controls the operation pattern, and the time measuring function. Time integrating means 23 is provided. Reference numeral 25 denotes calculation means that is a calculation function of the microcomputer, and calculates a temperature gradient from the detected temperature of the internal temperature detection means 17 and the time information of the time integration means 23.
[0023]
About the cooking-by-heating machine comprised as mentioned above, the operation | movement is demonstrated below. First, the food is placed on the cooking table 8, the operation unit 10 is operated, and the type and cooking method of the food are selected by the selection means 19. A heating time and a heating temperature are determined by calculation based on the signal of the operation pattern determination means 20 and the signal of the operation pattern storage means 22 in accordance with the selected signal, and the control means 21 controls the upper heating element 4 and the lower heating element 5. Heat.
[0024]
For example, in two fishes, oil smoke starts to be generated from fish when 10 minutes have passed since the start of cooking. The air containing the oily smoke is sucked from the opening 13 by the fan 15 rotating by the motor 16, and the catalyst 11 is heated by the auxiliary heater 12 and thus has a high temperature. Therefore, the smoke purification performance is improved. As it passes through the interior, it is purified to eliminate smoke and only heat-containing air is released to the outside. FIG. 4 is a temperature graph in this reference example. At T2 where smoke begins to be generated, the internal temperature detection means rises to θ2.
[0025]
But before you begin to smoke generation inside temperature detection unit that is starting to operate the fan from when it reaches .theta.1. By doing this, the fan operation is stopped in the early stage when no oily smoke is generated, the temperature inside the cabinet is prevented from lowering due to the wind of the fan, cooking time is shortened, the food is prevented from drying, and the workmanship is improved. I can do it.
[0026]
(Table 1) is a comparison table of the results of cooking the samurai four fish when the fan is operated from the initial stage of heating and when the operation of the fan is stopped at the initial stage of heating in this reference example.
[0027]
[Table 1]

[0028]
As described above, when the fan was stopped at the initial stage of heating, the fan was stopped at the initial stage of heating, and the water reduction rate of the cooked food was less, and it became juicy and well-made even when eating.
[0029]
In this reference example, the fan operation is stopped until the temperature detecting means reaches a predetermined temperature. However, the rotational speed of the fan is decreased or the fan is intermittently operated until the temperature detecting means reaches the predetermined temperature. Thus, the same effect can be obtained by reducing the air volume of the fan.
[0030]
(Example 1 )
1-3 of Reference Example 1 shows a heating cooker in an embodiment corresponding to the invention described in claim 1 in Example 1.
[0031]
FIG. 5 shows the case where the internal temperature detection means at the start of cooking is 20 ° C. in the first cooking, and FIG. 6 shows that the internal temperature detection means at the start of cooking starts cooking again while the internal temperature is high after cooking. It is a temperature graph in case a is 180 degreeC.
[0032]
When the fan is operated at a predetermined temperature, for example, 190 ° C. as in Reference Example 1, the fan is operated 8 minutes after the start of heating in the case of the initial cooking in FIG. In the case of cooking, since the temperature detecting means has already reached 180 ° C. at the start of cooking, the fan starts operating in 1 minute from the start of cooking. However, the temperature of the cooked food is still low one minute after the start of cooking, and the oil from the cooked food does not melt, so that the amount of smoke generated is small and there is no need to operate the fan.
[0033]
In the present embodiment, the fan is operated when a predetermined temperature gradient is reached, that is, the fan is operated when the temperature gradient θ2-θ1 for a predetermined time is equal to or lower than a certain gradient, so that even during continuous cooking, While the smoke is not emitted, the fan is stopped, the temperature of the inside of the cabinet is prevented from being lowered by the wind of the fan, the cooking time is shortened, and the dried food is prevented from being dried and the quality can be improved.
[0034]
(Example 2 )
1-3 of the reference example 1 shows the heating cooker in one Example corresponding to the invention of Claims 1 and 2 in Example 2. FIG.
[0035]
In the present embodiment, the start of operation of the fan is different from Reference Example 1, carried out load determination after determining the cooking time T3 in FIG. The load amount determination is to determine the load amount of the cooked product. The larger the load amount of the cooked product, the longer the time required for cooking. Therefore, the cooking time T3 is determined by the load amount determination. . Since the time T2-T1 during which the internal temperature detecting means rises from the predetermined temperature θ1 to θ2 becomes longer as the load amount increases, the cooking time T3 is determined by this T2-T1. Since this process is set at the beginning of heating in which the sensor temperature rises, during this time, the internal temperature is relatively low and the temperature of the cooked food is also low, so that no oil smoke is generated. Therefore, it is not necessary to rotate the fan until the load amount determination is completed, and by starting the fan operation after the load amount determination is completed, the cooking time is shortened as in Reference Example 1, and the food is dried. Can be improved and the workmanship can be improved. Further, the rotational speed of the motor that drives the fan varies depending on the frequency. (Table 2) describes the number of rotations of the motor in this embodiment for each frequency.
[0036]
[Table 2]

[0037]
Since 60 Hz has more motor rotation speeds than 50 Hz, the air volume is large, and the internal temperature and the temperature detected by the internal temperature detecting means are less likely to increase. In this case, if the fan is operated even when determining the load amount, setting the cooking time by detecting the load amount in accordance with 50 Hz will increase the time during the rise from θ1 to θ2 in the case of 60 Hz. It is determined that the amount of load is larger than that, and the cooking time becomes longer, and the food is heated too much. Therefore, by not operating the fan when determining the load amount, the load amount determination is not affected by the frequency difference, and the load amount determination with the same accuracy can be performed at 50 Hz and 60 Hz. , The workmanship of the food is stable.
[0038]
In the present embodiment, the fan is started to operate after the load amount determination, but depending on the set temperature zone of the load amount determination step, it may take time until oil smoke starts to be generated from the cooked food after the load amount determination is completed. By operating the fan after a predetermined time has elapsed after determining the load amount, the cooking time can be further shortened, and the dried food can be prevented from being dried and the workmanship can be improved.
[0039]
Furthermore, the larger the load amount, the slower the temperature rise in the cooking chamber, and the more slowly the temperature rise of the cooked food. Therefore, the larger the load amount after the load amount judgment, the longer it takes to start generating smoke from the cooked food. become. Therefore, by setting the time between the start of fan operation in proportion to the load amount determined by the load amount determination, the cooking time can be further shortened and the dried food can be prevented. Can be improved.
[0040]
In the above-described embodiments and reference examples of the present invention, specific numerical values are examples, and are not limited to these numerical values, and can be appropriately changed as necessary. Moreover, in a heating cooker, it is an example as a concrete cooking thing, It is not limited to this.
[0042]
【The invention's effect】
The invention according to 請 Motomeko 1, until also reaches a temperature that begins to melt the oil, such as fish and meat at the time of continuous cooking so stops the operation of the fan, without discharging the smoke to the outside of the cooker cabinet, the refrigerator By preventing the temperature from decreasing, the cooking time can be shortened, and the food can be prevented from drying and the quality can be improved.
[0043]
In addition, the invention according to claim 2 can prevent erroneous determination of the load amount due to the difference in fan air volume generated from the difference in frequency, and can perform heating optimal for the amount of cooked food.
[0044]
Further, the invention according to claim 3 prevents erroneous determination of the load amount due to the difference in fan air volume generated due to the difference in frequency, performs optimum heating for the amount of cooked food, and performs a predetermined time after determining the load amount. By stopping the fan, the cooking time can be further shortened and the quality of the cooked product can be improved.
[0045]
In addition, the invention according to claim 4 prevents erroneous determination of the load amount due to the difference in the fan air volume generated due to the difference in frequency, performs the optimum heating for the amount of the cooked food, and the fan corresponding to the load amount. By providing the stop time, it is possible to realize the shortest cooking time according to the load amount and to further improve the quality of the cooked product.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of a heating cooker that is a reference example of the present invention. FIG. 2 is a partially cutaway front view showing the configuration of the heating cooker. FIG. cooking in the initial cooking in the characteristic diagram Fig. 5 the first embodiment showing the temperature information and fan operation pattern of the inside temperature detection unit of the heating cooker in the first reference example cross-sectional side view Figure 4 showing a FIG. 6 is a characteristic diagram showing the temperature information of the internal temperature detection means of the cooking device and the operation pattern of the fan when the internal temperature detection means at the start is 20 ° C. FIG. 6 shows the post-cooking internal temperature in the first embodiment. Characteristic diagram showing the temperature information of the cooking chamber internal temperature detection means and the operation pattern of the fan when cooking is started again while the cooking temperature is high and the internal temperature detection means at the start of cooking is 180 ° C. 7) Inside temperature detection means of cooking device in second embodiment Characteristic chart showing temperature information and fan operation pattern 【Explanation of symbols】
4 Upper heating element 5 Lower heating element 15 Fan 16 Motor 17 Temperature detection means 18 Control device

Claims

加熱室内に収容した調理物を加熱する加熱手段と、調理時に前記加熱室内に発生した油煙を排気するためのファンと、このファンを駆動するモータと、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検知温度の温度勾配を演算する演算手段を有し前記加熱手段への通電を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記温度勾配が所定の温度勾配以下になるまでは前記ファンの動作を停止し、前記所定の温度勾配以下になった後に前記ファンを動作させる加熱調理器。Heating means for heating the food accommodated in the heating chamber, and a fan for exhausting soot generated in the heating chamber during cooking, a motor for driving the fan, a temperature detecting means for detecting a temperature of the heating chamber When, and a control unit for controlling the energization of the heating means has a calculating means for calculating a temperature gradient of the detected temperature of said temperature detecting means, the control device, the temperature gradient is less than a predetermined temperature gradient until Do that stops the operation of the fan, pressurized heat cooker Ru to operate the fan after reaching below the predetermined temperature gradient.

加熱室内に収容した調理物を加熱する加熱手段と、調理時に前記加熱室内に発生した油煙を排気するためのファンと、このファンを駆動するモータと、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出する温度が第１の温度から第２の温度まで上昇する間の時間が長くなればなるほど調理物の負荷量が大きいと判定する演算手段を有し前記加熱手段への通電を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記負荷量が大きいほど調理時間を長く設定するとともに、前記負荷量判定が終了するまでは前記ファンの動作を停止し、前記負荷量判定後に前記ファンを動作させる加熱調理器。Heating means for heating the food accommodated in the heating chamber, and a fan for exhausting soot generated in the heating chamber during cooking, a motor for driving the fan, a temperature detecting means for detecting a temperature of the heating chamber When the detected temperature of said temperature detecting means to the heating means have a determined operation means and the load amount is large time the more food the longer during rising from a first temperature to a second temperature and a control unit for controlling the energization of the control device sets a cooking time longer as the load amount is large, the distance from the load determination is completed stops operation of the fan, the load pressurized heat cooker Ru to operate the fan after determination.

加熱室内に収容した調理物を加熱する加熱手段と、調理時に前記加熱室内に発生した油煙を排気するためのファンと、このファンを駆動するモータと、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の温度情報から調理物の負荷量を判定する演算手段と、前記負荷量判定が終了するまでは前記ファンの動作を停止し、前記負荷量判定後に前記ファンを動作させるようにした制御装置を備え、前記制御装置は、前記負荷量判定後所定時間が経過する迄は前記ファンの動作を停止し、前記負荷量判定後前記所定時間が経過した後は前記ファンを動作させる加熱調理器。Heating means for heating the food accommodated in the heating chamber, and a fan for exhausting soot generated in the heating chamber during cooking, a motor for driving the fan, a temperature detecting means for detecting a temperature of the heating chamber When the determining operation means the loading of the food from the temperature information of the temperature detecting means, wherein until the load determination is completed stops operation of the fan, so as to operate the fan after the load determination a control apparatus which, the control device, until the load weight determination after a predetermined time elapses and stops the operation of said fan, said after the predetermined time after the load determination has elapsed operating said fan Cooking cooker.

制御装置は所定時間を負荷量判定後負荷量が大きくなるほど長く設定する請求項３記載の加熱調理器。The cooking device according to claim 3, wherein the control device sets the predetermined time longer as the load amount becomes larger after the load amount determination.