JP4336060B2 - 電気部品の装着構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リレー等の電気部品を電気接続箱にスムーズに装着でき、且つ容易に離脱させることができる電気部品の装着構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等に搭載されるリレーボックス(図示せず)には、フード付きのリレー41(図3)やフードなしのリレー42(図4)を装着していた。フード付きのリレー41(図3)は、リレー本体43と、リレー本体43の下側に突出された四本のタブ端子(雄端子)44と、各タブ端子44を覆うフード45とを備えたものであり、タブ端子44が外部との干渉から保護されると共に、フード45によってリレーボックスへのタブ端子44の挿入接続をスムーズに行うことができるという利点を有している。
【0003】
しかしながら、フード付きのリレー41を用いた場合には、部品コストが高くつくと共に、フード45の成形(一体の場合)や装着(別体の場合)が面倒であり、同様にコスト高になるという問題や、フード45が邪魔になってリレー41の取り外しの際に工具(リレープラー等)を使用できず、リレー41の離脱を行いにくいといった問題があった。
【0004】
そこで、図4に示す如く、フードなしのリレー42をリレーボックス46(リレーボックスに限らず、リレー装着部47を有する電気接続箱でも同じである)に装着することが多い訳であるが、リレー42に対するフード45等の案内機構がないために、不慣れな作業者によっては、図4の如くリレー42を斜めにした状態でリレー装着部47に挿着(押し込むように装着)しようとして、リレー42のタブ端子48をリレー装着部47の上端や端子挿入孔49の開口縁にぶつけて、タブ端子48を曲げ変形させてしまったり、リレー装着部47を傷付けてしまったり、端子挿入孔49に続く端子収容室50内の相手側の雌端子(図示せず)を変形ないし傷付けてしまうという懸念があった。
【0005】
また、図5に示すように、フードなしのリレー42に対するガイド壁51を一体に有するリレーボックス52を用いた場合には、ガイド壁51が邪魔になって、リレープラー等の工具(図示せず)でリレー42を脱着できず(特に離脱させることができず)、メンテナンス等が大変であるという問題や、リレー42をリレーボックス52に挿着した際に、ガイド壁51に隠れてリレー42の挿入高さ(ストローク)が分かりにくいために、完全に嵌合(挿着及び接続)できたか否かを目視で確認することができず、不完全嵌合(不完全接続)を起こしかねないという懸念があった。
【0006】
図4において、リレーボックス46は、リレー42の各タブ端子48に対する相手側の雌端子(図示せず)を収容する端子収容室50と、各端子収容室50内に斜めに突出形成された可撓性の係止ランス53とを少なくとも備えている。係止ランス53はリレー42の四本のタブ端子48の向き(本形態では二本づつ90°方向に位相がずれている)に対応して、端子収容室50によって90°方向に位相がずれている。
【0007】
リレー42をリレーボックス46に装着する前に、各端子収容室50内に下方から電線付きの雌端子(図示せず)が挿入されて、係止ランス53で抜け出しなく係止される。あるいは、電線付きの雌端子に代えて、電線付きの雄端子(図示せず)と、上下両端に雌型の電気接触部を有する中継端子(図示せず)とを用いたり、バスバー(図示せず)のタブ端子と中継端子とを用いたりする。中継端子(図示せず)の下側の電気接触部に雄端子ないしバスバーのタブ端子が挿入接続され、中継端子の上側の電気接触部にリレー42のタブ端子48が挿入接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、図4のリレーの装着構造にあっては、フードなしのリレー42の装着の際に、リレー42の位置決め性が悪く、タブ端子48をリレーボックス本体等に干渉させて変形等させやすく、図5のリレーの装着構造にあっては、ガイド壁51が邪魔になるために、リレープラー等の工具を使えずリレー42の離脱作業性が悪いと共に、リレー42の装着不完全を起こしやすいという問題があった。
【0009】
上記した問題はリレー42に限らず、例えば小電流用のヒューズや大電流用の箱型のヒュージブルリンク等においても同様に発生しやすいものである。ヒュージブルリンク(図示せず)の場合は内部に雌型の端子(電気接触部)を収納している場合が多く、ヒューズボックス側に雄端子を配設していることが多い。リレーやヒュージブルリンク等は電気部品と総称され、リレーボックス46,52やヒューズボックス等は電気接続箱と総称される。
【0010】
本発明は、上記した点に鑑み、電気部品の端子や相手側の端子あるいは電気接続箱本体を傷めることなく、電気部品をスムーズ且つ確実に電気接続箱に装着することができ、且つ電気部品の不完全装着を確実に防止することができ、しかも電気部品を作業性良く容易に離脱させることができる電気部品の装着構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る電気部品の装着構造は、接続箱本体にガイド壁が設けられ、電気部品がホルダ内に収容されて係止手段で係止され、該ホルダが該ガイド壁の内側に挿入されてロック手段でロックされ、該ガイド壁の内側の嵌合室の底壁に、該ホルダの下部開口に係合する突出部が形成され、該突出部に、該電気部品の端子を挿通させる端子挿通孔が設けられたことを特徴とする。
上記構成により、電気部品をホルダ内に収容係止させた状態で、ホルダをガイド壁に沿って案内させることで、電気部品と電気部品の端子が接続箱本体に対して正確に位置決めされる。また、ホルダをガイド壁の内側に完全に挿入した時点で、ロック手段が相互に係合するから、作業者がロックの有無を目視確認することで、ホルダの挿入不完全が確実に検知される。電気部品がホルダに係止手段で確実に固定されているから、ホルダをガイド壁の内側から引き抜くことで、電気部品がホルダごと簡単且つ確実に接続箱本体から離脱される。
また、ホルダをガイド壁の内側の嵌合室に挿入した際に、電気部品の端子が嵌合室の底壁の端子挿通孔に挿入され、次いで底壁の突出部がホルダの下部開口に嵌合することで、ホルダの心出し(挿入直交方向の位置決め)が行われ、ホルダのガタ付きが防止される。
【0012】
請求項2に係る電気部品の装着構造は、請求項1に係る電気部品の装着構造において、前記ホルダに、外側に突出した摘まみ部分が形成されたことを特徴とする。
上記構成により、ホルダを接続箱本体に嵌合させた後、作業者が摘まみ部分に手指を引っ掛けてホルダを容易に接続箱本体から抜き出すことができる。
【0013】
請求項3に係る電気部品の装着構造は、請求項1又は2に係る電気部品の装着構造において、前記係止手段が、前記ホルダの周壁と同一面に形成された可撓性の係止アームであることを特徴とする。
上記構成により、係止手段がホルダの外側に出っ張らないから、ホルダが小型化されると共に、ガイド壁の内側が省スペース化され、且つ構造がスマート化される。
【0014】
請求項4に係る電気部品の装着構造は、請求項1〜3の何れかに係る電気部品の装着構造において、前記ロック手段が、前記ホルダに設けられた外側の可撓性の枠片と、前記接続箱本体に設けられ、該枠片に係合する内側の突起とで構成されることを特徴とする。
上記構成により、外側の枠片内に突起が係合してロックが行われ、作業者が外側の枠片を容易に目視確認でき、それによりロックの有無すなわち電気部品の装着の完全・不完全が確実に検知される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電気部品の装着構造の一実施形態を示すものである。
この電気部品の装着構造は、電気部品としてリレー1を用い、リレー1をホルダ2内に収容係止させ、電気接続箱としてのリレーボックス3に、ホルダ2に対するガイド壁4を設け、リレー1をホルダ2ごとガイド壁4に沿ってリレーボックス3に挿着し、ホルダ2をロック手段5,6でガイド壁4に係止させることを特徴とするものである。
【0017】
ホルダ2は図2に全体図を示す如く、合成樹脂を材料として矩形箱状に形成され、下部開口7(図1)と天壁8とを有し、左右両側の壁部9の下部側にリレープラーとしての一対の可撓性の係止アーム10を有し、左右の壁部9よりも幅広な天壁8の左右両側に、リレーボックス本体(接続箱本体)11に対するロック用の可撓性の一対の枠片5を有している。
【0018】
左右の壁部9は前後の壁部12(図2)に連続し、四方の壁部9,12すなわち周壁13でリレー1(図1)を完全に取り囲んで外部から保護する。周壁13は天壁8に直交して続いている。天壁8の四方の端部には枠状の縁壁(摘まみ部分)14が垂設されている。天壁8は周壁13よりも鍔状に外側に突出しており、それによって縁壁14を作業者が手指で把持してホルダ2をリレーボックス本体11から上方に引き出しやすくなっている。縁壁14と周壁13との間には隙間16(図1)が形成されている。
【0019】
左右の縁壁14(図2)に前記ロック用の可撓性の枠片5が一体に形成されている。枠片5の両側はスリット15を介して縁壁に続き、枠片5の下辺部5aは縁壁14よりも下方に突出し、枠片5の内側に矩形状の孔部17が形成されている。枠片5は作業者が手指で外側に撓ませて開くことができ、それによりリレーボックス本体11との係止が解除される。
【0020】
各枠片5の下側において左右の壁部9に前記リレー係止用の可撓性の係止アーム10が形成されている。係止アーム10は両側のスリット18(図2)を介して上側の部分が壁部9に一体に且つ同一平面で続いている。係止アーム10の下端部の内側に略三角形状の係止突起19が一体に形成され、係止突起19は下向きの傾斜状の案内面19a(図1)と上向きの水平な係止面19bとを有し、案内面19aに沿ってリレー1の上端をホルダ2内にスムーズに挿入可能で、上側の係止面19bでリレー1の下端をしっかりと支持可能である。係止アーム10の下端は自由端となっており、係止アーム10は上側の付根部20(図2)を支点として板厚方向外側に撓み可能となっている。
【0021】
リレー1はホルダ2の内側の収容室21(図1)に挿入されて上下前後左右のガタ付きなく保持され、且つ外部の水滴や塵等から確実に保護される。ホルダ2の矩形状の下部開口7内に係止アーム10の係止突起19が位置し、下部開口7からリレー1の四本のタブ端子(雄端子)22が下方に突出して位置する。ホルダ2はアッパカバーとも呼称される。
【0022】
リレーボックス3は合成樹脂製のボックス本体11に少なくとも矩形筒状のリレー装着部23を有している。リレーボックス3はボックス本体11とリレー付きのホルダ2と、ボックス本体11内に装着される雌型の端子やバスバー(図示せず)を含む。リレー装着部23の上部に前記ガイド壁4が前後左右の四方を囲うように矩形周壁状に形成され、ガイド壁4の内側に、ホルダ2に対する嵌合室31が形成されている。ガイド壁4の内幅はホルダ2の外幅よりも若干大きく設定され、ガイド壁4の深さ(高さ)はホルダ2の周壁13の高さとほぼ等しい。ガイド壁4と下側のボックス本体11の壁部24とは垂直方向の同一面に続いている。
【0023】
ガイド壁4と下側のボックス本体11の壁部24との間には水平な底壁(隔壁)25が形成され、底壁25に、リレー1の各タブ端子22に対する端子挿通孔26が設けられている。底壁25の中央はボス状に上向きに突出しており、この突出部27はホルダ2の下部開口7よりもやや小幅に形成され、突出部27に各挿通孔26が設けられている。突出部27は下部開口7に係合し、それによりホルダ2が正確に心出し(位置決め)され、ホルダ2の前後左右方向のガタ付きが防止される。また、突出部27によって挿通孔26の長さが確保され、リレー1のタブ端子22の方向性(垂直精度)が正確に規定される。
【0024】
左右両側のガイド壁4の外面に、ホルダ2の上部の枠片5に対する係合用の突起6が形成されている。枠片5と突起6とでロック手段が構成されている。突起6は上側の傾斜状の案内面6aと、下側の水平な係止面6bとを有している。ホルダ2をガイド壁4に沿ってリレー装着部23内に完全に装着すると同時に、枠片5が突起6に係合する。
【0025】
すなわち枠片5が突起6の上側の案内面6aに沿って外側に開き、内向きに復元すると同時に枠片5の孔部17に突起6が進入する。ホルダ2の下端は底壁25の上面に当接し、中央の突出部27は下部開口7内に係合し、ガイド壁4の上端部はホルダ2の縁壁14(図2)と周壁13との間16に進入して天壁8の下面に接し、リレー1の各タブ端子22は各挿通孔26から下側の端子収容室29に突出し、リレー1の下端は突出部27に当接する。
【0026】
このように、リレー1を収容したホルダ2がリレー装着部23に完全に嵌合した時点でロック手段5,6が相互に係合するから、作業者がロック手段5,6の係合を目視で確認することで、リレー1の完全嵌合(完全装着及び完全接続)を認知することができる。また、ガイド壁4に沿ってホルダ2がスムーズに案内されることで、リレー1のタブ端子22が傾斜することなく垂直に位置決めされ、底壁25の挿通孔26に干渉することなくスムーズに挿入される。これにより、装着作業が容易化すると共に、タブ端子22や底壁25や相手側の端子(図示せず)の変形や破損が確実に防止される。
【0027】
また、左右両側のロック手段5,6の係合を作業者が解除しつつ、天壁8の前後両側ないしその下の縁壁14を手指で把持してホルダ2を上向きに引っ張ることで、リレーボックス3からリレー1をホルダ2ごと容易に離脱させることができる。ホルダ2の左右両側の係止アーム10がリレープラー(工具)として作用し、ホルダ2と一体にリレー1を持ち上げるから、リレープラー等の工具が不要で、リレー1の離脱作業が容易化する。天壁8や縁壁14がホルダ2の周壁13(図2)よりも外側に鍔状に突出しているから、手指の引っ掛かりが良く、ホルダ2をリレー装着部23から容易に抜き出すことができる。
【0028】
相手側の端子(図示せず)は従来の技術で説明したように下方からボックス本体11の端子収容室29に挿入され、端子収容室29内の可撓性の係止ランス30で係止される。相手側の端子(図示せず)は電線付きの雌型の端子でもよく、あるいは雄型の端子に雌−雌中継端子を介したものや、バスバーのタブ端子に雌−雌中継端子を介したものであってもよい。
【0029】
リレーボックス3は内部に図示しない回路基板や電子部品や他の電気部品等を有したものであってもよい。また、リレー1の他に図示しないヒューズや大電流用のヒュージブルリンク等を装着するものであってもよい。この場合、リレーボックス3は電気接続箱と総称される。
【0030】
また、図1においてリレー1に代えて図示しないヒューズ又はヒュージブルリンクを用い、ヒューズ又はヒュージブルリンクをホルダ(2)で保持し、ホルダ(2)ごとガイド壁(4)に沿ってヒューズ装着部(23)に装着することも可能である。ヒューズを用いる場合、ホルダ2やヒューズ装着部23等の形状はリレー1の場合とは当然異なっている。ヒューズは二本のタブ端子(22)を有している。雌型の電気接触部(端子)を有するヒュージブルリンクを用いる場合は、ボックス本体(11)の端子収容室(29)から雄端子の電気接触部であるタブ部をガイド壁(4)の内側の嵌合室(31)に突出させておく。
【0031】
なお、リレー1に対するホルダ2の係止手段として、係止アーム10に代えて、リレー1の凹部(図示せず)に係合する係止突起や係止爪片等(図示せず)を設けることも可能である。但し、係止アーム10のように可撓性を有していることが、ホルダ2からリレー1を容易に離脱できる点で好ましい。
【0032】
また、ホルダ2と接続箱本体11とのロック手段として、枠片5と突起6以外に、可撓性のロックアームと凹部(図示せず)等を用いることも可能である。枠片(5)をガイド壁4に設け、突起(6)をホルダ2の周壁13に設けることも可能である。但し、リレーボックス3へのホルダ2の完全嵌合を視認するという観点からは、図1の如く外側に枠片5、内側に突起6を配置することが好ましい。
【0033】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、電気部品をホルダ内に収容係止させた状態で、ホルダをガイド壁に沿って案内させることで、電気部品と電気部品の端子が接続箱本体に対して正確に位置決めされるから、電気部品の端子が接続箱本体や接続箱本体側の端子に干渉したりすることがなく、それらの変形や破損が防止される。また、ホルダをガイド壁の内側に完全に挿入した時点で、ロック手段が相互に係合するから、作業者がロックの有無を目視確認することで、ホルダの挿入不完全を簡単且つ確実に検知することができ、それにより接続箱本体側への電気部品の接続不良が防止される。また、電気部品がホルダに係止手段で確実に固定されているから、ホルダを接続箱本体から引き抜くことで、電気部品をホルダごと簡単且つ確実に接続箱本体から離脱させることができる。また、ホルダを嵌合室に完全に挿入した時点で、嵌合室の底壁の突出部がホルダの下部開口に嵌合するから、ホルダの心出し(挿入直交方向の位置決め)が正確に行われ、ホルダのガタ付きが防止される。これにより、異音や電気部品の端子等の磨耗等が防止される。
【0034】
請求項2記載の発明によれば、ホルダを接続箱本体に嵌合させた後、作業者が摘まみ部分に手指を引っ掛けることで、ホルダを小さな力で容易に接続箱本体から抜き出すことができる。これにより、メンテナンス性や再組付性が向上する。
【0035】
請求項3記載の発明によれば、係止手段(係止アーム)がホルダの外側に出っ張らないから、ホルダが小型化されると共に、ガイド壁の内側空間が省スペース化され、且つ構造がスマート化されて、電気接続箱の小型化が可能となる。
【0036】
請求項4記載の発明によれば、外側の枠片内に突起が係合することで、作業者が外側の枠片を容易に目視確認することができ、それによりロックの有無すなわち電気部品の装着の完全・不完全を簡単且つ確実に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気部品の装着構造の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】同じく電気部品を収容するホルダの一形態を示す斜視図である。
【図3】電気部品である従来のフード付きのリレーを示す正面図である。
【図4】従来のフードなしのリレーをリレーボックスに装着する状態を示す縦断面図である。
【図5】従来の電気部品の装着構造の他の形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 リレー(電気部品)
2 ホルダ
4 ガイド壁
5 枠片(ロック手段)
6 突起(ロック手段)
7 下部開口
10 係止アーム(係止手段)
11 リレーボックス本体(接続箱本体)
13 周壁
14 縁壁(摘まみ部分)
25 底壁
26 端子挿通孔
27 突出部
31 嵌合室

Claims (4)

  1. 接続箱本体にガイド壁が設けられ、電気部品がホルダ内に収容されて係止手段で係止され、該ホルダが該ガイド壁の内側に挿入されてロック手段でロックされ、該ガイド壁の内側の嵌合室の底壁に、該ホルダの下部開口に係合する突出部が形成され、該突出部に、該電気部品の端子を挿通させる端子挿通孔が設けられたことを特徴とする電気部品の装着構造。
  2. 前記ホルダに、外側に突出した摘まみ部分が形成されたことを特徴とする請求項1記載の電気部品の装着構造。
  3. 前記係止手段が、前記ホルダの周壁と同一面に形成された可撓性の係止アームであることを特徴とする請求項1又は2記載の電気部品の装着構造。
  4. 前記ロック手段が、前記ホルダに設けられた外側の可撓性の枠片と、前記接続箱本体に設けられ、該枠片に係合する内側の突起とで構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか記載の電気部品の装着構造。
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