JP4327076B2 - 撮影装置および被検体移動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影装置およびその被検体移動装置に関し、特に、撮影空間に移動された被検体の画像を撮影する撮影装置およびその被検体移動装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置などの撮影装置は、被検体移動装置が撮影空間に被検体を移動し、その撮影空間に移動された被検体を操作ガントリがスキャンして被検体のローデータを得る。そして、得られたローデータに基づいて被検体の断層面の画像を再構成により生成する。このようなX線CT装置は、医療用途や産業用途などの広範な用途で利用されている。
X線CT装置において走査ガントリは、X線管とX線検出器とを含み、X線管が被検体にX線を照射し、被検体を透過するX線をX線検出器が検出して被検体の投影データを生成する。ここでは、走査ガントリは、X線管とX線検出器とを被検体の体軸方向を軸に回転させ、被検体の周囲からX線を照射し、複数のビュー方向に対応する投影データを画像のローデータとして取得する。
また、X線CT装置において被検体移動装置は、テーブル部とテーブル移動部とを含み、テーブル部が被検体を支持し、テーブル移動部がテーブル部を走査ガントリの撮影空間内に移動させる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−173756号公報
上記のようなテーブル移動部においては、テーブル部を移動させるためにアクチュエータが用いられている場合がある。アクチュエータは、たとえば、油圧式アクチュエータであり、シリンダ内部に油状の流体を収容し、その内部に収容した流体の圧力に応じて全長が伸縮して、テーブル部を移動させる。アクチュエータにおいては、たとえば、プランジャタイプの比例制御弁を用いてシリンダ内部に収容する流体の流量を調整することにより、内部の流体による圧力が制御され、伸縮して全長が変化し、テーブル部を移動させる。テーブル移動部にアクチュエータを用いることにより、テーブル部を静寂かつスムーズに移動させることや、装置の小型化、耐久性、信頼性、コストダウンなどが実現可能になっている。
しかしながら、アクチュエータを用いて鉛直方向の下方にテーブル部を移動させる場合においては、テーブル部をスムーズに移動させることが困難な場合があった。たとえば、鉛直方向における基準位置まで下方に移動させる際に、その基準位置を更に下方に越えた位置にまで移動してしまう場合や、下降動作によって被検体に衝撃を与える場合があった。これは、下方への移動を開始する際におけるテーブル部の位置に応じて、アクチュエータにおけるシリンダの内部の流体による圧力が異なるために、比例制御弁が調整する流体の流量が基準値と異なってしまうことに、主に起因する。そして、この他に、撮影対象である被検体の重量に応じて、シリンダの内部の流体による圧力が異なるために、同様に、テーブル部をスムーズに移動させることが困難になる場合があった。また、経時による変化や装置のバラツキのために、シリンダの内部の流体による圧力が異なって、同様に、テーブル部をスムーズに移動させることが困難になる場合があった。
このため、上記のような撮影装置においては、装置を容易に取り扱うことが困難になって操作性が低下する場合があった。
したがって、本発明の目的は、操作性を向上すると共に、テーブル部がスムーズに移動することを実現可能な撮影装置および被検体移動装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の撮影装置は、被検体を支持するテーブル部と、前記テーブル部を撮影空間に移動させるテーブル移動部とを備え、前記テーブル移動部により前記撮影空間に移動した前記テーブル部が支持する前記被検体を撮影する撮影装置であって、前記テーブル部の鉛直方向における位置を検知する位置検知部を有し、前記テーブル移動部は、前記テーブル部から前記鉛直方向の下方に設けられた底板と、一端に設けられた第1の軸が前記底板に枢支されると共に、他端に設けられた第2の軸が前記テーブル部に枢支され、前記テーブル部を支持する支持棒と、一端に設けられた第3の軸が前記底板に枢支されると共に、他端に設けられた第4の軸が前記支持棒に枢支され、内部に収容した流体の圧力に応じて伸縮することによって前記第1の軸を中心にして前記支持棒を回動し、前記テーブル部を鉛直方向に移動するアクチュエータと、前記アクチュエータが収容する前記流体の流量を調整することにより、前記アクチュエータの内部に収容された前記流体による圧力を制御する圧力制御部とを含み、前記アクチュエータが前記テーブル部を前記鉛直方向における第1の位置から下方の第2の位置に移動させる際には、前記位置検知部は、前記アクチュエータにより前記テーブル部の移動が開始される前記第1の位置を検知し、前記圧力制御部は、前記位置検知部により検知された前記第1の位置に基づいて、前記アクチュエータが収容する前記流体の量を調整し前記圧力を制御する。
上記目的を達成するため、本発明の被検体移動装置は、被検体を支持するテーブル部と、前記テーブル部を鉛直方向に移動させるテーブル移動部と、前記テーブル部の鉛直方向における位置を検知する位置検知部を有し、前記テーブル移動部は、前記テーブル部から前記鉛直方向の下方に設けられた底板と、一端に設けられた第1の軸が前記底板に枢支されると共に、他端に設けられた第2の軸が前記テーブル部に枢支され、前記テーブル部を支持する支持棒と、一端に設けられた第3の軸が前記底板に枢支されると共に、他端に設けられた第4の軸が前記支持棒に枢支され、内部に収容した流体の圧力に応じて伸縮することによって前記第1の軸を中心にして前記支持棒を回動し、前記テーブル部を鉛直方向に移動するアクチュエータと、前記アクチュエータが収容する前記流体の量を調整することにより、前記アクチュエータの内部に収容された前記流体による圧力を制御する圧力制御部とを含み、前記アクチュエータが前記テーブル部を前記鉛直方向における第1の位置から下方の第2の位置に移動させる際には、前記位置検知部は、前記アクチュエータにより前記テーブル部の移動が開始される前記第1の位置を検知し、前記圧力制御部は、前記位置検知部により検知された前記第1の位置に基づいて、前記アクチュエータが収容する前記流体の量を調整し前記圧力を制御する。
本発明によれば、操作性を向上すると共に、テーブル部がスムーズに移動することを実現可能な撮影装置および被検体移動装置を提供することができる。
本発明にかかる実施形態について説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明にかかる実施形態1の撮影装置としてのX線CT装置1の全体構成を示すブロック図であり、図2は、本発明にかかる実施形態のX線CT装置1の要部を示す構成図である。
図1に示すように、X線CT装置1は、走査ガントリ2と操作コンソール3と被検体移動部4とを有する。
走査ガントリ2は、X線管20とX線管移動部21とコリメータ22とX線検出器23とデータ収集部24とX線コントローラ25とコリメータコントローラ26と回転部27とガントリコントローラ28とを有し、後述する被検体移動部4のテーブル移動部102により撮影空間29に移動されたテーブル部101が支持する被検体をスキャンして、その被検体の投影データをローデータとして得る。
図3は、走査ガントリ2において、X線管20とコリメータ22とX線検出器23の配置関係を示す図である。
図3に示すように、走査ガントリ2においては、被検体が搬入され撮影が実施される撮影空間29を挟むように、X線管20とX線検出器23とが配置されている。そして、コリメータ22が、X線管20からのX線を成形するように配置されている。
走査ガントリ2の各部について説明する。
X線管20は、たとえば、回転陽極型であり、X線を照射する。X線管20は、図2に示すように、X線コントローラ25からの制御信号CTL251に基づいて、所定強度のX線を被検体の撮影領域にコリメータ22を介して照射する。X線管20から放射されたX線は、コリメータ22によって、たとえば、コーン状に成形され、X線検出器23に照射される。そして、X線管20は、被検体の周囲のビュー方向からX線を照射するために、回転部27によって被検体の体軸方向zを中心にして被検体の周囲を回転する。
X線管移動部21は、図2に示すように、X線コントローラ25からの制御信号CTL252に基づいて、X線管20の放射中心を、走査ガントリ2における撮影空間29内の被検体の体軸方向zに移動させる。
コリメータ22は、図2に示すように、X線管20とX線検出器23との間に配置されている。コリメータ22は、たとえば、チャネル方向iと列方向jとにそれぞれ2枚ずつ設けられた板により構成されている。コリメータ22は、コリメータコントローラ26からの制御信号CTL261に基づいて、各方向に設けられた2枚の板を独立して移動させ、X線管20から照射されたX線をそれぞれの方向において遮ってコーン状に成形し、X線の照射範囲を調整する。
X線検出器23は、X線管20から照射され被検体を透過するX線を検出し、被検体の投影データを生成する。X線検出器23は、X線管20と共に、回転部27によって被検体の周囲を回転する。そして、被検体の周囲から照射され、被検体を透過するX線を検出して投影データを生成する。
また、X線検出器23は、図2に示すように、複数の検出素子23aからなる。X線検出器23は、回転部27によってX線管20が被検体の体軸方向zを中心して、被検体の周囲を回転する回転方向に沿ったチャネル方向iと、X線管20が回転部27によって回転する際に中心軸となる回転軸方向に沿った列方向jとに検出素子23aがアレイ状に2次元的に配列されている。X線検出器23は、2次元的に配列された複数の検出素子23aによって、円筒な凹面状に湾曲した面を形成している。
X線検出器23を構成する検出素子23aは、たとえば、検出したX線を光に変換するシンチレータ(図示なし)と、シンチレータが変換した光を電荷に変換するフォトダイオード(図示なし)とを有し、X線検出器23は固体検出器として構成されている。なお、検出素子23aは、これに限定されるものではなく、たとえば、カドミウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体検出素子、あるいはキセノン(Xe)ガスを利用した電離箱型の検出素子23aであって良い。
データ収集部24は、X線検出器23からの投影データを収集するために設けられている。データ収集部24は、X線検出器23のそれぞれの検出素子23aが検出した投影データを収集して、操作コンソール3に出力する。図2に示すように、データ収集部24は、選択・加算切換回路(MUX,ADD)241とアナログ−デジタル変換器(ADC)242とを有する。選択・加算切換回路241は、X線検出器23の検出素子23aによる投影データを、中央処理装置30からの制御信号CTL303に応じて選択し、あるいは組み合わせを変えて足し合わせ、その結果をアナログ−デジタル変換器242に出力する。アナログ−デジタル変換器242は、選択・加算切換回路241において選択あるいは任意の組み合わせで足し合わされた投影データをアナログ信号からデジタル信号に変換して中央処理装置30に出力する。
X線コントローラ25は、図2に示すように、中央処理装置30からの制御信号CTL301に応じて、X線管20に制御信号CTL251を出力し、X線の照射を制御する。X線コントローラ25は、たとえば、X線管20へ供給の管電流値などを制御する。また、X線コントローラ25は、中央処理装置30による制御信号CTL301に応じて、X線管移動部221に対し制御信号CTL252を出力し、X線管20の放射中心を体軸方向zに移動するように制御する。
コリメータコントローラ26は、図2に示すように、中央処理装置30からの制御信号CTL302に応じてコリメータ22に制御信号CTL261を出力し、X線管20から放射されたX線を成形するようにコリメータ22を制御する。
回転部27は、図1に示すように、円筒形状であり、内部に撮影空間29が形成されている。回転部27は、ガントリコントローラ28からの制御信号CTL28に応じて、撮影空間29内における被検体の体軸方向zを中心に、被検体の周囲を回転する。回転部27には、X線管20とX線管移動部21とコリメータ22とX線検出器23とデータ収集部24とX線コントローラ25とコリメータコントローラ26とが搭載されており、撮影空間29に搬入される被検体と各部との位置関係が回転方向にて相対的に変化する。回転部27が回転することによって、被検体の周囲から複数のビュー方向ごとにX線管21がX線を被検体に照射することが可能になり、被検体を透過したX線をX線検出器23がそれぞれのビュー方向ごとに検出することが可能になる。また、回転部27は、ガントリコントローラ28からの制御信号CTL28に応じてチルトする。回転部27は、撮影空間29のアイソセンタを中心に体軸方向zに沿うように傾斜する。
ガントリコントローラ28は、図1および図2に示すように、操作コンソール3の中央処理装置30による制御信号CTL304に基づいて、回転部27に制御信号CTL28を出力し、回転部27を回転およびチルトするように制御する。
操作コンソール3について、説明する。
操作コンソール3は、図1に示すように、中央処理装置30と入力装置31と表示装置32と記憶装置33とを有する。
中央処理装置30は、たとえば、コンピュータによって構成されているおり、図1に示すように、制御部41と、画像生成部61とを有する。
制御部41は、各部を制御するために設けられている。たとえば、制御部41は、オペレータにより入力装置31に入力されたスキャン条件を受け、そのスキャン条件に基づいて、制御信号CTL30aを各部に出力し、スキャンを実行させる。具体的には、制御部41は、被検体移動部4に制御信号CTL30bを出力し、被検体移動部4に被検体を撮影空間29へ移動させる。そして、制御部41は、ガントリコントローラ28に制御信号CTL304を出力して、走査ガントリ2の回転部27を回転させる。そして、制御部41は、X線管20からX線の照射するように、制御信号CTL301をX線コントローラ25に出力する。そして、制御部41は、制御信号CTL302をコリメータコントローラ26に出力し、コリメータ22を制御してX線を成形する。また、制御部42は、制御信号CTL303をデータ収集部24に出力し、X線検出器23の検出素子23aが得る投影データを収集するように制御する。
画像生成部61は、前述の走査ガントリ2のデータ収集部24が収集した投影データに基づいて、被検体の断層面の画像を再構成する。画像生成部61は、たとえば、アキシャルスキャンによる複数のビュー方向からの投影データに対して、感度補正、ビームハードニング補正などの前処理を実施後、フィルタ処理逆投影法によって再構成を行い、被検体の断層面の画像を再構成して生成する。
操作コンソール3の入力装置31は、たとえば、キーボードやマウスなどの入力デバイスにより構成されている。入力装置31は、オペレータの入力操作に基づいて、スキャン条件や被検体の情報などの各種情報を中央処理装置30に入力する。
表示装置32は、中央処理装置30からの指令に基づき、画像生成部61が再構成した被検体の断層面の画像を表示する。
記憶装置33は、メモリにより構成されており、画像生成部61が再構成する被検体の断層面についての画像などの各種のデータや、プログラムなどを記憶する。記憶装置33は、その記憶されたデータが必要に応じて中央処理装置30にアクセスされる。
被検体移動部4について、説明する。
被検体移動部4は、撮影空間29の内部と外部との間で被検体を移動させるために設けられている。被検体移動部4は、中央処理装置30からの制御信号CTL30bに基づいて、被検体の移動動作を実施する。
図4と図5は、被検体移動部4を示す図である。ここで、図4は、被検体移動部4の構成を示す構成図である。そして、図5は、被検体移動部4の要部の構成を示す構成図である。
図4に示すように、被検体移動部4は、テーブル部101と、テーブル移動部102と、位置検知部103とを有する。各部について、順次、説明する。
テーブル部101は、被検体を支持するために設けられている。テーブル部101は、テーブルを含み、被検体が載置される載置面が形成されている。そして、テーブル部101は、テーブル移動部102によって、図4に示すように、載置面に載置される被検体の体軸方向zに沿った水平方向Hと、水平面に対して垂直な重力方向である鉛直方向Vとの両方向に移動し、撮影空間29の内部に搬入される。
テーブル移動部102は、テーブル部101を移動させるために設けられている。テーブル移動部102は、撮影空間29の内部側と外部側との間でテーブル部101を移動させる。テーブル移動部102は、図4に示すように、底板201と、第1支持棒202と、アクチュエータ203と、第2支持棒204と、圧力制御部205と、水平移動部301とを有する。
底板201は、テーブル部101から鉛直方向の下方に設けられ固定されている。
第1支持棒202は、棒状のリンク部材であり、一端に第1の軸202aが設けられ、他端に第2の軸202bが設けられている。第1支持棒202においては、一端に設けられた第1の軸202aが底板201に枢支されており、第1支持棒202と底板201との間において第1の軸202aを中心に回転移動するように形成されている。そして、他端に設けられた第2の軸202bがテーブル部101に枢支されており、第1支持棒202とテーブル部101との間において第2の軸202bを中心に回転移動するように形成されている。このように、第1支持棒202は、他端の第2の軸202bでテーブル部101を支持する。
アクチュエータ203は、流体によるエネルギーを用いて機械的な動作する機器であって、図4に示すように、テーブル部101を鉛直方向Vと水平方向Hとに移動させる。アクチュエータ203は、一端に第3の軸203aが設けられ、他端に第4の軸203bが設けられている。アクチュエータ203においては、一端に設けられた第3の軸203aが、底板201に枢支されており、アクチュエータ203と底板201との間において第3の軸203aを中心に回転移動するように形成されている。そして、他端に設けられた第4の軸203bが第1支持棒202に枢支されており、アクチュエータ203と第1支持棒202との間において第4の軸203bを中心に回転移動するように形成されている。ここでは、他端に設けられた第4の軸203bが第1支持棒202の中心よりもテーブル部101側になるように枢支されている。そして、アクチュエータ203は、内部に収容した流体の圧力に応じて伸縮することによって、第1の軸202aを中心にして第1支持棒202を回転移動し、テーブル部101を鉛直方向Vと水平方向Hとのそれぞれに回転移動する。そして、この時、テーブル部101の回転移動の方向に沿って、アクチュエータ203も第3の軸203aを中心に回転移動する。
図5に示すように、アクチュエータ203は、シリンダ231と、ピストン232と、連結棒233とを含む。
シリンダ231は、内部に流体231aを収容すると共に、流体231aの圧力に応じてシリンダ231の内部を往復移動するピストン232を収容する。そして、シリンダ231は、第3の軸203aで底板201に枢支される。シリンダ231は、たとえば、油を流体231aとして収容する。シリンダ231においては、内部に収容する流体231aの量が圧力制御部205によって調整されて、その流体231aによる圧力が制御される。
ピストン232は、シリンダ231に収容されている。そして、ピストン232は、シリンダ231が収容する流体231aの圧力に応じてシリンダ231の内部を往復移動する。たとえば、図5に示す矢印M1のように、シリンダ231の内部を往復移動する。ピストン232は、シリンダ231が収容する流体231aの量が増えて圧力が高くなった場合には、シリンダ231において流体231aが増加する方向に沿って移動し、テーブル部101を鉛直方向Hの上方に移動させる。そして、シリンダ231が収容する流体231aの量が減って圧力が低くなった場合には、ピストン232は、シリンダ231にて流体231が収容される側に移動し、テーブル部101を鉛直方向Hの下方に移動させる。
連結棒233は、ピストン232と第1支持棒202とを連結するように設けられている。そして、連結棒233は、第4の軸203bで第1支持棒202に枢支されており、ピストン232の往復運動を第1支持棒202に伝達して、第1支持棒202を回転移動する。
そして、テーブル移動部102の第2支持棒204は、図4に示すように、棒状のリンク部材であり、一端に第5の軸204aが設けられ、他端に第6の軸204bが設けられている。第2支持棒204においては、一端に設けられた第5の軸204aが底板201に枢支されており、第2支持棒204と底板201との間において第5の軸204aを中心に回転移動するように形成されている。そして、他端に設けられた第6の軸204bがテーブル部101に枢支されており、第2支持棒204とテーブル部101との間において第6の軸204bを中心に回転移動するように形成されている。このように、第2支持棒204は、他端の第6の軸204bでテーブル部101を支持する。また、第2支持棒204は、第1支持棒202と同じ長さであり、テーブル部101が鉛直方向Vに移動する際においても、第1支持棒202と長手方向が平行になるように形成されている。
そして、テーブル移動部102の圧力制御部205は、アクチュエータ203のシリンダ231が収容する流体231aの流量を調整することにより、アクチュエータ203の流体231aによる圧力を制御する。本実施形態においては、圧力制御部205は、テーブル部101を鉛直方向Vにおける第1の位置から下方の第2の位置にアクチュエータ203を用いて移動させる際には、位置検知部103により検知されたテーブル部101の第1の位置に基づいて、アクチュエータ203における流体231aの流量を調整し、流体231aによる圧力を制御する。
図5に示すように、圧力制御部205は、流体排出部251と、流体保管部252と、排出流量調整部253と、流体注入部254と、注入流量調整部255とを含む。
流体排出部251は、アクチュエータ203のシリンダ231に連結されており、シリンダ231が収容する流体231aを排出するように形成されている。流体排出部251は、印加される電圧に比例して排出口の開度が調整される比例制御弁を含む。流体排出部251は、アクチュエータ203が収容する流体231aを排出する際の流量を比例制御弁を用いて調整し、流体231aによる圧力を制御する。そして、流体排出部251は、テーブル部101を鉛直方向Vにおける第1の位置から下方の第2の位置にアクチュエータ203を用いて移動させる際には、その第1の位置に基づいて排出流量調整部253が求めた排出流量を受け、その排出流量調整部253が求めた排出流量に対応するように、比例制御弁に電圧を印加して排出口の開度を調整し、アクチュエータ203のシリンダ231が収容する流体231aを流体保管部235に排出する。
流体保管部252は、流体231aを収容するタンクを含む。流体保管部252は、流体排出部251に連結されており、流体排出部251がアクチュエータ203のシリンダ231から流体231aを排出する際には、その排出した流体231aをタンクに保管する。また、液体保管部252は、流体注入部254に連結されており、流体注入部254がアクチュエータ203のシリンダ231へ流体231aを注入する際には、タンクに保管している流体231aを流体流入部254に供給する。
排出流量調整部253は、アクチュエータ203のシリンダ231が収容する流体231aを流体排出部251が排出する際の排出流量を調整するために設けられており、たとえば、コンピュータにより構成されている。また、ここでは、排出流量調整部253は、テーブル部101を鉛直方向Vにおける第1の位置から下方の第2の位置にアクチュエータ203を用いて移動させる際に、テーブル部101を下降動作させる時の開始位置となる第1の位置の情報を位置検知部103から受ける。そして、その第1の位置に対応するように、アクチュエータ203の流体231aを排出する流量を調整する。具体的には、下降動作の開始位置となる第1の位置が高位置の場合には、バルブを開く際に大きな力が不要であるため、低い値の電圧を印加して、アクチュエータ203の流体231aを排出する流量を調整する。一方、下降動作の開始位置となる第1の位置が低位置の場合には、前述の高位置の場合よりも、バルブを開く際に大きな力が必要になるため、より高い値の電圧を印加して、アクチュエータ203の流体231aを排出する流量を調整する。
流体注入部254は、アクチュエータ203のシリンダ231に連結されており、注入流量調整部255からの指令に基づいて、シリンダ231に流体231aを注入するように形成されている。流体注入部254は、モータにより駆動するポンプを含み、流体保管部252が保管する流体231aをアクチュエータ203のシリンダ231にポンプで吐出させる。流体注入部254は、テーブル部101を鉛直方向Vの上方に移動する際に、流体保管部252が保管する流体231aをアクチュエータ203のシリンダ231に供給し、シリンダ231の流体231aの圧力を上げる。
注入流量調整部255は、アクチュエータ203のシリンダ231へ流体231aを流体注入部254が注入する際の注入流量を調整するために設けられており、たとえば、コンピュータにより構成されている。注入流量調整部255は、流体注入部254のポンプを駆動するための電圧を制御し、流体保管部252が保管する流体231aをアクチュエータ203のシリンダ231にポンプで吐出させる。
そして、テーブル移動部102の水平移動部301は、水平方向Hにテーブル部101を移動させるように形成されている。水平移動部301は、たとえば、ローラー式駆動機構(図示なし)を備えており、モータ(図示なし)によりローラーを駆動させてテーブル部101を水平方向Hに移動させる。
また、図4に示した位置検知部103は、テーブル部101の鉛直方向Vにおける位置を検知するように形成されており、たとえば、非接触型の光学式ポテンショメータを含む。位置検知部103は、図4に示すように、たとえば、光学式ポテンショメータがテーブル部101の端部に設けられる。また、図5に示すように、位置検知部103は、テーブル部101の鉛直方向Vにおける位置の結果を圧力制御部205の排出流量調整部253に出力する。本実施形態においては、アクチュエータ203がテーブル部101を鉛直方向Vにおける第1の位置から下方の第2の位置に移動させる際には、位置検知部103は、アクチュエータ203によりテーブル部101の移動が開始される第1の位置を検知し、圧力制御部205にその結果を出力する。
なお、上記の本実施形態におけるX線CT装置1は、本発明の撮影装置に相当する。また、本実施形態における走査ガントリ2は、本発明のスキャン部に相当する。また、本実施形態におけるX線管20は、本発明の照射部に相当する。また、本実施形態におけるX線検出器23は、本発明の検出部に相当する。また、本実施形態におけるテーブル部101は、本発明のテーブル部に相当する。また、本実施形態におけるテーブル移動部102は、本発明のテーブル移動部に相当する。また、本実施形態における撮影空間29は、本発明の撮影空間に相当する。また、本実施形態におけるテーブル部101は、本発明のテーブル部に相当する。また、本実施形態におけるテーブル移動部102は、本発明のテーブル移動部に相当する。また、本実施形態における位置検知部103は、本発明の位置検知部に相当する。また、本実施形態における底板201は、本発明の底板に相当する。また、本実施形態における第1支持棒202は、本発明の支持棒に相当する。また、本実施形態におけるアクチュエータ203は、本発明のアクチュエータに相当する。また、本実施形態における圧力制御部205は、本発明の圧力制御部に相当する。また、本実施形態におけるシリンダ231は、本発明のシリンダに相当する。また、本実施形態におけるピストン232は、本発明のピストンに相当する。また、本実施形態における連結棒233は、本発明の連結棒に相当する。
以下より、本実施形態のX線CT装置1の動作について説明する。
図6は、本実施形態のX線CT装置1において、テーブル部101を鉛直方向Hの下方へ移動させる動作について示すフロー図である。
図6に示すように、テーブル部101を鉛直方向Hの下方へ移動させる際には、まず、テーブル部101の第1位置を検知する(S11)。
ここでは、テーブル部101を鉛直方向Hの下方へ移動させる際に開始位置となる第1位置を位置検知部103が検知する。そして、テーブル部101の鉛直方向Vにおける位置の結果を圧力制御部205の排出流量調整部253に位置検知部103が出力する。
つぎに、アクチュエータ203が収容する流体231aを排出する排出流量を算出する(S21)。
ここでは、アクチュエータ203のシリンダ231に収容される流体231aを流体排出部251が排出する際の排出流量を、圧力制御部205の排出流量調整部253が算出する。具体的には、まず、テーブル部101を鉛直方向Vにおける第1の位置から下方の第2の位置にアクチュエータ203を用いて移動させる際に、テーブル部101を下降動作させる時の開始位置となる第1の位置の情報を位置検知部103から排出流量調整部253が取得する。そして、下降動作の開始位置である第1の位置に対応するように、アクチュエータ203の流体231aを排出する流量を調整する。
図7と図8は、排出流量調整部253が算出する排出流量について説明するための図である。
ここで、図7は、テーブル部101の高さに応じて、アクチュエータ203の流体231aに印加される圧力が異なることを示す図である。そして、図7においては、図7(A)は、テーブル部101の下降開始位置である第1位置が高位置VHにある場合について示している。そして、図7(B)は、テーブル部101の下降開始位置である第1位置が低位置VLにある場合について示している。一方、図8は、排出流量調整部253が算出する排出流量のプロファイルに対応して、流体排出部251の比例制御弁に印加される電圧Vと、下降動作における時間Tとの関係を示している。
図7に示すように同じ大きさのモーメントが鉛直方向Hに印加される場合には、図7(A)に示すようにテーブル部101が高位置VHにある時にアクチュエータ203のピストン232が往復運動する方向へ印加されるモーメントMHaの大きさよりも、図7(B)に示すようにテーブル部101が低位置VLにある時にアクチュエータ203のピストン232が往復運動する方向へ印加されるモーメントMLaの大きさの方が大きい。このため、アクチュエータ203のシリンダ231が収容する流体231aの圧力が、テーブル部101の高さに応じて異なっていた。
このため、図8に示すように、下降動作の開始位置となる第1の位置が高位置の場合には、バルブを開く際に大きな力が不要であるため、低い値の電圧を印加するように調整する。一方、下降動作の開始位置となる第1の位置が低位置の場合には、前述の高位置の場合よりも、バルブを開く際に大きな力が必要になるため、より高い値の電圧を印加するように調整する。これにより、開始位置となる第1の位置が低位置VLであって、アクチュエータ203のピストン232が往復運動する方向へ印加されるモーメントMLaが大きい場合であっても、そのモーメントMLaに対向するモーメントをアクチュエータ203が発生することになる。
具体的には、図8に示すように、テーブル部101を下降する動作の開始時点T1から所定の時間t2が経過した時点T2で、下降開始位置が高位置VHの場合の方が低位置VLの場合の電圧値v1よりも低い電圧値v2になるように、電圧プロファイルH,Lを求める。そして、開始時点T1から更に時間t3が経過した時点T3で、同じ電圧値v0を印加し、下降開始位置が高位置VHの場合と低位置VLとの両者において比例制御弁の開度が同じ全開状態になるように電圧プロファイルH,Lを求める。
そして、テーブル部101を下降する動作を停止する際においては、図8に示すように、同じ電圧値v0を印加している時点T4から時間t5が経過した時点T5で、下降開始位置が高位置VHの場合の方が低位置VLの場合の電圧値v1よりも低い電圧値v2になるように、電圧プロファイルH,Lを求める。そして、同じ電圧値v0を印加している時点T4から更に時間t4が経過した時点T6で、電圧を印加せずに、下降開始位置が高位置VHの場合と低位置VLとの両者において比例制御弁の開度が同じ全閉状態になるように電圧プロファイルH,Lを求める。
つぎに、テーブル部101の下降動作を実施する(S31)。
ここでは、まず、テーブル部101を下降させる動作を開始する際の第1の位置に基づいて、排出流量調整部253が求めた排出流量に対応する電圧プロファイルを流体排出部251が受ける。そして、その排出流量調整部253が求めた排出流量に対応する電圧プロファイルに基づいて、比例制御弁に電圧を印加して排出口の開度を調整し、アクチュエータ203のシリンダ231が収容する流体231aを流体保管部235に排出して、テーブル部101を鉛直方向Hの下方に移動させる。
以上のように、本実施形態によれば、アクチュエータ203がテーブル部101を鉛直方向Hにおける第1の位置から下方の第2の位置に移動させる際には、圧力制御部が、位置検知部103により検知されたテーブル部101の第1の位置に基づいて、アクチュエータ203が収容する流体231aの量を調整し、その流体231aによる圧力を制御する。このため、本実施形態は、鉛直方向Hの下方にテーブル部101を移動させる際に、テーブル部101がスムーズに移動することが容易になる。これにより、鉛直方向における基準位置まで下方に移動させる際に、その基準位置を更に下方に越えた位置にまで移動することを防止すると共に、下降動作によって被検体に衝撃を与えることを抑制することができる。したがって、本実施形態は、装置を容易に取り扱うことが容易になって操作性を向上させることができる。そして、この結果、テーブル部を静寂かつスムーズに移動することや、装置の小型化、耐久性、信頼性、コストダウンなどを実現することができる。また、被検体に対する安全性を向上することができる。
<実施形態2>
図9は、本発明にかかる実施形態2のX線CT装置の要部構成を示す構成図である。
図9に示すように、本実施形態は、誤差算出部401と誤差記憶部402とを有することと、圧力制御部205の機能が異なることを除き、実施形態1と同様である。このため、重複する箇所については、同一符号を付し、説明を省略する。なお、上記の本実施形態における誤差算出部401は、本発明の誤差算出部に相当する。また、本実施形態における誤差記憶部402は、本発明の誤差記憶部に相当する。また、本実施形態の圧力制御部205は、本発明の圧力制御部に相当する。
以下より、実施形態1と異なる各部について説明する。
誤差算出部401は、コンピュータにより構成されており、中央処理装置30からの制御信号CTL30bに基づいてテーブル移動部102がテーブル部101を鉛直方向Hにおける第1の位置から下方の第2の位置に指定して移動させる際に、その指定された第2位置と異なる第3位置に移動した際の位置の誤差を算出する。たとえば、誤差算出部401は、その指定された第2位置を越えて更に下方の第3位置に移動した際の位置の誤差を算出する。ここでは、誤差算出部401は、テーブル移動部102がテーブル部101を鉛直方向Hの下方に移動する際に、その下方移動時の開始位置となる第1の位置の情報を位置検知部103から取得する。そして、その下方動作後にテーブル部101が実際に停止した位置となる第3の位置の情報を位置検知部103が検知し、その検知結果を位置検知部103から取得する。その後、中央処理装置30からの制御信号CTL30bに基づいてテーブル移動部102が下降動作により停止させる際の基準位置である第2の位置と、位置検知部103から取得した前述の第3位置とを用いて、誤差算出部401は、その第2位置と第3位置との差分値である誤差を算出する。そして、誤差算出部401は、その下降動作の際における第1の位置の情報と、第2位置と第3位置との差分値である誤差の情報とを誤差記憶部402に出力する。つまり、誤差算出部401は、テーブル移動部102がテーブル部101を下降させる際に、その下降動作により停止させる基準位置となる第2の位置から、第3の位置までオーバーランした距離を算出し、そのオーバーランした距離の情報を下降動作の誤差として誤差記憶部402に出力する。
誤差記憶部402は、メモリにより構成されており、誤差算出部401が算出した誤差を複数記憶する。ここでは、誤差記憶部402は、誤差算出部401は、下降動作の際における開始位置である第1の位置および基準位置である第2の位置の情報と、その下降動作において停止される基準位置である第2位置と実際に停止した位置である第3位置との差分値である誤差の情報と、その下降動作時に圧力制御部205がアクチュレータ203の流体231aの圧力を制御した情報とをそれぞれに対応付けて記憶する。本実施形態においては、誤差記憶部402は、テーブル移動部102がテーブル部101を下降させる下降動作を実施する度に、その下降動作により停止させる基準位置となる第2の位置から第3の位置までオーバーランした距離の情報を、その下降動作における誤差の情報として誤差算出部401から受け、その誤差の情報を上記のように各情報に対応付けて、誤差の履歴情報として、随時、記憶する。
そして、圧力制御部205は、テーブル移動部102がテーブル部101を下方に移動する際には、誤差記憶部402が記憶した誤差の情報に基づいて、アクチュエータ203が収容する流体231aの量を調整し圧力を制御する。たとえば、圧力制御部205は、テーブル部101を第1位置から第2位置へ下降させる下降動作を第1の時点Gで実施する際に、誤差記憶部402が記憶している複数の誤差の履歴情報から、その第1の時点Gと同様な下降動作を実施した過去の第2の時点Kでの誤差情報を取得する。そして、圧力制御部205は、その過去の第2の時点Kでの誤差が小さくなるように、アクチュエータ203が収容する流体231aの流量を調整し圧力を制御する。具体的には、まず、第1の時点Gにおいてテーブル部101を鉛直方向Vにおける第1の位置から下方の第2の位置まで移動させる指令を中央処理装置30から圧力制御部205の排出流量調整部253が取得する。そして、誤差記憶部402が記憶している誤差の履歴情報から、その第1の時点Gと同様な下降動作を実施した過去の第2の時点Kでの誤差情報を排出流量調整部253が取得する。その後、その過去の第2の時点Kでの誤差が小さくなるように、その第2の時点Kにてアクチュエータ203のシリンダ231から排出する流体231aの排出流量のプロファイルを補正し、第1の時点での排出流量のプロファイルとして排出流量調整部253が算出する。そして、排出流量調整部253により算出された排出流量のプロファイルが流体排出部251に出力され、その排出流量に対応するように、流体排出部251が比例制御弁に電圧を印加して排出口の開度を調整し、アクチュエータ203の流体231aの圧力を調整する。
図10は、排出流量調整部253が算出する排出流量のプロファイルに対応して、流体排出部251の比例制御弁に電圧を印加する電圧プロファイルを示す図である。図10は、図8と同様に、流体排出部251の比例制御弁に印加される電圧Vと、下降動作における時間Tとの関係を示しており、上記の第1の時点Gにおける電圧プロファイルPGと、上記の第2の時点Kにおける電圧プロファイルPKとを示している。
図10に示すように、過去の第2時点Kでの下降動作により基準位置となる第2の位置から下方の第3の位置までオーバーランした場合には、過去の第2時点Kよりもアクチュエータ203の流体231aの圧力を高くしてオーバーランを抑制するために、第2の時点Kにおける電圧プロファイルPKよりも現在の第1の時点Gにおける電圧プロファイルPGが低い電圧を印加するように算出する。つまり、第2の時点Kでの下降動作時における比例制御弁の開口の大きさよりも、第1の時点Gでの下降動作時における比例制御弁の開口が小さくなるように調整することにより、アクチュエータ203の流体231aの流量を調整して圧力を制御する。
具体的には、図10に示すように、テーブル部101を下降する動作の開始時点T1から所定の時間t2が経過した時点T2で、現在の第1時点Gでの下降動作の方が過去の第2時点Kでの下降動作の場合の電圧値v2よりも高い電圧値v1になるように、電圧プロファイルPGを求める。つまり、比例制御弁の開度を、現在の第1時点Gでの下降動作の場合の方が過去の第2時点Kでの下降動作の場合より大きくなるように電圧プロファイルPGを算出する。そして、開始時点T1から更に時間t3が経過した時点T3で、同じ電圧値v0を印加し比例制御弁の開度が同じ全開状態になるように電圧プロファイルPGを求める。
そして、テーブル部101を下降する動作を停止する際においては、図10に示すように、同じ電圧値v0を印加している時点T4からさらに時間t5が経過した時点T5で、現在の第1時点Gでの下降動作の方が過去の第2時点Kでの下降動作の場合の電圧値v2よりも高い電圧値v1になるように、電圧プロファイルPGを求める。そして、同じ電圧値v0を印加している時点T4から更に時間t4が経過した時点T6で、電圧を印加せずに、比例制御弁の開度が同じ全閉状態になるように電圧プロファイルH,Lを求める。
以上のように、本実施形態は、テーブル移動部102がテーブル部101を第1の位置から下方の第2の位置に移動させる際に、鉛直方向Hにおいて第2位置と異なる第3位置に移動した誤差を位置検知部103の検知結果から誤差算出部401が算出する。そして、その誤差算出部401が算出した誤差を誤差記憶部402が記憶する。その後、圧力制御部205は、誤差記憶部402が記憶した誤差に基づいて、アクチュエータ203が収容する流体231aの量を調整し圧力を制御する。このため、本実施形態は、鉛直方向Hの下方にテーブル部101を移動する際に、経時による変化や装置のバラツキのために、アクチュエータ203の流体231aによる圧力が基準値と異なり得る場合であっても、過去の履歴に応じて流体231aの量を調整し圧力を制御するため、実施形態1と同様に、テーブル部101をスムーズに移動することが容易になる。また、同様に、撮影対象である被検体の重量に応じて、アクチュエータ203の流体231aによる圧力が基準値と異なり得る場合であっても、テーブル部101をスムーズに移動することが容易になる。特に、医療分野においては、小児科などのように被検体の重量に一定の傾向がある場合があるが、本実施形態においては、その一定の傾向に対応した調整が可能になるため、実施形態1と同様の効果がより顕在化させることができる。
<実施形態3>
図11は、本発明にかかる実施形態3のX線CT装置において、被検体移動部4の構成を示す構成図である。
図11に示すように、本実施形態は、被検体移動部4の位置検知部103が異なることを除き、実施形態1と同様である。このため、重複する箇所については、同一符号を付し、説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態の位置検知部103は、第2支持棒204における第6の軸204bに設けられており、第2支持棒204が水平方向に対して傾斜する傾斜角度θを測定する角度測定器を含む。位置検知部103の角度測定器は、たとえば、ロータリエンコーダを用いて傾斜角度を測定する。ここでは、水平方向に延在しているテーブル部101を基準にして、テーブル部101の上昇に伴って第2支持棒204が回動し傾斜した角度θを測定する。そして、位置検知部103は、その角度測定器によって測定された傾斜角度θに基づいて、テーブル部101の鉛直方向における第1の位置を算出する。
そして、アクチュエータ203がテーブル部101を鉛直方向Hにおける第1の位置から下方の第2の位置に移動させる際には、実施形態1と同様にして、圧力制御部が、位置検知部103により求められたテーブル部101の第1の位置に基づいて、アクチュエータ203が収容する流体231aの量を調整し、その流体231aによる圧力を制御する。
以上のように、本実施形態によれば、実施形態1と同様に、圧力制御部が、位置検知部103により検知されたテーブル部101の第1の位置に基づいて、アクチュエータ203が収容する流体231aの量を調整し、その流体231aによる圧力を制御する。このため、本実施形態は、実施形態1と同様な効果を得ることができる。
なお、本発明の実施に際しては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形形態を採用することができる。
たとえば、上記の実施形態においては、被検体をスキャンするスキャン部が、被検体に放射線を照射する照射部と、その照射部から照射され被検体を透過した放射線を検出し、画像のローデータを得る検出部とを有するX線CT装置の場合の例について説明しているが、これに限定されない。たとえば、静磁場内の被検体に照射部が電磁波を照射し、その被検体からの磁気共鳴信号をローデータとして検出部が得る磁気共鳴イメージング装置の場合についても適用可能である。
また、たとえば、上記の実施形態においては、照射部が照射する放射線としてX線を用いている例について説明しているが、これに限定されない。たとえば、たとえば、ガンマ線等の放射線を用いても良い。
図1は、本発明にかかる実施形態1におけるX線CT装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、本発明にかかる実施形態1におけるX線CT装置の要部を示す構成図である。 図3は、本発明にかかる実施形態1のX線CT装置の走査ガントリにおいて、X線管とコリメータとX線検出器との配置関係を示す図である。 図4は、本発明にかかる実施形態1のX線CT装置において、被検体移動部の構成を示す構成図である。 図5は、本発明にかかる実施形態1のX線CT装置において、被検体移動部の要部の構成を示す構成図である。 図6は、本発明にかかる実施形態1のX線CT装置において、テーブル部を鉛直方向の下方へ移動する動作について示すフロー図である。 図7は、本発明にかかる実施形態1のX線CT装置において、テーブル部の高さに応じて、アクチュエータの流体に印加される圧力が異なることを示す図である。 図8は、本発明にかかる実施形態1のX線CT装置において、排出流量調整部が算出する排出流量のプロファイルに対応して、流体排出部の比例制御弁に印加される電圧Vと、下降動作における時間Tとの関係を示す図である。 図9は、本発明にかかる実施形態2のX線CT装置の要部構成を示す構成図である。 図10は、本発明にかかる実施形態2のX線CT装置において、排出流量調整部が算出する排出流量のプロファイルに対応して、流体排出部の比例制御弁に電圧を印加する電圧プロファイルを示す図である。 図11は、本発明にかかる実施形態3のX線CT装置において、被検体移動部の構成を示す構成図である。
符号の説明
1…X線CT装置(撮影装置)、
2…走査ガントリ(スキャン部)、
3…操作コンソール、
4…被検体移動部、
20…X線管(照射部)、
21…X線管移動部、
22…コリメータ、
23…X線検出器(検出部)、
23A…X線検出モジュール、
23a…検出素子、
24…データ収集部、
241…選択・加算切換回路、
242…アナログ−デジタル変換器、
25…X線コントローラ、
26…コリメータコントローラ、
27…回転部、
28…ガントリコントローラ、
29…撮影空間、
30…中央処理装置、
31…入力装置、
32…表示装置、
33…記憶装置、
41…制御部、
61…画像生成部、
100…テーブル支持部(テーブル支持部)
101…テーブル部(テーブル部)
102…テーブル移動部(テーブル移動部)
103…位置検知部(位置検知部)、
201…底板(底板)、
202…第1支持棒(支持棒)、
203…アクチュエータ(アクチュエータ)、
204…第2支持棒、
205…圧力制御部(圧力制御部)、
231…シリンダ(シリンダ)、
232…ピストン(ピストン)、
233…連結棒(連結棒)
251…流体排出部、
252…流体保管部、
253…排出流量調整部、
254…流体注入部、
255…注入流量調整部、
301…水平移動部、

Claims (8)

  1. 被検体を支持するテーブル部と、前記テーブル部を撮影空間に移動させるテーブル移動部とを備え、前記テーブル移動部により前記撮影空間に移動した前記テーブル部が支持する前記被検体を撮影する撮影装置であって、
    前記テーブル部の鉛直方向における位置を検知する位置検知部
    を有し、
    前記テーブル移動部は、
    前記テーブル部から前記鉛直方向の下方に設けられた底板と、
    一端に設けられた第1の軸が前記底板に枢支されると共に、他端に設けられた第2の軸が前記テーブル部に枢支され、前記テーブル部を支持する支持棒と、
    一端に設けられた第3の軸が前記底板に枢支されると共に、他端に設けられた第4の軸が前記支持棒に枢支され、内部に収容した流体の圧力に応じて伸縮することによって前記第1の軸を中心にして前記支持棒を回動し、前記テーブル部を鉛直方向に移動するアクチュエータと、
    前記アクチュエータが収容する前記流体の流量を調整することにより、前記アクチュエータの内部に収容された前記流体による圧力を制御する圧力制御部であって、前記流体を排出する際において前記流体の流量を与えられた電圧に基づいて調整する比例制御弁を有する圧力制御部
    を含み、
    前記位置検知部は、前記アクチュエータが前記テーブル部を前記鉛直方向における第1の位置から下方の第2の位置に移動させる際に前記アクチュエータにより前記テーブル部の移動が開始される前記第1の位置を検知するものであり
    前記圧力制御部は、前記位置検知部により検知された前記第1の位置が比較的高位置の場合は比較的低い値の電圧を、比較的低位置の場合は比較的高い値の電圧を前記比例制御弁に与えて、前記流体を排出する際の流量を調整するものである
    撮影装置。
  2. 前記圧力制御部は、前記第1の位置によらず一定の時間で前記テーブル部を第1の位置から下方の第2の位置に移動させる動作を行うものであり、前記テーブル部を第1の位置から下方の第2の位置に移動させる動作の開始時点から所定の時間が経過した時点及び前記テーブル部を第1の位置から下方の第2の位置に移動させる動作の停止時点より所定の時間前の時点において、前記第1の位置が比較的高位置の場合は比較的低い値の電圧を、比較的低位置の場合は比較的高い値の電圧を前記比例制御弁に与えるような、電圧プロファイルに基づいて、前記比例制御弁に電圧を与えるものである
    請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記撮影装置は、
    前記鉛直方向において前記第2位置と異なる前記第3位置に移動した誤差を前記位置検知部の検知結果から算出する誤差算出部と、
    前記誤差算出部が算出した前記誤差を記憶する誤差記憶部と
    さらに有し、
    前記圧力制御部は、前記誤差記憶部が記憶した前記誤差が小さくなるように、前記流体の量を調整する
    請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記位置検知部は、前記支持棒が水平方向に対して傾斜する傾斜角度を測定する角度測定器を含み、前記角度測定器によって測定された前記傾斜角度に基づいて、前記テーブル部の鉛直方向における位置を算出する
    請求項1からのいずれかに記載の撮影装置。
  5. 前記撮影空間に移動された前記被検体をスキャンするスキャン部
    を有し、
    前記スキャン部は、
    前記被検体に放射線を照射する照射部と、
    前記照射部から照射され前記被検体を透過した前記放射線を検出する検出部と
    を含む
    請求項1からのいずれかに記載の撮影装置。
  6. 前記照射部は、前記放射線としてX線を照射する
    請求項5に記載の撮影装置。
  7. 被検体を支持するテーブル部と、
    前記テーブル部を鉛直方向に移動させるテーブル移動部と、
    前記テーブル部の鉛直方向における位置を検知する位置検知部
    を有し、
    前記テーブル移動部は、
    前記テーブル部から前記鉛直方向の下方に設けられた底板と、
    一端に設けられた第1の軸が前記底板に枢支されると共に、他端に設けられた第2の軸が前記テーブル部に枢支され、前記テーブル部を支持する支持棒と、
    一端に設けられた第3の軸が前記底板に枢支されると共に、他端に設けられた第4の軸が前記支持棒に枢支され、内部に収容した流体の圧力に応じて伸縮することによって前記第1の軸を中心にして前記支持棒を回動し、前記テーブル部を鉛直方向に移動するアクチュエータと、
    前記アクチュエータが収容する前記流体の量を調整することにより、前記アクチュエータの内部に収容された前記流体による圧力を制御する圧力制御部であって、前記流体を排出する際において前記流体の流量を与えられた電圧に基づいて調整する比例制御弁を有する圧力制御部と
    を含み、
    前記位置検知部は、前記アクチュエータが前記テーブル部を前記鉛直方向における第1の位置から下方の第2の位置に移動させる際に前記アクチュエータにより前記テーブル部の移動が開始される前記第1の位置を検知するものであり
    前記圧力制御部は、前記位置検知部により検知された前記第1の位置が比較的高位置の場合は比較的低い値の電圧を、比較的低位置の場合は比較的高い値の電圧を前記比例制御弁に与えて、前記流体を排出する際の流量を調整するものである
    被検体移動装置。
  8. 前記圧力制御部は、前記第1の位置によらず一定の時間で前記テーブル部を第1の位置から下方の第2の位置に移動させる動作を行うものであり、前記テーブル部を第1の位置から下方の第2の位置に移動させる動作の開始時点から所定の時間が経過した時点及び前記テーブル部を第1の位置から下方の第2の位置に移動させる動作の停止時点より所定の時間前の時点において、前記第1の位置が比較的高位置の場合は比較的低い値の電圧を、比較的低位置の場合は比較的高い値の電圧を前記比例制御弁に与えるような、電圧プロファイルに基づいて、前記比例制御弁に電圧を与えるものである
    請求項7に記載の撮影装置。
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