JP4325690B2 - 通信装置および通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置および通信システムに関し、特に、第1の通信手段による良好な無線通信品質を維持しつつ、第2の通信手段による無線通信時間を確保することができる通信装置および通信システムに関するものである。
従来より、同じ周波数帯域を使用する複数種類の無線通信方式によって互いに異なる相手側装置と無線通信する通信装置が知られているが、この場合、各無線通信方式では、同じ周波数帯域が使用されるので、電波干渉を引き起こし、通信品質に悪影響を及ぼすことがあった。
そこで、この電波干渉を抑制し、良好な通信品質を維持するために、次の特許文献1には、第1の無線チャンネルを用いて第1の無線通信装置と無線通信すると共に、第2の無線チャンネルを用いて第2の無線通信装置と無線通信している場合に、いずれか一方の無線通信装置から、同一無線チャンネルを用いた他のグループのキャリアが検出されたことが通知された場合、他方の無線通信装置との無線通信を中止する技術が開示されている。
特開2003−18170号公報(段落第「0017」等)
しかしながら、上述した特許文献1に記載される技術では、他方の無線通信装置との無線通信を中止してしまうので、他方の無線通信装置との無線通信を行うことができないという問題点があった。
一方、他方の無線通信装置との無線通信を中止しない場合には、電波干渉を引き起こすことになるが、この場合、特に、次の問題点があった。この問題点を図9を参照して説明する。図9は、通信装置100の無線通信環境を模式的に示す図である。
通信装置100には、子機103と無線通信するための無線通信モジュールとしての親機用デジタルコードレス101と、アクセスポイント104を介してPC105と無線通信するための通信モジュールとしての無線LAN102とが同一筐体内に搭載されている。
通信装置100が、子機103およびPC105の両方と無線通信を行っている場合、親機用デジタルコードレス101は、アクセスポイント104からの電波干渉K1と、無線LAN102からの電波干渉K3とを受ける。一方、子機103は、アクセスポイント104からの電波干渉K2と、無線LAN102からの電波干渉K4とを受けることになる。
ここで、親機用デジタルコードレス101が受ける電波干渉と、子機103が受ける電波干渉とを比較すると、一般的に、親機用デジタルコードレス101が受ける電波干渉の方が、子機103が受ける電波干渉よりも大きい。
これは、親機用デジタルコードレス101は、無線LAN102と同一筐体内に搭載されているので、一般的に、親機用デジタルコードレス101と無線LAN102との距離L1が、親機用デジタルコードレス101と子機103との距離L2や、無線LAN102とアクセスポイント104との距離L3よりも非常に短く、親機用デジタルコードレス101は、無線LAN102からの電波干渉K3を強く受け、子機103が受ける電波干渉よりも電波干渉を引き起こしやすくなっていた。
そのため、親機用デジタルコードレス101と子機103との間での無線通信では、特に、子機103から親機用デジタルコードレス101への通信D2の方が、親機用デジタルコードレス101から子機103への通信D1よりも、電波干渉を受けやすく、特に、子機103から親機用デジタルコードレス101への通信品質が悪くなるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、第1の通信手段による良好な無線通信品質を維持しつつ、第2の通信手段による無線通信時間を確保することができる通信装置及び通信システムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の通信装置は、所定の周波数領域帯に含まれる周波数チャンネルを使用して第1の相手側装置との間で音声データを無線通信する第1の通信手段と、前記所定の周波数領域帯に含まれる周波数チャンネルを利用して第2の相手側装置との間でデータを無線通信する第2の通信手段とを備えたものであって、前記第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態であるかを検出する検出手段と、その検出手段によって送話状態であることが検出された場合には前記第2の通信手段による無線通信を中止させ、前記検出手段によって送話状態であることが検出されない場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、前記第2の通信手段による無線通信を中止させない通信制御手段とを備えている。
請求項2記載の通信装置は、請求項1記載の通信装置において、前記検出手段は、前記第1の相手側装置から自装置に送信される音声データの音量を検出するものであり、前記通信制御手段は、前記検出手段によって前記音声データの音量を検出した場合には前記送話状態であるとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させ、前記検出手段によって前記音声データの音量が検出されない場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、前記送話状態ではないとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させない。
請求項3記載の通信装置は、請求項1に記載の通信装置において、前記検出手段は、自装置から前記第1の相手側装置に送信する音声データの音量を検出するものであり、前記通信制御手段は、前記検出手段によって前記音声データの音量を検出した場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、前記送話状態ではないとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させず、前記検出手段によって前記音声データの音量が検出されない場合には前記送話状態であるとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させる。
請求項4記載の通信装置は、請求項1に記載の通信装置において、前記検出手段は、前記第1の相手側装置から自装置に送信される第1の音声データの音量を検出する第1の音量検出手段と、自装置から前記第1の相手側装置に送信する第2の音声データの音量を検出する第2の音量検出手段と、前記第1の音量検出手段で検出した第1の音声データの音量と、前記第2の音量検出手段で検出した第2の音声データの音量とを比較する比較手段とを備え、前記通信制御手段は、前記比較手段による比較結果が前記第1の音声データの音量の方が前記第2の音声データの音量よりも大きい場合には前記送話状態であるとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させ、前記比較手段による比較結果が前記第1の音声データ音量の方が前記第2の音声データの音量よりも小さい場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、前記送話状態ではないとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させない。
請求項5記載の通信装置システムは、請求項1から4のいずれかに記載の通信装置としての親機または子機と、その親機または子機と無線通信する前記第1の相手側装置としての子機または親機とを備えている。
請求項1記載の通信装置によれば、第1の通信手段により第1の相手側装置との間で音声データを無線通信をしている場合に、第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態であることが、検出手段により検出された場合には、第2の通信手段による無線通信は中止され、送話状態であることが検出されない場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、第2の通信手段による無線通信は中止されない。よって、第1の通信手段による良好な無線通信品質を維持しつつ、第2の通信手段による無線通信時間を確保することができるという効果がある。
一般的に、第1の通信手段と第2の通信手段との距離は、第1の相手側装置と第2の通信手段との距離よりも近いため、第1の通信手段と第1の相手側装置との間で無線通信をしている場合には、第1の通信手段から第1の相手側装置への音声データの送信よりも、第1の相手側装置から第1の通信手段への音声データの送信の方が、第2の通信手段からの電波干渉を強く受け、第1の相手側装置から第1の通信手段へ音声データを送信する場合の通信品質に悪影響を及ぼす。
そこで、第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態の場合、即ち、第1の相手側装置から第1の通信手段へ音声データが送信されている場合には、第2の通信手段による無線通信を中止して、かかる電波干渉を抑制することで、第1の通信手段による良好な無線通信品質を維持することができる。一方、第1の相手側装置の使用者が音声を発していない場合、即ち、第1の相手側装置から第1の通信手段へ音声データが送信されていない場合には、第2の通信手段から受ける電波干渉の影響は少ないので、第2の通信手段による無線通信を中止しないことで第2の通信手段による無線通信時間を確保することができる。
請求項2記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置の奏する効果に加えて、第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態かを、第1の相手側装置から自装置に送信される音声データの音量で検出するので、簡単に、且つ、正確に、第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態かを検出することができるという効果がある。
請求項3記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置の奏する効果に加えて、第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態かは、自装置から第1の相手側装置に送信する音声データの音量を検出し、その音声データの音量を検出した場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、送話状態ではないとして第2の通信手段による無線通信を中止させず、音声データの音量が検出されない場合には、送話状態であるとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させる。よって、より多くの第2の通信手段による無線通信時間を確保することができるという効果がある。
即ち、自装置から第1の相手側装置に送信する音声データの音量を検出した場合において、仮に、第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態であったとしても、その第1の相手側装置の使用者と通話している相手自身は音声を発しているので、そもそも第1の相手側装置の使用者の音声を聞く用意がないと考えられ、たとえ、第2の通信手段による電波干渉により、第1の相手側装置の使用者の音声が聞き取り難くても、影響は少ないと考えられ、この場合には、第2の通信手段による無線通信を中止しないとすることで、より多くの第2の通信手段による無線通信時間を確保することができる。
請求項4記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置の奏する効果に加えて、第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態かは、第1の相手側装置から自装置に送信される第1の音声データの音量と、自装置から前記第1の相手側装置に送信する第2の音声データの音量とが比較され、第1の音声データの音量の方が第2の音声データの音量よりも大きい場合に送話状態とされ、第2の通信手段による無線通信が中止され、逆に、第1の音声データ音量の方が第2の音声データの音量よりも小さい場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、送話状態ではないとされ、第2の通信手段による無線通信が中止されない。
第1の音声データの音量の方が第2の音声データの音量よりも大きい場合には、第1の相手側装置の使用者が、通話相手に音声を聞いてもらいたい場合が多いと考えられるので、この場合には、第2の通信手段による無線通信を中止することで、良好な通話品質を維持することができる。
一方、第1の音声データ音量の方が第2の音声データの音量よりも小さい場合には、第1の相手側装置の使用者の通話相手は、そもそも第1の相手側装置の使用者の音声を聞く用意がないと考えられ、たとえ、第2の通信手段による電波干渉により、第1の相手側装置の使用者の音声が聞き取り難くても、その影響は少ないと考えられる。よって、この場合には、第2の通信手段による無線通信を中止しないとすることで、より多くの第2の通信手段による無線通信時間を確保することができる。
請求項5記載の通話システムによれば、請求項5記載の通信装置システムは、請求項1から4のいずれかに記載の通信装置としての親機または子機と、その親機または子機と無線通信する前記第1の相手側装置としての子機または親機とを備えている。請求項1から4のいずれかに記載の通信装置と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1及び図2を参照して、本発明における一実施形態の通信装置を含む多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称する)1について説明する。図1は、MFP1の外観図である。
図1に示すMFP1は、通話機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、及び、コピー機能などの各種の機能を有する装置である。本実施形態において、MFP1は、主に、子機31(図3参照)、又は電話回線網100(図3参照)を介した外部装置(図示せず)と通話を行うためのデジタルコードレス電話の親機とされている。また、MFP1は、無線LANの規格に基づいた無線通信によりアクセスポイント51(図3参照)とデータ通信可能な通信装置でもある。
図1に示すように、MFP1は、上面開放の略箱状の本体ケース2と、この本体ケース2の一側(図1における左側)に対して、蝶番、ヒンジ部等の回動軸線部(図示せず)を介して上下回動可能に枢着された上部ケース3とを有する。本体ケース2及び上部ケース3は合成樹脂製の射出成形品である。
上部ケース3の正面側(図1における手前側)には操作パネル30が配置されている。操作パネル30には数字ボタンやスタートボタン、機能操作ボタン等から構成される操作部15が設けられている。ユーザはこの操作部15を操作し、MFP1の電源のオン/オフや、各機能の切り替えや、各種動作の指示を行うことができる。
操作パネル30には液晶(LCD:Liquid Crystal Display)等の表示部16が設けられている。この表示部16には、操作部15の操作に応じてメニューや動作状態などが表示される。ユーザは、操作部15を操作することにより、その操作に対応する情報を表示部16へ表示させ、MFP1とアクセスポイント51(図3参照)との通信状態や、MFP1と子機31(図3参照)との通信状態などの各種情報を確認することができる。
上部ケース3には、操作パネル30の後部側(図1における奥側)にスキャナ部20が設けられている。スキャナ部20は、FBS(Flatbed Scanner)として機能する原稿読取台201に対して、自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder)202を有する原稿カバー体203が、背面側の蝶番(図示せず)を介して開閉自在に取り付けられて構成されている。なお、図示しないが、原稿読取台201の上面にはプラテンガラスが配設されており、原稿読取台201の内部には画像読取ユニットが内蔵されている。
一方、本体ケース2には、プリンタ部21が設けられている。プリンタ部21は、スキャナ部20で読み取られた画像データや、外部から入力された画像データに基づいて、選択的にインク滴を吐出することによって、記録用紙上に画像を記録する所謂インクジェット方式の画像記録装置(インクジェット記録装置)である。なお、上記インクジェット方式はプリンタ部21による画像記録方式の単なる一例であり、電子写真方式や熱転写方式などの種々の画像記録装置を採用することができる。
MFP1の正面側、即ち、プリンタ部21の正面側には開口5が形成されている。この開口5内には、その底部に複数枚の記録用紙を堆積状態で載置する給紙カセット211が配置され、この給紙カセット211は、本体ケース2の開口5に対して引き出し可能に構成されている。また、給紙カセット211の上方には、画像が記録された記録用紙が排紙される排紙トレイ212が設けられている。
本体ケース2の内部(プリンタ部21の内部)には、給紙カセット211の奥側から上方へ延びた後に正面側へU字状に湾曲して排紙トレイ212へ連結される用紙搬送経路が設けられている。また、本体ケース2の内部(プリンタ部21の内部)には、給紙カセット211の奥側から1枚の記録用紙を取り出して用紙搬送経路へ供給する給紙ユニット(図示せず)と、用紙搬送経路中に配置され、かかる用紙搬送経路上を搬送される記録用紙の表面にインク滴を吐出して画像を記録するインクジェット方式のプリンタヘッド(図示せず)が設けられている。
また、本体ケース2の左側壁2aには、送受話器24(図3参照)とその送受話器24を待機時に指示する受け部(図示せず)とが配されており、子機31(図3参照)、又は電話回線網100(図3参照)を介した外部装置(図示せず)との通話が可能となっている。
本体ケース2の後部側の右側縁部には無線通信ユニット81が装着されている。この通信ユニット81は合成樹脂製のケーシング82を備え、その内部には、デジタルコードレス通信制御部26(図3参照)を含む通信基板(図示せず)が収容されている。詳細は後述するが、デジタルコードレス通信制御部26は、親機であるMFP1の送受話器24(図3参照)と、MFP1から離れた位置に配置された他の送受話器である子機31(図3参照)との間を無線接続するものであって、ケーシング82から突出する送受信用のコードレス用アンテナ27を有している。
このように、本実施形態のMFP1には、親機であるMFP1に直付けの送受話器24(図3参照)と、デジタルコードレスの子機31(図3参照)に無線接続する無線通信ユニット81とが設けられており、用途に応じて、送受話器24又は子機31を選択的に使用でき、更には、送受話器24と子機31と間において通話もできるように構成されている。
さらに、本体ケース2における4つのコーナ部のうち、デジタルコードレス通信制御部26を含む通信基板を収容する無線通信ユニット81が装着されているコーナ部2Bと、かかるコーナ部2Bの対角に位置するコーナ部2Aには、無線LAN通信制御部18(図3参照)を含む無線ユニット基板(無線LANボード)60や、MFP1に含まれる各装置の駆動を電気的に制御するための主回路基板(図示せず)が配されている。
本実施形態のMFP1では、このように、主回路基板(図示せず)や無線LAN通信制御部18(図3参照)を含む無線ユニット基板60と、デジタルコードレス通信制御部26(図3参照)を含む通信基板(図示せず)を収容する無線通信ユニット81とを離間させて配置することで、無線LAN通信制御部18(図3参照)を含む無線ユニット基板60や、デジタルコードレス通信制御部26(図3参照)を含む通信基板(図示せず)や、主回路基板(図示せず)にノイズがのり難い構成としている。
ここで、図2は、上述した無線ユニット基板(無線LANボード)60の正面図である。図2に示すように、無線LAN通信制御部18(図3参照)を含む無線ユニット基板60は、ガラス・エポキシ材からなる基板60aの片面(表面)に回路モジュール60bを搭載し、この回路モジュール60bの一部に設けたコネクタ60cに配線のためのハーネス60dを着脱可能に接続する。
また、図2に示すように、基板60aの表面には、回路モジュール60bに近接してその一側にメインアンテナ部60eと、上側にサブアンテナ部60fとがそれぞれ形成されている。なお、これらのメインアンテナ部60eとサブアンテナ部60fとが無線LAN用アンテナ19(図3参照)を構成し、かかる無線LAN用アンテナ19(即ち、アンテナ部60e,60f)を介して、無線LAN通信制御部18(図3参照)とアクセスポイント51(図3参照)とが無線接続される。
ところで、ノイズの障害源としては、主として、デジタルコードレス通信制御部26(図3参照)を含む通信基板(図示せず)及び電源基板(図示せず)が挙げられる。そのうち、デジタルコードレス通信制御部26を含む通信基板にはコードレス用アンテナ27が接続されており、かかるコードレス用アンテナ27では強い電波による送受信が行われるため、特に強いノイズ源となり得る。
しかし、本実施形態のMFP1では、本体ケース2における前側の左コーナ部2Aに無線ユニット基板60を配置する一方で、デジタルコードレス通信制御部26を含む通信基板を、コーナ部2Aとは対角をなす位置、即ち、本体ケース2における後部の右コーナ部2Bに配置している。このように、本実施形態のMFP1では、同一筐体(本体ケース2)内において、無線ユニット基板60が、デジタルコードレス通信制御部26を含む通信基板と可能な限り離間されているので、かかる無線ユニット基板60が、デジタルコードレス通信制御部26を含む通信基板の影響を受け難く、ノイズ対策として有効である。
次に、図3を参照して、上述したMFP1及び子機31の電気的構成を示すブロック図である。なお、子機31もまた、MFP1と同様に、本発明における一実施形態の通信装置である。また、MFP1と子機31とにより、本発明における一実施形態の通信システムが構成される。
図3に示すように、MFP1は、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、上述した操作部15、上述した表示部16、スピーカ部17、無線LAN通信制御部18、無線LAN用アンテナ19、スキャナ部20、プリンタ部21、モデム22、回線制御部23、送受話器24、計時回路25、及びデジタルコードレス通信制御部26を主に有しており、これらはバスライン28を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM12やRAM13やフラッシュメモリ14に記憶される固定値やプログラムに従って、或いは、無線LAN通信制御部18や回線制御部23やデジタルコードレス通信制御部26を介して送受信される各種信号に従って、バスライン28により接続された各部を制御する演算装置である。
ROM12は、このMFP1で実行される各種の制御プログラムを記憶する領域である制御プログラム領域12aが設けられた書換不能なメモリである。制御プログラム領域12aには、例えば、後述する図4,5のフローチャートに示す処理を実行するプログラムが記憶されている。
RAM13は、各種のデータを一時的に記憶するための書換可能なメモリである。このRAM13には、無線LAN中断フラグ13aが設けられている。無線LAN中断フラグ13aは、後述する無線LAN通信制御部18において実行される無線通信を実行するか否かを示すフラグであり、中断する場合にはオンとされ、実行する場合にはオフとされる。
この無線LAN中断フラグ13aのオンとオフの切換えは、後述するデジタルコードレス通信制御部26において、子機31との間で無線通信をする場合に、後述する音声レベル検出回路50によって子機31から送信される音声データの音量が検出された場合にオンされ、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が中断される。反対に、後述する音声レベル検出回路50によって子機31から送信される音声データの音量が検出されないに、オフされ、無線LAN通信制御部18において無線通信が実行される。
換言すれば、子機31の使用者が音声を発している送話状態の場合には、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が中断され、反対に、子機31の使用者が音声を発していない状態の場合には、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が実行される。
フラッシュメモリ14は書換可能な不揮発性のメモリであり、このフラッシュメモリ14に記憶されたデータは、MFP1の電源オフ後も保持される。また、スピーカ部17は、状況に応じた各種音声(例えば、操作部15の操作音やエラー発生時の注意音、着信の呼出音など)を出力するものであり、かかる音声の放音によってユーザに状況を報知する。
スキャナ部20は、CPU11からの指示に基づいて、原稿読取台201にセットされた原稿から画像の読み取りを行うと共に、その画像を表示部16に表示したりプリンタ部21で印刷可能な画像データを生成するものである。このスキャナ部20により読み取られた画像データは、MFP1がFAXモードやスキャナモードやコピーモードに設定されている場合には、RAM13における所定の記憶領域に格納される。プリンタ部21は、CPU11からの指示に基づいて、給紙カセット211内の記録用紙への印刷を行うものである。
モデム22は、CPU11からの指示に基づいて、RAM13に記憶される送信データを電話回線網100に伝送可能な画像信号に変調し、回線制御部23を介して送信したり、電話回線網100から回線制御部23を介して入力された画像信号を受信し、表示部16に表示したりプリンタ部21で印刷可能な画像データに復調するものである。回線制御部23は、電話回線網100と接続されており、電話回線網100へのダイヤル信号の送出や、電話回線網100からの呼出信号の応答などの制御を行うものである。
送受話器24は、子機31、又は電話回線網100を介して接続された外部装置(図示せず)と通話を行うための装置であり、音声を音声信号に変換して回路制御部23へ出力するマイクロフォン(図示せず)と、回路制御部23から入力された音声信号を音声に変換して外部へ出力(放音)するスピーカ(図示せず)とを有している。
この送受話器24は、MFP1から取り外す操作(オフフック操作)が行われた際には、回線制御部23またはデジタルコードレス通信制御部36と電気的に接続される。また、送受話器24をMFP1の本体部に戻す操作(オンフック操作)が行われた際には、送受話器24と回線制御部23やデジタルコードレス通信制御部36との接続が解除される。また、計時回路25は、現在の日時を刻む内部時計を有しており、計時を開始した日時と現在の日時とを比較して所要時間を算出する既知の回路である。
デジタルコードレス通信制御部26は、上述した通信基板(図示せず)の一部であり、コードレス用アンテナ27が接続されている。送受話器24のオフフック操作などにより、送受話器24とデジタルコードレス通信制御部26とが接続された結果、MFP1と子機31とが無線通信により接続される。
なお、本実施形態では、MFP1と子機31との間を接続する無線通信は、通信規格においてデジタルコードレス電話に対して規定されている周波数帯域(2.4GHz〜2.4835GHz)の範囲内に設定された中心周波数の異なる複数のチャンネル(周波数チャンネル)を用いる周波数ホッピング方式の無線通信である。
送受話器24からデジタルコードレス通信制御部26に音声信号が送信されると、無線通信用のデジタル信号に変換され子機31へ送信(出力)される。一方で、子機31から送信された無線通信用のデジタル信号が受信されると、音声信号に変換されて送受話器24に出力される。
デジタルコードレス通信制御部26は、子機31との周波数ホッピング方式による無線通信を実現するホッピングパターンテーブルやホッピングカウンタやクロックなどの周波数ホッピング制御部(図示せず)を有している。
音声レベル検出回路50は、子機31から自装置に送信される音声データのレベル(音量)を検出し、そのレベルが基準レベル以上であった場合には、Hi信号を出力し、そのレベルが基準レベル未満であった場合には、Low信号を出力する回路である。
音声レベル検出回路50には、送話レベル検出回路50aと、基準音声レベル発生回路50bと、比較回路50cとが実装されている。送話レベル検出回路50aは、子機31から自装置に送信される音声データのレベル(音量)を検出する回路である。基準音声レベル発生回路50bは、基準となる音声データのレベルを出力する回路である。比較回路50cは、送話レベル検出回路50aで検出される子機31から自装置に送信される音声データのレベルと、基準音声レベル発生回路50bで生成される基準となる音声データのレベルとを比較し、子機31から自装置に送信される音声データのレベルの方が、基準となる音声データのレベルよりも大きい場合に、Hi信号を出力し、反対の場合には、Low信号を出力する回路である。
この音声レベル検出回路50により、子機31から自装置に送信される音声データのレベルが、基準となる音声データのレベルよりも大きいか否かを検出でき、子機31から自装置に送信される音声データのレベルが、基準となる音声データのレベルよりも大きい場合には、子機31の使用者が音声を発している送話状態であるとして、無線LAN中断フラグ13aがオンとなり、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が中断される。
一方、子機31から自装置に送信される音声データのレベルが、基準となる音声データのレベルよりも小さい場合には、子機31の使用者が音声を発している送話状態でないとして、無線LAN中断フラグ13aがオフとなり、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が実行される。
無線LAN通信制御部18は、上述した無線ユニット基板60の一部であり、無線LAN用アンテナ19(メインアンテナ部60eとサブアンテナ部60f)が接続されている。無線LAN通信制御部18は、かかる無線LAN用アンテナ19を介して、無線LAN機器であるアクセスポイント51に無線接続される。その結果、MFP1は、アクセスポイント51に接続された無線LAN機器としてのPC61とデータ通信を行うことができる。
また、無線LAN通信制御部18は、無線LAN用アンテナ19を介して、アクセスポイント51に無線接続され、かかるアクセスポイント51を介してLAN200に接続される。その結果、MFP1は、LAN200に接続される外部装置(図示せず)とデータ通信を行うことができる。
なお、アクセスポイント51は、通信装置として既知の無線LAN機器であり、MFP1やPC61などの複数の無線LAN機器と無線接続され、これらの無線LAN機器をLAN200へ接続するための中継器である。
一方、子機31は、図3に示すように、CPU32、ROM33、RAM34、フラッシュメモリ35、操作部36、表示部37、送受話器38、及びデジタルコードレス通信制御部39を主に有し、これらはバスライン40を介して互いに接続されている。
CPU32は、ROM33やRAM34やフラッシュメモリ35に記憶される固定値やプログラムに従って、或いは、デジタルコードレス通信制御部39を介して送受信される各種信号に従って、バスライン40により接続された各部を制御する演算装置である。
ROM33は、この子機31で実行される各種の制御プログラムを記憶する領域である制御プログラム領域33aが設けられた書換不能なメモリである。RAM34は各種のデータを一時的に記憶するための書換可能なメモリである。
フラッシュメモリ35は書換可能な不揮発性のメモリであり、このフラッシュメモリ35に記憶されたデータは、子機31の電源オフ後も保持される。操作部36は、子機31を管理したり、MFP1や、そのMFP及び電話回線網100を介して接続された外部装置(図示せず)との通話を行う場合に使用するものであり、例えば、数字ボタン(テンキー)や通話ボタンや機能操作ボタン等から構成される。表示部37は、子機31を管理したり、MFP1や外部装置との通話を行う場合に、操作部36により入力された電話番号や、通話中の各種情報を表示するものであり、例えば、LCD等の表示装置で構成される。
送受話回路38は、MFP1、又は電話回線網100を介して接続された外部装置(図示せず)と通話を行うための装置であり、マイクロフォン(図示せず)とスピーカ(図示せず)とが接続されている。マイクロフォン(図示せず)は、音声を音声信号に変換して送受話回路38へ入力し、スピーカ(図示せず)は、送受話回路38から入力された音声信号を音声に変換して外部へ出力(放音)すると共に、状況に応じた各種音声(例えば、操作部36の操作音やエラー発生時の注意音、着信の呼出音など)を出力(放音)する。
この送受話回路38は、操作部36の操作により通話開始操作が行われた際には、送受話回路38は、デジタルコードレス通信制御部39と接続される。また、操作部36により通話終了操作が行われた際には、デジタルコードレス通信制御部39との接続が解除される。
デジタルコードレス通信制御部39には、コードレス用アンテナ47が接続されている。操作部36の通話開始操作などにより、送受話回路38とデジタルコードレス通信制御部39とが接続された結果、子機31とMFP1とが無線通信により接続される。なお、上述したように、本実施形態では、MFP1と子機31との間を接続する無線通信は、周波数ホッピング方式の無線通信である。
送受話回路38からデジタルコードレス通信制御部39に音声信号が送信されると、無線通信用のデジタル信号に変換されMFP1へ送信(出力)される。一方で、MFP1から送信された無線通信用のデジタル信号が受信されると、音声信号に変換されて送受話回路38に出力される。
デジタルコードレス通信制御部39は、MFP1との周波数ホッピング方式による無線通信を実現するホッピングパターンテーブルやホッピングカウンタやクロックなどの周波数ホッピング制御部(図示せず)を有している。
図4は、MFPで実行される無線LAN制御処理を示すフローチャートである。この無線LAN制御処理は、無線LAN通信制御部18における動作の実行/中断を示す無線RAN中断フラグのオン、オフを設定する処理である。この処理は、MFP1への電源投入後に、所定時間毎(例えば、10ms毎)に繰り返し実行される処理である。
この処理では、まず、音声レベル検出回路50から出力される音声レベル検出信号がHi信号かを判断する(S41)。即ち、音声レベル検出回路50は、子機31から自装置に送信される音声データのレベル(音量)を検出し、そのレベルが基準レベル以上であった場合には、Hi信号を出力し、そのレベルが基準レベル未満であった場合には、Low信号を出力するので、このS41では、換言すれば、子機31の使用者が、音声を発している送話状態かを判断している。
その結果、Hi信号であれば(S41:Yes)、無線LAN中断フラグ13aをオンにし(S42)、Hi信号でなければ、即ち、Low信号であれば(S41:No)、無線LAN中断フラグ13aをオフにし、本処理を終了する。
この処理により、子機31の使用者が、音声を発している送話状態であるか、ないかによって、無線LAN中断フラグ13aのオン、オフを設定することができる。
図5は、MFPで実行される無線LAN通信処理を示すフローチャートである。この無線LAN通信処理は、主に無線LAN通信制御部18により行われる処理であり、MFP1からPC61への接続要求に応答して、PC61からMFP1への通信開始要求があった場合、又は、PC61からMFP1への接続要求に応答して、MFP1からPC61への通信開始要求があった場合に起動する処理である。
この無線LAN通信処理では、まず、通信処理を開始する(S51)。S61の処理により通信処理が開始されると、無線通信の初期設定を行い、PC61に送信する送信データをRAM13内に設けられた送信バッファ(図示せず)へ逐次記録することを開始し、PC61から受信したデータをRAM13内に設けられた受信バッファ(図示せず)へ逐次記録することを開始する。
次に、無線LAN中断フラグ13aがオンか、即ち、子機31の使用者が音声を発している送話状態かを判断し(S52)、無線LAN中断フラグ13aがオンであれば(S52:Yes)、通信処理の中断をPC61に通知し(S56)、この通信処理を中断し(S57)、S52の処理に移行する。
一方、S52の判断において、無線LAN中断フラグ13aがオフ、即ち、子機31の使用者が音声を発している送話状態でない場合(S52:No)、通信処理の再開を相手側装置に通知し(S53)、この通信処理を再開する(S54)。
そして、PC61との通信が終了したかを判断し(S55)、終了していれば(S55:Yes)、本処理を終了し、終了していなければ(S55:No)、S52からの処理を繰り返す。
この処理により、無線LAN中断フラグ13aがオンの場合、即ち、子機31の使用者が音声を発している送話状態の場合には、無線LANの通信を中断し、無線LAN中断フラグ13aがオフの場合、即ち、子機31の使用者が音声を発している送話状態でないの場合には、無線LANの通信を続行させることができる。
よって、デジタルコードレス通信制御部26における子機31との音声データの無線通信を良好な通信品質に維持しつつ、無線LAN通信制御部18におけるPC61との無線通信の通信時間を確保することができる。
図9で説明した通り、デジタルコードレス通信制御部26と、無線LAN通信制御部18とは、同一の筐体内に搭載され、その設置間距離は、子機31と無線LAN通信制御部18との距離よりも近いため、デジタルコードレス通信制御部26と子機31との間で音声データを無線通信をしている場合には、デジタルコードレス通信制御部26から子機31への音声データの送信よりも、子機31からデジタルコードレス通信制御部26への音声データの送信の方が、無線LAN通信制御部18からの電波干渉を強く受け、子機31からデジタルコードレス通信制御部26へ音声データを送信する場合の通信品質に悪影響を及ぼす。
そこで、子機31の使用者が音声を発している送話状態の場合、即ち、子機31からデジタルコードレス通信制御部26へ音声データが送信されている場合には、無線LAN通信制御部18による無線通信を中断して、かかる電波干渉を抑制することで、デジタルコードレス通信制御部26による良好な無線通信品質を維持することができる。
一方、子機31の使用者が音声を発している送話状態でない場合、即ち、子機31からデジタルコードレス通信制御部26へ音声データが送信されていない場合には、無線LAN通信制御部18から受ける電波干渉の影響は少ないので、無線LAN通信制御部18による無線通信を中断しないことで無線LAN通信制御部18による無線通信時間を確保することができる。
次に、図6及び図7を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、図3に相当するMFP1及び子機31の電気的構成を示すブロック図であり、図3で説明したのと同一の構成については、同一の符合を付し、その説明を省略する。
この第2の実施形態は、デジタルコードレス通信制御部26から子機31に音声データを送信する場合の音声データのレベルを検出し、そのレベルに応じて無線LAN通信制御部18における無線通信の実行/中断を制御するものである。
この第2の実施形態では、音声検出レベル回路51が設けられている。音声レベル検出回路51には、受話レベル検出回路51aと、基準音声レベル発生回路51bと、比較回路51cとが実装されている。
受話レベル検出回路51aは、自装置から子機31に送信される音声データのレベル(音量)を検出する回路である。基準音声レベル発生回路51bは、基準となる音声データのレベルを出力する回路である。比較回路51cは、受話レベル検出回路51aで検出される自装置から子機31に送信される音声データのレベルと、基準音声レベル発生回路51bで生成される基準となる音声データのレベルとを比較し、自装置から子機31に送信される音声データのレベルの方が、基準となる音声データのレベルよりも大きい場合に、Hi信号を出力し、反対の場合には、Low信号を出力する回路である。
この音声レベル検出回路51により、自装置から子機31に送信される音声データのレベルが、基準となる音声データのレベルよりも大きいか否かを検出でき、自装置から子機31に送信される音声データのレベルが、基準となる音声データのレベルよりも大きい場合には、子機31の使用者が音声を発している送話状態でないとして、無線LAN中断フラグ13aがオフとなり、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が中断されず、続行される。
一方、自装置から子機31に送信される音声データのレベルが、基準となる音声データのレベルよりも小さい場合には、子機31の使用者が音声を発している送話状態であるとして、無線LAN中断フラグ13aがオンとなり、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が中断される。
図7は、図4に相当するフローチャートであり、MFP1で実行される第2実施形態の無線LAN制御処理を示すフローチャートである。この無線LAN制御処理は、無線LAN通信制御部18における動作の実行/中断を示す無線LAN中断フラグ13aのオン、オフを設定する処理である。この処理は、MFP1への電源投入後に、所定時間毎(例えば、10ms毎)に繰り返し実行される処理である。
この処理では、まず、音声レベル検出回路51から出力される音声レベル検出信号がHi信号かを判断する(S71)。即ち、音声レベル検出回路51は、自装置から子機31に送信される音声データのレベル(音量)を検出し、そのレベルが基準レベル以上であった場合には、Hi信号を出力し、そのレベルが基準レベル未満であった場合には、Low信号を出力するので、このS71では、換言すれば、子機31の使用者が、音声を発している送話状態かを判断している。
その結果、Hi信号であれば(S71:Yes)、無線LAN中断フラグ13aをオフにし(S73)、Hi信号でなければ、即ち、Low信号であれば(S71:No)、無線LAN中断フラグ13aをオンにし(S72)、本処理を終了する。
この処理により、子機31の使用者が、音声を発している送話状態であるか、ないかによって、無線LAN中断フラグ13aのオン、オフを設定することができ、その後は、第1の実施形態で説明したのと同様に、無線LAN通信制御部18においてPC61と無線通信を実行する場合、無線LAN中断フラグ13aがオンであれば、その無線通信を中断し、オフであれば、その無線通信を再開する。
このように、この第2の実施形態によれば、子機31の使用者が音声を発している送話状態か否かは、音声レベル検出回路51によって自装置から子機31に送信する音声データの音量を検出し、その音声データの音量が基準の音声データの音量よりも大きい場合には、送話状態ではないとして無線LAN通信制御部18による無線通信を中断させず、検出した音声データの音量が基準の音声データの音量よりも小さい場合には送話状態であるとして無線LAN通信制御部18による無線通信を中断させる。
よって、自装置から子機31に送信する音声データの音量を検出した場合において、仮に、子機31の使用者が音声を発している送話状態であったとしても、その子機31の使用者と通話している相手自身は音声を発しているので、そもそも子機31の使用者の音声を聞く用意がないと考えられ、たとえ、無線LAN通信制御部18による電波干渉により、子機31の使用者の音声が聞き取り難くても、影響は少ないと考えられ、この場合には、無線LAN通信制御部18による無線通信を中断しないとすることで、より多くの無線LAN通信制御部18による無線通信時間を確保することができる。
次に、図8を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。図8は、図3に相当するMFP1及び子機31の電気的構成を示すブロック図であり、図3で説明したのと同一の構成については、同一の符合を付し、その説明を省略する。
この第3の実施形態では、音声レベル検出回路52が設けられている。音声レベル検出回路52には、送話レベル検出回路52aと、受話レベル検出回路52bと、比較回路52cとが実装されている。
送話レベル検出回路52aは、子機31から自装置に送信される音声データのレベル(音量)を検出する回路である。受話レベル検出回路52bは、自装置から子機31に送信される音声データのレベル(音量)を検出する回路である。比較回路52cは、送話レベル検出回路52aで検出される子機31から自装置に送信される音声データのレベルと、受話レベル検出回路52bで検出される自装置から子機31に送信される音声データのレベルとを比較し、子機31から自装置に送信される音声データのレベルの方が、自装置から子機31に送信される音声データのレベルよりも大きい場合に、Hi信号を出力し、反対の場合には、Low信号を出力する回路である。
この音声レベル検出回路52により、子機31から自装置に送信される音声データのレベルが、自装置から子機31に送信される音声データのレベルよりも大きいか否かを検出でき、子機31から自装置に送信される音声データのレベルが、自装置から子機31に送信される音声データのレベルよりも大きい場合には、子機31の使用者が音声を発している送話状態であるとして、無線LAN中断フラグ13aがオンとなり、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が中断される。
一方、子機31から自装置に送信される音声データのレベルが、自装置から子機31に送信される音声データのレベルよりも小さい場合には、子機31の使用者が音声を発している送話状態でないとして、無線LAN中断フラグ13aがオフとなり、無線LAN通信制御部18において実行される無線通信が中断されず、続行、再開される。
尚、この第3の実施形態に関する、無線LAN制御処理(図4参照)や無線LAN通信処理(図5参照)は、第1の実施形態と同様なので、その説明は省略する。
このように、この第3の実施形態によれば、子機31の使用者が音声を発している送話状態か否かは、子機31から自装置に送信される音声データのレベルと、自装置から子機31に送信する音声データの音量とが比較され、前者の音声データの音量の方が後者の音声データの音量よりも大きい場合に送話状態とされ、無線LAN通信制御部18による無線通信が中断され、逆に、後者の音声データのレベルの方が前者の音声データのレベルよりも大きい場合には送話状態ではないとされ、無線LAN通信制御部18による無線通信が中断されず、続行される。
子機31から自装置に送信される音声データのレベルの方が自装置から子機31に送信する音声データのレベルよりも大きい場合には、子機31の使用者が、相手に音声を聞いてもらいたい場合が多いと考えられるので、この場合には、無線LAN通信制御部18による無線通信を中断することで、良好な通話品質を維持することができる。
一方、子機31から自装置に送信される音声データのレベルの方が自装置から子機31に送信する音声データのレベルよりも小さい場合には、子機31の使用者の通話相手は、そもそも子機31の使用者の音声を聞く用意がないと考えられ、たとえ、無線LAN通信制御部18による電波干渉により、子機31の使用者の音声が聞き取り難くても、影響は少ないと考えられる。よって、この場合には、無線LAN通信制御部18による無線通信を中止せずに、再開、続行することで、より多くの第2の通信手段による無線通信時間を確保することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
上記実施形態では、MFPに音声レベル検出回路50,51,52を搭載し、MFPにおいて無線LAN制御処理を実施する場合について説明したが、音声レベル検出回路50,51,52を子機31に搭載し、無線LAN制御処理を子機31において実施するようにしても良い。
また、音声データを無線通信する通信装置として、デジタルコードレス電話の親機(MFP1)及び子機31を例示したが、トランシーバーのような無線機に対しても適用可能である。
また、上記実施形態では、音声データを無線通信するデジタルコードレス電話の親機(MFP1)及び子機31の送信回数を変更することを例示したが、デジタルコードレス電話による無線通信を行う通信装置(MFP1や子機31)に限定されるものではなく、例えば、無線LAN通信など、他の通信方式による無線通信を行う通信装置に対しても適用可能である。
また、上記実施形態では、MFP1と無線LAN通信する装置としてアクセスポイント51を例示したが、アクセスポイント51以外に無線LAN用プリンタなどの無線LANによる無線通信が可能な機器(無線LAN機器)を適用できる。
本発明における一実施形態の通信装置を含むMFPの外観図である。 無線ユニット基板(無線LANボード)の正面図である。 MFP及び子機の電気的構成を示すブロック図である。 第1実施形態における無線LAN制御処理を示すフローチャートである。 第1実施形態における無線LAN通信処理を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるMFP及び子機の電気的構成を示すブロック図である。 第2実施形態における無線LAN制御処理を示すフローチャートである。 第3実施形態におけるMFP及び子機の電気的構成を示すブロック図である。 通信装置の無線通信環境を模式的に示す図である。
符号の説明
1 MFP(通信装置、第1の相手側装置、通信システムの一部)
13a 無線LAN中断フラグ
18 無線LAN通信制御部(第2の通信手段)
26 デジタルコードレス通信制御部(第1の通信手段)
50,51,52 音声レベル検出回路(検出手段)
31 子機(通信装置、第1の相手側装置、通信システムの一部)
39 デジタルコードレス通信制御部(第1の通信手段)
61 PC(第2の相手側装置)
S41〜S43 通信制御手段
S71〜S73 通信制御手段

Claims (5)

  1. 所定の周波数領域帯に含まれる周波数チャンネルを使用して第1の相手側装置との間で音声データを無線通信する第1の通信手段と、前記所定の周波数領域帯に含まれる周波数チャンネルを利用して第2の相手側装置との間でデータを無線通信する第2の通信手段とを備えた通信装置において、
    前記第1の相手側装置の使用者が音声を発している送話状態であるかを検出する検出手段と、
    その検出手段によって送話状態であることが検出された場合には前記第2の通信手段による無線通信を中止させ、前記検出手段によって送話状態であることが検出されない場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、前記第2の通信手段による無線通信を中止させない通信制御手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  2. 前記検出手段は、前記第1の相手側装置から自装置に送信される音声データの音量を検出するものであり、
    前記通信制御手段は、前記検出手段によって前記音声データの音量を検出した場合には前記送話状態であるとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させ、前記検出手段によって前記音声データの音量が検出されない場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、前記送話状態ではないとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させないことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記検出手段は、自装置から前記第1の相手側装置に送信する音声データの音量を検出するものであり、
    前記通信制御手段は、前記検出手段によって前記音声データの音量を検出した場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、前記送話状態ではないとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させず、前記検出手段によって前記音声データの音量が検出されない場合には前記送話状態であるとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記検出手段は、
    前記第1の相手側装置から自装置に送信される第1の音声データの音量を検出する第1の音量検出手段と、
    自装置から前記第1の相手側装置に送信する第2の音声データの音量を検出する第2の音量検出手段と、
    前記第1の音量検出手段で検出した第1の音声データの音量と、前記第2の音量検出手段で検出した第2の音声データの音量とを比較する比較手段とを備え、
    前記通信制御手段は、前記比較手段による比較結果が前記第1の音声データの音量の方が前記第2の音声データの音量よりも大きい場合には前記送話状態であるとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させ、前記比較手段による比較結果が前記第1の音声データ音量の方が前記第2の音声データの音量よりも小さい場合には、前記第1の通信手段から前記第1の相手側装置に音声データを送信している場合を含め、前記送話状態ではないとして前記第2の通信手段による無線通信を中止させないことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の通信装置としての親機または子機と、
    その親機または子機と無線通信する前記第1の相手側装置としての子機または親機とを備えていることを特徴とする通信システム。
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