JP4323025B2 - プレスにおける駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は金属及び非金属材の塑性加工用プレス装置に好適な駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金属及び非金属材を塑性加工する場合の手段として一般的にプレス装置が汎用されている。こうしたプレスの駆動装置としては、図1に示すようなクランク式駆動装置と、図2に示すような油圧駆動装置が主として使用されている。
前者の駆動装置の基本駆動原理はフライホイールを利用し、プレスの上昇、下降工程でエネルギーを蓄積し、プレスの加工工程でフライホイールの回転数を減速することにより蓄積したエネルギーを出力し、製品を加工するものである。
後者の油圧駆動装置は、モータを駆動し、その駆動エネルギーを油圧ポンプ、リリーフ弁などの油圧機器(油圧回路)を介して油圧シリンダに伝達し、油圧シリンダによりプレスを駆動するものである。
【0003】
クランク式駆動装置は、後者の油圧装置に比べて、加工速度とストローク数が高く、消耗エネルギーも少なくできる特徴があるが、慣性エネルギーを利用してプレスを駆動するため、プレスの加工力、加工速度及びストローク位置などを任意に設定ができないという問題がある。
これに対して油圧駆動装置は、プレスの加工速度とストロークを任意的に設定でき、プレスの出力も任意的に設定できる利点があるが、ポンプからの圧油をリリーフ弁により制御してプレスの出力を制御し、また絞り弁により速度を制御するため、駆動エネルギーが多量に消耗されるのみならず、消耗する駆動エネルギーが熱になり、油圧システムの安定性が低下したり、冷却装置を追設する必要が生じ、大型化するなどの問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記のような従来の問題点を除去するために研究して創案されたもので、その目的とするところは、加工速度とストローク数が高く、消耗エネルギーも少なく、また加工速度、ストロークおよびプレスの出力を任意に設定することができ、ハイドロ方式プレスなどに好適な駆動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、スライドに下部が固定され上端から軸線方向に有底の加圧室を形成した第1のシリンダと、この第1のシリンダの頂部および外周との間に可変容積の加圧室を画成し得るように第1のシリンダに外冠された第2のシリンダと、前記第2のシリンダから加圧室内に挿入されるピストンを同軸に有するねじ軸と、第2のシリンダの上部に配され、前記ねじ軸と螺合するナットを含む駆動機構と、前記ナットを正逆回転駆動するためのアクチュエータと、前記可変容積の加圧室と有底加圧室とを結び加圧行程時に加圧室から加圧室へ圧油を導くための油圧回路と、前記可変容積の加圧室の容積拡大時にここに油を補給するための前記加圧室に接続したプロフィル弁と、これに接続した低圧アキュムレータと、プロフィル弁の開閉操作器とを備えた満油弁機構を具備していることを基本的特徴としている。

【0006】
前記アクチュエータとしては、数値制御型のものたとえばACサーボモータが好適な例としてあげられる。
油圧回路は、第1の油圧通路が第1のシリンダの加圧室から第2のシリンダの加圧室への油の流れのみを許容するチェック弁を備え、第2の油圧通路が第2のシリンダの加圧室から第1のシリンダの加圧室への油の流れのみを許容するチェック弁を備えていることが好適である。
またこれに代えて、油圧回路は加圧室と加圧室を結ぶ単一の油圧通路を有し、該油圧通路に開閉操作器により作動される制御弁を備えている形式のものでもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施態様を添付図面に基いて説明する。
図3ないし図6は本発明によるプレスにおける駆動装置の第1実施例を示している。
1はベッド、2はベッド1に対峙するスライドであり、ベッド2に取り付けた図示しない下型に対する上型を取り付けるようになっている。
3は前記スライド2の上部に固定具18によって結合された第1のシリンダであり、柱状をなし軸線上には頂面から所要の深さの筒状をなした加圧室30が設けられており、頂部に近い外側部には抜け止め用のつば部31が形成されている。
【0008】
4は第2のシリンダであり、前記第1のシリンダ3の頂部と外周との間に容積可変の加圧室40を形成しうるように凹入部400を有しており、該凹入部400をもって第1のシリンダ3に外嵌している。この第2のシリンダ4はプレスのクラウン部分など上部フレームFにしっかりと固定されている。第2のシリンダ4の凹入部400の開口部分には前記第1のシリンダ3のつば部31と当接可能な筒状シールブロック41が嵌着固定されている。
【0009】
5は前記第2のシリンダ4の頂部に据付け固定された支持体であり、該支持体5には軸受6を介して回転可能にナット7が保持されている。該ナット7はウオームなどを用いた変速手段8を介して外部の数値制御型のアクチュエータ9の出力側と接続されている。この数値制御型のアクチュエータ9としてはACサーボモータが好適である。
【0010】
10は前記第2のシリンダ4の底壁を貫いて前記第1のシリンダ3の加圧室30に挿入されたピストンであり、該ピストン10にはこれと一体または一体的にねじ軸11を有しており、該ねじ軸11は前記ナット7と螺合している。ねじ軸11としてはたとえばボールねじが好適である。
【0011】
12は第1の油圧通路であり、一端が前記加圧室30に通じ、他端が前記加圧室40に通じており、中間には加圧室30から加圧室40への導通を許容するチェック弁120が接続されている。13は第2の油圧通路であり、一端が前記加圧室40に通じ、他端が前記加圧室30に通じており、中間には加圧室40から加圧室30への導通を許容するチェック弁130が接続されている。前記第1の油圧通路12と第2の油圧通路13はこの例では一部が共通油路となっており、その共通油路部位に圧力センサ14が接続されている。該圧力センサ14の出力側は前記アクチュエータ9に対するコントローラ(CPU)19に接続されている。
前記第1の油圧通路12と第2の油圧通路13はこの例では内部通路として構成されているが、もちろん外部通路となっていてもよい。
【0012】
15は満油弁機構であり、前記加圧室40に接続したプロフィル弁150と、これに接続した低圧アキュムレータ151と、プロフィル弁150の開閉操作器152とを備えている。開閉操作器152は、たとえば流体圧シリンダ駆動タイプ、モータ駆動タイプなど任意である。
16はスライド2の近傍に配置された位置センサであり、たとえば磁気センサなどから構成されており、出力側は前記コントローラ(CPU)19に接続されている。
17は前記スライド2を常時上昇側に付勢し、スライド2が下降した後これを上昇させるためのシリンダであり、たとえばガス圧シリンダが用いられる。該シリンダはチューブがベッド側に固定されるかあるいは前記スライド2に吊持され、ベッド側にチューブと当接する剛体が設けられる。
【0013】
図7は本発明の第2実施例を示している。
この第2実施例においては、油圧回路としては加圧室40と加圧室30を結ぶ単一の油圧通路13’が用いられている。そしてこの油圧通路13’には、制御弁130’たとえばパイロットチェック弁が介在されている。この制御弁130’には開閉操作器131が付設されている。開閉操作器131はたとえば流体圧シリンダ駆動タイプ、モータ駆動タイプなど任意である。
前記油圧通路13’には圧力センサ14が接続されており、該圧力センサ14の出力側は前記アクチュエータ9に対するコントローラ(CPU)19に接続されている。また、前記開閉操作器131は前記コントローラ(CPU)19が接続されていて、この信号により作動が制御されるようになっている。
その他の構成は第1実施例と同じであるから同じ部分に同じ符号を付し、説明は省略する。
【0014】
次に実施例のプレスにおける駆動装置の作用を説明する。
図3は上昇限位置の状態を示しており、スライド2は上昇シリンダ17によって押し上げられおり、ねじ軸11とピストン10は上限位置に停止しており、加圧室30の容積は大きく、加圧室40の容積は小さくなっていて、それらに油が満たされている。
この状態からプレス加工を開始するには、コントローラ19からアクチュエータ9に信号を送って正回転させる。こうすれば、該回転トルクは変速機構8によりナット7を回転させるので、ナット7と螺合しているねじ軸11は回転することなく軸線方向に移動(下降)する。それによりねじ軸11と一体化しているピストン10が加圧室30の油を介してシリンダ3を押し下げ、スライド2を下降させる。
【0015】
このプレス下降時ではスライドの駆動力は小さいから、加圧室30内の油の圧力はチェック弁120を閉じ方向に付勢するスプリング力よりも低く、したがってチェック弁120は閉弁状態に保たれる。また、第1の油圧通路13のチェック弁130はスプリングに加わる油圧により閉弁状態に維持されるので、第1の油圧通路12と加圧室40とは連通しない。このため、加圧室40から加圧室30には圧油は移動せず、第1のシリンダ3の加圧室30は密封状態となり、ピストン10を介して第1のシリンダ3とスライド2は下降する。すなわち、ねじ軸11の下降速度に対応してスライド2は高速下降する。
このスライド2の下降により上昇シリンダ17のピストンが進出するため反力が抑えられ、上昇シリンダ17には上昇エネルギーが蓄積される。
この下降行程が図4であり、第1のシリンダ3は加圧室40の底401から距離L1だけ下降している。この第1のシリンダ3の下降により加圧室40の容積が増加するが、満油弁機構15のプロフィル弁150が開弁し、低圧アキュムレータ151の油が加圧室40に自動的に供給されるためサージが防止され、加圧室40には油が満たされる。
【0016】
こうして下降行程終了位置に達するとスライド2の金型とベッド側の金型とが嵌合してプレス反力が増加する。このため、加圧室30内の油の圧力がチェック弁120のバネ力に勝るように高くなり、チェック弁120が開弁する。その結果、加圧室30と加圧室40とが第2の油圧通路12を介して導通し、圧油はチェック弁130を自動的に閉じる。それにより加圧室30の圧力は、第1の油圧通路12を介して加圧室40に伝達される。
同時に、満油弁機構15の開閉装置152によりプロフィル弁150が閉じられ、低圧アキュムレータ151と加圧室40とが遮断され、後者から前者への逆流が防止される。このため、加圧室40内の油圧が高くなり、加圧室30と加圧室40との面積差によりスライド2は遅速下降し、図5のように第1のシリンダ3の上面300に金型による加工力が作用するので、低速で強い力が発生し、所定のプレス加工が行われる。
【0017】
こうしたプレス加圧は位置センサ16又は/及び圧力センサ14からフィードバック信号がコントローラ19に送られることによって検出され、所定の圧力または所定の位置に達して加工が完了したと判定されたときにコントローラ19からアクチュエータ9に信号が送られる。
これによりアクチュエータ9は逆回転を開始し、ねじ軸11とピストン10は急速に後退する。これにより加圧室30の容積が増すため低圧化し、このときに上昇シリンダ17に蓄積されているエネルギーが開放され、反力がスライド2に作用するため、図6のようにスライド2と第1のシリンダは高速上昇し始める。この時、加圧室40の圧油は第2の油圧通路13とチェック弁130を介して加圧室30に戻され、同時に満油弁機構15の開閉装置152により、プロフィル弁150が開かれるため、加圧室40の油が低圧アキュムレータ151に圧入される。
【0018】
かくしてスライド1が上昇して設定の上死点の位置に達すると、位置センサ16からの信号がコントローラ19にフィードバックされるので、アクチュエータ9の駆動が停止され、図3のように上死点位置に停止する。
以下、上述した作動が繰り返されることにより、連続プレス加工が行われる。
【0019】
第2実施例においては、下降行程においては制御弁130’は閉じられているため、前記第1実施例と同じように加圧室40と加圧室30は遮断されている。
そして、所望に設定した位置又は圧力までスライド2が下降すると、位置センサ16又は/及び圧力センサ14からコントローラ19に信号が送られることによってコントローラ19から開閉操作器131に駆動信号が発せられ、これにより制御弁130’の開き側が加圧され、開弁する。これにより加圧室30の圧油は加圧室40に供給され、高速下降から加圧のための遅速下降に切替えられる。
【0020】
そして、所定の圧力または所定の位置に達して加工が完了したと判定されたときにコントローラ19からアクチュエータ9に信号が送られる。
これによりアクチュエータ9は逆回転を開始し、ねじ軸11とピストン10は急速に後退する。これにより加圧室30の容積が増すため低圧化し、このときに上昇シリンダ17に蓄積されているエネルギーが開放され、反力がスライド2に作用するため、図6のようにスライド2と第1のシリンダは高速上昇し始める。
この時、加圧室40の圧油は油圧通路13’と制御弁130’を介して加圧室30に戻され、同時に満油弁機構15の開閉装置152により、プロフィル弁150が開かれるため、加圧室40の油が低圧アキュムレータ151に圧入される。 この第2実施例は金型の接触する任意の時期にスライド2の速度を低下させて下降させることができるので、ソフトタッチのプレス加工を行なえる利点がある。
【0021】
本発明においては、下降行程ではねじ軸11の下降速度により第1のシリンダ3の内部の加圧室30の圧油を密封させてスライド2をねじ軸11と同期速度で高速下降を行なわせる。そして、加圧行程では、ねじ軸11の駆動が継続していても、加圧の反力により加圧室30の油圧が高くなり、油圧回路によりを介して加圧室30と加圧室40とが連通し、加圧室30と加圧室40の面積差により大きな加圧力が発生し、スライド2を低速加圧する。そして、加工が完了するとねじ軸11を後退して加圧室40の圧油を加圧室30に送り、かつ上昇シリンダ17を作動させて高速上昇させる。
したがって、プレス加工に必要な速度と力の変化を円滑に実現することができ、しかも、従来の油圧式の駆動装置のようなリリーフ弁による圧力コントロール方式でなく、それぞれの行程において必要なエネルギーしか使用しておらず、高速時には小さいシリンダ径、加圧時には大きいシリンダ径で作動させ、エネルギーを有効利用している。このため、加工速度とストローク数が高く、消耗エネルギーも少なくすることができる。
【0022】
また、プレスの加工力、加工速度およびストローク位置は、油圧式であることとアクチュエータ9が数値制御式のものであることにより精度よく実現することができる。すなわち、プレスの高精度、高速及び省エネの駆動ができるのみならず、絞り加工、抜き加工及び冷鍛加工などについては、各加工の特徴に合わせて最適な制御が可能するため、高性能なプレスとすることができる。
さらに、従来の油圧式駆動装置では、リリーフ弁を使用して一定圧力に達するとタンクに圧油を戻す形式とし、絞り弁により速度を制御していたため、熱の発生大きかったが、本発明では2つの加圧室30,40を油圧回路で連通・遮断するクローズド回路としており、下降、加圧、上昇の速度制御は使用する受圧面積の変更で実現している。そして加圧速度など微妙な設定は加工条件に応じてCNC制御のアクチュエータ9によって行なえる。このため、エネルギー効率がよく、熱の発生がなく油温の変化が少ないため、スライド2の作動に影響がない。したがって、システムが安定し、油温を適切なものにするためのオイルクーラなども必要なくなるので、油圧回路や機器も簡易、コンパクト化することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、スライド2に下部が固定され上端から軸線方向に有底の加圧室30を形成した第1のシリンダ3と、この第1のシリンダ3の頂部および外周との間に可変容積の加圧室40を画成し得るように第1のシリンダ3に外冠された第2のシリンダ4と、前記第2のシリンダ4から加圧室30内に挿入されるピストン10を同軸に有するねじ軸11と、第2のシリンダ4の上部に配され、前記ねじ軸11と螺合するナット7を含む駆動機構と、前記ナット7を正逆回転駆動するためのアクチュエータ9と、加圧行程時に加圧室30から加圧室40へ圧油を導くための油圧回路と、前記可変容積の加圧室40の容積拡大時にここに油を補給するための前記加圧室40に接続したプロフィル弁150と、これに接続した低圧アキュムレータ151と、プロフィル弁150の開閉操作器152とを備えた満油弁機構15を具備しているので、加圧速度とストローク数が高く、エネルギーの消耗を削減することができ、しかも加工力、加工速度およびストローク位置の設定も自在であり、冷却装置なども省略できるためコンパクトな構造とすることができるなどのすぐれた効果が得られる。
請求項2によればアクチュエータ9としてACサーボモータを使用しているため、高精度にして高速・低速の制御を行なえるというすぐれた効果が得られる。
請求項3によれば、外部に油圧タンクを要さず、第1のシリンダ3と第2のシリンダ4の加圧室30,40の圧油を下降・上昇行程にあわせて円滑に移動させて力として効率よく利用することができるというすぐれた効果が得られる。
請求項4によれば、簡易な油圧回路により任意の時期に下降から加圧に切り替えてソフトタッチを行なえるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のクランク式駆動装置を示す説明図である。
【図2】従来の油圧式駆動装置を示す説明図である。
【図3】本発明によるプレスにおける駆動装置の第1実施例を上昇限状態で示す断面図である。
【図4】本発明装置の下降行程を示す断面図である。
【図5】本発明装置の加圧行程を示す断面図である。
【図6】本発明装置の上昇行程を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 スライド
3 第1のシリンダ
4 第2のシリンダ
7 ナット
9 アクチュエータ
10 ピストン
11 ねじ軸
12 第1の油圧通路
13 第2の油圧通路
13’ 油圧回通路
17 上昇シリンダ
30 加圧室
40 加圧室
120,130 チェック弁
130’ 制御弁
131 開閉操作器

Claims (4)

  1. スライド2に下部が固定され上端から軸線方向に有底の加圧室30を形成した第1のシリンダ3と、この第1のシリンダ3の頂部および外周との間に可変容積の加圧室40を画成し得るように第1のシリンダ3に外冠された第2のシリンダ4と、前記第2のシリンダ4から加圧室30内に挿入されるピストン10を同軸に有するねじ軸11と、第2のシリンダ4の上部に配され、前記ねじ軸11と螺合するナット7を含む駆動機構と、前記ナット7を正逆回転駆動するためのアクチュエータ9と、前記可変容積の加圧室40と加圧室30とを結び加圧行程時に加圧室30から加圧室40へ圧油を導くための油圧回路と、前記可変容積の加圧室40の容積拡大時にここに油を補給するための前記加圧室40に接続したプロフィル弁150と、これに接続した低圧アキュムレータ151と、プロフィル弁150の開閉操作器152とを備えた満油弁機構15を具備していることを特徴とするプレスにおける駆動装置。
  2. アクチュエータ9がACサーボモータである請求項1に記載のプレスにおける駆動装置。
  3. 油圧回路が第1の油圧通路12と第2の油圧通路13とを有し、第1の油圧通路12が加圧室30から加圧室40への油の流れのみを許容するチェック弁120を備え、第2の油圧通路13が加圧室40から加圧室30への油の流れのみを許容するチェック弁130を備えている請求項1に記載のプレスにおける駆動装置。
  4. 油圧回路が加圧室30と加圧室40を結ぶ単一の油圧通路13´を有し、該油圧通路13´に開閉操作器131により作動される制御弁130´を備えている請求項1に記載のプレスにおける駆動装置。
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