JP4322951B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ディスク装置の小型化、薄型化及び軽量化を達成すべき課題として、簡単な構成でディスクを搬送するための搬送空間やフローティングブロックと固定側フレームとの間の保持空間を必要な限り小さくして、小型化、薄型化及び軽量化を達成したディスク装置を提供することを目的としてなされたものである。
前記フローティングユニットは、ディスク状記録媒体を前記ディスクガイドに押し付けて自転し、当該ディスク状記録媒体を所望の位置に搬送するローラアームを有するディスク搬送部を備え、前記固定側フレームが上フレームと下フレームとからなり、前記ディスクガイドの装置奥側に形成された突起が前記上フレームに形成された係合孔に係合して、前記ディスクガイドが前記上フレームに対してその係合部分を中心に前記ディスクガイドの装置前面側が所定角度回動するよう構成され、ディスクローディング完了時に、前記ローラアームが下方の所定位置まで回動して前記ディスクガイドが前記上フレームから垂れ下がって前記ディスク挿入排出用開口を閉鎖状態にすることを特徴とする。このように構成された本発明のディスク装置は、簡単な構成で装置の小型化、薄型化及び軽量化を達成することができるとともに、すでにディスクが記録再生位置にあるとき、ディスク挿入排出用開口から2枚目のディスクの挿入が確実に禁止されることとなる。
図1は実施の形態1のディスク装置における外観となる筐体を取り除いた状態を示す斜視図である。図2は図1に示したディスク装置に対してディスク状記録媒体であるディスクが挿入された状態を示す斜視図である。図3は図1に示したディスク装置の内部構成を示す分解斜視図である。
図1から図3に示す実施の形態1のディスク装置は、ディスク状記録媒体(以下、ディスクと略称する)101、例えば、CD、DVD等を記録及び再生する機能を有しており、ディスク101がその直径方向に挿入されて記録再生位置に装着され、当該ディスク101の記録又は再生が行われる。
ディスク搬送部4は、装置内に挿入されたディスク101をディスクガイド2に押圧しつつ自転することにより装置内の所定方向に搬送するローラアーム40を有している。ローラアーム40は搬送ローラ40aを有しており、この搬送ローラ40aの形状は、その中心部分の直径が小さく両側へ行くほど直径が太くなる2つの円錐形で構成されている。搬送ローラ40aにおけるディスク101との接触部分はゴム材で構成されている。このように構成されたローラアーム40は、ディスク搬送時において搬送ローラ40aに対してディスク101の外周縁のみが接触し、ディスク記録面が保護されている。ローラアーム40の搬送ローラ40aは、ディスク101が記録再生位置以外の時、バネの付勢力によりディスクガイド2に押し付けられており、ディスク搬送が完了してディスク101が記録再生位置に到達したとき、搬送ローラ40aは下方(上フレーム1から離間する方向)に移動するよう構成されている。
図7に示すように、ディスク記録再生駆動部7はディスク101を載置して回転駆動するターンテーブル70、このターンテーブル70を回転するスピンドルモータ71、ディスク101の記録再生を行う光ピック部72、及び光ピック部72をディスク101の径方向に駆動する光ピック駆動モータ73を有している。プリント基板8はトラバースシャーシ6の裏面に取りつけられており、トラバースシャーシ6に設けられた各機構を駆動制御する電気回路が形成されている。
次に、ディスク101の排出動作においては、ローラアーム40のディスクガイド2への押し付け動作と制御スライダ51により、ダンパーバネ90が圧縮されてフローティングユニット10が下降して固定側フレーム内部の下方位置となる。
図8は実施の形態1のディスク装置におけるディスク搬送部4とディスク搬送駆動部5とを拡大して示した斜視図である。図9はディスク搬送駆動部5におけるモータ50の近傍の構成を示す斜視図であり、図10は装置前面から見たディスク搬送部4における右側部分を示す斜視図である。図11はディスク搬送部4とディスクガイド2との係合関係を示す斜視図であり、図12は図11に示したディスク搬送部4における装置前面から見た右側部分を示す斜視図である。
このように、ウォームホイール56の回転軸を傾けることにより、モータ50のウォーム50aと歯合位置の水平レベルを他のギヤとの歯合位置の水平レベルに近づけることが可能となり、モータ50の配設位置を装置の厚みを大きくする方向、すなわち下方位置に下げる必要がなくなる。また、ウォームホイール56の回転軸を傾けることにより、鉛直方向に配置した場合に比べて小さな空間でギヤ列を配設することが可能となる。したがって、上記のように構成された伝達機構のギヤ列53は、小さな空間で所望の伝達機能を有する構成となり、この構成を有するギヤ列53を用いたディスク装置は薄型化及び小型化を達成することが可能となる。さらに、実施の形態1のディスク装置においては、モータ50からローラアーム40への回転駆動力の伝達機構が、少ない部品で構成しているため、ディスク装置全体の省部品化と軽量化を達成している。
この結果、ローラアーム40の搬送ローラ40aが接触しているガイドプレート2は上フレーム1から垂れ下がった状態となり、トラバースシャーシ6のチンガード61に当接して、ディスク挿入排出口11を閉鎖状態とする。これにより、すでにディスク101が記録再生位置にあるとき、ディスク挿入排出口11からは2枚目のディスク101の挿入が確実に禁止される。
フローティング状態のフローティングユニット10の上下方向(装置の幅方向)のレベル位置は、ローラアーム40の搬送ローラ40aがディスク101をガイドプレート2に押し付けて搬送する搬送動作(ローディング動作)のときのレベル位置より上方となっている。これは、フローティングユニット10に設けたローラアーム40が固定側フレーム(上フレーム1)に設けたガイドプレートに対して押し付け動作を行うためである。したがって、フローティングユニット10はディスク搬送時には下方に位置してディスク搬送空間を確保し、ディスクが記録再生位置に配置されるよう構成されている。
ディスク排出検出レバー42がディスク101の排出を検知したあと、ディスク101をユーザーにより取り出されると、ローラアーム40はローラ制御アーム55の駆動規制から解放され、バネの付勢力により上フレーム1の方向へ上昇し、上フレーム1に当接しているディスクガイド2に形成された爪2bとローラアーム40の係合部40bが係合する。図11はディスクガイド2に形成された爪2bとローラアーム40の係合部40bとが係合した状態を示す斜視図である。図12は装置前面から見た右側におけるディスクガイド2に形成された爪2bとローラアーム40の係合部40bとが係合した状態を示す斜視図である。
図14の(a)は制御スライダ51の凸部51a、51aと上フレーム1の凸部1b、1bとの当接状態が外れたフローティング状態における上フレーム1と制御スライダ51との配置関係を示す斜視図であり、上フレーム1を下から見上げた状態を示している。図14の(b)はディスク101の搬送動作中や排出完了後のロック状態における上フレーム1と制御スライダ51との配置関係を示している。図14の(b)に示すように、制御スライダ51に形成された凸部51a、51aと上フレーム1の裏面に形成された凸部1b、1bとのそれぞれは当接状態となっている。
なお、上記の実施の形態においては、記録及び再生が可能なディスク装置について説明したが、本発明はこのような装置に限定されるものではなく、ディスク状記録媒体の記録装置又は再生装置等のディスク装置においても適用可能である。
1a 係合孔
1b 凸部
2 ディスクガイド
2a 突起
2b 爪
3 クランパ部
4 ディスク搬送部
5 ディスク搬送駆動部
6 トラバースシャーシ
7 ディスク記録再生駆動部
8 プリント基板
9 下フレーム
9a 凹部
10 フローティングユニット
11 ディスク挿入排出口
30 クランパ
31 クランパ保持部
32 クランパアーム
33 クランパベース
40 ローラアーム
40a 搬送ローラ
40b 凹部
40c 係合爪
40d ローラアームギヤ
41 ディスク検出レバー
42 イジェクト検出レバー
50 モータ
50a ウォーム
51 制御スライダ
51a 凸部
52 トリガーレバー
53 ギヤ列
56 ウォームホイール
61 チンガイド
70 ターンテーブル
71 スピンドルモータ
72 光ピック部
73 モータ
81 検出スイッチ
90 ダンパーバネ
101 ディスク
Claims (1)
- ディスク状記録媒体が挿入及び排出されるディスク挿入排出用開口を有する固定側フレームと、前記固定側フレームの前記ディスク挿入排出用開口の近傍に回動可能に配設され、ディスク状記録媒体の挿入動作及び排出動作を案内するディスクガイドと、前記固定側フレームに弾性部材を介して前記固定側フレームの内部にフローティング状態で配置され、ディスク状記録媒体の記録及び/又は再生を行うフローティングユニットとを具備し、
前記フローティングユニットは、ディスク状記録媒体を前記ディスクガイドに押し付けて自転し、当該ディスク状記録媒体を所望の位置に搬送するローラアームを有するディスク搬送部を備え、前記固定側フレームが上フレームと下フレームとからなり、前記ディスクガイドの装置奥側に形成された突起が前記上フレームに形成された係合孔に係合して、前記ディスクガイドが前記上フレームに対してその係合部分を中心に前記ディスクガイドの装置前面側が所定角度回動するよう構成され、ディスクローディング完了時に、前記ローラアームが下方の所定位置まで回動して前記ディスクガイドが前記上フレームから垂れ下がって前記ディスク挿入排出用開口を閉鎖状態にするディスク装置。
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JP2008145652A JP4322951B2 (ja) | 2008-06-03 | 2008-06-03 | ディスク装置 |
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