JP4317319B2 - 作業デッキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続ベルトコンベヤを用いたトンネル掘削において用いられる作業デッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の作業デッキとしては、図3に示すように、連続ベルトコンベヤCの前端部を引張支持し、前後方向で自走自在であるコンベヤ架台101と、切羽(図示外)から排出されるズリを連続ベルトコンベアC上まで跳ね上げる第二ベルトコンベヤ102と、ズリを受けて連続ベルトコンベアCの前端部に排出するホッパー103とで構成されるバックアップデッキと呼ばれるものがある。
【0003】
かかる作業デッキによれば、切羽近傍において連続ベルトコンベアCの前端部の引張支持ができるのみならず、自走手段101aの利用により該連続ベルトコンベアCの延伸作業を容易かつ迅速に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このタイプの作業デッキでは、切羽から排出され、施工基盤面Gの上におかれたズリを第二ベルトコンベア102上に積み上げるズリ積み手段たるホイールローダー(図示外)や、切羽から排出されるズリを前記連続ベルトコンベアCに適する大きさに破砕するズリ破砕手段たる自走式クラッシャー(図示外)が別個独立に必要であり、切羽との間において重機が錯綜してしまい、切羽に係る作業者にとっても危険性が相当に大きいという問題がある。
【0005】
また、発破工法によるトンネル掘削では、発破作業ごとに、作業デッキ、ホイールローダー、及び自走式クラッシャーを切羽付近から坑口側へと退避させることにより、飛散するズリからホイールローダー等を保護しなければならないが、この退避は、狭いスペースにおける大型の重機の移動を強いられる極めて煩雑な作業であり、特にホイールローダーや自走式クラッシャーは退避距離が長く、それ故に、退避に必要な時間も長いという問題がある。
【0006】
したがって、本発明の課題は、切羽との間における重機の錯綜を解消でき、よって、切羽に係る作業者の安全性の向上、及び発破作業時に行う退避作業における負担軽減を図ることができ、ひいてはトンネル施工のより効率的な実施ができる、作業デッキを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係る作業デッキは、切羽近傍において連続ベルトコンベヤの前端部を引張支持し、自走手段にて前進し該連続ベルトコンベヤを延伸させる作業デッキにおいて、切羽から排出され、施工基盤面Gの上におかれたズリを積み上げるズリ積上手段、及び切羽から排出されるズリを前記連続ベルトコンベヤに適する大きさに小粒化するズリ小粒化手段の少なくともいずれか一方を含むことを特徴としている。
【0008】
本発明によれば、従来切羽との間において別個独立の存在であったズリ積上手段及びズリ小粒化手段の少なくともいずれか一方を含めた作業デッキとして構成したので、切羽との間における重機の錯綜を解消でき、これにより、切羽に係る作業者の安全性の向上及び発破作業時に行う退避作業における負担軽減を図ることができる。そして、それゆえに、トンネル施工のより効率的な実施ができることになる。
【0009】
このような技術的手段において、前記ズリ積上手段としては、切羽から排出され、施工基盤面Gの上におかれたズリを前記連続ベルトコンベヤ上まで積み上げるような作用、機能を奏することができるものであれば、どのような構成、型式のものであるかを問わない。
【0010】
例えば、シャブローダのような作用、機能を奏するものや、エプロンフィーダのような作用、機能を奏するものであって施工基盤面Gの上におかれたズリを積み上げることができるようにしたものなどを用いることができる。
【0011】
なお、前記ズリ積上手段として、前記したエプロンフィーダのようなものやシャブローダのようなものを用いた場合には、ベルトコンベヤ形式のものを用いた場合と比較して、より大量搬送を達成することができるという利点がある。
【0012】
また、前記ズリ小粒化手段としては、切羽から排出されるズリを前記連続ベルトコンベヤに適する大きさに小粒化するような作用、機能を奏することができるものであれば、どのような構成のものであるか、主搭載機械がジョークラッシャーであるかインパクトクラッシャーであるか等の別を問わない。
【0013】
ただし、予めズリを連続ベルトコンベヤに適する大きさに準備的に選別することにより高速搬送を実現するという観点からすれば、ズリをその大きさにより選別するズリ選別手段を含むことが好ましい。
【0014】
なお、このズリ選別手段としては、回転ふるいタイプであるか振動ふるいタイプであるか等の型式の別を問わず、例えばグリズリーフィーダのような作用、機能を奏するものを用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明の一実施の形態に係る作業デッキの概略構成を示す側面図、図2は該作業デッキの概略構成を示す平面図である。
【0017】
本実施の形態において、作業デッキは、これらの図に示すように、切羽(図示外)の近傍において連続ベルトコンベアCの前端部を引張支持し、自走手段たるクローラ走行帯1aにて前後方向で自走自在であるコンベア架台1を備え、自らを前進させることにより連続ベルトコンベアCを延伸させるという従来と同様の基本的な役割を果たすことを前提としている。
【0018】
このような作業デッキは、これらの図に示すように、さらに、ズリ積上手段たるシャブローダ部2と、ズリ小粒化手段たるクラッシャー部3とを含むものとして構成されている。
【0019】
ここで、シャブローダ部2は、切羽から排出され、施工基盤面Gの上Gにおかれたズリ(図示外)をクラッシャー部3の上まで積み上げる役割を果たす。
このシャブローダ部2は、具体的には、ズリを施工基盤面Gの上からクラッシャー部3の上まで跳ね上げる第一排出コンベア11と、アーム12a及びバケット12bからなり、施工基盤面Gの上におかれたズリを第一排出コンベア11上へと積み込むショベル12と、施工基盤面G及び第一排出コンベア1111の間に介設され、施工基盤面Gの上におかれたズリを第一排出コンベア11上へと導くギャザーガイド13とからなっている。
【0020】
また、クラッシャー部3は、切羽から排出されるズリを連続ベルトコンベアCに適する大きさに破砕することにより小粒化する役割を果たす。
このクラッシャー部3は、具体的には、ズリを破砕するジョークラッシャー21と、ジョークラッシャー21で破砕したズリを跳ね上げて排出する第二排出コンベヤ22と、第二排出コンベア22で跳ね上げたズリを連続ベルトコンベアCの上に導くホッパー23と、ズリをその大きさにより選別するズリ選別手段たる振動グリズリーフィーダ24とからなっている。
そして、この振動グリズリーフィーダ24は、具体的には、バー(図示外)を流れの方向に一定の間隔で配列したものであり、トンネル掘削で発生するズリのような大塊のふるい分けに適するものである。
【0021】
このような作業デッキを用いてなされるトンネル掘削におけるズリ出し作業は、次のようなものとなる。
まず、シャブローダ部2のショベル12により、切羽から排出され、施工基盤面Gの上におかれたズリが第一排出コンベア11の上に積み込まれると、該ズリは、第一排出コンベア11により、クラッシャー部3の振動グリズリーフィーダ24のバーの上まで跳ね上げられる。
すると、該ズリは、振動グリズリーフィーダ24により、クラッシャー部3による小粒化に適する大きさに選別される。ここで、この選別は、クラッシャー部3の故障を少なくすると共に、クラッシャー部3による処理の効率化に資するものである。
そして、選別後のズリは、クラッシャー部3のジョークラッシャー21の内部まで導かれ、これにより、連続ベルトコンベアCに適する大きさに破砕され、小粒化される。
すると、該ズリは、第二排出コンベア22により、連続ベルトコンベアCの上まで跳ね上げられ、これによって、高速で坑口までのズリ出しがなされることになる。
【0022】
このようなズリ出し作業は、従来、切羽との間において別個独立の存在であったズリ積上手段及びズリ小粒化手段によって行われていたが、本実施の形態では、ズリ積上手段及びズリ小粒化手段を含めた作業デッキとして構成したため、切羽との間における重機の錯綜を解消できることとなった。
そして、それゆえに、切羽に係る作業者の安全性の向上及び発破作業時に行う退避作業における負担軽減が図られることとなり、もってトンネル施工のより効率的な実施が可能となった。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、以上のように構成したため、切羽との間における重機の錯綜を解消でき、よって、切羽に係る作業者の安全性の向上及び発破作業時に行う退避作業における負担軽減を図ることができる。したがって、トンネル施工のより効率的な実施が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る作業デッキの概略構成を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る作業デッキの概略構成を示す平面図である。
【図3】従来例に係る作業デッキの概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1…コンベア架台
1a…クローラ走行帯(自走手段)
2…シャブローダ部(ズリ積上手段)
3…クラッシャー部(ズリ小粒化手段)
11…第一排出コンベア
12…ショベル
12a…アーム
12b…バケット
13…ギャザーガイド
21…ジョークラッシャー
22…第二排出コンベヤ
23…ホッパー
24…振動グリズリーフィーダ
101…コンベヤ架台
101a…自走手段
102…第二ベルトコンベヤ
103…ホッパー
C…連続ベルトコンベヤ
G…施工基盤面

Claims (2)

  1. 切羽近傍において連続ベルトコンベヤの前端部を引張支持し、自走手段にて前進し該連続ベルトコンベヤを延伸させる作業デッキにおいて、
    切羽から排出され、施工基盤面上におかれたズリを積み上げるズリ積上手段、及び切羽から排出されるズリを前記連続ベルトコンベヤに適する大きさに小粒化するズリ小粒化手段の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする、
    作業デッキ。
  2. 前記ズリ小粒化手段は、ズリをその大きさにより選別するズリ選別手段を含むことを特徴とする、
    請求項1に記載の作業デッキ。
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