JP4314707B2 - けらばの排水構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根におけるけらばの排水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から図8に示すようなけらば1の上端部に上側軒先部2を隣接させると共にけらばの下端部に下側軒先部3を隣接させるような屋根9が知られている。このような屋根9において、上側軒先部2には上側軒樋5を配設し、下側軒先部3には下側軒樋6を配設し、上側軒樋5には上側縦樋30を接続し、下側軒樋6には下側縦樋31を接続してあり、上側軒樋5に流れた雨水は上側縦樋30から排水し、下側軒樋6に流れた雨水は下側縦樋31から排水するようになっていた。
【0003】
したがって、図8に示す従来にあっては、上側軒樋5に流れた雨水を排水するための上側縦樋30と、下側軒樋6に流れた雨水を排水するための下側縦樋31との両方が必要であり、両縦樋が壁に沿って露出して外観が良くないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、縦樋の本数を減らして外観を高め、更に、けらば部分の化粧もできるけらばの排水構造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るけらばの排水構造は、けらば1の上端部に上側軒先部2を隣接させると共にけらば1の下端部に下側軒先部3を隣接させ、けらば1の側面部にけらば化粧部材4を取付け、このけらば化粧部材4に上側軒先部2に設けた上側軒樋5と下側軒先部3に設けた下側軒樋6とを連通する筒体よりなる排水樋部7を設けてなるけらば排水構造であって、けらば化粧部材4の外面部に設けた凹所8に別体の排水樋部7をはめ込むことを特徴とするものである。このような構成とすることで、けらば化粧部材4でけらば1の化粧ができるだけでなく、けらば化粧部材4に設けた排水樋部7を介して上側軒樋5に流れた雨水を下側軒樋6に流すことができるものであり、この結果、上側軒樋5側の縦樋の本数を減らすかあるいは無くすことができるものである。また、けらば化粧部材4の外面部に設けた凹所8に別体の排水樋部7をはめ込んで取付けることで、別体の排水樋部7をけらば化粧部材4に納まりよく組み込むことができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0011】
本発明の対象となる屋根9は図1に示すように軒先がけらば1を介して上側軒先部2と下側軒先部3とに分け、けらば1の上端部に上側軒先部2を隣接させると共にけらば1の下端部に下側軒先部3を隣接させた屋根9である。この上端部が平面視において上側軒先部2に直角に隣接し且つ下端部が平面視において下側軒先部2に直角に隣接したけらば1の側面部にはけらば化粧部材4が取付けられる。また、けらば1の上端部に隣接する上側軒先部2には上側軒樋5が配設してあり、けらば1の下端部に隣接する下側軒先部3には下側軒樋6が配設してある。
【0012】
けらば1は図2に示すように、屋根材10を葺設した屋根パネルのような屋根下地11の側端部と、屋根下地11の上面部の側端部に固着した端部受け桟12と、端部受け桟12に被覆したけらば水切り板13とで構成してある。そして、けらば化粧部材4は上記のような構成の屋根下地11の側端部(つまり側部下地桟11b及び下地板11aの側端部)を覆うようにけらば1の前後方向に沿って取付けてけらば1の側面を化粧している。ここで、添付図に示す実施形態ではけらば化粧部材4の下端部には軒天井支持凹所14が形成してあり、軒天井支持凹所14に軒天井材15の端部が嵌め込み支持してある。
【0013】
上記けらば化粧部材4には上側軒先部2に設けた上側軒樋5と下側軒先部3に設けた下側軒樋6とを連通するための排水樋部7がけらば化粧部材4の前後方向に沿って設けてある。そして、けらば化粧部材4に設けた排水樋部7の後端部を上側軒樋5に連通接続し、また、けらば化粧部材4に設けた排水樋部7の前端部を下側軒樋6に連通接続するものである。これにより上側軒樋5に流れた雨水はけらば化粧部材4に設けた排水樋部7を流れて下側軒樋6に流れて下側軒樋6に接続した縦樋16から排水されるものである。したがって、図1に示すように上側軒樋5には縦樋16を設けないか、あるいは設けるとしても少ない数の縦樋16でよく、建物の外観が良くなり、また、縦樋16の部材点数が少ないなるものである。
【0014】
けらば化粧部材4に排水樋部7を設けるに当たっては、図3、図4、図5に示すようにけらば化粧部材4の内側に排水樋部7を設けてもよく、また、図2、図6、図7に示すようにけらば化粧部材4の外側に排水樋部7を設けてもよいものである。また、図2、図4、図5に示すように排水樋部7をけらば化粧部材4と一体に形成してもよく、あるいは、図3、図6、図7に示すように、別体の筒体よりなる排水樋部7をけらば化粧部材4に組み込んでもよいものである。
【0015】
図2に示す実施形態においては、けらば化粧部材4の外側にけらば化粧部材4と一体に上方が開口した溝状をした排水樋部7を形成した例が示してあり、この図2に示すような実施形態のものにおいてはけらば化粧部材4の外側に上方が開口する溝状をした排水樋部7を設けてあるので、排水樋部7内の点検が容易にできて排水樋部7が詰まっても簡単に掃除することができるものである。ここで、図2に示す実施形態においては、上方が開口した排水樋部7の外面とけらば水切り板13の外側垂下片13aとが垂直方向においてほぼ面一となっており、これにより上方が開口した溝状をした排水樋部7内に落ち葉等が入らないようになっている。また、本実施形態においてはけらば化粧部材4排水樋部7を一体に形成しているので、けらば化粧部材4をけらば1に取付けるのみで同時に排水樋部7の施工もできるものである。
【0016】
図3に示す実施形態においては、けらば化粧部材4の内側に別体の筒体よりなる排水樋部7を配設した例であり、この排水樋部7には一側面部の上下に上下方向に向けて固定片17を一体に突出し、固定片17をけらば1に釘等の固着具18により固着してある。この実施形態においてはけらば化粧部材4の内側に別体の筒体よりなる排水樋部7を設けることで、排水樋部7が外部に露出しないとともにけらば化粧部材4の形状が複雑とならず、成形が容易に行えるものである。
【0017】
また、図4、図5に示す実施形態においては、けらば化粧部材4の内側に排水樋部7を一体に形成した例である。本実施形態においては、けらば化粧部材4の内側の空間を有効利用して排水樋部7をけらば化粧部材4と一体に形成でき、けらば化粧部材4の外部に排水樋部7が突出しないようにでき、また、けらば化粧部材4をけらば1に取付けるのみで同時に排水樋部7の施工もできるものである。
【0018】
図6、図7に示す実施形態においては、けらば化粧部材4の外側に別体の筒体よりなる排水樋部7を配設した例であり、けらば化粧部材4の外面部に設けた凹所8に別体の排水樋部7をはめ込むことで取付けてあり、別体の排水樋部7をけらば化粧部材4に納まりよく組み込むことができるものである。また、別体の排水樋部7の色をけらば化粧部材4の色と異ならせることで、けらば化粧部材4にアクセントをつけることができるものである。
【0023】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、けらばの上端部に上側軒先部を隣接させると共にけらばの下端部に下側軒先部を隣接させ、けらばの側面部にけらば化粧部材を取付け、このけらば化粧部材に上側軒先部に設けた上側軒樋と下側軒先部に設けた下側軒樋とを連通する筒体よりなる排水樋部を設けるので、けらば化粧部材でけらばの化粧ができるものであり、また、けらば化粧部材に設けた排水樋部を介して上側軒樋に流れた雨水を下側軒樋に流すことができて上側軒樋側の縦樋の本数を減らすかあるいは無くすことができ、外観を向上させることができるものである。また、けらば化粧部材の外面部に設けた凹所に別体の排水樋部をはめ込んで取付けることで、別体の排水樋部をけらば化粧部材に納まりよく組み込むことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の斜視図である。
【図2】同上の一実施形態の拡大断面図である。
【図3】同上の他の実施形態の拡大断面図である。
【図4】同上の更に他の実施形態の拡大断面図である。
【図5】同上の更に他の実施形態の拡大断面図である。
【図6】同上の更に他の実施形態の拡大断面図である。
【図7】同上の更に他の実施形態の拡大断面図である。
【図8】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 けらば
2 上側軒先部
3 下側軒先部
4 けらば化粧部材
5 上側軒樋
6 下側軒樋
7 排水樋部

Claims (1)

  1. けらばの上端部に上側軒先部を隣接させると共にけらばの下端部に下側軒先部を隣接させ、けらばの側面部にけらば化粧部材を取付け、このけらば化粧部材に上側軒先部に設けた上側軒樋と下側軒先部に設けた下側軒樋とを連通する筒体よりなる排水樋部を設けてなるけらば排水構造であって、けらば化粧部材の外面部に設けた凹所に別体の排水樋部をはめ込むことを特徴とするけらば排水構造。
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