JP4153025B2 - 屋根 - Google Patents

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Description

本発明は、屋根に関し、特に、色調や模様等のバリエーションを高めて、意匠性を向上させることができる屋根に関する。
従来、例えば、特許文献1に示すように、テラスやカーポート等の屋根を構成する屋根本体の端縁には、屋根に降り注いだ雨水等を集めて地上へと排水するための雨樋部が設けられている。
特開平11−229648号公報
ところで、近年では、雨樋部に対して色調や模様等のバリエーションが求められる場合がある。しかしながら、従来の雨樋部は、茶色や黒色等の単一色によるものが一般的であり、外観に配慮したものは殆ど開発されておらず、意匠性に乏しいという問題がある。
本発明の目的は、色調や模様等のバリエーションを高めて、意匠性を向上させることができる屋根を提供することにある。
本発明は、屋根本体と、この屋根本体の縁部に設けられた雨樋部とを備える屋根であって、前記雨樋部は、前記屋根本体に降り注いだ雨水を流すための軒樋部と、この軒樋部の外周側の少なくとも一部に、取付部材を用いて取り付けられる化粧部材とを備えており、前記化粧部材は、前記軒樋部の長手方向に沿って延びるように取り付けられており、前記軒樋部の湾曲部分に沿って湾曲した湾曲部を備えており、前記軒樋部の長手方向に沿って複数個配置された取付部材を有し、前記取付部材の上端部から突出された突出部と、前記化粧部材の上端部から突出された上端側係合片とを有し、前記上端側係合片と前記突出部とは互いに逆方向に向かって突出されており、前記上端側係合片は前記突出部上に重なるように係合されるとともに、前記上端側係合片の先端は更に前記取付部材に沿って下方に突出していることを特徴とする。
また、前記化粧部材の長手方向の両端部に、当該端部をそれぞれ被覆するための端部キャップが取り付けられていてもよい。
また、前記化粧部材には、前記軒樋部側へ突出する、前記化粧部材を補強するためのリブが形成されていてもよい。
また、前記軒樋部の外周側に前記化粧部材を取り付けて、前記軒樋部を二重にするような構成としてもよい。
た、前記化粧部材は、前記湾曲部の一端側となる下端部が曲折し前記軒樋部の前記湾曲部分を覆うように延びる曲折片を、備えていてもよい
本発明の屋根によれば、軒樋部に化粧部材を取り付けるようにしたので、軒樋部に種々の模様や様々な色調等を施すことができ、軒樋部や屋根の意匠性を向上できるという効果がある。
下、本発明の実施形態に係る屋根が適用されたテラスについて、図面を参照して説明する。図1に示すように、テラス1は、躯体2からその外側へ延びる屋根3と、屋根3をその前側(図1中左側;軒先側)で支持する例えば2本の柱4とを備えている。屋根3は、前側へ行くに従って下方へ傾斜した屋根本体10と、屋根本体10の前側の縁部に取り付けられた雨樋部20とを備えている。
屋根本体10は、後側端部の垂木掛11と、垂木掛11と平行な前側端部の前枠12と、垂木掛11および前枠12の左右端部間に掛け渡された側枠13と、垂木掛11および前枠12の間に側枠13と平行に掛け渡された垂木14とを備えている。また、垂木掛11と、前枠12と、側枠13との内側部分には、屋根材15が設けられている。
図2は、屋根1の軒先側を拡大して示す縦断面図である。
図2に示すように、雨樋部20は、前枠12と一体的に形成された軒樋部21と、軒樋部21に取り付けられた取付部材22と、取付部材22に取り付けられた化粧部材23と、軒樋部21の底部から柱4に沿って下方へと延びる竪樋部24とを備えている。このような雨樋部20では、屋根本体10に降り注いだ雨水が傾斜に沿って軒樋部21へと流れこみ、軒樋部21で集水された後、竪樋部24を通って地上へと排水される。
図1に戻って、軒樋部21は、両側枠13に亘って前枠12に沿って延びるように形成されている。また、図2に示すように、軒樋部21は、前枠12の前端部12Aから、上方に向けて円弧状に湾曲している。
取付部材22は、軒樋部21の外周側に設けられている。図3に示すように、取付部材22は、軒樋部21の長手方向、すなわち、図3の左右方向に沿って複数個が配置されている。
図2に示すように、各取付部材22は、軒樋部21の湾曲部分に沿って湾曲した取付部材本体としての湾曲部26と、湾曲部26から軒樋部21側へ突出した第1の係合片であるL字状の内係合片27と、湾曲部26の一端側となる上端部から軒樋部21とは反対側の外周側へ突出した突出部28と、湾曲部26の他端側となる下端部から外側上方へと突出した第1の係合片であるL字状の外係合片29とを備えて構成されている。内係合片27は、軒樋部21の先端部である上端部21Aに係合している。なお、突出部28と外係合片29の機能については後述する。
図1に示すように、化粧部材23は、軒樋部21の長手方向に沿って延びるように取り付けられている。また、図2に示すように、化粧部材23は、軒樋部21の湾曲部分に沿って湾曲した化粧部材本体としての湾曲部31と、湾曲部31の一端側となる上端部が取付部材22側へ突出した第3の係合片としてのL字状の上端側係合片32と、湾曲部31における上端側係合片32よりも他端側となる、湾曲部31の中央部分から取付部材22側の下方へと突出した第4の係合片としてのL字状の中央側係合片33と、湾曲部31の一端側となる下端部が曲折し、軒樋部21の湾曲部26を覆うように延びる曲折片34とを備えて構成されている。
湾曲部31の外周側表面には、種々の色調や、木目調等の様々な模様が施された装飾部35が例えばラミネート加工で施され、この装飾部35が外部に露出している。上端側係合片32は、取付部材22の突出部28の上に重なるように配置されて係合し、さらに、上部側から互いを貫通するビスにより固定されている。これにより、化粧部材21は、取付部材22を介して、軒樋部21の雨水の流れに関与しない部分で取り付けられる。中央側係合片33は、取付部材22の外係合片29と噛合するように係合している。
また、化粧部材23には、その中央部分および下側に、長手方向の端部からビスを挿通させるための挿通部36がそれぞれ形成されている。これらの挿通部36にビスが挿通されて、化粧部材23の長手方向の両端部に、当該端部をそれぞれ被覆するための図示しない端部キャップが取り付けられる。また、図1に示すように、前枠12および雨樋部20の両端部側には、当該端部を被覆するためのキャップ37が設けられている。また、湾曲部31における挿通部36間には、軒樋部21側へ突出する化粧部材23を補強するためのリブ38が形成されている。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)軒樋部21に、外周側表面に模様や色調等が施された装飾部35がラミネート加工等された化粧部材23を取り付けるようにしたので、一般的に単一色とされていた軒樋部21に種々の模様や多様な色調等を施すことができ、軒樋部21の意匠性を向上できる。これにより、テラス1の外観性を向上できる。
(2)軒樋部21の外周側に化粧部材23を取り付けて、軒樋部21を二重にするような構成としたので、軒樋部21の断面寸法が大きくなって軒樋部21の強度が向上し、軒樋部21の長手方向の中央部分で撓み等が生じることを防止できる。
(3)取付部材22を介して化粧部材23を取り付ける構成としたので、例えば、既設の軒樋部21に取付部材22や化粧部材23を取り付けるだけで、軒樋部21のリフォームを簡単に行うことができる。
(4)取付部材22の上端部にある突出部28に、化粧部材23の上端部にある上端側係合片32を係合させ、その上部側からビス止めする構成としたので、ビスの頭部が外部から見え難いため、意匠性を損なうことを防止できる。
(5)取付部材22には、樋軒部21の上端部に係合する内係合片27が形成され、また、化粧部材23には、取付部材22に係合する上端側係合片32や中央側係合片33が形成されているため、これらの係合片27,32,33を係合させるだけで、簡単に位置決めすることできる。
(6)取付部材22や化粧部材23を、雨水の流れに関与しない上端部側の端縁で軒樋部21の湾曲部26に取り付けたので、これらの取付箇所から雨水が流れ落ちることを防止できる。
なお、本発明は、前記実施形態には限定されない。前記実施形態では、屋根をテラス1に適用したが、これに限らず、例えばカーポートやベランダ等に適用してもよい。
また、前記実施形態では、複数の取付部材を用いて、化粧部材を軒樋部に取り付ける構成としたが、1つの取付部材で化粧部材を取り付ける構成としてもよい。
また、前記実施形態では、化粧部材の形状を、軒樋部の湾曲部分に沿って湾曲した形状としたが、例えば、図(A),(B)に示すように、湾曲した形状としなくてもよい。図は、図2の化粧部材23を下記化粧部材に変更したものである。すなわち、図(A)に示すように、化粧部材323では、湾曲部31に相当する本体部331を、外側へ向かって突出する断面「く」字状として構成することができる。この場合には、本体部331の上端部に前記上端側係合片32を形成して突出部28とビス止めし、前記中央側係合片33を取付部材22まで延びるように形成して外係合片29に係合させることにより、化粧部材323を取付部材22に取り付けることができる。また、図(B)に示すように、化粧部材423では、湾曲部31に相当する本体部431を断面「エ」字状に構成して、その上部と下部に、外側へ突出する突出部431Aを形状してもよい。この場合には、本体部431の上端部の内側に前記上端側係合片32を形成して突出部28とビス止めし、前記中央側係合片33を外係合片29に係合させることにより、化粧部材423を取付部材22に取り付けることができる。このように化粧部材の形状を、前記軒樋部の湾曲部に沿った形状以外とすることができるため、見た目のバリエーションをより一層向上できる。
本発明の実施形態に係る屋根が適用されテラスを示す斜視図である。 前記屋根の軒先側を拡大して示す縦断面図である。 前記屋根の軒先側を拡大して示す横断面図である。 本発明の変形例に係る屋根の軒先側を拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
屋根
10 屋根本体
11 垂木掛
12 前枠
13 側枠
20 雨樋部
21 軒樋部
21A 上端部
22 取付部材
23 化粧部材
26 湾曲部(取付部材本体)
27 内係合片(第1の係合片)
28 突出部
29 外係合片(第2の係合片)
31 湾曲部(化粧部材本体)
32 上端側係合片(第3の係合片)
33 中央側係合片(第4の係合片)
35 装飾

Claims (5)

  1. 屋根本体と、この屋根本体の縁部に設けられた雨樋部とを備える屋根であって、
    前記雨樋部は、前記屋根本体に降り注いだ雨水を流すための軒樋部と、この軒樋部の外周側の少なくとも一部に、取付部材を用いて取り付けられる化粧部材とを備えており、
    前記化粧部材は、前記軒樋部の長手方向に沿って延びるように取り付けられており、前記軒樋部の湾曲部分に沿って湾曲した湾曲部を備えており、
    前記軒樋部の長手方向に沿って複数個配置された取付部材を有し、
    前記取付部材の上端部から突出された突出部と、前記化粧部材の上端部から突出された上端側係合片とを有し、
    前記上端側係合片と前記突出部とは互いに逆方向に向かって突出されており、前記上端側係合片は前記突出部上に重なるように係合されるとともに、前記上端側係合片の先端は更に前記取付部材に沿って下方に突出していることを特徴とする屋根。
  2. 前記化粧部材の長手方向の両端部に、当該端部をそれぞれ被覆するための端部キャップが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の屋根。
  3. 前記化粧部材には、前記軒樋部側へ突出する、前記化粧部材を補強するためのリブが形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の屋根。
  4. 前記軒樋部の外周側に前記化粧部材を取り付けて、前記軒樋部を二重にするような構成としたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の屋根。
  5. 前記化粧部材は、前記湾曲部の一端側となる下端部が曲折し前記軒樋部の前記湾曲部分を覆うように延びる曲折片を、備えていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の屋根。
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