JP4310013B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、理論空燃比よりも極リーン側の空燃比でリーンバーン運転可能な内燃機関において、クランクシャフトに対する吸気カムおよび/または排気カムの位相であるカム位相を、設定された目標カム位相に基づいて制御する内燃機関の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の内燃機関の制御装置として、特開平11−159356号公報に記載されたものが知られている。この内燃機関は、カム位相可変機構を備えている。このカム位相可変機構は、クランクシャフトに対して吸気カムの位相(以下「カム位相」という)を進角または遅角させることにより、吸気弁の開閉タイミングを変更するものである。この制御装置では、内燃機関のリーンバーン運転時に、カム位相可変機構を駆動してカム位相を最遅角位置に遅角させる。これにより、吸気弁の開弁タイミングを遅らせ、吸気弁と排気弁のバルブオーバーラップ(吸気弁と排気弁がともに開いている時間)を短くすることによって、内部EGR量を減少させる。その結果、燃焼温度が上昇することにより、安定した燃焼状態が確保される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、リーンバーン運転される内燃機関では、吸気弁の開弁タイミングによっては、サージング(気筒間において燃焼が不均一になることにより内燃機関が微小振動する現象)が発生しやすくなることが知られており、さらに、開弁タイミングが同じであっても、内燃機関の回転数や負荷によって、サージングが発生しやすくなることも知られている。上記従来の内燃機関の制御装置によれば、リーンバーン運転時に、カム位相を最遅角位置に単純に遅角させているに過ぎないので、サージングを適切に抑制することができない。また、同じ理由により、内部EGR量の減少による燃焼温度の上昇によって、NOxの発生量が増加してしまう。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、リーンバーン運転中のサージングおよびNOxを双方とも抑制することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、理論空燃比よりもリーン側の空燃比でリーンバーン運転可能な内燃機関3において、吸気弁4および排気弁5をそれぞれ開閉する吸気カム6aおよび排気カム7aの少なくとも一方の、クランクシャフト9に対する位相であるカム位相CAINを、設定された目標カム位相(例えば実施形態における(以下、この項において同じ)目標カム位相の今回値CAINCMD(n))に基づいて制御する内燃機関3の制御装置1であって、運転状態(エンジン水温TW、エンジン回転数NE、吸気管内絶対圧PBA)を検出する運転状態検出手段(ECU2、水温センサ23、クランク角センサ24、吸気管内絶対圧センサ21)と、検出された運転状態に応じてリーンバーン運転時用の目標空燃比A/FOBJを設定する目標空燃比設定手段(ECU2)と、負荷(吸気管内絶対圧PBA)を検出する負荷検出手段(ECU2、吸気管内絶対圧センサ21)と、設定された目標空燃比A/FOBJに応じて、リーンバーン運転時用の目標カム位相の基本値(目標カム位相の算出値の基本値CAINCMDT)を算出し、算出した基本値を検出された負荷に応じて補正することによって、リーンバーン運転時用の目標カム位相(目標カム位相の算出値CAINCMDX)を算出する目標カム位相算出手段(ECU2、ステップ4,40,41,43)と、を備えることを特徴とする。
【0006】
この内燃機関の制御装置によれば、リーンバーン運転時に、目標空燃比に応じて目標カム位相の基本値が算出され、この基本値を負荷に応じて補正することによって、目標カム位相が算出され、この算出された目標カム位相に基づいてカム位相が制御される。これは、以下の理由による。すなわち、一般に、リーンバーン運転時には、吸気カムのカム位相を進角させるほど(または排気カムのカム位相を遅角させるほど)、内部EGR量が増加するのに伴いNOxの発生量が減少するけれども、サージングが発生しやすくなる。これとは逆に、吸気カムのカム位相を遅角させるほど(または排気カムのカム位相を進角させるほど)、サージングが発生しにくくなるけれども、NOxの発生量が増加する。さらに、このようなNOxおよびサージングの発生状況は、空燃比の変化に伴って変化する。また、リーンバーン運転時には、内燃機関が高負荷のときに、NOxの発生量が増加する。したがって、本制御装置により、目標空燃比に応じて基本値を算出するとともに、その基本値を負荷に応じて補正することによって、目標カム位相を適切に算出することができ、その結果、サージングおよびNOxの双方を抑制することができる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、クランクシャフト9のクランク角速度MEの変動量ΔMEを検出するクランク角速度変動量検出手段(ECU2、クランク角センサ24)をさらに備え、目標カム位相算出手段は、基本値を、検出された負荷と検出されたクランク角速度MEの変動量ΔMEに応じて補正する(ステップ42,43)ことを特徴とする。
一般に、リーンバーン運転中のクランク角速度の変動量とサージングの発生との間には、強い相関関係がある。したがって、この内燃機関の制御装置によれば、基本値を、検出された負荷と検出されたクランク角速度の変動量に応じて補正することにより、サージングをさらに抑制することができる。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の内燃機関の制御装置において、カム位相CAINは、吸気弁4を開閉する吸気カム6aの、クランクシャフト9に対する位相であり、目標カム位相算出手段は、基本値を、クランク角速度MEの変動量ΔMEが大きいほど、より遅角側に補正することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の制御装置において、カム位相CAINは、吸気弁4を開閉する吸気カム6aの、クランクシャフト9に対する位相であり、目標カム位相算出手段は、基本値を、負荷が高いほど、より進角側に補正することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置について説明する。図1は、本実施形態の内燃機関の制御装置1の概略構成を示している。同図に示すように、この制御装置1は、ECU2(運転状態検出手段、目標空燃比設定手段、負荷検出手段、目標カム位相算出手段、クランク角速度変動量検出手段)を備えている。このECU2は、内燃機関3(以下「エンジン3」という)の運転状態や負荷に応じて、リーンバーン運転時およびストイキ運転時にカム位相制御や空燃比制御などを実行する。
【0010】
エンジン3は、4サイクルDOHC型ガソリンエンジンであり、吸気カムシャフト6および排気カムシャフト7を備えている。吸気カムシャフト6は、運転時に、吸気弁4を開閉駆動する吸気カム6aを有している。また、排気カムシャフト7は、排気弁5を開閉駆動する排気カム7aを有している。これらの吸気および排気カムシャフト6,7は、図示しないタイミングベルトを介してクランクシャフト9に連結されており、クランクシャフト9の回転に従ってこれが2回転するごとに1回転する。吸気カムシャフト6の一端部には、カム位相可変機構8(VTC)が設けられている。
【0011】
カム位相可変機構8は、油圧を供給されることによって作動し、その作動時に、クランクシャフト9に対する吸気カム6aの位相CAIN(以下、単に「カム位相CAIN」という)を無段階に進角または遅角させることにより、吸気弁4の開閉タイミングを早めまたは遅らせるものである。この場合、吸気弁4の開弁タイミングを早めると、吸気弁4と排気弁5のバルブオーバーラップが長くなることにより、内部EGR量が増加する。これとは逆に、開弁タイミングを遅らせると、バルブオーバーラップが短くなることにより、内部EGR量が減少する。また、カム位相可変機構8には、電磁制御弁10が接続されている。この電磁制御弁10は、ECU2からの駆動信号によって駆動され、その駆動信号のデューティ比DOUTに応じて、エンジン3の潤滑系の油圧ポンプ(図示せず)からの油圧をカム位相可変機構8に供給する。これにより、カム位相可変機構8は、吸気カム6aのカム位相CAINを進角または遅角させる。なお、このカム位相CAINは、吸気弁4と排気弁5のバルブオーバーラップが最も短くなる位置を原点位置として設定されている。
【0012】
また、吸気カムシャフト6のカム位相可変機構8と反対側の端部には、カム角センサ20が設けられている。このカム角センサ20は、例えばマグネットロータおよびMREピックアップで構成されており、吸気カムシャフト6の回転に伴い、パルス信号であるCAM信号を所定のカム角(例えば1゜)ごとにECU2に出力する。ECU2は、このCAM信号と後述するCRK信号とにより、カム位相CAINを求める。
【0013】
さらに、図示しないが、吸気カム6aおよび排気カム7aの各々は、低速カムと、低速カムよりも高いカムノーズを有する高速カムとで構成されている。また、エンジン3には、複数のバルブタイミング切換機構(以下「VTEC」という)が設けられている(いずれも図示せず)。各VTECは、吸気弁4(または排気弁5)を開閉駆動する吸気カム6a(または排気カム7a)を低速カムと高速カムの間で切り換えることにより、吸気弁4(または排気弁5)の動作時のバルブタイミングを低速バルブタイミング(以下「Lo.V/T」という)と高速バルブタイミング(以下「Hi.V/T」という)との間で切り換える。このVTECも、カム位相可変機構8と同様に、ECU2により図示しない電磁制御弁を介して油圧を供給されることによって作動し、上記切換動作を実行する。
【0014】
一方、エンジン3の吸気管11のスロットルバルブ12よりも下流側には、インジェクタ13と、例えば半導体圧力センサなどで構成された吸気管内絶対圧センサ21(運転状態検出手段、負荷検出手段)とが取り付けられている。インジェクタ13は、ECU2からの駆動信号によって駆動され、その駆動信号の燃料噴射時間TOUTだけ、燃料を吸気管11内に噴射する。吸気管内絶対圧センサ21は、吸気管11内の吸気管内絶対圧PBA(運転状態および負荷を表すパラメータ)を検出し、その検出信号をECU2に送る。
【0015】
また、エンジン3の排気管14の途中には、排気ガスを浄化する触媒装置15が設けられている。この触媒装置15は、リーンバーン運転時に排気ガス中のNOxを吸蔵するNOx吸蔵触媒(図示せず)と、ストイキ運転時に排気ガス中のNOx、COおよびHCなどを還元する3元触媒(図示せず)とを組み合わせたものである。触媒装置15の上流側には、例えばジルコニアおよび白金電極などで構成されたLAFセンサ22が設けられている。このLAFセンサ22は、リッチ領域からリーン領域までの空燃比の広範囲な領域において排気ガス中の酸素濃度を検出可能なものであり、その酸素濃度に比例する検出信号をECU2に送る。
【0016】
さらに、エンジン3の本体には、例えばサーミスタなどで構成された水温センサ23が取り付けられている。水温センサ23(運転状態検出手段)は、エンジン3のシリンダブロック内を循環する冷却水の温度であるエンジン水温TW(運転状態を表すパラメータ)を検出して、その検出信号をECU2に送る。
【0017】
また、エンジン3のクランクシャフト9には、クランク角センサ24が取り付けられている。クランク角センサ24(運転状態検出手段、クランク角速度変動量検出手段)は、例えばマグネットロータおよびMREピックアップを組み合わせて構成されており、クランクシャフト9の回転に伴い、パルス信号であるCRK信号を、所定のクランク角(例えば1゜)ごとにECU2に出力する。ECU2は、このCRK信号に基づき、クランクシャフト9の角速度ME、その変動量ΔMEおよびエンジン3のエンジン回転数NE(運転状態を表すパラメータ)を求める。さらに、ECU2は、前述したように、このCRK信号とカム角センサ20のCAM信号に基づき、カム位相CAINを求める。
【0018】
ECU2は、I/Oインターフェース、CPU、RAMおよびROMなどからなるマイクロコンピュータで構成されている。前述したセンサ20〜24の検出信号はそれぞれ、I/OインターフェースでA/D変換や整形がなされた後、CPUに入力される。CPUは、これらの入力信号に応じて、エンジン3の運転状態や負荷を判別するとともに、後述するように、ROMに予め記憶された制御プログラムやRAMに記憶されたデータなどに従って、電磁制御弁10のデューティ比DOUTやインジェクタ13の燃料噴射時間TOUTなどを決定する。さらに、これらのデューティ比DOUTや燃料噴射時間TOUTなどに応じた駆動信号を出力することによって、カム位相可変機構8によるカム位相制御や、リーンバーン運転時およびストイキ運転時の目標空燃比の設定処理を含む空燃比制御などを実行する。
【0019】
以下、ECU2がカム位相制御の際に実行する目標カム位相算出処理について説明する。図2および図3は、目標カム位相算出処理のフローチャートを示しており、この処理は、タイマ設定により所定時間(例えば10msec)ごとに実行される。
【0020】
図2に示すように、本処理では、まず、ステップ1(図では「S1」と略す。以下同様)において、VTC作動許可フラグF_VTCが「1」であるか否かを判別する。このVTC作動許可フラグF_VTCは、図示しないカム位相制御処理において、カム位相可変機構8の作動を許可するときに「1」に、そうでないときに「0」にセットされるものである。ステップ1の判別結果がNOのとき、すなわちVTC作動許可フラグF_VTCが「0」であって、カム位相可変機構8の作動が禁止されているときには、ステップ11に進み、目標カム位相の今回値CAINCMD(n)を「0」にセットして(CAINCMD(n)=0)、本処理を終了する。
【0021】
一方、ステップ1の判別結果がYESのとき、すなわちVTC作動許可フラグF_VTCが「1」で、カム位相可変機構8の作動が許可されているときには、ステップ2に進み、スロットルバルブ全開フラグF_WOTが「1」であるか否かを判別する。このスロットルバルブ全開フラグF_WOTは、図示しない空燃比制御処理において、スロットルバルブ12が全開状態のときに「1」にセットされ、そうでなければ「0」にセットされる。
【0022】
ステップ2の判別結果がYESのとき、すなわちスロットルバルブ全開フラグF_WOTが「1」のときは、スロットルバルブ12が全開状態であるとして、ステップ5に進み、VTEC作動許可フラグF_VTEC1が「1」であるか否かを判別する。このVTEC作動許可フラグF_VTEC1は、VTECのHi.V/T作動時、すなわちバルブタイミングをHi.V/Tとしているときに「1」にセットされ、VTECのLo.V/T作動時、すなわちバルブタイミングをLo.V/Tとしているときに「0」にセットされる。
【0023】
ステップ5の判別結果がYESのとき、すなわちVTEC作動許可フラグF_VTEC1が「1」で、VTECのHi.V/T作動時には、ステップ6に進み、Hi.V/T用の目標カム位相の算出値CAINCMDXを算出する。このHi.V/T用の目標カム位相の算出値CAINCMDXは、エンジン回転数NEに応じて、図示しないHi.V/T用のトルクベストのカム位相テーブルを参照することにより算出される。このトルクベストのカム位相テーブルにおいては、目標カム位相の算出値CAINCMDXは、スロットルバルブ12の全開運転時に十分なトルクが得られるような値に設定されている。
【0024】
一方、ステップ5の判別結果がNOのとき、すなわちVTEC作動許可フラグF_VTEC1が「0」で、VTECのLo.V/T作動時のときには、ステップ7に進み、Lo.V/T用の目標カム位相の算出値CAINCMDXを算出する。このLo.V/T用の目標カム位相の算出値CAINCMDXは、上記ステップ6と同様に、エンジン回転数NEに応じて、図示しないLo.V/T用のトルクベストのカム位相テーブルを参照することにより算出される。このカム位相テーブルにおいても、目標カム位相の算出値CAINCMDXは、上記Hi.V/T用のものと同様に、スロットルバルブ12の全開運転時に十分なトルクが得られるような値に設定されている。
【0025】
一方、ステップ2の判別結果がNOのとき、すなわちスロットルバルブ全開フラグF_WOTが「0」のときは、スロットルバルブ12が全開状態でないとして、ステップ3に進み、リーンバーン運転フラグF_LBが「1」であるか否かを判別する。このリーンバーン運転フラグF_LBは、図示しない空燃比制御処理において、エンジン3の運転状態がリーンバーン運転領域にあるときに「1」にセットされ、ストイキ運転領域にあるときに「0」にセットされる。
【0026】
ステップ3の判別結果がNOのとき、すなわちリーンバーン運転フラグF_LBが「0」のときには、ストイキ運転領域であるとして、ステップ8に進み、上述したステップ5と同様に、VTEC作動許可フラグF_VTEC1が「1」であるか否かを判別する。
【0027】
ステップ8の判別結果がYESのとき、すなわちVTECのHi.V/T作動時には、ステップ9に進み、Hi.V/T用の目標カム位相の算出値CAINCMDXを算出する。このHi.V/T用の目標カム位相の算出値CAINCMDXは、エンジン回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに応じて、図示しないHi.V/T用の燃費ベストのカム位相マップを参照することにより算出される。この燃費ベストのカム位相マップにおいては、目標カム位相の算出値CAINCMDXは、スロットルバルブ12の全開時以外のストイキ運転時に良好な燃費が得られるような値に設定されている。
【0028】
一方、ステップ8の判別結果がNOのとき、すなわちVTECのLo.V/T作動時には、ステップ10に進み、Lo.V/T用の目標カム位相の算出値CAINCMDXを算出する。このLo.V/T用の目標カム位相の算出値CAINCMDXは、上記ステップ9と同様に、エンジン回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに応じて、図示しないLo.V/T用の燃費ベストのカム位相マップを参照することにより算出される。このLo.V/T用のカム位相マップにおいても、上記Hi.V/T用のものと同様に、目標カム位相の算出値CAINCMDXは、スロットルバルブ12の全開運転時以外のストイキ運転時に良好な燃費が得られるような値に設定されている。
【0029】
一方、前記ステップ3の判別結果がYESのとき、すなわちリーンバーン運転フラグF_LBが「1」のときには、リーンバーン運転されているとして、ステップ4に進み、本発明に係るリーンバーン運転時用の目標カム位相算出処理を実行し、目標カム位相の算出値CAINCMDXを求める。図4は、リーンバーン運転時用の目標カム位相算出処理のサブルーチンを示している。同図に示すように、この算出処理では、まず、ステップ40において、目標カム位相の算出値CAINCMDXの基本値CAINCMDTを算出する。具体的には、基本値CAINCMDTは、リーンバーン運転時用の目標空燃比A/FOBJに応じて、図5(a)に一例を示すようなCAINCMDT算出テーブルを参照することによって算出される。このリーンバーン運転時用の目標空燃比A/FOBJは、空燃比制御処理において、運転状態(例えばエンジン水温TW、エンジン回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAなど)に応じて算出される。
【0030】
同図に示すように、このCAINCMDT算出テーブルでは、基本値CAINCMDTは、目標空燃比A/FOBJが高いほど、小さい値に設定されており、その傾きは、目標空燃比A/FOBJのほぼ値23の付近を境として、それよりも低い範囲では大きく、高い範囲ではより小さくなるように設定されている。また、基本値CAINCMDTは、目標空燃比A/FOBJが値23付近よりも高い範囲では、値0に非常に近い値になっている。さらに、図中の基本値CAINCMDTのテーブル値を示す曲線よりも上側の領域は、NOxの発生量は少ないけれども、サージングが発生しやすいサージング領域になっており、さらに、下側の領域は、サージングは発生しにくいけれども、NOxの発生量が多くなる高NOx領域になっている。
【0031】
これは、以下の理由による。すなわち、極リーンの範囲(図中の右側の範囲)では、燃焼用の燃料が少なくなることにより、NOxの発生量が減少する。その結果、燃焼が不安定になること、すなわち燃えにくくなることにより、サージング限界が低くなり、サージングの発生頻度が高くなる。これとは逆に、ややリーンの範囲(図中の左側の範囲)では、燃焼用の燃料が多くなることにより、その分、NOxの発生量が増大する。その結果、燃焼が安定すること、すなわち燃えやすくなることにより、サージング限界が高くなる。したがって、上記のようにCAINCMDT算出テーブルの基本値CAINCMDTを、目標空燃比A/FOBJに対して、サージング領域と高NOx領域の境界値として設定することにより、サージングおよびNOxの双方をバランスよく抑制することができる。
【0032】
次に、ステップ41に進み、負荷補正係数KLDを算出する。具体的には、負荷補正係数KLDは、エンジン3の負荷(例えば吸気管内絶対圧PBA)に応じて、KLD算出テーブルを参照することによって算出される。図5(b)は、KLD算出テーブルの一例を示している。同図に示すように、負荷補正係数KLDは、中負荷以下の範囲では、値1.0に設定されるとともに、中負荷から高負荷の範囲では、値1.0よりも大きな値で、負荷が高いほど、大きな値に設定され、かつ大きな度合で増加するように設定されている。
【0033】
このように負荷補正係数KLDが設定されている理由は、以下による。すなわち、一般に、リーンバーン運転中のエンジン3が高負荷であるときには、低負荷のときと比べて、燃焼用の燃料が多くなることにより、NOx発生量が多くなる。しかし、これにより、燃焼が安定することで、カム位相CAINをある程度、進角させても、サージングが発生しにくい。すなわち、サージングが発生しやすくなる領域まで、カム位相CAINを所定量、進角させる余裕がある。したがって、負荷補正係数KLDを上述したように設定し、高負荷であるほど、カム位相CAINを進角させることによって、サージングが発生しにくい運転状態を確保しながら、内部EGR量を増大させることで、高負荷のときのNOxの発生を抑制することができる。
【0034】
次いで、ステップ42に進み、クランク角速度変動量補正係数KΔME(以下「ΔME補正係数KΔME」という)を算出する。具体的には、ΔME補正係数KΔMEは、クランク角速度MEの変動量ΔME(以下「変動量ΔME」という)に応じ、KΔME算出テーブルを参照することによって算出される。
【0035】
図5(c)は、KΔME算出テーブルの一例を示している。同図に示すように、KΔME算出テーブルでは、ΔME補正係数KΔMEは、変動量ΔMEが大きいほど、小さい値に設定されている。これは、変動量ΔMEとサージングの間には強い相関関係があり、変動量ΔMEが大きいほど、サージングが発生しやすいからである。具体的には、変動量ΔMEが通常運転状態(図中の点描された部分)よりも大きい範囲では、ΔME補正係数KΔMEは値1.0よりも小さな値に設定されており、これは、変動量ΔMEが大きく、サージングが発生しやすい運転状態であると想定されるので、基本値CAINCMDTをより小さい値に補正することによって、サージングをより良く抑制するためである。
【0036】
また、変動量ΔMEが通常運転状態よりも小さい範囲では、ΔME補正係数KΔMEは値1.0よりも大きな値に設定されている。これは、変動量ΔMEが小さいことで、サージングの発生に対してカム位相CAINを進角させる余裕があるので、基本値CAINCMDTをより大きい値に補正することによって、NOxをできるだけ抑制するためである。これに対して、変動量ΔMEが通常運転状態の範囲では、サージングが発生していないとともに、サージングの発生に対してほとんど余裕のない状態であると想定されるため、ΔME補正係数KΔMEはほぼ値1.0に設定されており、遅角や進角は行われない。
【0037】
次いで、ステップ43に進み、以上のように算出した基本値CAINCMDTに、負荷補正係数KLDおよびΔME補正係数KΔMEを乗算した値を、目標カム位相の算出値CAINCMDXとしてセットして(CAINCMDX←CAINCMDT×KLD×KΔME)、本処理を終了する。
【0038】
図2に戻って、ステップ12において、前述したステップ4,6〜7,9〜10のいずれかで算出した目標カム位相の算出値CAINCMDXを、これに水温補正係数KTWCIを乗算することにより補正する(CAINCMDX←CAINCMDX×KTWCI)。この水温補正係数KTWCIは、エンジン水温TWが所定値以上のときに値1.0に設定され、所定値未満のときに値1.0より小さく、かつエンジン水温TWが低いほど、小さい値に設定される。
【0039】
次に、図3のステップ13に進み、しきい値DCACMDX、第1補正項DCACMDXAおよび第2補正項DCACMDXRを算出する。このしきい値DCACMDXは、カム位相CAINを徐々に進角または遅角させるためのものであり、第1補正項DCACMDXAおよび第2補正項DCACMDXRはそれぞれ、カム位相CAINを徐々に進角および遅角させるためのものである。これらの算出処理の具体的な内容は省略するが、エンジン水温TWおよびリーンバーンフラグF_LBの値に応じて算出される。
【0040】
次に、ステップ14に進み、ステップ12で算出した目標カム位相の算出値CAINCMDXと、目標カム位相の前回値CAINCMD(n−1)との偏差の絶対値が、しきい値DCACMDXよりも小さいか否かを判別する。
【0041】
ステップ14の判別結果がYESのとき、すなわち|CAINCMDX−CAINCMD(n−1)|<DCACMDXのときは、目標カム位相の算出値CAINCMDXを目標カム位相の今回値CAINCMD(n)としてセットする(CAINCMD(n)←CAINCMDX)。
【0042】
一方、ステップ14の判別結果がNOのとき、すなわち|CAINCMDX−CAINCMD(n−1)|≧DCACMDXのときは、ステップ16に進み、目標カム位相の算出値CAINCMDXと、目標カム位相の前回値CAINCMD(n−1)との偏差が、値0よりも大きいか否かを判別する。
【0043】
ステップ16の判別結果がYESのとき、すなわちCAINCMDX−CAINCMD(n−1)>0のときは、カム位相CAINを進角させるべきであるとして、目標カム位相の前回値CAINCMD(n−1)に第1補正項DCACMDXAを加算した値を、目標カム位相の今回値CAINCMD(n)としてセットする(CAINCMD(n)←CAINCMD(n−1)+CACMDXA)。
【0044】
一方、ステップ16の判別結果がNOのとき、すなわちCAINCMDX−CAINCMD(n−1)≦0のときは、カム位相CAINを遅角させるべきであるとして、目標カム位相の前回値CAINCMD(n−1)から第2補正項DCACMDXRを減算した値を、目標カム位相の今回値CAINCMD(n)としてセットする(CAINCMD(n)←CAINCMD(n−1)−CACMDXR)。
【0045】
次に、ステップ19に進み、以上のステップ15,17〜18のいずれかにおいて算出した目標カム位相の今回値CAINCMD(n)が、目標カム位相の上限値#CAINLMTH以上か否かを判別する。この目標カム位相の上限値#CAINLMTHは、カム位相をフィードバック制御するときに、目標カム位相の今回値CAINCMD(n)が大きいことにより、カム位相が急激に変化してオーバーシュートが発生するのを防止するためのものである。
【0046】
ステップ19の判別結果がYESのとき、すなわちCAINCMD(n)≧#CAINLMTHのときは、ステップ20に進み、目標カム位相の上限値#CAINLMTHを、目標カム位相の今回値CAINCMD(n)としてセットして(CAINCMD(n)←#CAINLMTH)、本処理を終了する。
【0047】
一方、ステップ19の判別結果がNOのとき、すなわちCAINCMD(n)<#CAINLMTHのときは、ステップ21に進み、今回値CAINCMD(n)が、目標カム位相の下限値#CAINLMTL以下か否かを判別する。この目標カム位相の下限値#CAINLMTLは、カム位相可変機構8が変更可能なカム位相CAINの最小値として設定されている。すなわち、これよりも小さい目標カム位相でカム位相可変機構8を制御しても、カム位相CAINは変化しない。
【0048】
ステップ21の判別結果がYESのとき、すなわちCAINCMD(n)≦#CAINLMTLのときは、ステップ22に進み、目標カム位相の下限値#CAINLMTLを、目標カム位相の今回値CAINCMD(n)としてセットして(CAINCMD(n)←#CAINLMTL)、本処理を終了する。
【0049】
一方、ステップ21の判別結果がNOのとき、すなわち#CAINLMTL<CAINCMD(n)<#CAINLMTHのときは、そのまま本処理を終了する。ECU2は、以上のように算出された目標カム位相の今回値CAINCMD(n)を用いて、カム位相CAINのフィードバック制御またはフィードフォワード制御を実行する。
【0050】
以上のように、本実施形態の制御装置1によれば、リーンバーン運転されているときに、目標空燃比A/FOBJに応じ、図5(a)に示すCAINCMDT算出テーブルを参照することにより、目標カム位相の基本値CAINCMDTが設定される(ステップ40)。前述したように、このCAINCMDT算出テーブルの基本値CAINCMDTは、目標空燃比A/FOBJに対してサージング領域と高NOx領域の境界値として設定されているので、リーンバーン運転時に、サージングおよびNOxの双方をバランスよく抑制できる。
【0051】
また、目標カム位相の基本値CAINCMDTは、負荷補正係数KLDおよびΔME補正係数KΔMEにより補正される(ステップ43)。この負荷補正係数KLDは、中負荷から高負荷の範囲では、値1.0よりも大きな値で、負荷が高いほど、大きな値に設定されるとともに、大きな度合で増加するように設定される(図5(b))。前述したように、リーンバーン運転中に高負荷であるときは、NOx発生量は増加するけれども、カム位相CAINを所定量、進角させてもサージングが発生しにくい。したがって、上記のように補正係数KLDが設定されることにより、高負荷であるほど、カム位相CAINが進角されるので、サージングが発生しにくい状態を確保しながら、内部EGR量を増大させることにより、高負荷のときのNOxの発生を抑制することができる。
【0052】
さらに、ΔME補正係数KΔMEは、サージングの発生と強い相関関係がある変動量ΔMEが大きいほど、小さく設定されるとともに、変動量ΔMEが通常運転状態よりも大きい範囲では、値1.0よりも小さく設定される(図5(c))。これにより、変動量ΔMEが大きくサージングが発生しやすい運転状態のときほど、基本値CAINCMDTを小さく補正する(進角量を小さく補正する)ことによって、サージングをより良く抑制することができる。
【0053】
なお、前述した実施形態においては、吸気カム6aのカム位相CAINを制御するようにしたが、排気カム7aのクランクシャフト9に対する位相であるカム位相を制御するようにしてもよい。このようにすれば、排気弁5の開閉タイミングを変化させることにより、前述した吸気カム6aのカム位相制御と同様の効果を得ることができる。また、吸気カム6aおよび排気カム7aのカム位相を双方とも制御してもよいことは言うまでもない。
【0054】
さらに、運転状態を検出するためのパラメータは、エンジン回転数NE、エンジン水温TWおよび吸気管内絶対圧PBAに限らず、吸気温度TAなど、運転状態を表すパラメータであればよい。また、負荷を検出するためのパラメータは、吸気管内絶対圧PBAに限らず、吸入空気量など、負荷を表すパラメータであればよい。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、本発明の内燃機関の制御装置によれば、リーンバーン運転中のサージングおよびNOxを双方とも抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置の概略構成を示す図である。
【図2】制御装置による目標カム位相算出処理を示すフローチャートである。
【図3】図2の続きを示すフローチャートである。
【図4】リーンバーン運転時用の目標カム位相算出処理を示すフローチャートである。
【図5】(a)CAINCMDT算出テーブルの一例、(b)KLD算出テーブルの一例および(c)KΔME算出テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御装置
2 ECU(運転状態検出手段、目標空燃比設定手段、負荷検出手段、目標カ
ム位相算出手段、クランク角速度変動量検出手段)
3 内燃機関
4 吸気弁
5 排気弁
6a 吸気カム
7a 排気カム
8 カム位相可変機構
9 クランクシャフト
20 カム角センサ
21 吸気管内絶対圧センサ(運転状態検出手段、負荷検出手段)
23 水温センサ(運転状態検出手段)
24 クランク角センサ(運転状態検出手段、クランク角速度変動量検出手段)
A/FOBJ 目標空燃比
CAIN カム位相
CAINCMDX 目標カム位相の算出値(リーンバーン運転時用の目標カム位相)
CAINCMDT 目標カム位相の算出値の基本値(リーンバーン運転時用の目標カム位相の基
本値)
KΔME クランク角変動量補正係数(クランク角速度変動量に応じて基本値を補正す
るための補正係数)
KLD 負荷補正係数(負荷に応じて基本値を補正するための補正係数)
NE エンジン回転数(運転状態を表すパラメータ)
ME クランク角速度
ΔME クランク角速度の変動量
PBA 吸気管内絶対圧(運転状態および負荷を表すパラメータ)
TW エンジン水温(運転状態を表すパラメータ)

Claims (4)

  1. リーンバーン運転可能な内燃機関において、吸気弁および排気弁をそれぞれ開閉する吸気カムおよび排気カムの少なくとも一方の、クランクシャフトに対する位相であるカム位相を、設定された目標カム位相に基づいて制御する内燃機関の制御装置であって、
    運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    当該検出された運転状態に応じてリーンバーン運転時用の目標空燃比を設定する目標空燃比設定手段と、
    負荷を検出する負荷検出手段と、
    前記設定された目標空燃比に応じて、前記リーンバーン運転時用の目標カム位相の基本値を算出し、当該算出した基本値を前記検出された負荷に応じて補正することによって、前記リーンバーン運転時用の目標カム位相を算出する目標カム位相算出手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記クランクシャフトのクランク角速度の変動量を検出するクランク角速度変動量検出手段をさらに備え、
    前記目標カム位相算出手段は、前記基本値を、前記検出された負荷と当該検出されたクランク角速度の変動量に応じて補正することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記カム位相は、前記吸気弁を開閉する前記吸気カムの、前記クランクシャフトに対する位相であり、
    前記目標カム位相算出手段は、前記基本値を、前記クランク角速度の変動量が大きいほど、より遅角側に補正することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記カム位相は、前記吸気弁を開閉する前記吸気カムの、前記クランクシャフトに対する位相であり、
    前記目標カム位相算出手段は、前記基本値を、前記負荷が高いほど、より進角側に補正することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
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