JP4304530B2 - 両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置 - Google Patents

両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4304530B2
JP4304530B2 JP2006240558A JP2006240558A JP4304530B2 JP 4304530 B2 JP4304530 B2 JP 4304530B2 JP 2006240558 A JP2006240558 A JP 2006240558A JP 2006240558 A JP2006240558 A JP 2006240558A JP 4304530 B2 JP4304530 B2 JP 4304530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
recording
recording medium
tray
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006240558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007284250A (ja
Inventor
和久 中村
新太郎 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006240558A priority Critical patent/JP4304530B2/ja
Priority to CN200710088788.6A priority patent/CN101041303B/zh
Priority to US11/726,916 priority patent/US20070222846A1/en
Publication of JP2007284250A publication Critical patent/JP2007284250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4304530B2 publication Critical patent/JP4304530B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/60Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing on both faces of the printing material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/009Diverting sheets at a section where at least two sheet conveying paths converge, e.g. by a movable switching guide that blocks access to one conveying path and guides the sheet to another path, e.g. when a sheet conveying direction is reversed after printing on the front of the sheet has been finished and the sheet is guided to a sheet turning path for printing on the back
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H85/00Recirculating articles, i.e. feeding each article to, and delivering it from, the same machine work-station more than once
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/30Orientation, displacement, position of the handled material
    • B65H2301/33Modifying, selecting, changing orientation
    • B65H2301/332Turning, overturning
    • B65H2301/3321Turning, overturning kinetic therefor
    • B65H2301/33214Turning, overturning kinetic therefor about an axis perpendicular to the direction of displacement and parallel to the surface of material

Landscapes

  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置に関する。更に本発明は、インク等の液体をそのヘッドから吐出して被噴射媒体に噴射を実行するインクジェット式記録装置などの両面液体噴射装置に関するものである。
ここで液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
特許文献1には、紙送りローラから用紙反転部を経て再び紙送りローラに戻る第1の通紙経路と、紙送りローラの上流側に略直線状に延びた第2の通紙経路とを設け、第1の通紙経路と第2の通紙経路の一部を共有通紙経路で構成し、共有通紙経路に通紙経路切り替え用の可動フラップを配置することにより、剛性の高い被記録媒体が挿入され可動フラップを押圧したときには可動フラップが退避する構成が開示されている。
また特許文献2には、片面シートと両面シートの双方が共通の入力経路に沿って搬送されるようにし、かつ、シートがこの共通経路に沿って搬送されるようにシートを処理し、そして、シートの搬送方向と反対の方向にシートを戻すか、または、シートの最初の搬送方向に沿ってさらに先にシートを通過させるか、のいずれか一方を行うインバータを提供する構成が開示されている。
特開2004−315195号公報 特許第3630768号公報
しかし、特許文献1に開示された発明では、可動フラップの動作を用紙の剛性や搬送力の大小により制御するため、用紙の種類や剛性あるいは搬送力のばらつきを考慮する必要があり、設計が複雑で困難になる。また可動フラップの付勢力は、通常は用紙の搬送力より大きくする必要があり、略直線状に延びた第2の通紙経路への搬送時に媒体が可動フラップより受ける搬送負荷が大きくなるという問題点がある。
一方、特許文献2に開示された発明では、ゲートの動作をコントローラにより制御するため、駆動機構と制御機構が必要となり、そのため装置が大型化するばかりでなく、コストが増加したり設計が複雑になるという問題点がある。
本発明の目的は、被記録媒体を反転させる経路と直線的な経路の切り替えのためのゲート部材を、被記録媒体自体の剛性や搬送力に関わらず確実に制御できるような両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置並びに両面液体噴射装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様に係る両面記録装置における搬送経路切り替え装置は、用紙等の非剛性の被記録媒体の片面に記録を行うモードと、非剛性の被記録媒体の両面に記録を行うモードと、媒体トレイにCDR等の剛性の被記録媒体を載置した状態で前記媒体トレイ上の被記録媒体に記録を行うモードを備えた両面記録装置において、前記媒体トレイ上の剛性の被記録媒体に記録を行うためのストレート搬送経路と、前記非剛性の被記録媒体の両面に記録を行うために前記ストレート搬送経路の途中から分岐した媒体反転経路を有する両面記録搬送経路との切り替えを行うための装置であって、前記媒体反転経路が前記ストレート搬送経路から分岐する部分には、前記非剛性の被記録媒体を媒体反転経路に案内するためのフラップを有する回動可能なゲート部材を備え、前記媒体トレイの搬送時に媒体トレイの一部が直接的または間接的に前記ゲート部材に作用して前記フラップが開放する方向へ前記ゲート部材を回動させ、前記媒体トレイが前記フラップの位置を通過して直線的に進行可能であることを特徴とするものである。
本発明の第1の態様によれば、媒体トレイの一部が直接的または間接的にゲート部材に作用することでフラップが開放する方向へゲート部材が回動する。これにより開放されたフラップの下側を媒体トレイが通過できるから、媒体トレイの直線的な進行が可能になり、被記録媒体自体の剛性や搬送力に関わらず、媒体反転経路からストレート搬送経路への切り替えが確実に行われる。
また、本発明の第2の態様に係る両面記録装置における搬送経路切り替え装置は、上記第1の態様において、前記ゲート部材には案内突起を備え、前記媒体トレイには当接作用部を備え、前記ゲート部材の近傍には回動可能な退避作用部材を備え、前記退避作用部材はその回動時に前記案内突起をすくい上げる案内作用部と、前記媒体トレイの搬送時に前記当接作用部が当接して前記退避作用部材を回動させる当接面とを備え、前記退避作用部材が一定以上回動したとき、前記当接作用部と当接面との当接が外れて前記媒体トレイが前記フラップの位置を通過して直線的に進行可能であることを特徴とするものである。
本態様によれば、媒体トレイの搬送時に退避作用部材の当接面に対して媒体トレイの当接作用部が当接すると退避作用部材が回動し、その結果、案内作用部が上方へ持ち上がる。これにより案内作用部が案内突起をすくい上げるため、フラップが開放する方向にゲート部材が回動するようになる。この状態で更に退避作用部材が回動すると、当接作用部と当接面との当接が外れて、媒体トレイがフラップの位置を通過して直線的に進行可能になる。
また、本発明の第3の態様に係る両面記録装置における搬送経路切り替え装置は、上記第2の態様において、前記退避作用部材が最大幅の前記非剛性の被記録媒体の搬送経路よりも外側に位置することを特徴とするものである。
本態様によれば、非剛性の被記録媒体の搬送時に被記録媒体が退避作用部材に干渉することを防止することができる。
また、本発明の第4の態様に係る両面記録装置における搬送経路切り替え装置は、上記第1の態様から第3の態様のいずれかにおいて、記録部への被記録媒体の正確な送り駆動を行う送り駆動ローラと、前記媒体反転経路内で前記非剛性の被記録媒体に駆動力を与える第1媒体送り駆動ローラおよび第2媒体送り駆動ローラへの駆動伝達系とを備え、前記駆動伝達系が前記送り駆動ローラの回転方向に関わらず前記第1媒体送り駆動ローラおよび第2媒体送り駆動ローラを前記媒体反転経路内での送り方向に回転させるために第1遊星ギアと第2遊星ギアとをそれぞれ第1接続ギアと第2接続ギアとに選択的に歯合させる遊星ギア機構を備え、前記遊星ギア機構は当接部が形成されたアーム部を備える遊星レバーを備えており、一方前記ゲート部材は前記アーム部側へ延び当接受け部が形成される延長部を備えており、前記非剛性の被記録媒体の片面に記録を行うモードにおいて、前記フラップが閉鎖する方向へ前記ゲート部材が回動している状態のときに、前記送り駆動ローラの正回転に連動して前記遊星レバーが前記ゲート部材側へ回動して前記当接部が前記当接受け部に当接することで、前記第1遊星ギアと第1接続ギアとの間または前記第2遊星ギアと第2接続ギアとの間がいずれも歯合しない状態となり、これにより前記第1媒体送り駆動ローラおよび第2媒体送り駆動ローラのいずれへも駆動が伝達されないことを特徴とするものである。
本態様によれば、送り駆動ローラが正回転すると、本来であれば第2遊星ギアが第2接続ギアに歯合する方向へ遊星レバーが回動するが、フラップが閉鎖する方向へゲート部材が回動している状態では、第2遊星ギアが第2接続ギアに歯合する前に当接部が当接受け部に当接するため、第2遊星ギアと第2接続ギアとは歯合しない。また、遊星レバーの回動方向の関係で、第1遊星ギアと第1接続ギアとも歯合しない。そのため、非剛性の被記録媒体の片面に記録を行うモードでは、第1媒体送り駆動ローラと第2媒体送り駆動ローラとのいずれへも駆動が伝達されない。
また、本発明の第5の態様に係る両面液体噴射装置における搬送経路切り替え装置は、用紙等の非剛性の被噴射媒体の片面に液体噴射を行うモードと、非剛性の被噴射媒体の両面に液体噴射を行うモードと、媒体トレイに剛性の被噴射媒体を載置した状態で前記媒体トレイ上の被噴射媒体に液体噴射を行うモードを備えた両面液体噴射装置において、前記媒体トレイ上の剛性の被噴射媒体に液体噴射を行うためのストレート搬送経路と、前記非剛性の被噴射媒体の両面に液体噴射を行うために前記ストレート搬送経路の途中から分岐した媒体反転経路を有する両面液体噴射搬送経路との切り替えを行うための装置であって、前記媒体反転経路が前記ストレート搬送経路から分岐する部分には、前記非剛性の被噴射媒体を媒体反転経路に案内するためのフラップを有する回動可能なゲート部材を備え、前記媒体トレイの搬送時に媒体トレイの一部が直接的または間接的に前記ゲート部材に作用して前記フラップが開放する方向へ前記ゲート部材を回動させ、前記媒体トレイが前記フラップの位置を通過して直線的に進行可能であることを特徴とするものである。
本発明の第5の態様によれば、媒体トレイの一部が直接的または間接的にゲート部材に作用することでフラップが開放する方向へゲート部材が回動する。これにより開放されたフラップの下側を媒体トレイが通過できるから、媒体トレイの直線的な進行が可能になり、被記録媒体自体の剛性や搬送力に関わらず、媒体反転経路からストレート搬送経路への切り替えが確実に行われる。
また、本発明の第6の態様に係る両面記録装置は、用紙等の非剛性の被記録媒体の片面に記録を行うモードと、非剛性の被記録媒体の両面に記録を行うモードと、媒体トレイにCDR等の剛性の被記録媒体を載置した状態で前記媒体トレイ上の被記録媒体に記録を行うモードを備えた両面記録装置であって、上記第1の態様から第4の態様のいずれかの態様の搬送経路切り替え装置を備えることを特徴とするものである。本態様によれば、両面記録装置として、上記第1の態様から第4の態様のそれぞれの作用効果と同様の作用効果が得られる。
また、本発明の第7の態様に係る両面記録装置は、第6の態様に係る両面記録装置おいて、前記媒体反転経路が、被記録媒体を湾曲反転させる湾曲反転部を有し、前記湾曲反転部の下流側には、前記湾曲反転部による被記録媒体の湾曲方向とは逆方向に被記録媒体を湾曲させることにより、前記湾曲反転部によって被記録媒体に形成されたカールを矯正するカール矯正装置が設けられていることを特徴とする。本態様によれば、両面記録装置は、媒体反転経路を経由することによりカールが形成された被記録媒体を、そのカール方向とは逆方向に湾曲させることにより前記カールを矯正するカール矯正装置を備えているので、記録を行う際の被記録媒体の浮きを防止でき、良好な記録結果を得ることができる。
また、本発明の第8の態様に係る両面記録装置は、第7の態様に係る両面記録装置おいて、前記カール矯正装置が、前記湾曲反転部による被記録媒体の湾曲方向とは逆方向に被記録媒体を湾曲させる湾曲経路を備え、前記湾曲経路が、複数のローラによって形成されるとともに、最も下流側に位置するローラが、前記ゲート部材に支持されていることを特徴とする。本態様によれば、カール矯正装置を構成するローラのうち最も下流側に位置するローラが、前記ゲート部材に支持されているので、前記ローラは前記ゲート部材とともに回動動作、即ち経路切り替え動作を行い、これにより前記ローラを媒体反転経路の入口近傍に配置した場合でも、媒体反転経路に進入する被記録媒体の進入経路を充分に確保することができる。
また、本発明の第9の態様に係る両面液体噴射装置は、用紙等の非剛性の被噴射媒体の片面に液体噴射を行うモードと、非剛性の被噴射媒体の両面に液体噴射を行うモードと、媒体トレイに剛性の被噴射媒体を載置した状態で前記媒体トレイ上の被噴射媒体に液体噴射を行うモードを備えた両面液体噴射装置であって、上記第5の態様の搬送経路切り替え装置を備えることを特徴とするものである。
以下、本願発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る搬送経路切り替え装置が適用された両面記録装置の内部の全体斜視図であり、図2は両面記録装置の駆動輪列部の斜視図であり、図3は反転ユニットの斜視図であり、図4は2つの搬送経路を示す経路断面図であり、図5は反転ユニット不使用時で送り駆動ローラ正転時の駆動輪列部の状態を示す斜視図であり、図6は反転ユニット使用時で送り駆動ローラ逆転時の駆動輪列部の状態を示す斜視図であり、図7は反転ユニット使用時で送り駆動ローラ正転時の駆動輪列部の状態を示す斜視図であり、図8は媒体トレイの挿入開始時の回動レバーの動作状態を示す側面図であり、図9は媒体トレイの挿入途中の回動レバーの動作状態を示す側面図であり、図10は媒体トレイの挿入終了時の回動レバーの動作状態を示す側面図であり、図11は媒体トレイの挿入開始時の回動レバーの動作状態を示す斜視図であり、図12は被記録媒体と回動レバーとの位置関係を示す斜視図である。
図1において、符号1は両面記録装置の一例であるインクジェットプリンタの内部の主要部を示し、この主要部1には、媒体給送部2と、記録部3と、媒体受け部5であり且つ剛性の被記録媒体であるCDRに記録する場合にCDRを搬送するためのCDR給送部5と、反転ユニット6とが設けられている。
媒体給送部2には用紙等の非剛性の複数枚の被記録媒体Pを積載しておくためのスタッカ7が設けられ、積載された最上部の被記録媒体Pから順次一枚ずつ記録部3へ給送されるようになっている。なお、スタッカ7から誤って複数枚の被記録媒体Pが給送されようとした場合に、最上部の被記録媒体Pだけを分離して残りの被記録媒体Pはスタッカ7側へ戻すために媒体戻しレバー(図示せず)が設けられている。
記録部3には媒体送りローラ9(図4参照)、キャリッジ(図示せず)及び排出ローラ(図示せず)が設けられている。媒体送りローラ9は送り駆動ローラ15と送り従動ローラ17とから構成されており、送り駆動ローラ15は正逆両方向に回転可能であり、後述する記録ヘッドへの精密な媒体の送り動作を行うことができる。送り従動ローラ17は、従動ローラホルダ18によって保持され、図示しないバネの作用によって従動ローラホルダ18の先端側が送り駆動ローラ15側へ付勢されることで、送り従動ローラ17は、常時一定の付勢圧で送り駆動ローラ15に付勢されている。キャリッジには記録ヘッド(図示せず)が搭載されており、キャリッジが給送方向と直交する方向(主走査方向)へ往復運動することにより、記録ヘッドは主走査方向で記録のための走査が可能である。
媒体受け部兼CDR給送部5は、記録済みの媒体を排出スタック8で受ける他に、CDRに記録する際に、媒体トレイ19(図11)にCDRを載置した状態で記録部3に給送するために設けられるものであり、上記媒体給送部2経由とは別の媒体給送系を構成している。
次に、反転ユニット6の構成について説明する。図4に示す如く、反転ユニット6は、媒体給送部2から給送された被記録媒体Pが矢印Aで示す方向に進行し、記録部3で被記録媒体Pのおもて面に記録がされた後、矢印Bの方向に戻され、その後矢印Cおよび矢印Dの経路を経ることで被記録媒体Pの表裏を反転させるための構造である。
このような被記録媒体Pの反転機能を有する反転ユニット6は、その下端付近に設けられる第1媒体送りローラ21と、最上位置に設けられる第2媒体送りローラ23とを備えている。第1媒体送りローラ21は第1媒体送り駆動ローラ25と第1媒体送り従動ローラ27から構成され、第2媒体送りローラ23は第2媒体送り駆動ローラ29と第2媒体送り従動ローラ31から構成されている。そして、第1媒体送りローラ21と第2媒体送りローラ23の外周部に沿って一連の媒体反転経路33が形成されている。
また、反転ユニット6の入口部分、すなわち第1媒体送りローラ21の直下には、回動軸37(図5等参照)を中心として回動可能なゲート部材35が設けられている。ゲート部材35の下方には、幅方向に沿って複数のフラップ39が形成されている。また、ゲート部材35の一端側には、延長部36(図5等参照)が延び、その上端には当接受け部38が形成されている。更に、回動軸37に対してゲート部材35の延長部36とは反対側に案内突起40(図5等参照)が形成されている。
フラップ39が下側に下りているとき、図4の矢印Bの方向に戻った被記録媒体Pは媒体反転経路33に入ることができ、これにより被記録媒体Pの反転が可能となる。このように途中で媒体反転経路33を利用して、図4の矢印A、B、C、DおよびAの順で被記録媒体Pの両面に記録を行う搬送経路を両面記録搬送経路とする。
また、媒体トレイ19を使用してCDRに記録を行う場合には、フラップ39は上方へ上がった状態となり、このとき媒体トレイ19は、図4の矢印B、Eの経路に沿って後方に直進され、その後FおよびAの経路で前方に真っ直ぐ進行しながらCDRの被記録面への記録が行われる。このようにCDRへの記録を行う際の経路をストレート搬送経路とする。
ここで、各駆動ローラの駆動伝達系について説明する。図1に示す如く、駆動モータ4
1の出力軸には出力ピニオン43が設けられ、この出力ピニオン43と第1伝達ピニオン45と第2伝達ピニオン47との間に駆動伝達ベルト49が巻回されている。第2伝達ピニオン47の回転軸51には前記送り駆動ローラ15が設けられている。従って、駆動モータ41を正回転または逆回転させることで、送り駆動ローラ15を正転または逆転させることができる。
第2伝達ピニオン47の回転軸51には、図示しないギアが固定されており、このギアから途中の駆動伝達輪列53を介して、駆動力は第1ギア55、第1ギア55の減速ギア56に歯合する第2ギア57、第2ギア57の減速ギア58に歯合する太陽ギア59に順次伝達される。太陽ギア59は、軸線方向に厚みを有し、そのほぼ中央に遊星レバー61が設けられている。遊星レバー61には、第1遊星ギア63と第2遊星ギア65が設けられ、これら第1遊星ギア63と第2遊星ギア65は各々太陽ギア59に歯合している。遊星レバー61の上端からはアーム部62が延び、アーム部62の先端には当接部64が形成されている。
一方、太陽ギア59に隣接した位置には、第1接続ギア67と、第1接続ギア67に歯合する第2接続ギア69とが設けられている。そして、遊星ギアの原理により、太陽ギア59が、図5の時計周り方向に回転した時には第1遊星ギア63が第1接続ギア67と歯合し、反時計周り方向に回転した時には第2遊星ギア65が第2接続ギア69と歯合するようになっている。更に、第1接続ギア67には第3ギア71の減速ギア72が歯合しており、第3ギア71は第2媒体送り駆動ローラ29の回転軸73の一端側に設けられた第4ギア75と歯合している。なお、太陽ギア59、第1遊星ギア63、第2遊星ギア65、第1接続ギア67、第2接続ギア69および遊星レバー61は、遊星ギア機構を構成する。
図3に示す如く、第2媒体送り駆動ローラ29の回転軸73の他端側には第4ギア75が設けられ、これが第5ギア77の減速ギア78に歯合し、また第5ギア77には第1媒体送り駆動ローラ25の回転軸79の端部に設けられている第6ギア81が歯合している。
次に、図8から図12を参照しながら、本発明の搬送切り替え装置の構成を説明する。図8に示す如く、ゲート部材35の記録部側には退避作用部材83が設けられている。退避作用部材83は、その回動軸85の周囲で上下方向に回動可能であり、その先端側には斜め上方へ屈曲した退避作用部87が形成され、回動軸85の近くの下方側には当接面89が形成されている。後で詳述するが、退避作用部87は、退避作用部材83が上方へ回動したとき、ゲート部材35の案内突起40を下側からすくうように持ち上げて、その結果ゲート部材35を図8の反時計周り方向に回動させる作用を担う。なお、退避作用部材83の回動軸85は、上述した媒体戻しレバーの回動軸と同軸である。
図11に示す如く、当接面89は媒体トレイ19を押し込んだときに、媒体トレイ19の左端に形成された当接作用部91が当接する部分である。また図12に示す如く、退避作用部材83は、媒体トレイ19を用いない最大幅の被記録媒体Pがその搬送経路を通過しても干渉しないように最大幅の被記録媒体Pの搬送経路よりも外側に位置するように配置されている。
次に、上記で説明した記録装置で被記録媒体Pの片面に記録を行う場合、一枚の被記録媒体Pの両面に記録を行う場合およびCDRに記録を行う場合のそれぞれの作用について説明する。
<被記録媒体Pの片面に記録を行う場合>
媒体給送部2から給送されてくる被記録媒体Pは、図4においてまず矢印Aの方向に搬送され、送り駆動ローラ15が正回転することで記録部3に至り、そこでおもて面への記録がなされる。おもて面への記録が終了するとそのまま被記録媒体Pは排出ローラにより排出スタッカ8に排出されて記録が完了する。
図5は被記録媒体Pの片面に記録を行う場合の反転ユニット6への駆動伝達系の状態を示す。このとき、送り駆動ローラ15は常に正回転しているため、各ギアは図5にそれぞれ矢印で示す方向に回転している。しかし、このとき遊星レバー61の当接部64がゲート部材35の当接受け部38に当接しているため、遊星レバー61が矢印93の方向に揺動することが規制される。そのため、第1遊星ギア63と第1接続ギア67との歯合および第2遊星ギア65と第2接続ギア69との歯合が行われず、第1媒体送り駆動ローラ25および第2媒体送り駆動ローラ29は駆動されない。
<一枚の被記録媒体Pの両面に記録を行う場合>
片面への記録の場合同様、媒体給送部2から給送されてくる被記録媒体Pは、図4においてまず矢印Aの方向に搬送され、送り駆動ローラ15が正回転することで記録部3に至り、そこでおもて面への記録がなされる。このとき、反転ユニット6への駆動伝達系の状態は図5に示す通りである。おもて面への記録が終了したら、送り駆動ローラ15が逆回転し、被記録媒体Pの搬送方向は矢印Bの方向に変わる。
図6は、送り駆動ローラ15が逆回転したときの反転ユニット6への駆動伝達系の状態を示す。送り駆動ローラ15が逆回転するとき、第1ギア55、第2ギア57、太陽ギア59もそれぞれ図6中に矢印で示す如く逆回転するようになり、これに伴い遊星レバー61が図6中矢印95で示す方向に揺動する。その結果、第1遊星ギア63が第1接続ギア67と歯合し、第1接続ギア67は矢印で示す方向に回転する。そして、図3に示したように先ず第2媒体送り駆動ローラ29に駆動力が伝達され、更に第1媒体送り駆動ローラ25に駆動力が伝達され、それぞれ反転ユニット6内で被記録媒体Pを媒体反転経路33に沿って搬送する方向に回転するようになる。また、ゲート部材35は自由状態になり、その自重によってフラップ39が下方に来た状態を引き続きとる。
図4の矢印Bの方向に搬送される被記録媒体Pは、その先端がゲート部材35のフラップ39により媒体反転経路33に案内される。そして、媒体反転経路33に入った被記録媒体Pは、第1媒体送り駆動ローラ25により駆動力を得て図4中矢印Cで示す方向に進行する。更に第2媒体送り駆動ローラ29でも駆動力を得て、媒体反転経路33の下側を通過して再度第1媒体送り駆動ローラ25に至る。被記録媒体Pがゲート部材35に至ると被記録媒体Pの先端が矢印Dで示すように自由状態のゲート部材35を後方から押し上げ、その後矢印Aの方向へ進行する。このように被記録媒体Pが反転ユニット6内を通過することで被記録媒体Pが反転し、裏面が上を向いた状態となる。なお、被記録媒体Pの先端がゲート部材35を押し上げているとき、ゲート部材35の延長部36が、遊星レバー61の揺動時にこれと干渉しない位置まで退避する。
被記録媒体Pの先端がゲート部材35を押し上げているとき、乾燥時間等の所定時間が経過した後、駆動モータ41の回転方向が再度変わり、送り駆動ローラ15が正回転するようになる。これにより第1ギア55、第2ギア57、太陽ギア59もそれぞれ図7中に矢印で示す向きに回転するようになり、遊星レバー61が図7中矢印93で示す方向に揺動する。その結果、第2遊星ギア65が第2接続ギア69と歯合する。このようにして第2接続ギア69を介して第1接続ギア67に駆動力が伝達されるが、第1接続ギア67の回転方向は図7中矢印で示す通りであり、この方向は図6で示した送り駆動ローラ15が逆回転しているときの回転方向と変わらない。従って、第1媒体送り駆動ローラ25および第2媒体送り駆動ローラ29も回転方向を変えずに回転し続ける。この結果、被記録媒体Pの進行方向の後端側は第1媒体送り駆動ローラ25により、また先端側は送り駆動ローラ15により送られるため、被記録媒体Pは記録部3に至り、裏面への記録が実行される。その後、排出ローラにより排出スタッカ8に排出されて両面への記録が完了する。
一方、被記録媒体Pの先端がゲート部材35を押し上げているとき、遊星レバー61が矢印93の方向へ揺動するため、図7に示す如くアーム部62がゲート部材35の当接受け部38の上側を乗り越える位置まで回動するようになる。従って、被記録媒体Pの後端がゲート部材35を通過しても、アーム部62が当接受け部38と係合するようになるから、ゲート部材35がその自重により矢印97の方向へ回動することが規制される。この状態は、送り駆動ローラ15が再度回転の向きを変えるまで維持される。
裏面への記録が完了後、送り駆動ローラ15を再度逆回転させて、遊星レバー61を矢印93とは反対方向へ揺動させる。これによりアーム部62の当接受け部38への係合が解除されるため、ゲート部材35がその自重により回動してフラップ39が下方に位置する初期状態(図5に示す状態)に戻る。そして再度、送り駆動ローラ15を正回転させると遊星レバー61が矢印93の方向へ揺動するが、ゲート部材35が初期状態に回動しているので、遊星レバー61の当接部64がゲート部材35の当接受け部38に当接して遊星レバー61がそれ以上揺動することが規制されるので、図5に示す如く、第1遊星ギア63と第1接続ギア67との歯合および第2遊星ギア65と第2接続ギア69との歯合がいずれもなされない初期状態となる。
<CDRの被記録面に記録を行う場合>
次に、CDR給送部5からストレート搬送経路に媒体トレイ19を搬送させて、CDRに記録を行う場合の作用について説明する。まずCDR給送部5から媒体トレイ19を挿入すると、図8および図11に示す如く、媒体トレイ19の左端に形成された当接作用部91が退避作用部材83の当接面89に当接してこれを押し込み、退避作用部材83をその回動軸85の周囲で図8の時計周り方向に回動させる。これにより図9に示す如く、退避作用部材83の退避作用部87がゲート部材35の案内突起40をすくい上げる結果、ゲート部材35が図9の反時計回り方向に回動し、フラップ39が上方に上がることでストレート搬送経路99が形成される。
図10に示す如く、退避作用部材83の底面がほぼ水平状態になるまで回動したとき、当接作用部91の当接面89への当接が外れ、媒体トレイ19はストレート搬送経路99に沿って矢印101で示す方向へ更に奥まで進行可能となる。媒体トレイ19は、媒体送りローラ9による正確な駆動により、このようなストレート搬送経路99を矢印101で示す方向に搬送され、その後矢印101と反対方向の前方に向けて搬送され、その過程で記録部3においてCDRの被記録面への記録がなされる。記録後は、ストレート搬送経路99をそのまま(矢印101とは反対方向へ)搬送されることで排出される。
なお、上記実施形態では退避作用部材83がゲート部材35と別部材であるが、上記退避作用部材のような機能を有する部分をゲート部材35に一体的に設け、媒体トレイ19の搬送時に直接的に媒体トレイの一部がゲート部材35に作用して、フラップ39が上方に上がるようにしてもよい。
<一枚の被記録媒体Pの両面に記録を行う場合(その2)>
媒体給送部2から給送されてくる被記録媒体Pのおもて面に記録を行った後、この被記録媒体Pを図4の矢印Bの方向に送り、反転ユニット6の媒体反転経路33に案内すると、当該被記録媒体Pは媒体反転経路33の湾曲反転部(第2媒体送り駆動ローラ29の外周面によって形成される)によってうら面(これから記録を行おうとする面)を内側にして湾曲させられ、矢印D方向へ送られる。
このとき被記録媒体Pにはその紙質に応じたカール癖が形成される。例えば、普通紙等の腰の弱い被記録媒体であれば、カール癖は殆ど形成されないか、形成されても僅かな程度であり、ハガキ等の腰の強い被記録媒体であれば、第2媒体送り駆動ローラ29の外径に応じたカール癖が或る程度形成される。この様にカール癖が生じたままうら面の記録が実行されると、被記録媒体先端が記録ヘッドに擦れて汚損される虞や、搬送経路に引っ掛かりジャムの原因となる虞がある。
そこでこの様な場合には、反転ユニット6において、第2媒体送り駆動ローラ29の下流側にカール矯正装置を設けることが望ましい。また反転ユニット6にカール矯正装置を設けることにより、記録装置本体側の構成を簡略化することができる。図13は、カール矯正装置201を備えた反転ユニット6’の経路断面図であり、図4に示した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付している。
カール矯正装置201は、ローラ203、205、207と、第1媒体送り駆動ローラ25とを備えて構成されている。ローラ203、205、207は自由回転可能なローラであり、ローラ205は第1媒体送り駆動ローラ25と対向して設けられ、第1媒体送り駆動ローラ25に接して従動回転する。ローラ203はローラ205の上流側に、ローラ207はローラ205の下流側にそれぞれ設けられる。尚、ローラ203、205、207は、被記録媒体Pの幅方向に適宜の間隔を置いて複数設けられる。
ローラ203、205、207は、第2媒体送り駆動ローラ29による被記録媒体Pの湾曲方向とは逆方向に被記録媒体Pを湾曲させる湾曲経路を形成する様配置されており、これにより、第2媒体送り駆動ローラ29を通過することにより形成されたカール癖が矯正される。
尚、カール矯正装置201は第1媒体送り駆動ローラ25を利用しており、従って第1媒体送り駆動ローラ25の下流側に配置されるローラ207は、媒体反転経路33の入口33aに配置される。従って矢印B方向に被記録媒体Pを搬送して当該被記録媒体Pを媒体反転経路33に入れる際には、図13の状態ではローラ207が媒体反転経路33の入口33aを狭めることとなるが、被記録媒体Pを媒体反転経路33に入れる際にはゲート部材35が図4に示す様に位置決めされ、そしてローラ207はゲート部材35に支持されているので、ローラ207は図13に示す位置から下方に移動し、これにより媒体反転経路33の入口33aは充分に確保される。
以上、本発明を記録装置の一例であるインクジェットプリンタを例にとって説明したが、本発明は記録ヘッドに代わる液体噴射ヘッドから、被記録媒体に相当する剛性または非剛性の被噴射媒体に噴射して、液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置においても、同様にして適用することができる。
搬送経路切り替え装置が適用された両面記録装置の内部の全体斜視図。 両面記録装置の駆動輪列部の斜視図。 反転ユニットの斜視図。 2つの搬送経路を示す経路断面図。 反転ユニット不使用時で送り駆動ローラ正転時の駆動輪列部を示す斜視図。 反転ユニット使用時で送り駆動ローラ逆転時の駆動輪列部を示す斜視図。 反転ユニット使用時で送り駆動ローラ正転時の駆動輪列部を示す斜視図。 媒体トレイの挿入開始時の回動レバーの動作状態を示す側面図。 媒体トレイの挿入途中の回動レバーの動作状態を示す側面図。 媒体トレイの挿入終了時の回動レバーの動作状態を示す側面図。 媒体トレイの挿入開始時の回動レバーの動作状態を示す斜視図。 被記録媒体と回動レバーとの位置関係を示す斜視図。 他の実施形態に係る反転ユニットの経路断面図。
符号の説明
1 両面記録装置の内部の主要部、2 媒体給送部、3 記録部、5 CDR給送部、6 反転ユニット、7 スタッカ、9 媒体送りローラ、15 送り駆動ローラ、17 送り従動ローラ、18 従動ローラホルダ、19 媒体トレイ、21 第1媒体送りローラ、23 第2媒体送りローラ、25 第1媒体送り駆動ローラ、27 第1媒体送り従動ローラ、29 第2媒体送り駆動ローラ、31 第2媒体送り従動ローラ、33 媒体反転経路、35 ゲート部材、36 延長部、37 回動軸、38 当接受け部、39 フラップ、40 案内突起、41 駆動モータ、43 出力ピニオン、45 第1伝達ピニオン、47 第2伝達ピニオン、49 駆動伝達ベルト、51 回転軸、53 駆動伝達輪列、55 第1ギア、56 第1ギアの減速ギア、57 第2ギア、58 第2ギアの減速ギア、59 太陽ギア、61 遊星レバー、62 アーム部、63 第1遊星ギア、64 当接部、65 第2遊星ギア、67 第1接続ギア、69 第2接続ギア、71
第3ギア、72 第3ギアの減速ギア、73 第2媒体送り駆動ローラの回転軸、75
第4ギア、77 第5ギア、78 第5ギアの減速ギア、79 第1媒体送り駆動ローラの回転軸、81 第6ギア、83 退避作用部材、85 回動軸、87 退避作用部、89 当接面、91 当接作用部、93 矢印、95 矢印、97 矢印、99 ストレート搬送経路、101 矢印、201 カール矯正装置、203、205、207 ローラ、P 被記録媒体

Claims (5)

  1. 用紙等の非剛性の被記録媒体の片面に記録を行うモードと、非剛性の被記録媒体の両面に記録を行うモードと、媒体トレイに剛性の被記録媒体を載置した状態で前記媒体トレイ上の被記録媒体に記録を行うモードを備えた両面記録装置において、前記媒体トレイ上の剛性の被記録媒体に記録を行うためのストレート搬送経路と、前記非剛性の被記録媒体の両面に記録を行うために前記ストレート搬送経路の途中から分岐した媒体反転経路を有する両面記録搬送経路との切り替えを行うための装置であって、
    前記媒体反転経路が前記ストレート搬送経路から分岐する部分には、前記非剛性の被記録媒体を媒体反転経路に案内するためのフラップを有する回動可能なゲート部材を備え、
    前記ゲート部材は、前記非剛性の被記録媒体が前記媒体反転経路方向へ搬送される際に、前記非剛性の被記録媒体により押圧される方向である第1の方向へは回動せず、
    前記媒体トレイの搬送時に媒体トレイの一部が間接的に前記ゲート部材に作用して前記フラップが前記第1の方向とは逆の第2の方向へ前記ゲート部材を回動させ、前記媒体トレイが前記フラップの位置を通過して直線的に進行可能であることを特徴とする両面記録装置における搬送経路切り替え装置。
  2. 請求項1において、前記ゲート部材には案内突起を備え、前記媒体トレイには当接作用部を備え、前記ゲート部材の近傍には回動可能な退避作用部材を備え、前記退避作用部材はその回動時に前記案内突起をすくい上げる案内作用部と、前記媒体トレイの搬送時に前記当接作用部が当接して前記退避作用部材を回動させる当接面とを備え、前記退避作用部材が一定以上回動したとき、前記当接作用部と当接面との当接が外れて前記媒体トレイが前記フラップの位置を通過して直線的に進行可能であることを特徴とする両面記録装置における搬送経路切り替え装置。
  3. 請求項2において、前記退避作用部材が最大幅の前記非剛性の被記録媒体の搬送経路よりも外側に位置することを特徴とする両面記録装置における搬送経路切り替え装置。
  4. 用紙等の非剛性の被記録媒体の片面に記録を行うモードと、非剛性の被記録媒体の両面に記録を行うモードと、媒体トレイに剛性の被記録媒体を載置した状態で前記媒体トレイ上の被記録媒体に記録を行うモードを備えた両面記録装置であって、請求項1からのいずれか1項に記載の搬送経路切り替え装置を備えることを特徴とする両面記録装置。
  5. 請求項に記載の両面記録装置において、前記媒体反転経路が、被記録媒体を湾曲反転させる湾曲反転部を有し、
    前記湾曲反転部の下流側には、前記湾曲反転部による被記録媒体の湾曲方向とは逆方向に被記録媒体を湾曲させることにより、前記湾曲反転部によって被記録媒体に形成されたカールを矯正するカール矯正装置が設けられ
    前記カール矯正装置が、前記湾曲反転部による被記録媒体の湾曲方向とは逆方向に被記録媒体を湾曲させる湾曲経路を備え、
    前記湾曲経路が、複数のローラによって形成されるとともに、最も下流側に位置するローラが、前記ゲート部材に支持されている、
    ことを特徴とする両面記録装置。
JP2006240558A 2006-03-23 2006-09-05 両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置 Expired - Fee Related JP4304530B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006240558A JP4304530B2 (ja) 2006-03-23 2006-09-05 両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置
CN200710088788.6A CN101041303B (zh) 2006-03-23 2007-03-22 两面记录装置中的输送路径转换装置、具备该装置的两面记录装置
US11/726,916 US20070222846A1 (en) 2006-03-23 2007-03-23 Transport path switching device in double-sided recording apparatus, double-sided recording apparatus having the same and double-sided liquid ejecting apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080867 2006-03-23
JP2006240558A JP4304530B2 (ja) 2006-03-23 2006-09-05 両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007284250A JP2007284250A (ja) 2007-11-01
JP4304530B2 true JP4304530B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=38532944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006240558A Expired - Fee Related JP4304530B2 (ja) 2006-03-23 2006-09-05 両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070222846A1 (ja)
JP (1) JP4304530B2 (ja)
CN (1) CN101041303B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10391796B2 (en) 2017-07-12 2019-08-27 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070124506A1 (en) * 2005-10-27 2007-05-31 Brown Douglas S Systems, methods, and media for dynamically generating a portal site map
JP2009262357A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Seiko Epson Corp 記録装置
JP5353452B2 (ja) * 2009-05-29 2013-11-27 ブラザー工業株式会社 搬送装置及び画像記録装置
US8316766B2 (en) * 2009-09-16 2012-11-27 Xerox Corporation Media inversion system for a continuous web printer
JP5265598B2 (ja) * 2009-12-22 2013-08-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 搬送装置及び搬送装置が組み込まれた画像形成装置
CN102583092A (zh) * 2012-03-07 2012-07-18 瑞安市瑞阳印刷机械有限公司 挡纸板翻转机构
JP6083258B2 (ja) * 2013-02-28 2017-02-22 セイコーエプソン株式会社 反転ユニットを備えた媒体処理装置
JP5891209B2 (ja) * 2013-08-28 2016-03-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2017088327A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び、制御方法
CN109177521A (zh) * 2018-10-09 2019-01-11 合肥经新纺织科技有限公司 一种柔性介质正反打印装置
CN109623562B (zh) * 2019-01-05 2020-11-10 中山容大光学科技有限公司 一种光学镜片全自动送料机构
JP7423983B2 (ja) * 2019-10-30 2024-01-30 セイコーエプソン株式会社 記録装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882823B2 (en) * 2002-01-08 2005-04-19 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming system
JP4189661B2 (ja) * 2002-08-14 2008-12-03 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP3913141B2 (ja) * 2002-08-21 2007-05-09 キヤノン株式会社 記録装置
CN1307493C (zh) * 2002-10-10 2007-03-28 夏普株式会社 双面图像形成装置
JP4183244B2 (ja) * 2003-04-18 2008-11-19 キヤノン株式会社 記録装置
JP4086706B2 (ja) * 2003-04-18 2008-05-14 キヤノン株式会社 記録装置
JP4551715B2 (ja) * 2003-11-12 2010-09-29 キヤノン株式会社 記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10391796B2 (en) 2017-07-12 2019-08-27 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US20070222846A1 (en) 2007-09-27
CN101041303B (zh) 2011-04-06
JP2007284250A (ja) 2007-11-01
CN101041303A (zh) 2007-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4304530B2 (ja) 両面記録装置における搬送経路切り替え装置、これを備える両面記録装置
JP4793363B2 (ja) 給紙カセット
JP6460311B2 (ja) 画像記録装置
JP5696839B2 (ja) 記録装置
JP4086730B2 (ja) 両面記録装置
JP7347617B2 (ja) 画像記録装置
JP5014106B2 (ja) 画像読取記録装置
JP5539393B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2009001366A (ja) 給送装置、記録装置
JP7155632B2 (ja) 媒体搬送装置、及び記録装置
JP6551654B2 (ja) 記録装置
JP4985678B2 (ja) 画像記録装置
JP2019163110A (ja) 処理装置
JP4355929B2 (ja) 被記録媒体案内装置、両面記録装置
JP4096182B2 (ja) 両面記録装置における被記録媒体案内装置、両面記録装置
JP2010189092A (ja) 画像記録装置
JP2004292167A (ja) 被記録媒体の搬送経路変更装置、両面記録装置、被噴射媒体の搬送経路変更装置
JP2009155054A (ja) 画像記録装置
JP2009262357A (ja) 記録装置
JP6365125B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2011051697A (ja) 画像記録装置
JP5725282B2 (ja) 被記録媒体カセット、被記録媒体給送装置、記録装置
JP4203726B2 (ja) 被記録媒体のスキュー防止装置、両面記録装置、両面液体噴射装置
JP4935999B2 (ja) 記録装置
JP5035530B2 (ja) 被記録媒体戻しレバー、被記録媒体給送装置、記録装置、液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090401

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees