JP4300058B2 - 電圧発生装置、電荷転送装置、固体撮像素子、固体撮像システムおよび電圧発生方法 - Google Patents

電圧発生装置、電荷転送装置、固体撮像素子、固体撮像システムおよび電圧発生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電圧発生装置に関する発明であって、より特定的には、MOSトランジスタにおいて、ソース部が蓄積している電荷を、ドレイン部に移動させてリセットする際に、当該MOSトランジスタのゲート部に対して印加される電圧を発生する電圧発生装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
図10の上段は、CCD固体撮像素子における水平転送レジスタ(HCCD)の一部と、当該HCCDから転送されてきた信号電荷を検知する電荷検知部の従来の構成を示した図である。また、図10の下段は、上記HCCDおよび電荷検知部の各部分の電位を示した図である。それでは、以下に、従来のHCCDおよび電荷検知部の構成および動作について簡単に説明する。
【0003】
HCCDは、電極1001〜1003を備える。電極1001は、転送ゲート電極であり、φH1のクロック電圧が印加されている。電極1002および1003は、転送ゲート電極であり、φH2のクロック電圧が印加されている。なお、当該φH1とφH2は、同じクロック周波数であって、位相が逆のクロック電圧である。当該φH1とφH2とが各電極に印加されることにより、HCCD内では、φhの電位差が発生する。そして、当該φhの電位差の発生により、信号電荷が、図10の左方向から右方向に転送される。
【0004】
電荷検知部は、電極1004、ソース部1005、リセットゲート部1006、ドレイン部1007、チャネル部1008およびアンプ1009を備える。電極1004には、電圧VOGが印加されている。ソース部1005には、HCCDから転送されてきた信号電荷1010が蓄積される。当該ソース部1005には、アンプ1009が接続されている。当該アンプ1009は、当該信号電荷1010を電圧に変換して、電荷検知部外へと出力する。
【0005】
リセットゲート部1006には、ソース部1005に蓄積された信号電荷1010をドレイン部1007に排出することでリセットするために、図11に示されるバイアス電圧Vbとクロック電圧φRとが印加されている。チャネル部1008は、チャネル電位φchを予め有している。そして、当該チャネル部1008は、ゲート電極に印加されるバイアス電圧Vbにより、電圧がφbだけ上昇し、クロック電圧φRにより、電圧がφclだけ変動する。
【0006】
ドレイン部1007には、所定の電圧VRDが印加されており、リセットゲート部1006を介して、ソース部1005から流入してくる信号電荷を排出する。
【0007】
以上のように構成された従来の電荷検知部について、以下にその動作について図面を参照しながら説明を行う。図12は、従来の電荷検知部のリセットゲート部1006にパルス電圧φRが印加されたときの各部の電位を示した図である。
【0008】
図12に示されるように、リセットゲート部1006にパルス電圧φRが印加されると、当該チャネル部1008の電位は、φch+φb+φclになる。その為、チャネル部1008の電位は、ドレイン部1007の電位VRDよりも高くなる。その結果、図12に示されるように、ソース部1005に蓄積された信号電荷1010は、ドレイン部1007に排出される。これにより、当該電荷検知部がリセットされる。
【0009】
ここで、上記電位VRDおよびパルス電圧φRは、当該電荷検知部が搭載される装置において生成され、装置毎に変動する値である。その為、例えば、電位VRDが装置の駆動条件の範囲内での最大値をとり、パルス電圧φRが装置の駆動条件の範囲内での最小値を取った場合には、図13に示されるように、チャネル部1008の電位φch+φb+φclは、ドレイン部1007の電位VRDよりも小さな値になってしまう。その結果、当該電荷検知部では、MOSトランジスタにおけるいわゆるサブスレッシュホールド状態が発生し、リセット残り3000が発生してしまう。その為、当該電荷検知部において、正常なリセットができない。
【0010】
そこで、上記のような問題が発生しないように、リセットゲート部1006に印加されるバイアス電圧Vbには、予め大きめの値が設定される。そして、予め大きな値に設定されたバイアス電圧Vbは、電荷検知部に外付けで接続された電圧発生回路の記憶部において記憶され、当該電圧発生回路は、当該記憶部に記憶されている当該バイアス電圧Vbをリセットゲート部1006に印加する(例えば、特許文献1)。これにより、MOSトランジスタにおける上記サブスレッシュホールド状態の発生が防止される。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−231889号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記バイアス電圧Vbが大きすぎると、図14に示されるように、パルス電圧φRが印加されていない状態において、リセットゲート部1006の電位が上がりすぎてしまう。その結果、飽和減少信号電荷4000が発生してしまい、飽和特性が低下する。このように、上記従来の電荷検出部では、リセットゲート部1006に印加すべきバイアス電圧Vbの設定が困難であった。
【0013】
そこで、本発明の目的は、搭載される装置において発生されるバイアス電圧およびパルス電圧の値が装置毎にばらついても、ゲート部に最適なバイアス電圧を印加できる電圧発生装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電圧発生装置は、MOSトランジスタが搭載される装置に印加されるパルス電圧の有する所定の電位差の値と、当該MOSトランジスタに印加される装置が発生した第1のバイアス電圧の値と、MOSトランジスタのゲート部の下に存在するチャネル部が有するチャネル電位の値とに基づいて、当該ゲート部に印加するための第2のバイアス電圧を生成することを特徴とする。より具体的には、本発明に係る電圧発生装置は、第1のバイアス電圧と、MOSトランジスタのゲート部に対してパルス電圧が印加されたときに当該MOSトランジスタのチャネル部にあらわれる電位の大きさとの電圧差を求め、当該電圧差を所定数倍して第2のバイアス電圧を生成することを特徴とする。
【0015】
上記電圧発生装置によれば、搭載される装置において発生されるバイアス電圧およびパルス電圧の値が装置毎にばらついても、ゲート部に最適なバイアス電圧印加できる電圧発生装置を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
それでは、以下に、本発明の一実施形態に係る電圧発生装置ついて図面を参照しながら説明する。図1は、CCD固体撮像素子における水平転送レジスタ(HCCD)の一部、当該HCCDから転送されてきた信号電荷を検知する電荷検知部および当該電荷検知部で使用される電圧を発生する電圧発生装置の構成を示した図である。また、図2(a)は、入力端子aに印加される直流電圧VRDの電圧と時間との関係を示したグラフである。また、図2(b)は、入力端子bに印加されるパルス電圧φRの電圧と時間との関係を示したグラフである。
【0017】
図1に示される装置は、HCCD1、電荷検知部2、電圧発生装置3、入力端子aおよび入力端子bを備える。
【0018】
HCCD1は、電極11〜13を含み、固体撮像素子の撮像部から出力されてくる信号電荷を図1の左方向から右方向に転送する。電極11は、転送ゲート電極であり、φH1のクロック電圧が印加されている。電極12および13は、転送ゲート電極であり、φH2のクロック電圧が印加されている。なお、当該φH1とφH2は、同じクロック周波数であって、位相が反転されたクロック電圧である。
【0019】
入力端子aには、図2(a)に示される直流電圧VRDが印加される。当該直流電圧VRDは、ドレイン部17、ドレイン部25および差動増幅器に入力する。なお、ドレイン部17、ドレイン部25および差動増幅器については、後述する。また、入力端子bには、図2(b)に示されるパルス電圧φRが印加される。当該パルス電圧φRは、コンデンサ22およびリセットゲート部24に入力する。なお、コンデンサ22およびリセットゲート部24については後述する。
【0020】
次に、電圧発生装置3について説明する。当該電圧発生装置3は、電荷検知部2で使用される電圧を発生する回路であって、重畳回路4、差動増幅器5およびダミー素子6を含む。
【0021】
それでは、ダミー素子6および差動増幅器5について図面を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係るダミー素子6の構成および各部分の電位を示した図である。図4(a)は、差動増幅器5の−端子に入力される直流電圧と時間との関係を示した図である。図4(b)は、差動増幅器5から出力される直流電圧と時間との関係を示した図である。当該ダミー素子6は、ソース部23、リセットゲート部24、ドレイン部25、チャネル部26、コンデンサ29および抵抗器30を含む。当該ダミー素子6は、直流電圧VRDとパルス電圧φRとに基づいて、リセットゲート部16に印加される直流電圧Vb’を生成する。
【0022】
ソース部23には、抵抗器30が接続されており、電荷が供給される。当該抵抗器30は、具備されていなくても原理的には動作可能であるが、例えば、パルス性ノイズ等によって、ソース部の電荷が一時的に過剰に減少することによって、ソース部23の電位が上がりすぎた場合に、電荷を供給して、当該ソース部23の電位を安定化する役割を果たす。また、ソース部23には、差動増幅器5が接続されており、その電位が当該差動増幅器5の−端子に出力される。リセットゲート部24には、図2(b)に示されるパルス電圧φRが印加されている。チャネル部26は、チャネル電位φchを有している。当該チャネル部26の電位は、リセットゲート部24に印加されるパルス電圧φRにより、φchとφcl+φchとの間をパルス状に変化する。なお、φRとφclとの間には、比例関係が成立し、φcl=n×φRの関係が成立するものとする。ここで、nは、チャネル部26の物性に依存する正の係数である。
【0023】
コンデンサ29は、ソース部23から出力されてくるパルス状の電位を、平滑化して、差動増幅器5に対して出力する。より具体的には、ソース部23からは、φchとφcl+φchとの間を変化する電位が出力されてくる。そこで、当該コンデンサ29は、当該電位がφcl+φchとなるように、平滑化を行って、図4(a)に示される直流電圧を差動増幅器5の−端子に出力する。
【0024】
ドレイン部25には、図2(a)に示される直流電圧VRDが印加されており、常に電位がVRDとなるように維持されている。また、当該ドレイン部25に入力される直流電圧VRDは、差動増幅器5の+端子に対しても入力される。
【0025】
差動増幅器5は、+端子側に入力される直流電圧VRDから−端子側に入力されるφcl+φchを減算し、1/k倍して、図4(b)に示される直流電圧を生成し、重畳回路4に出力する。ここで、kは、正の数であり、n以下の値である。
【0026】
次に、重畳回路4について図面を参照しながら説明する。図5は、当該重畳回路4から出力されるパルス電圧と時間との関係を示したグラフである。
【0027】
当該重畳回路4は、ダイオード20、抵抗器21およびコンデンサ22を備え、ダイオード20に入力してくる直流電圧1/k×{VRD−(φch+φcl)}と、コンデンサ22に入力してくるパルス電圧φRとを重畳し、図5に示されるようなパルス電圧を生成して、電荷検知部2に対して出力する。なお、ダイオード20は、ここでは電圧降下のない理想ダイオードとして説明を行っている。なお、当該ダイオード20の代わりに、ソースとゲートとを接続して、ソースとドレインとの間でダイオード特性を持たせたMOSFETが適用されても良い。また、当該直流電圧1/k×{VRD−(φch+φcl)}を、以下に、バイアス電圧Vb’と称する。
【0028】
次に、電荷検知部2について説明する。当該電荷検知部2は、電極14、ソース部15、リセットゲート部16、ドレイン部17、チャネル部18およびアンプ19を含む。電極14には、直流電圧VOGが印加されている。ソース部15には、HCCD1から転送されてきた信号電荷が蓄積される。また、当該ソース部15にはアンプ19が接続されている。当該アンプ19は、ソース部15に蓄積された信号電荷を電圧に変換して、電荷検知部2外へと出力する。
【0029】
リセットゲート部16には、ソース部15に蓄積された信号電荷をドレイン部17に排出することでリセットするために、重畳回路4から得られるバイアス電圧Vb’とパルス電圧φRとが印加されている。チャネル部18は、チャネル電位φchを予め有している。そして、当該チャネル部18は、リセットゲート部16に印加されるバイアス電圧Vb’により、電圧がφb’だけ上昇し、クロック電圧φRにより、電圧がφclだけ変動する。なお、当該Vb’とφb’との間には、φb’=n×Vb’の関係が成立し、当該φRとφclとの間には、φcl=n×φRの関係が成立する。ここでのnは、ダミー素子6で説明した定数nと同じ定数である。これは、当該電荷検知部2のトランジスタとダミー素子6のトランジスタとが同一のチップ内で同じ手法により同時に形成されるものだからである。
【0030】
ドレイン部17には、所定の電圧VRDが印加されており、リセットゲート部16を介して、ソース部15から流入してくる信号電荷を排出する。
【0031】
以上のように構成されたHCCD1、電荷検知部2および電圧発生装置3において、以下に、各構成部の動作について説明する。まず、最初に、電圧発生装置3が、図5に示されるパルス電圧を発生するときに行う動作について説明する。
【0032】
まず、入力端子aには、図2(a)の直流電圧VRDが入力される。当該直流電圧VRDは、差動増幅器5の+端子およびドレイン部25に入力する。
【0033】
一方、入力端子bには、図2(b)のパルス電圧φRが入力される。当該パルス電圧φRは、リセットゲート部24に入力する。応じて、チャネル部26の電位は、φchとφch+φclとの間を変化する。
【0034】
チャネル部26の電位が変化すると、ソース部23に蓄積された電荷は、チャネル部26の電位に応じて、ドレイン部25へ移動する。そして、チャネル部26の電位の変化が繰り返されることにより、ソース部23の電位は、φch+φclに近づく。これにより、ソース部23からは、φch+φclの電圧が出力される。
【0035】
これに対して、コンデンサ29は、ソース部23から出力される電圧を平滑化し、差動増幅器に出力する役割を果たす。その結果、差動増幅器には、図4(a)に示されるような直流電圧φch+φclが入力される。このために、抵抗器30とコンデンサ29で規程される時定数は、φRの周期よりも充分に長い値になるように設定される。
【0036】
次に、差動増幅器は、入力端子aから取得した直流電圧VRDから、ソース部23から出力されてくる直流電圧φch+φclを引き算する。当該引き算により得られるVRD−(φch+φcl)は、チャネル部18にφRのみを印加したと仮定した場合に、当該チャネル部18にあらわれる電位とドレイン部17の電位との差を表している。当該差動増幅器は、引き算により得られたVRD−(φch+φcl)に対して、1/kを掛け算して、Vb’として重畳回路4に出力する。
【0037】
重畳回路4は、差動増幅器28から出力されるバイアス電圧Vb’と、入力端子bから入力されてくるパルス電圧φRとを重畳する。これにより、重畳回路4からは、図5に示されるようなパルス電圧が出力される。
【0038】
以上で、電圧発生装置3が、図5に示されるパルス電圧を発生するときに行う動作についての説明を終了する。
【0039】
次に、当該電荷検知部2におけるリセット動作について説明する。図6は、本実施形態に係る電荷検知部2のソース部15に信号電荷が蓄積されているときの各部分の電位を示した図である。図7は、リセット時における本実施形態に係る電荷検知部2の各部分の電位を示した図である。
【0040】
上述したように、電圧発生装置3は、Vb’=1/k×{VRD−(φch+φcl)}と、パルス電圧φRとを重畳して、図5に示されるパルス電圧を生成し、電荷検知部2のリセットゲート部16に出力している。
【0041】
ここで、リセットゲート部16に図5に示されるようなパルス電圧が印加されると、チャネル部18の電位は、φch+φb’とφch+φb’+φclとの間を変動する。それでは、以下に、リセットゲート部16にVb’+φRの電圧が印加されたときの各部分の電位について説明する。
【0042】
リセットゲート部16に電圧Vb’+φRが印加されると、図7に示されるように、チャネル部18の電位がφch+φb’+φclに変化する。
【0043】
ここで、当該φb’とVb’との間には、φb’=nVb’の関係が成立する。また、Vb’=1/k×{VRD−(φch+φcl)}の関係が成立する。そこで、これらの2式をチャネル部18の電位φch+φb’+φclに代入すると、当該チャネル部18の電位は、n/k×VRD+(1−n/k)(φch+φcl)となる。ところで、上述したように、kは、n以下の正の数である。その為、チャネル部18の電位は、ドレイン部17の電位VRD以上になる。その結果、ソース部15の信号電荷は、ドレイン部17に排出され、電荷検知部2がリセットされる。
【0044】
ここで、上記kの設定方法について説明する。本実施形態における動作条件の一例として、VRD=15V、パルス電圧φRの周波数を10MHzとする。当該動作条件において、ソース部15に蓄積された信号電荷100がリセットされるためには、ドレイン部17の電位VRDとチャネル部18の電位φch+φb’+φclとの差Δφmが0.1V程度にならなければならない。
【0045】
そこで、当該電圧発生装置3においては、実験によりn、φchおよびφclを求め、n/k×VRD+(1−n/k)(φch+φcl)とVRDとの差が0.1Vになるようなkを求めればよい。なお、パルス電圧φRの周波数が100MHzである場合には、上記Δφmが0.5V程度になるように、kは設定される。
【0046】
以上のように、本実施形態に係る電荷検知部および電圧発生装置によれば、実際に発生している直流電圧VRDおよびパルス電圧φRならびにチャネル電位φchに基づいて、バイアス電圧Vb’が決定されるので、直流電圧VRDおよびパルス電圧φRが変化しても、最適なバイアス電圧Vb’を発生させることが可能となる。
【0047】
また、本実施形態に係る電荷検知部および電圧発生装置によれば、使用状況によって変化する直流電圧VRDおよびパルス電圧φRに基づいて、バイアス電圧Vb’が決定される。その為、当該バイアス電圧Vb’を記憶させるための素子等が不要になる。
【0048】
ここで、従来では、当該チャネル電位φchを製造段階で検出し、直流電圧VRDおよびパルス電圧φRの設計値を用いて、バイアス電圧Vbを決定し、当該バイアス電圧Vbを記憶部に記憶させていた。その為、素子の製造段階において、それぞれの素子のチャネル電位φchの検出を行わなければならなかった。
【0049】
これに対して、本実施形態に係る電圧発生装置は、ばらつきを持ったチャネル電位φchを電荷検知部で検出しながら、バイアス電圧Vbを生成している。その為、製造段階において、チャネル電位φchを検出する必要がなくなると共に、チャネル電位φchがばらついたとしても、最適なバイアス電圧Vbを発生させることが可能となる。
【0050】
また、本実施形態に係る電荷検知部および電圧発生装置によれば、常に直流電圧VRDおよびパルス電圧φRを検知して、リアルタイムに最適なバイアス電圧Vb’を発生させることができる。
【0051】
なお、本実施形態では、差動増幅器が、ダミー素子から出力される電圧を1/k倍することで、バイアス電圧Vb’を生成していたが、当該バイアス電圧Vb’の生成方法は、これに限られない。より具体的には、ダミー素子のリセットゲートのゲート長を電荷検知部のリセットゲート部のゲート長よりも大きくすれば、ソース部の電位が上がりにくくなる。その結果、ソース部から差動増幅器に出力される電位は、低くなる。これにより、リセット時の電荷検知部ゲート部の電位を、直流電圧VRDよりも高くすることが可能である。
【0052】
また、同様に、ダミー素子のリセットゲート部のゲート幅を電荷検知部のリセットゲート部のゲート幅よりも小さくすることによっても、リセット時の電荷検知部のゲート部の電位を、直流電圧VRDよりも高くすることが可能である。
【0053】
また、同様に、ダミー素子のチャネル部のチャネル電位深さを電荷検知部のリセットゲート部のチャネル電位深さよりも浅くすることによっても、リセット時の電荷検知部のゲート部の電位を、直流電圧VRDよりも高くすることが可能である。
【0054】
なお、本実施形態に係るダミー素子のソース部は、遮光されていることが好ましい。より具体的には、当該ソース部に接続されたAl配線の幅を広げて、ソース部が覆われることが好ましい。これにより、当該ソース部への光照射による電子の発生を防止でき、その結果、当該ソース部の電位が安定化される。
【0055】
ここで、電荷検知部およびダミー素子のチャネル部は、一般的にはp型半導体にn型不純物が添加されることにより生成される。その為、ダミー素子のチャネル部のみにp型不純物を添加することで、チャネル部の濃度を低くすることができ、当該ダミー素子のチャネル部のチャネル電位を電荷検知部のチャネル電位よりも低くすることができる。このように、ダミー素子のチャネル部のチャネル電位を低くすることによっても、ソース部から差動増幅器に出力される電位を低くすることができ、リセット時の電荷検知部ゲート部の電位を、直流電圧VRDよりも高くすることが可能である。
【0056】
ここで、本実施形態では、ダミー素子を用いて、バイアス電圧Vb’を求めるものとしているが、当該バイアス電圧Vb’を求める方法はこれに限られない。すなわち、当該バイアス電圧Vb’は、ドレイン部に印加される直流電圧VRD、ゲート部に印加されるパルス電圧φRおよびチャネル部のチャネル電位に基づいて計算されるものであれば、電気回路で計算されるものであっても、ソフトウェアで計算されるものであってもよい。そこで、以下に、当該バイアス電圧がソフトウェア的に計算される場合について図面を参照しながら説明する。図8は、当該固体撮像システムの全体構成を示したブロック図である。
【0057】
当該固体撮像システムは、固体撮像素子51、アナログフロントエンドプロセッサー(AFEP)52、タイミングジェネレータ(TG)53、信号処理部55、制御部56、電圧発生回路57および記憶部58を備える。
【0058】
固体撮像素子51は、図9に示され、撮像部60、HCCD1、アンプ19および垂直電荷転送素子(VCCD)63を備え、撮像した画像の信号を電圧信号として、AFEP52に出力する。なお、図1に示される電荷検知部2および重畳回路4は、HCCD1とアンプ19との間に設けられる。また、差動増幅器5およびダミー素子6は、不要である。バイアス電圧Vb’を発生させる動作は、制御部56により行われるからである。
【0059】
撮像部60は、フォトダイオードを含んだ複数の素子により構成されており、入力してくる光信号を信号電荷に変換してVCCD63に出力する。VCCD63は、クロック信号に基づいて、信号電荷をHCCD1に対して出力する。HCCD1は、図1のHCCDであり、信号電荷を図9の右方向から左方向へ転送する。HCCD1の出力部分付近には、MOSトランジスタにより構成される電荷検知部2が設けられている。アンプ19は、図1のアンプであり、信号電荷を電圧値に変換してAFEP52に対して出力する。
【0060】
AFEP52は、出力されてくる電圧信号に対して増幅等の処理を施すと共に、デジタル信号に変換して、信号処理部55に出力する。信号処理部55は、撮像部60から出力されてきた信号に基づいて、映像信号を構成する等の処理を施す。TG53は、AFEP52および固体撮像素子51を動作させるためのクロック電圧φRを生成する。パルス電圧φRは、図1に示される入力端子bに入力する。電圧発生回路57は、電荷検知部のドレイン部に印加するための直流電圧VRDを生成している。直流電圧VRDは、図1に示される入力端子aに入力する。記憶部58は、電荷検知部のチャネル部のチャネル電位φchを記憶している。また、制御部56は、直流電圧VRD、パルス電圧φRおよびチャネル電位φchに基づいて、電荷検知部のゲート部に印加する最適なバイアス電圧Vb’を計算している。
【0061】
以上のように構成された固体撮像システムにおいて、リセットゲート部に印加するバイアス電圧Vb’の発生時における動作について説明する。
【0062】
当該固体撮像素子が動作を開始すると、制御部56は、記憶部からチャネル電位φchを取得し、電圧発生回路からVRDを取得し、さらにTG53からパルス電圧φRを取得する。そして、当該制御部56は、取得したそれぞれの電圧に基づいて、バイアス電圧Vb’を計算する。
【0063】
次に、制御部56は、電圧発生回路57に、直流電圧VRDを発生させると共に、最適バイアス電圧Vb’を発生させる。また、TG53は、パルス電圧φRを生成して、出力する。応じて、固体撮像素子51内の電荷検知部は、バイアス電圧Vb’、パルス電圧φRおよび直流電圧VRDの供給を受ける。これにより、当該電荷検知部は、最適バイアス電圧Vb’により、リセット動作を行うことが可能となる。
【0064】
なお、本実施形態に係る電圧発生装置は、固体撮像素子のHCCDに接続された電荷検知部の電圧を発生させる装置であるとしているが、当該電圧発生装置が適用される場所は固体撮像素子のHCCDの電荷検知部のみに限られない。
【0065】
【発明の効果】
本発明に係る電圧発生装置によれば、搭載される装置において発生されるバイアス電圧およびパルス電圧の値が装置毎にばらついても、MOSトランジスタのゲート部に最適なバイアス電圧印加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のHCCD、電荷検知部および電圧発生装置の構成を示した図である。
【図2】 本発明の電圧発生装置に入力される直流電圧VRDおよびパルス電圧φRの時間的変化を示したグラフである。
【図3】 本発明のダミー素子の構成および各部の電位を示した図である。
【図4】 本発明の差動増幅器の−端子に入力される電圧の時間的変化と、当該差動増幅器から出力される電圧の時間的変化とを示したグラフである。
【図5】 本発明の電荷検知部のリセットゲート部に印加される電圧の時間的変化を示したグラフである。
【図6】 本発明の電荷検知部の各部の電位を示した図である。
【図7】 本発明の電荷検知部のリセット動作時における各部の電位を示した図である。
【図8】 本発明の固体撮像システムの全体構成を示した図である。
【図9】 本発明の固体撮像素子の構成を示したブロック図である。
【図10】 従来のHCCD、電荷検知部および電圧発生装置の構成およびその電位を示した図である。
【図11】 従来の電荷検知部のリセットゲート部に印加される電圧の時間的変化を示したグラフである。
【図12】 従来の電荷検知部のリセット動作時における各部の電位を示した図である。
【図13】 従来の電荷検知部において、直流電圧VRDが大きくパルス電圧φchが小さすぎる場合において、リセット動作が行われたときの各部の電位を示した図である。
【図14】 従来の電荷検知部において、バイアス電圧Vbが大きすぎる場合において、リセット動作が行われたときの各部の電位を示した図である。
【符号の説明】
1 HCCD
2 電荷検知部
3 電圧発生装置
4 重畳回路
5 差動増幅器
6 ダミー素子
11、12、13、14 電極
15、23 ソース部
16、24 リセットゲート部
17、25 ドレイン部
18、26 チャネル部
19 アンプ
20 ダイオード
21、30 抵抗
22、29 コンデンサ
51 固体撮像素子
52 AFEP
53 TG
55 信号処理部
56 制御部
57 電圧発生回路
58 記憶部

Claims (14)

  1. MOSトランジスタにおいて、ソース部が蓄積している電荷を、ドレイン部に移動させてリセットする際に、当該MOSトランジスタのゲート部に対して印加される電圧を発生する装置であって
    記MOSトランジスタが搭載される装置に印加されるパルス電圧有する所定の電位差の値と、当該MOSトランジスタが搭載される装置に印加される第1のバイアス電圧の値と、前記MOSトランジスタのゲート部の下に存在するチャネル部が有するチャネル電位の値とに基づいて、当該ゲート部に印加するための第2のバイアス電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記電圧生成手段が生成した前記第2のバイアス電圧を、前記パルス電圧に重畳して前記MOSトランジスタのゲート部に印加すべき電圧を生成する重畳手段とを備え
    前記電圧生成手段は、
    前記MOSトランジスタのゲート部に対して前記パルス電圧が印加されたときに、当該MOSトランジスタのチャネル部にあらわれる電位を検出する電位検出手段と、
    前記第1のバイアス電圧と前記電位検出手段が検出した電位の大きさとの電圧差を求める電圧差計測手段とを含み、
    前記電圧差計測手段が求めた電圧差を所定数倍して前記第2のバイアス電圧を生成することを特徴とする、電圧発生装置。
  2. 前記電圧生成手段は、増幅手段をさらに含み、
    前記増幅手段が、前記第2のバイアス電圧を生成することを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  3. 前記所定数は、前記パルス電圧が前記MOSトランジスタのゲート部に印加されたときに、当該MOSトランジスタのチャネル部で変化する電位の大きさの、前記パルス電圧の所定の電位差の大きさに対する比の値以上の値であることを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  4. 前記電圧生成手段は、前記MOSトランジスタと略同じ構造を有するダミーMOSトランジスタによって構成され、
    前記ダミーMOSトランジスタのゲート部には、前記パルス電圧が印加されており、
    前記ダミーMOSトランジスタのソース部の電位は、当該ダミーMOSトランジスタのゲート部に前記パルス電圧が印加されたときにおける、当該ゲート部の下に存在するチャネル部にあらわれる電位と同じ電位になるように制御されており、
    前記電位検出手段は、前記ダミーMOSトランジスタのソース部の電位を検出することを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  5. 前記ダミーMOSトランジスタのゲート部のゲート長前記MOSトランジスタのゲート長よりも長いことによって、前記第2のバイアス電圧は生成されることを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  6. 前記ダミーMOSトランジスタのゲート部のゲート幅前記MOSトランジスタのゲート幅よりも狭いことによって、前記第2のバイアス電圧は生成されることを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  7. 前記ダミーMOSトランジスタのチャネル部のチャネル電位深さ前記MOSトランジスタのチャネル電位深さよりも浅いことによって、前記第2のバイアス電圧は生成されることを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  8. 前記MOSトランジスタのチャネル部および前記ダミーMOSトランジスタのチャネル部は、n型不純物が添加されることにより形成されており、
    前記ダミーMOSトランジスタのチャネル部にはp型不純物がさらに添加されていることによって、前記第2のバイアス電圧は生成されることを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  9. 前記MOSトランジスタと前記ダミーMOSトランジスタとは、同一の半導体基板上において同一の工程により形成されることを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  10. 前記ダミーMOSトランジスタのソース部は、遮光されていることを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  11. 前記MOSトランジスタのゲート部と、前記ダミーMOSトランジスタのゲート部とは、電気的に接続されていることを特徴とする、請求項に記載の電圧発生装置。
  12. クロック信号に基づいて電荷を転送する転送手段と、MOSトランジスタで構成され、ソース部に蓄積された電荷量の大きさを出力する電荷検出手段と、前記電荷検出手段のゲート部に印加する電圧を発生する請求項1〜11のいずれかに記載の電圧発生装置とを備えることを特徴とする、信号電荷転送装置。
  13. 画像を撮像して当該画像の情報を信号電荷として出力する撮像手段と、前記撮像手段から出力される信号電荷を転送して出力する請求項12に記載の信号電荷転送装置とを備えることを特徴とする、固体撮像素子。
  14. MOSトランジスタにおいて、ソース部が蓄積している電荷を、ドレイン部に移動させてリセットする際に、当該MOSトランジスタのゲート部に対して印加される電圧を発生する方法であって
    記MOSトランジスタが搭載される装置に印加されるパルス電圧有する所定の電位差の値と、当該MOSトランジスタが搭載される装置に印加される第1のバイアス電圧の値と、前記MOSトランジスタのゲート部の下に存在するチャネル部が有するチャネル電位の値とに基づいて、当該ゲート部に印加するための第2のバイアス電圧を生成する電圧生成ステップと、
    前記電圧生成ステップで生成した前記第2のバイアス電圧を、前記パルス電圧に重畳して前記MOSトランジスタのゲート部に印加すべき電圧を生成する重畳ステップとを備え
    前記電圧生成ステップは、
    前記MOSトランジスタのゲート部に対して前記パルス電圧が印加されたときに、当該MOSトランジスタのチャネル部にあらわれる電位を検出する電位検出ステップと、
    前記第1のバイアス電圧と前記電位検出ステップで検出した電位の大きさとの電圧差を求める電圧差計測ステップとを含み、
    前記電圧差計測ステップで求めた電圧差を所定数倍して前記第2のバイアス電圧を生成することを特徴とする、電圧発生方法。
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