JP4294930B2 - 引出型回路遮断器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、引出型回路遮断器に係り、特に遮断器本体と引出枠との間を接続及び断路する引出接触子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特許文献1に開示されている従来の引出型回路遮断器を図9〜図12に示す。この引出型回路遮断器は、枠端子51を備えた引出枠52と、本体端子53を備え且つ引出枠52内を移動する遮断器本体54とからなる。本体端子53にはブリッジ形の引出接触子装置55が取り付けられており、図9に示されているように遮断器本体54と引出枠52とが接続状態にあるときは、引出接触子装置55が枠端子51と接触している。また、図10に示されているように遮断器本体54と引出枠52とが断路状態にあるときは、引出接触子装置55と枠端子51とが開離している。この引出型回路遮断器とは異なって枠端子に引出接触子装置が装着されているものもあるが、引出接触子の構成はこの従来の引出接触子装置と同じである。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−198974号公報
【0004】
図11及び図12を参照して、引出接触子装置55は、枠端子51及び本体端子53のそれぞれの上面と接触する複数片の上側の引出接触子56と、枠端子51及び本体端子53のそれぞれの下面と接触する複数片の下側の引出接触子56を備えており、上側及び下側の引出接触子56は互いに対向している。各引出接触子56はその一端部に形成されている上下方向に長い長孔56aを挿通する接触子軸57によって回転自在に保持されている。軸保持板58は断面がコ字状になるように屈曲形成されてその両腕部において本体端子53の側面に装着されており、接触子軸57は軸保持板58の両腕部において保持されている。
【0005】
上側の互いに隣接する一対の引出接触子56とこれらに対向する下側の互いに隣接する一対の引出接触子56とを一組とし、互いに隣接する一対の引出接触子56に装着された上下一対の軸59の間に接触子ばね60が設けられており、接触子ばね60は引出接触子56をその上下の対向間隔が狭まるように付勢している。各引出接触子56は共に弧状に形成された本体側接触縁56b及び枠側接触縁56cを有し、本体側接触縁56bは本体端子53と常時接触し、上下の引出接触子56の枠側接触縁56cは断路状態において所定の間隔G1をもって互いに対向している。この対向間隔G1は、軸保持板58の両腕部をつなぐ連結部58aの上縁部と下縁部とにそれぞれ上側の引出接触子56及び下側の引出接触子56が押し付けられることによって形成されている。なお、この対向間隔G1は枠端子51の厚みG2より小さい値に設定されているため、枠端子51の挿入が完了した後においては軸保持板58の連結部58aと引出接触子56との間に隙間が形成されている。しかし、この隙間が小さいと枠側接触縁56cや枠端子51に摩耗などが生じて隙間がなくなることがあり、この場合は引出接触子56と枠端子51とが接触しなくなるため、間隔G1と厚みG2との間には相応の差ができるように軸保持板58の両腕部をつなぐ連結部58aの巾寸法が設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この引出型回路遮断器の挿入操作が行われたときの動作は、図12に示されるように各引出接触子56の枠側接触縁56cが枠端子51の先端の傾斜面51aと接触し、上下の引出接触子56の対向間隔を広げながら傾斜面51a上を摺動して枠端子51の平面部分51bに達する。この動作において、枠側接触縁56cが傾斜面51aを摺動するとき、引出接触子56に接触子ばね60の反作用力Fの水平方向の分力FHに抗する挿入操作力が必要である。
【0007】
このような従来の引出形回路遮断器は、定格電流が大きくなるほど、より作用力の大きい接触子ばね60を選定したり、引出接触子56と接触子ばね60の数を増やす必要があり、その結果として大きな挿入操作力が必要になるという問題があった。
【0008】
したがって、この発明は、遮断器本体をより簡単に挿入できる引出接触子装置を有する引出型回路遮断器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するため、請求項1の発明は、端子を備えた引出枠と、端子を備え且つ引出枠内を移動自在の遮断器本体と、これら引出枠及び遮断器本体のうちいずれか一方の端子に装着されると共にこの一方の端子と他方の端子とを接続及び断路させるブリッジ形引出接触子装置とを有し、引出接触子装置は、双方の端子の表側及び裏側でそれぞれ接触するように対向配置された複数片の引出接触子と、表側及び裏側の引出接触子をそれぞれ回転自在に保持する一対の接触子軸と、表側及び裏側の引出接触子をその対向間隔を狭める方向に付勢する接触子ばねと、表側及び裏側の引出接触子の他方の端子側に設けられ表側の引出接触子と裏側の引出接触子との間の間隔を狭めるように互いに内方に向けて突出された第1及び第2接触縁と、断路状態において接触子ばねにより付勢された各引出接触子を係止して第1及び第2接触縁間に所定の対向間隔を保持させる接触子ストッパとを備えた引出型回路遮断器において、接触子ストッパは、断路状態時に第1接触縁と第2接触縁との間で係止され、遮断器本体の移動方向にスライド自在に設けられると共に復帰ばねにより他方の端子方向に付勢され、他方の端子は、挿入操作時に、他方の端子が引出接触子と接触した後に第1及び第2接触縁の対向間隔を広げながら復帰ばねの力に抗して接触子ストッパを相対的に一方の端子方向へ変位させ、各引出接触子は、挿入操作中および挿入操作が完了した後に接触子ストッパとの間に隙間が存在するように形成されていることとしている。
【0010】
このような構成により、引出枠及び遮断器本体のいずれか一方の端子にブリッジ形引出接触子装置が装着され、遮断器本体の挿入操作を行うことにより他方の端子はこのブリッジ形引出接触子装置と接触する。挿入操作が行われたとき、断路状態において所定の間隔で対向していた引出接触子の他方の端子側の接触縁は他方の端子と接触してその間隔が広げられる。そして、接触子ストッパが引出接触子から開放されスライド可能な状態となる。さらに遮断器本体が挿入されると、接触子ストッパは他方の端子と接触し、相対的に引出接触子に関して一方の端子方向へ変位する。この変位中、接触子ストッパと引出接触子との間に隙間があるため接触子ストッパは無理なくスライドすることができる。特に、引出接触子の他方の端子側の接触縁や他方の端子に少々摩耗が生じても引出接触子が接触子ストッパによって係止されることのないように、挿入操作完了後の隙間を十分大きくなるように引出接触子の対向面を形成しておけば接触の信頼性が向上する。
【0011】
すなわち、接触の信頼性は断路状態における引出接触子の他方の端子側の接触縁の対向間隔とは無関係である。したがって、この対向間隔をできるだけ大きく形成しておけば、挿入操作において、他方の端子が引出接触子の他方の端子側の接触縁と接触してから挿入完了までの遮断器本体の移動距離が短くてすむ。または、遮断器本体の単位移動距離当たりの引出接触子の他方の端子側の接触縁の対向間隔が広がる割合を小さくすれば挿入操作力を小さくすることができる。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1の引出型回路遮断器において、断路状態において接触子ストッパと係合する方向に付勢されると共に接触子ストッパと係合しているときに接触子ストッパの一方の端子方向への変位を阻止するストッパ制御レバーを有し、このストッパ制御レバーは挿入操作過程において回転して接触子ストッパとの係合が解消することとしている。
このような構成とすることにより、断路状態において接触子ストッパに一方の端子方向への外力が作用しても、ストッパ制御レバーによって変位が阻止される。この結果、断路状態においては引出接触子の他方の端子側の接触子縁の対向間隔が変化することがないため、挿入操作を行っても、より大きな挿入操作力を必要とすることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明による引出型回路遮断器の実施の形態を、図1〜図4に示される第1の実施例において説明する。なお、この実施例は従来の技術に記載した回路遮断器と大部分の点で同一であるため、ここでは同一部品は同一符号を付して相異する点だけを説明する。すなわち、相異点は主として引出接触子装置の構成にあって、本実施例による引出接触子装置1は従来の引出接触子装置55と比較して次の点が異なる。
【0014】
まず、従来技術の軸保持板58に相当する部材として、接触子軸57の保持機能を有する一対の軸保持板2と断路時の引出接触子56の枠側接触縁56cにおける対向間隔G3を確立するための接触子ストッパ3を設けた点である。次に、従来技術の傾斜面51aを有する枠端子51に相当する端子として、傾斜面51aと同じ角度の傾斜であるが傾斜部分の長さが短い傾斜面4aを有する枠端子4を設けた点である。
【0015】
図1に示されるように、接触子ストッパ3は、断面がコ字状になるように屈曲形成されており、その両腕部にはそれぞれ水平方向の長孔3aが形成されると共に内側にピン3bが突出形成されている。
図2に示されるように、軸保持板2は、取付用の丸孔2a、上下の接触子軸57を保持する2個の丸孔2b及び水平方向の長孔2cを有する。
軸保持板2及び接触子ストッパ3は、先端に雄ねじが形成された段付きブッシング5を本体端子53の側面にねじ込むことによって装着されている。この装着に際して、接触子ストッパ3のピン3bが軸保持板2の長孔2cに嵌まり込むように軸保持板2と接触子ストッパ3が重ねられ、段付きブッシング5の1段目が軸保持板2の取付用の丸孔2aに嵌入され、2段目が接触子ストッパ3の長孔3aに嵌入される。このような装着により、軸保持板2はブッシング5を中心として回転自在となり、接触子ストッパ3は軸保持板2の長孔2c及びブッシング5に沿ってスライド自在であると共に軸保持板2が回転したときは軸保持板2と共に回転することとなる。
【0016】
接触子ストッパ3は、その腕部の先端とブッシング5との間に架設された引きばね6によって図1の右方向へ付勢されている。接触子ストッパ3は断路状態において最右端の位置にあり、図3に示されるように、上下の引出接触子56の枠側接触縁56cの対向間隔G3は接触子ストッパ3の両腕部を連結する連結部3cの上下の縁にそれぞれ枠側接触縁56cが係止することによって形成されている。すなわち、接触子ストッパ3は、断路状態時に上下の引出接触子56の枠側接触縁56c(第1接触縁と第2接触縁)の間で係止されている。なお、上下の引出接触子56の枠側接触縁56c(第1及び第2接触縁)は、上下の引出接触子56の間の間隔を狭めるように互いに内方に向けて突出されている。この対向間隔G3は枠端子4の厚みG2より小さいが、図12に示した従来技術の対向間隔G1より大きく設定されている。このため、挿入動作において引出接触子56の枠側接触縁56cが枠端子4の傾斜面4aと接触したときの位置は従来技術より平面部分4bに近い部分である。枠端子4の傾斜面4aは従来技術の枠端子51の傾斜面51aと同じ角度の傾斜を有しているので、枠側接触縁56cが傾斜面4aと接触した後の挿入操作力は従来の技術と変わりないが、より少ない移動で挿入操作を完了することができると共に枠端子4の長さをより短くできるため遮断器全体の奥行寸法を短くすることができる。
【0017】
この挿入動作過程において、引出接触子56の枠側接触縁56cが枠端子4の傾斜面4a上を摺動し始めて上下の枠側接触縁56cの対向間隔がわずかに広がったときに、接触子ストッパ3の連結部3cが枠端子4の先端部と接触する。さらに挿入操作が続行されると、接触子ストッパ3はその位置に留まり、引出接触子56が本体端子53と共に右方向に変位する。この変位中、引出接触子56と接触子ストッパ3の連結部3cとの間には隙間があるため無理なく変位する。そして、図4に示されるように、接触子ストッパ3のピン3bが軸保持板2の長孔2cの左端にまで至ったところで挿入操作が完了する。挿入操作が完了した状態において、引出接触子56の枠側接触縁56cと枠端子4との接触部が多少摩耗しても引出接触子56と接触子ストッパ3の連結部3cとの間に確実に隙間が維持されるように引出接触子56が形成されている。このため、引出接触子56の枠側接触縁56cと枠端子4との間には信頼性のある接触が確保されている。また、引出動作過程においても、引出接触子56と接触子ストッパ3の連結部3cとの間には隙間があるため、上下の引出接触子56が対向間隔を狭めながら左方向に変位しても接触子ストッパ3は変位せず、引出接触子56の枠側接触縁56cと枠端子4の傾斜面4aとの接触が解消する直前に上下の引出接触子56の枠側接触縁56cが接触子ストッパ3の連結部3cに接触して対向間隔G3が確立した断路の状態に戻る。
【0018】
なお、上述した第1の実施例の枠端子4は、その傾斜面4aの傾斜角度を従来技術の枠端子51の傾斜面51aの傾斜角度と同じにしたまま長さを短くしたため、挿入操作力は変りないが挿入操作の移動距離を小さくすることができるという効果を奏していた。
しかし、図5を参照して、本発明の第2の実施例として、傾斜面7aの長さを従来の枠端子51の傾斜面51aと同じとし、その傾斜角度を従来の傾斜面51aよりも緩やかにした枠端子7を用いることができる。この実施例の場合、挿入操作完了までの移動距離は従来技術とほぼ同じであるが、接触子ばね60の反作用Fの水平方向の分力FH’が従来技術の場合より小さくなるため、より小さい力で挿入操作をすることができる。
【0019】
以上説明した実施例において遮断器本体が引き出された状態で、意に反して接触子ストッパ3に遮断器本体側へ押し込む外力が働いた場合は、接触子ストッパ3の連結部3cの上下の縁と引出接触子56の枠側接触縁56cとの係止が解消し、接触子ばね60の付勢力により枠側接触縁56cの対向間隔G3が小さくなる。このようになった遮断器本体を挿入するときは、より大きい挿入操作力を必要とすることとなる。このような問題を解決する本発明による第3の実施例が図6、図7及び図8に示されている。この第3の実施例の接触子軸57には接触子ストッパ3の動作を制御するストッパ制御レバー11が回転自在に設けられている。ストッパ制御レバー11はコ字状に曲げられた弾性を有する板金部材であって、図8に示されているようにその肩の部分から延びた弧状のばね作用片11cを有している。ストッパ制御レバー11は、そのばね作用片11cの自由端が引出接触子10の背中部分に形成された切欠10aと係合するように取付けられている。このため、図6において上側及び下側のストッパ制御レバー11はそれぞれ時計方向及び反時計方向に付勢されている。
【0020】
第3の実施例の動作について説明する。図6の上半分は断路状態における各部材の位置関係を示しており、上側のストッパ制御レバー11は、内在するばね作用により、その斜辺11aが接触子ストッパ3の連結部3cの上の縁と当接している。(図示されていないが、下側のストッパ制御レバー11の斜辺11aも接触子ストッパ3の連結部3cの下の縁と当接している。)このため、断路状態で接触子ストッパ3に図6において左方向に押し込む力が働いても、ストッパ制御レバー11を意図的に回転させないかぎり接触子ストッパ3が変位することがない。図6の下半分は挿入操作途中の各部材の位置関係を示しており、挿入操作が開始されると枠端子4の先端部とストッパ制御レバー11の先端の突起部11bが接触して、ストッパ制御レバー11が対向間隔を広げるように接触子軸57を中心として回転し、その斜辺11aと接触子ストッパ3の連結部3cとの接触が解消する。ストッパ制御レバー11の付勢力は小さいものでよいため挿入操作に大きな影響を与えることはなく、挿入操作を続けても所定の挿入力で遮断器本体を挿入することができる。
【0021】
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまでも例示であって、本発明の範囲は上記の発明の実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した形態で実施され、請求項1の発明は、端子の表側及び裏側に対向配置された引出接触子を備えたブリッジ形引出接触子装置を有する引出型回路遮断器において、断路状態において引出接触子の対向間隔を形成する接触子ストッパを遮断器本体の移動方向にスライド自在の構造とし、挿入操作と連動して接触子ストッパが変位するようにしたことにより、断路状態における対向間隔をできるだけ大きくしておいても接続状態において接触子ストッパと引出接触子間に十分な隙間を確保できるため、挿入操作荷重を軽減したり、挿入操作における遮断器本体の移動距離を小さくして挿入操作が容易になるだけでなく、回路遮断器の奥行寸法を小さくすることができるという効果も奏する。
請求項2の発明は、請求項1による発明の効果に加えて、断路状態において接触子ストッパに一方の端子方向への外力が作用しても、ストッパ制御レバーによって接触子ストッパの変位が阻止されるため、より大きな挿入操作力を必要とすることがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る引出型回路遮断器が断路状態にあるときの引出接触子装置部分を示す一部破断平面図である。
【図2】 図1の引出型回路遮断器に用いられた軸保持板を示す図である。
【図3】 図1の引出型回路遮断器の挿入操作において引出接触子と枠端子とが接触した瞬間の引出接触子装置部分を示す側面図である。
【図4】 図1の引出型回路遮断器の挿入操作が完了したときの引出接触子装置部分を示す側面図である。
【図5】 本発明の第2の実施例の挿入操作において引出接触子と枠端子とが接触した瞬間の引出接触子装置部分を示す側面図である。
【図6】 本発明の第3の実施例の断路状態と、挿入が開始されたときの引出接触子装置部分を示す側面図である。
【図7】 図6の引出型回路遮断器の断路状態における平面図である。
【図8】 図6の引出型回路遮断器に用いられたストッパ制御レバーを示す斜視図である。
【図9】 従来の引出型回路遮断器の接続状態を示す図である。
【図10】 従来の引出型回路遮断器の断路状態を示す図である。
【図11】 図9の引出型回路遮断器の引出接触子装置が断路状態にあるときの平面図である。
【図12】 図11の引出接触子装置が枠端子と接触した瞬間のX−X線に沿った側面断面図である。
【符号の説明】
1 引出接触子装置、2 軸保持板、2c 長孔、3 接触子ストッパ、3a長孔、3b ピン、3c 連結部、4,7 枠端子、4a,7a 傾斜面、5ブッシング、6 引きばね、10 引出接触子、11 ストッパ制御レバー、11a 斜辺、11b 突起部、11c ばね作用片、52 引出枠、53 本体端子、 54 遮断器本体、56 引出接触子、56b 本体側接触縁、56c 枠側接触縁、57 接触子軸、60 接触子ばね。

Claims (2)

  1. 端子を備えた引出枠と、端子を備え且つ引出枠内を移動自在の遮断器本体と、これら引出枠及び遮断器本体のうちいずれか一方の端子に装着されると共にこの一方の端子と他方の端子とを接続及び断路させるブリッジ形引出接触子装置とを有し、
    前記引出接触子装置は、双方の端子の表側及び裏側でそれぞれ接触するように対向配置された複数片の引出接触子と、表側及び裏側の前記引出接触子をそれぞれ回転自在に保持する一対の接触子軸と、表側及び裏側の前記引出接触子をその対向間隔を狭める方向に付勢する接触子ばねと、表側及び裏側の前記引出接触子の前記他方の端子側に設けられ前記表側の引出接触子と前記裏側の引出接触子との間の間隔を狭めるように互いに内方に向けて突出された第1及び第2接触縁と、断路状態において前記接触子ばねにより付勢された各引出接触子を係止して前記第1及び第2接触縁間に所定の対向間隔を保持させる接触子ストッパとを備えた引出型回路遮断器において、
    前記接触子ストッパは、前記断路状態時に前記第1接触縁と前記第2接触縁との間で係止され、前記遮断器本体の移動方向にスライド自在に設けられると共に復帰ばねにより前記他方の端子方向に付勢され、
    前記他方の端子は、挿入操作時に、前記他方の端子が前記引出接触子と接触した後に前記第1及び第2接触縁の対向間隔を広げながら前記復帰ばねの力に抗して前記接触子ストッパを相対的に前記一方の端子方向へ変位させ、
    各引出接触子は、挿入操作中および挿入操作が完了した後に前記接触子ストッパとの間に隙間が存在するように形成されていることを特徴とする引出型回路遮断器。
  2. 断路状態において前記接触子ストッパと係合する方向に付勢されると共に前記接触子ストッパと係合しているときに前記接触子ストッパの前記一方の端子方向への変位を阻止するストッパ制御レバーを有し、前記ストッパ制御レバーは挿入操作過程において回転して前記接触子ストッパとの係合が解消することを特徴とする請求項1の引出型回路遮断器。
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