JP4285563B2 - レーザ走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ走査装置、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置において感光体上に静電潜像を形成するために搭載されるレーザ走査装置及び該レーザ走査装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に搭載されるレーザ走査装置において、その光源部は発光素子(レーザダイオード)とコリメータレンズとシリンドリカルレンズを備えている。
特許文献1には、単一のホルダに発光素子を圧入固定するとともにコリメータレンズを接着固定した光源部が記載されている。コリメータレンズはホルダに対して調芯方向と光軸方向の調整を行った後に固定される。特許文献2には、発光素子を圧入固定したホルダの一部を光軸方向に延長し、該延長部分にコリメータレンズ、アパーチャ及びシンリドリカルレンズを同軸上に接着固定した光源部が記載されている。また、特許文献3,4には、発光素子を取り付けた放熱板とレンズホルダの間に中間ホルダを設け、放熱板と中間ホルダ、中間ホルダとレンズホルダをそれぞれ接着固定した光源部が記載されている。
しかしながら、特許文献1,2に記載の光源部においては、いずれも発光素子をホルダに圧入固定しているため、発光素子を光軸方向に位置調整することは難しく、コリメータレンズなどの光学素子にて光軸方向の調整領域を持たせることになる。特に、特許文献1に記載の光源部では、コリメータレンズとホルダとの間で調芯方向と光軸方向の3軸調整の自由度が設けられ、平行光を発生するユニットとして構成されている。しかし、放熱機能を持つことはなく、発光素子の温度が上昇して波長が変化してしまうため、放熱機構を別途付加する必要があり、部品点数やコストの増加が避けられない。また、特許文献2に記載の光源部では、光学素子(コリメータレンズやシリンドリカルレンズ)の下部を固定する構成であるため、光学素子の調整自由度は光軸方向のみであり、鉛直方向(副走査方向)に位置調整することは困難である。
特許文献3,4に記載の光源部においては、発光素子を取り付けた放熱板とレンズホルダとの間に中間ホルダを設けているために部品点数が増加するとともに、放熱板が中間ホルダに密着固定されているために放熱効果が十分でなく、かつ、照射光が届かないので光硬化型接着剤を使用することができず、製作には時間がかかり、その間の安定性が悪く精度を確保できないという問題点を有している。
特開2002−244062号公報 特開平9−218368号公報 特開平5−136952号公報 特開平5−273483号公報
そこで、本発明の目的は、部品点数が少なくて放熱効果が良好であり、かつ、調芯及び光軸方向の調整が可能なレーザ走査装置及びレーザ走査装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明の請求項1に係るレーザ走査装置は、
発光素子と、該発光素子から放射されたビームを整形する光学素子と、前記発光素子を保持する放熱部材と、該放熱部材及び前記光学素子を固定したホルダと、前記光学素子を透過したビームを偏向する偏向器と、前記放熱部材、前記ホルダ、前記偏向器を固定するハウジングと、を備えたレーザ走査装置において、
前記放熱部材は前記発光素子のフランジ部を延伸した状態のほぼ平板状をなし、
前記放熱部材と前記ホルダとは光軸方向に所定の間隔を保持して配置され、該間隔には柱状に形成された樹脂が配置され、前記発光素子を保持した前記放熱部材を前記ホルダに対して位置調整した後に前記柱状樹脂が硬化され、
前記ホルダは、前記柱状樹脂を硬化させた後に、前記ハウジングに位置調整して固定されていること、
を特徴とする。
前記レーザ走査装置においては、発光素子を放熱部材に保持させ、該放熱部材を光学素子を保持するホルダに固定したため、部品点数が少なく、低コストでの製造が可能になる。また、放熱部材とホルダとは光軸方向に所定の間隔を保持して配置されているため、放熱部材の放熱効果を十分に発揮させることができる。さらに、放熱部材とホルダとの間隔には、柱状に形成された樹脂が配置され、発光素子を保持した放熱部材をホルダに対して位置調整した後に柱状樹脂が硬化されているため、柱状樹脂が適度な弾性を有している状態で発光素子を3軸方向(調芯及び光軸方向)に調整することができる。
前記レーザ走査装置において、柱状樹脂としては光硬化型接着剤を好適に用いることができる。光硬化型接着剤は短時間での硬化が可能であり、調整ずれが防止される。そして、未硬化状態で柱状を維持し、剥離や垂れなどが生じないために、柱状樹脂はガラス転移点が110℃以下であること、未硬化常温状態(25℃)における粘度が6,000〜30,000ミリパスカル秒であり、光軸方向の寸法が0.1〜1.0mmであることが好ましい。
前記レーザ走査装置においては、ホルダに対して放熱部材を少なくとも光軸方向への調整自由度を持たせ、ホルダに対して光学素子を少なくとも光軸方向と直交する方向への調整自由度を持たせ、発光素子と光学素子とを少なくとも主走査方向にほぼ平行光になるように位置調整した後に柱状樹脂が硬化されていてもよい。
また、放熱部材の端部から柱状樹脂の中心までの距離Dと該端部での放熱部材とホルダとの間隔Tとが、T≧0.2×Dの関係を満足することにより、即ち、距離Dが大きくなれば間隔Tを比例的に大きくすることにより、柱状樹脂に光を効果的に照射して安定した光硬化を実現できる。
柱状樹脂は発光素子の周囲を囲むように環状に配置されていてもよく、あるいは、発光素子の周囲に2個以上配置され、各柱状樹脂の形状、大きさがほぼ同じであってもよい。また、2個以上配置された柱状樹脂は、形状、大きさが異なる少なくとも1個の柱状樹脂を含んでいてもよく、あるいは、種類の異なる材料からなる少なくとも1個の柱状樹脂を含んでいてもよい。
放熱部材又はホルダの少なくとも一方には、柱状樹脂を配置するための窪み又は突起が形成されていてもよく、あるいは、柱状樹脂が配置される個所に該柱状樹脂の基部よりも小さい窪みが形成されていてもよい。窪みや突起は樹脂を塗布する際の目印になり、未硬化状態での垂れを防止できる。さらに、同じ投影面積でも柱状樹脂の接地面積が増加し、接合強度が高くなる。特に、窪みは硬化時の収縮に際して未硬化樹脂を供給する働きをするため、硬化時の剥離を防止できる。突起はその上に柱状樹脂が形成されることにより、実質的な間隔を大きくでき、硬化のための光の進路を広がる。
以下、本発明に係るレーザ走査装置及び画像形成装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(全体構成、図1及び図23参照)
図1及び図23に、本発明に係るレーザ走査装置及び画像形成装置の一実施例を示す。このレーザ走査装置1は、概略、光源ユニット2と、シリンドリカルレンズ11と、ポリゴンミラー12と、走査レンズ13a,13bと、カバーガラス14と、これらの部材を保持するためのハウジング15とで構成されており、画像形成装置100に搭載されている。
画像形成装置100は、いわゆる4サイクル方式のカラープリンタであり、感光体ドラム20の周囲に、帯電器102、レーザ走査装置1、YMCKの4色のトナーを内蔵したロータリ式の現像器103、中間転写ベルト104などを配置した周知のものである。レーザ走査装置1によって感光体ドラム20上にYMCKの静電潜像が順次形成され、該静電潜像は現像器103で所定の色に現像され、中間転写ベルト104に順次1次転写されて合成される。合成されたトナー像は、給紙部105から1枚ずつ給紙される用紙上に、2次転写ローラ106から付与される電界によって2次転写される。続いて、この用紙は、定着器107でトナー像の加熱定着を施され、プリンタ本体の上面に排出される。
光源ユニット2から放射されたビームは、ほぼ断面円形の平行光に整形されており、シリンドリカルレンズ11にて主走査方向Yにほぼ平行な光に整形され、ポリゴンミラー12に入射する。ポリゴンミラー12に入射したビームは主走査方向Yに等角速度に偏向され、走査レンズ13a,13bを透過することで収差を補正され、カバーガラス14を透過して感光体ドラム20上で結像する。感光体ドラム20は所定速度で回転駆動され、ビームによる主走査とドラム20の回転による副走査にて2次元の画像(静電潜像)が形成される。
(光源ユニット、図2〜図5参照)
ここで、光源ユニット2について説明する。光源ユニット2は、図2及び図3に示すように、レーザダイオード3と、放熱部材4と、ホルダ5と、コリメータレンズ6とで構成されている。レーザダイオード3は従来から周知のものである。
放熱部材4は、例えばステンレスからなり、レーザダイオード3のフランジ部3aを延伸した状態の平板状をなし、レーザダイオード3を所定の位置(中央部分)にて固定している。ホルダ5は樹脂成形品であり、ビーム透過口5aを有している。コリメータレンズ6は、レーザダイオード3から放射された拡散光をほぼ平行光に整形するもので、ホルダ5の水平面部5b上に3軸方向(光軸方向X、主走査方向Y、副走査方向Z)に予め位置決めして固定されている。
放熱部材4はホルダ5の垂直面部5cと平行状態で光軸方向Xに所定の間隔Tを保持して対向して配置され、この間隔Tには柱状に形成された樹脂7が配置されている。柱状樹脂7は、例えば、紫外線硬化タイプの光硬化型接着剤である。所定の位置に塗布された柱状樹脂7が未硬化常温状態(25℃)にあるとき、樹脂材料の張力を利用して、予めホルダ5に固定されているコリメータレンズ6に対するレーザダイオード3の調芯や光軸方向の位置を3軸方向に調整した後、光を照射して柱状樹脂7を硬化させる。これにて、光源ユニット2が精度よく製作されることになる。その後、光源ユニット2は、ホルダ5をハウジング15に位置調整して固定される。
ところで、接着剤は、通常、二つの物品を平面的に密着させて固定するために使用されるのであるが、本構成において前記柱状樹脂7には、空中接着機能、即ち、物品(放熱部材4とホルダ5)を所定の間隔Tに保持するスペーサとしての機能あるいは構造体としての機能を持たせている。本発明者は、本願発明に至る各種実験の結果、この機能を持たせるためには、以下のような各種条件が存在する旨の知見を有するに至った。
まず、(1)放熱部材4とホルダ5のいずれに対しても親和力(接着力)があること、(2)放熱部材4とホルダ5との線膨張差に耐えられること、つまり、必要な弾性を有し、放熱部材4とホルダ5の中間的な線膨張にすること、あるいは、弾性の比較的小さい放熱部材4と同等以上の硬さで比較的弾性の大きいホルダ5の変形を規制できること、(3)未硬化状態である程度の形状を保持する粘度を有すること、(4)不可逆変形(クリープ)が小さいこと、を満たす必要がある。
また、放熱部材4とホルダ5との間には間隔Tが設けられているため、レーザダイオード3から発せられる熱はホルダ5にほとんど伝達されることなく、放熱部材4から放散される。放熱部材4とホルダ5との間隔Tは、両者の加工誤差を少なくとも0.1mmと想定すると、それ以上の寸法に設定することが必要となる。
未硬化状態の樹脂をこの間隔Tに充填する場合、ある程度の粘度が必要とされ、間隔Tの寸法や組立て工程に応じて求められる粘度は異なってくる。間隔Tを0.1〜1.0mmに想定すると、常温環境下(25℃)で、6,000〜30,000ミリパスカル秒は必要である。また、柱状樹脂7が硬化時に発生する応力を緩和することを考慮すると、樹脂のガラス転移点は低いことが望ましい。一方、常温使用環境を想定すると、ガラス転移点は60℃程度あるいはそれ以上が望ましい。さらに、過酷環境をも想定すると、ガラス転移点があまりにも高いと、剥がれの原因になる。これらのことから、柱状樹脂7の材料に求められるガラス転移点は110℃以下であることが望ましい。
通常の接着剤を部材に未硬化状態で肉盛り塗布すると、例えば、初期に直径3mm、高さ1mmであっても、数分で直径7mm以上、高さ0.5mm程度まで拡がり柱状に形成することは困難である。より粘度の高い樹脂を使用して高さを維持する方法が考えられるが、粘度が高いことが原因となり、塗布量の制御が困難になる。
そこで、以下の塗布方法を用いることにより、柱状樹脂の高さを維持できる。(1)一方の部材に樹脂を肉盛り塗布し、他方の部材を直ちに該樹脂に接触させて所望の間隔Tになるようにゆっくりと間隔を広げて張力を発生させ、樹脂の連結(柱状)を維持する。(2)それぞれの部材に樹脂を肉盛り塗布し、互いの樹脂を接触させて張力を発生させ、樹脂の連結(柱状)を維持する。(3)両部材間に隙間を設けた状態で一方の部材から他方の部材に伝わるように端部において樹脂を塗布し、連結させる。この場合、柱状樹脂7の形成位置は部材の端部である。
本発明者らの実験の結果、前記(1),(2),(3)のいずれの方法でも樹脂の粘度に頼って高さを維持させる方法に比べて、広い間隔を持たせて柱状を維持できた。特に前記(2),(3)の方法が好ましく、常温環境下(25℃)で、6,000〜30,000ミリパスカル秒の粘度において、間隔1.0mm程度まで柱状に形成できた。
次に、発光素子(レーザダイオード3)とその光軸方向Xの直後に配置される光学素子(コリメータレンズ6)との調整自由度について図4を参照して説明する。調整はレーザダイオード3又はコリメータレンズ6を3軸方向(光軸方向X、主走査方向Y、副走査方向Z)に移動させて行う。それぞれの素子の材料や感度によって固定に対する難易度が異なる。光学素子が樹脂成形品で複数の光学的機能を付加した設計がなされている場合、3軸方向の調整後にホルダ5に固定し、その位置を維持することは難しい。これに対して、発光素子に光軸方向Xの調整自由度を持たせ、Y軸及びZ軸方向にも調整自由度を持たせ、柱状樹脂7が未硬化状態で弾性を有しているときに、発光素子と光学素子とを光が主走査方向Yにほぼ平行光になるように位置調整する本実施例は調整の自由度や調整後の位置保持に関して困難性が小さい。
また、図5(A),(B)に示すように、放熱部材4の端部から柱状樹脂7の中心までの距離Dと該端部での放熱部材4とホルダ5の間隔Tとは、T≧0.2×Dの関係を満足することが好ましい。柱状樹脂7として光硬化型接着剤を用いる場合、距離Dが大きくなれば間隔Tを比例的に大きくして、柱状樹脂7に光を有効に照射して硬化させることが必要となる。光源ユニット2の組立ての都合上、例えば、矢印A方向から傾斜して光を照射する場合、距離Dが大きくて柱状樹脂7が奥側に隠れてしまうと、光が柱状樹脂7に届かなくなることを回避するためである。例えば、間隔Tを0.1mm、寸法Dを0.5mmとする。
柱状樹脂7としては、紫外線硬化タイプの光硬化型接着剤を用いることが好ましい。この種の樹脂は位置調整後短時間で接合状態を形成でき、硬化するまでの調整ズレを防止することができるうえ、短い時間での生産が容易になる。また、紫外線硬化用の単色のLED型照射器が容易に入手でき、発熱などを抑えて硬化させることが可能である。
(柱状樹脂の配置、形状など、図6〜図9参照)
ここで、柱状樹脂7の配置関係について説明する。配置や形状は、接着剤としての本来の機能である固定、位置の保持、バランスを考慮する必要があり、組立て性やコスト面からなるべく少ない量の接着剤で強固に固定できる配置が好ましい。
図6は、スポット状の柱状樹脂7を放熱部材4にレーザダイオード3の周囲を囲むように環状もしくは矩形状に配置した例を示す。柱状樹脂7はレーザダイオード3の周囲に2個以上配置され、各柱状樹脂7の形状、大きさがほぼ同じであってもよい。図7は、このような例を示し、柱状樹脂7を同じ大きさのスポット状に4点、3点あるいは6点に配置している。
塗布量を多くすれば、柱状樹脂7のアンカー効果が大きくなる。また、放熱部材4やホルダ5の設計上の制約によって全ての柱状樹脂7を同一形状に形成できるとは限らない。そこで、2個以上配置された柱状樹脂7は、形状、大きさが異なる少なくとも1個の柱状樹脂を含んでいてもよい。図8は、このような例を示し、下部に配置された柱状樹脂7の塗布量を多くしている。
さらに、種類の異なる材料からなる少なくとも1個の柱状樹脂7を含んでいてもよい。図9は、このような例を示し、上部2個と下部2個の柱状樹脂7とで材料を異ならせている。
(柱状樹脂を配置するための構成、図10〜図18参照)
放熱部材4又はホルダ5の少なくとも一方には、柱状樹脂7を配置するための窪み又は突起が形成されていてもよく、あるいは、柱状樹脂7が配置される個所に該柱状樹脂7の基部よりも小さい窪みが形成されていてもよい。窪みは樹脂を塗布する際の目印になり、かつ、未硬化状態での垂れを防止できる。突起は窪みと同じく目印になるとともに、硬化のために光を進入させる隙間を大きく形成することができる。
図10は、放熱部材4に半円球状の窪み4aを形成した例を示す。図11は、放熱部材4に四角形状の窪み4bを形成した例を示す。図12は、ホルダ5に半円球状の窪み5dを形成した例を示す。図13は、ホルダ5に四角形状の窪み5eを形成した例を示す。図14は、放熱部材4に半円球状の突起4cを形成した例を示す。図15は、放熱部材4に四角形状の突起4dを形成した例を示す。図16は、ホルダ5に半円球状の突起5fを形成した例を示す。図17は、ホルダ5に四角形状の突起5gを形成した例を示す。図18は、放熱部材4に柱状樹脂7の基部よりも小さい窪み4eを形成した例を示す。このような窪み4eはホルダ5に形成されていてもよい。
(温度上昇による光軸の位置ずれ、図19〜図21参照)
次に、光源ユニット2の温度上昇による光軸の位置ずれについて説明する。ここで説明する光源ユニット2は、図19に示すように、放熱部材4とホルダ5とをレーザダイオード3を中心にして対角線上に等距離に配置した4個の柱状樹脂7にて接合したものを第1モデルとする。
図20は図19に示した光源ユニット2(第1モデル)の温度上昇時の状態を模式的に示す。コリメータレンズ6がその下部でホルダ5に固定されている場合、レーザダイオード3とコリメータレンズ6との光軸はホルダ5の垂直面部5cの熱膨張に伴って副走査方向Zにずれるレーザ走査装置の作動により画像形成装置の機内温度が上昇したとしても、それぞれの線膨張係数が、ホルダは0.00038、放熱部材は0.00017、コリメータレンズは0.00017であるとき、ずれ量Δtを約2μmに収めることができる。なお、このずれ量は実用的な許容値を満足するものである。
一方、図21(B)は、同一径の円形状の柱状樹脂7を上部に1個、下部に2個配置した第2モデルを示す。図21(C)は、上部に2個の柱状樹脂7を配置し、下部には水平方向に細長くして塗布量を多くした柱状樹脂7を配置した第3モデルを示す。図21(D)は、柱状樹脂7の配置としては図21(B)の第2モデルと同じであるが、下部に配置した柱状樹脂7としてヤング率を高い材料の樹脂を使用した第4モデルを示す。第2、第3及び第4モデルにおいて、放熱部材4は下部に配置した柱状樹脂7によって上方(Z方向)に引っ張られる量が小さくなり、温度上昇が生じても光軸のずれ量Δtは前記第1モデルよりも小さくなる。
(集光光学素子の他の例、図22参照)
以上説明した実施例では光源ユニット2にコリメータレンズ6を用いたものを示したが、コリメータレンズ6に代えて他の集光光学素子を用いてもよい。例えば、図22に示すDOE(Diffractive Optical Element)30を用いることができる。このDOE30は、レーザダイオード3から放射された光を、主走査方向Yについてはほぼ平行光にし、副走査方向Zについてはポリゴンミラー12のミラー面近傍で集光させる機能を有している。DOE30は樹脂で一体成形されており、回転対称軸を持たない二つの反射面S2,S3と、回折面であってもよい二つの透過面S1,S4とを有している。複数機能を有する光学素子を用いればコンパクトな光源ユニットを構成できる。このようなDOE30の具体的な構成は、特開2002−287062号公報に詳しく記載されている。
(他の実施例)
なお、本発明に係るレーザ走査装置及び画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
特に、柱状樹脂の配置や形状は任意である。また、光源ユニット以外の構成は任意であることは勿論であり、複数の光源ユニットを備えたマルチビーム方式のレーザ走査装置であってもよい。
本発明に係るレーザ走査装置の一実施例を示す概略斜視図である。 光源ユニットの一例を示す垂直断面図である。 前記光源ユニットを構成する放熱部材とホルダの斜視図である。 光源ユニットの他の例を示す垂直断面図である。 (A),(B)ともに放熱部材とホルダの位置関係を示す断面図である。 (A),(B)ともに柱状樹脂の第1及び第2配置例を示す斜視図である。 (A),(B),(C)ともに柱状樹脂の第3、第4及び第5配置例を示す斜視図である。 (A),(B),(C)ともに柱状樹脂の第6、第7及び第8配置例を示す斜視図である。 (A),(B)ともに柱状樹脂の第9及び第10配置例を示す斜視図である。 放熱部材に形成した窪みの第1例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 放熱部材に形成した窪みの第2例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 ホルダに形成した窪みの第1例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 ホルダに形成した窪みの第2例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 放熱部材に形成した突起の第1例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 放熱部材に形成した突起の第2例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 ホルダに形成した突起の第1例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 ホルダに形成した突起の第2例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 放熱部材に形成した窪みの第3例を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 温度上昇時の光軸のずれを示すための光源ユニットの第1モデルを示し、(A)は垂直断面図、(B)は斜視図である。 第1モデルにおける温度上昇時の光軸のずれを示し、(A)は垂直断面図、(B)は斜視図である。 他のモデルにおける温度上昇時の光軸のずれを示し、(A)は垂直断面図、(B)は第2モデルの斜視図、(C)は第3モデルの斜視図、(D)は第4モデルの斜視図である。 集光光学素子の他の例を示す斜視図である。 本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概略構成図である。
符号の説明
1…レーザ走査装置
2…光源ユニット
3…レーザダイオード
4…放熱部材
5…ホルダ
6…コリメータレンズ
7…柱状樹脂
12…ポリゴンミラー
13…走査レンズ
15…ハウジング
4a,4b,4e,5d,5e…窪み
4c,4d,5f,5g…突起
T…間隔

Claims (16)

  1. 発光素子と、該発光素子から放射されたビームを整形する光学素子と、前記発光素子を保持する放熱部材と、該放熱部材及び前記光学素子を固定したホルダと、前記光学素子を透過したビームを偏向する偏向器と、前記放熱部材、前記ホルダ、前記偏向器を固定するハウジングと、を備えたレーザ走査装置において、
    前記放熱部材は前記発光素子のフランジ部を延伸した状態のほぼ平板状をなし、
    前記放熱部材と前記ホルダとは光軸方向に所定の間隔を保持して配置され、該間隔には柱状に形成された樹脂が配置され、前記発光素子を保持した前記放熱部材を前記ホルダに対して位置調整した後に前記柱状樹脂が硬化され、
    前記ホルダは、前記柱状樹脂を硬化させた後に、前記ハウジングに位置調整して固定されていること、
    を特徴とするレーザ走査装置。
  2. 前記光学素子はコリメータレンズであることを特徴とする請求項1に記載のレーザ走査装置。
  3. 前記光学素子はコリメータレンズ機能とシリンドリカルレンズ機能を一体化したものであることを特徴とする請求項1に記載のレーザ走査装置。
  4. 前記柱状樹脂は光硬化型接着剤であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  5. 柱状樹脂はガラス転移点が110℃以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のレーザ走査装置
  6. 前記柱状樹脂は未硬化常温状態における粘度が6,000〜30,000ミリパスカル秒であり、光軸方向の寸法が0.1〜1.0mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  7. 前記ホルダに対して前記放熱部材を少なくとも光軸方向への調整自由度を持たせ、前記ホルダに対して前記光学素子を少なくとも光軸方向と直交する方向への調整自由度を持たせ、前記発光素子と前記光学素子とを少なくとも主走査方向にほぼ平行光になるように位置調整した後に前記柱状樹脂が硬化されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  8. 前記放熱部材の端部から前記柱状樹脂の中心までの距離Dと該端部での放熱部材と前記ホルダとの間隔Tとが、T≧0.2×Dの関係を満足することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  9. 前記柱状樹脂は前記発光素子の周囲を囲むように環状に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  10. 前記柱状樹脂は前記発光素子の周囲に2個以上配置され、各柱状樹脂の形状、大きさがほぼ同じであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  11. 前記柱状樹脂は前記発光素子の周囲に2個以上配置され、形状、大きさが異なる少なくとも1個の柱状樹脂を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  12. 前記柱状樹脂は前記発光素子の周囲に2個以上配置され、種類の異なる材料からなる少なくとも1個の柱状樹脂を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  13. 前記放熱部材又は前記ホルダの少なくとも一方には、前記柱状樹脂を配置するための窪みが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  14. 前記放熱部材又は前記ホルダの少なくとも一方には、前記柱状樹脂を配置するための突起が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  15. 前記放熱部材又は前記ホルダの少なくとも一方には、前記柱状樹脂が配置される個所に該柱状樹脂の基部よりも小さい窪みが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のレーザ走査装置。
  16. 請求項1ないし請求項15のいずれかに記載のレーザ走査装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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