JP4285546B2 - 撮像システム、撮像装置および交換レンズ - Google Patents

撮像システム、撮像装置および交換レンズ Download PDF

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Description

本発明は、交換レンズが装着可能な撮像装置の技術に関する。
レンズ交換式のデジタルカメラにおいては、交換レンズとカメラボディとの交信(通信)により必要な相手側の情報を取得するものがある。
例えば特許文献1に開示されるレンズ交換式のデジタルカメラにおいては、交換レンズ内のフォーカス位置検出器によって検出されるフォーカスレンズの位置情報が交換レンズ内のレンズ制御回路を通じてカメラボディ内のカメラ制御回路に伝送されるようになっている。
特開2003−295047号公報
しかしながら、上記特許文献1のカメラでは、フォーカスレンズの位置情報が通信によって交換レンズからカメラボディに伝達されるため、カメラボディにおいてはフォーカスレンズの位置情報をリアルタイムで取得するのが困難である。このため、カメラボディでは、コントラスト検出方式の焦点検出(コントラストAF)に用いるAF評価値の算出タイミングに合わせてフォーカスレンズの位置情報を取得できず、これがコントラストAFを行う上での障害となっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、フォーカスレンズの位置を検出する検出部が交換レンズ内に設けられていても適切なコントラストAFを行える撮像装置の技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、所定のレンズ駆動手段によって駆動されるフォーカスレンズを有する交換レンズと、前記交換レンズが装着可能な撮像装置とを備えた撮像システムであって、前記撮像装置は、(a-1)前記交換レンズを通った被写体光像に係る画像信号を生成する撮像手段と、(a-2)コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記撮像手段で順次に生成される各画像信号に基づく焦点検出情報を取得する焦点情報取得手段と、(a-3)前記焦点情報取得手段で取得される各画像信号に基づく焦点検出情報と、当該各画像信号についての前記撮像手段での生成時点に関する時間情報とに基づき、前記フォーカスレンズが合焦位置を通過した合焦時点を特定する合焦時点特定手段とを備えるとともに、前記交換レンズは、(b-1)前記コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記所定のレンズ駆動手段によって駆動される前記フォーカスレンズの各位置を順次に検出するレンズ位置検出手段と、(b-2)前記レンズ位置検出手段で検出される前記フォーカスレンズの各位置に関する履歴情報と、当該各位置を前記フォーカスレンズが通過した時点に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報を記憶する記憶手段と、(b-3)前記記憶手段に記憶された前記時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、前記合焦位置として前記合焦時点でのフォーカスレンズの位置を特定する合焦位置特定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の側面は、所定のレンズ駆動手段によって駆動されるフォーカスレンズを有する交換レンズが装着可能な撮像装置であって、(a)前記交換レンズを通った被写体光像に係る画像信号を生成する撮像手段と、(b)コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記撮像手段で順次に生成される各画像信号に基づく焦点検出情報を取得する焦点情報取得手段と、(c)前記焦点情報取得手段で取得される各画像信号に基づく焦点検出情報と、当該各画像信号についての前記撮像手段での生成時点に関する時間情報とに基づき、前記フォーカスレンズが合焦位置を通過した合焦時点を特定する合焦時点特定手段とを備えるとともに、前記交換レンズは、前記コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記所定のレンズ駆動手段によって駆動される前記フォーカスレンズの各位置を順次に検出するレンズ位置検出手段と、前記レンズ位置検出手段で検出される前記フォーカスレンズの各位置に関する履歴情報と、当該各位置を前記フォーカスレンズが通過した時点に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、前記合焦位置として前記合焦時点でのフォーカスレンズの位置を特定する合焦位置特定手段とを有することを特徴とする。
本発明の第3の側面は、所定のレンズ駆動手段によって駆動されるフォーカスレンズを有し、撮像装置に装着可能な交換レンズであって、(a)コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記所定のレンズ駆動手段によって駆動される前記フォーカスレンズの各位置を順次に検出するレンズ位置検出手段と、(b)前記レンズ位置検出手段で検出される前記フォーカスレンズの各位置に関する履歴情報と、当該各位置を前記フォーカスレンズが通過した時点に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報を記憶する記憶手段と、(c)前記記憶手段に記憶された前記時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、合焦位置として合焦時点でのフォーカスレンズの位置を特定する合焦位置特定手段とを備え、前記撮像装置は、前記交換レンズを通った被写体光像に係る画像信号を生成する撮像手段と、前記コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記撮像手段で順次に生成される各画像信号に基づく焦点検出情報を取得する焦点情報取得手段と、前記焦点情報取得手段で取得される各画像信号に基づく焦点検出情報と、当該各画像信号についての前記撮像手段での生成時点に関する時間情報とに基づき、前記フォーカスレンズが前記合焦位置を通過した前記合焦時点を特定する合焦時点特定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に撮像手段で順次に生成される各画像信号に基づき取得される焦点検出情報と、当該各画像信号についての撮像手段での生成時点に関する時間情報とに基づきフォーカスレンズが合焦位置を通過した合焦時点を特定するとともに、コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に駆動されるフォーカスレンズの各位置に関する履歴情報と、当該各位置をフォーカスレンズが通過した時点に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、上記の合焦時点でのフォーカスレンズの位置(合焦位置)を特定する。これにより、フォーカスレンズの位置を検出する検出部が交換レンズに設けられていても適切なコントラストAFを行える。
<カメラシステムの外観構成>
図1および図2は、本発明の実施形態に係るカメラシステム1の外観構成を示す図である。ここで、図1および図2は、それぞれ正面図および背面図を示している。また、図3は、カメラシステム1の縦断面図である。
カメラシステム1は、例えば一眼レフレックスタイプのデジタルスチルカメラとして構成される撮像システムとして機能し、撮像装置として働くカメラボディ10と、カメラボディ10に着脱自在な撮影レンズとしての交換レンズ2とを備えている。
図1において、カメラボディ10の正面側には、正面略中央に交換レンズ2が装着されるマウント部301と、マウント部301の右横に配置されたレンズ交換ボタン302と、正面左端部(X方向左側)において突設され、ユーザが片手(又は両手)により確実に把持可能とするためのグリップ部303と、正面左上部(Y方向左上側)に配置されたモード設定ダイアル305と、正面右上部に配置された制御値設定ダイアル306と、グリップ部303の上面に配置されたシャッターボタン307とが設けられている。
また、図2において、カメラボディ10の背面側には、LCD(Liquid Crystal Display)311と、LCD311の左方に配置された設定ボタン群312と、LCD311の右方に配置された十字キー314と、十字キー314の中央に配置されたプッシュボタン315とが備えられている。また、カメラボディ10の背面側には、LCD311の上方に配設されたEVF(Electronic View Finder)316と、EVF316の周囲を囲むアイカップ321と、EVF316の左方に配設されたメインスイッチ317と、EVF316の右方に配設された露出補正ボタン323およびAEロックボタン324と、EVF316の上方に配設されたフラッシュ部318および接続端子部319とが備えられている。
また、図2において、カメラボディ10の背面側には、LCD(Liquid Crystal Display)311と、LCD311の左方に配置された設定ボタン群312と、LCD311の右方に配置された十字キー314と、十字キー314の中央に配置されたプッシュボタン315とが備えられている。また、カメラボディ10の背面側には、LCD311の上方に配設された光学ファインダ316と、光学ファインダ316の右方に配設された露出補正ボタ323およびAEロックボタン324と、光学ファインダ316の上方に配設されたフラッシュ部318および接続端子部319とが備えられている。
マウント部301には、装着された交換レンズ2との電気的接続を行うための複数個の電気的接点や、機械的接続を行うためのカプラ等が設けられている。
レンズ交換ボタン302は、マウント部301に装着された交換レンズ2を取り外す際に押下されるボタンである。
グリップ部303は、ユーザが撮影時にカメラシステム1を把持する部分であり、フィッティング性を高めるために指形状に合わせた表面凹凸が設けられている。なお、グリップ部303の内部には電池収納室およびカード収納室(不図示)が設けられている。電池収納室にはカメラの電源として電池69B(図5参照)が収納されており、カード収納室には撮影画像の画像データを記録するための記録媒体(例えばメモリカード)が着脱可能に収納されるようになっている。なお、グリップ部303には、当該グリップ部303をユーザが把持したか否かを検出するためのグリップセンサを設けるようにしても良い。
モード設定ダイアル305及び制御値設定ダイアル306は、カメラボディ10の上面と略平行な面内で回転可能な略円盤状の部材からなる。モード設定ダイアル305は、自動露出(AE)制御モードや自動焦点(AF;オートフォーカス)制御モード、或いは1枚の静止画を撮影する静止画撮影モードや連続撮影を行う連続撮影モード等の各種撮影モード、記録済みの画像を再生する再生モード等、カメラシステム1に搭載されたモードや機能を択一的に選択するためのものである。一方、制御値設定ダイアル306は、カメラシステム1に搭載された各種の機能に対する制御値を設定するためのものである。
シャッターボタン307は、途中まで押し込んだ「半押し状態」の操作と、さらに押し込んだ「全押し状態」の操作とが可能とされた押下スイッチである。静止画撮影モードにおいてシャッターボタン307が半押し(S1)されると、被写体の静止画を撮影するための準備動作(露出制御値の設定や焦点調節等の準備動作)が実行され、シャッターボタン307が全押し(S2)されると、撮影動作(撮像センサを露光し、その露光によって得られた画像信号に所定の画像処理を施してメモリカード等に記録する一連の動作)が実行される。
LCD311は、画像表示が可能なカラー液晶パネルを備えており、撮像素子101(図3)により撮像された画像の表示や記録済みの画像の再生表示等を行うとともに、カメラシステム1に搭載される機能やモードの設定画面を表示するものである。なお、LCD311に代えて、有機ELやプラズマ表示装置を用いるようにしても良い。
設定ボタン群312は、カメラシステム1に搭載された各種の機能に対する操作を行うボタンである。この設定ボタン群312には、例えばLCD311に表示されるメニュー画面で選択された内容を確定するための選択確定スイッチ、選択取り消しスイッチ、メニュー画面の内容を切り替えるメニュー表示スイッチ、表示オン/オフスイッチ、表示拡大スイッチなどが含まれる。そして、設定ボタン群312におけるボタン312aは、後述するライブビューモードに設定するためのボタン(以下では「LVモード設定ボタン」ともいう)として機能する。
十字キー314は、円周方向に一定間隔で配置された複数の押圧部(図中の三角印の部分)を備える環状の部材を有し、各押圧部に対応して備えられた図示省略の接点(スイッチ)により押圧部の押圧操作が検出されるように構成されている。また、プッシュボタン315は、十字キー314の中央に配置されている。十字キー314及びプッシュボタン315は、撮影倍率の変更(ズームレンズのワイド方向やテレ方向への移動)、LCD311等に再生する記録画像のコマ送り、及び撮影条件(絞り値、シャッタスピード、フラッシュ発光の有無等)の設定等の指示を入力するためのものである。
光学ファインダ316は、被写体が撮影される範囲を光学的に表示するものである。すなわち、光学ファインダ316には、交換レンズ2からの被写体像が導かれており、ユーザは、この光学ファインダ316を覗くことにより、実際に撮像素子101にて撮影される被写体を視認することができる。
メインスイッチ317は、左右にスライドする2接点のスライドスイッチからなり、左にセットするとカメラシステム1の電源がオンされ、右にセットすると電源がオフされる。
フラッシュ部318は、ポップアップ式の内蔵フラッシュとして構成されている。一方、外部フラッシュ等をカメラボディ10に取り付ける場合には、接続端子部319を使用して接続する。
アイカップ321は、遮光性を有してEVF316への外光の侵入を抑制する「コ」字状の遮光部材である。
露出補正ボタン323は、露出値(絞り値やシャッタースピード)を手動で調整するためのボタンであり、AEロックボタン324は、露出を固定するためのボタンである。
交換レンズ2は、被写体からの光(光像)を取り込むレンズ窓として機能するとともに、当該被写体光をカメラボディ10の内部に配置されている撮像素子101に導くための撮影光学系として機能するものである。この交換レンズ2は、上述のレンズ交換ボタン302を押下操作することで、カメラボディ10から取り外すことが可能となっている。
交換レンズ2は、光軸LTに沿って直列的に配置された複数のレンズからなるレンズ群21を備えている(図5参照)。このレンズ群21には、焦点の調節を行うためのフォーカスレンズ211(図5参照)と、変倍を行うためのズームレンズ212(図5参照)とが含まれており、それぞれ光軸LT方向に駆動されることで、変倍や焦点調節が行われる。また、交換レンズ2には、その鏡胴の外周適所に該鏡胴の外周面に沿って回転可能な操作環が備えられており、上記のズームレンズ212は、マニュアル操作或いはオート操作により、上記操作環の回転方向及び回転量に応じて光軸方向に移動し、その移動先の位置に応じたズーム倍率(撮影倍率)に設定されるようになっている。
<カメラシステム1の内部構成>
次に、カメラシステム1の内部構成について説明する。図3は、カメラシステム1の縦断面図である。図3に示すように、カメラボディ10の内部には、撮像素子101、ファインダ部102(ファインダ光学系)、ミラー部103、AF位相差モジュール107などが備えられている。
撮像素子101は、カメラボディ10に交換レンズ2が装着された場合の当該交換レンズ2が備えているレンズ群の光軸LT上において、光軸LTに対して垂直となる方向に配置されている。撮像素子101としては、例えばフォトダイオードを有して構成される複数の画素がマトリクス状に2次元配置され、各画素の受光面に、それぞれ分光特性の異なる例えばR(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタが1:2:1の比率で配設されてなるベイヤー配列のCMOSカラーエリアセンサ(CMOS型の撮像素子)が用いられる。撮像素子(撮像センサ)101は、交換レンズ2を通って結像された被写体光像に関するR(赤)、G(緑)、B(青)各色成分のアナログの電気信号(画像信号)を生成し、R、G、B各色の画像信号として出力する。
上記の光軸LT上において、被写体光をファインダ部102へ向けて反射される位置には、ミラー部103が配置されている。交換レンズ2を通過した被写体光は、ミラー部103(後述の主ミラー1031)によって上方へ反射される。交換レンズ2を通過した被写体光の一部はこのミラー部103を透過する。
ファインダ部102は、ペンタプリズム105、接眼レンズ106及び光学ファインダ316を備えている。ペンタプリズム105は、断面5角形を呈し、その下面から入射された被写体光像を内部での反射によって当該光像の天地左右を入れ替えて正立像にするためのプリズムである。接眼レンズ106は、ペンタプリズム105により正立像にされた被写体像を光学ファインダ316の外側に導く。このような構成により、ファインダ部102は、撮影待機時において被写界を確認するための光学ファインダとして機能する。
ミラー部103は、主ミラー1031及びサブミラー1032から構成されており、主ミラー1031の背面側において、サブミラー1032が主ミラー1031の背面に向けて倒れるように回動可能に設けられている。主ミラー1031を透過した被写体光の一部はサブミラー1032によって反射され、この反射された被写体光は位相差AFモジュール107に入射される。
上記のミラー部103は、所謂クイックリターンミラーとして構成されており、露光時やライブビューモードの設定時(後述)には回転軸1033を回動支点として上方に向けて跳ね上がる。この際、サブミラー1032は、上記のミラー部103がペンタプリズム105の下方位置で停止したときには、主ミラー1031と略平行となるように折り畳まれた状態となる(図6参照)。これにより、交換レンズ2からの被写体光がミラー部103によって遮られることなく撮像素子101上に届き、該撮影素子101が露光される。撮像素子101での撮像動作が終了すると、ミラー部103は元の位置(図3に示す位置)に復帰する。
AF位相差モジュール107は、被写体のピント情報を検出する測距素子等からなる所謂AFセンサとして構成されている。このAF位相差モジュール107は、ミラー部103の底部に配設されており、位相差検出方式の焦点検出(以下では「位相差AF」ともいう)により合焦位置を検出する。すなわち、撮影待機時においてユーザが光学ファインダ316で被写体を確認する場合には、図4に示すように主ミラー1031およびサブミラー1032がダウンされた状態で位相差AFモジュール107に被写体からの光が導かれるとともに、位相差AFモジュール107からの出力に基づき交換レンズ2内のフォーカスレンズ211が駆動されてピント合わせが行われることとなる。
撮像素子101の光軸方向前方には、シャッタユニット40が配置されている。このシャッタユニット40は、上下方向に移動する幕体を備え、光軸LTに沿って撮像素子101に導かれる被写体光の光路開口動作及び光路遮断動作を行うメカニカルフォーカルプレーンシャッタとして構成されている。なお、シャッタユニット40は、撮像素子101が完全電子シャッター可能な撮像素子である場合には省略可能である。
<カメラシステム1の電気的構成>
図5は、カメラシステム1全体の電気的な構成を示すブロック図である。ここで、図1〜図3と同一の部材等については、同一の符号を付している。なお、説明の便宜上、交換レンズ2の電気的構成について先ず説明する。
交換レンズ2は、上述した撮影光学系を構成するレンズ群21に加え、レンズ駆動機構24と、レンズ位置検出部25と、レンズ制御部26と、絞り駆動機構27とを備えている。
レンズ群21では、フォーカスレンズ211及びズームレンズ212と、カメラボディ10に備えられた撮像素子101へ入射される光量を調節するための絞り23とが、鏡胴内において光軸LT(図3)方向に保持されており、被写体の光像を取り込んで撮像素子101に結像させる。焦点調節動作は、レンズ群21が交換レンズ2内のAFアクチュエータ71Mにより光軸LT方向に駆動されることで行われる。
フォーカス駆動制御部71Aは、レンズ制御部26を介してメイン制御部62から与えられるAF制御信号に基づき、フォーカスレンズ211を合焦位置に移動させるために必要な、AFアクチュエータ71Mに対する駆動制御信号を生成するものである。AFアクチュエータ71Mは、ステッピングモータ等からなり、レンズ駆動機構24にレンズ駆動力を与える。
レンズ駆動機構24は、例えばヘリコイド及び該ヘリコイドを回転させる図示省略のギア等で構成され、AFアクチュエータ71Mからの駆動力を受けて、フォーカスレンズ211等を光軸LTと平行な方向に駆動させるものである。なお、フォーカスレンズ211の移動方向及び移動量は、それぞれAFアクチュエータ71Mの回転方向及び回転数に従う。
レンズ位置検出部25は、レンズ群21の移動範囲内において光軸LT方向に複数個のコードパターンが所定ピッチで形成されたエンコード板と、このエンコード板に摺接しながら鏡胴22と一体的に移動するエンコーダブラシとを備えており、レンズ群21の焦点調節時の移動量を検出する。なお、レンズ位置検出部24で検出されたレンズ位置は、例えばパルス数として出力される。
レンズ制御部26は、例えば制御プログラムを記憶するROMや状態情報に関するデータを記憶するフラッシュメモリ等からなるメモリ部261が内蔵されたマイクロコンピュータからなっている。このレンズ制御部26には、基準クロックに基づき計時を行うタイマ263が設けられている。
また、レンズ制御部26は、コネクタEcを介してカメラボディ10のメイン制御部62との間で通信を行う通信部262を備え、この通信部262は、例えばレンズ群21の焦点距離、射出瞳位置、絞り値、合焦距離及び周辺光量状態等の状態情報データや、レンズ位置検出部25で検出されるフォーカスレンズ211の位置情報をメイン制御部62に送信する一方、メイン制御部62から例えばフォーカスレンズ211の駆動量のデータを受信する。また撮影時には、AF動作完了後の焦点距離情報、絞り値等のデータが通信部262からメイン制御部62へ送信される。なお、メモリ部261には、上記のレンズ群21の状態情報データや、メイン制御部62から送信された例えばフォーカスレンズ211の駆動量のデータ等が記憶される。
絞り駆動機構27は、カプラ75を介して絞り駆動アクチュエータ76Mからの駆動力を受けて、絞り23の絞り径を変更するものである。
続いて、カメラボディ10の電気的構成について説明する。カメラボディ10には、先に説明した撮像素子101、シャッタユニット40等の他に、AFE(アナログフロントエンド)5、画像処理部61、画像メモリ614、メイン制御部62、フラッシュ回路63、操作部64、VRAM65(65a、65b)、カードI/F66、メモリカード67、通信用I/F68、電源回路69、電池69B、ミラー駆動制御部72A及びミラー駆動アクチュエータ72M、シャッタ駆動制御部73A及びシャッタ駆動アクチュエータ73M、絞り駆動制御部76A及び絞り駆動アクチュエータ76Mを備えて構成されている。
撮像素子101は、先に説明した通りCMOSカラーエリアセンサからなり、後述のタイミング制御回路51により、当該撮像素子101の露光動作の開始(及び終了)や、撮像素子101が備える各画素の出力選択、画素信号の読出し等の撮像動作が制御される。
AFE5は、撮像素子101に対して所定の動作を行わせるタイミングパルスを与えると共に、撮像素子101から出力される画像信号(CMOSエリアセンサの各画素で受光されたアナログ信号群)に所定の信号処理を施し、デジタル信号に変換して画像処理部61に出力するものである。このAFE5は、タイミング制御回路51、信号処理部52及びA/D変換部53などを備えて構成されている。
タイミング制御回路51は、メイン制御部62から出力される基準クロックに基づいて所定のタイミングパルス(垂直走査パルスφVn、水平走査パルスφVm、リセット信号φVr等を発生させるパルス)を生成して撮像素子101に出力し、撮像素子101の撮像動作を制御する。また、所定のタイミングパルスを信号処理部52やA/D変換部53にそれぞれ出力することにより、信号処理部52及びA/D変換部53の動作を制御する。
信号処理部52は、撮像素子101から出力されるアナログの画像信号に所定のアナログ信号処理を施すものである。この信号処理部52には、CDS(相関二重サンプリング)回路、AGC(オートゲインコントロール)回路及びクランプ回路等が備えられている。A/D変換部53は、信号処理部52から出力されたアナログのR、G、Bの画像信号を、タイミング制御回路51から出力されるタイミングパルスに基づいて、複数のビット(例えば12ビット)からなるデジタルの画像信号に変換するものである。
画像処理部61は、AFE5から出力される画像データに所定の信号処理を行って画像ファイルを作成するもので、黒レベル補正回路611、ホワイトバランス制御回路612及びガンマ補正回路613等を備えて構成されている。なお、画像処理部61へ取り込まれた画像データは、撮像素子101の読み出しに同期して画像メモリ614に一旦書き込まれ、以後この画像メモリ614に書き込まれた画像データにアクセスして、画像処理部61の各ブロックにおいて処理が行われる。
黒レベル補正回路611は、A/D変換部53によりA/D変換されたR、G、Bの各デジタル画像信号の黒レベルを、基準の黒レベルに補正するものである。
ホワイトバランス補正回路612は、光源に応じた白の基準に基づいて、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分のデジタル信号のレベル変換(ホワイトバランス(WB)調整)を行うものである。すなわちホワイトバランス制御回路612は、メイン制御部62から与えられるWB調整データに基づき、撮影被写体において輝度や彩度データ等から本来白色であると推定される部分を特定し、その部分のR、G、Bそれぞれを色成分の平均と、G/R比及びG/B比とを求め、これをR、Bの補正ゲインとしてレベル補正する。
ガンマ補正回路613は、WB調整された画像データの階調特性を補正するものである。具体的にはガンマ補正回路613は、画像データのレベルを色成分毎に予め設定されたガンマ補正用テーブルを用いて非線形変換するとともにオフセット調整を行う。
画像メモリ614は、撮影モード時には、画像処理部61から出力される画像データを一時的に記憶するとともに、この画像データに対しメイン制御部62により所定の処理を行うための作業領域として用いられるメモリである。また、再生モード時には、メモリカード67から読み出した画像データを一時的に記憶する。
メイン制御部62は、例えば制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを記憶するフラッシュメモリ等の記憶部が内蔵されたマイクロコンピュータからなり、カメラシステム1各部の動作を制御するものである。このメイン制御部62には、基準クロックに基づき計時を行うタイマ621が設けられている。
カメラシステム1には、撮像素子101で撮像される被写体をユーザがLCD311で視認できるように、本撮影(画像記録用の撮影)前に撮像素子101で順次に生成される画像信号に基づき被写体を動画的態様でLCD311にライブビュー表示(プレビュー表示)を行わせるライブビューモードが機能として設けられているが、メイン制御部62により、LVモード設定ボタン312aが押下された場合にライブビューモードに設定してライブビュー表示を開始する制御が行われる。
このライブビューモードでは、被写体からの光を撮像素子101に導く必要があるため、図6に示すようにシャッターユニット40の開動作が行われるとともに、主ミラー1031およびサブミラー1032がアップされる。これにより、位相差AFモジュール107は被写体からの光を受光できなくなるため、ライブビューモードでの焦点検出(AF)は、上述した位相差AFでなく、撮像素子101の出力信号に基づきフォーカスレンズ211を合焦位置に駆動させるコントラスト検出方式の焦点検出(コントラストAF)が行われることとなる(後で詳述)。
フラッシュ回路63は、フラッシュ撮影モードにおいて、フラッシュ部318または接続端子部319に接続される外部フラッシュの発光量を、メイン制御部62により設定された発光量に制御するものである。
操作部64は、上述のモード設定ダイアル305、制御値設定ダイアル306、シャッターボタン307、設定ボタン群312、十字キー314、プッシュボタン315、メインスイッチ317等を含み、操作情報をメイン制御部62に入力するためのものである。
VRAM65は、LCD311の画素数に対応した画像信号の記憶容量を有し、メイン制御部62とLCD311との間のバッファメモリである。カードI/F66は、メモリカード67とメイン制御部62との間で信号の送受信を可能とするためのインターフェイスである。メモリカード67は、メイン制御部62で生成された画像データを保存する記録媒体である。通信用I/F68は、パーソナルコンピュータやその他の外部機器に対する画像データ等の伝送を可能とするためのインターフェースである。
電源回路69は、例えば定電圧回路等からなり、メイン制御部62等の制御部、撮像素子101、その他の各種駆動部等、カメラシステム1全体を駆動させるための電圧(例えば5V)を生成する。なお、撮像素子101への通電制御は、メイン制御部62から電源回路69に与えられる制御信号により行われる。電池69Bは、アルカリ乾電池等の一次電池や、ニッケル水素充電池等の二次電池からなり、カメラシステム1全体に電力を供給する電源である。
ミラー駆動制御部72Aは、撮影動作のタイミングに合わせて、ミラー駆動アクチュエータ72Mを駆動させる駆動信号を生成するものである。ミラー駆動アクチュエータ72Mは、ミラー部103(クイックリターンミラー)を、水平姿勢若しくは傾斜姿勢に回動させるアクチュエータである。
シャッタ駆動制御部73Aは、メイン制御部62から与えられる制御信号に基づき、シャッタ駆動アクチュエータ73Mに対する駆動制御信号を生成するものである。シャッタ駆動アクチュエータ73Mは、シャッタユニット40の開閉駆動を行うアクチュエータである。
絞り駆動制御部76Aは、メイン制御部62から与えられる制御信号に基づき、絞り駆動アクチュエータ76Mに対する駆動制御信号を生成するものである。絞り駆動アクチュエータ76Mは、カプラ75を介して絞り駆動機構27に駆動力を与える。
また、カメラボディ10は、黒レベル補正回路611から出力される黒レベル補正済みの画像データに基づき、コントラストAFに必要なコントラストAF評価値の演算を行うコントラストAF演算回路77を備えている。
このコントラストAF演算回路77を利用したカメラシステム1のコントラストAFについて、詳しく説明する。
<カメラシステム1のコントラストAFについて>
レンズ交換式のデジタルカメラとして構成されるカメラシステム1では、レンズ位置検出部25で検出されるフォーカスレンズ211の位置情報が交換レンズ2内のレンズ制御部26の通信部262を介した交信(通信)によってカメラボディ10に伝達される。このため、カメラボディ10においては、コントラストAFで必要なフォーカスレンズ211の位置情報をリアルタイムで取得することが困難な状況となっている。
そこで、本実施形態のカメラシステム1では、カメラボディ10においてフォーカスレンズ211の位置情報をリアルタイムで逐次に取得することはせず、時間情報(時刻情報)を媒介として合焦時点のフォーカスレンズ211の位置情報のみを取得することとしている。具体的には、交換レンズ2では、コントラストAF時に駆動されるフォーカスレンズ211についてレンズ位置検出部25で検出されるフォーカスレンズ211の各位置に関する履歴情報と、この各位置をフォーカスレンズ211が通過したタイミング(時点)に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報をレンズ制御部26内のメモリ部261に記憶する一方、カメラボディ10側では、AF評価値演算による合焦時点の特定後に、この合焦時点でのフォーカスレンズ211の位置情報を上記時系列のレンズ位置履歴情報を記憶している交換レンズ2から取得するようにしている。このコントラストAFについて以下で詳しく説明する。
本実施形態のコントラストAFでは、交換レンズ2においてレンズ制御部26内のメモリ部261に上記時系列のレンズ位置履歴情報が記憶される。具体的には、図7に示すように、メモリ部261の各アドレスA0〜Amに、レンズ制御部26のタイマ263で計時される時刻(例えば交換レンズ2のレンズ制御部26が起動されてからの経過時間)のデータ(時間データ)T0〜Tmと、それぞれの時刻T0〜Tmでのフォーカスレンズ211の位置のデータ(位置データ)P0〜Pmが記憶される。コントラストAFが開始されると、メモリ部261にはアドレスA0、A1、A2・・・の順に時刻データおよび位置データが格納されるが、最後のアドレスAmにデータが記憶されると、次のデータは最初のアドレスA0に戻って格納されることとなる。このようにリングメモリの如くデータをメモリ部261に蓄積することで、メモリ部261に割り当てる記憶容量を抑えつつフォーカスレンズ211の合焦時点付近の時間データおよび位置データが確実に記憶できることとなる。なお、この記憶容量としては、例えば100ms分の時刻データおよび位置データを記憶できる容量がメモリ部261で割り当てられる。また、位置データについては、コントラストAF時に撮像素子101において画像信号を生成する周期(240fps)と同じ周期でフォーカスレンズ211の各位置を検出して得られた位置情報が記憶される。これにより、カメラボディ10側と交換レンズ2側との時間軸の分解能を統一でき、バランス良くフォーカスレンズ211の合焦位置を求めることが可能となる。
また、本実施形態のコントラストAFでは、カメラボディ10側において、撮影範囲の一部(例えば中央部分)に設定されるAFエリア内における画素群を読み出し、AF評価値が算出される。このAF評価値については、例えばAFエリア内における隣接画素同士の差分の絶対値の総和として算出する。
ここで、このAF評価値を、フォーカスレンズ211を一定方向に例えば一定の速度で移動させつつ順次に算出すれば、図8のようにAF評価値が単調に増加してからピークQkを境に単調に減少するような時刻とAF評価値との関係が得られることとなる。この図8の横軸に表される時刻は、カメラボディ10のメイン制御部62のタイマ621で計測された時刻(例えばメインスイッチ317による電源オンからの経過時間)である。なお、フォーカスレンズ211は、ピントの山、つまりAF評価値のピークQkを超えるまで移動するようにする。
そして、図8に示すようにピークQk近傍のAF評価値Dn-1、Dn、Dn+1と、そのAF評価値の算出に用いた画像信号が例えば撮像素子101で生成された時刻Tn-1、Tn、Tn+1とが取得されると、次の式(1)に示す2次補間近似式を用いて、AF評価値がピークQkとなる合焦時刻Tfが算出できることとなる。
Figure 0004285546
このようにカメラボディ10側で算出された合焦時刻Tfと現在時刻との差分時間の情報を交換レンズ2に伝達すれば、この差分時間の情報に基づき交換レンズ2側では、メモリ部261に図7のように記憶された時系列のレンズ位置履歴情報から合焦時刻(合焦時点)Tfでのフォーカスレンズ211の位置を合焦位置として特定できることとなる。そして、この特定した合焦位置の情報を交換レンズ2からカメラボディ10のメイン制御部62に伝達することで、当該合焦位置にフォーカスレンズ211を駆動する制御が可能となる。なお、メモリ部261に格納される時系列のレンズ位置履歴情報においては、一定の周期(1/240秒)で得られる時間データおよび位置データをが記憶されているため、合焦時刻Tfに合致する時間データが存在しない場合には、合焦時刻Tf前後の2つの時間データとその位置データを用いた按分計算を行ってフォーカスレンズ211の位置を特定するようにする。
以上で説明したコントラストAF(山登りAF)では、AF評価値をコントラストAF演算回路77で求めて、フォーカス駆動制御部71Aによりフォーカスレンズ211を上記の式(1)で求めた合焦時刻Tfに対応した合焦位置に移動させることにより、位相差AFモジュール107を用いた位相差AFより合焦精度が高いオートフォーカス制御が可能となる。
このようなコントラストAFに関する撮像装置1の具体的な動作を以下で説明する。
<カメラシステム1の動作>
図9は、カメラシステム1の基本的な動作、特にAF動作を示すフローチャートである。本動作は、メイン制御部62およびレンズ制御部26によって実行される。
まず、ユーザによりLVモード設定ボタン312aが押下されてライブビューモードが設定されたかを判定する(ステップST1)。ここで、ライブビューモードが設定されている場合には、ステップST2に進み、設定されていない場合には、ステップST19に進む。
ステップST2では、ミラー駆動アクチュエータ72Mにより図6に示すように主ミラー1031とサブミラー1032とをアップする。
ステップST3では、撮像素子101を起動して画素読出しを開始する。ここでは、撮像素子101の画素読出し周期が60fpsに設定される。
ステップST4では、撮像素子101から60fpsで順次に出力される画像信号に基づき、LCD311でライブビュー表示を行う。
ステップST5では、シャッターボタン307がユーザによって半押し(S1)されたかを判定する。ここで、半押しされた場合には、ステップST6に進むとともに、半押しされていない場合には、ステップST5を繰り返す。
ステップST6では、ステップST3で60fpsに設定された撮像素子101の画素読出し周期を240fpsに変更する。このように画素読出し周期を240fpsに設定するのは、交換レンズ2内のレンズ群21の駆動速度を考慮すると、240fpsでフォーカスレンズ211の駆動ピッチが被写界深度(焦点深度)の2〜4倍程度となって、ほぼ適正な駆動ピッチとなるからである。
ステップST7では、撮像素子101におけるAFエリア内の画素群からの出力に基づき、コントラストAF演算回路77でAF評価値を算出して取得する動作を開始する。
ステップST8では、フォーカスレンズ211を微小駆動して合焦方向を検出する。具体的には、フォーカスレンズ211を近側(または遠側)の方向に被写界深度の1〜2倍程度の微小駆動させるとともに、この微小駆動前後のAF評価値を取得し、AF評価値の大きい方向を合焦位置がある方向(合焦方向)と判断する。そして、この合焦方向にフォーカスレンズ211を例えば一定の速度で駆動させる動作を開始する。なお、この合焦方向へのフォーカスレンズ211の駆動は、ステップST12でAF評価値がピークを超えたと判定されるまで継続される。
ステップST9では、撮像素子101におけるAFエリア内の画素群からの出力に基づき、コントラストAF演算回路77において240fpsの周期でAF評価値を算出して取得する。すなわち、コントラストAF時に撮像素子101で順次に生成される各画像信号に基づくAF評価値(焦点検出情報)が取得される。
ステップST10では、ステップST9でのAF評価値の算出に用いた画像信号の電荷蓄積時間(露光時間)の中間時点に関する時刻(露光中心時刻)をメイン制御部62のタイマ621に基づき取得する。
以上のステップST9およびステップST10に対応する動作として、交換レンズ2では、コントラストAF時にAFアクチュエータ71Mおよびレンズ駆動機構24によって駆動されるフォーカスレンズ211の各位置がレンズ位置検出部25で順次に検出されるとともに、このレンズ位置検出部25で検出されたフォーカスレンズ211の各位置に関する履歴情報と、当該各位置をフォーカスレンズ211が通過した時点(時刻)に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報(図7参照)がレンズ制御部26のメモリ部261に記憶される。
ステップST11では、ステップST9で取得されるAF評価値に基づき、上述したコントラストAF(山登りAF)を行う。
ステップST12では、AF評価値がピークQk(図8)を超えたかを判定する。具体的には、ステップST9で取得するAF評価値について現時点でのAF評価値が前回のAF評価値より小さくなったか否かを判断する。ここで、AF評価値がピークQkを超えた場合には、ステップST13に進み、ピークを超えていない場合には、ステップST9に戻る。
ステップST13では、ステップST9で取得したAF評価値とステップST10で取得した露光中心時刻とに基づき、上述した式(1)を利用してAF評価値がピークQkとなる時刻(合焦時刻)Tpを特定する。すなわち、ステップST9で取得される撮像素子101からの各画像信号に基づくAF評価値(焦点検出情報)と、当該各画像信号についての撮像素子101での生成時点に関する時間情報とから、フォーカスレンズ211が合焦位置を通過した合焦時点を特定する。
ステップST14では、カメラボディ10におけるメイン制御部62のタイマ621を利用して、現在の時刻Tqを取得する。
ステップST15では、ステップST14で取得した現在の時刻(現時点)Tqと上記の合焦時刻(合焦時点)Tpとの差分時間Ts(=Tq−Tp)を算出する。
ステップST16では、ステップST15で算出した差分時間Ts前におけるフォーカスレンズ211の位置(合焦位置)の情報を交換レンズ2に要求する要求コマンドをカメラボディ10から発信する。
ステップST17では、ステップST16で発信された要求コマンドに応答して、交換レンズ2から差分時間Ts前のフォーカスレンズ211の位置情報(合焦位置の情報)をカメラボディ10に送信する。すなわち、交換レンズ2のレンズ制御部26は、メモリ部261に記憶された時系列のレンズ位置履歴情報(図7参照)に基づき、差分時間Tsに相当する時間だけ現在から遡った時点でのフォーカスレンズ211の位置(合焦位置)を特定し、この合焦位置の情報をカメラボディに送信する。これにより、交換レンズ2側で的確に特定されたフォーカスレンズ211の合焦位置の情報をカメラボディ10で取得できることとなる。
なお、ステップST17における合焦位置の特定では、上記の要求コマンドの伝達、つまりカメラボディ10から交換レンズ2への信号伝達に要する時間を差分時間Tsに加えた時間だけ現在から遡った時点でのフォーカスレンズ211の位置を合焦位置として特定するのが好ましい。これにより、交換レンズ2において一層精度良くフォーカスレンズ211の合焦位置を特定できることとなる。
ステップST18では、ステップST17で受信した差分時間Ts前のフォーカスレンズ211の位置(合焦位置)にフォーカスレンズ211を駆動する。ここでは、カメラボディ10のメイン制御部62からレンズ制御部26およびフォーカスレンズ制御部71Aを介してAFアクチュエータ71Mを駆動し、フォーカスレンズ211が合焦位置に駆動される。これにより、コントラストAFが完了する。
ステップST19では、ステップST5と同様に、シャッターボタン307がユーザによって半押し(S1)されたかを判定する。ここで、半押しされた場合には、ステップST20に進むとともに、半押しされていない場合には、ステップST19を繰り返す。
ステップST20では、上述した位相差AFを行う。すなわち、図4のように主ミラー1031およびサブミラー1032がダウンされた状態で、位相差AFモジュール107からの出力に基づきフォーカスレンズ211の駆動が行われる。
以上で説明したカメラシステム1では、コントラストAF時に駆動されるフォーカスレンズ211の各位置とその時刻とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報を交換レンズ2内のメモリ部261に記憶する一方、コントラストAF時に撮像素子101で順次に生成される各画像信号に基づきAF評価値を算出することで合焦時点を特定し、この合焦時点でのフォーカスレンズ211の位置(合焦位置)を上記の時系列のレンズ位置履歴情報を参照して求める。これにより、カメラボディ10においてフォーカスレンズ211の位置情報を交換レンズ2からリアルタイムで取得しなくても、適切なコントラストAFが行える。
<変形例>
・上記の実施形態におけるAF評価値については、AFエリア内における隣接画素同士の差分の絶対値総和を算出するのは必須でなく、隣接画素同士の差分の2乗の絶対値総和を算出するようにしても良い。
・上記の実施形態におけるAFアクチュエータ71Mについては、交換レンズ2側に設けるのは必須でなく、カメラボディ10側に設けるようにしても良い。
・上記の実施形態においては、交換レンズ2で特定されたフォーカスレンズ211の合焦位置の情報をカメラボディ10のメイン制御部62に伝達するのは必須でなく、合焦位置の情報に基づきレンズ制御部26でフォーカスレンズ211に係るAF制御信号を生成してフォーカス制御部71Aに伝送するようにしても良い。
・上記の実施形態におけるフォーカスレンズ211の合焦位置については、差分時間Tsを算出して特定するのは必須でなく、例えばコントラストAF開始時や交換レンズ2がカメラボディ10に装着された時などに、レンズ制御部26とメイン制御部62とのタイマ263、621間で時間差(時刻のずれ)し、この時間差を利用して特定するようにしても良い。すなわち、コントラストAF開始時等にメイン制御部62でレンズ制御部26のタイマ263との時間差αを求め、カメラボディ10で特定した合焦時刻Tp(図9のステップS13)から時間差α分を差し引いて交換レンズ用に補正した時刻、つまり交換レンズ2のタイマ263に適合させた時刻の情報を交換レンズ2に送信すれば、交換レンズ2のタイマ263に基づき合焦時刻でのフォーカスレンズ211の位置が特定できることとなる。
本発明の実施形態に係るカメラシステム1の外観構成を示す図である。 カメラシステム1の外観構成を示す図である。 カメラシステム1の縦断面図である。 位相差AFを説明するための図である。 カメラシステム1全体の電気的な構成を示すブロック図である。 コントラストAFを説明するための図である。 交換レンズ2のメモリ部261に格納される時系列のレンズ位置履歴情報を説明するための図である。 カメラシステム1におけるコントラストAFを説明するための図である。 カメラシステム1の基本的な動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラシステム
2 交換レンズ
10 カメラボディ
24 レンズ駆動機構
25 レンズ位置検出部
26 レンズ制御部
62 メイン制御部
71A フォーカス駆動制御部
71M AFアクチュエータ
77 コントラストAF演算回路
101 撮像素子
103 ミラー部
107 位相差AFモジュール
211 フォーカスレンズ
261 メモリ部
262 通信部
263 タイマ
311 LCD
312a LVモード設定ボタン
316 光学ファインダ
621 タイマ
1031 主ミラー
1032 サブミラー
Qk AF評価値のピーク

Claims (6)

  1. 所定のレンズ駆動手段によって駆動されるフォーカスレンズを有する交換レンズと、前記交換レンズが装着可能な撮像装置とを備えた撮像システムであって、
    前記撮像装置は、
    (a-1)前記交換レンズを通った被写体光像に係る画像信号を生成する撮像手段と、
    (a-2)コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記撮像手段で順次に生成される各画像信号に基づく焦点検出情報を取得する焦点情報取得手段と、
    (a-3)前記焦点情報取得手段で取得される各画像信号に基づく焦点検出情報と、当該各画像信号についての前記撮像手段での生成時点に関する時間情報とに基づき、前記フォーカスレンズが合焦位置を通過した合焦時点を特定する合焦時点特定手段と、
    を備えるとともに、
    前記交換レンズは、
    (b-1)前記コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記所定のレンズ駆動手段によって駆動される前記フォーカスレンズの各位置を順次に検出するレンズ位置検出手段と、
    (b-2)前記レンズ位置検出手段で検出される前記フォーカスレンズの各位置に関する履歴情報と、当該各位置を前記フォーカスレンズが通過した時点に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報を記憶する記憶手段と、
    (b-3)前記記憶手段に記憶された前記時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、前記合焦位置として前記合焦時点でのフォーカスレンズの位置を特定する合焦位置特定手段と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
  2. 請求項1に記載の撮像システムにおいて、
    前記撮像装置は、
    (a-4)前記合焦時点特定手段で特定された前記合焦時点と、現時点との差分時間を算出する算出手段、
    をさらに備え、
    前記合焦位置特定手段は、前記時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、前記差分時間に相当する時間だけ現在から遡った時点での前記フォーカスレンズの位置を特定することを特徴とする撮像システム。
  3. 請求項2に記載の撮像システムにおいて、
    前記交換レンズには、前記撮像装置からの信号が所定の伝送時間を要して伝達されるとともに、
    前記合焦位置特定手段は、前記時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、前記差分時間に前記所定の伝送時間を加えた時間だけ現在から遡った時点での前記フォーカスレンズの位置を特定することを特徴とする撮像システム。
  4. 請求項1に記載の撮像システムにおいて、
    前記焦点情報取得手段は、前記撮像手段において所定の周期で順次に生成される各画像信号に基づく焦点検出情報を取得し、
    前記レンズ位置検出手段は、前記フォーカスレンズの各位置を前記所定の周期と同周期で順次に検出することを特徴とする撮像システム。
  5. 所定のレンズ駆動手段によって駆動されるフォーカスレンズを有する交換レンズが装着可能な撮像装置であって、
    (a)前記交換レンズを通った被写体光像に係る画像信号を生成する撮像手段と、
    (b)コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記撮像手段で順次に生成される各画像信号に基づく焦点検出情報を取得する焦点情報取得手段と、
    (c)前記焦点情報取得手段で取得される各画像信号に基づく焦点検出情報と、当該各画像信号についての前記撮像手段での生成時点に関する時間情報とに基づき、前記フォーカスレンズが合焦位置を通過した合焦時点を特定する合焦時点特定手段と、
    を備えるとともに、
    前記交換レンズは、
    前記コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記所定のレンズ駆動手段によって駆動される前記フォーカスレンズの各位置を順次に検出するレンズ位置検出手段と、
    前記レンズ位置検出手段で検出される前記フォーカスレンズの各位置に関する履歴情報と、当該各位置を前記フォーカスレンズが通過した時点に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、前記合焦位置として前記合焦時点でのフォーカスレンズの位置を特定する合焦位置特定手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 所定のレンズ駆動手段によって駆動されるフォーカスレンズを有し、撮像装置に装着可能な交換レンズであって、
    (a)コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記所定のレンズ駆動手段によって駆動される前記フォーカスレンズの各位置を順次に検出するレンズ位置検出手段と、
    (b)前記レンズ位置検出手段で検出される前記フォーカスレンズの各位置に関する履歴情報と、当該各位置を前記フォーカスレンズが通過した時点に関する時間情報とを関連付けた時系列のレンズ位置履歴情報を記憶する記憶手段と、
    (c)前記記憶手段に記憶された前記時系列のレンズ位置履歴情報に基づき、合焦位置として合焦時点でのフォーカスレンズの位置を特定する合焦位置特定手段と、
    を備え、
    前記撮像装置は、
    前記交換レンズを通った被写体光像に係る画像信号を生成する撮像手段と、
    前記コントラスト検出方式の焦点検出を行う際に、前記撮像手段で順次に生成される各画像信号に基づく焦点検出情報を取得する焦点情報取得手段と、
    前記焦点情報取得手段で取得される各画像信号に基づく焦点検出情報と、当該各画像信号についての前記撮像手段での生成時点に関する時間情報とに基づき、前記フォーカスレンズが前記合焦位置を通過した前記合焦時点を特定する合焦時点特定手段と、
    を有することを特徴とする交換レンズ。
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