JP4285525B2 - 車両用フロアコンソール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内に設けられて物品を収納可能な、車両用フロアコンソール構造に関するものである。
図8〜図12は従来の車両用フロアコンソール101を示す図であって、このフロアコンソール101は図示しない自動車内の運転席と助手席との間に設置されている。また、このフロアコンソール101は、主にコンソールボックス102、コンソールトレイ103及びコンソールリッド104を備えて構成されている。
ここで、図11及び図12に示すように、コンソールボックス102内部にはシガーライタソケットと同様のアクセサリ電源105が設けられており、例えば携帯音楽プレーヤや携帯電話等の電気製品に対して給電可能に構成されている。また、このコンソールボックス102は比較的深さ寸法が大きく採られており、CD等の物品を収納可能に形成されている。
また、コンソールトレイ103及びコンソールリッド(以下、単にリッドという)104はコンソールボックス102の上部に設けられ、図9及び図10に示すヒンジ機構106を介してコンソールボックス102を開閉可能に構成されている。
このうち、コンソールトレイ103は、コンソールボックス102とリッド104との間に設けられた小物入れであって、図9に示すように、所定の深さを有するトレイ本体103aをそなえて形成されている。また、トレイ本体103aの車両後方にヒンジ部分103bが形成されており、車幅方向に沿った回転軸を中心に揺動可能となるように、上記ヒンジ部分103bがヒンジ機構106を介してコンソールボックス102に取り付けられている。
また、図10及び図12に示すように、コンソールトレイ103には、コンソールボックス102に形成された係合溝102aに係合する爪部103cが設けられている。また、爪部103cは係合溝102a側に常に付勢されており、コンソールトレイ103cを閉じた状態では、コンソールボックス102の係合溝102aとコンソールトレイ103の爪部103cとが係合してコンソールボックス102が閉じた状態に保持されるようになっている。
また、コンソールトレイ103の前方側には、上記爪部103cと一体に形成された(或いは上記爪部103cと協動する)レバー103dが設けられており、このレバー(第1レバー)103dを引き上げることで上記爪部103cと上記係合溝102aとの係合を解除することができるようになっている。
したがって、コンソールボックス102に物品を収納したり、収納された物品を取り出したりする場合には、第1レバー103dを持ち上げて爪部103cの係合を解除して、コンソールトレイ103を上方に回動させる。これによりコンソールボックス102の上方が開口してコンソールボックス102を使用することができる。
また、このコンソールトレイ103の上方にリッド104が設けられている。リッド104は肘掛け(アームレスト)としての機能も兼ね備えており、その上面側はトリム材等により覆われている。
リッド104は、図9及び図10に示すように車両後方においてコンソールトレイ103と共通のヒンジ機構106を介してコンソールボックス102に取り付けられており、車両前方には、コンソールトレイ103に形成された係合溝103eに係合する爪部104aが形成されている。また、爪部104aは係合溝103e側に常に付勢されており、リッド104を閉じた状態では、コンソールトレイ103の係合溝103eとリッド104の爪部104aとが係合してコンソールトレイ103が閉じた状態に保持されるようになっている。
また、リッド104の前方側には、上記爪部104aと一体に形成された(或いは上記爪部104aと協動する)第2レバー104bが設けられている。ここで、上述したように、第2レバー104bはリッド104に設けられ、また、第1レバー103dはコンソールトレイ103に設けられているが、図8,図10及び図12に示すように、コンソールトレイ103に対してリッド104を閉じた状態では、第2レバー104bと第1レバー103dとは互いに隣接する位置となるように設定されている。
したがって、リッド104及びコンソールトレイ103をともに閉じた状態では、ユーザは第1レバー103dを引き上げることでリッド104及びコンソールトレイ103を一体となって回動させることができ、コンソールボックス102を使用できる状態とすることができる。また、隣接する第2レバー104bを引き上げることでリッド104のみを回動させてコンソールトレイ103を使用できる状態とすることができる。
ところで、上述したように、コンソールボックス102内部にはシガーライタソケットと同様のアクセサリ電源105が設けられている。そして、アクセサリ電源105に接続された電気機器をコンソールボックス102の外部において使用することを想定して、コンソールボックス102の縁部にはコード(ハーネス)を配索するためのU字溝(穴)102bが形成されている。
また、電気機器をコンソールトレイ103に載置して使用する場合を想定して、コンソールトレイ103の縁部にもU字溝103fが形成されている。
なお、下記の特許文献1には、センターコンソールボックスの蓋に関する技術が開示されている。具体的には、センターコンソールボックスの蓋の内部に携帯電話を収納可能に構成するとともに、蓋の裏面側にセンターコンソールボックス内部から配索されたコードを通すための穴を形成し、この穴を介してコードを蓋内部のコネクタユニットに接続している。
実開平4−48057号公報
しかしながら、図8〜図12を用いて説明したような従来の技術では、コンソールトレイ103及びコンソールボックス102の側面にそれぞれU字溝102b,103fが形成されるため見栄えが悪く使い勝手も良くないという課題があった。
特に、上述したようなコンソールトレイ103の側面が意匠面となるように構成されたフロアコンソールでは、コンソールトレイ103内部に電気機器を収納する場合、コンソールボックス102内部からU字溝102bを介して外部に配索されたコード107が再びコンソールトレイ103のU字溝103fを通ってコンソールトレイ103内部に配索されるために、コード107が外部に露出することとなり、見栄えを大幅に損なうという課題がある。
この場合、コンソールトレイ103の底面に穴を形成して、コード107を外部に露出せずに配索することも考えられるが、このような穴を形成する場合には、単にコードの径のみを考慮すればよいというものではなく、コード107に一体化されるプラグやコネクタ等の接続部ユニットの大きさも考慮しなければならない。このため、コンソールトレイ103の底面に穴を形成する場合には穴径が大きくなりすぎてしまい、使い勝手が良くなかったり、或いは、トレイ103内に収納した小物がコンソールボックス102内部に落下したりする等の課題があった。
なお、特許文献1に開示された技術は、特定の機器(例えば携帯電話)を想定したものであり、汎用性を持たせようとすると、結果的に大きな穴を形成しなくてはならず、上述の課題を解決することはできなかった。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、コンソールボックスの外部にコードを露出させることなく、コンソールボックス内部からコンソールトレイにコードを配索できるようにした、フロアコンソール構造を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の本発明のフロアコンソールの構造は、車室内に設けられた車両用フロアコンソールの構造であって、該フロアコンソールが、内部にアクセサリ電源が設けられる第1物品収納部と、該第1物品収納部の上部に設けられ第1ヒンジ機構を介して該第1物品収納部を開閉する第1蓋部材と、該第1蓋部材の上面に配置される第2物品収納部と、該第2物品収納部を開閉する第2蓋部材とを備え、該第1ヒンジ機構の近傍に、該第1物品収納部と該第2物品収納部とを連通する第1の凹溝が形成されるとともに、該第2蓋部材の閉塞時に該第1の凹溝は該第2蓋部材により覆われることを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明のフロアコンソール構造は、該第1蓋部材と該第2物品収納部とが一体に形成され、該第2蓋部材は、該第1ヒンジ機構と同軸の第2ヒンジ機構を介して該第2物品収納部を開閉することを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明のフロアコンソール構造は、該第2物品収納部が、該第1蓋部材を形成する底面と、該底面の縁部に沿って立設するとともに該底面縁部の全周に延在する壁面とにより形成され、該壁面の上面に、該第2物品収納部の内部と外部とを連通する第2の凹溝が該第1の凹溝に近接して設けられていることを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明のフロアコンソール構造は、該第2の凹溝が車幅方向に沿って形成されていることを特徴としている。
本発明のフロアコンソールの構造によれば、ヒンジ機構の近傍に第1物品収納部と第2物品収納部とを連通する第1の凹溝が設けられるので、第1の凹溝にコードを配索すれば第1蓋部材の回動中心の近傍に配索することができ、第1蓋部材の開閉動作に大きな影響を受けることがなくなる。また、第1の凹溝は第2蓋部材に覆われているので、外部にコードを露出させることなくコードを配索でき、見栄えを大幅に向上させることができるとともに、コードを外部に配索しないので使い勝手も向上する(請求項1)。
また、請求項1記載の効果に加え、第1蓋部材と第2蓋部材の回動中心を統一することができ、構造の簡素化を図ることができる(請求項2)。
また、請求項2記載の効果に加え、第2蓋部材と第1蓋部材の壁面との間でのコードの噛み込みを防止することができる(請求項3)。
また、請求項3記載の効果に加え、第2物品収納部に対してはコードを車幅方向に沿って配索することになるため、車両の加速や減速等により第2物品収容部内のコードに接続された小物が車長方向に移動しても、コードの抜け難くすることができる(請求項4)。
以下、図面により、本発明の第1実施形態に係る車両用フロアコンソール構造について説明すると、図1〜図3はいずれもその要部構成を示す模式図である。
図1〜図3において、符号1は自動車内の運転席と助手席との間に設置されるフロアコンソールであって、主にコンソールボックス(第1物品収納部)2、コンソールトレイ3及びコンソールリッド又はリッド(第2蓋部材)4を備えて構成されている。
なお、このフロアコンソール1は全体的には、図8〜図12を用いて説明したものと同様に構成されている。すなわち、図示はしないが、コンソールボックス2内部にはシガーライタソケットと同様のアクセサリ電源が設けられており(図11及び図12の符号105参照)、携帯音楽プレーヤや携帯電話等の電気製品12(図3参照)に対して給電可能に構成されている。また、このコンソールボックス2は比較的深さ寸法が大きく採られており、CD等の物品を収納可能に形成されている。
また、コンソールトレイ3及びリッド4はコンソールボックス2の上部に設けられ、ヒンジ機構6を介してコンソールボックス2を開閉可能に構成されている。このうち、コンソールトレイ3は、コンソールボックス2とリッド4との間に設けられた小物入れであって、車幅方向に沿った回転軸を中心に揺動可能となるように、第1ヒンジ機構6aを介してコンソールボックス2に取り付けられている。
また、コンソールトレイ3には、コンソールボックス2に形成された係合溝に係合する爪部(いずれも図示省略)が設けられており、コンソールトレイ3を閉じた状態では、係合溝と爪部とが係合してコンソールボックス2が閉じた状態に保持されるようになっている。つまり、コンソールトレイ3の底面31がコンソールボックス2を開閉する蓋部材(第1蓋部材)として機能するようになっている。
また、コンソールトレイ3の前方側には、上記爪部と一体に形成された第1レバー3dが設けられており、この第1レバー3dを引き上げることで上記爪部と上記係合溝との係合を解除することができるようになっている。
また、リッド4はコンソールトレイ3の上方に設けられており、肘掛け(アームレスト)としての機能も兼ね備えている。また、リッド4は、第1ヒンジ機構6aと同軸の第2ヒンジ機構6bを介してコンソールボックス2に取り付けられており、また、その前方には、コンソールトレイ3に形成された係合溝3eに係合する爪部4aが形成されている。そして、リッド4を閉じた状態では、係合溝3eと爪部4aとが係合してコンソールトレイ3が閉じた状態に保持されるようになっている。
なお、以下では第1ヒンジ機構6aと第2ヒンジ機構6bとを特に区別しない場合には、単にヒンジ機構6と記す。
また、リッド4の前方側であって第1レバー3dに隣接した位置には、上記爪部4aと一体に形成された第2レバー4bが設けられている。したがって、リッド4及びコンソールトレイ3をともに閉じた状態では、ユーザは第1レバー3dを引き上げることでリッド4及びコンソールトレイ3を一体となって回動させることができ、コンソールボックス2を使用できる状態とすることができる。また、隣接する第2レバー4bを引き上げることでリッド4のみを回動させてコンソールトレイ3を使用することができるようになっている。
ここで、図1〜図3に示すように、コンソールトレイ3は、底面31と、底面31の縁部に沿って全周に亘り立設した壁面32とを有しており、これらの底面31と壁面32とによりトレイ本体3aを形成する凹部が形成されている。そして、このようにして形成される凹部(トレイ本体)が第2物品収納部として機能する。
次に、本発明の要部構成について説明すると、図1及び図2に示すように、コンソールトレイ3のヒンジ機構6の近傍に、コンソールボックス2の内部に連通する溝(第1の凹溝)11が形成されている。
ここで、この溝11は、図3に示す電気機器12と図示しないアクセサリ電源とをコード13で接続した際に、コード13がコンソールボックス2の外部に露出することなく電気機器12をコンソールトレイ3に収納できるようにするべく形成されたものであって、図示するように、コンソールトレイ3の非意匠面(リッドを閉じた状態で外部に露出しない面又は部分)に形成されている。
また、この溝11は、一般的な電気機器12で使用されるコードの最大径よりも若干大きく形成されており、コード13を溝11に通した状態で、コンソールトレイ3が滑らかに開閉できるように設定されている。また、この溝11は、コンソールトレイ3を開いた状態では、フロアコンソール1の側方からコードを配索可能なように形成されている。
そして、このような溝11を設けることにより、フロアコンソール1の外部にコード13を露出させることなく、コンソールボックス2内部からコンソールトレイ3にコード13を配索でき、見栄えを大幅に向上させることができる。また、この溝11は、リッド4の閉塞時には、リッド4に覆われるようになっており、これにより更なる見栄えの向上を図っている。
また、溝11の近傍であって、且つコンソールトレイ3の非意匠面に、コンソールトレイ3の内部とコンソールトレイ3の外部とを連通する溝(第2の凹溝)14が形成されている。ここで、この第2の溝14は、コード13を溝11に挿通させて電気製品12をトレイ底面31に載置した際に、コード13とリッド4との干渉を防ぐための噛み込み防止用の溝であって、図1及び図2に示すように、コンソールトレイ3のヒンジ部分3bの縁部において車幅方向に沿って形成されている。
そして、この溝14を上述のように車幅方向に形成することにより、リッド4とコンソールトレイ3との間でのコード13の噛み込みを防止することができるとともに、車両の加速や減速等によりコンソールトレイ3内の小物が車長方向に移動しても、溝14から小物がコンソールボックス2内に落下するのを防止でき、使い勝手を一層向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用フロアコンソールの構造は上述のように構成されているので、コンソールボックス2のアクセサリ電源を使用する際には、コード13のプラグ部分をアクセサリ電源に接続する。その後、フロアコンソール1の側方からコード13を溝11に配索するとともに、その後コード13を溝14に配索する。
そして、この状態でコード13の接続された電気機器(ここでは、携帯音楽プレーヤ)12をコンソールトレイ3に載置することで、コード13がフロアコンソール1の外部に露出することなくコード13を配索することができ、利便性や見栄えが向上する。
また、溝11がヒンジ機構6の近傍に形成されているので、コンソールトレイ3を回動させたときに、溝11におけるコード13の移動量を抑制でき、コード13が引っ張られたりするのを防止することができる。
また、コンソールトレイ3の縁部の非意匠面に、車幅方向に沿って第2の溝14を形成しているので、リッド4を閉めたときに、コード13の噛み込み防止することができるとともに、コンソールトレイ3内の小物の落下を防止することができる。
また、上述したような構成によれば、溝11の径をコード13が通る程度の大きさに設定すればよいので、コネクタ部分を通すために、トレイの底面31に大きな穴を形成するような技術に比べても見栄え及び使い勝手が大幅に向上する。
次に、本発明の第2実施形態について説明すると、図4はその要部構成を示す模式的な断面図である。なお、この第2実施形態では、主に上述した第1実施形態と異なる部分について説明し、これ以外の説明は第1実施形態で用いた符号と同じ符号を用いて説明を省略する。
さて、本第2実施形態においては、図4に示すように、リッド4とコンソールトレイ3とはそれぞれ異なるヒンジ機構6a,6bによりコンソールボックス2に取り付けられており、この点で第1実施形態とは異なって形成成されている。
すなわち、図示するように、ここでは各ヒンジ機構6b,6aはそれぞれ独立して構成されており、コンソールトレイ3のヒンジ機構(第1のヒンジ機構)6aの上方にリッド4のヒンジ機構(第2のヒンジ機構)6bが設けられている。したがって、コンソールボックス2内に物品を収納したり取り出したりする場合には、まずリッド4を第2のヒンジ機構6bを中心に回動させて開いた後、コンソールトレイ3を第1のヒンジ機構6aを中心に回動させてコンソールトレイ3を開くことにより、コンソールボックス2にアクセス可能となる。
また、この第2実施形態においては、コンソールトレイ3は、第1実施形態のような壁面32を有しておらず、底面31によりトレイ本体3aが形成されている。つまり、本実施形態ではコンソールトレイ3は板状に形成されており、底面31=トレイ本体3aとして構成されている。
また、本実施形態では、コンソールボックス2の左右の壁面(図示略)及び後端の壁面21が、閉塞時のリッド4の高さ位置まで形成されており、これにより、コンソールボックス2の左右及び後端の壁面21が、コンソールトレイ3の左右及び後端の壁面として機能するようになっている。そして、これらの壁面及び底面31で囲繞された空間が第2物品収納部として機能する。
また、本実施形態では、図4に示すように、リッド4は前方に向かうほど下方に湾曲するような形状に形成されており、これによりリッド4自体が、コンソールトレイ3の前方の壁面として機能するようになっている。
そして、このように構成した場合にも、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明すると、図5はその要部構成を示す模式的な断面図である。なお、この第3実施形態では、上述した第2実施形態(図4参照)とほぼ同様に構成されており、主にリッド4の構成が異なっているのみである。したがって、以下では、第2実施形態と異なる部分について主に説明し、これ以外の説明は第1及び第2実施形態で用いた符号と同じ符号を用いて説明を省略する。
さて、本第3実施形態においては、図5に示すように、リッド4はスライド式の開閉機構を備えており、車両前後方向にスライド移動することにより、コンソールトレイ3を開閉できるようになっている。
また、この第3実施形態においても、コンソールトレイ3は板状に形成されており、底面31がトレイ本体3aとして機能するように構成されている。
また、コンソールボックス2の左右の壁面(図示略)及び前後端の壁面21が、閉塞時のリッド4の高さ位置まで形成されており、これにより、コンソールボックス2の左右の壁面及び後端の壁面21が、コンソールトレイ3の左右及び後端の壁面として機能するようになっている。
また、本実施形態では、図5に示すように、コンソールボックス2の上面は、後方に向かってなだらかに上方に湾曲しており、コンソールトレイ3の閉塞時のリッド4の前端に連続して接続されるような形状に形成されている。
そして、このように構成した場合にも、第1及び第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第4実施形態について説明すると、図6はその要部構成を示す模式図であって、図7はその分解斜視図である。なお、この第4実施形態は、上述の第1実施形態に対して、主にコンソールトレイ3及びリッド4が異なって構成されている。したがって、以下では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、これ以外の説明は第1実施形態で用いた符号と同じ符号を用いて説明を省略する。
さて、図6及び図7に示すように、コンソールトレイ3の底面31には第1実施形態で設けられていた側壁のうち左右の壁面32が形成されておらず、前後の壁面33,34のみが形成されている。つまり、本実施形態では、コンソールトレイ3のトレイ本体3aは底面31と前後の壁面33,34とにより略コ字状に形成されている。
一方、リッド4にはコンソールトレイ3の閉塞時に、トレイ本体3aの左右両側部を覆う側壁41,42が形成されている。そして、コンソールトレイ3の閉塞時にはこれらの側壁41,42とコンソールトレイ3の前後の壁面33,34とにより、第2収納部が形成される。
また、コンソールトレイ3は、第1ヒンジ機構6aを介してコンソールボックス2に取り付けられ、リッド4は第1ヒンジ機構6aと同軸の第2ヒンジ機構を介してコンソールボックス2に取り付けられる。
そして、このように構成した場合にも、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上述の実施形態では、図示するように、コンソールトレイのヒンジ機構の近傍のうち一方の側(左側)にのみ第1及び第2の凹溝11,14が形成されているが、他方の側(右側)にも同様の凹溝11,14を形成してもよいし、或いは他方の側にのみ凹溝11,14を形成してもよい。
本発明の第1実施形態に係る車両用フロアコンソール構造を示す模式的な斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用フロアコンソール構造を示す模式的な斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用フロアコンソール構造の作用について説明する模式的な斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用フロアコンソール構造の要部構成を示す模式図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用フロアコンソール構造の要部構成を示す模式図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用フロアコンソール構造の要部構成を示す模式図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用フロアコンソール構造の要部構成を示す模式図であって、図6の分解斜視図である。 従来の技術を説明するための図である。 従来の技術を説明するための図である。 従来の技術を説明するための図である。 従来の技術を説明するための図である。 従来の技術を説明するための図である。
符号の説明
1 フロアコンソール
2 コンソールボックス(第1物品収納部)
3 コンソールトレイ
3a コンソールトレイ本体(第2物品収納部)
3b ヒンジ部分
31 底面(第1蓋部材)
32 壁面
4 コンソールリッド(第2蓋部材)
6 ヒンジ機構
6a 第1ヒンジ機構
6b 第2ヒンジ機構
11 第1の凹溝
14 第2の凹溝

Claims (4)

  1. 車室内に設けられた車両用フロアコンソールの構造であって、
    該フロアコンソールが、
    内部にアクセサリ電源が設けられる第1物品収納部と、
    該第1物品収納部の上部に設けられ第1ヒンジ機構を介して該第1物品収納部を開閉する第1蓋部材と、
    該第1蓋部材の上面に配置される第2物品収納部と、
    該第2物品収納部を開閉する第2蓋部材とを備え、
    該第1ヒンジ機構の近傍に、該第1物品収納部と該第2物品収納部とを連通する第1の凹溝が形成されるとともに、該第2蓋部材の閉塞時に該第1の凹溝は該第2蓋部材により覆われる
    ことを特徴とする、フロアコンソールの構造。
  2. 該第1蓋部材と該第2物品収納部とは一体に形成され、
    該第2蓋部材は、該第1ヒンジ機構と同軸の第2ヒンジ機構を介して該第2物品収納部を開閉する
    ことを特徴とする、請求項1記載のフロアコンソールの構造。
  3. 該第2物品収納部が、該第1蓋部材を形成する底面と、該底面の縁部に沿って立設するとともに該底面縁部の全周に延在する壁面とにより形成され、
    該壁面の上面に、該第2物品収納部の内部と外部とを連通する第2の凹溝が該第1の凹溝に近接して設けられている
    ことを特徴とする、請求項2記載のフロアコンソールの構造。
  4. 該第2の凹溝が車幅方向に沿って形成されている
    ことを特徴とする、請求項3記載のフロアコンソールの構造。
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