JP4278467B2 - 工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、マシニングセンタ等の工作機械の主軸と複数の工具を収納した工具マガジンとの間で、工具を自動的に交換する工具交換装置を備えた工作機械に関する。
工作機械では、一般に1つのワークの加工に複数の工具を使用するので、複数の工具を収納した工具マガジンを具備し且つこの工具マガジンと主軸との間で工具を自動的に交換する工具交換装置が用いられる。
このような工具交換装置の一例として、特許文献1には、円環形の工具マガジンに複数のポットを着脱可能に保持し、交換すべき工具の収納されたポットを所定位置に割り出した後、ポット旋回手段を用いてそのポットを工具マガジンの内側へ90°旋回させて交換すべき工具の軸線を主軸と平行にし、旋回アームの進退動作と回転動作によって交換を行う旋回アームタイプの工具交換装置が開示されている。
特開2003−94273号公報
特許文献1に記載のような旋回アームタイプの工具交換装置では、大径工具や長尺工具や異形工具を取り扱う場合、工具マガジンに隣り合って収納される工具が干渉するので、工具と工具の間隔を広くとる必要が生じ、結果として必要数の工具を収納するには工具マガジンを大型化する必要が生じるという問題がある。また、大重量工具を取り扱う場合、出力及びアーム強度の観点からアームを旋回させることが困難であった。さらに、大径工具、長尺工具、異形工具、大重量工具などの特殊工具は使用頻度が低いので、1つの工具マガジンに標準工具と特殊工具とを混在させることは工具割り出しに要する時間を長くし、工具交換に要する時間が長くなることに通じるという問題を生じる。
本発明は前述の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、装置全体を大型化することなく、標準工具に加えて、大径工具、長尺工具、異形工具、大重量工具などの特殊工具を収納し自動交換できる工具交換装置を備えたコンパクトな工作機械を提供することにある。
前述の目的を達成するため、複数の工具を収容する工具マガジンと工具を装着する主軸との間で工具交換を行ってワークの加工を進行させる工作機械において、所定の寸法、重量の制限以内の標準工具を複数個収納し、工具を周回軌道に沿って割り出し可能に周回させる円形又は長円形の環状の第1工具マガジンと、前記第1工具マガジンに収納された工具と前記主軸との間で工具交換を行う工具交換手段と、工具を位置決め、保持する工具支持台が前記環状の第1工具マガジンの内部空間内を貫通して加工領域外の退避位置と前記主軸と工具交換の行える工具交換位置との間を進退移動可能に配置され、前記所定の寸法、重量の制限を超えた特殊工具を主に収納し、前記主軸との間で相対移動を行わせ直接的に工具交換を行うラック形の第2工具マガジンと、前記第2工具マガジンに設けられ、前記工具支持台を前記退避位置と前記工具交換位置との間で進退移動させる第1移動手段とを具備する工作機械が提供される。
本発明の工作機械は、第1工具マガジンの標準工具は工具交換手段によって通常どおり主軸との間で工具交換が行える。加えて、第2工具マガジンに収納された特殊工具も工具支持台を進退させる第1移動手段を設ければ、特別な工具交換手段を設けずに、主軸との間の相対移動動作で直接的に工具交換が行える。つまり、いわゆるアームレスATCが行える。工具支持台は、通常、退避位置にあり、工具交換を行うときに工具交換位置に移動するので、主軸によるワークの加工の妨げとならない。
また、環状の第1工具マガジンの内部空間を貫通するように第2工具マガジンの工具支持台が退避位置と工具交換位置との間を進退移動し、特殊工具の工具交換が行える。つまり、第1工具マガジンの内部空間を有効に活用し、2つの工具マガジンを設けても工具交換装置を大型化するのを抑制できる。第1工具マガジンと第2工具マガジンとを一箇所に集約して配置していることになるので、2つの工具マガジンが離れて設置されている場合と比較して、工具の差し替えや工具の点検などの保守作業の効率向上を図ることもできる。
また、前記第2工具マガジンは、前記工具交換位置において前記工具支持台を前記主軸の軸線方向に移動させる第2移動手段をさらに有する工作機械が提供される。第2移動手段を有することにより、主軸側が主軸の軸線方向に移動しない工作機械であっても、第2工具マガジン内の工具を主軸に着脱することができる。
以上説明したように本発明によれば、標準工具を収納する第1工具マガジンに加えて、主として特殊工具を収納する第2工具マガジンを設けているので、大径工具、長尺工具、異形工具、大重量工具などの自動交換が可能となる。さらに第2工具マガジンは工具支持台が退避位置と工具交換位置との間を進退移動し、第2工具マガジンと主軸との間の相対移動動作によって工具交換を直接的に行う構成をとり、特殊工具の交換のための大がかりな工具交換装置を有さず、コンパクトな工作機械が提供される。また、環状の第1工具マガジンの内部空間を貫通するように第2工具マガジンの工具支持台が進退移動する構成を採用しているので、さらにコンパクトな工作機械が提供される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態を示しているラック形工具マガジンが工具交換位置にある工作機械の工具交換装置の斜視図、図2はラック形工具マガジンが退避位置にある図1の工具交換装置の斜視図、図3はラック形工具マガジンに保持されている長尺工具の側面図である。
本発明の工作機械の工具交換装置11は、工作機械(図示せず)の側方に設けられた第1工具マガジンとしての円環形工具マガジン13と、円環形工具マガジン13のポット27に収納されている工具と工作機械の主軸15に装着されている工具とを交換する工具交換手段としての交換アーム17と、円環形工具マガジン13の内部空間中央部に配置された第2工具マガジンとしてのラック形工具マガジン19とから基本的に構成されており、円環形工具マガジン13及びラック形工具マガジン19は主軸15の移動の妨げとならないように主軸15の可動範囲外に配置されている。
円環形工具マガジン13は、周方向に隣接して複数の工具を保持し、主軸15の回転軸線21と垂直な軸線(以下、中心軸線23と称する)を中心として工具を周回軌道に沿って周回させ、所定位置に割り出すことができるものである。そして、この円環形工具マガジン13に保持されている工具は、その軸線が主軸15の回転軸線21と平行になるように姿勢変更された後、交換アーム17により主軸15に装着される。
図1に示されている実施形態では、円環形工具マガジン13は、特許文献1に示すのと同様に円環状マガジン本体25の内周に沿って板バネでなるポット保持具(図示せず)を有し、各ポット保持具によって工具を受容する工具ポット27を着脱可能に保持したものであり、円環状マガジン本体25はベルト、チェーン、歯車等の適宜手段を用いてサーボモータ等の回転アクチュエータ(図示せず)によって割り出し可能に回転駆動される。所定位置に割り出された工具ポット27は、特許文献1に記載されている工具ポット旋回装置やロボットアームなど(図示せず)によって、その軸線が主軸15の回転軸線21と平行になるように円環形工具マガジン13の内部空間側に90°旋回させられた後、両端部に工具を把持するグリッパ29を有した交換アーム17によって、工具ポット27から引き抜かれ、旋回動作後主軸15に装着される。交換アーム17は、円環形工具マガジン13と工作機械との間に設けられたフレーム31上に取り付けられている。工具ポット旋回装置及び交換アーム17は、複雑な動作が可能なロボットアームなどによっても置換可能である。
ラック形工具マガジン19は、上記フレーム31上にスライド機構を介して支持された工具支持台としての工具支持プレート33によって構成されており、工具支持プレート33は、スライド機構により、円環形工具マガジン13に保持される工具の周回軌道の中心軸線23と平行に、すなわちX軸方向に、移動可能になっている。スライド機構は、フレーム31に支持されるベース35と、ベース35に対してガイドに沿ってX軸方向にスライド可能である第1のスライダ37と、この第1のスライダ37に対してガイドに沿ってX軸方向にスライド可能である第2のスライダ39とから構成され、第2のスライダ39上に工具支持プレート33を支持している。そして、ベース35に取り付けられた第1移動手段としての油圧シリンダ41によって、第1のスライダ37を駆動し、公知の倍尺倍速機構(図示せず)によってベース35に対する第1のスライダ37の運動に第1のスライダ37に対する第2のスライダ39の運動を連動させている。油圧シリンダ41はX軸アクチュエータとして使用されているが、X軸アクチュエータとしてモータなど他の適宜の駆動手段を用いることも可能である。このような構成により、工具支持プレート33は、X軸アクチュエータである油圧シリンダ41の作動によって、円環形工具マガジン13の内部空間中央部に位置する退避位置と主軸15の可動領域内に位置する工具交換位置との間を移動できるようになっている。
ラック形工具マガジン19では、主軸15の回転軸線21の方向すなわちZ軸方向にスライド可能な第3のスライダ43を第2のスライダ39上にさらに設け、この第3のスライダ43上に工具支持プレート33を取り付けることが好ましい。この場合、第2のスライダ39に取り付けられた第2移動手段としての油圧シリンダ45によって第3のスライダ43を駆動すれば、工具支持プレート33をZ軸方向に移動させることができる。したがって、主軸15にZ軸方向の移動機構が設けられていなくても、主軸15と工具支持プレート33との間で工具Tの脱着を行うことが可能になる。なお、上記油圧シリンダ45はZ軸アクチュエータとして使用されているが、Z軸アクチュエータとしてモータなどの他の適宜の駆動手段を用いることも可能である。
また、工具支持プレート33は、第1のスライダ37及び第2のスライダ39をX軸アクチュエータ又は手動で駆動することにより、円環形工具マガジン13の内部空間中央部に位置する退避位置から、主軸15に近づく側のみならず主軸15から遠ざかる側へも移動できるようになっていることが好ましい。これにより、円環形工具マガジン13の内部空間を挟んで主軸15と反対側の作業者側に工具支持プレート33を引き出すことが可能になり、工具支持プレート33上に保持された工具Tの点検や新旧工具の入れ替えなどの保守作業が容易となり、作業効率を向上させることが可能となる。
図1及び図2に示されている実施形態では、X軸アクチュエータとして油圧シリンダ41を第1のスライダ37に接続しているため、油圧シリンダ41のストロークの問題から、円環形工具マガジン13の内部空間を挟んで主軸15側及び作業者側の両方に第1のスライダ37を移動させることは困難となる。そこで、上記実施形態では、ロック装置47を介して油圧シリンダ41のロッド41aをベース35に接続し、ロック装置47の解除により油圧シリンダ41のロッド41aをベース35へのロックから解放できるようになっている。油圧シリンダ41のロッド41aがベース35から解放されると、第1のスライダ37は、油圧シリンダ41のストロークと関わりなくベース35に対して自由にスライドできるようになり、円環形工具マガジン13の内部空間を挟んで主軸15と反対側の作業者側に手動で引き出され得る。
工具支持プレート33上の工具Tは、その軸線が主軸15の回転軸線21と平行になる向きに配置され、工具保持具によって予め定められた位置に位置決め保持される。図3に示されている工具保持具は、長尺工具Tを工具支持プレート33上に保持するためのものであり、工具Tの外形に対応した凹部が形成されている支持部材49からなる。2つの支持部材49は、その凹部にそれぞれ長尺工具の首部と先端部とを受容することにより、長尺工具Tを工具支持プレート33上に位置決め保持する。また、大形異形工具Tを工具支持プレート33上に保持するためには、複数の支持ピンと、少なくとも2つの位置決めピンで大形異形工具Tの下面を支持し工具Tの下面に形成された位置決め穴に位置決めピンを係合させることにより、工具Tを工具支持プレート33上に位置決め保持する。このようにして、工具支持プレート33上の各工具Tは工具保持具によって予め定められた位置に保持される。
次に、図1に示されている工具交換装置10の動作について説明する。
本発明の工具交換装置10では、通常、円環形工具マガジン13には予め定められた所定の寸法、重量の制限以内の標準工具が収納され、ラック形工具マガジン19には、上記制限を超える特殊な形状、寸法及び重量の工具Tが収納される。また、円環形工具マガジン13に収納されている工具は、その軸線が主軸15の回転軸線21と垂直なX軸方向に延びるように配置され、ラック形工具マガジン19に収納されている工具Tは、その軸線が主軸15の回転軸線21と平行なZ軸方向に延びるように配置される。さらに、主軸15に装着された工具Tによるワークの加工中、ラック形工具マガジン19の工具支持プレート33は加工領域外の退避位置にあり、加工の妨げとならないように、主軸15の可動領域外に位置する円環形工具マガジン13の内部空間中央部に移動している。
標準工具を主軸15に装着することを所望するときには、まず、回転アクチュエータにより円環形工具マガジン13の円環状マガジン本体25を回転させ、工具を収容した工具ポット27を中心軸線23周りに周回軌道に沿って周回させ、所望される工具を収容した工具ポット27を所定位置に割り出す。この所定位置において、工具ポット27は、工具ポット旋回装置(図示せず)によって、その軸線が主軸15の回転軸線21と平行になるように円環形工具マガジン13の内部空間側に90°旋回させられる。また、このとき、主軸15も工具交換のための位置に予め移動させておく。
次に、交換アーム17を90°旋回させることにより、交換アーム17の一方のグリッパ29で工具ポット27内の工具を把持すると同時に他方のグリッパ29で主軸15に装着されている工具を把持し、そのまま交換アーム17を主軸15の回転軸線21と平行に主軸15から遠ざかる側に移動させて、工具ポット27から工具を抜き出すと同時に主軸15から工具を取り外す。そして、交換アーム17を180°回転させた後、交換アーム17を主軸15の回転軸線21と平行に主軸15に近づく側に移動させ、新工具を主軸15に装着させると同時に旧工具を工具ポット27に収容させる。交換アーム17は90°旋回し、図1に示す位置で待機する。次に、工具ポット旋回装置によって工具ポット27を90°旋回させて、再び円環形工具マガジン13のポット保持具に工具ポット27を押し込み円環形工具マガジン13に工具ポット27を保持させる。このようにして、標準工具の自動交換が行われる。
一方、大径工具、長尺工具、異形工具、大重量工具などの標準工具以外の特殊工具Tの自動交換は以下のようにして行われる。ラック形工具マガジン19に収容されている工具Tを主軸15に装着することが所望されるときには、最初に、主軸15に装着されている標準工具を上記手順に従って、主軸15から取り外し、主軸15に工具が装着されていない状態にする。次に、ロック装置47により油圧シリンダ41のロッド41aをベース35にロックした状態で、X軸アクチュエータである油圧シリンダ41を作動させて第1のスライダ37を主軸15側に前進させる。すると、図1に示されているように工具支持プレート33を支持する第2のスライダ39が、倍尺倍速機構により第1のスライダ37の前進に連動して工具交換位置まで移動する。次に、工具支持プレート33上の交換すべき工具とZ軸方向に対向する位置に主軸15を移動させる。そして、Z軸アクチュエータである油圧シリンダ45を作動させて、第2のスライダ39上で第3のスライダ43を工具交換位置からZ軸方向に主軸15に向かって移動させ、工具支持プレート33を主軸15に接近させる。すると工具Tのシャンク部が主軸15内に挿入され、主軸15に内蔵されたクランプ装置を作動させることにより、工具支持プレート33上に保持されている工具Tが主軸15に装着される。
なお、主軸15に標準工具以外の特殊工具Tが装着されているときには、上記手順と逆の手順で装着されている特殊工具Tを工具支持プレート33上の収容されるべき位置とZ軸方向に対向する位置に主軸15を移動させた後、Z軸アクチュエータである油圧シリンダ45を作動させて工具支持プレート33を主軸15に接近させ、主軸15内のクランプ装置を解除させて工具保持具に工具Tを保持させる。そして、工具保持具に工具Tを保持させた状態で工具支持プレート33を主軸15から離れさせることにより、主軸15から工具Tを取り外す。特殊工具Tの交換は、このように交換アーム17を用いず、工具支持プレート33と主軸15との間で直接的に工具交換するアームレス方式をとる。
工具支持プレート33上に保持されている工具Tが摩耗して新しい工具Tに交換が必要になったときや工具Tの状態を点検する必要があるときには、ロック装置47によりX軸アクチュエータである油圧シリンダ41のロッド41aとベース35とのロックを解除し、油圧シリンダ41のストロークと無関係に第1のスライダ37がベース35に対して自由に移動できるようにする。そして、工具支持プレート33を円環形工具マガジン13の内部空間を挟んで主軸15と反対側の作業者位置に引き出す。このとき、第1のスライダ37及び第2のスライダ39は倍尺倍速機構により工具支持プレート33の動きに連動してガイドに沿って同じく作業者側に移動する。この作業位置では、工具支持プレート33の周囲に環状工具マガジン13などの障害物が存在しないので、工具交換や工具点検などの保守作業が容易となり、作業効率の向上を可能とさせる。また、この作業位置では、環状工具マガジン13に収容されている工具Tの保守作業も行うことができるので、保守作業を一箇所で集約して行うことができ、作業の効率化につながる。
以上、図面に示されている実施形態に基づいて本発明の自動工具交換装置11について説明したが、本発明は図示されている実施形態に限定されるものではない。例えば、円環形工具マガジン13は、中心部に内部空間を有した円形、長円形、楕円形などの円環状になっていればよく、工具保持方法や工具を周回させる方法は適宜の方法を用いることができる。代替実施形態として、工具ポット27を介して円環状マガジン本体25に工具を保持するのではなく、円環状マガジン本体25に周方向に並んで形成された穴に直接的に工具を挿入、保持するようにすることも可能である。また、工具ポット旋回装置及び交換アーム17は、円環形工具マガジン13と主軸15との間で工具の授受着脱を行うことができるロボットアームによっても置換可能である。
また、上記実施形態では、主軸15の回転軸線21が水平方向に延びている横形工作機械を例にして説明したが、主軸15の回転軸線21が垂直方向(上下方向)に延びる立形工作機械と共に上記の自動工具交換装置11を使用することも可能である。この場合には、工具Tの軸線が主軸15の回転軸線21と平行になるように、すなわち工具Tの軸線が垂直方向に延びるように、工具Tをラック形工具マガジン19の工具支持プレート33に保持すればよい。
本発明の実施形態を示しているラック形工具マガジンが工具交換位置にある工作機械の工具交換装置の斜視図である。 ラック形工具マガジンが退避位置にある図1の工具交換装置の斜視図である。 ラック形工具マガジンに保持されている長尺工具の側面図である。
符号の説明
11 自動工具交換装置
13 円環形工具マガジン
15 主軸
19 ラック形工具マガジン
21 回転軸線
23 中心軸線
33 工具支持プレート

Claims (2)

  1. 複数の工具を収容する工具マガジンと工具を装着する主軸との間で工具交換を行ってワークの加工を進行させる工作機械において、
    所定の寸法、重量の制限以内の標準工具を複数個収納し、工具を周回軌道に沿って割り出し可能に周回させる円形又は長円形の環状の第1工具マガジンと、
    前記第1工具マガジンに収納された工具と前記主軸との間で工具交換を行う工具交換手段と、
    工具を位置決め、保持する工具支持台が前記環状の第1工具マガジンの内部空間内を貫通して加工領域外の退避位置と前記主軸と工具交換の行える工具交換位置との間を進退移動可能に配置され、前記所定の寸法、重量の制限を超えた特殊工具を主に収納し、前記主軸との間で相対移動を行わせ直接的に工具交換を行うラック形の第2工具マガジンと、
    前記第2工具マガジンに設けられ、前記工具支持台を前記退避位置と前記工具交換位置との間で進退移動させる第1移動手段と、
    を具備することを特徴とした工作機械。
  2. 前記第2工具マガジンは、前記工具交換位置において前記工具支持台を前記主軸の軸線方向に移動させる第2移動手段をさらに有する請求項1に記載の工作機械。
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