JP4274222B2 - 光電変換コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

光電変換コネクタ及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバケーブルから入力される光信号を電気信号に変換したり、電気信号を光信号に変換して光ファイバケーブルに出力する光電変換コネクタに関するものである。
従来、光ファイバケーブル同士を接続するコネクタとして、特許文献1に示されるような構成のコネクタが提供されているが、コネクタを使用する機器の小型化に伴い、より小型のコネクタが望まれている。
そこで、小型化を図った光ファイバ用の光電変換コネクタとして、図20に示されるように、光ファイバケーブルが接続されたプラグ100と、このプラグ100が着脱自在に接続されるMID基板120と、これらプラグ100及びMID基板120が取着される金属シェル130とを備えたものが従来提案されている。
プラグ100は横長の合成樹脂成型品からなるプラグ本体101を有し、MID基板120との対向面(前面)にはMID基板120側に突出する一対の嵌合凸部102が左右両側に突設され、各嵌合凸部102の前面には、プラグ本体101を前後方向に貫通する貫通孔103の一端側が開口している。そして、各貫通孔103にはそれぞれ後面側から光ファイバケーブル110が挿通固定されている。
一方、MID基板120には、プラグ100との対向面に一対の嵌合凸部102とそれぞれ嵌合する嵌合凹部121が形成されており、各嵌合凹部121の底部にはプラグ100に保持された光ファイバケーブル110の先端面と対向する部位に発光素子又は受光素子の何れかよりなる受発光素子122が実装されている。
また金属シェル130は、プラグ100およびMID基板120を載置する矩形板状の底板部131と、底板部131の前側縁および左右両側縁の前部からそれぞれ上方に向かって延出し、MID基板120を保持する保持ばね部132と、底板部131の後側縁および左右両側縁の後部からそれぞれ上方に向かって延出してプラグ本体101を保持する保持ばね部133とを備えている。
而して、プラグ100とMID基板120とを接続するにあたっては、先ずMID基板120を金属シェル130の上側から挿入し、各保持ばね部132をMID基板120に係止させることで、MID基板120を金属シェル130に固定し、レセプタクルを構成する。そして、このレセプタクルに上側からプラグ100を挿入し、プラグ本体101の嵌合凸部102を、MID基板120の嵌合凹部121に嵌合させた状態で、各保持ばね133をプラグ本体101と係止させることで、プラグ100がレセプタクルに接続され、MID基板120に実装された受発光素子122に、プラグ100の光ファイバケーブル110が対向配置されるようになっている。
特開平11−214100号公報
上述した図20に示す光電変換コネクタでは、MID基板120を固定した金属シェル130に対して、MID基板120に実装された受発光素子122の光軸方向と直交する方向からプラグ100を接続しているため、プラグ100に保持された光ファイバケーブル110の光軸と、受発光素子122の光軸との位置決め精度が低く、また、プラグ100に保持された光ファイバケーブル110に外力がかかると光軸のずれが発生し、伝送損失が悪化するという問題があった。
またMID基板120には、プラグ100と対向する面に受発光素子122を構成する受光素子および発光素子が実装されており、受光素子と発光素子との間の電気的な分離が不充分な場合、ノイズなどの影響が増加するという問題があった。また更に、図20(b)に示すように、プラグ100をレセプタクルに接続した状態では、プラグ100の着脱方向である上面側がシールドされていないため、シールド性を十分に確保できないという問題もあった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、光ファイバケーブルと受発光素子との光軸合わせの精度やシールド性能を向上させた光電変換コネクタおよびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ファイバケーブルの両端にそれぞれ接続される光電変換コネクタであって、略円筒状であって周面に係止突起が突設され、中央のファイバ挿通孔に光ファイバケーブルの端部を挿入した状態で固定したフェルールと、フェルールの先端側が挿入される挿入孔、当該挿入孔に挿入したフェルールを一方向に回転させた際にフェルールの挿入方向において係止突起と係止することでフェルールの抜止を行う抜止手段、および、係止突起の回転範囲の途中に設けられ係止突起と係止することでフェルールの反対方向への回転を規制する逆回転防止手段を具備したフェルール保持部材と、射出成形回路部品からなりフェルール保持部材に保持されたフェルールに対向させて光電変換を行う受発光素子が前面に実装されるとともに、プリント基板の導電パターンに接続するための配線パターンが底面に形成された光電変換ブロックと、フェルール保持部材および光電変換ブロックを覆い、フェルールが接続される部位に少なくとも開口部が設けられた金属シェルとを備え、受発光素子として、受光素子が光電変換ブロックの前面の片側に、発光素子が光電変換ブロックの前面の他側にそれぞれ実装され、フェルール保持部材には、受光素子および発光素子にそれぞれ対応して挿入孔と抜止手段と逆回転防止手段とを設けてあり、受光素子に対応するフェルールと、発光素子に対応するフェルールとで接続時の回転方向を逆方向とすることによって、光ファイバケーブルの両端にそれぞれ取り付けられる光電変換コネクタのうち、一方の光電変換コネクタの受光素子に対応するフェルールの回転方向と、当該フェルールに光ファイバケーブルを介して接続される他方の光電変換コネクタの発光素子に対応するフェルールの回転方向を同じ方向としたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、フェルール保持部材が導電性を有する材料により形成され、金属シェルに、フェルール保持部材と弾接する弾接ばねを設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の発明において、フェルールが導電性を有する材料により形成されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1つの発明において、受発光素子として受光素子および発光素子を光電変換ブロックに実装し、受光素子および発光素子の実装部位の間を仕切る隔壁を光電変換ブロックに設けるとともに、隔壁の表面に金属シェルに電気的に接続されるシールドパターンを形成し、金属シェルにおける隔壁とプリント基板との間の部位にプリント基板のグランドパターンに電気的に接続するためのアース端子を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1つの発明において、金属シェルに、光電変換ブロックの表面に形成されたシールドパターンと弾接する弾接ばね片を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1つの発明において、フェルール保持部材における光電変換ブロックとの対向部位に嵌合孔を設けるとともに、光電変換ブロックに嵌合孔内に嵌入される嵌合突起を設け、当該嵌合突起を、接着剤を注入するための凹部が間に設けられた2つの突起で構成したことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1つの発明において、フェルール保持部材における光電変換ブロックとの対向部位にフェルール保持部材を貫通する接着剤注入用の貫通孔が設けられ、光電変換ブロックにおいて貫通孔に対応する部位に貫通孔よりも開口面積の大きい接着剤注入用穴が形成されたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れか1つの発明において、フェルールの周面に回転位置を表示するための表示突起を形成すると共に、フェルール保持部材における挿入孔の周部に、表示突起の回転範囲を表示する回転範囲表示手段を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の光電変換コネクタの製造方法において、嵌合孔内に嵌合突起を嵌入させた状態でフェルール保持部材と光電変換ブロックとを当接させた後、嵌合突起を構成する2個の突起の間の凹部に接着剤を注入してフェルール保持部材と光電変換ブロックとを接着固定することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1乃至の何れか1項に記載の光電変換コネクタの製造方法において、ファイバ挿通孔の一端側の周部に光ファイバケーブルよりも径の大きい接着剤逃がし穴が形成されたフェルールに、ファイバ挿通孔の他端側から光ファイバケーブルの端部を挿入し、ファイバ挿通孔の一端側の接着剤逃がし穴に光ファイバケーブルの端部を突出させた状態で、ファイバ挿通孔の他端側から接着剤を注入し、光ファイバケーブルをフェルールに接着固定することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、光ファイバケーブルを固定したフェルールは、フェルール保持部材の挿入孔内に挿入され、フェルールを一方向に回転させることによって係止突起と抜止手段とが係止して抜止が行われ、さらに係止突起が逆回転防止手段と係止することでフェルールの逆回転を防止するようになっており、フェルールを回転させても光ファイバケーブルの光軸と受発光素子の光軸との相対的な位置関係は変化しないので、光軸合わせの精度を向上させた光電変換コネクタを実現できるという効果がある。しかも、フェルール保持部材と光電変換ブロックとを覆う金属シェルには、少なくともフェルールが挿入される部位に開口部を設ければ良いので、開口部を小さくすることでシールド性能を向上させた光電変換コネクタを実現できるという効果もある。また光ファイバケーブルの両端に本願の光電変換コネクタをそれぞれ取り付ける場合、一方の光電変換コネクタの受光素子に対するフェルールの回転方向と、そのフェルールに光ファイバケーブルを介して接続される他方の光電変換コネクタの発光素子に対するフェルールの回転方向とが同じ方向になり(つまり光ファイバケーブルの回転方向が同じ方向になり)、使用時に光ファイバケーブル及びフェルールにねじれの力がかからないので、フェルールが回転して光電変換ブロックから外れるのを防止でき、また光ファイバケーブルをフェルールに固定した部位にねじれの力がかかるのも防止できる。
請求項2の発明によれば、導電性を有するフェルール保持部材と金属シェルとを同電位にすることで、高速伝送化に伴う輻射ノイズを低減でき、EMIの改善を図ることができるという効果がある。
請求項3の発明によれば、フェルール保持部材の挿入孔に挿入されるフェルールが導電材料により形成され、このフェルールがフェルール保持部材を介して金属シェルに電気的に接続されるので、フェルールの挿入方向におけるシールド性能を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、受光素子と発光素子との間を、隔壁に設けたシールドパターンにより電気的に分離することができるという効果がある。さらに金属シェルのアース端子が隔壁とプリント基板との間の部位に形成されているので、シールドパターンによるシールド効果を高めて、受光素子と発光素子との間の電気的分離を確実に行えるという効果もある。
請求項5の発明によれば、光電変換ブロックの表面に形成したシールドパターンを金属シェルに電気的に接続することで、シールド性能がさらに向上するという効果がある。
請求項6の発明によれば、嵌合突起を構成する2つの突起の間に凹部を設けることで、接着剤の注入量を増やし、接着の信頼性を向上させることができるという効果がある。また、凹部を設けることで接着剤の充填が容易になるという効果もある。
請求項7の発明によれば、フェルール保持部材の貫通孔を通して接着剤注入用穴に注入された接着剤の一部が貫通孔の周縁部に接着されるので、接着面積を増やして、接着強度を高めることができる。
請求項の発明によれば、フェルールに設けた表示突起とフェルール保持部材に設けた回転範囲表示手段とをもとに、フェルールをどれくらい回転させれば固定できるのかが判りやすくなり、接続作業の作業性が向上するという効果がある。
請求項の発明によれば、嵌合突起を構成する2つの突起の間の凹部に接着剤を注入することで、接着剤の注入量を増やして、接着強度を向上させることができるという効果がある。
請求項10の発明によれば、ファイバ挿通孔に注入した接着剤を接着剤逃がし穴に逃がすことで、光ファイバケーブルの先端面に接着剤が付着するのを防止できるという効果がある。
以下に、本発明の実施の形態を図1〜図19に基づいて説明する。尚、以下の説明では特に断りが無いかぎり、図1(a)における上下の向きをそれぞれ上向き及び下向きと規定し、左斜め上方の向きを左向き、右斜め下方の向きを右向き、左斜め下方の向きを前向き、右斜め上方の向きを後向きと規定して説明を行う。
本実施形態の光電変換コネクタは、図1(a)に示すように、光ファイバケーブル1の端部に固定されたフェルール10と、フェルール10が着脱自在に接続されるフェルール保持部材(フェルールホルダ)20と、射出成形回路部品(MID)からなり、フェルール10の軸方向においてフェルール保持部材20と並べて配置され、射出成形品からなる光学基台31に電気回路を形成すると共に受光素子又は発光素子などの電子部品を実装して形成された光電変換ブロック30と、フェルール保持部材20および光電変換ブロック30の表面の略全体を覆う金属シェル40(下シェル50および上シェル60からなる)とを備えている。
フェルール10は図1及び図3に示すように導電性を有する合成樹脂により略円筒状に形成されており、中央のファイバ挿通孔11に光ファイバケーブル1を挿通した後、接着剤などにより光ファイバケーブル1が固定される。フェルール10の前半部(図1中の右斜め上側)は、後半部に比べて細径に形成されており、この細径部12の周面には径方向に向かってそれぞれ突出する一対の係止突起13が対角の位置に突設されている。またフェルール10の大径部14の周面には、軸方向において係止突起13,13とそれぞれ並ぶ位置に係止突起13,13の位置表示を行う突条15,15(表示突起)が突設されている。
このフェルール10に光ファイバケーブル1を固定するに当たっては、図11に示すようにフェルール10のファイバ挿通孔11内に大径部14側から光ファイバケーブル1を挿入し、光ファイバケーブル1のコア1aをファイバ挿通孔11の反対側(細径部12側)の開口部から露出させた状態で、ファイバ挿通孔11の大径部14側の開口部から接着剤を流し入れ、接着剤を硬化させることによって、光ファイバケーブル1をフェルール10内に接着固定する。ここで、ファイバ挿通孔11の細径部12側はコア1aよりもやや大きな内径に形成されているが、ファイバ挿通孔11の細径部12側の開口端には、他の部位よりも大径の丸穴状の凹部16(接着剤逃がし穴)を設けており、凹部16の内壁とコア1aとの間に接着剤を逃がす隙間を形成しているので、接着時にコア1aの先端を凹部16内に突出させておくことで、コア1aの先端に接着剤が付着するのを防止することができる。なお、図12に示すようにコア1aをフェルール10の先端から所定の長さだけ突出させた状態で光ファイバケーブル1をフェルール10に接着した後に、フェルール10に固定された光ファイバケーブル1のコア1aを受け台80に載置し、コア1aを挟み治具81で挟持して、引っ張りながら、ダイアモンドカッター82を用いてフェルール10の先端面でコア1aを切断するようにしても良く、切断後にコア1aを接着するので接着剤がコア1aの先端に付着することはない。また、コア1aの切断後は、コア1aに引張力が加えられなくなるので、コア1aがフェルール10の内部に若干戻り、コア1aの先端がフェルール10の先端面よりも内側に後退するため、コア1aの先端が汚れたり、先端が欠損するのを防止することができる。
なお、光ファイバケーブル1のフェルール10への固定方法を接着に限定する趣旨のものではなく、他の固定方法を用いても良い。例えば図13に示すようにフェルール10の大径部14に、ファイバ挿通孔11の軸方向と略直交する方向からファイバ挿通孔11まで達する切欠14aを形成し、ファイバ挿通孔11内に光ファイバケーブル1を挿通した状態で、切欠14a内に楔17を圧入することによって、楔17とフェルール10との間で光ファイバケーブル1を保持するようにしても良く、光ファイバケーブル1の固定に接着剤を使用しないためコア1aの先端に接着剤が付着することはない。また図14に示すようにフェルール10を金属材料により形成し、ファイバ挿通孔11内に光ファイバケーブル1を挿通した状態でフェルール10の大径部14(図14のC部)をかしめることによって、フェルール10に光ファイバケーブル1を固定しても良く、上述と同様、光ファイバケーブル1の固定に接着剤を使用しないためコア1aの先端に接着剤が付着することはない。
一方、フェルール保持部材20は、図1、図3及び図4に示すように導電性を有する樹脂材料により形成された樹脂成型品からなり、横長の略直方体状であって左右両側面が曲面状に形成された本体部21を有し、この本体部21の長手方向両側部(左右両側部)の後端からはそれぞれ嵌合孔22aを有する鍔部22が側方に向かって突設されている。また本体部21の左右両側部には、それぞれフェルール10の細径部12が挿入される挿入孔23,23が、本体部21を前後方向に貫通して形成されている。また本体部21の前面には、挿入孔23,23の中間部に角孔状の凹部24が形成されており、この凹部24の底壁には本体部21を前後方向に貫通する丸孔24a(貫通孔)が形成されている。
ここで、各挿入孔23の前側の開口部は、フェルール10の細径部12が挿入される丸孔部23aと、係止突起13,13がそれぞれ挿入される角孔部23b,23bとが連続した形状に形成されている。2つの角孔部23b,23bは丸孔部23aを間にして対角の位置に配置されており、前面から見て左側の挿入孔23では2つの角孔部23bが右斜め下向きに傾斜する直線上に配置され、右側の挿入孔23では2つの角孔部23bが右斜め上向きに傾斜する直線上に配置されている。
一方、挿入孔23の後側の開口部は、図3(a)〜(c)に示すようにフェルール10の細径部12が挿入される丸孔部23aと、フェルール10の係止突起13が挿入される角孔部23b,23bと、角孔部23b,23bを通して挿入された係止突起13,13がフェルール10の回転に伴って移動する前面視略扇形の係止凹部23c,23cとが連続して形成された形状となっており、各係止凹部23cの内周壁には内側に突出してフェルール10の回転止めを行う逆回転防止突起23dが突設されている。なお、前面から見て左側の挿入孔23では、各係止凹部23cは、フェルール10を前面から見て左回りに回転させた際に角孔部23b内に挿入された係止突起13が角孔部23bから出て、係止凹部23c内に移動する方向に形成されている。また、前面から見て右側の挿入孔23では、各係止凹部23cは、フェルール10を前面から見て右回りに回転させた際に角孔部23b内に挿入された係止突起13が角孔部23bから出て移動する方向に形成されている。而して、フェルール10をフェルール保持部材20の挿入孔23内に挿入して回転固定する際に、左右の挿入孔23で接続するフェルール10の回転方向を反対方向(図5(b)の回転方向C1,C2)にできる。したがって、光ファイバケーブル1の両端に本実施形態の光電変換コネクタをそれぞれ取り付ける場合、一方の光電変換コネクタの受光素子71に対するフェルール10の回転方向と、そのフェルール10に光ファイバケーブル1を介して接続される他方の光電変換コネクタの発光素子72に対するフェルール10の回転方向とが同じ方向になり(つまり光ファイバケーブル1の回転方向が同じ方向になり)、使用時に光ファイバケーブル1及びフェルール10にねじれの力がかからないので、フェルール10が回転して光電変換ブロック30から外れるのを防止でき、また光ファイバケーブル1をフェルール10に固定した部位にねじれの力がかかるのも防止できる。なお本実施形態では、左右の挿入孔23に接続されるフェルール10をそれぞれ外向きに回転させることでフェルール10を固定しているが、それぞれ内向きに回転させることでフェルール10を固定する構造としても良い。
またフェルール10の大径部14には、係止突起13の位置を示す突条15が突設されているので、図4(a)に示すように本体部21の前面における挿入孔23の周縁部に、突条15の回転移動範囲を示すマーカ26(回転範囲表示手段)を印刷などの方法で形成しても良く、フェルール10をフェルール保持部材20の挿入孔23内に挿入して回転固定する際に、突条15がマーカ26の一端側から他端側へ移動するまでフェルール10を回転させれば、フェルール10の係止突起13が逆回転防止突起23dを乗り越えて、フェルール10の逆回転が規制され、その結果フェルール10がフェルール保持部材20に固定されるので、フェルール10をどこまで回転させれば固定できるのかが判りやすくなり、接続作業がやりやすくなる。
また光電変換ブロック30は、図9、図10及び図15に示すようにMID(Molded Interconect Device)技術を用いて形成され、例えば射出成形品からなる横長の直方体状の光学基台31の表面に銅の薄膜を形成し、レーザビームによりパターニングを施して、不要な部分をエッチングにより除去し、例えばニッケル・金の順番で電気めっきを行うことによって配線パターンを形成した後、受光素子71や発光素子72やその他の電気部品を実装することによって形成される。
ここで、光学基台31の前面(フェルール保持部材20との対向面)には、フェルール保持部材20に保持されたフェルール10,10にそれぞれ対応する部位に受発光素子を実装するための実装用凹部32a,32aが形成されており、一方(図1中左側)の実装用凹部32aの底面にはフォトダイオードのような受光素子71が、他方(右側)の実装用凹部32aの底面には発光ダイオードのような発光素子72がそれぞれ実装されている。各実装用凹部32a,32aの底部には両面電極タイプの受光素子71および発光素子72がそれぞれ面実装されその裏面電極に電気的に接続される幅広の実装パターン38a,38aと、受光素子71および発光素子72の上面電極にそれぞれボンディングワイヤ(図示せず)を介して電気的に接続される電極パッド38b,38bとが形成されている。一方、光学基台31の後面には、実装用凹部32a,32aの裏側部に実装用凹部32b,32bが設けられ、各実装用凹部32b,32bには受光素子71からの入力信号、発光素子72への出力信号の信号処理をそれぞれ行う集積回路(IC)73,74が実装されており、受光素子71の両側電極に電気的に接続された実装パターン38aおよび電極パッド38bと集積回路73との間、発光素子72の両側電極に電気的に接続された実装パターン38aおよび電極パッド38bと集積回路74との間はそれぞれ光学基台31に設けたスルーホール39を介して電気的に接続されている。
上述のように光学基台31において左側の実装用凹部32aには受光素子71が実装され、右側の実装用凹部32aには発光素子72が実装されているので、受光側と発光側との間を確実にシールドするために、光学基台31の前面において左右の実装用凹部32a,32aの間を仕切る隔壁31cの前面にシールドパターン35cを形成するとともに、このシールドパターン35cに連続するシールドパターン35a,35bを光学基台31の上下両面の前面寄りに形成してある。ここで、シールドパターン35a,35bは実装用凹部32a,32aの左右の端よりも外側まで形成されている。
なお、受光素子71が面実装される実装パターン38aは、図15(a)(b)に示すように対応する集積回路73の実装部位と前後方向において重なる領域に少なくとも形成されているので、集積回路73を光学基台31に実装する際の荷重を実装パターン38aが形成されている領域全体で均等に受けることができ、集積回路73の実装が確実に行えるようになっている。同様に発光素子72が面実装される実装パターン38aも、対応する集積回路74の実装部位と前後方向において重なる領域に少なくとも形成されているので、集積回路74を光学基台31に実装する際の荷重を実装パターン38aが形成されている領域全体で均等に受けることができ、集積回路74の実装が確実に行えるようになっている。
また、光学基台31の前面には、図6及び図15(a)に示すようにフェルール保持部材20の鍔部22に設けた嵌合孔22a内に嵌入される2個1組の嵌合突起33a,33bが左右両側に1組ずつ突設されている。上側の嵌合突起33aは上面が曲面に形成され、下側の嵌合突起33bは下面が平面に形成されており、嵌合孔22aも図6(c)に示すように上側の左右の角に丸みを持たせたような形状に形成されているので、フェルール保持部材20の左右を間違えて光学基台31に取り付けてしまうのを防止している。なお各組の嵌合突起33aと嵌合突起33bとの間には、塗布された接着剤が充填される凹部33cが設けられており、この凹部33cの幅は嵌合突起33a,33bよりも幅広に形成されている。
また、光学基台31の底面の後側には、図10、図15及び図16に示すように、それぞれ下方に突出する突台部31aが左右両側部および中央部に突設されており、各突台部31aの下面は略同一の高さ位置に形成されている。各突台部31aは、後述する下シェル50の底板部52よりも後側に位置し、下シェル50の開口55を通して下方に突出している。そして、各突台部31aの下面にはプリント基板(図示せず)の導電パターンに接続するための半田付け端子となる配線パターン37が複数形成されている。ここで、中央の突台部31aには5本の配線パターン37が形成されており、この内の中央の配線パターン37は、光学基台31の後面から上面にかけて形成された導電パターン35dを介して、光学基台31の上面のシールドパターン35aに電気的に接続されている。また中央の突台部31aに形成された他の4本の配線パターン37の内、前方から見て左側の2本の配線パターン37と左側の突台部31aに形成された2本の配線パターン37は受光側の集積回路73への入出力用の端子となり、中央の突台部31aに形成された残りの2本の配線パターン37と右側の突台部31aに形成された2本の配線パターン37は発光側の集積回路74への入力端子となっている。各配線パターン37は、光学基台31の後面の実装用凹部32b,32bから突台部31aの下面を通って突台部31aの前面側に形成された傾斜面31bまで延長形成されており、プリント基板にコネクタを半田付けする際に傾斜面31bに形成された配線パターン37にも半田を接合させることで、半田のバックフィレットを形成でき、半田付け強度を高めることができる。また、図17に示すように、各配線パターン37に半田ボール36を形成することによって、平坦度の改善を図ることができ、各配線パターン37をプリント基板のパターンに確実に半田付けすることができる。また、図18に示すように、光学基台31の突台部31aにおいて配線パターン37が形成される部位にV字状の溝を形成することによって、配線パターン37に断面V字状の凹溝37aを形成しても良く、配線パターン37をプリント基板に半田付けする際に半田の接合面積を増やして、半田付け強度を高めることができる。なお、光学基台31に形成される配線パターン37を電気めっきにより形成した場合、配線パターン37には、配線パターン37に給電するためのパターン(給電パターン)75がつながっているが、図19に示すように光学基台31に形成される給電パターンの内、不要な給電パターン75(図中の斜線部分)はカットしてあり、不要な給電パターン75を取り除くことによって、ノイズの発生を低減することができる。
次に金属シェル40について説明する。金属シェル40は、互いに連結されたフェルール保持部材20および光電変換ブロック30の下面側を覆う下シェル50と、上面側を覆う上シェル60とを結合して構成される。なお、下シェル50と上シェル60とを結合したときにできる開口部の一部(前面側の開口部)が、フェルール10を接続するための開口部となっている。
下シェル50は、互いに連結された光学基台31およびフェルール保持部材20の本体部21を除く側面を覆う側板部51と、側板部51の左右両側部の下縁間を連結する底板部52とを一体に有して、後側の側板部51と底板部52との間に開口55が形成されており、左右の側板部51には側方に突出する結合突起53が突設されている。また、底板部52の左右両側部の前後両側および左右方向中央部の前側縁には、プリント基板(図示せず)に実装する際にプリント基板のグランドパターンに接続される複数個(例えば5個)の半田付け端子54が一体に形成されており、各半田付け端子54と光学基台31の突台部31aの下面とは略同一の高さ位置に配置されている。ここで、フェルール保持部材20と光学基台31とを下シェル50に取り付けた際に、底板部52が光学基台31の下面のシールドパターン35bと接触するので、下シェル50の半田付け端子54をプリント基板のグランドパターンに半田付けすることによって、光学基台31のシールドパターン35a〜35cが接地されるのであるが、側板部51の前側縁には光学基台31の前面に設けたシールドパターン35cの略下側位置、つまり隔壁31cとプリント基板との間の部位に半田付け端子54(アース端子)を設けているので、この半田付け端子54をプリント基板のグランドパターンに接続することで、光学基台31前面のシールドパターン35cを確実に接地することができ、シールド効果を高めて、受光素子71と発光素子72との間を電気的分離を確実に行うことができる。
また上シェル60は、フェルール保持部材20および光学基台31の上側面を覆う天板部61と、天板部61の左右両側辺からそれぞれ下方に突出する側板部62と、天板部61の前側縁中央部から前方に向かって突出する突出片63と、突出片63の左右両側縁から下方に延出形成されて、フェルール保持部材20の本体部21を保持する弾接ばね64,64とを一体に有し、左右の側板部62には下シェル50の結合突起53が係止する結合孔65,65が穿設されている。また上シェル60の天板部61には、光学基台31の上面に設けたシールドパターン35aに弾接する弾接ばね片66,66が、天板部61の左右両側部を切り起こすことによって形成されている。また、弾接ばね片66,66は、光学基台31を下シェル50に当接させ、この状態で光学基台31の下面に形成された配線パターン37が下シェル50の半田付け端子54の高さと略同一高さとなるように構成されている。
次に、本実施形態の光電変換コネクタの製造方法について説明する。先ず微細複合加工技術(所謂MIPTEC)を用いて光電変換ブロック30を形成した後、図6(a)に示すように光学基台31の嵌合突起33a,33bとフェルール保持部材20の嵌合孔22aとの位置を合わせた状態でフェルール保持部材20を光学基台31に近づけて、光学基台31の前面にフェルール保持部材20の後面を当接させる(図6(b)参照)。この時、嵌合孔22a内に嵌合突起33a,33bを嵌入させることによって、フェルール保持部材20と光学基台31とが相対的に位置決めされる。なお、鍔部22の嵌合孔22aは下側が角孔形状で上側が丸孔形状に形成されており、嵌合突起33a,33bも上側の嵌合突起33aの上面は曲面形状に、下側の嵌合突起33bの下面は平面形状に形成されているので、正規の状態から鍔部22,22の左右を入れ替えた状態で、フェルール保持部材20を光学基台31に近づけたとしても、嵌合突起33a,33bを嵌合孔22a内に嵌入させることはできず、フェルール保持部材20の付け間違いを防止することができる。
そして、光学基台31の前面にフェルール保持部材20の後面を当接させた状態で、嵌合突起33a,33bの間の凹部33cと凹部24とに接着剤を充填して、硬化させると、光学基台31とフェルール保持部材20とが接着剤により結合される。ここで、鍔部22の嵌合孔22a内に嵌入される嵌合突起は、嵌合突起33a,33bとの2つに分けられ、嵌合突起33a,33bの間の凹部33cは深さが深く、また嵌合突起33a,33bよりも幅広に形成されているので、接着剤の注入量を増やして接着強度を高めることができ、且つ、接着剤の充填が容易になるという利点がある。また光学基台31の前面には、フェルール保持部材20の丸孔24aに対応する部位に、丸孔24aよりも径の大きい(つまり開口面積の大きい)丸穴状の凹部34(接着剤注入用穴)を設けているので、凹部24内に充填された接着剤は丸孔24aを通って凹部34内に充填されることになる。ここで、図7(a)(b)に示すように凹部34に比べて丸孔24aの径は小さく(つまり開口面積が小さく)設定されているので、凹部34内に充填された接着剤の一部が、フェルール保持部材20の後面における丸孔24aの周縁部に接着されることになり、接着剤による接着面積を増やして、フェルール保持部材20と光学基台31との接着強度を高めることができる。
次に、接着固定されたフェルール保持部材20および光学基台31を、フェルール保持部材20を前側にして、下シェル50の側板部51で囲まれる空間に上側から挿入した後、上シェル60を上側から被せ、上シェル60の左右の側板部62を下シェル50の左右の側板部51の外側に重ねて配置し、結合突起53を結合孔65に係止させることで、下シェル50と上シェル60とを結合する。このとき、光学基台31の下面に突設した突台部31aは、下シェル50の下側の開口55から下方に突出する。また上シェル60の弾接ばね片66,66が、光学基台31の上側のシールドパターン35aに弾接するので、光学基台31の下側のシールドパターン35bが下シェル50に押圧されて、シールドパターン35a,35bがそれぞれ上シェル60および下シェル50に電気的に接続される。また上シェル60の弾接ばね64,64が、図8に示すように導電性材料により形成されたフェルール保持部材20の本体部21を両側から挟持するので、本体部21を上シェル60に電気的に接続することができる。而して下シェル50と上シェル60とを結合した状態では、光学基台31のシールドパターン35a〜35cが金属シェル40に電気的に接続されると共に、フェルール保持部材20が上シェル60を介して金属シェル40に電気的に接続されるのである。
本実施形態の光電変換コネクタでは、光ファイバケーブル1を固定したフェルール10は、フェルール保持部材20の挿入孔23内に挿入され、フェルール10を一方向に回転させることによって係止突起13と係止凹部23cの底部とが係止して抜止が行われ、さらに係止突起13が逆回転防止突起23dと係止することでフェルール10の逆回転を防止するようになっており、フェルール10を回転させても光ファイバケーブル1の光軸と受発光素子(受光素子71および発光素子72)の光軸との相対的な位置関係は変化しないので、光軸合わせの精度を向上させた光電変換コネクタを実現できる。しかも、フェルール保持部材20と光電変換ブロック30とを覆う金属シェル40には、少なくともフェルール10が挿入される部位に開口部を設ければ良いので、開口部を小さくすることでシールド性能を向上させた光電変換コネクタを実現できるという効果もある。
また、フェルール保持部材20の本体部21に金属シェル40(上シェル60)の弾接ばね64が弾接するので、導電性を有するフェルール保持部材20と金属シェル40とを同電位にすることで、高速伝送化に伴う輻射ノイズを低減でき、EMIの改善を図ることができる。また、フェルール保持部材20の挿入孔23に挿入されるフェルール10も導電材料により形成されており、このフェルール10がフェルール保持部材20を介して金属シェル40に電気的に接続されるので、フェルール10の挿入方向におけるシールド性能を向上させることができる。なお、フェルール10およびフェルール保持部材20は導電性を有する合成樹脂により形成しているが、絶縁性を有する合成樹脂によりフェルール10およびフェルール保持部材20を形成し、その表面に導電材料からなるめっき層を形成することで、フェルール10およびフェルール保持部材20に導電性を持たせても良い。また金属シェル40(上シェル60)の弾接ばね片66が光学基台31の上面に形成したシールドパターン35aと弾接することで、シールドパターン35a〜35cと金属シェル40とを電気的に接続することができ、シールド性能をさらに向上させることができる。
そして、この状態で光ファイバケーブル1が固定されたフェルール10の細径部12を、図5に示すように係止突起13と角孔部23bの位置を合わせた状態で挿入孔23内に挿入した後、突条15がマーカ26の他端側へ移動するまで大径部14を回転させると、フェルール10の係止突起13が逆回転防止突起23dを乗り越えて、フェルール10の逆回転が規制され、フェルール10がフェルール保持部材20に保持される(図3及び図4参照)。この時、フェルール10に固定された光ファイバケーブル1の先端面が受光素子71の受光面或いは発光素子72の発光面に対向して配置され、光ファイバケーブル1と受光素子71又は発光素子72との間で光電変換が行われる。また、フェルール10をフェルール保持部材20から取り外す際には、フェルール10を取付方向と反対方向に回転させると、係止突起13が逆回転防止突起23dを乗り越えて角孔部23b内に移動するので、係止凹部23cと係止突起13との係止が解除されて、フェルール10を容易に引き抜くことができる。
なお、本発明の精神と範囲に反することなしに、広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は、特定の実施形態に制約されるものではない。
本実施形態の光電変換コネクタの分解斜視図である。 同上の外観斜視図である。 (a)(b)はフェルールの回転固定構造を説明する説明図、(c)はフェルール保持部材の要部拡大図である。 (a)(b)はフェルールとフェルール保持部材との嵌合状態を説明する説明図である。 (a)(b)はフェルールの取付方法を説明する説明図である。 (a)(b)はフェルール保持部材と光学基台との接着固定構造を説明する説明図、(c)はフェルール保持部材の要部拡大図である。 (a)は同上の要部拡大正面図、(b)はB−B断面図である。 同上の正面図である。 同上の光学基台と上シェルとのアース構造の説明図である。 同上の光学基台と下シェルとのアース構造の説明図である。 同上のフェルールに光ファイバケーブルを固定する方法の説明図である。 同上のフェルールに固定した光ファイバケーブルの切断方法の説明図である。 同上のフェルールに光ファイバケーブルを固定する他の方法の説明図である。 同上のフェルールに光ファイバケーブルを固定するまた別の方法の説明図である。 同上の光学基台を示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。 同上の光学基台を示し、(a)は底面図、(b)は右側面図である。 同上の光学基台の背面図である。 同上の光学基台を示し、図15のD部拡大図である。 同上の光学基台の背面図である。 従来の光電変換コネクタを示し、(a)はプラグとレセプタクルを接続する前の状態の説明図、(b)は接続した状態の説明図である。
符号の説明
1 光ファイバケーブル
10 フェルール
11 ファイバ挿通孔
13 係止突起
20 フェルール保持部材
23 挿入孔
23c 係止凹部(抜止手段)
23d 逆回転防止突起(逆回転防止手段)
30 光電変換ブロック
40 金属シェル
50 下シェル
60 上シェル
71 受光素子(受発光素子)
72 発光素子(受発光素子)

Claims (10)

  1. 光ファイバケーブルの両端にそれぞれ接続される光電変換コネクタであって、
    略円筒状であって周面に係止突起が突設され、中央のファイバ挿通孔に光ファイバケーブルの端部を挿入した状態で固定したフェルールと、フェルールの先端側が挿入される挿入孔、当該挿入孔に挿入したフェルールを一方向に回転させた際にフェルールの挿入方向において係止突起と係止することでフェルールの抜止を行う抜止手段、および、係止突起の回転範囲の途中に設けられ係止突起と係止することでフェルールの反対方向への回転を規制する逆回転防止手段を具備したフェルール保持部材と、射出成形回路部品からなりフェルール保持部材に保持されたフェルールに対向させて光電変換を行う受発光素子が前面に実装されるとともに、プリント基板の導電パターンに接続するための配線パターンが底面に形成された光電変換ブロックと、フェルール保持部材および光電変換ブロックを覆い、前記フェルールが接続される部位に少なくとも開口部が設けられた金属シェルとを備え、前記受発光素子として、受光素子が光電変換ブロックの前面の片側に、発光素子が光電変換ブロックの前面の他側にそれぞれ実装され、フェルール保持部材には、受光素子および発光素子にそれぞれ対応して前記挿入孔と前記抜止手段と前記逆回転防止手段とを設けてあり、受光素子に対応するフェルールと、発光素子に対応するフェルールとで接続時の回転方向を逆方向とすることによって、光ファイバケーブルの両端にそれぞれ取り付けられる光電変換コネクタのうち、一方の光電変換コネクタの受光素子に対応するフェルールの回転方向と、当該フェルールに光ファイバケーブルを介して接続される他方の光電変換コネクタの発光素子に対応するフェルールの回転方向を同じ方向としたことを特徴とする光電変換コネクタ。
  2. フェルール保持部材が導電性を有する材料により形成され、金属シェルに、フェルール保持部材と弾接する弾接ばねを設けたことを特徴とする請求項1記載の光電変換コネクタ。
  3. フェルールが導電性を有する材料により形成されたことを特徴とする請求項2記載の光電変換コネクタ。
  4. 前記受発光素子として受光素子および発光素子を光電変換ブロックに実装し、受光素子および発光素子の実装部位の間を仕切る隔壁を光電変換ブロックに設けるとともに、前記隔壁の表面に前記金属シェルに電気的に接続されるシールドパターンを形成し、前記金属シェルにおける前記隔壁とプリント基板との間の部位にプリント基板のグランドパターンに電気的に接続するためのアース端子を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光電変換コネクタ。
  5. 前記金属シェルに、前記光電変換ブロックの表面に形成されたシールドパターンと弾接する弾接ばね片を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の光電変換コネクタ。
  6. フェルール保持部材における光電変換ブロックとの対向部位に嵌合孔を設けるとともに、光電変換ブロックに前記嵌合孔内に嵌入される嵌合突起を設け、当該嵌合突起を、接着剤を注入するための凹部が間に設けられた2つの突起で構成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光電変換コネクタ。
  7. フェルール保持部材における光電変換ブロックとの対向部位にフェルール保持部材を貫通する接着剤注入用の貫通孔が設けられ、光電変換ブロックにおいて前記貫通孔に対応する部位に前記貫通孔よりも開口面積の大きい接着剤注入用穴が形成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の光電変換コネクタ。
  8. フェルールの周面に回転位置を表示するための表示突起を形成すると共に、フェルール保持部材における前記挿入孔の周部に、前記表示突起の回転範囲を表示する回転範囲表示手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の光電変換コネクタ。
  9. 請求項6記載の光電変換コネクタの製造方法において、嵌合孔内に嵌合突起を嵌入させた状態でフェルール保持部材と光電変換ブロックとを当接させた後、嵌合突起を構成する2個の突起の間の凹部に接着剤を注入してフェルール保持部材と光電変換ブロックとを接着固定することを特徴とする光電変換コネクタの製造方法。
  10. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の光電変換コネクタの製造方法において、ファイバ挿通孔の一端側の周部に光ファイバケーブルよりも径の大きい接着剤逃がし穴が形成された前記フェルールに、ファイバ挿通孔の他端側から光ファイバケーブルの端部を挿入し、ファイバ挿通孔の一端側の接着剤逃がし穴に光ファイバケーブルの端部を突出させた状態で、ファイバ挿通孔の他端側から接着剤を注入し、光ファイバケーブルをフェルールに接着固定することを特徴とする光電変換コネクタの製造方法。
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